JP2009125426A - 電気洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から水が浸入しても、操作パネルに覆われた電装部品が濡れることを防止できる電気洗濯機を提供すること。
【解決手段】操作パネル35の裏側(第2凹部11側)にカバー側筒部46およびケース側筒部45を配置する。操作パネル35の開口35Bと回転ダイヤル31との隙間から操作パネル35の裏面側に浸入した水は、図示した太い点線矢印で示すように、カバー側筒部46およびケース側筒部45によって、操作パネル35に覆われた電装部品(電気回路基板36、ケース37、エンコーダ38、LED39およびカバー40)を濡らさないように、第2凹部11の水抜き穴11D方向へ導かれ、水抜き穴11Dから第2凹部11の外へ排出される。これにより、外部から水が浸入しても、操作パネル35に覆われた電装部品が濡れることを防止できる。
【選択図】図4

Description

この発明は、電気洗濯機に関する。
電気洗濯機に所望の運転を実行させるために操作される運転操作部を備える電気洗濯機が公知である(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気洗濯機では、運転操作部は、洗濯機本体(筐体に相当する。)の上部に設けられており、電装用プリント基板と、電装用プリント基板を支持する基板カバーと、基板カバーおよび電装用プリント基板を上方から覆う上面板(操作パネルに相当する。)とを備えている。
また、洗濯で生じた異物を捕獲するためのフィルタを備える電気洗濯機が公知である(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の電気洗濯機では、洗濯機本体(筐体に相当する。)に設けられたフィルタ挿入部に対してフィルタ(フィルタユニットに相当する。)が着脱される。そして、この電気洗濯機では、フィルタに磁石が取り付けられ、フィルタ挿入部側に磁力判定手段(リードスイッチに相当する。)が取り付けられている。フィルタがフィルタ挿入部に完全に挿入されると、フィルタの磁石が磁力判定手段近傍に配置されて磁力判定手段が作動する。これにより、フィルタが洗濯機本体に取り付けられたことが検知される。
特許第3011628号公報 特開2005−143790号公報
電気洗濯機では、洗濯を行うために水を使用するので、運転操作部には外部から水が付着しやすい。一方、運転操作部における電装用プリント基板などの電装部品は、水に濡れると故障するので、運転操作部に付着した水が電装部品にかからないように対策を講じる必要がある。しかし、特許文献1に記載の電気洗濯機では、運転操作部に外部から水がかかった場合に、その水が上面板周りの隙間から基板カバー側へ浸入し、電装部品を濡らす虞がある。
特許文献2に記載の電気洗濯機では、フィルタが洗濯機本体に取り付けられたことを検知する精度の向上が望まれる。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、外部から水が浸入しても、操作パネルに覆われた電装部品が濡れることを防止できる電気洗濯機を提供することを主たる目的とする。
この発明は、フィルタユニットが筐体に取り付けられたことを検知する精度の向上を図ることができる電気洗濯機を提供することを別の目的とする。
この発明は、操作パネルの周辺部品の耐久性の向上を図ることができる電気洗濯機を提供することをさらに別の目的とする。
請求項1記載の発明は、洗濯水槽と、前記洗濯水槽を収容する筐体の前面を形成しており、前記洗濯水槽へ洗濯物を出し入れするための出入口が形成されていて、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と、を備える電気洗濯機であって、前記前面壁において、前記出入口の上方に形成され、下端に水抜き穴が形成された、電装部品を収容するための凹部と、前記凹部を覆い、前記前面壁と略面一になるように取り付けられた操作パネルと、前記操作パネルに開口が形成され、その開口から前方へ突出するように設けられていて、突出部が掴まれて回転操作される回転ダイヤルと、前記操作パネルの裏面側に配置され、前記開口と前記回転ダイヤルとの隙間から浸入する水が前記凹部に収容された電装部品を濡らさないように、水を前記水抜き穴方向へ導くための導水部材と、前記前面壁において、前記凹部に隣接して形成されたフィルタ装着窓と、前記フィルタ装着窓への装着時は前面が前記前面壁と面一になり、メンテナンス時には前記前面壁から前側へ水平方向に沿って引き出し可能であり、異物を捕獲するためのフィルタユニットと、前記凹部に収容された電装部品に含まれていて、前記フィルタユニットの側方に対向するように鉛直方向に配置されたリードスイッチと、前記フィルタユニットの側方に鉛直方向に配置され、前記フィルタユニットが装着された状態で前記リードスイッチに対向して前記リードスイッチを作動させる磁石と、を有していることを特徴とする、電気洗濯機である。
請求項2記載の発明は、洗濯水槽と、前記洗濯水槽を収容する筐体の前面を形成しており、前記洗濯水槽へ洗濯物を出し入れするための出入口が形成されていて、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と、を備える電気洗濯機であって、前記前面壁において、前記出入口の上方で前記前面壁と略面一になるように取り付けられた操作パネルと、前記前面壁において、前記操作パネルに隣接して形成されたフィルタ装着窓と、前記フィルタ装着窓への装着時は前面が前記前面壁と面一になり、メンテナンス時には前記前面壁から前側へ水平方向に沿って引き出し可能であり、異物を捕獲するためのフィルタユニットと、前記操作パネル後側の電装部品に含まれていて、前記フィルタユニットの側方に対向するように鉛直方向に配置されたリードスイッチと、前記フィルタユニットの側方に鉛直方向に配置され、前記フィルタユニットが装着された状態で前記リードスイッチに対向して前記リードスイッチを作動させる磁石と、を有していることを特徴とする、電気洗濯機である。
請求項3記載の発明は、前記電装部品には、電気回路基板が含まれており、前記リードスイッチは、前記電気回路基板に直接接続されていることを特徴とする、請求項1または2記載の電気洗濯機である。
請求項4記載の発明は、洗濯水槽と、前記洗濯水槽を収容する筐体の前面を形成しており、前記洗濯水槽へ洗濯物を出し入れするための出入口が形成されていて、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と、を備える電気洗濯機であって、前記前面壁において、前記出入口の上方に形成され、下端に水抜き穴が形成された、電装部品を収容するための凹部と、前記凹部を覆い、前記前面壁と略面一になるように取り付けられた操作パネルと、前記操作パネルに開口が形成され、その開口から前方へ突出するように設けられていて、突出部が掴まれて回転操作される回転ダイヤルと、前記操作パネルの裏面側に配置され、前記開口と前記回転ダイヤルとの隙間から浸入する水が前記凹部に収容された電装部品を濡らさないように、水を前記水抜き穴方向へ導くための導水部材と、を有していることを特徴とする、電気洗濯機である。
