JP2009123108A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置で発生した異常状態の発生要因を特定するために必要な情報を情報処理装置の使用者に早期に提供する。
【解決手段】情報処理装置101は、情報処理部113と不揮発性記憶部105とを備えており、これらはデータ転送路115によって接続されている。情報処理部113は、タスクを実行し、タスクの実行状況を示すログを出力して不揮発性記憶部105に記憶する。不揮発性記憶部105には通信ライン116が接続されており、情報処理部113が出力するログ500が記憶保持される。情報処理装置101の使用者は、情報処理装置101が操作不能等の異常状態に陥っても、不揮発性記憶部105に記憶されているデータにアクセス可能な通信機構118を通信ライン116に接続してその通信機構118を操作することで、不揮発性記憶部105に記憶されているログ500の内容を確認することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タスクを実行し、タスクの実行状況を示すログが出力される情報処理装置に関する。
近年生産される情報処理装置の演算処理能力は年々上昇しており、複雑な情報処理を実行することも可能になってきている。しかし一方で、プログラムやデータの誤りにより情報処理装置が処理を続行できなくなったり、プログラムの要求が基本ソフトウェア(オペレーティングシステム(OS))やハードウェアの処理能力を超えてしまったりする等の理由により、情報処理装置での処理が中断され、タスクの進行が停止してしまうことがある。従来、情報処理装置では、タスクの進行が停止してしまうという異常状態になることを未然に防ぐために、早期に処理の異常を検出する等の対策が行われている。一例として、特許文献1には、予め定められたジョブの終了基準時刻の時点で実行中のジョブが終了していることをもってジョブが正常終了しているか否かを判定し、ジョブが異常終了したと判定した場合には外部に通知を行って機器の使用者にシステム障害への対策を促すジョブ実行監視方法(プログラム)が示されている。また、特許文献2には、定周期でアプリケーションタスクの起動開始からの経過時間を監視し、所定のアルゴリズムを用い異常を検出した場合は、そのアプリケーションタスクを強制終了させて障害を断ち切り、代替アプリケーションタスクを自動的に起動することで処理を継続させる異常監視装置が記載されている。
特開2004−164271公報 特開平10−198574号公報
情報処理装置に何らかの障害が発生し情報処理装置で実行されている処理が中断されタスクの進行が停止してしまうという異常状態に陥った場合、情報処理機器の使用者は、異常状態を引き起こす要因を調査してその要因を早期に解消し、異常状態に陥る等の不具合の再発を防ぐ必要がある。しかし、情報処理装置が異常状態となって情報や命令の操作入力が受け付けられなくなり特許文献1や特許文献2に記載されている方法をもってしても機器の異常状態が解消されない場合、情報処理装置の使用者は、操作入力を受け付けなくなってしまった情報処理装置から、異常状態の発生時にどのようなタスクが進行しており、どのタスクが異常状態の発生の要因になっているか等の情報を知ることができない。そのために、情報処理機器の使用者は、情報処理機器において発生した異常状態の発生要因を特定することができず、情報処理機器を異常状態が発生していない通常の状態に復旧し再び異常状態にならないよう対策を施すために多大な時間を費やしていた。
本発明の目的は、情報処理装置で発生した異常状態の発生要因を特定するために必要な情報を情報処理装置の使用者に早期に提供することである。
本発明の情報処理装置は、タスクを実行する情報処理部と、各種データを書き換え自在に記憶する不揮発性記憶部と、前記情報処理部と前記不揮発性記憶部とを接続するデータ転送路と、前記不揮発性記憶部に接続されている、当該不揮発性記憶部に記憶されているデータにアクセス可能な通信機構と当該不揮発性記憶部とを接続するための通信ラインと、前記情報処理部が、前記タスクの実行状況を示すログを出力して前記不揮発性記憶部に記憶する手段と、を備える。
本発明によれば、不揮発性記憶部には通信ラインが接続されており、情報処理装置において異常が発生していない通常状態では情報処理部が実行中のタスクに関するログを出力して不揮発性記憶部に記憶するため、情報処理装置において異常が発生している異常状態でも通信ラインに通信機構を接続することでこの通信機構から不揮発性記憶部に記憶されたログにアクセスすることができ、したがって、情報処理装置で発生した異常状態の発生要因を特定するために必要な情報を情報処理装置の使用者に早期に提供することができる。
本発明の実施の一形態について、図1ないし図5に基づいて説明する。
図1は、情報処理装置101の電気的構成を示すブロック図である。
