JP2009119222A - 前進、後退の切り替えの容易なハンドルレバ−の往復操作により駆動する自走式車いすの駆動装置 - Google Patents

前進、後退の切り替えの容易なハンドルレバ−の往復操作により駆動する自走式車いすの駆動装置 Download PDF

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Iwao Harada
以和夫 原田
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Flying Chair Kk
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Abstract

【課題】側面からの移乗がしやすく、ギアを介して駆動するので使用者の腕力に適合したギア比を設定することができ、ハンドルバーを前後に往復させることにより推進するので運動効率が良い自走式車いす駆動装置を提供する。
【解決手段】入力ギア1からの回転入力を、偶数枚のギアの組み合わせと奇数枚のギアの組み合わせを介することにより、出力ギアに反対向きの回転を与え、その回転を反対向きに設置されたワンウェイクラッチにより任意の一方向に変換することにより出力シャフト8を駆動する。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
本発明は、前進、ニュートラル、後退の切り替えの容易なハンドルの往復運動により駆動する自走式車いすの駆動部に関する。
従来の自走式車いすに於いては、車輪のリムに取り付けられたハンドリムを回すことにより車いすを駆動していた。また、レバー式車いすの駆動装置はあるが(例;特願2004−359100)前進、後退切り替えのためにハンドルレバーに連結されたシャフト上の直径の異なる2枚のギアを同時に操作する必要があった。
発明が解決しようとする課題
従来、車いすの使用者が移乗する際,介助式車いすのように車輪が座面より小さければ横にずれて容易に乗降することができるが、自走式車いすは車輪が大きいので前に大きく移動してから乗り降りをしなければならなかった。
また、ハンドリムがタイヤの径より小さいので大きいトルクが必要であり、さらにハンドリムを回す為の力に加えてハンドリムが滑らない様にする為の握力も必要とされた。特に登坂する場合、車いすが後退しないようにハンドリムをすばやく持ち替えなければならなかった。
また、ハンドリムがタイヤの接地面近くにある為,操作する手が汚れがちであった。
従来のレバー駆動式車いすの技術(特願2004−359100)に於いてはハンドルレバーに連結されたシャフト上の直径の異なる2枚のギアを同時に回転させていた為、前進、ニュートラル、後退の切り替えの為の構造が複雑になった。
課題を解決する為の手段
上記課題を解決する為に、本発明の車いすの駆動装置においては、入力ギア(1)からの回転入力を偶数枚のギアの組み合わせと奇数枚のギアの組み合わせを介することにより出力ギアに反対向きの回転を与え、その回転を反対向きに設置されたワンウェイクラッチにより、任意の一方向に変換することにより駆動するものである。
発明の実施形態
発明の実施形態を図面を参照に説明する。図1は駆動部の正面図である。フレーム、座面、車輪、ブレーキ等は省略する。左右対称なので片側について説明する。図2は駆動部の側面図である。図3、図4は駆動部の模式図で図1の斜視図である。図5は前進、ニュートラル、後退の実施例の正面図である。
図1,2に於いてハンドルレバーと一次シャフト(6)によって連結される入力ギア(1)は、第一出力ギア(2)と第一反転ギア(3)にかん合される。二次シャフト(7)上の第一反転ギア(3)は、第二反転ギア(4)と連結されていて、第二出力ギア(5)と、かん合される。
出力シャフト(8)上の第一出力ギア(2)と第二出力ギア(5)は、反対方向にロックするワンウェイクラッチを有する。出力シャフト(8)は車いすの車輪に繋がる。
図に於いて駆動のしくみを説明する。
