JP2009118241A - 通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】着信制限が可能であり、その場合に発信側と着信側との間で柔軟なコミュニケーションを図ることができるようにする。
【解決手段】本発明の通信システムは、複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段と、発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、位置情報管理手段により管理される着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段と、着信可否判断手段により着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを発信側端末に伝達すると共に、少なくとも発信側端末に伝達した着信不可理由を含むメッセージを着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の通信システムは、複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段と、発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、位置情報管理手段により管理される着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段と、着信可否判断手段により着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを発信側端末に伝達すると共に、少なくとも発信側端末に伝達した着信不可理由を含むメッセージを着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバに関し、例えば、移動通信システムにおいて着信側の状況を発信側に伝達する通信システム及び方法、この通信システムを実現するサーバに適用し得るものである。
例えば、移動通信システムにおいて、着信状況に応じて着信側が応答できない場合、その旨を発信側に伝達する手段として、いわゆるマナーモードやドライブモードなどの携帯電話機が備える技術が利用されている。
しかしながら、上記のような技術は、ユーザが携帯電話機の設定モードを手動で切り替えることが必要であるため、ユーザ負担が大きく、また着信側の状況を発信側に十分に伝えることができるものではない。
そこで、ユーザ負担が少なく、着信側の状況を発信側に通知する従来技術として、特許文献1〜3に記載の技術がある。
特許文献1には、携帯電話機が自機の居場所を検知する居場所検知部及び居場所モード管理部を備え、自機に対して着信があると、居場所モード管理部が、居場所検知部の検知した居場所情報に基づいて所定の応答処理(例えば、音声による応答や電子メールによる通知処理など)を行なう技術が記載されている。
特許文献2には、携帯電話機において、自機に対して着信があると、メッセージ作成手段が、地図データ及び現在の位置情報に基づいて、現在位置を含めた留守番電話用メッセージを作成し、これを発信者に対して送信する技術が記載されている。
特許文献3には、ユーザの足裏に圧力センサを備えておき、また、携帯電話機に位置検出部、移動速度検出部、移動状態判定部及び着信通知モード選択部を備える。そして、自機に着信があった場合に、携帯電話機において、移動速度検出部が圧力センサ情報と位置情報に基づいてユーザの移動速度を検出し、この移動速度に応じた着信通知モードを選択して通知する技術が記載されている。
しかしながら、上述した特許文献1〜3に記載の技術はいずれも、着信者が、移動中、自動車の運転中、電車に乗車中などという状況を携帯電話機の機能が判断し、着信者による発信(着信応答)を制限して、これを発信者に通知することはできるが、発信者からの着信制限を行なうことはできなかった。
また、着信側が、高速移動している場合や、電波の届かないエリアや建物等にある場合に、発信者が発信しても、着信側では通常着信できないので、特許文献1〜3に記載の技術をそのまま適用することができない。
さらに、発信側に対して通知する着信できない理由について、どのような内容の理由通知したのか着信側は理解していないので、必ずしも適した内容の理由を発信者に通知していないこともある。また、この場合に、着信側が内容変更できるようにすることが望まれる。
また、着信応答できない場合に、着信者の発信者への意思表示や、また発信者の着信者への要望などを、相互に伝達することができない。
そのため、上記課題に鑑み、着信制限が可能であり、その場合に発信側と着信側との間で柔軟なコミュニケーションを図ることができる通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の通信システムは、(1)複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段と、(2)発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、位置情報管理手段により管理される着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段と、(3)着信可否判断手段により着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを発信側端末に伝達すると共に、少なくとも発信側端末に伝達した着信不可理由を含むメッセージを着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の通信方法は、コンピュータが、位置情報管理手段、着信可否判断手段及び着信側状況伝達手段を備え、(1)位置情報管理手段が、複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理工程と、(2)着信可否判断手段が、発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、位置情報管理手段により管理される着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断工程と、(3)着信側状況伝達手段が、着信可否判断手段により着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを発信側端末に伝達すると共に、少なくとも発信側端末に伝達した着信不可理由を含むメッセージを着信側端末に伝達する着信側状況伝達工程とを有することを特徴とする。
