JP2009128580A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光ドラムの劣化を防止すると共に、モノクロモードとカラーモードのそれぞれにおいて、良好で安定した転写性を得ることが可能なカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数の感光ドラム2と、中間転写ベルト3と、中間転写ベルト3を挟んで感光ドラム2と対向して設けられる複数の1次転写ローラ8と、を備え、カラーモードとモノクロモードと、が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、モノクロ画像の転写を行う転写ローラ8Bkを、感光ドラム2Bkとの軸間距離を固定して、中間転写ベルト3を介して感光ドラム2Bk当接するように設け、1次転写ローラ8Y、8M、8Cを、付勢部材33に付勢されて感光ドラム2に当接するように設け、さらに対向する感光ドラム2から離間させる離間機構34を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は電子写真方式のカラー画像形成装置に関し、特にタンデム方式のカラー画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式のカラー画像形成装置として、タンデム方式を採用するカラー画像形成装置が知られている。タンデム方式とは、各色のトナー剤に対応して設けられた像担持体としての複数の感光ドラムを一列に並べ、各々の感光ドラムが担持するトナー像を被転写材に重ね合わせて転写することで所望の色調を得る方式である。
被転写材としては、例えば無端状の中間転写ベルトのような中間転写材を用いてもよいし(中間転写方式)、感光ドラムから直接転写を行う為にシート材を用いる構成であってもよい(直接転写方式)。
また、中間転写方式または直接転写方式に関わらず、被転写材に各色のトナー像を転写する際は、感光ドラムに対して1次転写部材を圧接させてニップ部を形成し、このニップ部に被転写材を送り込むことで被転写材にトナー像を転写する構成が一般的である。1次転写部材としては、例えば転写ローラが広く用いられる。
このようなカラー画像形成装置では、カラー画像の出力(カラーモード)を常に要求されるわけではなく、例えばブラックのみといったモノクロ画像の出力(モノクロモード)を要求される場合も少なくはない。
この要求に応じるべく、カラーモードが選択された場合には全ての感光ドラムを被転写材に当接させ、モノクロモードが選択された場合にはブラックの感光ドラムのみを被転写材に当接させる、といった構成を有するカラー画像形成装置が提案されている。このようなカラー画像形成装置が特許文献1、2に開示されている。
なお、全ての感光ドラムを被転写材に当接させた状態で、ブラック以外の感光ドラムの回転駆動を停止させることでモノクロ画像を得る構成も知られている。しかし、この構成によれば、停止したブラック以外の感光ドラムと搬送される被転写材との間で摩擦が生じるので、被転写材及び感光ドラムが劣化しやすい、といった問題を生じる。
特開2005−338437号公報 特開2001−318508号公報
しかし、上記従来例に係るカラー画像形成装置では、以下に示す問題を生じる。
特許文献1に開示される画像形成装置は、転写搬送ベルトにシート材を搬送させ、感光ドラムからシート材に直接トナー像を転写する直接転写方式を採用するものである。この画像形成装置は、付勢手段を用いて1次転写部材をブラックの感光ドラム側に圧接させる構成を有する。また、ブラック以外の感光ドラム(イエロー、マゼンタ、シアンに対応する感光ドラム)に対向する1次転写部材は、モノクロモードが選択された場合には、各々の感光ドラムから離間するように構成される。
しかしこの構成では、モノクロモードが選択されてブラック以外の感光ドラムに対向す
る1次転写部材が各々の感光ドラムから離間すると、転写搬送ベルトを張架する力がブラックの感光ドラムに対向する1次転写部材に集中する。その結果、ブラックの1次転写部材の感光ドラムに対する当接圧が不足し、転写性が低下する虞がある。
特許文献2には、イエロー、マゼンタ、シアンの各々の1次転写部材が、対向する感光ドラムに対して軸間距離を固定して当接する構成が開示されている。しかしこの構成では、軸間距離が固定されているため、イエロー、マゼンタ、シアンの各々の1次転写部材を、カラーモード時に各々の感光ドラムに対して精度良く位置決めすることが難しい。1次転写部材を感光ドラムに対して精度良く位置決め出来ない場合は、1次転写部材と感光ドラムの当接圧がばらついて、各トナー像の転写効率が変化する虞がある。
上記現状に鑑みて本発明は、感光ドラムの劣化を防止すると共に、モノクロモードとカラーモードのそれぞれにおいて、良好で安定した転写性を得ることが可能なカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、回転駆動する複数の像担持体と、張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、を備え、前記複数の像担持体が前記ベルト部材に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、前記単一の像担持体との軸間距離を固定して、前記ベルト部材を介して前記単一の像担持体に当接するように設けられ、前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、前記カラーモードの時は、全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、前記モノクロモードの時は、前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とする。
