JP2016144521A - 操作パネル及び洗濯機 - Google Patents

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長谷川 弘一
Koichi Hasegawa
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Abstract

【課題】使用者に振動手段による振動を効果的に伝えるとともに製造が容易な操作パネル及び洗濯機を提供する。
【解決手段】実施形態の操作パネルは、表面に配置されるパネルカバーと、前記パネルカバーに固定され、前記パネルカバーを振動させる振動手段と、前記振動手段の通電に供する基板と、一端が前記振動手段に接続され、他端に第一接続部を有する第一電線と、前記基板に電気的に接続された第二の接続部と、を備える。さらに、前記第一接続部と前記第二接続部とが接続され、前記第一電線を通じて前記振動手段に通電を行う。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、操作パネル及び洗濯機に関する。
静電タッチパネルと振動手段を備え、操作感を出すために、使用者の操作に応じて本体を振動させる小型の操作パネルが知られている。しかし、洗濯機の操作パネルのような大型の操作パネルにおいては、単に振動手段を備えるだけでは、使用者に振動を効果的に伝えることができない。
特開2014−180407号公報
本発明が解決しようとする課題は、使用者に振動手段による振動を効果的に伝えるとともに製造が容易な操作パネル及び洗濯機を提供することにある。
上記課題を達成するため、実施形態の操作パネルは、表面に配置されるパネルカバーと、前記パネルカバーに固定され、前記パネルカバーを振動させる振動手段と、前記振動手段の通電に供する基板と、一端が前記振動手段に接続され、他端に第一接続部を有する第一電線と、前記基板に電気的に接続された第二の接続部と、を備える。さらに、前記第一接続部と前記第二接続部とが接続され、前記第一電線を通じて前記振動手段に通電を行う。
第一の実施形態のドラム式洗濯乾燥機の前面側からの外観斜視図 第一の実施形態のドラム式洗濯乾燥機の前上板、前下板、上板、横板及び後板を外した状態における前面側からの斜視図 第一の実施形態の制御系を示す機能ブロック図 第一の実施形態の操作パネルの分解斜視図 第一の実施形態の基板、LEDホルダ、基板ケース、押圧部材、クッション部材及び電極シートが組み合わされた状態の斜視図 第一の実施形態の操作パネルの縦断側面図 第一の実施形態の操作パネルの操作部近傍の模式的縦断側面図 第一の実施形態のドラム式洗濯乾燥機の模式的縦断側面図 第三の実施形態のドラム式洗濯乾燥機の前面側からの外観斜視図 第三の実施形態の操作パネルの縦断側面図 第三の実施形態のパネルカバーの模式的断面図
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一の実施形態)
第一の実施形態について、図1から図8を参照しながら説明する。
本実施形態は、ドラム式洗濯乾燥機及びその操作パネルに関する。本実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、図1及び図2に示すように外箱100、水槽300及び回転槽302を備える。
外箱100は、前面(図1において左手前側、図2において右手前側)上方の前上板101、前面下方の前下板102、上面前方の操作パネル200、上面後方の上板103、側面の横板104、下面の底板105、及び、背面の後板からなる。以下、各部の位置関係を説明する際は、特に断りのない限り、外箱1前面側を「手前」、外箱1背面側を「奥」として、方向を表現し、同様に「左」、「右」も、特に断りのない限り外箱100正面から見た左右を表すものとする。また、「上」、「下」は、鉛直方向に関する上下を表すものとする。
前上板101には、やや上向きで円形の開口部106(図4参照)が設けられている。また、前上板101には、扉107が図示しないヒンジを介して設けられており、扉107は前記ヒンジを支点に回動して開口部106を開閉する。扉107は、前上板101において開口部106の右上の位置に設けられた開ボタン108を押すことで開かれ、奥側へ扉107を押しこむことで閉じられる。
