JP2002139887A - ベルト転写装置及び該装置を用いた画像形成装置 - Google Patents

ベルト転写装置及び該装置を用いた画像形成装置

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JP2002139887A JP2000331828A JP2000331828A JP2002139887A JP 2002139887 A JP2002139887 A JP 2002139887A JP 2000331828 A JP2000331828 A JP 2000331828A JP 2000331828 A JP2000331828 A JP 2000331828A JP 2002139887 A JP2002139887 A JP 2002139887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランニングコスト及び製造コストの低減を図
ることのできる簡易な構成のベルト転写装置及び該装置
を用いた画像形成装を提供する。 【解決手段】 転写ユニット6では、転写ベルト60を
張架した状態で、接離ローラ支持側板605の揺動位置
が図4(a)のフルカラーモード位置と図4(b)のモ
ノカラーモード位置との略中間の位置において、圧縮ス
プリング608が最も縮むように設定されている。フル
カラーモード位置では、偏心カム603が転写サブユニ
ット601の揺動端部を押し上げる作用に加えて、接離
ローラ支持側板605のトグル作用により、転写ベルト
60をカラー用の感光体ドラム11Y、11M、11C
に接触させる。これに対して、モノカラーモード位置で
は、偏心カム603による転写サブユニット601の揺
動端部の押し上げが解除され、転写サブユニット601
の自重に加えて、接離ローラ支持側板605のトグル作
用により、転写ベルト60がカラー用の感光体ドラム1
1Y、11M、11Cから離間させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどに用いられるベルト転写装置及び
該装置を用いた画像形成装置に係り、詳しくは、トナー
像が形成される複数の像担持体に対向する転写位置を通
過するように被転写体を搬送する第1の搬送経路と、該
複数の像担持体のうち一部の像担持体に対向する転写位
置を通過するように被転写体を搬送する第2の搬送経路
とを切換えて搬送可能に構成されたベルト転写装置及び
該装置を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベルト転写装置を用いた
画像形成装置としては、帯電トナーからなるトナー像が
表面に形成される像担持体としての感光体ドラム等をそ
れぞれ有する複数のトナー像形成部を、転写材としての
転写紙を担持して搬送する転写搬送部材としての紙搬送
ベルトの移動方向に沿って平行に配置した、いわゆるタ
ンデム方式の画像形成装置が知られている(例えば、特
開平6−202430号公報参照)。この画像形成装置
において、各トナー像形成部の感光体ドラム上に形成さ
れた静電潜像はそれぞれ、互いに異なる色の帯電トナー
を用いて現像される。そして、各感光体ドラムと紙搬送
ベルトとが接触対向する転写位置において、紙搬送ベル
トに転写バイアスが印加され、転写バイアスで発生した
転写電界によって各感光体ドラム上の帯電トナー像が紙
搬送ベルト上の転写紙に順次転写されてカラー画像とな
る。
【0003】このような複数の感光体ドラムを備えたタ
ンデム型の画像形成装置では、像形成時に常にすべての
感光体ドラムを回転駆動するとは限らない。例えば、す
べての感光体ドラムを回転駆動してカラー画像を形成す
るカラーモードと、黒トナー像が形成される感光体ドラ
ムのみを回転駆動して黒色のみの画像を形成するモノク
ロモードとを切り換えて実行できるように構成された画
像形成装置がある。本出願人は、このような2つの画像
形成モードを切り換えて画像形成を行う画像形成装置に
おいて、カラーモードでは紙搬送ベルトを全ての感光体
ドラムに接触させるが、モノクロモードでは紙搬送ベル
トを黒トナー像が形成される感光体ドラムのみに接触さ
せ、他の感光体ドラムから離間させるように構成したベ
ルト転写装置(以下、「転写ユニット」という)を備え
た画像形成装置を提案している(特願2000−245
993号)。
【0004】図8(a)は上記特願2000−2459
