JP2009131137A - 回転電機用ヨークの製造方法および回転電機 - Google Patents

回転電機用ヨークの製造方法および回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】プレス加工時に使用するプレス油を外部に確実に排出させて軸受面の表面粗度を安定して平滑化できるようにし、特性にばらつきが生じ難い回転電機用ヨークの製造方法を提供する。
【解決手段】椀状部成形工程で椀状部60を成形するとともに軸受面成形工程で軸受面21bを成形するようにした。これにより、軸受面成形工程において、ヘッド駒58に椀状部60の頂部Pを接触させた後に当該接触部分からその周囲に向けて放射状にプレス油を追いやることができる。したがって、ヘッド駒58とワークWの底部との間に残留するプレス油を無くして軸受面21bの表面粗度の平滑化を図ることが可能となり、ひいては、特性にばらつきが生じ難いヨーク21を製造することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、有底筒状に形成され底部にアーマチュア軸の端部を回転自在に支持する軸受面を備えた回転電機用ヨークの製造方法に関する。
従来、電動モータ等の回転電機に用いられる回転電機用ヨークは有底筒状に形成され、その内部にはアーマチュアおよびアーマチュア軸が回転自在に設けられている。回転電機用ヨークの底部には、アーマチュア軸の端部を回転自在に支持する軸受面が設けられ、この軸受面は、アーマチュア軸との摩擦抵抗(回転抵抗)を低減して異常摩耗を抑制すべく、その表面粗度を回転電機用ヨークの他の部分に比して平滑化することが望まれている。
回転電機用ヨークは、磁性材料よりなる鋼板を深絞り成形等のプレス加工を施すことにより有底筒状に成形され、鋼板をプレス加工する際には、金型と鋼板との摩擦抵抗を抑えて金型による鋼板の変形を容易にするために加工油(プレス油)が用いられている。そして、回転電機用ヨークとなるワークにプレス油を塗布(あるいは散布)するとともに、ワークの底部に軸受面を形成するための上下型を相対移動させ、当該上下型により比較的大きな荷重をワークの底部に負荷して平滑化された軸受面を成形するようにしている。
このように製造される回転電機用ヨークとしては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1に記載された技術は、ワークの底部の内側に下型としての可動絞りパンチを配置するとともに、ワークの底部の外側に上型としての頭部成形ブロックを配置し、可動絞りパンチおよび頭部成形ブロックにおける双方の平坦部を、ワークの底部に対向するよう突き合わせることにより軸受面を平滑に仕上げるようにしている。
特開2003−32940号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された回転電機用ヨークの製造方法によれば、上下型(頭部成形ブロックおよび可動絞りパンチ)の各平坦部を突き合わせる際に、各平坦部がその全面でワークの底部の内側と外側とに接触し、その状態のもとで上下型には大きな荷重が負荷されることになる。したがって、上下型とワークの底部との間には、非圧縮性流体であるプレス油が残留し、当該プレス油の行き場が無くなってその場に閉じこめられてしまう。この場合には、下型よりも柔らかい軸受面の表面粗度が粗くなってアーマチュア軸との回転抵抗が増大するばかりか、プレス油の残留量が製品毎に不規則に異なることに起因して、製品毎の表面粗度にばらつきが生じ、ひいては組み立て終えた回転電機の特性が不安定になるという問題が生じ得る。
本発明の目的は、プレス加工時に使用するプレス油を外部に確実に排出させて軸受面の表面粗度を安定して平滑化できるようにし、特性にばらつきが生じ難い回転電機用ヨークの製造方法を提供することにある。
本発明の回転電機用ヨークの製造方法は、有底筒状に形成され底部にアーマチュア軸の端部を回転自在に支持する軸受面を備えた回転電機用ヨークの製造方法であって、鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に凹部を有する第1内型を配置するとともに、前記ワークの外側に凸部を有する第1外型を配置し、前記第1内型と前記第1外型とを相対移動させることにより前記凹部と前記凸部とを突き合わせて前記ワークの底部に当該ワークの内側に向けて突出する椀状部を成形する第2成形工程と、前記第2成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する第2内型を配置するとともに、前記ワークの外側に平坦部を有する第2外型を配置し、前記第2内型と前記第2外型とを相対移動させることにより前記各平坦部を突き合わせて前記軸受面を成形する第3成形工程とを有することを特徴とする。