情報処理装置101は、CPU102と、メモリ103と、入出力コントローラ104と、不揮発性記憶部としての不揮発性RAM105と、を主体に構成されており、これら各部はバス接続されている。入出力コントローラ104には、さらに、VGA回路106と、LANアダプタ107と、PCI入出力スロット108と、USBアダプタ109と、I/Oコントローラチップ110と、HDD151とがバス接続されている。
CPU102は、各種演算処理を実行する。メモリ103は、固定データを固定的に記憶保存するROM103aと、可変データを書き換え自在に記憶してCPU102が実行する各種演算処理のワークエリアとして使用されるRAM103bとにより構成される。ROM103aには、情報処理装置101に接続された周辺機器を制御するためのプログラム群であるBIOS201が格納されている。入出力コントローラ104は、CPU102、ROM103a、RAM103bなどのデバイスのそれぞれにバス接続している。より詳細には、CPU102は、CPUバス111により入出力コントローラ104にバス接続されている。また、ROM103aおよびRAM103bはそれぞれ、メモリバス112により入出力コントローラ104にバス接続されている。入出力コントローラ104は、CPU102がROM103aに記憶されている固定データを読み込む過程や、CPU102が各種演算処理を行う過程において、RAM103bにデータを一時的に記憶したりする際のデータの受け渡しを行う。ここで、CPU102とメモリ103と入出力コントローラ104とは、プログラムの記述に従って各種情報処理を実行する情報処理部113を構成する。プログラムの構成の詳細については、図2に基づいて後述する。
不揮発性RAM105は、各種データを書き換え自在に記憶する。不揮発性RAM105としては、一例として、フラッシュメモリを採用することができる。不揮発性RAM105には、通信ライン116がバス接続されている。通信ライン116の不揮発性RAM105に接続していない側の一端には、接続部としての接続コネクタ117が形成されている。接続コネクタ117は、不揮発性RAM105に記憶されているデータにアクセスするための通信機構としての外部機器118に接続される。このため、外部機器118には接続コネクタ117が接続するための要素を備えている必要がある。例えば、接続コネクタ117がプラグである場合には、外部機器118には接続コネクタ117が接続可能なレセプタクルが備わっている必要がある。なお、別の実施の形態として、外部機器118に代えて通信機構としてCPUを備えたデータ読取回路を採用し、このデータ読取回路に備わるCPUが不揮発性RAM105に記憶されているデータにアクセスする処理を実行するようにしてもよい。
不揮発性RAM105には、情報処理装置101の情報処理部113が実行するタスク監視処理により出力されるログ500(図5参照)が格納されるログファイルFが、ファイルの態様で記憶されている。外部機器118は、接続コネクタ117が接続されて不揮発性RAM105にアクセス可能になった状態で、ログファイルFに格納されているログ500を取得することができる。外部機器118に取得されたログ500は、外部機器118に接続される図示しないディスプレイに表示されたり図示しないプリンタに印刷出力されたりすることで、情報処理装置101の使用者に認識される。
また、不揮発性RAM105は、ログ出力用バス114により入出力コントローラ104にバス接続されている。ここで、CPUバス111とログ出力用バス114とは、CPU102と不揮発性RAM105とを接続するデータ転送路115を構成する。このデータ転送路115は、CPU102および不揮発性RAM105の間の電気信号の通信を可能にし、CPU102および不揮発性RAM105の間でのデータのやりとりを可能にする。
VGA回路106、LANアダプタ107、PCI入出力スロット108はいずれも、PCIバス119によって入出力コントローラ104にバス接続されている。USBアダプタ109は、複数のUSBスロット109aを備え、USBバス120によって入出力コントローラ104にバス接続されている。I/Oコントローラチップ110は、図示しない入力デバイス(キーボード、ポインティングデバイス等)や図示しない出力デバイス(ディスプレイ、プリンタ等)をはじめとした各種の入出力用デバイスを制御するための集積回路であり、LPCバス121によって入出力コントローラ104にバス接続されている。