請求項5記載の発明は、前記電装部品には、電気回路基板と、前記電気回路基板が収容されたケースと、前記電気回路基板に実装されたエンコーダおよびLEDと、前記LEDを支持し、前記エンコーダを取り囲むように前記電気回路基板の前側に配置されたカバーと、が含まれており、前記導水部材は、浸入する水を、前記ケースおよび前記カバーの外側を伝って前記水抜き穴へと流れるように導くために、前記操作パネルの後方に向って突出するリブを含むことを特徴とする、請求項1または4記載の電気洗濯機である。
請求項6記載の発明は、前記操作パネルの上端部には、爪が形成されており、前記前面壁には、前記操作パネルの上端部を受け入れるための溝が形成されており、前記溝には、前記爪が嵌合する嵌合穴が形成されていることを特徴とする、請求項5記載の電気洗濯機である。
請求項7記載の発明は、前記操作パネルには、前記溝の下方に位置し、前記溝に浸入して溢れた水を、前記電装部品を避けて前記水抜き穴へ導くためのリブが備えられていることを特徴とする、請求項6記載の電気洗濯機である。
請求項8記載の発明は、前記回転ダイヤルの外周面に突起を一体的に設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の電気洗濯機である。
請求項9記載の発明は、前記突起の外表面が球面状に形成されていることを特徴とする、請求項8記載の電気洗濯機である。
請求項10記載の発明は、前記回転ダイヤルに一体的に設けられ、前記回転ダイヤルが、その後方に備えられたエンコーダ側へ押されたときに、前記エンコーダへの圧力を分散するために、前記操作パネル側に備えられたカバーに当接する当接部を有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の電気洗濯機である。
請求項11記載の発明は、前記当接部の外表面が球面状に形成されていることを特徴とする、請求項10記載の電気洗濯機である。
請求項12記載の発明は、前記回転ダイヤルの材料は、前記操作パネルにおいて前記回転ダイヤルに接触する部品の材料と異なることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の電気洗濯機である。
請求項1記載の発明によれば、前面壁の凹部を覆う操作パネルは、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と略面一になるように取り付けられているので、外部から操作パネルにかかった水を、凹部側へ浸入させることなく、前面壁に沿って流し落すことができる。
そして、操作パネルにかかった水が、操作パネルの開口と回転ダイヤルとの隙間から操作パネルの裏面側(凹部側)に浸入しても、浸入した水は、操作パネルの裏側に配置された導水部材によって、凹部に収容された電装部品を濡らさないように、凹部の水抜き穴方向へ導かれ、水抜き穴から凹部の外へ排出される。これにより、外部から水が浸入しても、操作パネルに覆われた電装部品が濡れることを防止できる。
また、前面壁において凹部に隣接して形成されたフィルタ装着窓では、フィルタユニットが、前面壁(筐体)に対して前側から水平方向に沿って引き出されたり、押し込まれたりする。フィルタユニットの側方に配置された磁石が、凹部に収容された電装部品に含まれたリードスイッチに対向してリードスイッチを作動させることにより、フィルタユニットが筐体に装着されたことが検知される。
ここで、フィルタユニットが筐体に対して水平方向に沿って装着されるのに対して、リードスイッチおよび磁石が鉛直方向に配置されているので、リードスイッチと磁石との対向面積を比較的大きく確保することができる。これにより、フィルタユニットが筐体に装着されたときに、磁石がリードスイッチを確実に作動させることができるので、フィルタユニットが筐体に取り付けられたことを検知する精度の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、操作パネルは、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と略面一になるように取り付けられているので、外部から操作パネルにかかった水を、操作パネル後側へ浸入させることなく、前面壁に沿って流し落すことができる。これにより、操作パネルに覆われた電装部品が濡れることを防止できる。
また、前面壁において、前記操作パネルに隣接して形成されたフィルタ装着窓では、フィルタユニットが、前面壁(筐体)に対して前側から水平方向に沿って引き出されたり、押し込まれたりする。フィルタユニットの側方に配置された磁石が、操作パネル後側の電装部品に含まれたリードスイッチに対向してリードスイッチを作動させることにより、フィルタユニットが筐体に装着されたことが検知される。
ここで、フィルタユニットが筐体に対して水平方向に沿って装着されるのに対して、リードスイッチおよび磁石が鉛直方向に配置されているので、リードスイッチと磁石との対向面積を比較的大きく確保することができる。これにより、フィルタユニットが筐体に装着されたときに、磁石がリードスイッチを確実に作動させることができるので、フィルタユニットが筐体に取り付けられたことを検知する精度の向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、リードスイッチは、電装部品に含まれた電気回路基板に直接接続されているので、電気回路基板とリードスイッチとをつなぐ配線を短くしたり、コネクタを省略したりすることができ、リードスイッチ周りにおける構成の簡略化を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、前面壁の凹部を覆う操作パネルは、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と略面一になるように取り付けられているので、外部から操作パネルにかかった水を、凹部側へ浸入させることなく、前面壁に沿って流し落すことができる。
そして、操作パネルにかかった水が、操作パネルの開口と回転ダイヤルとの隙間から操作パネルの裏面側(凹部側)に浸入しても、浸入した水は、操作パネルの裏側に配置された導水部材によって、凹部に収容された電装部品を濡らさないように、凹部の水抜き穴方向へ導かれ、水抜き穴から凹部の外へ排出される。これにより、外部から水が浸入しても、操作パネルに覆われた電装部品が濡れることを防止できる。