本発明の回転電機用ヨークの製造方法は、有底筒状に形成され底部にアーマチュア軸の端部を回転自在に支持する軸受面を備えた回転電機用ヨークの製造方法であって、鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する内型を配置するとともに、前記ワークの外側に先細りの凸部を有する外型を配置し、前記内型と前記外型とを相対移動させることにより前記平坦部と前記凸部とを突き合わせて前記軸受面を成形する第2成形工程とを有することを特徴とする。
本発明の回転電機は、有底筒状に形成され底部に軸受面を有するヨークと、前記ヨーク内に回転自在に設けられるアーマチュアと、前記アーマチュアの回転中心に固定され端部が前記軸受面に支持されるアーマチュア軸と、前記アーマチュア軸の回転を減速して出力する減速機構と、前記ヨークに接続され前記減速機構を収容するギヤケースとを備えた回転電機であって、前記ヨークを、鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に凹部を有する第1内型を配置するとともに、前記ワークの外側に凸部を有する第1外型を配置し、前記第1内型と前記第1外型とを相対移動させることにより前記凹部と前記凸部とを突き合わせて前記ワークの底部に当該ワークの内側に向けて突出する椀状部を成形する第2成形工程と、前記第2成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する第2内型を配置するとともに、前記ワークの外側に平坦部を有する第2外型を配置し、前記第2内型と前記第2外型とを相対移動させることにより前記各平坦部を突き合わせて前記軸受面を成形する第3成形工程とを経て成形することを特徴とする。
本発明の回転電機は、有底筒状に形成され底部に軸受面を有するヨークと、前記ヨーク内に回転自在に設けられるアーマチュアと、前記アーマチュアの回転中心に固定され端部が前記軸受面に支持されるアーマチュア軸と、前記アーマチュア軸の回転を減速して出力する減速機構と、前記ヨークに接続され前記減速機構を収容するギヤケースとを備えた回転電機であって、前記ヨークを、鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する内型を配置するとともに、前記ワークの外側に先細りの凸部を有する外型を配置し、前記内型と前記外型とを相対移動させることにより前記平坦部と前記凸部とを突き合わせて前記軸受面を成形する第2成形工程とを経て成形することを特徴とする。
本発明に係る回転電機用ヨークの製造方法によれば、第2成形工程で椀状部を成形するとともに第3成形工程で軸受面を成形するようにしたので、第3成形工程において、第2内型に椀状部の頂部を接触させた後に当該接触部分からその周囲に向けて放射状にプレス油を追いやることができる。したがって、第2内型とワークの底部との間に残留するプレス油を無くして軸受面の表面粗度の平滑化を図ることが可能となり、ひいては、特性にばらつきが生じ難い回転電機用ヨークを製造することができる。
本発明に係る回転電機用ヨークの製造方法によれば、第2成形工程で平坦部と先細りの凸部とを突き合わせて軸受面を成形するようにしたので、ワークの底部に対して中心部分からその周囲に向けて荷重を移動させて、内型とワークの底部との間に残留するプレス油を中心部分からその周囲に向けて放射状に追いやることができる。したがって、内型とワークの底部との間に残留するプレス油を無くして軸受面の表面粗度の平滑化を図ることが可能となり、ひいては、特性にばらつきが生じ難い回転電機用ヨークを製造することができる。
本発明に係る回転電機によれば、上記各方法によりヨークを成形するようにしたので、軸受面の表面粗度の平滑化を図ることができる。したがって、減速機構の出力側から伝達される反力によりアーマチュア軸が軸受面に向けて押圧されたとしても、アーマチュア軸のヨークに対する回転抵抗の増大を抑制することができるので、安定した出力特性を得ることが可能となる。