HDD151は、HDD用バス152によって入出力コントローラ104にバス接続されている。このHDD151には、OS202と、タスク監視プログラム203と、各種の実行プログラム204とがインストールされている。OS202は、情報の入出力、ディスクやメモリのアドレス管理など、多くのプログラムに共通する基本的な機能を提供し情報処理装置101が実行する処理の基礎をなす。タスク監視プログラム203には、情報処理装置101の情報処理部113にタスク監視処理(図4参照)を実行させるための処理内容が記述されている。各種の実行プログラム204は、情報処理装置101の情報処理部113に各種の処理を実行させるための処理内容が記述されている。OS202、タスク監視プログラム203、各種の実行プログラム204は、例えば、通信回線網を介して上位機であるサーバからダウンロードされ、HDD151にインストールされる。また、別の一例として、これらのプログラムは、CD−ROM、フラッシュメモリ、磁気ディスク等の記憶媒体に記憶保存されており、情報処理装置101に接続されているそれらの記憶媒体をリードすることができるデバイスにより、HDD151にインストールされる。
なお、図示はしないが、入出力コントローラ104には、図示しない入出力回路を介して、磁気ディスクドライブ、CD−ROMドライブなどの外部記憶装置、キーボードやマウスなどの入力デバイス、ディスプレイやプリンタなどの出力デバイス、各種ネットワーク網に接続するための通信インターフェイスなども接続されており、情報処理部113によって制御される。
情報処理装置101の情報処理部113は、各種のプログラムの記述に従った情報処理を実行する。より詳細には、情報処理装置101に備わるCPU102は、情報処理装置101が起動するとROM103aに記憶されているBIOS201を読み込んで周辺機器の制御を可能にし、続いて、HDD151に記憶されているOS202の全部又は一部をRAM103bにコピーし、タスク監視プログラム203や各種の実行プログラム204の記述に従った処理を実行するために必要な基礎的な処理を実行可能にし、続いて、タスク監視プログラム203の全部又は一部をRAM103bに読み込んで、タスク監視プログラム203の記述に従いタスク監視処理を実行する。また、情報処理装置101のCPU102は、OS202の記述や図示しない入力デバイスから入力される制御命令に従って、HDD151に記憶されている各種の実行プログラム204の全部又は一部をRAM103bに読み込み、読み込んだプログラムの記述に従った処理を実行する。
図2は、HDD151に記憶されている実行プログラム204の構成を示す説明図である。情報処理部113は、HDD151に記憶されている実行プログラム204の全部又は一部をRAM103bに読み込み、実行プログラム204の記述に従って各種情報処理を実行する。実行プログラム204は、図2に示すような構成となっている。すなわち、実行プログラム204は、サブルーチンとデータ構造とを含み情報処理部113に一の機能を実現させる少なくとも一のモジュール205により構成されている。モジュール205は、処理の一実行単位であるタスク206の集合体である。実行プログラム204、モジュール205、タスク206にはそれぞれ、これらを特定するための識別コードが予め設定されている。一例として、実行プログラム204を特定するための識別コードは、HDD151でファイルの態様で記憶されている実行プログラム204に設定されるファイル名であり、モジュール205を特定するための識別コードは、実行プログラム204内でこのモジュール205を呼び出すために予め定義されているファンクション名であり、タスク206を特定するための識別コードは、処理内容を示すコマンド名やモジュール205内での処理手順を示す行番号である。
図3は、情報処理装置101で実行される処理の概要を示す模式図である。本実施の形態の情報処理装置101には、情報処理部113が複数のタスクを選択的に実行することで複数のタスクを並行して進めるマルチタスクオペレーション方式が採用されている。マルチタスクオペレーション方式としては、情報処理部113が非常に短い単位時間ごとに複数のタスクに割り当てられた順番に沿って個々のタスクを切り替えて実行するプリエンティブマルチタスクや、情報処理部113があるタスクの一部の処理を実行した後に処理を上位のソフトウェア(例えば、OS)に移し、別のタスクの実行を再開するノンプリエンプティブマルチタスクを採用することができる。本実施の形態の情報処理装置101の情報処理部では、マルチタスクオペレーション方式としてプリエンティブマルチタスクが採用されているが、ノンプリエンプティブマルチタスクを採用することも可能である。
情報処理装置101の情報処理部113は、機器の起動中、タスク監視処理(図4参照)を実行している。タスク監視処理は、情報処理部113が実行しているタスク206(図2参照)の実行状況を管理し、そのタスク206の実行状況をログ500として出力し不揮発性RAM105に記憶する処理である。タスク監視処理の詳細については、図4に基づいて後述する。