93号で提案した画像形成装置のカラーモードにおける
転写ユニットの説明図、同図(b)はモノクロモードに
おける転写ユニットの説明図である。図8(a)におい
て、転写ユニット6は、装置本体に対して固定配置され
た転写ユニット本体600と、転写ユニット本体側に設
けられた揺動軸602を中心に揺動可能な転写サブユニ
ット601とにより構成されている。上記転写ユニット
本体600には、黒用の転写バイアス印加部材67K及
びバックアップローラ68K、支持ローラ61〜64、
転写サブユニット601を揺動させるための偏心カム6
03等を有している。一方、上記転写サブユニット60
1は、カラー用の転写バイアス印加部材67Y、67
M、67C、バックアップローラ68Y、68M、68
C等を有している。また、転写サブユニット601の揺
動端部と転写ユニット本体600との間には、転写サブ
ユニット601をカラー用の感光体ドラム11Y、11
M、11Cから離間させるように付勢する付勢手段とし
てのスプリング604が取り付けられている。上記偏心
カム603は図示しない駆動装置により回転駆動され、
転写サブユニット601の揺動端部の下面に接触するよ
うに取り付けられている。そして、カラーモード実行時
は、スプリング604の付勢力に抗して転写サブユニッ
ト601の揺動端部の下面を押し上げる位置に、偏心カ
ム603を回転させる。これにより、転写搬送ベルト6
0とすべての感光体ドラムとが接触し、各感光体ドラム
上の各色のトナー像を転写搬送ベルト60上の転写紙
(図示せず)に重ね合わせて転写できる状態となる。一
方、モノクロモード実行時は、図8(b)に示すよう
に、上記転写サブユニット601の揺動端部に対する押
上げ力が解除される位置に、偏心カム603を回転させ
る。これにより、スプリング604の付勢力で転写サブ
ユニット601の揺動端部が押し下げられ、転写搬送ベ
ルト60とカラー用の感光体ドラム11Y、11M、1
1Cとが離間し、感光体ドラム11K上の黒色のトナー
像のみを転写搬送ベルト60上の転写紙(図示せず)に
転写できる状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の転写ユニッ
ト6において、カラーモード状態では偏心カム603の
回転位置を保持するための保持用の電力が必要であり、
その回転位置を保持している間中、その電力が消費され
る。特に、スプリング604の付勢力に抗して偏心カム
603の回転位置を保持するため、スプリング604を
設けない場合に比べ、電力の消費量が多くなりランニン
グコストアップになるとともに、構成部品が増えて製造
コストアップとなる。
【0006】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、ランニングコスト及び
製造コストの低減を図ることのできる簡易な構成のベル
ト転写装置及び該装置を用いた画像形成装を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、被転写体を表面に担持して搬送
するベルト部材と、該ベルト部材を張架する複数の部材
とを有し、トナー像が形成される複数の像担持体に対向
する転写位置を通過するように該被転写体を搬送する第
1の搬送経路と、該複数の像担持体のうち一部の像担持
体に対向する転写位置を通過するように該被転写体を搬
送する第2の搬送経路とを取り得るように構成したベル
ト転写装置において、駆動源からの駆動力によって上記
第1の搬送経路と第2の搬送経路とを切換える搬送経路
切換手段と、該第1の搬送経路を取るときには該第1の
搬送経路側に上記ベルト部材を付勢し且つ該第2の搬送
経路を取るときには該第2の搬送経路側に該ベルト部材
を付勢する付勢手段と、該搬送経路切換手段の切換動作
に連動して該付勢手段の付勢方向を切換える付勢方向切
換手段とを有し、該付勢手段を弾性部材を用いて構成し
たことを特徴とするものである。
【0008】請求項1のベルト転写装置では、上記付勢
手段が、上記被転写体を表面に担持して搬送する上記ベ
ルト部材が上記第1の搬送経路を取るときには該第1の
搬送経路側に該ベルト部材を付勢し、該ベルト部材が上
記第2の搬送経路を取るときには該第2の搬送経路側に
該ベルト部材を付勢する。これにより、上記ベルト部材
を、上記第1の搬送経路もしくは第2の搬送経路のうち
いずれか一方の所望の搬送経路位置に保持することがで