第3の本発明の通信プログラムは、コンピュータを、(1)複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段、(2)発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、位置情報管理手段により管理される着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段、(3)着信可否判断手段により着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを発信側端末に伝達すると共に、少なくとも発信側端末に伝達した着信不可理由を含むメッセージを着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段として機能させるものである。
第4の本発明のサーバは、(1)複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段と、(2)発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、位置情報管理手段により管理される着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段と、(3)着信可否判断手段により着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを発信側端末に伝達すると共に、少なくとも発信側端末に伝達した着信不可理由を含むメッセージを着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、着信制限が可能であり、その場合に発信側と着信側との間で柔軟なコミュニケーションを図ることができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバの第1の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
以下、本発明の通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバの第1の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、携帯電話ネットワークシステムに本発明を適用した場合の実施形態を例示して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の携帯電話ネットワークシステムの全体構成を示す全体構成図である。
図1は、第1の実施形態の携帯電話ネットワークシステムの全体構成を示す全体構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態の携帯電話ネットワークシステム10は、移動通信交換局1、無線制御局2、基地局3、交換局4、携帯電話5、固定電話6−1又は携帯電話6−2、を少なくとも有して構成される。
図1において、ユーザBはユーザA側への発信側のユーザであり、固定電話6−1又は携帯電話6−2はユーザBの所持する電話機である。なお、発信側のユーザBは、固定電話6−1又は携帯電話6−2のいずれの電話機を用いるようにしてもよい。一方、ユーザAは着信側のユーザであり、携帯電話5はユーザAの所持する携帯電話機である。
ユーザAの携帯電話4は、通話機能だけでなく、GPS機能や通信機能などを有するものであり、また、ユーザBの固定電話6−1及び携帯電話6−2も、通話機能だけでなく、通信機能を備えるものとする。
基地局3は、無線エリアに存在する着信側のユーザAの携帯電話5と無線通信する基地局であり、無線制御局2と接続するものである。なお、基地局3のハードウェア構成は、例えば、通信部、制御部、記憶部などを有して構成される。
無線制御局2は、基地局3と接続し、当該基地局3と無線通信する携帯電話5の無線通信制御を行なうものである。なお、図1の無線制御局2は、説明便宜上、1台の基地局3と接続するものとして示すが、複数の基地局3と接続し、各基地局3が通信する携帯電話の無線通信制御が可能なものとしてもよい。さらに、無線制御局2は、移動通信交換局1と接続するものである。なお、無線制御局2のハードウェア構成は、例えば、通常のサーバと同様に、通信部、制御部、記憶部などを有して構成される。
移動通信交換局1は、無線制御局2と接続し、無線エリアに存在するユーザAの携帯電話5の移動通信制御を行なうものである。また、移動通信交換局1は、登録ユーザ宛に着信があり、当該登録ユーザが着信できない場合などに、着信を行なわずに(すなわち着信制限をする)、着信側と発信側との間でメッセージを交換しあう着信サービスを提供するものである。これにより、発信側と着信側との相互の意思伝達を図ることができる。
図2は、移動通信交換局1の機能構成を説明する機能ブロック図である。
なお、移動通信交換局1のハードウェア構成は、図示しないが既存のサーバと同様に、例えば、通信手段、制御手段、記憶手段等を有して構成されるものである。従って、例えば、CPUが、ROMに格納された処理プログラムを読み出し、処理に必要なデータを用いて処理プログラムを実行することにより、移動通信交換局1の機能は実現される。
