JP2009119220A - 排泄時作動機構 - Google Patents

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JP2009119220A JP2007322600A JP2007322600A JP2009119220A JP 2009119220 A JP2009119220 A JP 2009119220A JP 2007322600 A JP2007322600 A JP 2007322600A JP 2007322600 A JP2007322600 A JP 2007322600A JP 2009119220 A JP2009119220 A JP 2009119220A
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Abstract

【課題】、仰臥位における排泄行為が容易に行えるとともに、便の付着等によるかぶれ等が起こらないようにする。
【解決手段】 一対の排泄時作動部30A、30Bを備え、排泄時作動部30A、30Bそれぞれは、仰臥位人体の臀部Dにおける一対の肉部D1、D2それぞれに接触配置され、排泄時に互いが開くことで一対の肉部D1、D2を一体に開き仰臥位人体の肛門Kに臨む排泄空間Sを形成するものである排泄時作動機構。
【選択図】図6

Description

この発明は、寝たきりの要介護者等が使用する排泄物処理装置等に用いられる排泄時作動機構に関する。
自立できず寝たきりとなった要介護者の場合、その介護に際し排泄物の処理に非常に労力を要する。そこで、最近においては排泄物の処理が自動的になされる装置が種々提供されている。この装置は排泄物を受け具で受け、それを外部に排出処理するとともに、人体の排泄機能部を洗浄するように構成されている。
しかしながら、現状の装置の場合、仰臥位での排便等が行いにくいという基本的な問題があった。これは、仰臥位では臀部の両側の肉部が接近して接触状態にあり肛門からの排便空間が形成されない、すなわち、トイレでの通常排便時おける「お尻が開く」状態とならないためである。その「お尻を開く」状態とならないと便意がもよおしにくく、また、排便のための力が入れにくく、さらに排便に際して便が臀部に付着する感触が好ましくないことで排便意欲が損なわれることとなる。くわえて、排便後臀部に便が多く付着することでその除去が十分に行われず、そこがかぶれやすくなるという問題点もあった。
特開2002−58692
発明が解決しようとする課題
この発明は、上記の問題点を解消するように行ったもので、仰臥位においての排泄行為が容易に行えるとともに、便の付着等によるかぶれ等が起こらないようにすることを目的とする。
解決手段
この発明では、一対の排泄時作動部を備え、前記排泄時作動部それぞれは、仰臥位人体の臀部における一対の肉部それぞれに接触配置され、排泄時に互いが開くことで前記一対の肉部を一体に開き前記仰臥位人体の肛門に臨む排泄空間を形成するものであることを特徴とする排泄時作動機構を提供する。
上記構成の排泄時作動機構によれば、一対の排泄時作動部が開くことでそれに接触する仰臥位人体の臀部の一対の肉部が一体に開き、そこに肛門に臨む排泄空間が形成される。これにより、肛門からの排泄物は臀部の肉部に触れることなくスムーズに排泄される。臀部の肉部が開くことで便意をもよおしやすくなるとともに、排便に力を入れやすくなる。さらに、臀部の肉部に便等が付着しにくいことで、その部分のかぶれ等が少なくできる。この排泄時作動機構は、各種の排泄物処理装置、また、ベッド等に組み込み使用することで有用に用いられる。
発明の効果
この発明の排泄時作動機構によれば、仰臥位においての排泄行為が容易に行えるとともに、便の付着等によるかぶれ等の問題も解消されるようになり、この排泄時作動機構を組み込んだ排泄物処理装置やベッドは寝たきりの要介護者にきわめて有用に用いられる。
図1は請求項1の発明の排泄時作動機構を用いる請求項2の発明のオムツ型排泄物処理装置の開いた状態の斜視図、図2は同空気充填時の開いた状態の斜視図、図3は使用時における空気充填時の簡略断面図、図4は同電気的接続構成図である。