きる。従って、上記ベルト部材を上記第1もしくは第2
の搬送経路のいずれか一方の所望の搬送経路位置に保持
するための保持手段を別途設ける必要がなく、装置製造
コストの低減を図ることができる。あるいは、上記搬送
経路切換手段を駆動する上記駆動源の駆動力を利用して
上記ベルト部材の搬送経路位置を保持する構成の場合に
は、該搬送経路位置の保持に要する該駆動源の駆動力を
低減することができ、該駆動源において消費される電力
の消費量が少なくてすむためランニングコストの低減を
図ることができる。また、上記付勢手段は弾性部材で構
成されているので付勢方向の切換時以外は外力を必要と
せず、簡易な構成でランニングコスト及び製造コストの
低減を図ることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のベルト転写
装置において、上記付勢手段を、上記複数のローラ部材
のうち少なくとも1つのローラ部材の両端部側を上記弾
性部材で付勢して上記ベルト部材に張力を与え、かつ、
該ローラ部材を上記第1の搬送経路側と第2の搬送経路
側との間で揺動可能に構成すると共に、該第1の搬送経
路と第2の搬送経路との略中間位置で該弾性部材が最も
圧縮されるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項2のベルト転写装置では、上記第1
の搬送経路と第2の搬送経路との略中間位置で上記弾性
部材が最も圧縮されるように構成したことにより、上記
ローラ部材が該中間位置よりも該第1の搬送経路側に揺
動しているときには、所謂トグル作用により該第1の搬
送経路側に上記ベルト部材を付勢することができる。一
方、上記ローラ部材が上記略中間位置よりも上記第2の
搬送経路側に揺動しているときには、トグル作用により
該第2の搬送経路側に上記ベルト部材を付勢することが
できる。また、上記ローラ部材はベルト部材に張力を付
与するテンションローラの役割も兼ねるため、別途テン
ションローラを設ける必要がなく、さらなる製造コスト
ダウンを図ることができる。さらに、上記ベルト部材の
周長にバラツキがあったとしても上記ローラ部材で該ベ
ルト部材の張力を調整し該周長バラツキを吸収できるた
め、該ベルト部材の周長精度を緩和でき製造コストダウ
ン及び歩留まりの向上を図ることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2のベルト転写
装置において、上記弾性部材が圧縮ばねであることを特
徴とするものである。
【0012】請求項3のベルト転写装置では、上記弾性
部材が圧縮ばねであるので、例えばゴム弾性体の場合に
比べ、ばね定数や自由長を設定し易く、設計上の自由度
を向上させることができる。
【0013】請求項4の発明は、トナー像が形成される
像担持体をそれぞれ有する複数のトナー像形成部と、該
トナー像が転写される被転写体を表面に担持して搬送す
る転写ベルトを備えたベルト転写装置とを有し、該複数
のトナー像形成部のすべての像担持体に対向する複数の
転写位置に該被転写体を通過させて、該各像担持体上に
形成されたトナー像を該被転写体に順次重ね合わせて転
写する第1の画像形成モードと、該複数のトナー像形成
部のうち一部の像担持体に対向する転写位置に該被転写
体を通過させて、該像担持体上に形成されたトナー像を
該被転写体に転写する第2の画像形成モードとを切り換
えて実行可能に構成された画像形成装置において、上記
ベルト転写装置として、請求項1乃至3記載のベルト転
写装置を用いたことを特徴とするものである。
【0014】請求項4の画像形成装置では、上記請求項
1乃至3記載のベルト転写装置を用いることにより、ラ
ンニングコストや製造コストの低減を図ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像形成装置で
ある電子写真方式のカラーレーザプリンタ(以下「レー
ザプリンタ」という)に適用した実施形態について説明
する。図1は、本実施形態に係るレーザプリンタの概略
構成図である。このレーザプリンタは、イエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色の画像を形成するための4組のトナー像形成部1Y、
1M、1C、1K(以下、各符号の添字Y、M、C、K
は、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材