以下、本発明の第1実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は第1実施の形態に係る製造方法により製造されたヨークを有する減速機構付電動モータを示す断面図を、図2は図1のヨークとなるワークの底部に段状部を成形する段状部成形工程を示す工程図を、図3は図2のワークの底部に椀状部を成形する椀状部成形工程を示す工程図を、図4は図3のワークの底部に軸受面を成形する軸受面成形工程を示す工程図を、図5(a),(b),(c)は図4の工程におけるプレス油の流れを説明する説明図を、図6は軸受面の表面粗度の測定方法を説明する説明図を、図7は従前方法による軸受面の表面粗度と第1実施の形態による軸受面の表面粗度とを比較する比較図をそれぞれ表している。
図1に示すように、回転電機としての減速機構付電動モータ10は、自動車等の車両のウィンドガラスを払拭するためのワイパ装置(図示せず)に適用されるものであり、図示しない車両の車体に設けられるピボット軸に装着されたワイパアームを、リンク機構等を介して所定角度範囲で揺動駆動するようになっている。この減速機構付電動モータ10は、モータ部20と減速機構部30とを有しており、これらはモータ部20の外郭をなすヨーク21と減速機構部30の外郭をなすギヤケース31とを、図示しない締結ねじにより接続することで一体化されている。
モータ部20を構成するヨーク21は、磁性材料よりなる鋼板を深絞り成形等のプレス加工を施すことにより有底筒状に形成されており、その底部には段状部21aが形成されている。ヨーク21の内側には、断面が略円弧形状の一対の永久磁石22が対向するよう固定されており、その内側にはアーマチュア23が所定の隙間を介して回転自在に設けられている。アーマチュア23の回転中心にはアーマチュア軸24が固定されており、このアーマチュア軸24の一端側(図中右側)は、段状部21aに装着されたラジアル軸受25により回転自在に支持されている。なお、ラジアル軸受25は、環状の板状ばねよりなる固定部材28により段状部21aの所定箇所に固定されている。
段状部21aの底部、つまりヨーク21の底部には、アーマチュア軸24の一端側の端部を回転自在に支持する軸受面21bが形成されており、この軸受面21bの表面粗度は、アーマチュア軸24の摩擦抵抗(回転抵抗)を低減すべく十分に平滑化されている。
アーマチュア軸24の他端側(図中左側)には、アーマチュア23に近接して整流子26が一体的に設けられており、この整流子26を形成する複数の整流子片26aには、アーマチュア23に巻装されたコイル(図示せず)の端部が接続されている。また、アーマチュア軸24の他端側には、ウォーム27が一体的に形成されており、このウォーム27はギヤケース31の内部にまで延びて設けられている。
減速機構部30を構成するギヤケース31は、例えば、溶融したアルミ材料等を鋳造成型することにより所定形状に形成されており、このギヤケース31のヨーク21側には、ブラシホルダ32を収容するブラシホルダ収容部33が設けられている。ブラシホルダ32には、アーマチュア23に巻装されたコイルに駆動電流を供給するためのブラシ34が装着されており、図示しないコントローラ等からブラシ34に駆動電流を供給することにより各永久磁石22との間で電磁力が発生し、これによりアーマチュア23が回転駆動されるようになっている。
ギヤケース31のブラシホルダ収容部33に近接する部位には、アーマチュア軸24の他端側を回転自在に支持するラジアル軸受35が設けられており、このラジアル軸受35とヨーク21の段状部21aに固定されたラジアル軸受25とによって、アーマチュア軸24を振れること無く回転自在に支持できるようになっている。ギヤケース31の図中左側には、スラスト調整部材36が設けられており、このスラスト調整部材36をギヤケース31に対して進退させることにより、アーマチュア軸24のスラスト方向へのガタを吸収するようになっている。
ここで、スラスト調整部材36は、アーマチュア軸24の他端側の端部に装着されたスチールボール29に点接触するようになっており、これにより、アーマチュア軸24の回転時における両者の摩擦抵抗を低減するようにしている。なお、スラスト調整部材36にねじ結合されるナット37は、スラスト調整部材36のギヤケース31に対する弛み止めを行うものである。