また、回転駆動する複数の像担持体と、張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、を備え、前記複数の像担持体が前記ベルト部材に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、付勢部材に付勢されて前記単一の像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに前記付勢部材の付勢力を調整可能な圧可変装置を有し、前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、前記カラーモードの時は、全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、前記モノクロモードの時は、前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記圧可変装置によって前記カラーモードの時よりも大きな付勢力が加えられて、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とする。
また、回転駆動する複数の像担持体と、張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、を備え、前記複数の像担持体が前記ベルト部材に搬送されたシート材上に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材に搬送されたシート材上にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、前記単一の像担持体との軸間距離を固定して、前記ベルト部材を介して前記単一の像担持体に当接するように設けられ、前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、前記カラーモードの時は、全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、前記モノクロモードの時は、前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とする。
また、回転駆動する複数の像担持体と、張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、を備え、前記複数の像担持体が前記ベルト部材に搬送されたシート材上に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材に搬送されたシート材上にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、付勢部材に付勢されて前記単一の像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに前記付勢部材の付勢力を調整可能な圧可変装置を有し、前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、前記カラーモードの時は、全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、前記モノクロモードの時は、前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記圧可変装置によって前記カラーモードの時よりも大きな付勢力が加えられて、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とする。
本発明によれば、感光ドラムの劣化を防止すると共に、モノクロモードとカラーモードのそれぞれにおいて、良好で安定した転写性を得ることが可能なカラー画像形成装置を提供することが可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施の形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1の実施の形態]
図1〜図3を参照して本発明の第1の実施の形態に係るカラー画像形成装置の構成につ
いて説明する。本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、中間転写方式を採用するタンデム方式のカラー画像形成装置である。
(カラー画像形成装置の全体構成)
図3を参照して本実施の形態に係るカラー画像形成装置の全体構成について説明する。図3は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置1は、不図示のパソコン等から画像データが入力されて画像形成処理を行うものである。装置本体内部には、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの4色に対応する4個の感光ドラム(像担持体)2Y、2M、2C、2Bkが設けられ、これらの感光ドラム2が不図示の駆動装置によって所定のプロセススピードで回転駆動する。なお、本実施の形態では、感光ドラム2としてアルミニウムのドラム基体の上にOPC感光層を有した有機感光ドラムを用いた。