であることを示す)が、被転写体(転写材)としての転
写紙の移動方向(図中の矢印A方向)における上流側か
ら順に配置されている。このトナー像形成部1Y、1
M、1C、1Kはそれぞれ、像担持体としての感光体ド
ラム11Y、11M、11C、11Kを有する感光体ユ
ニットと、現像ユニットとを備えている。また、各トナ
ー像形成部1Y、1M、1C、1Kの配置は、各感光体
ユニット内の感光体ドラムの回転軸が平行になるように
且つ転写紙移動方向に所定のピッチで配列するように、
設定されている。
【0016】また、本レーザプリンタは、上記トナー像
形成部1Y、1M、1C、1Kのほか、光書込ユニット
2、給紙カセット3,4、レジストローラ対5、転写紙
を担持して各トナー像形成部の転写位置を通過するよう
に搬送する転写搬送部材としての転写搬送ベルト60を
有するベルト装置としての転写ユニット6、ベルト定着
方式の定着ユニット7、排紙トレイ8等を備えている。
また、本レーザプリンタは、図示していない手差しトレ
イ、トナー補給容器、廃トナーボトル、両面・反転ユニ
ット、電源ユニットなども備えている。上記光書込ユニ
ット2は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射
ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム
11Y、11M、11C、11Kの表面にレーザ光を走
査しながら照射する。また、図1中の一点鎖線は、転写
紙の搬送経路を示している。給紙カセット3,4から給
送された転写紙は、図示しない搬送ガイドガイドされな
がら搬送ローラで搬送され、レジストローラ対5が設け
られている一時停止位置に送られる。このレジストロー
ラ対5により所定のタイミングで送出された転写紙は転
写搬送ベルト60で担持され、各トナー像形成部1Y、
1M、1C、1Kの転写位置を通過するように搬送され
る。各トナー像形成部1Y、1M、1C、1Kのトナー
像が転写されカラー画像が形成された転写紙は、定着ユ
ニット7でトナー像が定着された後、排紙トレイ8上に
排出される。
【0017】図2は、上記トナー像形成部1Y、1M、
1C、1Kのうち、イエローのトナー像形成部1Yの概
略構成を示す拡大図である。他のトナー像形成部1M、
1C、1Kについてもそれぞれ同じ構成となっているの
で、それらの説明は省略する。図2において、トナー像
形成部1Yは、前述のように感光体ユニット10Y及び
現像ユニット20Yを備えている。感光体ユニット10
Yは、感光体ドラム11Yのほか、感光体ドラム表面に
潤滑剤を塗布するブラシローラ12Y、感光体ドラム表
面をクリーニングする揺動可能なカウンタブレード13
Y、感光体ドラム表面を除電する除電ランプ14Y、感
光体ドラム表面を一様帯電する非接触型の帯電ローラ1
5Y等を備えている。本実施形態では、各感光体ユニッ
トの感光体ドラムとして、表面に有機感光体(OPC)
層を有するものを用いている。上記構成の感光体ユニッ
トにおいて、帯電ローラ15Yにより一様帯電された感
光体ドラム11Yの表面に、上記光書込ユニット2で変
調及び偏向されたレーザ光Lが走査されながら照射され
ると、感光体ドラム11Yの表面に静電潜像が形成され
る。感光体ドラム11Y上の静電潜像は、後述の現像ユ
ニット20Yで現像されてイエローのトナー像となる。
転写搬送ベルト60上の転写紙100が通過する転写位
置Ptでは、感光体ドラム11Y上のトナー像が転写紙
100に転写される。トナー像が転写された後の感光体
ドラム11Yの表面は、ブラシローラ12Yで所定量の
潤滑剤が塗布された後、カウンタブレード13Yでクリ
ーニングされ、除電ランプ14Yから照射された光によ
って除電され、次の静電潜像の形成に備えられる。
【0018】上記現像ユニット20Yは、磁性キャリア
及びマイナス帯電のトナーを含む二成分現像剤を使用し
ている。そして、現像ケース21Yの感光体ドラム側の
開口から一部露出するように配設された現像剤担持体と
しての現像ローラ22Yや、搬送スクリュウ23Y,2
4Y、現像ドクタ25Y、トナー濃度センサ(Tセン
サ)26Y、粉体ポンプ27Y等を備えている。現像ケ
ース21Y内に収容された現像剤は搬送スクリュウ23
Y,24Yで撹拌搬送されることにより摩擦帯電され
る。そして、この現像剤の一部が現像ローラ22Yの表
面に担持され、現像ドクタ25Yで層厚が規制された
