JP2009124397A - アンテナ装置及び無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線装置の筐体用部材に形成されたアンテナの放射素子に対して、はんだ付けや給電ピンによる以外の方法で給電する。
【解決手段】無線装置の筐体21の内側に、2の導体パターンがそれぞれ放射素子23及び接地側素子24として例えばめっき又は貼付されて設けられる。該無線装置に内蔵されたアンテナ装置22は、上述した放射素子23と、接地側素子24と、誘電性の材料からなる基板25を有している。基板25の上面に、第1導体部分27と第2導体部分28が、対向する辺どうしがブロック矢印で示した略一様な間隔をおいてそれぞれ面状に形成されている。アンテナ給電線29の信号線側導体と接地側導体が、それぞれ第1導体部分27と第2導体部分28に接続される。基板25は、第1導体部分27と第2導体部分28がそれぞれ放射素子23と接地側素子24に容量結合するように配設される。
【選択図】図6

Description

本発明はアンテナ装置及び無線装置に係り、特に面状に形成された放射素子を有するアンテナ装置と該アンテナ装置を用いた無線装置に関する。
携帯電話機等の無線装置用のアンテナ装置は、従来の筐体外部に延伸されて使用されるホイップアンテナ等のタイプに代わって、筐体に内蔵されたタイプが主流である。このような筐体内蔵タイプのアンテナ装置を使用することにより、無線装置のデザイン性や操作性を向上させることができる。しかし近年は、無線装置の多機能、高性能化と小型、薄型化が共に要求されることから、アンテナ装置は筐体内部の限定されたスペースに実装された状態で所要の性能を発揮しなければならないという課題の解決を迫られている。
このような課題に対して、例えば無線装置の筐体を構成する部材にめっき等の方法によって導体パターンを形成し、アンテナとして給電する技術の開発が進められている。このようなアンテナに対する給電は、多くの場合樹脂製である筐体用部材の耐熱性に限界がある点を考慮して、給電線を導体パターンにはんだ付けする代わりに給電ピンを導体パターンに接触させることによって行うことが多い。しかし給電ピンを用いる方法は、接触圧を確保するため給電ピンと導体パターン間の高い位置決め精度を要求し、組み立てが難しいという問題がある。
アンテナ装置の小型化、薄型化については、従来、平面アンテナに関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。上記の特許文献1に記載された平面アンテナは、放射素子と、誘電体を介して放射素子に対してほぼ平行に設けられた接地導体板と、接地導体板と放射素子との間に挿入される同軸ケーブルとを備える。同軸ケーブルの先端部の内部導体は放射素子側に延びて該放射素子の裏面に電気接続され、この際内部導体は略L字状に曲げられ、最先端部が誘電体膜を介して放射素子と容量結合する。
特開2004−328539号公報(第2、4、5ページ、図1)
上述した特許文献1に開示された平面アンテナは、放射素子と接地導体板との間に誘電体が挟まれた構造をなす車載用のアンテナにおいて従来用いられていた給電ピンによる給電形態から、同軸ケーブルの芯線を折り曲げて先端を放射素子に容量結合させる形態に変えたものである。このアンテナは、同軸ケーブルの芯線を厚み方向に立ち上げて折り曲げる構造上、一定の厚みを必要とするものである。また、ある程度の長さの芯線を剥き出しにして立ち上げ、折り曲げて接続するという加工工程を必要とする。したがって、例えば携帯電話機のような小型の無線装置に適用したり、組み立てを容易にして作業性を改善したりすることは難しいという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、アンテナ装置を無線装置の多機能、高性能化と小型、薄型化に同時に対応させ、かつ、組み立てを容易にして作業性を改善することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、第1の導体部分と第2の導体部分が、対向する辺どうしの間隔を略一様にして1の面にそれぞれ面状に形成されてなり、前記第1の導体部分及び前記第2の導体部分に対してアンテナ給電線の信号側導体と接地側導体をそれぞれ接続することができるように構成された基板と、面状に形成され、前記基板の前記第1の導体部分が形成された面の反対側の面に対して略平行に対向すると共に、前記第1の導体部分と容量結合するように配設された放射素子とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の無線装置は、第1の導体部分と第2の導体部分が、対向する辺どうしの間隔を略一様にして1の面