ギヤケース31には、ウォームホイール38が回転自在に設けられており、このウォームホイール38の歯部38aには、ウォーム27が噛み合わされている。ウォームホイール38とウォーム27とは、アーマチュア軸24の回転を減速する減速機構40を構成しており、この減速機構40により減速されたアーマチュア軸24の回転は、高トルク化されてウォームホイール38の回転中心に固定された出力軸38bに伝達されるとともに、出力軸38bの回転は上述したリンク機構に伝達されるようになっている。
ここで、出力軸38bにはリンク機構等を介してワイパアームの反転時や摺動抵抗等に起因する反力が伝達するようになっており、この反力が出力軸38bに伝達されることにより、ウォーム27を介してアーマチュア軸24はスラスト方向に押圧されることになる。したがって、反力によりアーマチュア軸24がスラスト方向に押圧された状態であってもアーマチュア軸24をスムーズに回転駆動できるよう、ヨーク21の底部に形成した軸受面21bの表面粗度は可能な限り平滑化することが望ましい。
次に、減速機構付電動モータ10を構成するヨーク21の製造方法について、図2〜図5を用いて詳細に説明する。ここで、ヨーク21は、段状部成形工程,椀状部成形工程および軸受面成形工程を経て成形されるようになっており、以下、各成形工程について順次説明する。
段状部成形工程は、本発明(請求項1〜4)における第1成形工程を構成しており、この段状部成形工程では、鋼板をプレス加工して成形したワークW(後にヨーク21となる)の底部に段状部21aを成形し、これにより有底筒状のワークWを得るようになっている。
まず、図2に示すように、ワークWをプレス加工装置(図示せず)のベース部材50に載置するとともに、ワークWの内側表面および外側表面にプレス油(図示せず)を塗布または散布する。その後、ワークWにおける底部の内側に、ベース部材50に対して図中上下方向に相対移動可能なパンチ51およびヘッド駒52を臨ませる。また、これと略同時にワークWにおける底部の外側に、ベース部材50に対して図中上下方向に相対移動可能な小径ダイ53およびヘッド駒54を臨ませる。ここで、各ヘッド駒52,54は、それぞれパンチ51および小径ダイ53とは個別に、例えば、油圧シリンダ等の油圧駆動源により駆動可能となっている。
次に、各ヘッド駒52,54を、それぞれ図中矢印に示すようにワークWにおける底部の内側および外側から所定圧で突き当てて、ワークWを保持する。そして、ベース部材50に対してパンチ51,小径ダイ53および大径ダイ55を所定圧で相対移動、具体的にはパンチ51と小径ダイ53とを互いに近接するように移動させ、大径ダイ55をベース部材50に近接するように移動させる。
これにより、ワークWの底部が所定形状に形成されて、ワークWの底部に段状部21aが形成される。なお、ワークWの内側表面および外側表面にはプレス油が付着しているので、ワークWに対して各成形型はスムーズに相対移動できるようになっている。したがって、ワークWの肉厚が不均一になること無くワークWを所定形状に成形することができる。
その後、ベース部材50に対して各ヘッド駒52,54を互いに離間するように動作させて、これにより、ワークWから各ヘッド駒52,54を取り外して次工程としての椀状部成形工程への移行準備が整う。なお、各ヘッド駒52,54を除く他の成形型は、当該状態を保持したままとなっている。
ただし、ヘッド駒52を固定するとともに当該ヘッド駒52に対してワークWを装着し、その後、ヘッド駒54をヘッド駒52に向けて所定圧で押圧してワークWの底部を所定形状に成形することもできる。この場合、ヘッド駒52に対してベース部材50を相対移動可能に設けておき、大径ダイ55の下方への移動によりベース部材50が追従できるようにしておく。
椀状部成形工程は、本発明(請求項1,3)における第2成形工程を構成しており、この椀状部成形工程では、段状部成形工程で使用した各ヘッド駒52,54に換えて、図3に示すように、ワークWの底部に当該ワークWの内側(図中下側)に向けて突出する椀状部60を形成するための各ヘッド駒56,57を使用するようになっている。以下、椀状部成形工程の説明に先立ち、各ヘッド駒56,57の形状について説明する。
ヘッド駒56は本発明における第1内型を構成しており、このヘッド駒56の先端側(図中上側)にはすり鉢状の凹部56aが形成されている。また、ヘッド駒56の中心部分には、軸方向に沿うようにして貫通路56bが設けられており、この貫通路56bの一端側は凹部56aの中心部分に開口され、他端側は外部に開口されている。ヘッド駒57は本発明における第1外型を構成しており、このヘッド駒57の先端側(図中下側)には、当該先端側に向かって徐々に傾斜されてヘッド駒56の凹部56aに入り込めるよう、凹部56aと略同様の形状をなす凸部57aが形成されている。