請求項5記載の発明によれば、導水部材は、操作パネルの後方に向って突出するリブを含んでおり、操作パネルに浸入する水は、リブによって、電装部品のケースおよびカバーの外側を伝って水抜き穴へと流れるように導かれるので、電装部品、特に電気回路基板が濡れることを確実に防止できる。
請求項6記載の発明によれば、前面壁における操作パネルの上側に水がかかっても、この水を、前面壁に形成された溝に逃がすことができるので、操作パネル、および、その裏面側の電装部品が濡れることを防止できる。
また、この溝には、操作パネルの上端部が受け入れられるので、操作パネルを前面壁に対して位置決めすることができ、操作パネルの上端部に形成された爪を溝の嵌合穴に嵌合することによって、操作パネルを前面壁に固定することができる。ここで、嵌合穴は、操作パネルの爪を嵌合させるだけでなく、溝に逃がされた水を排水することもできるので、溝から水が溢れることを防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、前面壁の溝から水が溢れても、その水は、操作パネルに備えられ、溝の下方に位置するリブによって、電装部品を避けて水抜き穴へ導かれるので、電装部品が濡れることを防止できる。
請求項8記載の発明によれば、操作パネルの周辺部品である回転ダイヤルの外周面に突起を一体的に設けることによって、回転ダイヤルにおいて、回転ダイヤルの周囲の部品に対する接触部分を、外周面でなく、突起にすることができるので、この接触部分を小さく抑えることができる。これにより、回転ダイヤルと回転ダイヤルの周囲の部品との間における摩擦を低減することができるので、回転ダイヤルの耐久性および操作性の向上を図ることができる。
請求項9記載の発明によれば、突起の外表面が球面状に形成されているので、回転ダイヤル(突起)と回転ダイヤルの周囲の部品との間における摩擦を一層低減することができる。
請求項10記載の発明によれば、回転ダイヤルが、その後方に備えられたエンコーダ側へ押されたときに、回転ダイヤルに一体的に設けられた当接部が、操作パネル側に備えられたカバーに当接する。これによって、回転ダイヤルからエンコーダへの圧力が分散されるので、エンコーダの破損を防止することができる。
請求項11記載の発明によれば、当接部の外表面が球面状に形成されているので、回転ダイヤルがエンコーダ側へ押されて当接部がカバーに当接したときに、当接部とカバーとの間における摩擦を低減することができ、回転ダイヤルからエンコーダへの圧力を円滑に分散することができる。
請求項12記載の発明によれば、回転ダイヤルの材料は、操作パネルにおいて回転ダイヤルに接触する部品の材料と異なるので、回転ダイヤルと回転ダイヤルに接触する部品との間における摩擦を低減することができる。これにより、回転ダイヤルと回転ダイヤルに接触する部品と間における摩擦音を低減し、これらの部品の耐久性の向上を図ることができる。
以下では、この発明の一実施形態に係る電気洗濯機1(以下では「洗濯機1」という。)を、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明に係る洗濯機1は、洗濯機能に加えて乾燥機能も有しているが、本発明は、洗濯機能のみを有する洗濯機や、乾燥機能のみを有する乾燥機にも適用される。
図1は、洗濯機1の正面図である。図2は、洗濯機1の右側面図である。なお、方向について言及する場合には、図示した方向矢印を参照する(以下同様)。ここで、前側と正面側とは同じであり、後側と背面側と裏側と奥側とは同じであり、左右方向と幅方向とは同じである。
図1に示すように、洗濯機1は、縦長のボックス形状のケーシング2を筐体として有している。
図示されていないが、ケーシング2内には、洗濯水槽として、外槽および内槽が収容されている。外槽には、水を溜めることができる。内槽は、外槽内に配置され、前側に開口を有しており、この開口を介して、外部から内槽内部に洗濯物を出し入れすることができる。洗濯機1では、外槽内に溜めた水を用いて、内槽内の洗濯物を洗濯することができる。
図1および図2に示すように、ケーシング2において、左右側面および前後面は、鉛直方向にほぼ沿って延びているが、図2に示すように、前面の略上半分(前面全体において上下方向における約3分の2の領域)は、上側へ向うのに従って後方へ緩やかに傾斜している。以下では、この部分を傾斜面2Aという。傾斜面2Aは、鉛直面に対して、たとえば約15°後側に傾斜している。
ケーシング2は、骨格をなすフレーム3と、カバー4とを含んでいる。
フレーム3は、金属製であり、ケーシング2より背の低い略直方体状に形成されている。上述した外槽および内槽は、フレーム3内に収容され、フレーム3によって支持されている。
カバー4は、樹脂製であり、フレーム3を外側から覆うように、フレーム3に取り付けられている。詳しくは、カバー4は、フレーム3の前面および天面に応じて個別に設けられており、以下では、フレーム3の前面を前から覆うカバー4を、前カバー5という。前カバー5は、縦長の板状であり、その外縁部は、後側へ折れ曲っている。
前カバー5は、前面壁としての傾斜部6と、鉛直部7とを備えている。
傾斜部6は、前カバー5の略上半分(前カバー5全体において上下方向における約3分の2の領域)をなし、上側へ向うのに従って後方へ傾斜している。
図3は、図1および図2における前カバー5の傾斜部6を抜き出して正面右上から見た斜視図である。
図3に示すように、傾斜部6の上端部は、前カバー5の上側外縁部として後側へ折れ曲っており、以下では、この折れ曲った部分を、折れ曲り部分8という。そして、傾斜部6の前面が、上述した傾斜面2Aである。正面視における傾斜部6の略中央には、出入口9が形成されている。出入口9は、丸穴であり、傾斜部6を貫通して、上述した内槽の開口(図示せず)に対向および連通している。出入口9および内槽の開口を介して、内槽へ洗濯物を出し入れすることができる。
出入口9は、出入口9とほぼ同形状のドア25によって開閉される(図1参照)。
傾斜部6において、出入口9の上方には、3つの凹部が幅方向に並んで形成されている。これらの凹部を、左から順に、第1凹部10、第2凹部11、第3凹部12と区別して呼ぶ。
第1凹部10は、出入口9の左上側、詳しくは、傾斜面2Aの左端縁より僅か右側に形成されている。第1凹部10は、傾斜面2A(折れ曲り部分8の前面も含まれる。)上では、正面視において略正方形状に区画されている。第1凹部10の奥面(後面)には、洗剤ボックス着脱口13が形成されている。洗剤ボックス着脱口13は、矩形状の穴であり、第1凹部10の奥面において傾斜部6(つまり前カバー5)を貫通している。