図2において、移動通信交換局1は、位置情報取得部11、地図情報変換部12、移動速度算出部13、メッセージ伝達部14、マスター情報記憶部15、を少なくとも有する。
マスター情報記憶部15は、携帯電話情報マスターテーブルTB1、地図情報マスターTB2、顧客カスタマイズマスターTB3、メール連絡情報TB4、を少なくとも有する。
図3は、携帯電話情報マスターテーブルTB1、地図情報マスターTB2、顧客カスタマイズマスターTB3、メール連絡情報TB4の項目例を説明する説明図である。携帯電話情報マスターテーブルTB1は、図3(A)に示すように、「シーケンス番号(SEQ)」、「電話番号」、「エリア無線制御局」、「エリア内基地局」、「サービス設定」、「位置情報最新」、「位置情報2」、「位置情報3」、「位置情報4」の項目を有して構成される。「シーケンス番号(SEQ)」は通し番号であり、「電話番号」は登録ユーザの携帯電話5の電話番号であり、「エリア無線制御局」及び「エリア基地局」は登録ユーザの携帯電話5を制御している無線制御局及び基地局の識別情報を示す。
また、「サービス設定」は、登録ユーザが現在設定している着信サービスの設定情報である。例えば、サービス設定としては、ユーザ操作により当該着信サービスを利用する場合又は利用しない場合の設定がある。さらに、利用する場合の設定には、登録ユーザへの着信時に、予め設定しておいたメッセージで自動応答するモードと、随時ユーザの指示に応じた応答をするモードとがある。例えば、[サービス設定]の項目において、「通常」とは当該着信サービスを利用しない場合を示し、「随時」とは随時ユーザ指示に応じた応答をするモードを示し、「自動」とは自動応答モードを示す。
なお、これらのサービス設定・登録の処理については、動作の項で説明するが、登録ユーザが携帯電話5を用いて適宜行なうことができるものであり、携帯電話情報マスターテーブルTB1では、その設定内容を電話番号と対応付けて記憶しておくものである。
「位置情報最新」〜「位置情報4」は、携帯電話5の過去の位置情報を記憶するものである。なお、図3では示していないが、各位置情報には、位置情報を取得した時刻情報が対応付けられている。また、位置情報としては、例えば携帯電話5の緯度情報及び経度情報を適用できる。
地図情報マスターTB2は、図3(B)に示すように、「シーケンス番号(SEQ)」、「位置情報X」及び「位置情報Y」、「住所」、「住所情報」、「電話可能エリア判断フラグ」の項目を有して構成される。「位置情報X」及び「位置情報Y」は、例えば、緯度情報及び経度情報などの座標情報を示す。「住所」は、「位置情報X」及び「位置情報Y」から導かれる住所を示す。「住所情報」は、対応する住所に関連する情報、例えば、「家」、「病院」等の情報を示す。「電話可能エリア判断フラグ」は、当該位置が電話可能な場所であるか否かを示す。例えば、病院などの場所では、電話の使用が禁じられているので、「不可」を示すフラグをたてる。この電話可能エリア判断フラグの設定は、住所情報が示す内容に応じて予め設定したり、また適宜設定することができる。
顧客カスタマイズマスターTB3は、登録ユーザにより独自に設定される地図情報を電話番号毎に保持するものである。図3(C)では、ある電話番号に対応付けられた顧客カスタマイズマスターTB3の構成例を示す。顧客カスタマイズマスターTB3は、「シーケンス番号(SEQ)」、「電話番号」、「登録日付」、「位置情報X」及び「位置情報Y」、「住所」、「カスタマイズ情報」、「電話可能エリア判断フラグ」の項目を有して構成される。「カスタマイズ情報」とは、登録ユーザが設定した地図情報の名称などを示す。
メール連絡情報TB4は、着信時に、メール連絡情報TB4は、図3(D)に示すように、「シーケンス番号(SEQ)」、「電話番号」、「システム拒否事由」、「発信者電話番号」、「メッセージ」、「メールアドレス」の項目を有する。
位置情報取得部11は、登録ユーザの携帯電話5の位置情報を定期的に取得するものである。また、位置情報取得部11は、取得した登録ユーザの携帯電話5の位置情報をマスター情報記憶部15の携帯電話情報マスターテーブルTB1に記憶させるものである。
ここで、位置情報とは、登録ユーザ(ユーザA)の携帯電話5の位置情報であり、例えば、携帯電話5が搭載するGPS機能により取得した位置座標情報(緯度経度情報)や、携帯電話5が接続する基地局3の位置情報などを適用することができる。
地図情報変換部12は、登録ユーザに着信があると、当該登録ユーザの携帯電話5の電話番号に基づいて登録ユーザの携帯電話5の位置情報を携帯電話マスターテーブルTB1から取得し、地図情報マスターTB2又は顧客カスタマイズマスターTB3を参照して、この位置情報を対応する住所情報又はカスタマイズ情報に変換するものである。
移動速度算出部13は、登録ユーザに着信があると、当該登録ユーザの携帯電話5の電話番号に基づいて携帯電話情報マスターテーブルTB1から当該携帯電話5の過去の位置情報を取得し、これら過去の位置情報を利用して当該登録ユーザの移動速度を算出するものである。また、移動速度算出部13は、算出した移動速度が閾値を超えている場合、登録ユーザは高速移動しているものと判断するものである。
ここで、移動速度算出部13による移動距離の算出方法としては、種々の方法を適用することができるが、例えば、当該登録ユーザの過去のN個の位置情報を取得し、これらの過去の位置情報を用いて移動距離を求め、さらに各位置情報を取得した時刻情報の差分を用いて移動速度を算出する方法を適用することができる。
また、移動速度算出部13が高速移動を判断するための閾値は、1個に限らず、それぞれ値が異なる複数設定するようにしてもよい。これにより、例えば、電車による高速移動、自動車による高速移動、船による高速移動、自転車による移動などに応じて閾値を設けることができる。