このように構成される各ヘッド駒56,57は、段状部成形工程において粗加工されたワークWの底部に対して、その内側および外側に配置されて互いに近接するよう相対移動される。各ヘッド駒56,57を駆動し、ヘッド駒56を図に示す所定位置で停止させるとともに、ヘッド駒57をヘッド駒56にさらに近接させる。その後、図中矢印に示すようにヘッド駒57を所定圧Waで駆動することにより、ワークWの底部には、各ヘッド駒56,57の凹部56aおよび凸部57aを突き合わせた形状に倣うようワークWの内側に突出する椀状部60が形成される。なお、ヘッド駒56の貫通路56bには、図中二点鎖線矢印に示すようにワークWの内側におけるエアや余剰のプレス油が外部に向けて流通するようになっている。
次いで、ベース部材50に対して各ヘッド駒56,57を互いに離間するように動作させて、これにより、ワークWから各ヘッド駒56,57を取り外して次工程としての軸受面成形工程への移行準備が整う。なお、各ヘッド駒56,57を除く他の成形型は、当該状態を保持したままとなっている。
ただし、ヘッド駒56を固定するとともに当該ヘッド駒56に対してワークWを装着し、その後、ヘッド駒57をヘッド駒56に向けて所定圧で押圧してワークWの底部に椀状部60を成形することもできる。この場合、ヘッド駒56に対してベース部材50を相対移動可能に設けておき、大径ダイ55の下方への移動によりベース部材50が追従できるようにしておく。
軸受面成形工程は、本発明(請求項1,3)における第3成形工程を構成しており、この軸受面成形工程では、椀状部成形工程で使用した各ヘッド駒56,57に換えて、図4に示すように、ワークWの底部を平滑に仕上げて軸受面21bを成形するための各ヘッド駒58,59を使用するようになっている。以下、軸受面成形工程の説明に先立ち、各ヘッド駒58,59の形状について説明する。
ヘッド駒58は本発明における第2内型を構成しており、このヘッド駒58の先端側(図中上側)には平坦部58aが形成されている。また、ヘッド駒58の中心部分には、軸方向に沿うようにして貫通路58bが設けられており、この貫通路58bの一端側は複数の分岐路58cを介して平坦部58aの外周側に開口され、他端側は外部に開口されている。ヘッド駒59は本発明における第2外型を構成しており、このヘッド駒59の先端側(図中下側)には、ヘッド駒58の先端側の直径寸法よりも小さな直径寸法の円筒部59aが形成されており、その先端側には平坦部59bが形成されている。
このように構成される各ヘッド駒58,59は、椀状部成形工程において粗加工されたワークWの椀状部60(図3参照)に対して、その内側および外側に配置され、図中矢印に示すように所定圧Wbを椀状部60に負荷しつつ、互いに近接するよう相対移動される。なお、所定圧Wbは段状部成形工程における所定圧Waよりも大きな値に設定されている(Wb>Wa)。
各ヘッド駒58,59を駆動すると、図5(a)に示すように椀状部60の内側の頂部Pにヘッド駒58の平坦部58aが接触し、椀状部60の外側にはヘッド駒59の円筒部59aの外周縁部Nが接触する。その後、椀状部60を平坦化すべく各ヘッド駒58,59をさらに突き合わせるよう駆動していくと、図5(b)に示すように椀状部60が徐々に変形していき、椀状部60の頂部Pから図中符号I〜IIIに示すように、椀状部60の平坦部58aに対する接触部分が放射状に拡大されていく。椀状部60と平坦部58aとの接触部分の拡大に伴い、椀状部60の内側に残留したプレス油が、図中矢印i〜iiiに示すように平坦部58aの外周側に放射状に追いやられ、その後、残留したプレス油は、図中二点鎖線矢印に示すように、分岐路58cおよび貫通路58bを介して外部に排出される。
そして、さらに各ヘッド駒58,59を駆動することにより、図5(c)に示すように平滑化された軸受面21bが成形され、軸受面成形工程が完了する。その後、ベース部材50に対して各ヘッド駒58,59を互いに離間するように動作させて、これにより、ワークWから各ヘッド駒58,59を取り外して、後工程としてのヨーク仕上げ工程(図示せず)への移行準備が整う。なお、ヨーク仕上げ工程においては、図1に示すようにヨーク21をギヤケース31に接続するための締結ねじが貫通されるねじ孔等(図示せず)の成形が行われる。
