JP2009122466A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
現像器駆動時の感光体との衝突音を低減した画像形成装置を提供する。
【解決手段】
感光体3に対して、当接退避する現像器11と、モータとクラッチと複数のギア、シャフトからなる駆動伝達手段を用いる画像形成装置において、前記駆動伝達手段は現像ローラギア13を有し、現像ローラギア13とは異なる位置に現像器11の移動速度を低減させる速度低減手段を設けた。
【選択図】図2
現像器駆動時の感光体との衝突音を低減した画像形成装置を提供する。
【解決手段】
感光体3に対して、当接退避する現像器11と、モータとクラッチと複数のギア、シャフトからなる駆動伝達手段を用いる画像形成装置において、前記駆動伝達手段は現像ローラギア13を有し、現像ローラギア13とは異なる位置に現像器11の移動速度を低減させる速度低減手段を設けた。
【選択図】図2
Description
本発明は、現像器の速度低減手段を設けた画像形成装置に関する。
モータとギアによって、現像ローラを回転させ、現像器を駆動させる駆動手段があるが、カラー画像形成装置では複数の現像器を動かす必要がある。各現像器を動かすためには、個々の現像器にモータを取り付ける手段もあるが、低価格を実現する構成としては、一つのモータにクラッチを複数個付ける方法や、モータを正回転、逆回転するもの(例としてステッピングモータがよく用いられる)とクラッチで現像器に対するモータの数を減らす方法がある(例えば、特許文献1および2参照)。
しかしながら、上記方法では、現像器が感光体に接触する際、現像器駆動装置により、現像ローラに動力を与えて前進させるが、現像ローラの回転数を上げると速度が大きくなり、感光体と現像器の接触時に衝突音が大きくなり騒音となる。
また、現像器の感光体への衝突による騒音を抑えるために、現像器を駆動させる際にモータの回転数を調節する方法では、まず感光体に現像器を押し当てる場合は、モータを低速回転させ衝撃を抑える必要があり、現像器駆動モータを高速回転させる現像器は、感光体に押し当て現像ローラを回転させる時は感光体に接した後に現像ローラを高速回転させてから現像を行うので、感光体に接した直後の現像ローラが現像時仕様回転数未満の状態では現像を行うことができない。そのため、現像開始までに現像しない感光体領域が存在することになり、リーガル用紙など感光体への非潜像間隔が短い場合は、印字速度を低減するか、現像開始時間の影響を受けないように感光体を大きくしなければならないという課題があった。また現像ローラが回転しない状態で感光体に接触することにより、感光体と現像ローラが直接接触し、感光体への負荷が大きくなっていた。
上記問題を解決するために、本発明は、感光体に対して当接退避する現像器と、モータとクラッチと複数のギアとシャフトからなる駆動伝達手段を用いる画像形成装置において、前記駆動伝達手段は現像ローラギアを有し、前記現像ローラギアとは異なる位置に前記現像器の移動速度を低減させる速度低減手段を設けた画像形成装置とした。
さらに、前記現像器は側面に突起部と、圧縮コイルバネとを有し、前記速度低減手段はラックとギヤとシャフトとオイルダンパーとを有する。また、前記オイルダンパーを回転式または直線式とする。また、前記直線式オイルダンパーは、ピストンロッドと、キャップ26と、ピストン27とを有する画像形成装置とした。
さらに、前記現像器の現像ローラが回転しながら移動して前記感光体に接触し現像する画像形成装置とした。
本発明によると、現像ローラの回転数を落とすことなく、現像器の速度を低減させ、感光体への衝突による騒音を低減させると共に、接触と同時に現像開始となる画像形成装置を提供することができる。特にリーガル用紙など感光体の非潜像領域の間隔が短い場合に有利である。また現像ローラが回転した状態で感光体に接触するので、感光体と現像ローラの間には常にトナー層が存在し、トナーが潤滑材の役目を果たして感光体への現像ローラの接触負荷を下げることができる。その結果、感光体の構成を変えなくとも感光体の長寿命化につながる。
以下、本発明の一実施例について図1、2、3、4を用いて説明する。
先ず、本発明にかかわる画像形成装置の概要について、その概略断面を示す図1を用いて説明する。図1において、装置中央部に中間転写装置1が配置されており、中間転写装置1の周辺には、感光体3、転写ローラ4、中間転写装置清掃手段2が配置されている。また、感光体3の周辺には、帯電器5が配置されている。4色の異なる色の微小着色粉体であるトナーを封入した現像器11K、11Y、11M、11Cが重ねられて配置されており、その下方には露光装置6、またその更に下方には用紙を溜めておく用紙保持手段7、用紙供給装置8が配置されている。画像形成装置上部には、定着装置9、用紙排出装置10が配置されている。
このような構成において、帯電器5は感光体3の表面を一様に帯電させる。次にパソコン、イメージスキャナ等による画像、文字の情報を露光装置6によりドット単位で露光が行われ、感光体3の表面に静電潜像を形成させる。