1はオムツ型排泄物処理装置で、全体が柔軟なゴム系のプラスチックスシート製で通常は図1に示すように扁平であり、一体に連続する内部スペース5内にエアパイプ7により空気が導入されることで全体が膨らみ、図2、図3に示す状態となる。先端部分4、両端部分9、9のそれぞれには固定用面バンド10のそれぞれが取り付けられており、このオムツ型排泄物処理装置1は扁平な状態で通常のオムツのように人の排泄機能部を覆うように装着され、先端部分4、両端部分9、9が重ねられて固定される。20Aはスリットで、膨らみ状態となった際には両側が外側に引っ張られ開いて開口20Bとなる。また、膨らみ状態となった際には開口20Bの下部に排泄物の受け空間11が形成され、この受け空間11には外部から洗浄用パイプ12と排出用パイプ13とが接続される。
P1は上記エアパイプ7途中に配置されるポンプ、P2は上記洗浄用パイプ12の途中に配置されるポンプ、P3は上記排出用パイプ13の途中に配置されるポンプである。洗浄用パイプ12の端部は洗浄水タンクに接続され、排出用パイプ13の端部は排泄物貯留タンクに接続される。S1、S2のそれぞれは電波信号を発するリモートスイッチであり、制御部70を介して上記ポンプP1、P2、P3それぞれに作動信号を与える。すなわち、S1、S2から所定の指令信号が発せられることで制御部70によりポンプP1、P2、P3が対応する所定動作を行うようになっている。リモートスイッチS1は上記オムツ型排泄物装置の1の先端部4に取り付けられて要介護者もしくは介護者により操作され、リモートスイッチS2は介護者が所持操作するようになっている。
図5、図6を参照して上記オムツ型排泄物処理装置1の使用について説明する。非排便時においてオムツ型排泄物処理装置1は、図5に示すように、内部スペース5に空気が充填されないことで扁平状態を保ち、一般のオムツと同様に用いられる。排便に際し、要介護者もしくは介護者がリモートスイッチS1もしくはS2を操作することでオムツ型排泄物処理装置1は動作をスタートし、まずポンプP1が作動されこれにより内部スペース5に空気が所定量充填され、図6に示すように、オムツ型排泄物処理装置1は膨らんで人体の臀部Dとともに立ち上がって立体的形態を形成する。
その立体的形態の形成時の動作を詳細する。オムツ型排泄物処理装置1における人体の臀部Dの両側の肉部D1、D2に接する部分(排泄時作動部)30A、30Bは、内部スペース5に空気が充填され全体が膨らむにつれて矢印Xに示すように両側に引っ張られる。これによりスリット20Aが開き開口20Bとなるとともに、立ち上がることで開口20Bの下部に排泄物の受け空間11が形成される。オムツ型排泄物処理装置1は扁平時から膨らみ時に形態変化する際に上記のように開口20B、受け空間11を形成するよう予め設計製作されている。
上記の部分30A、30Bが両側へ引っ張られて離反する際には、その表面に弾力的に密着する臀部Dの肉部D1、D2をも一体に矢印Y方向に移動して離反させる。これにより肉部D1、D2が開きそこに肛門Kに臨む排便空間Sが確保され、これにより「お尻が開く」状態となる。また、その際には部分30A、30Bの先端側が臀部Dの重みにより若干下側に湾曲する状態となり、これによりさらに「お尻が開く」状態となる。
この状態において排便がなされ、その際上記のように排便(排泄)空間Sが形成されることで、肛門Kから排出される便Vはスムーズに開口20Bを通って受け空間11内に落下する。「お尻が開く」状態となることで被介護者は便意がもよおしやすくなるとともに、排便のための力が入れやすく、さらに排便に際して便が臀部に付着する感触がなくなることで気持ちよく排便が行われる。くわえて、排便に際しての臀部への便の付着が少なくなることでかぶれも少なくなる。