後、感光体ドラム11Yと対向する現像位置に搬送され
る。現像位置では、現像ローラ上の現像剤中のトナーに
より感光体ドラム11Y上の静電潜像が現像される。現
像ケース21Y内の現像剤のトナー濃度は上記トナー濃
度センサ26Yで検知され、必要に応じて粉体ポンプ2
7Yによりトナーが補給される。
【0019】図3は、転写ユニット6の概略構成図であ
る。この転写ユニット6で使用した転写搬送ベルト60
は、体積抵抗率が10〜1011[Ωcm]である中抵
抗の無端状単層ベルトであり、その材質はPVDF(ポ
リふっ化ビニリデン)である。この転写搬送ベルト60
は、各トナー像形成部の感光対ドラム11Y、11M、
11C、11Kに接触対向する各転写位置を通過するよ
うに、4つの接地された支持ローラ61〜64に掛け回
されている。また、転写紙移動方向下流側の出口ローラ
62は転写搬送ベルト60を摩擦駆動する駆動ローラで
あり、図示しない駆動源に接続されている。また、支持
ローラ63,64間に張架されている転写搬送ベルト6
0の外周面には、所定のクリーニング用電圧が印加され
た図示しないバイアスローラが接触するように配置され
ている。このバイアスローラにより転写搬送ベルト60
上に付着したトナー等の異物が除去される。
【0020】また、各転写位置において転写電界を形成
する転写電界形成手段として、感光体ドラムに接触対向
して転写ニップを形成している転写搬送ベルト60の裏
面に接触するように、転写バイアス印加部材67Y、6
7M、67C、67Kを設けている。この転写バイアス
印加部材67Y、67M、67C、67Kはマイラ製の
固定ブラシであり、各転写バイアス電源9Y、9M、9
C、9Kから転写バイアスが印加される。この転写バイ
アス印加部材で印加された転写バイアスにより、転写搬
送ベルト60に転写電荷が付与され、各転写位置におい
て該転写搬送ベルト60と感光体ドラム表面との間に所
定強度の転写電界が形成される。
【0021】また、本実施形態では、各転写位置を通過
する転写紙100を転写搬送ベルト60とともに各感光
体ドラム11Y、11M、11C、11Kに押圧する複
数の押圧手段を、転写搬送ベルト60の移動を案内する
案内部材としてのバックアップローラ68Y、68M、
68C、68Kを用いて構成している。
【0022】次に本実施形態に係るレーザプリンタの特
徴部である転写ユニット6のモード切換について説明す
る。図4(a)はフルカラーモードにおける転写ユニッ
トの説明図、同図(b)はモノクロモードにおける転写
ユニットの説明図である。また、図5は後述する接離ロ
ーラ支持側板と接離ローラの斜視図である。図4(a)
において、上記転写ユニット6は、上述したように装置
本体に対して固定配置された転写ユニット本体600
と、転写ユニット本体側に設けられた揺動軸602を中
心に揺動可能な転写サブユニット601とにより構成さ
れている。上記転写ユニット本体600には、黒用の転
写バイアス印加部材67K及びバックアップローラ68
K、支持ローラ61〜64、転写サブユニット601を
揺動させるための偏心カム603等を有している。上記
偏心カム603は図示しない駆動装置により回転駆動さ
れ、転写サブユニット601の揺動端部の下面に接触す
るように取り付けられている。一方、上記転写サブユニ
ット601は、カラー用の転写バイアス印加部材67
Y、67M、67C、バックアップローラ68Y、68
M、68C等を有している。また、転写ユニット本体6
00には、支持ローラとしての接離ローラ61を支持す
るための接離ローラ支持側板605が設けられている。
【0023】上記接離ローラ支持側板605は、転写ユ
ニット本体に設けられた回転軸606に揺動可能に軸支
されており、その揺動端部側には軸受607によって接
離ローラが回動可能に設けられている。接離ローラは軸
受607を付勢する圧縮スプリング608によって転写
ベルト60にテンションを与えるようになっている。ま
た、接離ローラ支持側板605にはピン609が設けら
れており、転写サブユニット601の係合孔610と係
合している。
【0024】図4(a)に示すフルカラーモードでは、
偏心カム603が転写サブユニット601の揺動端部を
押し上げ、転写ベルト60がカラー用の感光体ドラム1
1Y、11M、11Cに接触した状態になっている。こ
れに対して、図4(b)に示すモノカラーモードでは、
偏心カム603による転写サブユニット601の揺動端