ここで、洗濯機1では、洗濯に用いる洗剤を収容する洗剤ボックス14が引き出し可能に装着されており(図1参照)、洗剤ボックス14が、ケーシング2に対して引き出されたり押し込まれたりするときに、洗剤ボックス着脱口13を通過する。図1に示すように、洗剤ボックス14の前端には、洗剤ボックス前プレート14Aが設けられている。洗剤ボックス前プレート14Aは、第1凹部10(図3参照)をちょうど覆い得る大きさの略正方形の板状であり、傾斜部6に沿うように、上側へ向うのに従って後方へ傾斜している。洗剤ボックス14がケーシング2に装着された(完全に押し込まれた)状態において、洗剤ボックス前プレート14Aは、第1凹部10を前側からほぼ隙間なく塞ぎ、洗剤ボックス前プレート14Aの前面は、傾斜部6の前面(つまり、傾斜面2A)とほぼ面一となっている。
図3に示すように、第1凹部10において、洗剤ボックス着脱口13の上方には、洗剤ボックス用指掛け部15が形成されている。洗剤ボックス用指掛け部15は、第1凹部10の上端部および折れ曲り部分8にまたがって設けられており、傾斜面2Aにおける第1凹部10の上側の縁10Aの一部と、この縁10Aの近傍の折れ曲り部分8を切欠いて下方へ窪んでいる。図1に示すように、洗剤ボックス14がケーシング2に装着された状態において、洗剤ボックス前プレート14Aの裏面(後面)の上端部の一部が、洗剤ボックス用指掛け部15内(図3参照)に露出される。そのため、洗剤ボックス用指掛け部15に手指を入れると、洗剤ボックス前プレート14Aの上端部に後側から手指を掛けることができ、そのまま手を手前に引くことによって、洗剤ボックス14を手前に引き出すことができる。
図3に示すように、第2凹部11は、仕切り16を挟んで、第1凹部10の右側に隣接して設けられている。第2凹部11は、傾斜面2A上では、正面視において横長の略矩形状に区画されている。傾斜面2Aにおける第2凹部11の上側の縁11Aは、幅方向に沿って延びており、傾斜面2Aにおける第2凹部11の下側の縁11Bは、左側へ向うのに従って下側へやや湾曲している。
第2凹部11内には、傾斜面2Aにおける第2凹部11の上側の縁11Aに沿って、上側段部17が設けられ、傾斜面2Aにおける第2凹部11の下側の縁11Bに沿って、下側段部18が設けられている。
上側段部17は、第2凹部11の上側の縁11Aに隣接して設けられた中空体であり、第2凹部11の上側の縁11Aから下側へ一段突き出ている。上側段部17の前端面は、上側の縁11Aの下側において、この縁11Aに沿って幅方向に平行に延びており、上レール17Aとされる。上レール17Aには、後側下方へ窪み、縁11Aに沿って平行に延びる溝26が形成されている。上レール17A(溝26)には、嵌合穴としての複数の上スリット17Bが、幅方向に間隔を隔てて形成されている。上スリット17Bは、幅方向に細長い矩形状であり、上側段部17内に連通している。
下側段部18は、第2凹部11の下側の縁11Bに隣接して設けられた中空体であり、第2凹部11の下側の縁11Bから上側へ一段突き出ている。下側段部18の前端面は、縁11Bの上側かつ後側において、この縁11Bに沿って平行に延びており、下レール18Aとされる。下レール18Aには、複数の下スリット18Bが、幅方向に間隔を隔てて形成されている。下スリット18Bは、幅方向に細長い矩形状であり、下側段部18内に連通している。第2凹部11の奥面11Cは、傾斜面2Aにほぼ沿うように上側へ向うのに従って後方へ傾斜しており、奥面11Cの下端が、第2凹部11内において最も下方に位置している。そして、奥面11Cの下端縁は、第2凹部11の下側の縁11Bと同様に、左側へ向うのに従って下側へやや湾曲しており、奥面11Cの下端縁の左端に、水抜き穴11Dが形成されている。水抜き穴11Dは、矩形状であり、奥面11Cにおいて傾斜部6(つまり前カバー5)を貫通している。
第3凹部12は、仕切り19を挟んで、第2凹部11の右側に隣接して設けられている。第3凹部12は、出入口9の右上側、詳しくは、傾斜面2Aの右端縁より僅か左側に形成されている。第3凹部12は、傾斜面2A上では、正面視において縦長の略矩形状に区画されており、フィルタ装着窓をなす。第3凹部12の奥面(後面)には、乾燥フィルタユニット着脱口20が形成されている。乾燥フィルタユニット着脱口20は、矩形状であり、第3凹部12の奥面において傾斜部6(つまり前カバー5)を貫通している。
ここで、洗濯機1では、洗濯(詳しくは乾燥運転)で生じたリントなどの異物を捕獲するための乾燥フィルタユニット21が引き出し可能に装着されており(図1参照)、乾燥フィルタユニット21が、ケーシング2に対して引き出されたり押し込まれたりするときに、乾燥フィルタユニット着脱口20を通過する。図1に示すように、乾燥フィルタユニット21の前端には、乾燥フィルタ前プレート21Aが設けられている。乾燥フィルタ前プレート21Aは、第3凹部12(図3参照)をちょうど覆い得る大きさの略矩形の板状であり、傾斜部6に沿うように、上側へ向うのに従って後方へ傾斜している。乾燥フィルタユニット21がケーシング2(第3凹部12)に装着された(完全に押し込まれた)状態において、乾燥フィルタ前プレート21Aは、第3凹部12を前側からほぼ隙間なく塞ぎ、乾燥フィルタ前プレート21Aの前面は、傾斜部6の前面(つまり、傾斜面2A)とほぼ面一となっている。
図3に示すように、第3凹部12において、乾燥フィルタユニット着脱口20の上方には、乾燥フィルタユニット用指掛け部22が形成されている。乾燥フィルタユニット用指掛け部22は、第3凹部12の上端部および折れ曲り部分8にまたがって設けられており、傾斜面2Aにおける第3凹部12の上側の縁12Aの一部と、この縁12Aの近傍の折れ曲り部分8を切欠いて下方へ窪んでいる。図1に示すように、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に装着された状態において、乾燥フィルタ前プレート21Aの裏面(後面)の上端部の一部が、乾燥フィルタユニット用指掛け部22(図3参照)内に露出される。そのため、乾燥フィルタユニット用指掛け部22に手指を入れると、乾燥フィルタ前プレート21Aの上端部に後側から手指を掛けることができ、そのまま手を手前に引くことによって、乾燥フィルタユニット21をメンテナンス時に前カバー5(傾斜部6)から前側に引き出すことができる。ここで、ケーシング2に対する乾燥フィルタユニット21の引き出し(押し込み)方向は、ほぼ水平方向である。
鉛直部7は、鉛直方向にほぼ沿うように、傾斜部6の下端から連続して下方へ延びている。鉛直部7の右端には、リントフィルタ着脱口23が形成されている。リントフィルタ着脱口23は、矩形状であり、鉛直部7(つまり前カバー5)を貫通している。リントフィルタ着脱口23は、通常は蓋24によって塞がれており、蓋24を開くことによって開放される。ここで、洗濯機1では、洗濯に用いた水に含まれたリントを捕獲するためのリントフィルタ(図示せず)が引き出し可能に装着されており、このリントフィルタが、ケーシング2に対して引き出されたり押し込まれたりするときに、開放されたリントフィルタ着脱口23を通過する。