にそれぞれ面状に形成されると共に、前記第1の導体部分及び前記第2の導体部分に対してアンテナ給電線の信号側導体と接地側導体がそれぞれ接続されてなる基板と、前記基板を収容し、かつ、前記基板の前記第1の導体部分が形成された面の反対側の面に対して略平行に対向すると共に前記第1の導体部分と容量結合するように配設された放射素子が1の面に形成されてなる筐体とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、例えば無線装置の筐体を利用して配設された放射素子に容量結合を介して給電することにより、アンテナ装置を無線装置の多機能、高性能化と小型、薄型化に同時に対応させ、かつ、組み立てを容易にして作業性を改善することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお以下の各図を参照しながら上下左右又は水平、垂直(鉛直)をいうときは、特に断らない限り、図が表された紙面における上下左右又は水平、垂直(鉛直)を意味するものとする。また、各図の間で同一の符号は、同一の構成を表すものとする。
以下、図1ないし図4を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る無線装置1の外観を表す斜視図である。無線装置1は例えば2の筐体が折りたたみ可能に連結されて構成され、図1は折りたたまれた状態を表している。無線装置1の2の筐体のうち、図1では下側に当る方を筐体11とする。
図2は、筐体11を構成する部材の下半分(以下の説明では、この部分を筐体11と呼ぶ。)を簡略化して表す図である。筐体11は樹脂で形成され、図2に示すように例えば縦長の浅い容器に模して表すことができる。筐体11の底面の上側及び下側が、無線装置1の内側及び外側にそれぞれ対応する。筐体11の底面の内側部分に、導体パターンが例えばめっき又は貼付されて設けられ、この導体パターンは後述するように放射素子13である。
より具体的には、例えば筐体11の底面の内側部分に筐体11とは別の誘電体材料からなる接着層を設け、当該接着層を介して上記の導体パターンをめっきすることができる。接着層を介することにより、筐体11の誘電体材料の種類に関わらず導体パターンを設けることができるので、筐体11の材料として無線装置1の薄型化に必要な強化誘電体材料を選ぶことも可能になる。
図3は、無線装置1に内蔵されたアンテナ装置12の構成を表す斜視図である。アンテナ装置12は、上述した放射素子13と、基板15を有している。基板15の上面に、第1導体部分17と第2導体部分18がそれぞれ面状に形成されている。第1導体部分17と第2導体部分18は、対向する辺どうしがブロック矢印で示した略一様な間隔をおいて形成されたものである。なお図3において、筐体11はアンテナ装置12の周辺の一部のみを表している。
第1導体部分17には、図示しない無線回路に接続されたアンテナ給電線19(例えば図3に示したような同軸ケーブル)の信号側導体を接続することができる。第2導体部分18には、アンテナ給電線19の接地側導体を接続することができる。なお、上記のブロック矢印で示した略一様な間隔は、第1導体部分17と第2導体部分18の対向する辺どうしの間隔が、アンテナ給電線19と交差する向きにほぼ一様な値であることを意味している。
図4は、図3に記号“A−A”で示した向きのアンテナ装置12の断面図である。図中の符号は、すべて図3と共通である。放射素子13は、基板15の下面(第1導体部分17が形成された上面の反対側の面)に対して略平行の向きに対向している(図4に示すように放射素子13が基板15の下面に接触する場合と、間隔を空けて接触しない場合がある。)。
放射素子13は、誘電性の材料からなる基板15を挟んで第1導体部分17と容量結合するように配設されている。その結果、放射素子13は、第1導体部分17及びアンテナ給電線19を介して図示しない無線回路により励振されることが可能になる。
放射素子13に例えば平面的な広がりを持たせて広帯域化を図る場合、上記の容量結合に係る容量値によって決まるアンテナインピーダンスと、アンテナ給電線19の線路インピーダンスの整合が広帯域性を保つ上で重要である。後で実施例4について説明するように、アンテナインピーダンスの値が所要の帯域の下限周波数において線路インピーダンスの2倍以下程度であれば、広帯域性を確保することができる。
基板15にアンテナ給電線19を取り付けて信号側導体と接地側導体をそれぞれ第1導体部分17と第2導体部分18に接続し、さらに第1導体部分17と放射素子13の位置を合わせて筐体11に近づけ又は接触させた状態で保持することにより、アンテナ装置12を組み立てることができる。
