JP2009129398A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 仮想空間に展示された画像が、他人からどのように評価されているかについて、仮想空間を常に観察していなくても把握することのできる画像表示装置および画像表示方法を提供する。
【解決手段】 仮想空間に所定の装飾処理を施した画像12を展示する仮想空間合成部23と、仮想空間に展示された画像12を鑑賞するために、仮想空間を訪れた鑑賞者をアバター41a、41bと、仮想空間の画像を合成表示するための仮想空間合成部23を有し、仮想空間を訪れたアバター41a、41bの数をカウントし、このアバターの数に応じて、仮想空間に展示した画像の装飾処理を変更する。また、アバター41a、41bが発する画像12に関するコメントに応じて、画像12の装飾処理を変更する。
【選択図】 図3
【解決手段】 仮想空間に所定の装飾処理を施した画像12を展示する仮想空間合成部23と、仮想空間に展示された画像12を鑑賞するために、仮想空間を訪れた鑑賞者をアバター41a、41bと、仮想空間の画像を合成表示するための仮想空間合成部23を有し、仮想空間を訪れたアバター41a、41bの数をカウントし、このアバターの数に応じて、仮想空間に展示した画像の装飾処理を変更する。また、アバター41a、41bが発する画像12に関するコメントに応じて、画像12の装飾処理を変更する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像表示装置および画像表示方法に関し、詳しくは、仮想空間内に展示した画像について、どのように他人に見られたかを反映した記録や表示の可能な画像表示装置および画像表示方法に関する。
近年、コンピューターグラフィックで作られた仮想空間に、ネットワークを通じてアクセス可能としたサービスが普及してきている。この仮想空間へのアクセスは、いままでのネットを通じたデータアクセスとは異なったフレンドリーなユーザーインターフェースを用い、ユーザーをネットの向こうに広がっている世界に誘うのに効果を発揮している。
仮想空間では、現実の世界と同様の疑似体験が可能であり、これまでのネット・サービスのうち、単純なデータストア一つを置き換えるとしても、その空間特性を活かしたテーマ分類なども可能としている。このようなネットワークを介して接続されたサーバー内のデータなどにアクセスし、またサーバー内に構築された仮想空間を利用する技術は種々提案されている。
例えば、特許文献1には、仮想空間に展示スペースをレンタルできる展示会システムが開示されている。この展示会システムでは、出展者は仮想空間上のレンタルスペースに出展でき、また、閲覧者はネットワークを介して仮想空間提供端末にアクセスし、仮想空間内をアバターになって出展物を閲覧することが可能である。また、特許文献2には、インターネットのサーバー上に仮想空間展示会を行う仮想空間展示会システムが開示されている。この仮想空間展示会システムは、出展企業の出展データを統一フォーマットで編集し、カテゴリー別に分類等を行うことにより、特定の商品情報を容易にアクセスすることを可能としている。
特開2002−342673号公報
特開2001−160065号公報
このように仮想空間内で展示を行うことについて種々の工夫がなされているが、仮想空間に展示された作品が、他人からどうように評価されているかついては、仮想空間にアクセスし、しかも常時観察していないと把握することが困難であった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、仮想空間に展示された画像が、他人からどのように評価されているかについて、仮想空間を常に観察していなくても把握することのできる画像表示装置および画像表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画像表示装置は、仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示する仮想空間合成表示手段と、上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記仮想空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するアバター表示手段と、上記仮想空間を所定期間内に訪れたアバターの数をカウントするカウンターと、上記アバターの数に応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更する制御手段と、を備える。
第2の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記画像表示装置は、さらに上記仮想空間の情景を静止画像として記録する記録手段と、上記静止画像を外部に送信する送信手段とを備え、上記カウンターは、上記静止画像として記録される情景におけるアバター数をカウントする。
上記目的を達成するため第3の発明に係わる画像表示装置は、仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示する仮想空間合成表示手段と、上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記所定空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するアバター表示手段と、上記アバターが発する上記画像に関するコメントに応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更する制御手段と、を備える。