ただし、ヘッド駒58を固定するとともに当該ヘッド駒58に対してワークWを装着し、その後、ヘッド駒59をヘッド駒58に向けて所定圧で押圧してワークWの底部を平滑化することもできる。この場合、ヘッド駒58に対してベース部材50を相対移動可能に設けておき、大径ダイ55の下方への移動によりベース部材50が追従できるようにしておく。
本発明者らは、本実施の形態に係るヨーク21の軸受面21bにおける平滑化具合を確認するため、いくつかのサンプルを作成し、当該各サンプルの軸受面21bにおける表面粗度を測定した。この測定結果について図6および図7を用いて説明する。
図6に示すように、軸受面21bの中心Cを中心とするX方向に4.0mmおよびY方向に4.0mmの大きさの図中破線円Aの範囲について、X方向およびY方向に沿って表面粗度を測定した。その結果、図7に示すように、従前の方法によるサンプルNo.A〜C(従来例)については、その表面粗度の平均値が7.3であった。一方、本実施の形態によるサンプルNo.a1〜c1(実施例)については、その表面粗度の平均値が3.9であった。このように、軸受面21bを成形する過程において、ワークWに付着したプレス油を外部に積極的に排出することが、軸受面21bの表面粗度を平滑化する上で有効であることが判った。
以上のように構成した第1実施の形態に係るヨーク21の製造方法によれば、椀状部成形工程で椀状部60を成形するとともに軸受面成形工程で軸受面21bを成形したので、軸受面成形工程において、ヘッド駒58に椀状部60の頂部Pを接触させた後に当該接触部分からその周囲に向けて放射状にプレス油を追いやることができる。したがって、ヘッド駒58とワークWの底部との間に残留するプレス油を無くして軸受面21bの表面粗度の平滑化を図ることが可能となり、ひいては、特性にばらつきが生じ難いヨーク21を製造することができる。
また、第1実施の形態に係る製造方法により製造されたヨーク21を有する減速機構付電動モータ10によれば、軸受面21bの表面粗度の平滑化を図ることができる。したがって、減速機構40の出力側から伝達される反力によりアーマチュア軸24が軸受面21bに向けて押圧されたとしても、アーマチュア軸24のヨーク21に対する回転抵抗の増大を抑制することができるので、安定した出力特性を得ることが可能となる。
次に、本発明の第2実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図8は第2実施の形態に係る軸受面成型工程を示す工程図を、図9(a),(b),(c)は図8の工程におけるプレス油の流れを説明する説明図を、図10は従前方法による軸受面の表面粗度と第2実施の形態による軸受面の表面粗度とを比較する比較図をそれぞれ表している。なお、上記第1実施の形態と同様の機能を有する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施の形態に係る製造方法は、上記第1実施の形態に比して、椀状部成型工程を省略した点が異なっており、本実施の形態に係る軸受面成型工程は、本発明(請求項2,4)における第2成型工程を構成している。
第2実施の形態に係る軸受面成型工程では、図8に示すように、第1実施の形態におけるヘッド駒59に換えて外型としてのヘッド駒70を使用しており、内型としてのヘッド駒58は第1実施の形態と同じものを使用している。ヘッド駒70の先端側(図中下側)には、ヘッド駒58の先端側の直径寸法よりも小さな直径寸法の円筒部70aが形成されており、その先端側には、ヘッド駒58側(図中下側)に向かうにつれて徐々に小径となるよう先細りに形成される凸部としての頭頂部70bが設けられている。
このように構成されるヘッド駒70は、ヘッド駒58とともに、段状部成形工程(第1成形工程)において粗加工されたワークWの底部に対して、それぞれ外側および内側に配置され、図中矢印に示すように所定圧WbをワークWの底部に負荷しつつ、互いに近接するよう相対移動される。
ヘッド駒58をワークWに対して所定位置で停止させた状態のもとで、ヘッド駒70を駆動すると、図9(a)に示すように、ワークWの底部の外側にヘッド駒70の頭頂部70bが接触する。その後、さらにヘッド駒70をヘッド駒58に突き合わせるよう駆動していくと、図9(b)に示すようにワークWの底部が徐々に変形していき、その結果、図中符号I〜IIIに示すようにヘッド駒70の頭頂部70bによる荷重が放射状に伝達(移動)されていく。この荷重の伝達に伴い、ワークWの底部と平坦部58aとの間の微小隙間Sに残留したプレス油が、図中矢印i〜iiiに示すように平坦部58aの外周側に放射状に追いやられ、その後、残留したプレス油は、図中二点鎖線矢印に示すように、分岐路58cおよび貫通路58bを介して外部に排出される。