前カバー5の第2凹部11(図3参照)には、操作パネルユニット30が嵌め込まれている。操作パネルユニット30には、洗濯機1に所望の運転を実行させるために操作される回転ダイヤル31やボタン32、および、例えば液晶画面によって洗濯機1の運転に関する情報を表示する表示部33等が配置されている。
図4は、図1のA−A矢視断面図である。図5において、図5(a)は、操作パネルユニット30の正面図であり、図5(b)は、操作パネルユニット30の平面図であり、図5(c)は、操作パネルユニット30の底面図であり、図5(d)は、操作パネルユニット30の右側面図である。図6は、操作パネルユニット30の背面図である。図7は、操作パネル35を取り外した状態における操作パネルユニット30を正面右上から見た斜視図である。図8は、図2のB−B矢視断面図である。
図4に示すように、操作パネルユニット30は、その前面をなす操作パネル35と、操作パネル35の裏面(後面)側において第2凹部11に収容される電気回路基板36、ケース37、エンコーダ38、LED39およびカバー40と、を含んでいる。電気回路基板36、ケース37、エンコーダ38、LED39およびカバー40を、まとめて電装部品ということがある。
操作パネル35は、図5(a)に示すように、第2凹部11(図3参照)をちょうど覆い得る大きさの横長の略矩形板状である。第2凹部11を覆った状態において、操作パネル35は、その前面が傾斜部6の前面(つまり、傾斜面2A)と略面一となるように、つまり、上側へ向うのに従って後方へ傾斜するように、第2凹部11に取り付けられている(図4参照)。そのため、外部から操作パネル35にかかった水を、第2凹部11側へ浸入させることなく、傾斜部6の傾斜面2Aに沿って流し落すことができる。
操作パネル35の上端部は、幅方向におけるほぼ全てに亘って後方へ屈曲しており、屈曲部35Aとされる。操作パネル35の前面に、上述したボタン32が配置され、操作パネル35には、その正面視における中心から右側にやや偏った位置に、丸い開口35Bが形成されている。図5(b)に示すように、屈曲部35Aの後端縁には、爪としてのパネル上フック41が、幅方向に間隔を隔てて複数形成されている。パネル上フック41は、後方へ延びてから右側へ折れ曲る鉤状に形成されている。操作パネルユニット30が第2凹部11に嵌め込まれた状態において、図4に示すように、屈曲部35Aの後端部が第2凹部11の上側の溝26に受け入れられ、パネル上フック41が、対応する上スリット17Bに嵌合し、上レール17Aにおける上スリット17Bの周縁部に係合している(図3も参照)。このように、溝26には、操作パネル35の上端部(屈曲部35Aの後端部)が受け入れられるので、操作パネル35を傾斜部6に対して位置決めすることができ、操作パネル35の上端部に形成されたパネル上フック41を溝26の上スリット17Bに嵌合することによって、操作パネル35を傾斜部6に固定することができる。
また、図5(c)に示すように、操作パネル35の裏面の下端部には、パネル下フック42が、操作パネル35の下端縁に沿うように、幅方向に間隔を隔てて複数形成されている。パネル下フック42は、後方へ延びてから右側へ折れ曲る鉤状に形成されている。操作パネルユニット30が第2凹部11に嵌め込まれた状態において、パネル下フック42が、対応する下スリット18Bに挿通され、下レール18Aにおける下スリット18Bの周縁部に係合している(図3参照)。
また、操作パネル35の左端には、左側へ突出するねじ止め部43が設けられている。ねじ止め部43には、貫通穴43Aが形成されている(図5(b)参照)。貫通穴43Aには、ねじ47が挿通されており、このねじ47によって、ねじ止め部43が前カバー5(図3参照)にねじ止めされる。これにより、操作パネルユニット30全体が、第2凹部11に嵌め込まれた状態で完全に固定される。
また、図4に示すように、操作パネル35の裏面において、屈曲部35Aの僅か下方には、屈曲部35Aの後端部と略平行となるように、屈曲部35Aよりも後方へ延びるリブ35Cが一体的に設けられている。リブ35Cは、第2凹部11内において、第2凹部11の溝26の下方に位置し、図6に示すように、幅方向において、操作パネル35のほぼ全域に亘って延びている。リブ35Cの左端部は、ねじ止め部43の右側で下方へ折れ曲がっており、折れ曲り部35Dとされる。
図8を参照して、電気回路基板36は、幅方向に長手の矩形薄板状であり、操作パネル35より一回り小さい。電気回路基板36の前面には、エンコーダ38およびLED39が実装されている(図4参照)。また、上述したボタン32や表示部33(図1参照)が電気回路基板36に電気的に接続されている。エンコーダ38は、回転軸38Aを有し、回転軸38Aが回転したときにその回転量を検知する(図4参照)。LED39は、エンコーダ38の周囲に複数配置されている。電気回路基板36には、洗濯機1における操作パネルユニット30以外の電気部品に接続されたワイヤーハーネス44(図6参照)の一端が接続されている。回転ダイヤル31やボタン32(図1参照)が操作されると、その操作に対応する電気信号が、ワイヤーハーネス44を介して、操作パネルユニット30以外の電気部品に出力される。
ケース37は、電気回路基板36を収容し得る大きさを有するボックス状である(図7参照)。ケース37において、前面は開口されている。図4に示すように、操作パネルユニット30が前カバー5の第2凹部11に嵌め込まれた状態において、ケース37の後側壁37Aは、第2凹部11の奥面11Cに対向した状態で、上側へ向うのに従って後方へ傾斜している。電気回路基板36は、ケース37に収容された状態において、上側へ向うのに従って後方へ傾斜している。また、電気回路基板36の前面は、ケース37の前面における開口から前側に露出されている。
後側壁37Aには、上下方向略中央に小さな貫通穴37B(図6参照)が形成されている。ケース37の後側壁37Aには、貫通穴37Bを取り囲んで上側前方へ延びるケース側筒部45が一体的に設けられている。ケース側筒部45は、筒状のリブであり、電気回路基板36を貫通して、前方に延びている。ここで、操作パネル35の上端側にある上述したリブ35Cは、ケース37の上側壁37Cを上から覆うように、上側壁37Cの上方において、上側壁37Cと略平行に延びている。また、リブ35Cの左端における折れ曲り部35D(図8参照)は、ケース37の左側壁37Dの左側において下方に延びている。上述したワイヤーハーネス44は、電気回路基板36から、ケース37の上側壁37Cとリブ35Cとの間を通って外部へ延びている(図6参照)。
ここで、前カバー5において操作パネル35の上側に水がかかった場合、この水を、図示した太い1点鎖線の矢印で示すように、操作パネル35(詳しくは開口35B側)まで到達しないように、溝26に逃がすことができる。そのため、操作パネル35、および、その裏面側の電装部品が濡れることを防止できる。