各々の感光ドラム2の周囲には、トナー像を形成する手段として、帯電手段4Y、4M、4C、4Bk、露光手段5Y、5M、5C、5Bk、現像手段6Y、6M、6C、6Bk、感光ドラム2のクリーニング手段7Y、7M、7C、7Bkが配置されている。現像手段6Y、6M、6C、6Bkには、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各色のトナーが収納されている。
かかる構成によって各々の感光ドラム2の表面にトナー像を形成する際は、まず、回転駆動する感光ドラム2の表面を帯電手段4によって均一に帯電する。そして帯電した感光ドラム2の表面に対して、露光手段5が画像データに応じてレーザー光を射出し、感光ドラム2の表面に静電潜像を形成する。
静電潜像が形成された感光ドラム2の表面に対して、各々のトナーに応じた現像手段がトナーを供給し、静電潜像を単色のトナー像として現像する。表面に単色のトナー像が形成された感光ドラム2は、後述する1次転写部において中間転写体上に順次重ね合わされて転写される。
また、上記の感光ドラム2に対向して、転写部材としての1次転写ローラ8Y、8M、8C、8Bkが設けられる。トナー像を転写する際には、これらの1次転写ローラ8が所定の当接圧をもって、対向する感光ドラム2に当接し、感光ドラム2と1次転写ローラ8がニップ部(1次転写位置)を形成する。なお、本実施の形態では1次転写ローラ8Y、8M、8C、8Bkとして、直径8mmの芯金の上に厚さ4mm、硬度30°(AskerC硬度、500g荷重)のNBR/ヒドリンゴム層を有するものを用いた。
そして、各々の感光ドラム2と1次転写ローラ8の間には、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト(ベルト部材)3が設けられる。本実施の形態における中間転写ベルト3は、張架部材としての駆動ローラ9、張架ローラ10A、10B、10Cによって張架されて回転駆動する。
駆動ローラ9および張架ローラ10A、10Cは固定配設され、駆動ローラ9は不図示の駆動装置によって回転駆動され、中間転写ベルト3を回転駆動することが可能である。張架ローラ10Bは、不図示の付勢手段によって常に一定となるテンションを中間転写ベルト3に与えるものである。
本実施の形態では、中間転写ベルト3として単層無端状(シームレス)の樹脂シートからなる中抵抗ベルト(1.0×10〜1.0×1012Ωcm)を用いた。この中間ベルト3は、厚み75μm、周長905mm、画像幅方向の長さ310mmの単層無端状(
シームレス)のポリイミドに、抵抗調整の為にカーボン分散させ、体積抵抗率は1.0×10Ωcm、表面抵抗は1.0×1012Ωcm程度としたものである。なお、体積抵抗率の測定には、JIS−K6911に準拠し、Advantest社製R8340超高抵抗計(登録商標)を用いた。
また、本発明に用いられる中間転写ベルト3は上記構成のものに限られず、トナー画像を担持する表面側の弾性体からなる表面層と、裏面側の樹脂シートからなる第2層とで構成された2層構造のものを用いてもよい。表面層としては厚さ200〜700μmのポリウレタンゴム層を、樹脂シート層としては厚さ100〜500μmのポリウレタン樹脂シートを用いることができる。
さらに、表面ゴム層(例えばニトリルゴム、ウレタンゴム、ブチルゴム、天然ゴム)からなる第1層と、ゴム層に繊維を埋設した第2層とを組み合わせたものを用いてもよい。また、フッ素系樹脂を含むコート層からなる第1層と、周方向に延在するように非弾性心線(例えば、ナイロンコード、スチールコード)を埋設した弾性導電体(体積抵抗率=105〜109Ωcm)からなる第2層とを組み合わせたものを用いてもよい。
また本実施の形態では、駆動ローラ9として、直径30mmの芯金にカーボンブラックによって抵抗調整されたEPDMゴムを500μmの厚みで被覆したものを用いており、張架ローラ10A、10B、10Cは、直径30mmのアルミ製中空管としている。さらに、張架ローラ10Bの両端の軸受部が不図示のバネ等の付勢手段によって付勢され、総圧40Nの一定なテンションを中間転写ベルト3に与える構成としている。
中間転写ベルト3上に1次転写されたトナー像は、駆動ローラ9と2次転写ローラ11で形成されるニップ部(2次転写位置)において、給送カセット12から搬送されるシート材Tと同期をとってシート材T上に2次転写される。なお、1次転写する際は、必要に応じて1次転写ローラ8Y、8M、8C、8Bkに1次転写バイアスを印加してもよい。同様に、シート材T上にトナー像を2次転写する際は、必要に応じて2次転写ローラに2次転写バイアスを印加してもよい。
また、本実施の形態では、2次転写ローラ11として、直径12mmの芯金に厚さ4mmのNBR/ヒドリンゴム層を有するものを用いた。ゴム層は1.0×10Ωの抵抗値を有するものとしている(Advantest社製R8340超高抵抗計(登録商標)を用いて測定)。
中間転写ベルト3からトナー像が2次転写されたシート材Tは、定着器13へ搬送され、加熱・加圧されることでシート材T上のトナー像を定着させることができる。なお、1次転写位置において中間転写ベルト3に転写されずに感光ドラム2Y、2M、2C、2Bk上に残留したトナーは、各感光ドラム2のクリーニング部材7Y、7M、7C、7Bkによって感光ドラム2上から除去され、不図示の回収機構に回収される。