その後、静電潜像は、現像器11K、11Y、11M、11Cのいずれかによりトナーが供給、現像されることにより、トナー画像として可視化され、中間転写装置1へ搬送される。上記工程を各現像器11K、11Y、11M、11Cにより必要数繰返し、中間転写装置1の表面には、画像、文字の情報に見合うトナー像が形成される。その後、トナー像は転写ローラ4によって、用紙供給装置8により用紙保持手段7から供給された用紙に転写される。中間転写装置1に残ってしまったトナーは、中間転写装置清掃手段2で清掃される。トナー像が転写された用紙は、定着装置9に運ばれ、トナー像を用紙に定着され、用紙排出装置10にて排出される。
現像器の駆動力伝達方法について図1と図2を用いて説明する。ここでは図示しない現像器駆動モータが作動し、モータの先端に取り付けされたモータ駆動ギア12が回転し、アイドラギヤ列16を通じて、2系統に分配されている。2系統に分配された後、各現像器に対して設置されている、クラッチ14(図2記載)に動力が伝達される。クラッチ動作後については図2を用いて説明する。
クラッチ14が動作後、クラッチ先端に設置されている現像駆動ギア15が回転する。現像器駆動ギア15が回転することにより、現像駆動ギア15とかみ合う現像ローラギア13が回転する。現像ローラギア13が回転することで連結されている現像ローラが回転し、現像器11K、11Y、11M、11C各々が前進する動力を得る。現像器11が前進することで感光体3と当接し現像可能となる。クラッチ14が動作しなければ、現像駆動ギア15が回転することはないので、モータによる動力の分配を4つにし、各々の現像器11に対応させる必要はない。
感光体3に接触する前進時の動作について、速度低減手段周辺を図3を用いて説明する。速度低減手段は、ラック17、ギヤ18、シャフト19、ロータ24とオイル23を有する回転式オイルダンパー20を有する。
現像器11が前進するときに、現像器11側面にある突起部22がラック17の後方(感光体の反対側)で接触し、ラック17を移動させて前進する。ラック17上にはギヤ18が存在し、シャフト19を介してオイルダンパーのロータ24とつながっている。ラック17が移動することで、ギヤ18が回転し、シャフト19を介して24が回転する構成となっている。ロータ24が回転するときに、回転式オイルダンパー20内に封入されたオイル23の抵抗を受ける。オイル23の抵抗をロータ24が受けることで、ロータ24の回転は遅くなり、ロータ24と連結されているギヤ18の回転数が減り、ギヤ18とかみ合っているラック17の移動速度が遅くなり、ラック17を押す現像器11の速度が低減する。よって、感光体3に接触した際、衝撃による騒音が低下する。
さらに、現像ローラギア13の回転とは別な位置で速度低減手段を用いているため、従来の構成のように、現像器11の移動速度低減に現像ローラ111の回転数低減という手段を用いず、現像ローラ111は一定回転のままで回転数が落ちることはない。ラック17の前方(感光体側)には圧縮コイルバネ21を設けており、現像時、圧縮コイルバネ21は圧縮されたままの状態となる。
現像器11は現像ローラ111が一定の回転数の状態で前進するので、現像ローラ111の回転数を現像時の仕様に設定すれば、感光体3に接触すると同時に現像可能となる。
次に現像器11の退避について図4を用いて説明する。
クラッチ14をOFFにすると、現像器11は前進する動力がなくなる。退避する動力は、前進時に縮んだ圧縮コイルバネ21の力である。圧縮コイルバネ21によりラック17が後方に押される。このとき、ラック17、ギヤ18、シャフト19、回転式オイルダンパー20の動作は、前進時と逆方向の動作となる。ロータ24がオイル23による抵抗を受けて、ロータ24とシャフト19でつながったギヤ18により、ラック17を押すバネの力に抵抗が働き、現像器11を退避させるバネ力を減少させる。圧縮コイルバネ21による力のみでは、現像器11が勢い良く後方に押し出され、内装の一部に衝突し騒音が大きいという問題があったが、回転式オイルダンパー20の効果により、内装に衝突して騒音が大きくなることはない。この動作を各現像器11で実現することにより、複数の現像器11を有する画像形成装置において騒音を低減できる。
次に本発明の別な実施例を図5を用いて説明する。
図5は回転式オイルダンパー20の代わりに、直線式オイルダンパー25を用いた構成であり、28は直線式オイルダンパーのピストンロッドである。現像器11が前進するとき、現像器11の突起部22がピストンロッド28先端のキャップ26を押すことで、ピストンロッド28が押され、ピストンロッド28と一体となっているピストン27が移動する。ピストン27は直線式オイルダンパー25内部の図示しないオイルによる抵抗を受ける。ピストン27が抵抗を受けることで、ピストンロッド28の移動速度は低下し、現像器11は進行方向に対して抵抗が生じる。よって現像器11の移動速度が低下する。
現像時は、圧縮コイルバネ21は縮んだ状態である。現像器11後退時は圧縮コイルバネ21がキャップ26を押し、ピストンロッド28が移動し、ピストン27が抵抗を受ける。ピストン27が抵抗を受けることにより、ピストンロッド28の移動速度が低減し、現像器11の突起部22を押す力が、圧縮コイルバネ21のみの場合より低減される。よって現像器11を押す力が低下するので、現像器の移動速度が低下する。
本発明は二つの実施例について紹介したが、現像器11の形状、本体構成等により適したほうを選択することが可能である。
図6は本発明と周知されているステッピングモータを用いる現像器駆動方法(従来例)の現像ローラの回転数と時間の関係を示す図である。