操作パネル200は、電源入ボタン201及び電源切ボタン202を備える。電源入ボタン201及び電源切ボタン202を押すことにより、それぞれ本体の電源をオン及びオフにすることができる。また、操作パネル200は、複数の表示部を備えている。前記表示部は、その下方に配設されたLED214(図4、図6、図7参照)の点灯により使用者に対して種々の表示を行う。さらに、前記表示部のうちの一部は、タッチセンサーの機能を備えており、使用者が手の指でタッチ操作する操作部238(図6参照)を兼ねる。操作部238下方のLED214が点灯することによって、その操作部238がアクティブ(操作を受け付ける状態)であることが使用者に表示されるのである。操作パネル200については、後に詳細に説明する。
図2に示す水槽300は、外箱100の内部にサスペンション304を介して弾性的に支持されて収容されている。水槽300は有底円筒状に形成されており、水槽300の開口部301は、外箱100の開口部106と同じ向き(手前やや上向き)とされている。
水槽300上方左側には給水装置305が設けられている。給水装置305には給水弁325が設けられており、給水弁325を開放することにより、注水口330(図8参照)から水槽300内に給水が行われる。また、水槽300の下方には、循環・排水装置306が設けられている。循環・排水装置306には、循環ポンプ310及び排水弁326(図3、図8参照)が設けられており、循環ポンプ310を駆動することにより水槽300内の水を循環させ、排水弁326を開放することにより水槽300内の水を排水口331(図8参照)を通じて機外に排出する。
回転槽302は、水槽300と同様に有底円筒状に形成されており、水槽300内に回転可能に収容されている。回転槽302の開口部303も、外箱100の開口部106及び水槽300の開口部301と同様に手前やや上向きとされている。回転槽302は、複数の孔部324を有する。孔部324は、回転槽302の側面と底面に複数形成されている。孔部324は、洗濯運転においては、水が回転槽302と水槽300との間で自由に移動するための通水孔として機能し、乾燥運転においては、空気が回転槽302と水槽300との間で自由に移動するための通風孔として機能する。
外箱100の開口部106は、ベローズ109(図8参照)によって水槽300の開口部301に接続されており、扉107を開放すると、外箱100の開口部106、水槽300の開口部301、及び回転槽302の開口部303を通じて、回転槽302から洗濯物を出し入れすることができる。
水槽300の背面にはモータ311(図3、図8参照)が固定されている。モータ311は、駆動軸によって回転槽302と接続されており、モータ311の駆動力により回転槽302は回転する。モータ311には回転センサ316(図3参照)が設けられており、この回転センサ316によって回転槽302の回転数を検出する。また、モータ311に流れる電流を検知するモータ電流検知装置314が設けられており、このモータ電流検知装置314によりモータ311への負荷が検出される。
本実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、入口と出口が水槽300に接続された循環風路307(図2参照)を備える。循環風路307は、乾燥運転に供するものであり、ファン、ファンモータ309及びヒートポンプ312(図3参照)を備える。前記ファンはファンモータ309に接続されており、ヒートポンプ312によって除湿及び加熱された空気を水槽300内へと送り込む。送り込まれた空気は、水槽300内において回転槽302に投入された衣類から水分を受け取り、湿った空気となって再度循環風路307に導入される。循環風路307に導入された空気は、ヒートポンプ312によって除湿及び加熱され、再度前記ファンによって水槽300内へ送られる。なお、循環風路307には温度センサ315(図3参照)が設けられており、温度センサ315により循環風路307を流れる空気の温度が測定される。
図3を参照しながら、本実施形態における制御系について説明する。図3は、制御装置317を中心として示す制御系の機能ブロック図である。制御装置317は、マイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、電源入ボタン201、電源切ボタン202、静電容量検出部219、モータ電流検知装置314、温度センサ315、回転センサ316等からの入力に応じて、駆動回路318〜323を介してファンモータ309、循環ポンプ310、モータ311、ヒートポンプ312、給水弁325及び排水弁326を駆動して運転を行い、さらに、通電回路224,226を介してLED214及びブザー313に通電して使用者へ種々の報知を行う。特に、制御装置317は、駆動回路225を介して振動手段209の制御を行い、使用者による前記操作部238へのタッチを判定する制御部として機能する。