排便が終了した段階でリモートスイッチS1もしくはS2が押されることでポンプP1、P2が作動され、これにより洗浄パイプ12端から噴出される湯水により肛門K及びその周囲部分の洗浄がなされその洗浄後湯水は受け空間11内にたまり、便と湯水の混合体は排出パイプ13端から吸出排出される。ポンプP2、P3の停止後ポンプP1が再び作動され、これにより内部スペース5内の空気が排出されることでオムツ型排泄物処理装置1は扁平状態に復帰する。
上記オムツ型排泄物処理装置1は、排便時のみに膨らみ非排便時にはオムツと同様にその存在があまり気にならないので、これにより要介護者は楽な就寝姿勢をとることを可能となる。また、排便時には膨らみお尻が持ち上げられる状態となるが、その際にも全体がゴム系のプラスチックスシートよりなり弾力性を有するのでそれほど異物感が無く排便が容易になされる。従来文献1等の装置等の場合にはその存在が邪魔となって楽な就寝姿勢がとりにくく、また排便も行いにくい問題があった。さらに、オムツ型排泄物処理装置1は排便に際して膨らむことでその全体が人体の排泄機能部を覆うように密着するので、洗浄液や臭気等の外部への漏れも回避されて快適に使用できる。
図7は排泄時作動機構の他の実施形態を示す簡略図、図8はその排泄時作動機構が組み込まれたベッドの側断面簡略図である。排泄時作動機構100は一対の可動片(排泄時作動体)101それぞれの一端側がギヤ軸部102で軸支持されて構成されている。ベッド(請求項3の発明)200には凹部201が設けられその内部には排泄物の受け部202が設けられるとともに、その側部にモータ203が配置されている。上記排泄時作動機構100はベッド200の凹部201上に上記ギヤ軸102がモータ203の駆動軸205に連動接続されるように設けられている。
上記のような構成により、排泄時作動機構100は、通常は図7(A)に示すようにその可動片101が閉じているが、排便時にはモータ203が駆動することで可動片101それぞれが矢印方向に開き、これによりベッド200上に仰臥位となっている人Pの両可動片101上に位置する臀部Dの両方の肉部を上記の実施形態のものと同様に開くようになっている。このようにして、ベッド200上において上記実施形態のものと同様に容易な排便が可能となるものである。
オムツ型排泄物処理装置の実施形態の開いた状態の斜視図 オムツ型排泄物処理装置の実施形態の同空気充填時の斜視図 オムツ型排泄物処理装置の実施形態の使用時における空気充填時の簡略断面図 オムツ型排泄物処理装置の実施形態の電気的接続構成図 オムツ型排泄物処理装置の動作説明図 オムツ型排泄物処理装置の動作説明図 排泄時動作機構の他の実施形態の平面構成図 図7に示す排泄時動作機構を組み込んだベッドの側断面簡略構成図
符号の説明
1 オムツ型排泄物処理装置
30A 部分(排泄時作動部)
30B 部分(排泄時作動部)
D 臀部
D1 肉部
D2 肉部
K 肛門
S 排便空間(排泄空間)

Claims (3)

  1. 一対の排泄時作動部を備え、
    前記排泄時作動部それぞれは、
    仰臥位人体の臀部における一対の肉部それぞれに接触配置され、
    排泄時に互いが開くことで前記一対の肉部を一体に開き前記仰臥位人体の肛門に臨む排泄空間を形成するものである、
    ことを特徴とする排泄時作動機構。
  2. 請求項1の排泄時作動機構を備えるオムツ型排泄物処理装置。
  3. 請求項1の排泄時作動機構を備えるベッド。
JP2007322600A 2007-11-15 2007-11-15 排泄時作動機構 Pending JP2009119220A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014073598A1 (ja) 2012-11-08 2014-05-15 株式会社ユニケア オムツユニット及びオムツ外装体
WO2019150348A1 (en) * 2018-02-05 2019-08-08 Universiti Brunei Darussalam An excrement apparatus for maintaining personal hygiene

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