上記の位置合わせに当っては、例えば筐体11の上面に設けた位置合わせ用の図示しないリブを基板15に設けたガイド孔に通す等の方法が考えられる。このようにすれば、第1導体部分17及び放射素子13間の容量結合を確保するために必要な位置合わせを、従来の給電ピンを用いる接続よりもはるかに容易に行うことができる。
本発明の実施例1によれば、無線装置の基板と筐体の部材との位置関係を、アンテナ給電線に接続された基板の導体部分と筐体の部材に設けられた放射素子が容量結合するように選ぶことにより、放射素子に対して確実かつ容易に給電することができる。
以下、図5ないし図7を参照して、本発明の実施例2を説明する。本発明の実施例2に係る無線装置2は、実施例1に係る無線装置1と同様に例えば2の筐体が折りたたみ可能に連結されて構成されたものとする。図5は、無線装置2の2の筐体のうち一方に当る筐体21を構成する部材の半分(以下の説明では、この部分を筐体21と呼ぶ。)を、図2と同様に表す図である。
筐体21の底面の上側及び下側が、無線装置2の内側及び外側にそれぞれ対応する。筐体21の底面の内側部分に、2の導体パターンが例えばめっき又は貼付されて設けられ、これらの導体パターンは後述するようにそれぞれ放射素子23及び接地側素子24である。
図6は、無線装置2に内蔵されたアンテナ装置22の構成を表す図である。アンテナ装置22は、上述した放射素子23と、接地側素子24と、基板25を有している。基板25の上面に、第1導体部分27と第2導体部分28がそれぞれ面状に形成されている。第1導体部分27と第2導体部分28は、対向する辺どうしがブロック矢印で示した略一様な間隔をおいて形成されたものである。また、放射素子23と接地側素子24も、対向する辺どうしが略一様な間隔をおいて形成されている。なお図6において、筐体21はアンテナ装置22の周辺の一部のみを表している。
第1導体部分27には、図示しない無線回路に接続されたアンテナ給電線29(例えば図6に示したような同軸ケーブル)の信号側導体を接続することができる。第2導体部分28には、アンテナ給電線29の接地側導体を接続することができる。なお、上記のブロック矢印で示した略一様な間隔は、第1導体部分27と第2導体部分28の対向する辺どうしの間隔が、アンテナ給電線29と交差する向きにほぼ一様な値であることを意味している。
図7は、図6に記号“A−A”で示した向きのアンテナ装置22の断面図である。図中の符号は、すべて図6と共通である。放射素子23は、基板25の下面(第1導体部分27が形成された上面の反対側の面)に対して略平行の向きに対向している(図7に示すように放射素子23が基板25の下面に接触する場合と、間隔を空けて接触しない場合がある。)。
放射素子23は、誘電性の材料からなる基板25を挟んで第1導体部分27と容量結合するように配設されている。接地側素子24は、基板25を挟んで第2導体部分28と容量結合するように配設されている。その結果、放射素子23及び接地側素子24の対は、第1導体部分27、第2導体部分28及びアンテナ給電線29を介して図示しない無線回路により励振されることが可能になる。上記の容量結合に係る容量値によって決まるアンテナインピーダンスとアンテナ給電線29の線路インピーダンス間の整合と広帯域性の関係については、実施例1について述べたのと同じである。
基板25にアンテナ給電線29を取り付けて第1導体部分27及び第2導体部分28に上述したように接続し、さらに第1導体部分27を放射素子23に、第2導体部分28を接地側素子24にそれぞれ位置を合わせて筐体21に近づけ又は接触させた状態で保持することにより、アンテナ装置22を組み立てることができる。
上記の位置合わせに当っては、例えば筐体21の上面に設けた位置合わせ用の図示しないリブを基板25に設けたガイド孔に通す等の方法が考えられる。このようにすれば、第1導体部分27及び放射素子23間の容量結合と、第2導体部分28及び接地側素子24間の容量結合を確保するために必要な位置合わせを、従来の給電ピンを用いる接続よりもはるかに容易に行うことができる。
本発明の実施例2によれば、無線装置の基板と筐体の部材との位置関係を、アンテナ給電線に接続された基板の2の導体部分と筐体の部材に設けられた放射素子、接地側素子がそれぞれ容量結合するように選ぶことにより、放射素子及び接地側素子に対して確実かつ容易に給電することができる。
以下、図8ないし図10を参照して、本発明の実施例3を説明する。実施例3は、実施例2に係るアンテナ装置22の2通りの変形例であるアンテナ装置30、32に係るものである。また、アンテナ装置32のさらに変形例であるアンテナ装置32aについても述べる。
図8は、アンテナ装置30の構成を図7と同様に表した断面図である。アンテナ装置30は、実施例2で説明したのと同様に、筐体21の底面の内側の部分に導体パターンがメッキ又は貼付されて形成された放射素子23及び接地側素子24と、基板25を有している。