主に図4から図8を参照しながら、本実施形態における操作パネル200の構成について説明する。本実施形態の操作パネル200は、基板ケース229、基板208、LEDホルダ207、押圧部材215、クッション部材206、電極シート205、押ボタンカバー233、パネルカバー204及び振動手段209を備えている。操作パネル200の各部の説明においても、操作パネル200が外箱100に取り付けられた状態における、外箱1前面側を「手前」、外箱1背面側を「奥」と表すものとし、「左」、「右」も、外箱100正面から見た左右を表すものとする。また、「上」、「下」も、操作パネル200が外箱100に取り付けられた状態における、鉛直方向に関する上下を表すものとする。なお、このとき、「表」、「裏」はそれぞれ「上」、「下」と一致する。
基板ケース229は、基板208、LED214等を保持するケース状部材である。基板ケース229の右端手前側には、押ボタンスイッチ装置201cが設けられている。押ボタンスイッチ装置201cは、電源入ボタン201のスイッチング機能を担う装置であり、上部の突起を下方に押されると、本体の主電源をオンにする。基板ケース229は、基板ケース229の外周部に複数設けられたネジ穴234(図5参照)にネジを貫通させ、そのネジをパネルカバー204下面に設けられたネジ止め部(図示せず)に締めこむことにより、パネルカバー204に取り付けられている。
基板208は、左右方向に長い長方形に構成され、その上面に複数のLED214が設けられており、パネルカバー204に向けて投光可能になっている。また、基板208は、LED214に通電するための通電回路224(図3参照)や、前記操作部238(静電容量検出部219)の信号処理回路223(図3参照)、振動手段209に通電するための駆動回路225、ブザー313、制御装置317等(図3参照)も備えている。さらに、基板208上面の右手前には、押ボタンスイッチ装置202cが設けられている。押ボタンスイッチ装置202cは、電源切ボタン202のスイッチング機能を担う装置であり、上部の突起を下方に押されると、本体の主電源をオフにする。
基板208は、第二接続部212(図4、図5、図6参照)、第二電線221(図8参照)及び第三接続部222(図8参照)を備えている。
第二接続部212は、基板208上面に設けられたコネクタであり、振動手段209への通電に供する。第二接続部212は、第一電線210の一端に設けられた第一接続部211と嵌合して接続されている。第一電線210の他端は、振動手段209に接続されており、制御装置317による制御信号は、駆動回路225、第一電線210を通じて振動手段209へ印加される。
第二電線221は、駆動回路318〜323への通電のためのケーブルである。第二電線221の、基板208と反対側の端部には第三接続部222が設けられている。図8に示すように、第三接続部222は、第三電線328の一端である第四接続部327に嵌合して接続されている。第三電線328の他端は、外箱100の底部に設けられたパワーユニット329に接続されている。制御装置317による制御信号は、第二電線221及び第三電線328を通じて前記パワーユニット329内の駆動回路318〜323へと伝達される。
なお、本実施形態では、制御装置317を操作パネル200内に設けているが、その一部又は全部をパワーユニット329内に設けても良い。
基板208は、基板ケース229に収容された状態で、ポッティング材237(図6参照)によって上下面が覆われて固められている。ポッティング材237の上面からは、LED214の発光部や第二接続部212の上端部が突出している。
LEDホルダ207は、光の遮蔽性が高く固いプラスチック部材であり、基板208の上に被せて取り付けられている。LEDホルダ207には、上下に貫通する複数の開口部218が設けられている。また、開口部218の周縁下部は、椀状に下方に突出して遮光部248(図6参照)を形成しており、さらに、遮光部248の底部には孔部249が設けられており、LED214が孔部249を通じて開口部218を臨んでいる。LEDホルダ207は、LED214から発せられた光を、遮光部248によって漏れが無いようにしながら、開口部218を通じて上方の前記表示部に向けて案内する。即ち、LEDホルダ207は、LED214から発せられた光をパネルカバー204の所定部分へ案内する光案内部材として機能する。また、開口部218のうち操作部238の下方に配されるものの周縁部には、押圧部材215を配置するための凹部216が設けられている。