また、2次転写位置においてシート材Tに2次転写されずに中間転写ベルト3上に残留したトナーは、中間転写ベルト3のクリーニング部材14によって中間転写ベルト3上から除去され、不図示の回収機構によって回収される。
なお、本実施の形態における画像形成条件は、プロセススピード190mm/sec、1次転写バイアス+300V、2次転写バイアス+2.2kVとする。
(1次転写ローラの構成)
図1、2を参照して、本実施の形態における1次転写ローラ8Y、8M、8C、8Bk
周辺の構成について説明する。本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、全ての感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkを用いて画像形成を行うカラーモードと、感光ドラム2Bk(単一の像担持体)のみでモノクロ画像を形成するモノクロモード(減色モード)が切り替え可能に構成される。図1に、カラーモード時における1次転写ローラ8の状態を示し、図2には、モノクロモード時の1次転写ローラ8の状態を示す。
1次転写ローラ8Bkは、1次転写ローラ8Bkの軸と感光ドラム2Bkの軸が所定の軸間距離を有するように固定されて設けられる。この構成によれば、モノクロモード、カラーモードを問わず、常に同じ当接圧で1次転写ローラ8Bkを感光ドラム2Bkに当接させることが出来るので、当接圧が低下することによる転写性の低下等の発生を防止することができる。
一方、1次転写ローラ8Y、8M、8Cは、各々の両端を軸受31Y、31M、31Cによって軸支されている。さらに軸受31Y、31M、31Cは、付勢部材33Y、33M、33Cに接続され、付勢部材33の一端が軸受ホルダー32Y、32M、32Cの内部底面に接続されることで、軸受31が軸受ホルダー32の内部で感光ドラム2の方向に揺動可能に保持される。
また、軸受ホルダー32Y、32M、32Cには、各々の軸受ホルダー32を感光ドラム2の方向に移動させる離間機構34Y、34M、34Cが備えられており、離間機構34によって、各々の感光ドラム2から1次転写ローラ8を離間させる。
すなわち、カラーモードが選択された場合は、離間機構34Y、34M、34Cが軸受ホルダー32Y、32M、32Cを感光ドラム2Y、2M、2Cの方向へ所定量移動させる。軸受ホルダー32Y、32M、32Cが移動すると、それに伴って各々の軸受ホルダー32に設けられた付勢部材33Y、33M、33Cが軸受31Y、31M、31Cを感光ドラム2Y、2M、2Cの方向へ付勢する。
それにより、中間転写ベルト3を介して1次転写ローラ8Y、8M、8Cが所定の当接圧で感光ドラム2Y、2M、2Cに当接する。この構成によれば、カラーモードが選択された場合は、感光ドラム2Y、2M、2Cに対して1次転写ローラ8Y、8M、8Cを常に安定した当接圧で当接させることが可能になる。
なお、本実施の形態では、1次転写ローラ8Bkの感光ドラム2Bkに対する当接圧、カラーモード時における1次転写ローラ8Y、8M、8Cの感光ドラム2Y、2M、2Cに対する当接圧がそれぞれ10Nになるように設定する。また、例えば、1次転写ローラ8Y、8M、8Cの感光ドラム2Y、2M、2Cに対する当接圧は、各々の離間機構34の移動量を調整することで所望の当接圧を得る構成であってもよい。
また、モノクロモードが選択された場合は、離間機構34Y、34M、34Cが軸受ホルダー32Y、32M、32Cを感光ドラム2Y、2M、2Cから離間する方向へ所定量移動させる。軸受ホルダー32Y、32M、32Cが移動すると、それに伴って各々の軸受ホルダー32に設けられた付勢部材33Y、33M、33Cが軸受31Y、31M、31Cを移動させ、1次転写ローラ8Y、8M、8Cを感光ドラム2Y、2M、2Cから離間させる。
上記で説明したように、1次転写ローラ8Bkは固定されて設けられるので、1次転写ローラ8Bkのみが感光ドラム2Bkに当接する状態になり、モノクロ画像を形成することができる。また、モノクロモードが選択された場合には、感光ドラム2Y、2M、2Cは回転駆動を停止し、1次転写ローラ8Y、8M、8Cが離間すると、感光ドラム2Y、
2M、2C、中間転写ベルト3、1次転写ローラ8Y、8M、8Cが互いに離間した状態になる。
(従来例との比較)
本実施の形態に係るカラー画像形成装置と従来例に係るカラー画像形成装置のそれぞれにおける、カラーモード時またはモノクロモード時の転写性を比較し、その比較結果を図7に示す。ここでは、本実施の形態の比較対象として従来例Aと従来例Bを設定した。従来例Aは、Bkに対応する1次転写ローラが、付勢部材によって感光ドラムに当接する点で本実施の形態と異なる。それ以外の構成は本実施の形態と何ら異なるものではない。また、従来例Bは、Y、M、Cに対応する1次転写ローラが離間機構を有しつつも感光ドラムと軸間距離を固定して設けられる点で本実施の形態と異なる。それ以外の構成(Bkに対応する1次転写ローラの構成など)は本実施の形態と何ら異なるものではない。
上記従来例A、従来例B、そして本実施の形態に係るカラー画像形成装置について、カラーモードでの印字とモノクロモードでの印字を交互に5回繰り返し、良好な転写性が確認された場合を○、良好な転写性が確認出来なかった場合を×として図7に示す。
図7に示されるように、従来例Aは、モノクロモードにおける転写性が良好ではないことがわかる。これは、モノクロモード時にBk以外のトナーに対応する1次転写ローラが感光ドラムから離間したことによって、Bkに対応する1次転写ローラに中間転写ベルトの張力が集中することによる。つまり、Bkに対応する1次転写ローラは、付勢部材によって感光ドラムに当接する構成なので、張力が集中してしまうと感光ドラムに対する当接圧が低下してしまうことによる。