放射素子23及び接地側素子24と、基板25に挟まれるようにして、少なくとも一部が面状に形成された誘電体部材31が設けられている。すなわち、基板25と放射素子23は、誘電体部材31を挟んで対向している。また、基板25と接地側素子24は、誘電体部材31を挟んで対向している。その他の符号27ないし29を付して表した構成は、図7に同一の符号を付して表した構成と同じであるから説明を省略する。
放射素子23は、誘電性の材料からなる基板25及び誘電体部材31を挟んで第1導体部分27と容量結合するように配設されている。接地側素子24は、基板25及び誘電体部材31を挟んで第2導体部分28と容量結合するように配設されている。その結果、放射素子23及び接地側素子24の対は、第1導体部分27、第2導体部分28及びアンテナ給電線29を介して図示しない無線回路により励振されることが可能になる。
基板25の下面に誘電体部材31を例えば貼り合わせた後、実施例2で説明したのと同様にアンテナ給電線29を取り付け、接続し、第1導体部分27と放射素子23の間及び第2導体部分28と接地側素子24の間の位置を合わせてアンテナ装置30を組み立てることができる。実施例2で説明したのと同様に、例えばリブとガイド孔の組み合わせによって容易かつ高精度に位置合わせを行うことができる。
アンテナ装置30の構成によれば、誘電体部材31を間に挟むことにより、放射素子23又は第1導体部分27の面積が小さかったり相互の間隔が空いたりしても静電容量値を高めて結合を強めることができる。誘電体部材31を間に挟むことにより、接地側素子24又は第2導体部分28の面積が小さかったり相互の間隔が空いたりしても静電容量値を高めて結合を強めることができる。
図9は、アンテナ装置32の構成を図7と同様に表した断面図である。アンテナ装置32は、実施例2で説明したのと同じ筐体21の底面の外側の部分に導体パターンがメッキ又は貼付されて形成された放射素子33及び接地側素子34と、実施例2で説明したのと同じ基板25を有している。その他の符号27ないし29を付して表した構成は、図7に同一の符号を付して表した構成と同じであるから説明を省略する。
放射素子33は、それぞれ誘電性の材料からなる基板25及び筐体21を挟んで第1導体部分27と容量結合するように配設されている。接地側素子24は、基板25及び筐体21を挟んで第2導体部分28と容量結合するように配設されている。その結果、放射素子33及び接地側素子34の対は、第1導体部分27、第2導体部分28及びアンテナ給電線29を介して図示しない無線回路により励振されることが可能になる。
実施例2で説明したのと同様に基板25に対してアンテナ給電線29を取り付け、接続し、第1導体部分27と放射素子33の間及び第2導体部分28と接地側素子34の間の位置を合わせてアンテナ装置32を組み立てることができる。実施例2で説明したのと同様に、例えばリブとガイド孔の組み合わせによって容易かつ高精度に位置合わせを行うことができる。
アンテナ装置32の構成によれば、筐体21の外面に形成された放射素子33及び接地側素子34に対しても、基板25に設けられた第1導体部分27及び第2導体部分28との容量結合を介して給電、励振をすることができる。誘電性の材料からなる筐体21を間に挟むことにより、放射素子33又は第1導体部分27の面積が小さかったり相互の間隔が空いたりしても静電容量値を高めて結合を強めることができる。誘電体材料からなる筐体21を間に挟むことにより、接地側素子34又は第2導体部分28の面積が小さかったり相互の間隔が空いたりしても静電容量値を高めて結合を強めることができる。
図10は、アンテナ装置32の変形例であるアンテナ装置32aの構成を図9と同様に表した断面図である。図10において符号25ないし29を付して表した構成は、図9に同一の符号を付して表した構成とそれぞれ同じであるから、説明を省略する。放射素子33及び接地側素子34は、筐体21aの底面の外側の部分に導体パターンがメッキ又は貼付されて形成されたものである。筐体21aは、図9に表した筐体21の底面の内側部分に基板25を嵌め合わせることのできる凹部を設けたものである。
アンテナ装置32aは、上述したアンテナ装置32と比較して、次のような付加的な効果を有する。まず筐体21aの内面に予め設けられた凹部に基板25を嵌め合わせる構造により、第1導体部分27と放射素子33の間及び第2導体部分28と接地側素子34の間の位置合わせをさらに容易かつ高精度に行うことができる。次にアンテナ装置32の構成と比較して第1導体部分27と放射素子33の間隔及び第2導体部分28と接地側素子34の間隔を小さくし、放射素子33、接地側素子34、第1導体部分27又は第2導体部分28の面積が小さくても静電容量値を高めて結合を強めることができる。