LEDホルダ207裏面側には、ツメを有する突起部(図示せず)が設けられており、基板208を表裏に貫通する孔部(図示せず)に挿入し前記ツメを基板208に引っ掛けることにより、LEDホルダ207は基板208に固定されている。
また、LEDホルダ207及び基板208の右側には、上下に連なって貫通する孔部230(図5参照)が設けられており、一方、基板ケース229には、LEDホルダ207及び基板208が取り付けられた際に孔部230と連なる位置にネジ止め部(図示せず)が設けられている。このネジ止め部は、基板ケース229の裏側に、基板ケース229をなす樹脂が突出して形成された円柱状突起の中心に、表側よりネジ穴が設けられて構成されている。図示しないが、左側にも同様の孔部及びネジ止め部が設けられており、これら二箇所をネジ止めすることにより、LEDホルダ207、基板208及び基板ケース229が一体とされている。
押圧部材215は、透明な樹脂によって形成された部材である。押圧部材215は、凹部216に嵌めこまれて配置され、上面がLEDホルダ207の上面と面一になるようになっている。
クッション部材206は、透明ゴムのシートによって形成されており、LEDホルダ207及び前記押圧部材215の上面に貼付されている。
電極シート205は、一部に静電容量検出部219を備えたPETフィルムである。静電容量検出部219は、操作部238の直下となる位置に形成された電極である。使用者が操作部238へ接触すると、静電容量検出部219の静電容量が変化するが、信号処理回路223がこの静電容量変化をディジタルデータへと変換して制御装置317へと伝達する。制御装置317は、前記ディジタルデータにもとづいて使用者の操作部238への接触の有無を判定する。なお、図示しないが、電極シート205は図示しないコネクタを介して基板208に接続されている。
押ボタンカバー233は、押ボタンスイッチ装置201c及び202cの上方を覆う部材である。押ボタンカバー233には、押ボタン中間機構201b及び202bが設けられており、上方からの押圧をそれぞれ押ボタンスイッチ装置201c及び202cに伝達する。
押ボタンカバー233の外周部の右下部には、矩形状の穴を有する引掛け枠236(図5参照)が設けられており、この引掛け枠236が、基板ケース229の外周部の右手前に設けられたツメ235に引っ掛けられている。また、図示しないが、押ボタンカバー233の外周部の左下部には、ツメを有する突起部が下方に突出して設けられている。この突起部は、基板208に設けられた孔部(図示せず)に挿入され、さらに前記ツメを前記孔部の縁に引っ掛けられている。押ボタンカバー233は、この二箇所が引っ掛かることによって、基板208及び基板ケース229に固定されている。
パネルカバー204は、操作パネル200の最表面をなす板状部材であり、クッション部材206及び電極シート205を覆うように外箱100に固定されている。パネルカバー204は、電極シート205及びクッション部材206と弱く当接している。
図7に示すように、パネルカバー204は、上面側から順に印刷シート239、透明樹脂層240、白色塗装層241及び銘板フィルム242が重なって接合された多層構造となっている。印刷シート239は透明なPETシートに印刷がなされたものであり、例えば、後述の押ボタン部201a、202aが印刷されている。透明樹脂層240は、例えばABS樹脂から、パネルカバー204全体としての強度を確保できる厚みで形成されている。銘板フィルム242は、詳しく図示はしないが、透明フィルムの表面に黒色の遮光部244及び表示用透光部243を設けて構成されている。そのうち表示用透光部243は、各表示部に表示するマークや文字に対応して(透明に抜かれた状態で)形成されている。白色塗装層241は、白色の塗料によって形成された層である。白色塗装層241は、曇り度が5%〜30%とされ、基板208上面に設けられたLED214の非点灯時には、一様に白く見えるが、LED214の点灯時には、銘板フィルム242に設けられた表示用透光部243の直上部分のみが光って文字や図形が浮かび上がるようになっている。即ち、パネルカバー204のうち、表示用透光部243が設けられた部分が表示部として機能する。