メッセージ伝達部14は、登録ユーザに着信があると、当該登録ユーザの携帯電話5の電話番号5をキーとして、携帯電話情報マスターテーブルTB1の当該登録ユーザのサービス設定を参照し、このサービス設定の内容に応じて所定のメッセージ伝達処理を行なうものである。このメッセージ伝達処理の詳細については動作の項で詳細に説明する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の着信側状況伝達サービスの処理の動作について図面を参照しながら詳細に説明する。
次に、第1の実施形態の着信側状況伝達サービスの処理の動作について図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−2−1)着信側状況伝達サービスの設定処理
図4は、登録ユーザAが、携帯電話5を利用して、第1の実施形態の着信側状況伝達サービスの設定を行なう手続を説明する説明図である。なお、図4は、登録ユーザの携帯電話の表示画面例を示す図である。
図4は、登録ユーザAが、携帯電話5を利用して、第1の実施形態の着信側状況伝達サービスの設定を行なう手続を説明する説明図である。なお、図4は、登録ユーザの携帯電話の表示画面例を示す図である。
まず、登録ユーザAの操作により、携帯電話5は移動通信交換局1にアクセスし、所定の方法で着信サービスの設定画面を取得する(G1)。
ここで、図4の画面G1には、着信時の設定の選択種として「着信設定」、「カスタマイズ」、「現在の設定」があり、さらに、その選択種を選択する「選択」ボタン及び前画面に戻る「戻る」ボタンがある。
以下では、登録ユーザAが、「着信設定」、「カスタマイズ」、「現在の設定」を選択する場合の手順を順に説明する。
登録ユーザAが「着信設定」を選択すると、この着信設定として「通常着信」、「随時選択」、「自動選択」の選択種を選ぶことができ、「選択」ボタンを押下すると(G2)、その選択種でOKであるか確認画面G3に移行し、「確定」ボタンを押下すると画面G1に戻り終了する(G3)。移動通信交換局1は、これらの情報を取得することで、携帯電話情報マスターテーブルTB1の「サービス設定」の内容を設定することができる。
また、登録ユーザAが「カスタマイズ」を選択すると、カスタマイズの設定として「新規登録」、「登録内容確認」の選択種を選ぶことができる(G4)。
「新規登録」を選択した場合、「現在位置」、「着信可否」、「不可理由」、「カスタマイズ(カスタマイズ情報)」を入力することができ、「選択」ボタンを押下すると(G5)、その入力でOKであるか確認画面G6に移行し、「確定」ボタンを押下すると画面G4に戻り終了する(G6)。これにより、移動通信交換局1は、これらの情報を取得することで、顧客カスタマイズマスターTB3を作成することができる。
「登録内容確認選択」をした場合、登録内容確認画面G7が表示され、登録してあるすべてのカスタマイズ情報が表示される(G7)。そして、登録ユーザAにより選択されると、そのカスタマイズ情報の詳細が表示される(G8)。このとき、各選択事項を選択することで、画面G9に移行し、その事項の登録内容を変更することができる。なお、移動通信交換局1は、電話番号に対応する顧客カスタマイズマスターTB3の登録されている情報を携帯電話5に与えることで実現できる。
「登録内容確認」を選択した場合、移動通信交換局1は、携帯電話情報マスターテーブルTB1を参照して、登録ユーザの電話番号の「サービス設定」の内容を携帯電話5に送信することで、画面G10が表示される。
以上のようにして、着信側状況伝達サービスの各種設定処理ができる。なお、第1の実施形態では、登録ユーザAが携帯電話5を利用して設定処理を行なう場合を例示したが、パソコン等からの設定や、管理者による専用装置からの設定も当然可能である。
(A−2−2)着信サービスの処理
次に、第1の実施形態の着信サービスである着信側状況伝達処理の動作について図面を参照しながら説明する。
次に、第1の実施形態の着信サービスである着信側状況伝達処理の動作について図面を参照しながら説明する。
以下では、ユーザB(発信側)がユーザA(着信側)に対して発信する場合を例示して説明する。なお、ユーザAは当該着信サービスの登録ユーザであるものとする。
まず、ユーザAの携帯電話5が通信エリアにいる場合、携帯電話5は、例えばGPS機能により定期的に位置座標情報(例えば緯度経度情報)を取得し、この位置座標情報を基地局3及び無線制御局2を介して移動通信交換局1に送信する。
これにより、移動通信交換局1において、位置情報報取得部11は定期的に登録ユーザAの位置座標情報を取得することができ、携帯電話情報マスターテーブルTB1の「位置情報」を適宜更新することができる。
そして、発信側であるユーザBがユーザAに対して発信すると、ユーザAの携帯電話5への呼要求が固定電話6−1又は携帯電話6−2から交換局4を介して移動通信交換局1に与えられる。
図5は、移動通信交換局1における着信サービスの処理を説明する動作フローチャートである。
図5において、ユーザBからユーザAに対する呼要求が移動通信交換局1に与えられると(ステップS101)、移動通信交換局1において、呼要求に含まれる着信側の電話番号に基づいて、携帯電話情報マスターテーブルTB1から、着信側ユーザAの携帯電話5の現在の位置情報が取得される(ステップS102)。
なお、携帯電話情報マスターテーブルTB1に着信側の電話番号が登録されていない場合は、当該着信側ユーザは契約ユーザではないと判断し、移動通信交換局1は通常の交換処理を行なう。
着信側ユーザAの携帯電話5の現在の位置情報が取得されると、地図情報変換部12は、着信側の電話番号に基づいて顧客カスタマイズマスターTB3を参照し、カスタマイズ情報が設定されているか否かを判断する(ステップS103)。
そして、着信側ユーザAのカスタマイズ情報が設定されていないと判断すると、地図情報変換部12は、地図情報マスターTB2を参照し、当該着信側ユーザAの現在の位置情報に対応する住所及び又は住所情報を検索し、そのエリアが着信可能エリアであるか否かを判断する(ステップS104)。