以上に説明した図8ないし図10に係る変形例は、実施例2に係るアンテナ装置22だけでなく、実施例1に係るアンテナ装置12にも同様に適用することができる。各変形例の容量結合に係る容量値によって決まるアンテナインピーダンスとアンテナ給電線29の線路インピーダンス間の整合と広帯域性の関係については、実施例1について述べたのと同じである。本発明の実施例3によれば、誘電体部材の併用によって容量結合を強めたり、筐体の外面に形成された放射素子にも容量結合を介して給電したりすることができるという付加的な効果が得られる。
以下、図11ないし図20を参照して、本発明の実施例4を説明する。実施例4に係るアンテナ装置は、実施例2に係るアンテナ装置22の各構成の平面的な形状を広帯域化に適合させるとともに各部の寸法を評価用のパラメータとして与えたものであるが、説明の便宜上実施例2と同じ符号を用いてアンテナ装置22と表し、各構成の符号も実施例2と同じとする。
図11は、実施例4に係るアンテナ装置22の各構成の平面的な形状と各部の寸法の例を表す図である。放射素子23は、上辺が30.7ミリメートル(mm)長、下辺が11.4mm長、高さが16.7mmの台形である。接地側素子24は、幅40mm、高さ20mmの長方形である。放射素子23と接地側素子24の対向する辺どうしの間隔は、特に断らない限り1mmとする。
放射素子23及び接地側素子24の上(図11の紙面における手前の方向)に一定の間隔を空けて、第1導体部分27と第2導体部分28が設けられる。実施例2について説明したように、第1導体部分27と第2導体部分28に対して図示しないアンテナ給電線を接続することができる。なお上記の設定は、図6において基板25が比誘電率1の材料からなると仮定した場合に相当する。
第1導体部分27の幅をパラメータw、高さをパラメータhとする。第2導体部分28の幅を11.4mm、高さを2mmとする。第1導体部分27と第2導体部分28の対向する辺どうしの間隔を1mmとし、第1導体部分27の下辺と放射素子23の下辺は特に断らない限り図11の平面図上で重なるものとする。なお、図11には示さないが、放射素子23と第1導体部分27の間隔(図6において基板25の厚みに相当する。)をパラメータtとする。
図12は、図11に表した構成においてパラメータh、tの値をそれぞれ2mm、0.1mmとしたときのパラメータwの値によるアンテナ装置22の周波数特性の変化を、シミュレーションにより求めて表すグラフである。図12の横軸は周波数(単位はギガヘルツ(GHz))、縦軸はアンテナ給電線と第1導体部分27の接続箇所(給電点)における電圧定在波比(VSWR)である。
図12の太い実線のグラフ(直接給電)は、第1導体部分27と第2導体部分28を省いて、放射素子23と接地側素子24に直接アンテナ給電線を接続したと仮定したときの特性を表す。破線のグラフ(w=3mm)は、図11に表した構成においてパラメータwの値を3mmとしたときの特性を表す。細い実線のグラフ(w=1mm)は、図11に表した構成においてパラメータwの値を1mmとしたときの特性を表す。
図12の細い実線のグラフの条件は、周波数3GHzにおけるアンテナインピーダンスが計算上300オームに相当し、アンテナ給電線の線路インピーダンスを50オームと仮定したときその6倍に相当する。そのため給電点におけるインピーダンス不整合の程度が高く、周波数8.5GHz以下の広い帯域におけるVSWRが3を超える結果となっている。
図12の破線のグラフの条件は、周波数3GHzにおけるアンテナインピーダンスが計算上100オームに相当し、アンテナ給電線の線路インピーダンス(50オーム)の2倍である。この範囲のインピーダンスの相違であれば図12に示した周波数3GHz以上のほとんどの帯域においてVSWRが3以下となり、4GHz以上では太い実線で表した直接給電のグラフと極端な差がない程度まで不整合が改善されることがわかる。
図13は、図11に表した構成においてパラメータw、hの値をそれぞれ11.4mm、2mmとしたときのパラメータtの値によるアンテナ装置22の周波数特性の変化を、シミュレーションにより求めて表すグラフである。図13の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図13の太い実線のグラフ(t=0.1mm)は、パラメータtの値を0.1mmとしたときの特性を表す。破線のグラフ(t=0.2mm)は、パラメータtの値を0.2mmとしたときの特性を表す。細い実線のグラフ(t=0.4mm)は、パラメータtの値を0.4mmとしたときの特性を表す。パラメータtの値が小さく放射素子23と第1導体部分27間の(又は接地側素子24と第2導体部分28間の)容量値が大きいほどインピーダンス整合の条件に近づき、周波数3GHz以上の周波数特性が改善されることがわかる。