パネルカバー204のうち、電源入ボタン201及び電源切ボタン202を構成する部分(押ボタン部201a及び202a)は、透明樹脂層240、白色塗装層241及び銘板フィルムが除かれて柔軟性が確保されている。これによって、押ボタン部201a及び202aを押すと、下方に配された押ボタン中間機構201b及び202bを介して、押ボタンスイッチ装置201c及び202cを動作させることができる。
パネルカバー204の下面には、複数のネジ止め部(図示せず)が設けられている。これらは、透明樹脂層240が下方に突出して形成された円柱状突起部の中心にネジ穴が設けられて構成されたものであり、基板ケース229の周縁部に複数設けられたネジ穴234と上下に連なる位置に設けられている。ネジ穴234にネジを貫通させ、そのネジを前記ネジ止め部に締めこむことにより、基板ケース229がパネルカバー204に取り付けられている。
図6に示すように、振動手段209は、モータとその駆動軸に設けられた偏心した重りを中心に構成されており、駆動回路225からの電圧の印加に応じて振動を発生させる。振動手段209は、パネルカバー204に設けられたネジ止め部227に、ネジで固定されている。ネジ止め部227は、透明樹脂層240が下方に突出して形成された円柱状突起部の中心にネジ穴が設けられて構成されている。振動手段209は、クッション部材206の開口部246(図4参照)、及び、LEDホルダ207の開口部217(図4参照)によって空けられたスペース(収容部213(図6参照))に収容されるとともに、ネジ止め部227にネジ止めされることによってパネルカバー204に直接固定されている。
操作パネル200の組み立て手順について説明する。操作パネル200は、以下の工程1から工程12によって、組み立て及び取り付けがなされる。
工程1)LEDホルダ207と基板208とを一体化する。
工程2)工程1で一体化されたLEDホルダ207及び基板208を、基板ケース229に取り付ける。
工程3)押ボタンカバー233を、工程2で一体となったLEDホルダ207、基板208及び基板ケース229に取り付ける。
工程4)基板208の上面及び下面にポッティング材237を注入し硬化させる。
工程5)LEDホルダ207の凹部216に押圧部材215を嵌めこむ。
工程6)クッション部材206を、LEDホルダ207及び押圧部材215の上面に貼付する。
工程7)電極シート205を、クッション部材206の上面の所定位置に貼付し、コネクタ(図示せず)を介して基板208に接続する。
工程8)振動手段209をパネルカバー204のネジ止め部227にネジ止めする。
工程9)第一接続部211と第二接続部212とを嵌合し接続する。
工程10)第一電線210を収容部213に収容しながら、一体化されたLEDホルダ207、基板208、基板ケース229及び押ボタンカバー233をパネルカバー204に取り付ける。
工程11)第三接続部222と第四接続部327を嵌合し接続する。
工程12)パネルカバー204を外箱100の上面手前側へ取り付ける。
本実施形態のような、LEDで表示部を照らす操作パネルにおいては、LEDホルダが銘板フィルムから遠いと、照らすべき表示部だけでなく、隣の表示部も照らされてしまう。本実施形態によれば、LEDホルダ207及び押圧部材215の上面にクッション部材206を貼付したことにより、パネルカバー204がLEDホルダ207や押圧部材215に接触して振動しても騒音が出にくい。そのため、LEDホルダ207をパネルカバー204に近づけることができる。
また、本実施形態のような、LEDで表示部を照らし、操作部への使用者の接触をタッチセンサーで検知する操作パネルは、各表示部が単一の表示しか表示することができないため、液晶ディスプレイを用いたものに比べて大きくなってしまう傾向がある。本実施形態によれば、パネルカバー204に振動手段209を固定しているので、このような操作パネル200においても、使用者に効果的に振動を伝えることができる。
さらに、電極シート205は、パネルカバー204下面にではなく、クッション部材206上面に貼付しているので、電極シート205とLEDホルダ207との位置合わせが容易である。
なお、本実施形態において、第二接続部212は、基板208に固定されていなくてもよく、電気的に基板208に接続されていればよい。