これにより、ユーザAの現在の位置情報に基づいて、地図情報レイヤーに重ね合わせることができるから、地図上の名称(例えば、建物、道路、駅等の名称))への変換ができると共に、着信可能エリアであるか否かを判断することができる。
一方、着信側ユーザAのカスタマイズ情報が設定されていると判断すると、地図情報変換部12は、地図情報マスターTB2及び顧客カスタマイズマスターTB3を参照し、当該着信側ユーザAの現在の位置情報に対応する住所及び住所情報を検索し、そのエリアが着信可能エリアであるか否かを判断する(ステップS105)。
これにより、現在の位置情報をユーザAが予め独自に指定した建物の名称(例えば、自宅、学校、友達の家など)に置き換えることができる。
つまり、顧客カスタマイズマスターTB3を参照して、地図情報レイヤーの上に、さらに顧客カスタマイズレイヤーをかぶせることで、音声で、地図情報にない「自宅」、「友人」などの俗称で登録された登録情報を流すことができる。
このとき、地図情報変換部12は、地図情報マスターTB2を用いた地図変換を加味して行なうことが望ましい。例えば、最初に、地図情報マスターTB2を参照して、現在の位置情報(位置座標情報)を地図情報に変換することを優先し、その後、顧客カスタマイズマスターTB3を参照して、現在の位置情報をカスタマイズ情報に変換するようにしてもよい。勿論、この逆に、顧客カスタマイズマスターTB3を用いた変換を優先し、その後地図情報マスターTB2を用いた変換を行なうようにしてもよい。
移動通信交換局1において、現在の位置情報が電話可能エリアでないと判断した場合、ユーザAは電話に出られないと判断し、電話可能エリアであると判断した場合、ユーザAは電話に出られると判断する。
また、移動通信交換局1において、現在の位置情報が電話可能エリアであると判断した場合に、移動速度算出部13は、当該ユーザAの携帯電話5の過去の位置情報を用いて移動中であるか否かの現在の状況を判断する(ステップS106)。
このとき、移動速度算出部13は、例えば、過去N件の位置情報を確認し、それぞれの過去の位置情報から移動距離を算出し、各位置情報の受信時刻を用いて移動速度を算出する。そして、移動速度が所定値を超えている場合、高速移動中であると判断し、ユーザAは電話に出られないと判断する。一方、移動速度が所定値以下の場合、高速移動をしていないと判断し、ユーザAは電話に出られると判断する。
ステップS106において、ユーザAが電話に出られないと判断した場合(すなわち、電話可能エリアにいないと判断する場合、高速移動中であると判断する場合の少なくともいずれかを含む場合)、メッセージ伝達部14は、ステップS104〜S106の処理結果より着信拒否理由を判断すると共に、携帯電話情報マスターテーブルTB1を参照して、当該ユーザAのサービス設定を確認する(ステップS107)。
そして、サービス設定が自動選択の場合はステップS108に移行し、サービス設定が通常着信又は随時選択の場合はステップS109に移行する。
一方、ステップS106において、ユーザAが電話に出られると判断した場合(すなわち、電話可能エリアにいると判断する場合、かつ、高速移動中でないと判断する場合のいずれかの場合)、メッセージ伝達部14は、携帯電話情報マスターテーブルTB1を参照して、当該ユーザAのサービス設定を確認する(ステップS110)。当然この場合、着信拒否理由はないから、この理由は判断されない。
そして、サービス設定が自動選択の場合はステップS111に移行し、サービス設定が通常着信又は随時選択の場合はステップS112に移行する。
続いて、移動通信交換局1は、ユーザAのサービス設定に応じて、着信側及び発信側にメッセージの伝達処理を行なう。以下では、サービス設定の内容毎に説明する。
(ア)通常着信の場合
まず、サービス設定が通常着信に設定されている場合(ステップS109及びS112)、移動通信交換局1は通常の着信処理を行なう。従って、ここでの着信処理の詳細な説明については省略する。なお、着信側が第1の実施形態の着信サービスを契約していない場合も同様に通常の着信処理を行なう。
まず、サービス設定が通常着信に設定されている場合(ステップS109及びS112)、移動通信交換局1は通常の着信処理を行なう。従って、ここでの着信処理の詳細な説明については省略する。なお、着信側が第1の実施形態の着信サービスを契約していない場合も同様に通常の着信処理を行なう。
(イ)自動選択の場合
図6は、サービス設定が自動選択に設定されている場合のメッセージ伝達部14における処理を示すフローチャートである。
図6は、サービス設定が自動選択に設定されている場合のメッセージ伝達部14における処理を示すフローチャートである。
図6において、サービス設定が自動選択に設定されている場合(ステップS108及びS111)、メッセージ伝達部14は、発信側ユーザBの電話機に対して、ユーザAが現在電話に出られない旨の音声メッセージを通知する(ステップS201)。
このとき、メッセージ伝達部14は、発信側に対して、発信側用の画面データを送信する(ステップS202)。これにより、着信側の携帯電話保持者がどのような状況にいるのかを発信側に通知することができる。
例えば、メッセージ伝達部14は、発信側に対して、自動音声にて、着信側が現在電話に出られない旨やその理由などを音声で通知する。このとき、メッセージ伝達部14は、着信があったことを着信側に伝えるかの問い合わせや、発信側の画面データを送信した旨や、その画面により着信側への簡易メッセージジャンルを選択させる旨のアナウンスを、発信側に通知する。
図7は、発信側の電話機に表示される画面表示例を示す図である。ここで、ユーザBの電話機に表示させる画面データは、例えば、移動通信交換局1から、HTMLやXML、あるいは、JAVA(登録商標)などのアプレットがユーザBの電話機にダウンロードされ、その動作により表示させる方法を適用できる。なお、予め電話機に格納されたプログラムにより実行されるようにしてもよい。