図14は、図11に表した構成においてパラメータw、tの値をそれぞれ2mm、0.1mmとしたときのパラメータhの値によるアンテナ装置22の周波数特性の変化を、シミュレーションにより求めて表すグラフである。図14の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図14の太い実線のグラフ(h=8mm)は、パラメータhの値を8mmとしたときの特性を表す。破線のグラフ(h=4mm)は、パラメータhの値を4mmとしたときの特性を表す。細い実線のグラフ(h=2mm)は、パラメータhの値を2mmとしたときの特性を表す。パラメータhの値が大きく放射素子23と第1導体部分27間の容量値が大きいほどインピーダンス整合の条件に近づき、周波数3GHz以上の周波数特性が改善されることがわかる。
図15は、図11に表した構成においてパラメータw、h、tの値をそれぞれ11.4mm、2mm、0.1mmとしたときの第2導体部分28の有無による特性の比較を表すグラフである。図15の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図15の実線のグラフ(第2導体部分なし)は、第2導体部分28を省いて接地側素子24に直接アンテナ給電線の接地側導体を接続したときの特性を表す。図15の破線のグラフ(第2導体部分あり)は、接地側素子24に第2導体部分28による容量結合を介してアンテナ給電線の接地側導体を接続したときの特性を表す。少なくとも周波数3GHz以上の帯域においては第2導体部分28の有無による特性の大きな差はなく、容量結合を介して接地側を接続しても広帯域性が失われないことがわかる。
図16は、図11に表した構成においてパラメータw、hの値をそれぞれ8mm、2mmとした第1導体部分27の形状が横長の場合と、パラメータw、hの値をそれぞれ2mm、8mmとした第1導体部分27の形状が同じ面積で縦長の場合(第1導体部分27と放射素子23の間の容量結合に係る容量値は両方の場合で同一)の特性の比較を表すグラフである。いずれの場合も、パラメータtの値は0.1mmである。図16の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図16の実線のグラフ(第1導体部分横長)は、上記の第1導体部分27の形状が横長の場合の特性を表す。図16の破線のグラフ(第1導体部分縦長)は、上記の第1導体部分27の形状が縦長の場合の特性を表す。図示した全ての周波数帯域において第1導体部分27の形状が横長か縦長かによる特性の大きな差はなく、第1導体部分27と放射素子23の間の容量結合に係る容量値が等しければ形状の違いによる特性の差はわずかであることがわかる。
図17は、図11に表した構成においてパラメータw、h、tの値をそれぞれ4mm、2mm、0.1mmとし、第1導体部分27と放射素子23の間及び第2導体部分28と接地側素子24の間への誘電体挿入の有無による特性の比較を表すグラフである。図17の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図17の実線のグラフ(誘電体あり)は、第1導体部分27と放射素子23の間及び第2導体部分28と接地側素子24の間に比誘電率4の誘電体を挿入した場合の特性を表す。図17の破線のグラフ(誘電体なし)は、上記の誘電体を挿入しない場合の特性を表す。誘電体を挿入した場合の方が、第1導体部分27と放射素子23の間及び第2導体部分28と接地側素子24の間の容量結合に係る容量値が大きく、周波数特性が改善されるという結果が現れている。
図18は、図11に表した構成においてパラメータw、h、tの値をそれぞれ8mm、4mm、0.1mmとした(誘電体は挿入しない)場合と、図17における「誘電体あり」の場合の特性の比較を表すグラフである。図18の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図18の実線のグラフ(誘電体あり)は、図17の実線のグラフ(誘電体あり)と同じ条件で同じ結果を表している。図18の破線のグラフ(誘電体なし、サイズ4倍)は、第1導体部分27のサイズを上述のように8mm×4mmとし誘電体を挿入しない場合の特性を表す。実線と破線の特性がほぼ等しいことから、比誘電率4の誘電体挿入の効果は第1導体部分27の面積を4倍に拡大することに相当することがわかる。