図3に於いて、ハンドルレバー(9)を矢印方向に倒した場合、入力ギア(1)は第一出力ギア(2)を矢印方向に回転させる。この時第一出力ギア(2)のをワンウェイクラッチは空転し、出力シャフト(8)にはトルクが伝わらない。同時に入力ギア(1)は第一反転ギア(3)を矢印方向に回転させる。第一反転ギア(3)に連結された第二反転ギア(4)も矢印方向に回転し、そこにかん合される第二出力ギア(5)は第一出力ギア(2)と反対方向に回転される。この時、第二出力ギア(5)のワンウェイクラッチが作用し出力シャフト(8)は矢印方向に回転される。
図4に於いて、ハンドルレバー(9)を矢印方向に引いた場合、同様に入力ギア(1)は第一出力ギア(2)を矢印方向に回転させる。この時第一出力ギア(2)のワンウェイクラッチが作用し出力シャフト(8)は矢印方向に回転される。同時に入力ギア(1)は第一反転ギア(3)を矢印方向に回転させ、第一反転ギア(3)に連結された第二反転ギア(4)も矢印方向に回転し、そこにかん合される第二出力ギア(5)は、第一出力ギア(2)と反対方向に回転される。この時、第二出力ギア(5)のワンウェイクラッチが空転し出力シャフト(8)にはトルクが伝わらない。ハンドルレバーの往動、復動にかかわらず出力シャフト(8)は常に一方向に回転する。
図5は前進、後退切り替えの実施例である。同様の装置を、ワンウェイクラッチを反転させて設置し前進用ギア、後退用ギアとし入力ギア(1)をスライドさせ、かん合することにより、前進、後退を切り替える。従来の考案(2004−359100)では、本考案の二次シャフト(7)にあたる部分にハンドルレバーに連結された直径の異なる2枚のギアがある為、前後の切り替えが構造上困難であった。本考案に於いては1枚のギアを一次シャフト(6)上でスライドさせる為切り替えが容易である。また、ニュートラルの位置を、前進と後退の間に設けることができるので前進から後退への移行がスムーズで安全である。
発明の効果
本発明は、以上説明したように構成されるので以下に記載されるこうかを奏する。
従来の介助式車いすのように車輪を小さく出来るので特に側面からの移乗がしやすくなる。また、ギアを介して駆動するので使用者の腕力に適合したギア比を設定することができる。ハンドルバーを前後に往復させることにより推進するので運動効率が良い。従来のようにハンドリムが滑らないようにする握力を必要とせず、大きなトルクを与えることが出来る。登坂時に於いて、ハンドリムを持ち替えることなくハンドルレバーを通常のように操作することで登坂できる。ワンウェイクラッチの逆転防止作用により、登坂時に後ずさりしない。
タイヤとハンドルレバーが独立しているので、操作する手や腕が汚れにくい。ハンドルレバーと車軸が独立しているので、車いすのデザインの自由度が増しタイヤのみならず、無限軌道のどを設定することができる。
車いすの駆動部 正面図 車いすの駆動部 側面図 ハンドルレバーを矢印方向に倒したときの模式図 斜視図 ハンドルレバーを矢印方向に引いたときの模式図 斜視図 前後切り替えの実施例 正面図
符号の説明
1, 入力ギア
2, 第一出力ギア
3, 第一反転ギア
4, 第二反転ギア
5, 第二出力ギア
6, 一次シャフト
7, 二次シャフト
8, 出力シャフト
9, ハンドルレバー

Claims (2)

  1. 入力ギア(1)からの回転入力を、偶数枚のギアの組み合わせと奇数枚のギアの組み合わせを介することにより、出力ギアに反対向きの回転を与え、その回転を反対向きに設置されたワンウェイクラッチにより任意の一方向に変換することにより出力シャフトを駆動する自走式車いすの駆動部。
  2. 上記車いすの駆動装置を、偶数枚のギアの組み合わせと、チェーンまたは、ベルトに置き換え出力ギアに反対向きの回転を与えた車いすの駆動部。
JP2007322614A 2007-11-15 2007-11-15 前進、後退の切り替えの容易なハンドルレバ−の往復操作により駆動する自走式車いすの駆動装置 Pending JP2009119222A (ja)

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