部の押し上げが解除され、転写ベルト60がカラー用の
感光体ドラム11Y、11M、11Cから離間した状態
となっている。
【0025】図6は、転写ベルト60を張架した状態に
おける接離ローラ支持側板605の3つの位置、具体的
にはフルカラーモード位置(図中上部位置)、モノカラ
ーモード位置(図中下部位置)及びこれらの略中間位置
での接離ローラ支持側板605の付勢方向の説明図であ
る。本転写ユニット6では、転写ベルト60を張架した
状態で、接離ローラ支持側板605の揺動位置がフルカ
ラーモード位置とモノカラーモード位置との略中間の位
置において、圧縮スプリング608が最も縮むように設
定されている。また、フルカラー位置における圧縮スプ
リング608の長さをL、略中間位置における圧縮ス
プリング608の長さをL、モノカラー位置における
圧縮スプリング608の長さをLとすると、次の数1
の関係が成り立つように設定されている。
【数1】L<L≒L
【0026】接離ローラ支持側板605が略中間位置に
あるときは、接離ローラ支持側板605は回転軸606
を支点として、図中右回り、左回りのいずれの方向にも
モーメント力を受けない(以下、この位置を「トグル分
岐位置」という)。これに対し、フルカラーモード位置
においては所謂トグル作用によって、接離ローラ支持側
板605は回転軸606を中心とした左回り方向のモー
メント力を受ける。また、モノカラー位置においてはト
グル作用によって右回り方向のモーメント力を受ける。
ここで、接離ローラ支持側板605のピン609が転写
サブユニット601の係合孔610と係合しているた
め、フルカラーモード位置において、接離ローラ支持側
板605は転写サブユニット601をカラー用の感光体
ドラム11Y、11M、11Cに接触させるように付勢
する。一方、モノカラーモード位置において、接離ロー
ラ支持側板605は転写サブユニット601をカラー用
の感光体ドラム11Y、11M、11Cから離間させる
ように付勢する。
【0027】フルカラーモード状態では、偏心カム60
3の回転位置を保持するための保持用の電力が必要であ
り、その回転位置を保持している間中、その電力が消費
される。ここで、本実施形態に係る転写ユニット6で
は、上述したように接離ローラ支持側板605が転写サ
ブユニット601をカラー用の感光体ドラム11Y、1
1M、11Cに接触させるように付勢するため、偏心カ
ム603の回転位置を保持するための保持用の電力の消
費量を低減することができる。
【0028】次に、接離ローラ支持側板605の付勢方
向の切換について説明する。図7(a)〜(d)は、モ
ノカラーモード位置からフルカラーモード位置への切換
時における偏心カム603と、転写サブユニット601
の係合孔610と、接離ローラ支持側板605のピン6
09との動作説明図である。図7(a)に示すモノカラ
ーモードの状態において偏心カム603が回転を開始す
る。すると、図7(b)に示すように転写サブユニット
601の揺動端部を押し上げていく。図7(b)の状態
では、接離ローラ支持側板605は図中下方向に付勢さ
れているが、この付勢力に抗して転写サブユニット60
1の係合孔610と係合したピン609が押し上げられ
るため、接離ローラ支持側板605は回転軸606を中
心として図中上方向に揺動する。そして、接離ローラ支
持側板605は転写サブユニット601とともに押し上
げられていき、モノカラーモード位置とフルカラーモー
ド位置との略中間の位置(トグル分岐位置(図6参
照))において、上記圧縮スプリング608が最も縮
み、回転軸606を中心としたモーメント力がゼロにな
る。よって、このトグル分岐位置においては、接離ロー
ラ支持側板605は転写サブユニット601をいずれの
方向にも付勢しない。さらに偏心カム603が回転し
て、転写サブユニット601を押し上げると、接離ロー
ラ支持側板605の付勢方向が図中下方向から上方向に
切換わり、図7(c)に示すように、ピン609が係合
孔610の下部から離れ、図7(d)に示すように、係
合孔610の上部に当接するように変化し、転写サブユ
ニット601を押し上げるように付勢する。このよう
に、偏心カム603を回転させて転写サブユニット60
1を押し上げることで、接離ローラ支持側板605の付
勢方向を下方向から上方向に切換えることができる。
【0029】なお、フルカラーモード位置からモノカラ
ーモード位置への切換も同様に偏心カム603を回転さ