図19は、図11に表した構成においてパラメータw、h、tの値をそれぞれ11.4mm、2mm、0.1mmとし、第1導体部分27と第2導体部分28の位置を図11に表した位置から下方へ1mm平行移動した場合としない場合の特性の比較を表すグラフである。平行移動した場合には、第1導体部分27の下辺と接地側素子24の上辺が図11の平面図上で重なる位置関係になる。図19の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図19の実線のグラフ(平行移動なし)は、図15の破線のグラフと同じ条件で同じ結果を表している。図19の破線のグラフ(平行移動あり)は、上述したように第1導体部分27と第2導体部分28の位置を平行移動して、第1導体部分27の一部が図11の平面図上で放射素子23と接地側素子24の間隙に当る領域に重なる条件での特性を表す。
平行移動ありの場合は、平行移動なしの場合に比べ図示したほとんど全ての周波数帯域において特性の劣化が明らかであることから、給電側(放射素子23及び第1導体部分27)と接地側(接地側素子24及び第2導体部分28)の間隙を保つことが重要であることがわかる。本発明によれば、第1導体部分27と第2導体部分28を同一の基板に形成して間隙を一定に保つと共に、放射素子23及び接地側素子28との位置合わせを容易に行うことができるから、給電側と接地側の間隙を確保することができる。
図20は、図11に表した構成においてパラメータw、h、tの値をそれぞれ11.4mm、2mm、0.1mmとし、放射素子23の位置を図11に表した位置から上方へ1mm平行移動した場合としない場合の特性の比較を表すグラフである。図20の横軸と縦軸は、図12の横軸と縦軸にそれぞれ共通である。
図20の実線のグラフ(放射素子の移動なし)は、図19の実線のグラフと同じ条件で同じ結果を表している。図20の破線のグラフ(放射素子の移動あり)は、上述したように放射素子23と接地側素子24の対向する辺どうしの間隔をさらに1mm空けて2mmとした場合の特性を表す。実線のグラフと破線のグラフに大きな差はなく、給電側と接地側の間隔が第1導体部分27と第2導体部分28の間(又は第1導体部分27と接地側素子24の間)で保たれていればよいことがわかる。
本発明の実施例4によれば、広帯域性を持たせるように設計された放射素子及び接地側素子に対して、広帯域性を損なうことなく容量結合を介して給電することができる。なお、以上の実施例の説明において、無線装置及びアンテナ装置の構成、形状、寸法、接続、その他の部材の形状、配置等は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
本発明の実施例1に係る無線装置の外観を表す斜視図。 実施例1に係る無線装置の筐体用部材の一部を簡略化して表す図。 実施例1に係る無線装置に内蔵されたアンテナ装置の構成を表す斜視図。 実施例1に係るアンテナ装置の構成を表す断面図。 本発明の実施例2に係る無線装置の筐体用部材の一部を簡略化して表す図。 実施例2に係る無線装置に内蔵されたアンテナ装置の構成を表す斜視図。 実施例2に係るアンテナ装置の構成を表す断面図。 本発明の実施例3に係るアンテナ装置(実施例2に係るアンテナ装置の変形例)の構成を表す断面図。 実施例3に係るアンテナ装置(実施例2に係るアンテナ装置の他の変形例)の構成を表す断面図。 実施例3に係るアンテナ装置(図9に構成を表したもの)の変形例の構成を表す断面図。 本発明の実施例4に係るアンテナ装置の各部の形状、寸法を表す平面図。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、給電側に当る第1導体部分の幅をパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、第1導体部分と放射素子の間隔をパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、第1導体部分の高さをパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、接地側に当る第2導体部分の有無をパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、第1導体部分の形状をパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、第1導体部分と放射素子間及び第2導体部分と接地側素子間の誘電体の有無をパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、図17同様の誘電体の有無及び第1導体部分のサイズをパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、第1導体部分及び第2導体部分の平行移動の有無をパラメータとして表すグラフ。 実施例4に係るアンテナ装置のVSWR周波数特性を、放射素子の平行移動の有無をパラメータとして表すグラフ。