図7に示すように、発信側に表示される表示画面G20には、着信者の電話番号G21、不在理由(着信拒否理由)G22、簡易メッセージジャンルG23、などが少なくとも表示される。この他に、図7に示す表示画面G20には表示されていないが、例えば、着信者の状態や、強制着信を要請する選択ボタンや、伝言の選択ボタンなどを有するようにしてもよい。
着信者の電話番号G21は、移動通信交換局1が発信側に送信した番号としてもよいし、発信側の電話機のアドレス帳情報等を表示するようにしてもよい。
また、不在理由G22は、ステップS104〜S106の処理の理由を表示させる。簡易メッセージジャンルG23は、「1 電話をください」などのように、数字の選択により相手(着信側)に伝えるメッセージを選択できる。
なお、発信側の電話機が発信側画面データに対応していない場合には、音声メッセージのみを発信者に通知する。このとき、例えば、「お客様のおかけになった電話番号の方は、現在「××(着信拒否理由)」のため、電話に出ることができません。電話をくださいとメッセージを残す場合には1を、緊急であることを伝えるには2を、お客様から再度かけ直す場合には3を、留守番電話に繋ぐには4を押してください」などのアナウンスを通知する。
以上のように、メッセージ伝達部14は、音声メッセージだけでなく、同時に画面データによりメッセージを発信側に送信することができる。
また、発信側はユーザBは、表示画面G20において、所望の簡易メッセージジャンルG23を選択して返信する。
このメッセージデータが移動通信交換局1に与えられると(ステップS203)、移動通信交換局1において、メッセージ伝達部14は、受信したメッセージデータに基づいて、メール連絡情報TB4を作成し(ステップS204)、その後、発信側のメッセージを含む電子メールを着信側に送信する(ステップS205)。
図8は、着信側の携帯電話5に表示される画面表示例である。図8に示すように、発信側に表示される表示画面G30には、発信者番号G31、受信日時、不在理由(着信拒否理由)G32、メッセージ内容G33などが少なくとも表示される。
発信者番号G31は、電話を掛けてきた者の電話番号や、また当該携帯電話5のアドレス帳に登録されている登録情報等である。
不在理由G32は、発信側に通知した情報が表示される。これにより、どのような内容(着信状況)を発信側に通知したかを、着信者が確認することができる。
メッセージ内容G33は、発信者が選択した簡易メッセージの内容が表示される。これにより、発信者の要望を着信者に伝達することができるので、発信者と着信者との間でコミュニケーションを図ることができる。
(ウ)随時選択の場合
図9は、サービス設定が随時選択に設定されている場合のメッセージ伝達部14における処理を示すフローチャートである。
図9は、サービス設定が随時選択に設定されている場合のメッセージ伝達部14における処理を示すフローチャートである。
随時選択が選択されている場合、メッセージ伝達部14は、リアルタイムに、着信側に対して着信側の画面データを送信する(ステップS301)。そして、着信側からメッセージデータが受信されると(ステップS302)、メッセージ伝達部14は、受信したメッセージデータの内容に応じて、発信側に対して応答処理を行なう(ステップS303)。
なお、移動通信交換局1は、着信があるとリアルタイムに、着信情報を着信側に送信し、着信側からの応答があるまで、発信側に対して着信音を流さないようにする。つまり、着信側の選択操作が完了し、「電話に出る」が選択され場合に、発信側に着信音を流すようにする。これにより、着信音が聞こえた後に着信拒否されたような印象を与えないようにすることができる。
図10は、ユーザAの携帯電話5に表示される表示画面例を示す図である。ここで、ユーザAの携帯電話5に表示させる画面データは、例えば、移動通信交換局1から、HTMLやXML、あるいは、JAVA(登録商標)などのアプレットがユーザBの電話機にダウンロードされ、その動作により表示させる方法を適用できる。なお、予め電話機に格納されたプログラムにより実行されるようにしてもよい。
図10に示すように、着信側に表示される表示画面G40には、発信者の電話番号G41、不在理由(着信拒否理由)G42、簡易メッセージジャンルG43、などが少なくとも表示される。この他に、図10に示す表示画面G40には表示されていないが、例えば、承認ボタンや、拒否ボタンなどを有するようにしてもよい。
発信者の電話番号G41は、移動通信交換局1が着信側に送信した番号としてもよいし、着信側の電話機のアドレス帳情報等を表示するようにしてもよい。不在理由G42は、発信者に通知される情報である。簡易メッセージジャンルG43は、「1 電話に出る」、「2 不在(理由あり)」、「3 不在(理由なし)」、「4 不在(理由変更)」などのように、数字の選択により相手(発信側)に伝えるメッセージを選択できる。
例えば、「1 電話に出る」を選択した場合、移動通信交換局1は、発信側に対して着信音を流し、その後、通常の呼処理を行ない通話を実現させる。
また例えば、「2 不在(理由あり)」を選択した場合、移動通信交換局1のメッセージ伝達部14は、上記(イ)自動選択の場合の処理と同様の処理を行なう。
さらに例えば、「3 不在(理由なし)」を選択した場合、ユーザAの携帯電話5が繋がらない旨の音声メッセージを発信側に流す。
また例えば、「4 不在(理由変更)」を選択した場合、表示画面は画面G40から画面G44に移行し、不在理由を変更できる画面に移行し、変更後の不在理由がメッセージ伝達部14に与えられる。その後、メッセージ伝達部14は、上記(イ)の自動選択の場合の処理と同様の処理を行なう。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)発信者に対して現在電話に出られない状況であること伝えることができる。
(2)電話に出られない状況や場所などである場合には、着信者の携帯電話に対して着信をすることを制限することができる。また、第1の実施形態の着信サービスの利用方法により、着信制限するか又はしないかを自由に設定することができる。