また、従来例Bは、カラーモードにおける転写性が安定していないことがわかる。これは、Y、M、Cのトナーに対応する1次転写ローラは、各々の感光ドラムに対して軸間距離を固定して設けられるために、安定した当接圧が得られないことによる。
また、従来例A、従来例Bと比較すると、本実施の形態に係るカラー画像形成装置では、モノクロモード、カラーモード共に良好な転写性を確認することができた。
以上より、本実施の形態に係るカラー画像形成装置によれば、モノクロモード時に1次転写ローラ8Y、8M、8Cが各々の感光ドラムから離間しても、1次転写ローラ8Bkと感光ドラム2Bkの当接圧を所定の当接圧に保つことが可能になる。よって良好で安定した転写性を得ることができる。
また、1次転写ローラ8Y、8M、8Cは、カラーモード時は付勢部材33Y、33M、33Cによって感光ドラム2Y、2M、2Cに当接するので、離間機構34を有しつつも、当接圧を安定させることが可能になる。よって、良好で安定した転写性を得ることができる。また、1次転写ローラ8Y、8M、8Cが感光ドラム2Y、2M、2Cから離間することで、中間転写ベルト3を感光ドラム2Y、2M、2Cに対して非接触の状態にすることができるので、感光ドラム2Y、2M、2Cの劣化を防止することが可能になる。
[第2の実施の形態]
図5、図6を参照して本発明の第2の実施の形態に係るカラー画像形成装置について説明を行う。本実施の形態に係るカラー画像形成装置の全体構成は、上記第1の実施の形態に係るカラー画像形成装置の全体構成と異なるものではないので、ここではその説明を省略する。本実施の形態は、1次転写ローラの構成が上記第1の実施の形態と異なるので、以下、1次転写ローラの構成についてのみ説明を行う。
(1次転写ローラの構成)
本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、上記第1の実施の形態に係るカラー画像形成装置と同様に、中間転写方式を採用するタンデム方式のカラー画像形成装置であって、カラーモードとモノクロモードが切り替え可能に構成される。図5に、カラーモード時における1次転写ローラ8の状態を示し、図6には、モノクロモード時の1次転写ローラ8の状態を示す。
図5、6に示すように、本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、1次転写ローラ8Bkがバネなどの付勢部材によって感光ドラム2Bk側に付勢される構成を有することが特徴である。なお、1次転写ローラ8Y、8M、8Cの構成は上記第1の実施の形態と異なるものではないので、その説明は省略する。
1次転写ローラ8Bkは、その両端を軸受31Bkによって軸支されており、さらに軸受31Bkは付勢部材33Bkに接続され、付勢部材33Bkの一端が軸受ホルダー32Bkの内部底面に接続される。また、軸受ホルダー32Bkの背面には偏心カム35が当接し、偏心カム35は圧可変装置36によって回転可能に支持される。
この構成によれば、圧可変装置36が偏心カム35を回転させることで、偏心カム35に当接する軸受ホルダー32Bkが感光ドラム2Bkに近づく方向、または離れる方向に移動する。そして軸受ホルダー32Bkが移動することに伴い、軸受ホルダー32Bkに接続する付勢部材33Bkが軸受31Bkを、感光ドラム2Bkの方向へ付勢または感光ドラム2Bkから離間させることができる。
すなわち、圧可変装置36の動作によって、1次転写ローラ8Bkを感光ドラム2Bkに当接、または感光ドラム2Bkから離間させることが可能である。また、偏心カム35の回転を制御することで、付勢部材33Bkの付勢力を調整可能であるので、1次転写ローラ8Bkの感光ドラム2Bkに対する当接圧を変化させることも可能である。
すなわち、モノクロモードが選択された場合は、上記第1の実施の形態と同様に、まず離間機構34Y、34M、34Cが軸受ホルダー32Y、32M、32Cを感光ドラム2Y、2M、2Cから離間する方向へ所定量移動させる。軸受ホルダー32Y、32M、32Cが移動すると、それに伴って各々の軸受ホルダー32に設けられた付勢部材33Y、33M、33Cが軸受31Y、31M、31Cを移動させ、1次転写ローラ8Y、8M、8Cが感光ドラム2Y、2M、2Cから離間する。また、モノクロモードが選択された場合には、感光ドラム2Y、2M、2Cは回転駆動を停止する。
1次転写ローラ8Y、8M、8Cが各々の感光ドラム2から離間すると、1次転写ローラ8Bkに中間転写ベルト3の張力が集中してしまう。しかし、この時に偏心カム35の回転によって1次転写ローラ8Bkの感光ドラム2Bkに対する当接圧を大きくすることで、中間転写ベルト3の張力が集中しても、良好で安定した転写性を得ることができる。なお、モノクロモードにおける1次転写ローラ8Bkの感光ドラム2Bkに対する当接圧は12Nとする。
また、カラーモードが選択された場合は、偏心カム35を回転させて1次転写ローラ8Bkと感光ドラム2Bkの当接圧が所望の値になるようにすればよい。また、1次転写ローラ8Y、8M、8Cに関しては、上記第1の実施の形態と同様に、常に安定した当接圧で各々の感光ドラム2に当接させることが可能になるので、カラーモードが選択された場合においても、良好で安定した転写性を得ることができる。なお、1次転写ローラ8Y、8M、8Cの感光ドラム2Y、2M、2Cに対する当接圧は10Nとする。