符号の説明
1、2 無線装置
11、21、21a 筐体
12、22、30、32、32a アンテナ装置
13、23、33 放射素子
24、34 接地側素子
15、25 基板
17、27 第1導体部分
18、28 第2導体部分
19、29 アンテナ給電線
31 誘電体部材

Claims (10)

  1. 第1の導体部分と第2の導体部分が、対向する辺どうしの間隔を略一様にして1の面にそれぞれ面状に形成されてなり、前記第1の導体部分及び前記第2の導体部分に対してアンテナ給電線の信号側導体と接地側導体をそれぞれ接続することができるように構成された基板と、
    面状に形成され、前記基板の前記第1の導体部分が形成された面の反対側の面に対して略平行に対向すると共に、前記第1の導体部分と容量結合するように配設された放射素子とを
    備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記放射素子と略同一の面内に前記放射素子に対して対向する辺どうしの間隔を略一様にして面状に形成され、前記第2の導体部分と容量結合するように配設された接地側素子をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記基板と前記放射素子は、少なくとも一部が面状に形成された誘電体部材を挟んで対向することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記放射素子と略同一の面内に前記放射素子に対して対向する辺どうしの間隔を略一様にして面状に形成されると共に、前記第2の導体部分と容量結合するように配設された接地側素子をさらに備え、
    前記基板と前記接地側素子は、少なくとも一部が面状に形成された誘電体部材を挟んで対向することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 第1の導体部分と第2の導体部分が、対向する辺どうしの間隔を略一様にして1の面にそれぞれ面状に形成されると共に、前記第1の導体部分及び前記第2の導体部分に対してアンテナ給電線の信号側導体と接地側導体がそれぞれ接続されてなる基板と、
    前記基板を収容し、かつ、前記基板の前記第1の導体部分が形成された面の反対側の面に対して略平行に対向すると共に前記第1の導体部分と容量結合するように配設された放射素子が1の面に形成されてなる筐体とを
    備えたことを特徴とする無線装置。
  6. 前記筐体の前記放射素子が形成されたのと同一の面に、前記放射素子に対して対向する辺どうしの間隔を略一様にすると共に前記第2の導体部分と容量結合するように配設された接地側素子が、さらに形成されてなることを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
  7. 少なくとも一部が面状に形成された誘電体部材をさらに備え、前記基板と前記放射素子が前記誘電体部材の面状に形成された一部を挟んで対向するように配設されたことを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
  8. 少なくとも一部が面状に形成された誘電体部材をさらに備え、
    前記筐体は、前記放射素子が形成されたのと同一の面に、前記放射素子に対して対向する辺どうしの間隔を略一様にすると共に前記第2の導体部分と容量結合するように配設された接地側素子がさらに形成されてなり、
    前記基板と前記接地側素子は、前記誘電体部材の面状に形成された一部を挟んで対向するように配設されたことを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
  9. 前記基板は前記筐体の内側を向く面に接して配設され、前記放射素子は前記筐体の外側を向く面に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
  10. 前記基板は前記筐体の内側を向く面に接して配設され、
    前記放射素子は前記筐体の外側を向く面に形成され、
    前記筐体の前記放射素子が形成されたのと同一の面に、前記放射素子に対して対向する辺どうしの間隔を略一様にすると共に前記第2の導体部分と容量結合するように配設された接地側素子がさらに形成されてなることを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
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