また、振動手段209は、ネジ止めでなく他の方法(例えば溶着)によってパネルカバー204に固定しても良い。
(第二の実施形態)
第二の実施形態について、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の操作パネル200は、第一の実施形態と同様に、基板ケース229、基板208、LEDホルダ207、押圧部材215、クッション部材206、電極シート205、押ボタンカバー233、パネルカバー204及び振動手段209を備えている。
ただし、本実施形態の操作パネル200は、第一の実施形態とは異なり、振動手段209非通電時には、パネルカバー204がクッション部材206からわずかに離隔している。
本実施形態によれば、操作パネル200において、パネルカバー204をクッション部材206から離隔させることにより、操作パネル200の振動の減衰を小さくでき、より効果的に使用者に振動を伝えることができるとともに、振動手段209通電時において、振動によってパネルカバー204がLEDホルダ207に接触しても、騒音を抑制することができる。
(第三の実施形態)
第三の実施形態について、主に図9から図11を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の操作パネル200は、いわゆる静電容量方式の液晶タッチパネルである。本実施形態の操作パネル200は、投影型及び表面型のうちどちらの方式のタッチパネルでもよい。図10は、操作パネル200の縦断側面図の一部である。
図10に示すように、本実施形態の操作パネル200は、上面側から順にパネルカバー204、電極シート205、クッション部材206、液晶ディスプレイ244及び支持部材245を備える。
図11に示すように、パネルカバー204は、下方に液晶ディスプレイ244が配された部分が、印刷シート239及び透明樹脂層240からなり、白色塗装層241及び銘板フィルム242が除かれている。これによって形成された透明窓を通じて、使用者は液晶ディスプレイ244による表示を見ることができる。
電極シート205は、二枚の透明電極フィルムを備えて構成されており、使用者がタッチした場所を検知する。なお、図示しないが、電極シート205は、基板208に接続されている。
液晶ディスプレイ244は、使用者に対する種々の表示を映し出す。なお、図示しないが、液晶ディスプレイ244は、電線及びコネクタを介して基板208に接続されており、基板208より電力及び制御信号を受け取っている。
本実施形態においては、液晶ディスプレイ244の表示面の上方全体にわたって、電極シート205が配されているため、パネルカバー204のうち液晶ディスプレイ244の表示面が存在する部分全体が表示部兼操作部として機能する。
支持部材245は、液晶ディスプレイ244を支持し、図示しないツメを引っ掛けて液晶ディスプレイ244を固定する。また、支持部材245の下端は、第一の実施形態におけるLEDホルダ207と同様に、ツメを有する突起(図示せず)によって基板208に固定されている。
本実施形態では、クッション部材206は、液晶ディスプレイ244及び支持部材245の上面に貼付されている。また、電極シート205は、クッション部材206の上面に貼付されている。さらに、電極シート205の上からパネルカバー204が当接して被さっている。
本実施形態における操作パネルは、以下の工程1から工程12によって組み立てられる。
工程1)液晶ディスプレイ支持部材245と基板208とを一体化する。
工程2)工程1で一体化された液晶ディスプレイ支持部材245及び基板208を、基板ケース229に取り付ける。
工程3)押ボタンカバー233を、工程2で一体となった液晶ディスプレイ支持部材245、基板208及び基板ケース229に取り付ける。
工程4)基板208の上面及び下面にポッティング材237を注入し硬化させる。
工程5)液晶ディスプレイ支持部材245に液晶ディスプレイ244を取り付ける。
工程6)クッション部材206を、液晶ディスプレイ244及び支持部材245の上面に貼付する。
工程7)電極シート205を、クッション部材206の上面の所定位置に貼付する。
工程8)振動手段209をパネルカバー204のネジ止め部227にネジ止めする。
工程9)第一接続部211と第二接続部212とを嵌合し接続する。
工程10)第一電線210を収容部213に収容しながら、一体化された液晶ディスプレイ244、支持部材245、基板208、基板ケース229及び押ボタンカバー233をパネルカバー204に取り付ける。