このように溝26に溜まった水は、溝26において操作パネル35のパネル上フック41を嵌合させる上スリット17Bを介して、第2凹部11の外側へ排出されるので(図示した太い1点鎖線の矢印参照)、溝26から水が溢れることを防止することができる。
しかし、溝26に溜まった水を上スリット17Bで排出しきれなくなって、溝26から水が溢れる場合が想定される。その場合、溝26から溢れた水は、図示した太い2点鎖線の矢印で示すように、溝26の下方のリブ35Cに至り、リブ35Cの上面に導かれて第2凹部11の奥面11Cに向う。その後、この水は、図示した太い実線矢印で示すように、奥面11Cを流れ落ちて水抜き穴11Dに至り、水抜き穴11Dから第1凹部11の外へ排出される。つまり、溝26に浸入して溢れた水は、リブ35Cによって、電装部品を避けて水抜き穴11Dへ導かれるので、電装部品が濡れることを防止できる。なお、溝26から溢れた水がリブ35Cの左端部まで到達しても、この水は、リブ35Cの折れ曲り部35D(図8参照)によって、ケース37の左側壁37Dから遮られるので、ケース37の左側壁37Dが濡れることを防止することができる。
カバー40は、エンコーダ38およびLED39を前側から被うように、ケース37に収容された電気回路基板36の前側に配置されている。カバー40は、板状に形成されており、操作パネルユニット30が第2凹部11に嵌め込まれた状態において、上側へ向うのに従って後方へ傾斜している。
詳しくは、カバー40の前面において、エンコーダ38に対向する部分には、図7に示すように、環状の突条40Aが形成されている。カバー40において突条40Aによって囲まれる部分には、カバー40を貫通する第1貫通穴40Bが形成されている(図4参照)。第1貫通穴40Bからエンコーダ38の回転軸38Aが前側に露出されている。つまり、カバー40は、第1貫通穴40Bにおいてエンコーダ38を取り囲んでいる。また、カバー40の前面には、突条40Aを取り囲む環状の窪み40Cが形成されている。図4に示すように、窪み40Cは、操作パネル35の開口35Bに対向している。窪み40Cの下端には、カバー40を貫通する第2貫通穴40Dが形成されている。ここで、カバー40の第1貫通穴40Bから前側に露出されたエンコーダ38の回転軸38Aに対して、回転ダイヤル31が取り付けられ、回転ダイヤル31は、操作パネル35の開口35Bから前側に露出されている。回転ダイヤル31については、以降で詳説する。
カバー40には、第2貫通穴40Dを取り囲んで下側後方へ延びるカバー側筒部46が一体的に設けられている。カバー側筒部46は、筒状のリブであり、その後端部は、ケース側筒部45内に配置されている。つまり、カバー側筒部46とケース側筒部45とは互いに連通しており、これら全体が導水部材として操作パネル35の下側後方に向って突出している。ここで、図示した太い点線矢印で示すように、操作パネル35にかかった水が、操作パネル35の開口35Bと回転ダイヤル31との隙間から操作パネル35の裏面側(第2凹部11側)に浸入した場合、この水は、カバー40の窪み40Cに受け止められ、カバー40の傾斜に沿って窪み40Cを流れ落ちて第2貫通穴40Dに至る。そして、この水は、カバー側筒部46およびケース側筒部45内を順に通過して下側後方へ流れ、ケース37の後側壁37Aの貫通穴37Bから第1凹部11の奥面11Cに至る。その後、この水は、図示した太い実線矢印で示すように、奥面11Cを流れ落ちて水抜き穴11Dに至り、水抜き穴11Dから第1凹部11の外へ排出される。つまり、浸入する水は、操作パネル35の裏側に配置されたカバー側筒部46およびケース側筒部45によって、第2凹部11に収容された電装部品(特に電気回路基板36)から遮断された状態で、カバー40およびケース37の外側を伝って水抜き穴11Dへ流れるように導かれる。そして、この水は、水抜き穴11Dから第2凹部11の外へ排出される。これにより、外部から水が浸入しても、操作パネル35に覆われた第2凹部11側の電装部品が濡れることを防止できる。
また、カバー40には、第1貫通穴40Bおよび第2貫通穴40Dとは別に、カバー40を貫通する第3貫通穴40Eが、LED39に対応して複数形成されている(図7参照)。各第3貫通穴40Eには、対応するLED39が嵌め込まれており、これによって、LED39がカバー40によって支持されている。なお、操作パネル35において第3貫通穴40Eに対向する部分は、略透明であり、LED39が発する光は、対応する第3貫通穴40Eを介して操作パネル35の略透明部分を通過し、前側へ放たれる。これにより、操作パネル35の前面上に表示された案内文字が照らされる。
図9において、図9(a)は、回転ダイヤル31を正面右上から見た斜視図であり、図9(b)は、回転ダイヤル31の正面図であり、図9(c)は、回転ダイヤル31の右側面図であり、図9(d)は、回転ダイヤル31の背面図である。
回転ダイヤル31は、図9(a)を基準として、前側に向って階段状に縮径される円筒形状である。回転ダイヤル31の外周面の後端部には、第1突起51が、周方向に等しい間隔を隔てて一体的に設けられている。第1突起51は、回転ダイヤル31の径外へ向かって半球状に膨出するように形成されている(図9(b)および図9(d)参照)。つまり、第1突起51の外表面は、球面状である。
また、回転ダイヤル31の後端面における外周縁には、当接部としての第2突起52が、周方向に等しい間隔を隔てて一体的に設けられている。第2突起52は、後方へ向かって半球状に膨出するように形成されている。つまり、第2突起52の外表面は、球面状である(図9(c)および図9(d)参照)。回転ダイヤル31には、その円中心を通って後方へ突出するボス53が一体的に設けられている。ボス53の後端面には、窪み53Aが形成されている。背面視における窪み53Aの内部形状は、エンコーダ38の回転軸38A(図7参照)の断面形状とほぼ同じであり、たとえば略半円形状である。
図4に示すように、回転ダイヤル31は、ボス53の窪み53Aにエンコーダ38の回転軸38Aが挿通されることによって、回転軸38Aに対して相対回転不能に取り付けられている。この状態で、回転ダイヤル31において、第1突起51より前側の部分が、突出部31Aとして、開口35Bから操作パネル35の前方へ突出している。操作パネルユニット30の前側から回転ダイヤル31の突出部31Aを掴んで、その円中心周りに回転操作すると、エンコーダ38の回転軸38Aが回転し、上述したように、回転軸38Aの回転量(回転ダイヤル31の回転操作量)が検知される。また、第2突起52が、窪み40Cにおけるカバー40の前面に対して僅かに隙間を隔てて対向している。そのため、回転ダイヤル31が、その後方のエンコーダ38側に不意に押されたときに、操作パネル35側に備えられたカバー40(詳しくは窪み40Cに相当する部分)に第2突起52が当接する。これによって、回転ダイヤル31からエンコーダ38への圧力が分散されるので、エンコーダ38の破損を防止することができる。ここで、第2突起52の外表面が球面状に形成されているので、回転ダイヤル31がエンコーダ38側へ押されて第2突起52がカバー40に当接したときに、第2突起52とカバー40との間における摩擦を低減することができ、回転ダイヤル31からエンコーダ38への圧力を円滑に分散することができる。