第4の発明に係わる画像表示装置は、上記第3の発明において、上記画像表示装置は、さらに、仮想空間に所定期間内に訪れたアバターの発するコメントを記録するコメント記録手段と、上記仮想空間の情景を静止画像として記録する記録手段と、上記静止画像を外部に送信する送信手段と、上記コメント記録手段により記録したコメントの中から選ばれた所定のフレーズを画像化する画像処理手段とを備え、上記記録手段に静止画像として記録される情景には、上記画像処理手段により画像化された画像が含まれる。
上記目的を達成するため第5の発明に係わる画像表示方法は、仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示するステップと、上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記仮想空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するステップと、上記仮想空間を所定期間内に訪れたアバターの数をカウントするステップと、上記アバターの数に応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更するステップと、を備える。
上記目的を達成するため第6の発明に係わる画像表示方法は、仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示するステップと、上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記所定仮想空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するステップと、上記アバターが発する上記画像に関するコメントに応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更するステップと、を備える。
上記目的を達成するため第7の発明に係わる画像表示装置は、仮想空間に風景画像を生成するための仮想空間データ部と、この仮想空間データ部で生成される風景画像に、外部から出展された画像を合成する仮想空間合成部と、上記仮想空間に展示された上記画像に対する、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記仮想空間に展示した画像の装飾を変更する制御部と、を備える。
第8の発明に係わる画像表示装置は、上記第7の発明において、上記制御部による上記装飾は、上記画像の大きさおよび上記画像の縁取りの少なくとも一つである。
第9の発明に係わる画像表示装置は、上記第7の発明において、上記制御部による上記評価は、上記画像を鑑賞した来場者の数、上記来場者のコメント、および上記来場者に対するアンケートの内、少なくとも一つである。
第10の発明に係わる画像表示装置は、上記制御部により画像の装飾された画像を含む仮想空間の情景を示す静止画像を生成する静止画生成部を有し、上記静止画像を、上記画像を出展した者に送信する。
第9の発明に係わる画像表示装置は、上記第7の発明において、上記制御部による上記評価は、上記画像を鑑賞した来場者の数、上記来場者のコメント、および上記来場者に対するアンケートの内、少なくとも一つである。
第10の発明に係わる画像表示装置は、上記制御部により画像の装飾された画像を含む仮想空間の情景を示す静止画像を生成する静止画生成部を有し、上記静止画像を、上記画像を出展した者に送信する。
上記目的を達成するため第11の発明に係わる画像表示方法は、仮想空間に風景画像を生成し、この生成された風景画像に、外部から出展された画像を合成し、上記仮想空間に展示された上記画像に対する、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記仮想空間に展示した画像の装飾を変更する。
上記目的を達成するため第12の発明に係わる画像表示装置は、仮想空間に風景画像を生成するための仮想空間データ部と、この仮想空間データ部で生成される風景画像に、外部から出展された画像を合成する仮想空間合成部と、上記仮想空間に展示された上記画像が展示されている情景を示す静止画像を生成する静止画生成部と、上記静止画像を上記画像の出展者に送信する通信部と、を備える。
第13の発明に係わる画像表示装置は、上記第12の発明において、上記静止画生成部は、上記画像を鑑賞した鑑賞者の数を示す表示を加えた静止画像を生成する。
第14の発明に係わる画像表示装置は、上記第12の発明において、上記静止画生成部は、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記画像を装飾し、この装飾された画像について静止画像を生成する。
第14の発明に係わる画像表示装置は、上記第12の発明において、上記静止画生成部は、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記画像を装飾し、この装飾された画像について静止画像を生成する。
上記目的を達成するため第15の発明に係わる画像表示方法は、仮想空間に風景画像を生成し、この生成された風景画像に、外部から出展された画像を合成し、上記仮想空間に展示された上記画像が展示されている情景を示す静止画像を生成し、上記静止画像を上記画像の出展者に送信する。
本発明によれば、仮想空間に展示された画像が、他人からどのように評価されているかについて、仮想空間を常に観察していなくても把握することのできる画像表示装置および画像表示方法を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用した画像表示システムを用いて好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係わるカメラ10、サーバー20、携帯電話30とからなる画像表示システムの構成を示すブロック図である。