[その他の実施の形態]
上記第1の実施の形態、第2の実施の形態は、中間転写方式を採用するカラー画像形成装置に関するものである。しかしながら、本発明に係るカラー画像形成装置は、感光ドラムからシート材上に直接トナー像を転写する直接転写方式を採用するカラー画像形成装置であってもよい。
図4に本実施の形態における直接転写方式を採用するカラー画像形成装置の概略構成を示す。直接転写方式を採用するカラー画像形成装置は、まず給送カセット12から給送されるシート材Tを吸着ローラ111によって吸着帯電させ、帯電したシート材Tを無端ベルト状の搬送ベルト103に静電的に吸着させる。
搬送ベルト103に吸着したシート材Tは、搬送ベルト103の移動と共に感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkと1次転写ローラ108Y、108M、108C、108Bkのニップ部(転写位置)に搬送される。なお、モノクロモードが選択されている場合は、感光ドラム2Bkと1次転写ローラ108Bkのニップ部にのみシート材Tが搬送される。
フルカラーモードが選択されている場合は、各々の転写位置において、搬送ベルト103上のシート材上に順次トナー像が転写され、それらのトナー像が重ね合わされて所望のフルカラー画像を得ることができる。
フルカラー画像が転写されたシート材Tは定着器13に搬送され、そこでトナー像がシート材上に定着する。
なお、本実施の形態における1次転写ローラ108Y、108M、108C、108Bkの構成としては、上記第1の実施の形態、第2の実施の形態のどちらの構成であってもよい。よって、1次転写ローラ108の構成については説明を省略する。この構成によれば、搬送ベルト103上のシート材に対して良好で安定した転写性を得ることが可能である。
第1の実施の形態における1次転写ローラの概略構成図(カラーモード) 第1の実施の形態における1次転写ローラの概略構成図(モノクロモード) 第1の実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図 その他の実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図 第2の実施の形態における1次転写ローラの概略構成図(カラーモード) 第2の実施の形態における1次転写ローラの概略構成図(モノクロモード) 第1の実施の形態と従来例の比較結果
符号の説明
2 感光ドラム
3 中間転写ベルト
8 1次転写ローラ
10 張架ローラ
31 軸受け
32 軸受けホルダー

Claims (5)

  1. 回転駆動する複数の像担持体と、
    張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、
    を備え、
    前記複数の像担持体が前記ベルト部材に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、
    前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、
    が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、
    前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、
    前記単一の像担持体との軸間距離を固定して、前記ベルト部材を介して前記単一の像担持体に当接するように設けられ、
    前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、
    付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、
    前記カラーモードの時は、
    全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、
    前記モノクロモードの時は、
    前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 回転駆動する複数の像担持体と、
    張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、
    を備え、
    前記複数の像担持体が前記ベルト部材に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、
    前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、
    が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、
    前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、
    付勢部材に付勢されて前記単一の像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに前記付勢部材の付勢力を調整可能な圧可変装置を有し、
    前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、
    付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、
    前記カラーモードの時は、