操作パネル35の裏面には、後方へ突出し、開口35Bの周縁に沿う環状をなす凸部35Eが設けられている。凸部35Eは、第1突起51における回転ダイヤル31の外周面を取り囲んでいる。
ここで、回転ダイヤル31の外周面に第1突起51を一体的に設けることによって、回転ダイヤル31において、回転ダイヤル31の周囲の部品(凸部35E)に対する接触部分を、外周面でなく、第1突起51にすることができるので、この接触部分を小さく抑えることができる。これにより、回転ダイヤル31と凸部35Eとの間における摩擦を低減することができるので、回転ダイヤル31の耐久性および操作性の向上を図ることができる。さらに、第1突起51の外表面が球面状に形成されているので、回転ダイヤル31(第1突起51)と凸部35Eとの間における摩擦を一層低減することができる。
なお、凸部35Eと回転ダイヤル31の外周面との隙間は極力小さいことが好ましい。この場合、操作パネル35の開口35Bと回転ダイヤル31との隙間から水が浸入しても、その水が凸部35Eと回転ダイヤル31の外周面との隙間より裏側(後側)へ向うことを阻止できる。
また、回転ダイヤル31の材料は、操作パネル35において、回転ダイヤル31(第1突起51)に接触する部品(凸部35E)の材料や、第2突起52に当接されるカバー40の材料と異なることが望ましい。たとえば、回転ダイヤル31の材料をPET樹脂とした場合、操作パネル35(少なくとも凸部35E)およびカバー40の材料をABS樹脂とする。これにより、回転ダイヤル31と回転ダイヤル31に接触する部品との間における摩擦を低減することができる。その結果、回転ダイヤル31と回転ダイヤル31に接触する部品と間の摩擦音を低減し、これらの部品の耐久性の向上を図ることができる。
図10は、図1におけるC−C矢視断面図である。図11は、図1におけるD−D矢視断面図である。図12は、図1におけるE−E矢視断面図である。
図10に示すように、乾燥フィルタユニット21において、上述した乾燥フィルタ前プレート21Aの後側には、乾燥フィルタ本体部21Bが取り付けられている。乾燥フィルタ本体部21Bは、前後方向に長手であり、乾燥フィルタユニット21において異物を捕獲する部分である。また、ケーシング2(フレーム3)において、乾燥フィルタユニット着脱口20(図3参照)の後側には、ケーシング2に装着された乾燥フィルタユニット21(詳しくは、乾燥フィルタ本体部21B)を収容するための空間が連続して形成されており、この空間は、乾燥フィルタ収容部60とされる。
乾燥フィルタ本体部21Bの側方(左側面)において、乾燥フィルタ前プレート21Aに対して後側で隣接する位置には、磁石61が取り付けられている。図11に示すように、磁石61は、垂直方向に沿って長手となるように、乾燥フィルタ本体部21Bの左側面に取り付けられている。
図12に示すように、操作パネルユニット30において、ケース37の右側壁37Eの右側面には、リードスイッチ62が、垂直方向に沿って長手となるように取り付けられている。リードスイッチ62は、電気回路基板36(図8参照)に直接接続されている。これにより、電気回路基板36とリードスイッチ62とをつなぐ配線を短くしたり、コネクタを省略したりすることができ、リードスイッチ62周りにおける構成の簡略化を図ることができる。なお、リードスイッチ62自体を電気回路基板36の前面の右端部に実装してもよい。
図8に示すように、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に完全に装着された状態、つまり、乾燥フィルタユニット21が乾燥フィルタ収容部60内に完全に押し込まれた状態において、リードスイッチ62と磁石61とが幅方向において互いに対向している。これにより、リードスイッチ62が磁石61の磁界によってON(作動)され、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に完全に装着されたことが検知される。一方、乾燥フィルタユニット21を乾燥フィルタ収容部60から引き出すと、リードスイッチ62と磁石61とが幅方向に対向しないのでリードスイッチ62がONされず、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に完全に装着されていないことが検知される。この場合、操作パネルユニット30の表示部33(図1参照)にエラーが表示されるなどして、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に完全に装着されていないことが報知される。
ここで、上述したように乾燥フィルタユニット21がケーシング2(詳しくは、傾斜部6おいて操作パネル35に隣接して形成された第3凹部12)に対して水平方向に沿って装着されるのに対して、リードスイッチ62および磁石61が鉛直方向に配置されている。そのため、リードスイッチ62と磁石61との対向面積を比較的大きく確保することができる。これにより、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に装着されたときに、磁石61がリードスイッチ62を確実に作動させることができるので、乾燥フィルタユニット21がケーシング2に取り付けられたことを検知する精度の向上を図ることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
洗濯機1の正面図である。 洗濯機1の右側面図である。 図1および図2における前カバー5の傾斜部6を抜き出して正面右上から見た斜視図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図5(a)は、操作パネルユニット30の正面図であり、図5(b)は、操作パネルユニット30の平面図であり、図5(c)は、操作パネルユニット30の底面図であり、図5(d)は、操作パネルユニット30の右側面図である。 操作パネルユニット30の背面図である。 操作パネル35を取り外した状態における操作パネルユニット30を正面右上から見た斜視図である。 図2のB−B矢視断面図である。 図9(a)は、回転ダイヤル31を正面右上から見た斜視図であり、図9(b)は、回転ダイヤル31の正面図であり、図9(c)は、回転ダイヤル31の右側面図であり、図9(d)は、回転ダイヤル31の背面図である。 図1におけるC−C矢視断面図である。 図1におけるD−D矢視断面図である。 図1におけるE−E矢視断面図である。