そして、さらにヘッド駒70を駆動することにより、図9(c)に示すように平滑化された軸受面21bが成形され、軸受面成形工程が完了する。その後、ベース部材50に対して各ヘッド駒58,70を互いに離間するように動作させて、これにより、ワークWから各ヘッド駒58,70を取り外して、後工程としてのヨーク仕上げ工程への移行準備が整う。
ただし、ヘッド駒58を固定するとともに当該ヘッド駒58に対してワークWを装着し、その後、ヘッド駒70をヘッド駒58に向けて所定圧で押圧してワークWの底部を平滑化することもできる。この場合、ヘッド駒58に対してベース部材50を相対移動可能に設けておき、大径ダイ55の下方への移動によりベース部材50が追従できるようにしておく。
本発明者らは、本実施の形態に係るヨーク21の軸受面21bにおける平滑化具合についても確認した。その結果、本実施の形態によるサンプルNo.a2〜c2(実施例)の表面粗度は、図10に示すように3.7となった。
以上のように構成した第2実施の形態に係るヨーク21の製造方法によれば、軸受面成形工程で平坦部58aと頭頂部70bとを突き合わせて軸受面21bを成形したので、ワークWの底部に対して中心部分からその周囲に向けて荷重を移動させて、ヘッド駒58とワークWの底部との間に残留するプレス油を中心部分からその周囲に向けて放射状に追いやることができる。したがって、第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。また、第2実施の形態においては、これに加えて椀上部成形工程を省略することができるので、成形工程の簡素化を図ることができ、ひいては製造コストの低減を図ることが可能となる。さらに、第2実施の形態に係る製造方法により製造されたヨーク21を有する減速機構付電動モータ10においても、第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記各実施の形態においては、回転電機としてブラシ付きの電動モータであるものを示したが、本発明はこれに限らず、ブラシレスの電動モータ等、他の形式の回転電機であっても良い。
また、上記各実施の形態においては、回転電機としての減速機構付電動モータ10を、ウィンドガラスを払拭するワイパ装置に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、パワーウィンド装置やパワースライドドア装置等にも適用することができる。
第1実施の形態に係る製造方法により製造されたヨークを有する減速機構付電動モータを示す断面図である。 図1のヨークとなるワークの底部に段状部を成形する段状部成形工程を示す工程図である。 図2のワークの底部に椀状部を成形する椀状部成形工程を示す工程図である。 図3のワークの底部に軸受面を成形する軸受面成形工程を示す工程図である。 (a),(b),(c)は、図4の工程におけるプレス油の流れを説明する説明図である。 軸受面の表面粗度の測定方法を説明する説明図である。 従前方法による軸受面の表面粗度と第1実施の形態による軸受面の表面粗度とを比較する比較図である。 第2実施の形態に係る軸受面成型工程を示す工程図である。 (a),(b),(c)は、図8の工程におけるプレス油の流れを説明する説明図である。 従前方法による軸受面の表面粗度と第2実施の形態による軸受面の表面粗度とを比較する比較図である。
符号の説明
10 減速機構付電動モータ(回転電機)
20 モータ部
21 ヨーク(回転電機用ヨーク)
21a 段状部
21b 軸受面
22 永久磁石
23 アーマチュア
24 アーマチュア軸
25 ラジアル軸受
26 整流子
26a 整流子片
27 ウォーム(減速機構)
28 固定部材
29 スチールボール
30 減速機構部
31 ギヤケース
32 ブラシホルダ
33 ブラシホルダ収容部
34 ブラシ
35 ラジアル軸受
36 スラスト調整部材
37 ナット
38 ウォームホイール(減速機構)
38a 歯部
38b 出力軸
40 減速機構
50 ベース部材
51 パンチ
52 ヘッド駒
53 小径ダイ
54 ヘッド駒
55 大径ダイ
56 ヘッド駒(第1内型)
56a 凹部
56b 貫通路
57 ヘッド駒(第1外型)
57a 凸部
58 ヘッド駒(第2内型,内型)