カメラ10は被写体を撮影し、画像を取得するデジタルカメラである。サーバー20は仮想空間サービスを提供するサーバーであり、カメラ10で撮影された撮影画像12を仮想空間に展示する。カメラ10から撮影画像を直接、サーバー20に送信するように構成してもよいが、本実施形態においては、携帯電話30が仲介してカメラ10によって取得された撮影画像をサーバー20に送信している。
携帯電話30は携帯電話のネットワークやインターネットと連携したサービスを簡単に利用でき、また、画像表示部31に仮想空間を表示できることから本実施形態では採用している。しかし、カメラ10とサーバー20が直接接続するようにしてもよく、また、携帯電話30に代えてパーソナルコンピュータ(PC)等を仲介して、カメラ10とサーバー20を接続するようにしてもよい。
カメラ10は、撮影部1、画像記録部2、選択画像リサイズ部3、赤外通信部4、表示部5、スライドショー部6を有している。撮影部1は、被写体像を結像するための光学系、被写体像を光電変換する撮像素子、撮像素子から出力される信号を処理する画像処理部等を含み、画像データを出力する。画像記録部2は、撮影部1から出力される画像データや、また、サーバー20から携帯電話30を介して送信されてきた仮想空間内での画像データを記録する。表示部5は、画像記録部2に記録されている画像の再生表示等の表示を行う。スライドショー部6は、画像記録部2に記録されている画像を表示部5にスライドショーを行わせる。
選択画像リサイズ部3は、画像記録部2に記録されている画像の中からユーザーが選択した画像を、送信や仮想空間で表示できる縮小サイズの画像にリサイズする。赤外通信部4は、送信部と受信部からなり、赤外線を用いて近距離にある機器とデータの送受信を行う。また、赤外通信部4は、選択画像リサイズ部3によってリサイズされた選択画像を、赤外通信によって携帯電話30に送信可能である。また、サーバー20が仮想空間内の画像等を、携帯電話30を介してカメラ10に送信してきた場合には、赤外通信部4はこの画像を受信可能である。
携帯電話30は、表示部31、赤外通信部32、画像記録部33、表示制御部34、操作部35、コメント部36、通信及び制御部37を有する。表示部31は、携帯電話30としての通常表示以外に、カメラ10から送信されてきた撮影画像や、またサーバー20から送信されてくる仮想空間内のバーチャルな画像の表示を行う。仮想空間内に撮影画像12が展示されているときには、この撮影画像12も表示される。
赤外通信部32は、カメラ10の赤外通信部4と通信を行う。カメラ10の選択画像リサイズ部3によってリサイズされた画像を赤外通信によって受信することができる。通信及び制御部37は、携帯電話の通信網を利用してサーバー20と通信を行う。この通信及び制御部37は、カメラ10から受信した選択画像や各種データ等をサーバー20に送信し、また、サーバー20から送信されてくる仮想空間像や各種データを受信する。画像記録部33は、カメラ10から送信された撮影画像やサーバー20から送信されてくる仮想空間内での画像等を記録する。表示制御部34は、画像記録部33に記録された画像等を表示部31に表示する。
操作部35は、通常の携帯電話としての操作部を兼用しており、仮想空間内でのアバターの移動の操作や、コミュニケーションをとるための文字による会話等、種々の操作を行うことができる。コメント部36は、仮想空間内等において、展示されている画像に対する題名やコメントを画像に関連付けて作成し、送信する。なお、このコメントや題名は、操作部35によるテンキーやワープロによって作成される。
サーバー20は、画像加工部21、画像保存部22、仮想空間合成部23、静止画生成部24、仮想空間データ部25、状況判定部25a、操作判定部26、コメント記録及び要約部27、通信及び制御部28、画像記録部29から構成されている。通信及び制御部28は、携帯電話30との画像や各種データ等の通信を行う。この通信及び制御部28を通じて、撮影画像12を受信する。なお、PCやカメラ10等とネット等を介して通信を行う際には、この通信及び制御部28を通して行う。画像記録部29は、携帯電話30から受信した画像を記録する。
画像加工部21は、画像記録部29に記録された撮影画像12について、仮想空間に展示するにあたって相応しくなるように撮影画像12の加工を行う。画像保存部22は、画像加工部21によって加工された撮影画像12を、展示する仮想空間と関連付けて保存する。保存の際には、ユーザーから指定された仮想空間の領域、またはサーバー20が選択した領域と関連付けて保存を行う。仮想空間データ部25は、仮想空間内の風景を生成するための画像データを記憶する。
仮想空間合成部23は、画像保存部22に保存された撮影画像12と、仮想空間データ部25に記憶されている仮想空間の画像とを表示用に合成する。操作判定部26は、携帯電話30の操作部35におけるユーザーの操作状態を判定する。すなわち、ユーザーが携帯電話30の操作部35を操作すると、その操作状態が通信及び制御部37を通じてサーバー20に送信される。サーバー20の操作判定部26がユーザーの操作部35の操作状態を判定すると、仮想空間データ部25に記憶されているデータを用いて、仮想空間合成部23は、あたかも仮想空間内をユーザーが移動しているような画像を生成する。
また、仮想空間合成部23は、サーバー20にアクセスしたユーザーのユーザーアバター41、41a、41bも生成し、仮想空間内に合成した画像を生成する。さらに、仮想空間合成部23は、後述する状況判定部25aやコメント記録及び要約部27の出力に基づいて、仮想空間に展示されている撮影画像12の額縁等の装飾や大きさの変更等を行い、仮想空間内に展示した合成画像を生成する。これら生成された仮想空間の画像は、通信及び制御部28を介して携帯電話30に送信される。