符号の説明
1 電気洗濯機
2 ケーシング
5 前カバー
6 傾斜部
9 出入口
11 第2凹部
11D 水抜き穴
12 第3凹部
17B 上スリット
21 乾燥フィルタユニット
26 溝
31 回転ダイヤル
31A 突出部
35 操作パネル
35B 開口
35C リブ
35E 凸部
36 電気回路基板
37 ケース
38 エンコーダ
39 LED
40 カバー
41 パネル上フック
45 ケース側筒部
46 カバー側筒部
51 第1突起
52 第2突起
61 磁石
62 リードスイッチ

Claims (12)

  1. 洗濯水槽と、前記洗濯水槽を収容する筐体の前面を形成しており、前記洗濯水槽へ洗濯物を出し入れするための出入口が形成されていて、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と、を備える電気洗濯機であって、
    前記前面壁において、前記出入口の上方に形成され、下端に水抜き穴が形成された、電装部品を収容するための凹部と、
    前記凹部を覆い、前記前面壁と略面一になるように取り付けられた操作パネルと、
    前記操作パネルに開口が形成され、その開口から前方へ突出するように設けられていて、突出部が掴まれて回転操作される回転ダイヤルと、
    前記操作パネルの裏面側に配置され、前記開口と前記回転ダイヤルとの隙間から浸入する水が前記凹部に収容された電装部品を濡らさないように、水を前記水抜き穴方向へ導くための導水部材と、
    前記前面壁において、前記凹部に隣接して形成されたフィルタ装着窓と、
    前記フィルタ装着窓への装着時は前面が前記前面壁と面一になり、メンテナンス時には前記前面壁から前側へ水平方向に沿って引き出し可能であり、異物を捕獲するためのフィルタユニットと、
    前記凹部に収容された電装部品に含まれていて、前記フィルタユニットの側方に対向するように鉛直方向に配置されたリードスイッチと、
    前記フィルタユニットの側方に鉛直方向に配置され、前記フィルタユニットが装着された状態で前記リードスイッチに対向して前記リードスイッチを作動させる磁石と、
    を有していることを特徴とする、電気洗濯機。
  2. 洗濯水槽と、前記洗濯水槽を収容する筐体の前面を形成しており、前記洗濯水槽へ洗濯物を出し入れするための出入口が形成されていて、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と、を備える電気洗濯機であって、
    前記前面壁において、前記出入口の上方で前記前面壁と略面一になるように取り付けられた操作パネルと、
    前記前面壁において、前記操作パネルに隣接して形成されたフィルタ装着窓と、
    前記フィルタ装着窓への装着時は前面が前記前面壁と面一になり、メンテナンス時には前記前面壁から前側へ水平方向に沿って引き出し可能であり、異物を捕獲するためのフィルタユニットと、
    前記操作パネル後側の電装部品に含まれていて、前記フィルタユニットの側方に対向するように鉛直方向に配置されたリードスイッチと、
    前記フィルタユニットの側方に鉛直方向に配置され、前記フィルタユニットが装着された状態で前記リードスイッチに対向して前記リードスイッチを作動させる磁石と、
    を有していることを特徴とする、電気洗濯機。
  3. 前記電装部品には、電気回路基板が含まれており、
    前記リードスイッチは、前記電気回路基板に直接接続されていることを特徴とする、請求項1または2記載の電気洗濯機。
  4. 洗濯水槽と、前記洗濯水槽を収容する筐体の前面を形成しており、前記洗濯水槽へ洗濯物を出し入れするための出入口が形成されていて、上側へ向かうのに従って後方へ傾斜する前面壁と、を備える電気洗濯機であって、
    前記前面壁において、前記出入口の上方に形成され、下端に水抜き穴が形成された、電装部品を収容するための凹部と、
    前記凹部を覆い、前記前面壁と略面一になるように取り付けられた操作パネルと、
    前記操作パネルに開口が形成され、その開口から前方へ突出するように設けられていて、突出部が掴まれて回転操作される回転ダイヤルと、
    前記操作パネルの裏面側に配置され、前記開口と前記回転ダイヤルとの隙間から浸入する水が前記凹部に収容された電装部品を濡らさないように、水を前記水抜き穴方向へ導くための導水部材と、
    を有していることを特徴とする、電気洗濯機。
  5. 前記電装部品には、電気回路基板と、前記電気回路基板が収容されたケースと、前記電気回路基板に実装されたエンコーダおよびLEDと、前記LEDを支持し、前記エンコーダを取り囲むように前記電気回路基板の前側に配置されたカバーと、が含まれており、
    前記導水部材は、浸入する水を、前記ケースおよび前記カバーの外側を伝って前記水抜き穴へと流れるように導くために、前記操作パネルの後方に向って突出するリブを含むことを特徴とする、請求項1または4記載の電気洗濯機。
  6. 前記操作パネルの上端部には、爪が形成されており、
    前記前面壁には、前記操作パネルの上端部を受け入れるための溝が形成されており、前記溝には、前記爪が嵌合する嵌合穴が形成されていることを特徴とする、請求項5記載の電気洗濯機。
  7. 前記操作パネルには、前記溝の下方に位置し、前記溝に浸入して溢れた水を、前記電装部品を避けて前記水抜き穴へ導くためのリブが備えられていることを特徴とする、請求項6記載の電気洗濯機。
  8. 前記回転ダイヤルの外周面に突起を一体的に設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の電気洗濯機。
  9. 前記突起の外表面が球面状に形成されていることを特徴とする、請求項8記載の電気洗濯機。
  10. 前記回転ダイヤルに一体的に設けられ、前記回転ダイヤルが、その後方に備えられたエンコーダ側へ押されたときに、前記エンコーダへの圧力を分散するために、前記操作パネル側に備えられたカバーに当接する当接部を有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の電気洗濯機。
  11. 前記当接部の外表面が球面状に形成されていることを特徴とする、請求項10記載の電気洗濯機。
  12. 前記回転ダイヤルの材料は、前記操作パネルにおいて前記回転ダイヤルに接触する部品の材料と異なることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の電気洗濯機。
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