    全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、
    前記モノクロモードの時は、
    前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記圧可変装置によって前記カラーモードの時よりも大きな付勢力が加えられて、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 回転駆動する複数の像担持体と、
    張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、
    を備え、
    前記複数の像担持体が前記ベルト部材に搬送されたシート材上に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、
    前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材に搬送されたシート材上にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、
    が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、
    前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、
    前記単一の像担持体との軸間距離を固定して、前記ベルト部材を介して前記単一の像担持体に当接するように設けられ、
    前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、
    付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、
    前記カラーモードの時は、
    全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、
    前記モノクロモードの時は、
    前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 回転駆動する複数の像担持体と、
    張架部材によって張架されつつ回転駆動する無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を挟んで前記像担持体と対向して設けられる複数の転写部材と、
    を備え、
    前記複数の像担持体が前記ベルト部材に搬送されたシート材上に順次重ね合わせてトナー像を転写することでカラー画像を得るカラーモードと、
    前記複数の像担持体のうち、単一の像担持体のみが前記ベルト部材に搬送されたシート材上にトナー像を転写することでモノクロ画像を得るモノクロモードと、
    が切り替え可能に構成されるカラー画像形成装置において、
    前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体に対向する前記転写部材は、
    付勢部材に付勢されて前記単一の像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに前記付勢部材の付勢力を調整可能な圧可変装置を有し、
    前記単一の像担持体以外の前記像担持体に対向する前記転写部材は、
    付勢部材に付勢されて、対向する前記像担持体に前記ベルト部材を介して当接するように設けられ、さらに対向する前記像担持体から離間させる離間機構が設けられており、
    前記カラーモードの時は、
    全ての前記転写部材が前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、
    前記モノクロモードの時は、
    前記単一の像担持体に対向する前記転写部材のみが、前記圧可変装置によって前記カラーモードの時よりも大きな付勢力が加えられて、前記ベルト部材を介して前記像担持体に当接し、それ以外の転写部材は、前記離間機構によって前記像担持体から離間することで、前記像担持体、前記ベルト部材、前記転写部材が離間した状態になることを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 前記モノクロモードの時は、
    前記モノクロ画像の転写を行う前記単一の像担持体以外の前記像担持体は、回転駆動を停止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012063597A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8676075B2 (en) 2010-09-16 2014-03-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for suppressing reverse transfer of images
US9223242B2 (en) 2013-02-21 2015-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016139068A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 株式会社沖データ 画像形成装置

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