状況判定部25aは、サーバー20にアクセスしてくる多くのユーザーの操作状況を記録する。この状況判定部25aは、撮影画像12を鑑賞しにきたユーザーアバター41a、41bの数をカウントする。また、コメント記録及び要約部27は、携帯電話30のコメント部36で作成されたコメントや、ユーザーアバター41a、41bに行ったアンケート結果などを記録し、またこれらのコメント等から、展示場を訪れたユーザーの感想やコメント等を要約する。
静止画生成部24は、仮想空間内における撮影画像の展示場での情景を示す静止画を生成する。また、静止画生成部24は、コメント記録及び要約部27で作成された要約を静止画に合わせて表示する。合成された静止画は、通信及び制御部28を通じて携帯電話30に送信され、また携帯電話30から赤外通信によってカメラ10に送信され、画像記録部2に記録される。
本実施形態は、以上のような構成なので、状況判定部25aやコメント記録及び要約部27の出力に基づいて、撮影画像12の装飾や大きさ等を変更しており、撮影画像12の出展者が仮想空間にアクセスし、撮影画像12の展示場所に行けば、撮影画像12に対する鑑賞者の評価を人目で知ることができる。また、静止画生成部24によって、展示時の来場者の反応を一枚の静止画に要約し、写真撮影者に届けることができる。すなわち、一般ユーザーが展示画像を見るためや、また見ることによって行った行動を、写真撮影者にフィードバックすることが可能となる。このため、写真撮影者は、来場者がどのような感想を持ったかを知ることができ、今後の撮影の参考になり、モチベーションに繋がる。
また、カメラ10の写真撮影者は、サーバー20から送信された静止画に表示されている評価結果を、表示部5に表示させ、鑑賞することができる。評価結果が良ければ、知人等に見せ、自慢したり、あるいはスライドショー部6によって、展示画像等をスライドショー形式で表示し、評価結果を反映した画像を鑑賞することが可能となる。状況判定部25aにおける評価結果を、仮想空間合成部23における合成画像の作成の際に、反映させるようにしてもよい。
次に、図1に示した画像表示システムにおける画像の展示方法について、図2および図3を用いて説明する。カメラ10のカメラユーザーは、被写体11を撮影し、カメラ10の赤外通信部4および携帯電話30の赤外通信部32によって、被写体11の撮影画像12を携帯電話30に送信する。携帯電話30のコメント部36を用いて、撮影画像12にタイトル14を付し、この撮影画像12を、携帯電話30の通信及び制御部37と、サーバー20の通信及び制御部28によって、ネットワーク19を介してサーバー20に送信する。なお、カメラ10が、携帯電話の通信機能を内蔵し、またはホットスポット等を通じての通信機能を有するカメラなどでは、携帯電話30による中継は必要ではない。
仮想空間内の風景49は、サーバー20の仮想空間データ部25によって生成される仮想空間の一例である。この風景49の場所が、多くの人(ユーザーアバター)が集まるポイントだとすると、ここに撮影画像12を展示すれば、多くの人に撮影画像12を見てもらうことができる。このような場所に撮影画像を展示するサービスを提供することによって、撮影者の写真技術向上や芸術性向上へのモチベーションとなる。
また、図2の下段に示すように、撮影画像12には、画像加工部21によってタイトル14が合成されて表示される。この撮影画像12が展示されている仮想空間には、例えば、携帯電話30aのユーザーのユーザーアバター41aおよび携帯電話30bのユーザーのユーザーアバター41bが、それぞれアクセスすることができる。
ユーザーアバター41a、41bが、撮影画像12を鑑賞している様子は、図3に示すように、静止画生成部24によって静止画48aとして生成され、この静止画48aはカメラ10のユーザーに送信される。ただし、この静止画48aは、特定の一瞬を捉えて静止画を生成するのではなく、撮影画像12が展示されている仮想空間の様子をダイジェストして生成する。すなわち、実際には、入れ替わり立ち代り来たかもしれないユーザーアバター41a、41bが一堂に会した画像となっている。このように静止画48aによって、どのような人が撮影画像12を鑑賞しに来たかが一目で分かる。
また、静止画48bは、静止画生成部24によって生成される静止画の別の例を示しており、静止画48bでは、展示会に来場したユーザーアバター41a、41bが残したコメント42a、42bを表示している。さらに、静止画48bにおいては、展示画像の額縁47が、ユーザーアバター41a、41b等によって与えられた評価によって変更されるようになっている。評判が良い撮影画像12に対しては、見栄えの良い額縁が付され、展示も多くの人が見られるように大型化している。
図3(a)(b)に示した静止画48a、48bは、いずれもカメラユーザーにフィードバックされる静止画であったが、展示時の撮影画像12も、同様の考え方で、撮影画像12の大きさや額縁が変わるようにしても良い。このような一目で分かる変更は、特に静止画化してカメラユーザーにフィードバックしなくても、カメラユーザーが仮想空間を訪れるたびにチェックできるので、モチベーションの向上に繋がる。
次に、画像表示システムを構成するカメラ10の動作について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、説明にあたっては、単純化するために、携帯電話30と同様の通信機能を、カメラ10が内蔵することを前提にしている。図1のように、赤外通信しか持たないカメラ10の場合には、図4の点線内を携帯電話30に分担させればよい。