感光体3の接触までの時間を同一時間にした。従来の構成の場合、騒音を低減するためには、現像器11は前進時、現像ローラ111を回転させることなく感光体3と接触するのが望ましく現像器を感光体に接触するまで前進移動させる移動時間に相当するA区間を要する。接触後は現像ローラ111の回転数が現像時の仕様になるのが望ましい。しかし脱調回避のためには現像ローラ111回転数を設定値にするのに必要な加速時間(B区間状態)が存在し、高画質を保つためには、現像ローラ111の回転加速時は現像を回避させ、現像時の現像ローラ回転数(仕様回転数)に達してから現像可能になる。そのため感光体3は、現像ローラ111の加速時間に相当する長さが加味されている。周知の構成では現像ローラ111を回転させずに、感光体3に接触させるのに対して、本発明の速度低減方法を用いれば、現像ローラ111の回転数は初期から現像時の仕様回転数にしても騒音低減ができるので、現像ローラ111の加速時間(B区間)が不要になり、現像ローラ111が移動し感光体3と接触したと同時(A区間終了時)に現像が可能となる。よって従来の現像ローラの加速時間に相当する感光体長さを加味する必要がなくなる。また、現像ローラ111の回転数を落とすことなく、現像器11の駆動時の感光体3との衝突音を低減すると共に、感光体3と接触すると同時に現像を可能とした。
したがって、騒音低減と印字開始時間の短縮、感光体の長寿命化、感光体の非潜像領域の低減を可能とした画像形成装置を提供することができる。
1 :中間転写装置
2 :中間転写装置清掃手段
3 :感光体
4 :転写ローラ
5 :帯電器
6 :露光装置
7 :用紙保持手段
8 :用紙供給装置
9 :定着装置
10:用紙排出装置
11:現像器
12:現像器駆動モータギア
13:現像ローラギア
14:クラッチ
15:現像駆動ギア
16:アイドラギヤ列
17:ラック
18:ギヤ
19:シャフト
20:回転式オイルダンパー
21:圧縮コイルバネ
22:現像器突起部
23:オイル
24:ロータ
25:直線式オイルダンパー
26:キャップ
27:ピストン
28:ピストンロッド
2 :中間転写装置清掃手段
3 :感光体
4 :転写ローラ
5 :帯電器
6 :露光装置
7 :用紙保持手段
8 :用紙供給装置
9 :定着装置
10:用紙排出装置
11:現像器
12:現像器駆動モータギア
13:現像ローラギア
14:クラッチ
15:現像駆動ギア
16:アイドラギヤ列
17:ラック
18:ギヤ
19:シャフト
20:回転式オイルダンパー
21:圧縮コイルバネ
22:現像器突起部
23:オイル
24:ロータ
25:直線式オイルダンパー
26:キャップ
27:ピストン
28:ピストンロッド
Claims (6)
- 感光体に対して当接退避する現像器と、モータとクラッチと複数のギア、シャフトからなる駆動伝達手段とを用いる画像形成装置において、前記駆動伝達手段は現像ローラギアを有し、前記現像ローラギアとは異なる位置に前記現像器の移動速度を低減させる速度低減手段を設けたことを特徴とした画像形成装置。
- 請求項1記載の現像器は側面に、突起部と、圧縮コイルバネとを有し、前記速度低減手段はラックとギヤとシャフトとオイルダンパーとを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載のオイルダンパーが、回転式であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の現像器の現像ローラが、回転しながら移動して前記感光体に接触し現像することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載のオイルダンパーが直線式であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項5記載のオイルダンパーは、ピストンロッドと、キャップ26と、ピストン27とを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007297373A JP2009122466A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007297373A JP2009122466A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009122466A true JP2009122466A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40814670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007297373A Pending JP2009122466A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009122466A (ja) |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007297373A patent/JP2009122466A/ja active Pending
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