図3に示す例において、情報処理装置101の情報処理部113は、実行プログラム204の記述に従い、実行プログラム204を構成するタスク206を実行している。この際、情報処理装置101の情報処理部113は、時間間隔ΔTごとに実行するタスク206をタスク1、タスク2、タスク3、タスク4、タスク1、…という順番で切り替えて、複数のタスク206(タスク1〜タスク4)を並行して進める。情報処理装置101の情報処理部113は、複数のタスク206を選択的に実行する中で新たなタスク5を時刻Aに開始した場合、情報処理部113はタスク監視処理によって、タスク5を開始した時刻Aを示すログ500を不揮発性RAM105に出力する。また、情報処理装置101の情報処理部113は、複数のタスク206を選択的に実行する中で実行中のタスク2を時刻Bに終了した場合、情報処理部113はタスク監視処理によって、タスク2を終了した時刻Bを示すログ500を不揮発性RAM105に出力する。同様に、情報処理部113はタスク監視処理によって、タスク1を終了した時刻Cを示すログ500と、タスク6を開始した時刻Dを示すログ500と、タスク3を終了した時刻Eを示すログ500とを不揮発性RAM105に出力する。不揮発性RAM105に出力されたログ500は、不揮発性RAM105内でログファイルFに格納されて管理される。
タスク監視処理によって不揮発性RAM105に出力されるログ500には、上記のタスク206の開始時刻もしくは終了時刻を示す時刻情報502に加え、ログID501とタスクコード503とアクションコード504とが含まれている。ログ500の構成の詳細については、図5に基づいて後述する。
図4は、情報処理装置101の情報処理部113が実行するタスク監視処理の流れを示すフローチャートである。タスク監視処理は、CPU102およびメモリ103を備えて構成される情報処理装置101の情報処理部113により実行される。
情報処理装置101の情報処理部113は、機器の起動中、タスク監視処理を実行している。タスク監視処理において、情報処理装置101の情報処理部113は、新たなタスク206の実行を開始したかどうか(ステップS11)、および、既に実行していたタスク206のうち終了したものはあるかどうか(ステップS21)の判定を実行する。
新たなタスク206の実行を開始したと判定した場合(ステップS11のY)、情報処理装置101の情報処理部113は、ログIDと、実行を開始したタスク206を特定するタスクコードと、そのタスク206の実行を開始した開始時刻を示す時刻情報と、そのタスク206の実行が開始されたことを示すアクションコードとを不揮発性RAM105に出力して記憶し(ステップS12)、ログID501に1を加えた後に(ステップS13)、処理をステップS21に移す。
また、新たに終了したタスク206があると判定した場合(ステップS21のY)、情報処理装置101の情報処理部113は、ログIDと、実行を終了したタスク206を特定するタスクコードと、そのタスク206の実行を終了した終了時刻を示す時刻情報と、そのタスク206の実行が終了したことを示すアクションコードとを不揮発性RAM105に出力して記憶し(ステップS22)、ログID501に1を加えた後に(ステップS23)、処理をステップS11に移す。
図5は、不揮発性RAM105に出力されたタスクの実行状況を示すログ500のデータ構造を示す模式図である。ログ500は、情報処理装置101の情報処理部113が実行するタスク監視処理(図4参照)によって、不揮発性RAM105に記憶される。不揮発性RAM105に記憶されるログ500は、ログID501、時刻情報502、タスクコード503およびアクションコード504が対応づけられて、ログファイルFに格納される。ログID501は、情報処理装置101の情報処理部113がログ500を出力する際に設定される、個々のログ500を区別するための数字コードである。タスクコード503は、情報処理装置101の情報処理部113が実行しているタスク206を識別するために用いられるコード情報である。タスクコードは、タスク206を特定する識別コードと、そのタスク206が含まれているモジュール205を特定する識別コードと、そのモジュール205が含まれている実行プログラム204を特定する識別コードとにより構成されている。一例として、実行プログラム204を特定する識別コードとしてファイル名が採用され、モジュール205を特定する識別コードとしてファンクション名が採用され、タスク206を特定する識別コードとして行番号が採用されている場合、タスクコード503としては、「ファイル名.ファンクション名.行番号」というテキストデータで構成されたコード情報を採用することができる。時刻情報502は、情報処理装置101の情報処理部113がタスクコード503により特定されるタスク206の実行を開始もしくは終了した時刻を示す。アクションコード504は、時刻情報502により示される時刻において情報処理装置101の情報処理部113が行ったタスク206の取り扱い方を示す情報である。アクションコード504には、タスクコード503で特定されるタスク206の実行が開始されたことを示すコード情報「タスク開始」と、タスクコード503で特定されるタスク206の実行が終了したことを示すコード情報「タスク終了」とのいずれか一が適用される。