カメラ制御のフローに入ると、まず、再生モードに設定されているか否かの判定を行う(S1)。このカメラ10は、再生モードと撮影モードの2つのモードが設定可能である。判定の結果、再生モードが設定されていない場合には、次に、レリーズ釦の操作状態を検出し、撮影を行うか否かの判定を行う(S2)。
判定の結果、撮影ではなかった場合には、ステップS1に戻り、撮影であった場合には、撮影動作を実行する(S3)。撮影動作は、撮影部1において、被写体像の画像データを取得し、この画像データを画像記録部2に記録する。撮影動作が終わると、リターンし、ステップS1に戻る。
ステップS1における判定の結果、再生モードであった場合には、再生釦等の操作状態を検出し、再生を行うか否かの判定を行う(S11)。判定の結果、再生を行う場合には、ステップS12以下に進み、再生モードを実行する。本実施形態における再生モードでは、通常の再生表示に加えて、表示部5に表示された再生画像の中から選択した選択画像を、ネットを介して仮想空間サービスを行うサーバー20に送信することができる。また、画像記録部2に記録されている画像のスライドショーを行うこともできる。
まず、表示部5に通常の再生表示を行う(S12)。続いて、ネット送信を行うか否かの判定を行う(S13)。このステップでは、カメラ10の画像を、ネットを介してサーバー(このサーバーは仮想空間サービスを行うものに限られない)に送信するために操作部材を操作したか否かの判定を行う。
判定の結果、ネット送信であった場合には、次に、仮想空間展示を行うか否かの判定を行う(S21)。画像のネット送信としては、仮想空間内での展示と、一般的な画像サーバーへの送信とがあり、このステップでの判定は、サーバー20が提供する仮想空間内に展示するために、ユーザーがカメラ10の操作部材を操作したか否かの判定を行う。
ステップS21における判定の結果、仮想空間展示ではなく、一般的な画像サーバーへの送信であった場合には、画像を選択してから、その画像を、ユーザーが契約している画像サーバーへネット送信する(S27)。画像のネット送信が終わると、ステップS1に戻る。一方、ステップS21における判定の結果、仮想空間展示の場合には、再生画像の中から仮想空間に展示する撮影画像12の指定を行う(S22)。
続いて、展示する撮影画像12の額縁等の装飾の指定を行い、また撮影画像12のタイトル14や、コメント等を添付する。そして、仮想空間内の展示場所の指定等の操作を行う(S23)。装飾や場所指定等が終わると、展示する撮影画像12のネット送信を行い(S24)、リターンし、ステップS1から実行する。なお、ステップS21からステップS27の処理は、カメラ10にサーバーとの通信機能を有している場合には、カメラ10内で実行するが、図1に示したカメラ10のように通信機能を有していない場合には、携帯電話30と赤外通信によって通信しながら実行する。
ステップS14における判定の結果、ネット送信でなかった場合には、画像記録部2に記録されている画像のスライドショーを行うか否かの判定を行う。判定の結果、スライドショーでなかった場合には、リターンし、ステップS1から実行する。一方、スライドショーの場合には、再生画像を先頭にして表示部5にスライドショーを表示し、スライドショーが終わると、リターンし、ステップS1から実行する。
ステップS11における判定の結果、再生ではなかった場合には、画像受信か否かを判定する(S31)。判定の結果、画像受信でなかった場合には、リターンし、ステップS1から実行する。一方、画像受信であった場合には、画像を受信し、その画像を表示部5に表示する(S32)。この後、リターンし、ステップS1から実行する。なお、このステップS31およびステップS32は、ステップS21からステップS27と同様に、カメラ10に通信機能を有していない場合には、赤外通信によって携帯電話30と連携して行う。
次に、画像表示システムを構成するサーバー20の動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。まず、画像取得か否かの判定を行う(S51)。このステップでは、カメラ10や携帯電話30から撮影画像12が送信されてきたか否かを判定する。判定の結果、撮影画像12が送信されてきた場合には画像を受信し、タイトルなど指定装飾があるか否かの判定を行う(S52)。カメラユーザーは、仮想空間に撮影画像12を送信する際に、ステップS23において額縁の装飾やタイトル等の指定を行っているので、このステップS52では、指定があるか否かの判定を行う。
ステップS52における判定の結果、指定がなければ、ステップS54にジャンプし、指定が有る場合には、指定に従って装飾等を行う(S53)。次に、展示場所が指定されているか否かの判定を行う(S54)。カメラユーザーはステップS23において、この指定を行うことが可能であるので、ここでは、指定がなされているか否かの判定である。判定の結果、展示場所の指定があれば、指定された場所に展示し(S56)、指定がない場合には、仮想空間内の空いている場所に展示する(S55)。
次に、展示場所に画像が多数あるか否かの判定を行う(S57)。判定の結果、画像が少数の場合には、ステップS59に進み、画像が多数の場合には、各画像を縮小し、その展示場所に全ての画像を展示できるようにする(S58)。続いて、仮想空間の場所と画像の対応付けを行う(S59)。すなわち、ステップS52に受信した撮影画像について、仮想空間内における展示場所の対応付けを行う。
ステップS51における判定の結果、画像取得ではなかった場合には、仮想空間散策か否かの判定を行う(S61)。携帯電話30やPCからサーバー20にアクセスし、仮想空間を散策することができるので、このステップでは、ユーザーがその旨の操作を行ってアクセスしてきたか否かの判定を行う。