(3)発信者からのメッセージを着信者に対して通知することができるから、着信者はそのメッセージに応じた後続のアクション(例えば、再度電話がかかってくるのを待つ、折り返しの電話とする等)を起こすことができる。
(4)第1の実施形態では、不在理由について登録ユーザが独自の理由を設定することができる(カスタマイズできる)ので、随時選択処理が設定されていれば、その都度理由を変更することができる。
(B)他の実施形態
(B−1)第1の実施形態では、説明便宜上、移動通信交換局が、各種機能を実現する手段を搭載する場合を例示して説明した。
(B−1)第1の実施形態では、説明便宜上、移動通信交換局が、各種機能を実現する手段を搭載する場合を例示して説明した。
しかし、移動通信交換局が、第1の実施形態の各種機能を実現する手段を備えることに限定されるものではない。例えば、図1に示す基地局や無線制御局や、また図示しない新たな装置が備えるようにしてもよい。
また、第1の実施形態の各種機能を実現する手段は、それぞれ物理的に同一の装置内にある必要はなく、それぞれが分散的に配置される装置により実現されるものとしてもよい。
従って、例えば、第1の実施形態で説明した移動通信交換局の各機能の一部が、基地局や無線制御局に備えられて実現されるものとしてもよい。
また、移動通信交換局、基地局、無線制御局の各機能を持つ1つのサーバとしてもよい。
(B−2)システムの判断している不在理由が意に沿わない場合には、随時選択処理の場合であれば、その都度、不在理由を変更することができる。また、現在の状況の場合には、変更された内容を流すような学習機能(カスタマイズ機能の自動反映)を設けるようにしてもよい。
(B−3)携帯電話の位置情報の変形例として、例えば、登録ユーザの携帯電話が、例えば駅改札、空港のチェックインゲートなどをくぐる際に、その詳細な情報(位置情報)を取得して移動通信交換局に対して、いまどこに居るのかを通知することも可能とする。
また、第1の実施形態では、携帯電話が定期的に位置情報を通知する場合を例示したが、定期的に通知することに限定されず、何らかのイベント情報を取得した場合に、位置情報を通知するようにしてもよい。
(B−4)例えば、車のエンジンのサブキーとして、携帯電話を採用することで、エンジンをかけたことをアクションとして、移動通信交換局に対して、「車運転中」の情報を送信するようにしてもよい。
つまり、単に過去の位置情報の変化から高速移動を判断する場合では、助手席に座っている場合にも高速移動中であるとして着信が制限される場合があるが、上記のようにすることにより、明示的に運転しているということを判断できる。
(B−5)第1の実施形態で説明した着信状況伝達サービスは、利用者である登録ユーザのサービス許諾が必要である。
1…移動通信交換局、2…無線制御局、3…基地局、4…交換局、5…携帯電話、6−1…固定電話、6−2…携帯電話、10…携帯電話ネットワークシステム、11…位置情報取得部、12…地図情報変換部、13…移動速度算出部、14…メッセージ伝達部、15…マスター情報記憶部。
Claims (9)
- 複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、上記各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段と、
発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、上記位置情報管理手段により管理される上記着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、上記着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段と、
上記着信可否判断手段により上記着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを上記発信側端末に伝達すると共に、少なくとも上記発信側端末に伝達した上記着信不可理由を含むメッセージを上記着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段と
を備えることを特徴とする通信システム。 - 上記着信側状況伝達手段は、着信制限された上記着信側に対する要望を上記発信元から受け付け、この上記着信側に対する要望を上記着信側端末に伝達することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 上記着信可否判断手段が、
上記各登録ユーザにより独自に設定された着信不可理由と位置情報とを対応付けた情報を、上記各登録ユーザ毎に管理するカスタマイズ情報管理手段と、
上記発信側端末からの呼要求を受けた場合に、上記カスタマイズ情報管理手段を参照して、上記着信側端末の位置情報に対応する着信不可理由が存在する場合に、当該着信側端末への着信が制限されるものと判断する状況判断部と
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。 - 上記着信可否判断手段が、
予め設定された地図情報と位置情報とを対応付けた情報を管理する地図情報管理手段と、
上記発信側端末からの呼要求を受けた場合に、上記地図情報管理手段を参照して、上記着信側端末の位置情報に対応する地図情報に応じて、当該着信側端末への着信が制限されるものと判断する状況判断部と
を有することを特徴とする1〜3のいずれかに記載の通信システム。 - 上記着信可否判断手段が、上記位置情報管理手段で管理される上記着信側端末の過去の複数の位置情報を用いて当該着信側端末の移動変化量を求め、その移動変化量と閾値との比較結果に応じて、当該着信側端末への着信が制限されると判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信システム。