せて行う。フルカラーモード位置において偏心カム60
3を回転させることにより、接離ローラ支持側板605
の図中上方向への付勢力に抗して、転写サブユニット6
01の揺動端部は偏心カム603に追従して自重で下が
る。そして、接離ローラ支持側板605の揺動位置が略
中間位置(トグル分岐位置)を超えてモノカラーモード
位置に近づくと付勢方向が下方向に切換わる。モノカラ
ーモード位置では、接離ローラ支持側板605が転写サ
ブユニット601を下方向に付勢するため、前記従来技
術で説明した転写サブユニット601を下方向に引張る
スプリング604を設ける必要がなく、転写サブユニッ
ト601をモノカラーモード位置で安定して保持するこ
とができる。
【0030】以上説明したように、接離ローラ支持側板
605の付勢方向の切換には転写サブユニット601を
介して偏心カム603の外力を必要とするが、付勢方向
の切換以外の状態では何ら外力を必要とせず、転写サブ
ユニット601を所望の方向に付勢することができる。
特に、フルカラーモード位置において、偏心カム603
の回転位置を保持するための電力量の軽減が図れ、ラン
ニングコストを低減することができる。また、従来技術
で述べた転写サブユニット601を下方向に引張るスプ
リング(図8(b)参照)を設けなくても、転写サブユ
ニット601をモノカラーモード位置で安定して保持す
ることができるため、製造コストの低減を図ることがで
きる。また、上記接離ローラ61は転写ベルト60に張
力を付与するテンションローラの役割も兼ねるため、別
途テンションローラを設ける必要がなく、さらなる製造
コストダウンを図ることができる。さらに、上記転写ベ
ルト60の周長にバラツキがあったとしても接離ローラ
61で転写ベルト60の張力を調整し該周長バラツキを
吸収できるため、転写ベルト60の周長精度を緩和でき
製造コストダウン及び歩留まりの向上を図ることができ
る。
【0031】なお、上記実施形態では、被転写体が転写
搬送ベルトに担持搬送されている転写紙である場合につ
いて説明したが、本発明は、被転写体がベルト状の中間
転写体を用いた画像形成装置についても適用でき、同様
な効果が得られるものである。
【0032】また、上記実施形態においては、二成分現
像剤を用いた場合を例に説明したが、本発明は、一成分
現像剤を用いた場合にも適用可能である。
【0033】さらに、上記実施形態においては、イエロ
ー、マゼンダ、シアン、黒の4色の画像を形成するため
の4組のトナー像形成部を備えたレーザプリンタの場合
について説明したが、本発明は、トナー像形成部の数に
制限されることなく適用でき、同様な効果が得られるも
のである。そして、トナー像形成部を複数備え、中間転
写体や転写紙等の被転写体に、順次、各トナー像形成部
の像担持体上に形成されたトナー像を転写して重ね画像
を形成する画像形成装置であれば、レーザプリンタに限
らず、複写機等の他の画像形成装置についても適用可能
である。
【0034】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によれば、上記付
勢手段によって上記第1の搬送経路もしくは第2の搬送
経路のうち所望の搬送経路側にベルト部材を付勢するこ
とにより、簡易な構成でランニングコスト及び製造コス
トの低減を図ることができるという優れた効果がある
【0035】特に、請求項2の発明によれば、トグル作
用を利用してベルト部材を第1の搬送経路側もしくは第
2の搬送経路側のいずれかの方向に選択的に付勢するこ
とができるという優れた効果がある。また、上記ローラ
部材はベルト部材に張力を付与するテンションローラの
役割も兼ねるため、別途テンションローラを設ける必要
がなく、さらなる製造コストダウンを図ることができる
という効果がある。さらに、上記ベルト部材の周長精度
を緩和でき製造コストダウン及び歩留まりの向上を図る
ことができるという効果もある。
【0036】特に、請求項3の発明によれば、ゴム弾性
体の場合に比べ、ばね定数や自由長を設定し易く、設計
上の自由度を向上させることができるという効果があ
る。
【0037】特に、請求項4の発明によれば、画像形成
装置のランニングコストや製造コストの低減を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】同レーザプリンタの概略構成図。
【図2】同レーザプリンタのトナー像形成部の概略構成