判定の結果、仮想空間の散策でアクセスしてきた場合には、基準場所にユーザーアバターの表示を行う(S62)。この基準場所は、仮想空間の散策を行うにあたって、出発点となる位置である。この場所から撮影画像12までは、ユーザーが展示場所を検索して行ってもよく、また、特に検索することなく、散策しながら行くようにしてもよい。そこで、まず、展示場所の検索を行うか否かの判定を行う(S63)。判定の結果、ユーザーが検索を行わない場合には、ステップS66にジャンプする。
一方、検索を行う場合には、タイトル等に基づいて画像検索を行い、画像の展示場所を探し出し(S64)、検索結果に基づいて、展示場所とそこへの道順を表示する(S66)。続いて、ユーザーによるユーザーアバターの移動操作がなされたか否かの判定を行う(S81)。判定の結果、ユーザーアバターが歩き移動する場合には、この移動に合わせて仮想空間内の風景を変化させる(S82)。
一方、ユーザーアバターが移動していない場合には、周囲のアバター等とのコミュニケーションを行う(S83)。このとき、展示されている画像に対するアンケートに答えられるようにしてもよい。このステップS83において、撮影画像12を鑑賞したアバターがあれば、状況判定部25aが、その数をカウントする。また、ユーザーアバターから撮影画像12に対するコメントがあれば、コメント記録及び要約部27が、コメントを記録し、アンケートを行った場合には、アンケート結果も記録する。
続いて、仮想空間内での散策を終了するか否かの判定を行う(S84)。すなわち、ユーザーが散策を終了する旨の操作をおこなったか否かの判定を行う。判定の結果、終了ではない場合には、ステップS63に戻り、前述の動作を実行する。一方、判定の結果、終了の場合には、リターンし、ステップS51から実行する。
なお、ステップS66における案内表示は、図7(a)に示すように、案内アバター43を登場させ、この案内アバター43が、撮影画像12を出展したカメラユーザーのユーザーアバター41を、撮影画像12が展示されている場所まで案内するようにしてもよい。図7(b)は、目的とする撮影画像12が展示されている場所に到着した様子を示す。案内としては、これ以外にも、目的地まで道しるべとなる矢印が表示されるようにしてもよい。また、ステップS83において行うアンケートは、図7(c)に示されるように、案内アバター43がユーザーアバター44に対して撮影画像12に関する感想等を聞くようしてもよい。
ステップS61における判定の結果、仮想空間散策ではなかった場合には、撮影画像12の展示終了か否かの判定を行う(S71)。撮影画像も永久に展示していると、鮮度が落ちてくる。そこで、仮想空間内における展示には期限を設けている。ステップS71では、この期限が到来したか否かの判定を行う。判定の結果、画像展示終了でなかった場合には、来場結果で画像修飾を行う(S75)。ここでは、ステップS83において、カウントした撮影画像12のユーザーアバターの数や、そのとき反応や感想等に基づいて、撮影画像12の額縁や大きさ等を変更する。このサブルーチンについては、図6を用いて後述する。
ステップS71における判定の結果、展示終了となった場合には、ステップS75と同様に、来場結果で画像修飾を行う(S72)。ステップS83においてカウントした鑑賞したユーザーアバターの累積数や、反応や感想等に基づいて、このステップでは、最終的な画像修飾を行う。そして、撮影画像12に対して画像修飾の施された静止画(例えば、図3の静止画48a、48b)を、静止画生成部24で生成し、この静止画を出展者であるカメラ10のカメラユーザーに送信する(S73)。また、撮影画像12自体を出展したカメラユーザーに返却し、サーバー20から消去する(S74)。画像返却と消去が終わると、リターンし、ステップS51から再び実行する。
次に、ステップS72およびステップS75における来場結果で画像修飾のサブルーチンについて図6を用いて説明する。このサブルーチンは、撮影画像12を単に展示するだけではなく、展示場所への来場者(ユーザーアバター)の数や、反応・感想等に基づいて、撮影画像12の展示状態を変更するようにしている。なお、ここでは、来場結果を静止画生成部24において生成する静止画に反映するようにしている。
このサブルーチンに入ると、まず、来場者平均より多くの来場者(ユーザーアバター)が、撮影画像12を鑑賞したか否かの判定を行う(S101)。仮想空間内における画像の展示は、一人のカメラユーザーによってなされるものではなく、多くのカメラユーザーによってなされる。そこで、仮想空間内の展示空間に来場し、それぞれの画像を鑑賞した来場者(ユーザーアバター)の数を状況判定部25aがカウントし、平均を求めておく。ステップS101では平均来場者よりも、その撮影画像12を鑑賞した来場者(ユーザーアバター)が多数か否かの判定を行う。
ステップS101における判定の結果、来場者平均より少数であった場合には、合成表示アバターの数を3とする(S102)。一方、来場者平均より多数であった場合には、合成表示アバターの数を5とする(S103)。ステップS102、S103における合成表示アバターの数は、例示であり、適宜変更することができる。続いて、撮影画像12に額縁を大型に変更し(S104)、撮影画像12の大きさも大きくする(S105)。多くの来場者があった撮影画像12に対しては、額縁を豪華にし、また画像を大きくすることで、目立つようにしている。