本実施の形態の情報処理装置101は、異常が発生していない通常状態においてタスク監視処理を実行することにより、情報処理装置101の情報処理部113が不揮発性RAM105に実行中のタスクに関するログ500を出力し不揮発性RAM105に記憶する。そのため、情報処理装置101に異常が発生しても不揮発性RAM105に記憶されているログ500は記憶保持された状態のままである。そして、情報処理装置101の使用者は、情報処理装置101において異常が発生し情報処理装置101に備わる図示しない入力デバイスから不揮発性RAM105にアクセスできなくなった場合でも、不揮発性RAM105に接続されている通信ライン116の接続コネクタ117に外部機器118を接続し、この外部機器118を操作して不揮発性RAM105に記憶されているログファイルFにアクセスしてログ500の内容を確認することができる。ログ500に含まれるログID501はログ500が不揮発性RAM105に出力されるたびに1ずつ加算されることを利用して、情報処理装置101の使用者は、ログID501をキーとして外部機器118を用いて取得したログ500を昇順にソートし、情報処理装置101で実行されるタスク206の実行状況を時系列に沿って追跡することが可能になる。さらに、情報処理装置101の使用者は、外部機器118を用いて取得したログ500のうち同一のタスクコード503を有するログ500について、アクションコード504として適用されているコード情報「タスク開始」とコード情報「タスク終了」との対応関係を調べることにより、外部機器118を用いてログ500を取得した時点に情報処理装置101の情報処理部113が実行しているタスク206が何であるかを調べることができる。さらに、タスクコード503には、実行プログラム204を特定する識別コードと、モジュール205を特定する識別コードと、タスク206を特定する識別コードとが含まれており、情報処理装置101の使用者は、情報処理装置101において異常が発生した状態の要因をタスク206、モジュール205、実行プログラム204の順に調べることにより機器の復旧までにかかる時間を短縮することができる。
本実施の形態の情報処理装置101によれば、不揮発性RAM105には通信ライン116が接続されており、情報処理装置101において異常が発生していない通常状態では情報処理装置101の情報処理部113が実行中のタスク206に関するログ500を出力して不揮発性RAM105に記憶するため、情報処理装置101において異常が発生している異常状態でも通信ライン116に通信機構である外部機器118を接続することでこの外部機器118から不揮発性RAM105に記憶されたログ500にアクセスすることができ、したがって、情報処理装置101で発生した異常状態の発生要因を特定するために必要な情報を情報処理装置101の使用者に早期に提供することができる。
情報処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 HDDに記憶されている実行プログラムの構成を示す説明図である。 情報処理装置で実行される処理の概要を示す模式図である。 情報処理装置の情報処理部が実行するタスク監視処理の流れを示すフローチャートである。 不揮発性RAMに出力されたタスクの実行状況を示すログのデータ構造を示す模式図である。
符号の説明
101…情報処理装置、105…不揮発性RAM(不揮発性記憶部)、113…情報処理部、115…データ転送路、116…通信ライン、118…外部機器(通信機構)、206…タスク、500…ログ、502…時刻情報(開始時刻、終了時刻)、503…タスクコード

Claims (2)

  1. タスクを実行する情報処理部と、
    各種データを書き換え自在に記憶する不揮発性記憶部と、
    前記情報処理部と前記不揮発性記憶部とを接続するデータ転送路と、
    前記不揮発性記憶部に接続されている、当該不揮発性記憶部に記憶されているデータにアクセス可能な通信機構と当該不揮発性記憶部とを接続するための通信ラインと、
    前記情報処理部が、前記タスクの実行状況を示すログを出力して前記不揮発性記憶部に記憶する手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記タスクの実行状況を示すログは、
    前記情報処理部が前記タスクの実行を開始した開始時刻と、
    前記情報処理部が前記タスクの実行を終了した終了時刻と、
    前記情報処理部が実行した前記タスクを特定するタスクコードと、
    の少なくとも一を含む、請求項1記載の情報処理装置。
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