図。
【図3】同レーザプリンタの転写ユニットの概略構成
図。
【図4】(a)はフルカラーモードにおける転写ユニッ
トの説明図。(b)はモノクロモードにおける転写ユニ
ットの説明図。
【図5】接離ローラ支持側板と接離ローラとの斜視図。
【図6】転写ベルトを張架した状態における接離ローラ
支持側板の3つの位置の説明図。
【図7】(a)〜(d)は、モノカラーモードからフル
カラーモードへの切換時における偏心カムと、転写サブ
ユニットの係合孔と、接離ローラ支持側板のピンとの動
作説明図。
【図8】(a),(b)は、従来技術における転写ユニ
ットの動作説明図。
【符号の説明】
1 トナー像形成部 6 転写ユニット 9 転写バイアス電源 10 感光体ユニット 11 感光体ドラム 20 現像ユニット 60 転写搬送ベルト 61〜64 支持ローラ 67 転写バイアス印加部材(固定ブラシ) 68 バックアップローラ 600 転写ユニット本体 601 転写サブユニット 603 偏心カム 605 接離ローラ支持側板 606 転写ユニット本体に設けられた回転軸 607 軸受 608 圧縮スプリング 609 ピン 610 転写サブユニットの係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA05 AB02 AD08 BB02 BB23 BB44 BB46 BB53 2H032 AA05 AA15 BA18 BA23 CA01 CA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被転写体を表面に担持して搬送するベルト
    部材と、該ベルト部材を張架する複数の部材とを有し、
    トナー像が形成される複数の像担持体に対向する転写位
    置を通過するように該被転写体を搬送する第1の搬送経
    路と、該複数の像担持体のうち一部の像担持体に対向す
    る転写位置を通過するように該被転写体を搬送する第2
    の搬送経路とを取り得るように構成したベルト転写装置
    において、駆動源からの駆動力によって上記第1の搬送
    経路と第2の搬送経路とを切換える搬送経路切換手段
    と、該第1の搬送経路を取るときには該第1の搬送経路
    側に上記ベルト部材を付勢し且つ該第2の搬送経路を取
    るときには該第2の搬送経路側に該ベルト部材を付勢す
    る付勢手段と、該搬送経路切換手段の切換動作に連動し
    て該付勢手段の付勢方向を切換える付勢方向切換手段と
    を有し、該付勢手段を弾性部材を用いて構成したことを
    特徴とするベルト転写装置。
  2. 【請求項2】請求項1のベルト転写装置において、上記
    付勢手段を、上記複数のローラ部材のうち少なくとも1
    つのローラ部材の両端部側を上記弾性部材で付勢して上
    記ベルト部材に張力を与え、かつ、該ローラ部材を上記
    第1の搬送経路側と第2の搬送経路側との間で揺動可能
    に構成すると共に、該第1の搬送経路と第2の搬送経路
    との略中間位置で該弾性部材が最も圧縮されるように構
    成したことを特徴とするベルト転写装置。
  3. 【請求項3】請求項2のベルト転写装置において、上記
    弾性部材が圧縮ばねであることを特徴とするベルト転写
    装置。
  4. 【請求項4】トナー像が形成される像担持体をそれぞれ
    有する複数のトナー像形成部と、該トナー像が転写され
    る被転写体を表面に担持して搬送する転写ベルトを備え
    たベルト転写装置とを有し、該複数のトナー像形成部の
    すべての像担持体に対向する複数の転写位置に該被転写
    体を通過させて、該各像担持体上に形成されたトナー像
    を該被転写体に順次重ね合わせて転写する第1の画像形
    成モードと、該複数のトナー像形成部のうち一部の像担
    持体に対向する転写位置に該被転写体を通過させて、該
    像担持体上に形成されたトナー像を該被転写体に転写す
    る第2の画像形成モードとを切り換えて実行可能に構成
    された画像形成装置において、上記ベルト転写装置とし
    て、請求項1乃至3記載のベルト転写装置を用いたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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