次に、来場者(ユーザーアバター)からコメントがあったか否かの判定を行う(S111)。コメントは、コメント記録及び要約部27に記録されている。判定の結果、コメントがない場合には、ステップS115にジャンプし、一方、コメントあった場合には、共通キーワードの抽出を行う(S112)。共通キーワードとしては、図3(b)に示すような、「笑顔が素敵」、「最高の瞬間」のようなフレーズや、また「きれい」、「かわいい」、「かっこいい」といった好ましい一言を抽出する。
続いて、ステップS112において共通キーワードの抽出ができかた否かの判定を行う(S113)。判定の結果、抽出できなかった場合には、ステップS115にジャンプし、一方、抽出できた場合には、そのキーワードを用いて撮影画像12の装飾を行う(S114)。
次に、アンケート結果の判定を行う(S115)。ここでは、ステップS83において行った来場者(ユーザーアバター)に対するアンケートを分析し結果を判定する。この結果判定に基づいて、一番多い結果を選択する(S116)。このアンケート結果と、ステップS112で抽出されたキーワードを比較し、抽出キーワードと相違するか否かの判定を行う(S117)。
判定の結果、抽出キーワードと相違していた場合には、その結果を表示する(S118)。一方、キーワードと同じであった場合には、アンケート結果とコメントが同じであることから、そのキーワードが非常に特徴的であると考えられ、額縁のデザインを変更する(S121)。この変更としては、例えば、「かわいい」と評価された場合には、ピンクの光沢の額縁にし、「かっこいい」と評価された場合には、シルバーのメタリックな額縁にするようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態においては、展示された撮影画像12に対する鑑賞者の反応によって、画像の装飾をグレードアップしたり、デザインを変更するようにしている(S75)。このため、仮想空間への出展者は、仮想空間を常に観察していなくても、仮想空間にアクセスし、出展した撮影画像12の装飾や大きさ等を見れば、一目で他人からどのように評価されているかを把握することができる。また、展示されている撮影画像12が、どのように評価されているかを知りたくなり、展示場へ見に行く動機付けとなる。
また、本実施形態においては、撮影画像12の展示終了時に、最終的な展示の反応を静止画として、仮想空間への出展者に送信している(S74、S73)。このため、出展者は、最終的な展示の反応を静止画として得ることができる。
さらに、本実施形態においては、来場者(ユーザーアバター)の発したコメントに応じて撮影画像12の修飾を変更するようにしている(S114)。このため、単に、来場者の数だけではなく、来場者の感想等に応じた評価が反映される。同様に、来場者に対するアンケート結果に応じて、撮影画像12の修飾を変更するようにしており(S121)、来場者の感想等に応じた評価が反映される。
なお、本実施形態においては、来場者(ユーザーアバター)の数に応じた合成アバターの表示、コメントやアンケート結果に応じて、撮影画像12の評価の表示を変更していたが、これらを全て行わなくても、何れか一つまたは複数を実行するようにしてもよい。また、平均来場者よりも多いか少ないかに応じて合成アバターを変更していたが、平均来場者、100名に付き合成アバターが1というように、来場者に比例する等、その合成アバターの数の算出の仕方を変更してもよい。
さらに、本実施形態においては、撮影画像12の展示終了時(S71)に、来場結果に応じた画像装飾した静止画を生成し、出展者(カメラユーザー)に送信していたが、定期的に、来場結果に応じた画像装飾した静止画を生成して、出展者に送信するようにしてもよい。
さらに、本実施形態においては、撮影画像12を仮想空間に展示する例を説明したが、仮想空間における展示物としては、カメラ10で取得した写真に限らず、例えば、絵画や書画等、種々の作品に適用できる。
さらに、本実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、また、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも勿論構わない。携帯電話や携帯情報端末の撮像機能を利用する場合には、携帯電話30とカメラ10を1つの機器で兼用することができる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・撮影部、2・・・画像記録部、3・・・選択画像リサイズ部、4・・・赤外通信部、5・・・表示部、6・・・スライドショー部、10・・・カメラ、11・・・被写体、12・・・撮影画像、14・・・タイトル、19・・・ネットワーク、20・・・サーバー、21・・・画像加工部、22・・・画像保存部、23・・・仮想空間合成部、24・・・静止画生成部、25・・・仮想空間データ部、25a・・・状況判定部、26・・・操作判定部、27・・・コメント記録及び要約部、28・・・通信及び制御部、29・・・画像記録部、30・・・携帯電話、31・・・表示部、31a・・・表示部、31b・・・表示部、32・・・赤外通信部、33・・・画像記録部、34・・・表示制御部、35・・・操作部、36・・・コメント部、37・・・通信及び制御部、41・・・ユーザーアバター、41a・・・ユーザーアバター、41b・・・ユーザーアバター、43・・・案内アバター、44・・・ユーザーアバター、47・・・額縁、48a・・・静止画、48b・・・静止画、49・・・風景
Claims (15)
- 仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示する仮想空間合成表示手段と、
上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記仮想空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するアバター表示手段と、