- 上記着信側状況伝達手段は、上記着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、上記着信側からの着信不可理由の変更を受け付け、その後、この着信不可理由を含むメッセージを上記発信側端末に伝達することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の通信システム。
- コンピュータが、位置情報管理手段、着信可否判断手段及び着信側状況伝達手段を備え、
上記位置情報管理手段が、複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、上記各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理工程と、
上記着信可否判断手段が、発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、上記位置情報管理手段により管理される上記着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、上記着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断工程と、
上記着信側状況伝達手段が、上記着信可否判断手段により上記着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを上記発信側端末に伝達すると共に、少なくとも上記発信側端末に伝達した上記着信不可理由を含むメッセージを上記着信側端末に伝達する着信側状況伝達工程と
を有することを特徴とする通信方法。 - コンピュータを、
複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、上記各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段、
発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、上記位置情報管理手段により管理される上記着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、上記着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段、
上記着信可否判断手段により上記着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを上記発信側端末に伝達すると共に、少なくとも上記発信側端末に伝達した上記着信不可理由を含むメッセージを上記着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段
として機能させる通信プログラム。 - 複数の登録ユーザ端末の位置情報を取得し、上記各登録ユーザ端末の位置情報を管理する位置情報管理手段と、
発信側端末から着信側端末に対する呼要求を受けた場合に、上記位置情報管理手段により管理される上記着信側端末の位置情報に基づく着信側の状況より、上記着信側端末への着信が制限されるものか否かを判断する着信可否判断手段と、
上記着信可否判断手段により上記着信側端末への着信が制限されるものと判断される場合に、少なくとも着信側の状況に応じた着信不可理由を含むメッセージを上記発信側端末に伝達すると共に、少なくとも上記発信側端末に伝達した上記着信不可理由を含むメッセージを上記着信側端末に伝達する着信側状況伝達手段と
を備えることを特徴とするサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007289741A JP2009118241A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007289741A JP2009118241A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009118241A true JP2009118241A (ja) | 2009-05-28 |
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ID=40784860
Family Applications (1)
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JP2007289741A Pending JP2009118241A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 通信システム、方法及びプログラム、並びに、サーバ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009118241A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014057206A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 電話システム、電話交換機及びメッセージ応答方法 |
JP2014220821A (ja) * | 2014-06-30 | 2014-11-20 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム及び方法 |
US9125023B2 (en) | 2010-09-24 | 2015-09-01 | Denso Corporation | Communication system, communication device mounted in vehicle, and switching apparatus |
-
2007
- 2007-11-07 JP JP2007289741A patent/JP2009118241A/ja active Pending
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