58a 平坦部
58b 貫通路
58c 分岐路
59 ヘッド駒(第2外型)
59a 円筒部
59b 平坦部
60 椀状部
70 ヘッド駒(外型)
70a 円筒部
70b 頭頂部(凸部)
N 外周縁部
P 頂部
S 微小隙間
W ワーク

Claims (4)

  1. 有底筒状に形成され底部にアーマチュア軸の端部を回転自在に支持する軸受面を備えた回転電機用ヨークの製造方法であって、
    鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、
    前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に凹部を有する第1内型を配置するとともに、前記ワークの外側に凸部を有する第1外型を配置し、前記第1内型と前記第1外型とを相対移動させることにより前記凹部と前記凸部とを突き合わせて前記ワークの底部に当該ワークの内側に向けて突出する椀状部を成形する第2成形工程と、
    前記第2成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する第2内型を配置するとともに、前記ワークの外側に平坦部を有する第2外型を配置し、前記第2内型と前記第2外型とを相対移動させることにより前記各平坦部を突き合わせて前記軸受面を成形する第3成形工程とを有することを特徴とする回転電機用ヨークの製造方法。
  2. 有底筒状に形成され底部にアーマチュア軸の端部を回転自在に支持する軸受面を備えた回転電機用ヨークの製造方法であって、
    鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、
    前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する内型を配置するとともに、前記ワークの外側に先細りの凸部を有する外型を配置し、前記内型と前記外型とを相対移動させることにより前記平坦部と前記凸部とを突き合わせて前記軸受面を成形する第2成形工程とを有することを特徴とする回転電機用ヨークの製造方法。
  3. 有底筒状に形成され底部に軸受面を有するヨークと、前記ヨーク内に回転自在に設けられるアーマチュアと、前記アーマチュアの回転中心に固定され端部が前記軸受面に支持されるアーマチュア軸と、前記アーマチュア軸の回転を減速して出力する減速機構と、前記ヨークに接続され前記減速機構を収容するギヤケースとを備えた回転電機であって、
    前記ヨークを、
    鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、
    前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に凹部を有する第1内型を配置するとともに、前記ワークの外側に凸部を有する第1外型を配置し、前記第1内型と前記第1外型とを相対移動させることにより前記凹部と前記凸部とを突き合わせて前記ワークの底部に当該ワークの内側に向けて突出する椀状部を成形する第2成形工程と、
    前記第2成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する第2内型を配置するとともに、前記ワークの外側に平坦部を有する第2外型を配置し、前記第2内型と前記第2外型とを相対移動させることにより前記各平坦部を突き合わせて前記軸受面を成形する第3成形工程とを経て成形することを特徴とする回転電機。
  4. 有底筒状に形成され底部に軸受面を有するヨークと、前記ヨーク内に回転自在に設けられるアーマチュアと、前記アーマチュアの回転中心に固定され端部が前記軸受面に支持されるアーマチュア軸と、前記アーマチュア軸の回転を減速して出力する減速機構と、前記ヨークに接続され前記減速機構を収容するギヤケースとを備えた回転電機であって、
    前記ヨークを、
    鋼板をプレス加工することにより有底筒状のワークを得る第1成形工程と、
    前記第1成形工程により得た前記ワークの内側に平坦部を有する内型を配置するとともに、前記ワークの外側に先細りの凸部を有する外型を配置し、前記内型と前記外型とを相対移動させることにより前記平坦部と前記凸部とを突き合わせて前記軸受面を成形する第2成形工程とを経て成形することを特徴とする回転電機。
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