上記仮想空間を所定期間内に訪れたアバターの数をカウントするカウンターと、
上記アバターの数に応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 上記画像表示装置は、さらに上記仮想空間の情景を静止画像として記録する記録手段と、上記静止画像を外部に送信する送信手段とを備え、
上記カウンターは、上記静止画像として記録される情景におけるアバター数をカウントすることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示する仮想空間合成表示手段と、
上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記所定空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するアバター表示手段と、
上記アバターが発する上記画像に関するコメントに応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 上記画像表示装置は、さらに、仮想空間に所定期間内に訪れたアバターの発するコメントを記録するコメント記録手段と、上記仮想空間の情景を静止画像として記録する記録手段と、上記静止画像を外部に送信する送信手段と、上記コメント記録手段により記録したコメントの中から選ばれた所定のフレーズを画像化する画像処理手段とを備え、
上記記録手段に静止画像として記録される情景には、上記画像処理手段により画像化された画像が含まれることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。 - 仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示するステップと、
上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記仮想空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するステップと、
上記仮想空間を所定期間内に訪れたアバターの数をカウントするステップと、
上記アバターの数に応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更するステップと、
を備えたことを特徴とする画像表示方法。 - 仮想空間に所定の装飾処理を施した画像を展示するステップと、
上記仮想空間に展示された画像を鑑賞するために、上記所定仮想空間を訪れた鑑賞者をアバターとして表示するステップと、
上記アバターが発する上記画像に関するコメントに応じて、上記仮想空間に展示した画像の上記装飾処理を変更するステップと、
を備えたことを特徴とする画像表示方法。 - 仮想空間に風景画像を生成するための仮想空間データ部と、
この仮想空間データ部で生成される風景画像に、外部から出展された画像を合成する仮想空間合成部と、
上記仮想空間に展示された上記画像に対する、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記仮想空間に展示した画像の装飾を変更する制御部と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 上記制御部による上記装飾は、上記画像の大きさおよび上記画像の縁取りの少なくとも一つであることを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
- 上記制御部による上記評価は、上記画像を鑑賞した来場者の数、上記来場者のコメント、および上記来場者に対するアンケートの内、少なくとも一つであることを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
- 上記制御部により画像の装飾された画像を含む仮想空間の情景を示す静止画像を生成する静止画生成部を有し、上記静止画像を、上記画像を出展した者に送信することを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
- 仮想空間に風景画像を生成し、
この生成された風景画像に、外部から出展された画像を合成し、
上記仮想空間に展示された上記画像に対する、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記仮想空間に展示した画像の装飾を変更する
ことを特徴とする画像表示方法。 - 仮想空間に風景画像を生成するための仮想空間データ部と、
この仮想空間データ部で生成される風景画像に、外部から出展された画像を合成する仮想空間合成部と、
上記仮想空間に展示された上記画像が展示されている情景を示す静止画像を生成する静止画生成部と、
上記静止画像を上記画像の出展者に送信する通信部と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 上記静止画生成部は、上記画像を鑑賞した鑑賞者の数を示す表示を加えた静止画像を生成することを特徴とする請求項12に記載の画像表示装置。
- 上記静止画生成部は、上記仮想空間を訪れた鑑賞者の評価に応じて、上記画像を装飾し、この装飾された画像について静止画像を生成することを特徴とする請求項12に記載の画像表示装置。
- 仮想空間に風景画像を生成し、
この生成された風景画像に、外部から出展された画像を合成し、
上記仮想空間に展示された上記画像が展示されている情景を示す静止画像を生成し、
上記静止画像を上記画像の出展者に送信する、
ことを特徴とする画像表示方法。
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