工程11)第三接続部222と第四接続部327を嵌合し接続する。
工程12)パネルカバー204を外箱100の上面手前側へ取り付ける。
液晶タッチパネルにおいては、使用者がタッチする操作面が液晶ディスプレイの表示面から遠いと、操作性が悪くなってしまう。本実施形態によれば、液晶ディスプレイ244及び支持部材245の上面にクッション部材206を貼付したことにより、パネルカバー204が液晶ディスプレイ244や支持部材245に接触して振動しても騒音が出にくい。そのため、液晶ディスプレイ244をパネルカバー204に近づけることができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、振動手段をパネルカバーに固定したことにより、振動手段と操作面であるパネルカバーとが一体として振動するため、振動を使用者に効果的に伝えることができる。
また、振動手段に通電に供する第一電線を接続し、その第一電線の他端に第一接続部を設け、さらに、その第一接続部を基板に電気的に接続された第二接続部と接続する構成としたことで、組立の際に、主要な部材を基板側に設けた後に、パネルカバーと基板を一体にでき、作業工程が効率的であるのと同時に、高度な位置合わせの精度が要求されない。したがって、製造が容易である。
また、電極シートをクッション部材よりも表面側に設けたことにより、騒音を防止しつつ、電極シートをパネルカバーに近づけて操作部の感度及び精度を高くすることができる。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、200は操作パネル、204はパネルカバー、205は電極シート、206はクッション部材、207はLEDホルダ(光案内部材)、208は基板、209は振動手段、210は第一電線、211は第一接続部、212は第二接続部、214はLED、219は静電容量検出部、238は操作部(表示部を兼ねる)、239は印刷シート、240は透明樹脂層、241は白色塗装層、242は銘板フィルム、244は液晶ディスプレイ、317は制御装置(制御部)を示す。

Claims (6)

  1. 表面に配置されるパネルカバーと、
    前記パネルカバーに固定され、前記パネルカバーを振動させる振動手段と、
    前記振動手段の通電に供する基板と、
    一端が前記振動手段に接続され、他端に第一接続部を有する第一電線と、
    前記基板に電気的に接続された第二の接続部と、
    を備え、
    前記第一接続部と前記第二接続部とが接続され、前記第一電線を通じて前記振動手段に通電を行う操作パネル。
  2. 前記パネルカバーの裏面側に配置され、前記パネルカバーに投光するLEDと、
    前記パネルカバーの一部であって、前記LEDによって照らされることによって、表示が浮かび上がる表示部と、
    前記LEDから発せられた光を前記表示部へ案内する光案内部材と、
    前記パネルカバーの裏側の少なくとも一部に配置された電極シートと、
    前記電極シートの少なくとも一部に設けられた静電容量検出部と、
    前記パネルカバーの一部であって、前記静電容量検出部が背面に配された操作部と、
    を備え、
    前記静電容量検出部の静電容量変化を通じて、使用者による前記操作部へのタッチを検知する請求項1に記載の操作パネル。
  3. クッション部材を備え、
    前記パネルカバー、前記電極シート、前記クッション部材及び前記光案内部材は、表面側から見てこの順に配置されている請求項2に記載の操作パネル。
  4. 前記電極シートは、前記クッション部材の表側に貼付されている請求項3に記載の操作パネル。
  5. 液晶ディスプレイと、
    使用者による操作部へのタッチ操作を検出する静電容量検出部を備えた電極シートと、
    前記パネルカバーの振動による騒音を抑制するクッション部材と、
    を備え、
    前記パネルカバー、前記電極シート、前記クッション部材及び液晶ディスプレイは、表面側から見てこの順に配置されている請求項1に記載の操作パネル。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の操作パネルを本体の外面部に備える洗濯機。
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