JP2009118099A - 同軸型スピーカ、及びスピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くことなく、イルミネーション機能を付与することができるようにした同軸型スピーカを提案する。
【解決手段】ウーファー(第1のスピーカユニット)1と、該ウーファーの中央部に設けた支柱10を介して前方へ同軸状に突設されたツイータ(第2のスピーカユニット)20と、を備えた同軸型スピーカであって、支柱の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部12を設けると共に、支柱内に発光部材30を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、イルミネーション機能を備えた同軸型スピーカ、及び単体のスピーカに関し、特に部品点数を増大させることなく既存部品を発光させることにより電飾効果を発揮し得るようにした同軸型スピーカ、及びスピーカに関する。
スピーカは、磁気回路部品(ヨーク、プレート、マグネット)に振動系部品(ボイスコイル、ダンパー、振動板)を組み付けた構造のスピーカユニットを、筐体によって支持した構成を備えている。
単体のスピーカにおいて、スピーカユニットの内部にLEDランプ等の光源を内蔵して発光させる技術は、例えば特許文献1乃至4に夫々開示されている。
しかし、単体スピーカにイルミネーション機能を付与したこれらの従来例においては、LED等の光源の他に、レンズや透光性のキャップ等が必要となるため、部品点数の増大、大型化、構造の複雑化、コストアップを招いている。また、特許文献3には、コーン紙の前面中央部に張設された透明、或いは半透明なセンターキャップの内側に対向配置されたボイスコイルボビンの先端面に光源を配置することにより、センターキャップを介して前方に光源からの光を出射するようにした構成が開示されている。しかし、この従来例にあっては光源からの光による電飾効果がセンターキャップの形状、材質等により制限されざるを得ず、電飾効果の多様化に限界があった。
一方、大径のウーファの中心部に小径のツイータを同軸状に配置した同軸型スピーカにイルミネーション機能を付与したものはこれまで提案されていない。これは、同軸型スピーカにイルミネーション機能を付与するためには、単体スピーカに比して更に部品点数の増大、大型化、構造の複雑化、コストアップを招く等の理由による。特に、車載用の同軸型スピーカにあっては、大型化を回避すべき旨の要請が強いため、イルミネーション機能を付与することは難しいとされていた。
また、特許文献3に開示されたイルミネーションのための発光構造を同軸型スピーカに転用しようとした場合、ウーファ側の振動板(コーン紙)にセンターキャップを取り付ける余地がないため、転用はそもそも不可能である。
特開2000−217185公報 特開2001−95074公報 特開2001−197579公報 特開2006−148503公報
以上のように同軸型のスピーカに光源を組み込んでイルミネーション効果を発揮させるようとすれば、部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くために、このようなスピーカはこれまで提案、実施されていなかった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くことなく、イルミネーション機能を付与することができるようにした同軸型スピーカ、及びスピーカを提案するものである。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る同軸型スピーカは、第1のスピーカユニットと、該第1のスピーカユニットの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニットと、を備えた同軸型スピーカであって、前記支柱の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする。
同軸型スピーカにおいて、従来有効利用されたことが無かった支柱内スペースに発光部材を配置して支柱外面を発光させるようにしたので、部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くことなく、同軸型スピーカにイルミネーション機能を付与することができるようになった。
請求項2の発明は、請求項1において、前記透光部に対して導光部材の入射部を接続すると共に該導光部材の出射部を、前記支柱、或いは前記第2のスピーカユニットの外径側位置に配置したことを特徴とする。
支柱に設けた透光部自体を発光させるのではなく、透光部から外部へ引き出された導光部材の出射部を発光させることにより、発光する部位の位置、発光形状等を任意に選択することができるようになる。
請求項3の発明に係る同軸型スピーカは、第1のスピーカユニットと、該第1のスピーカユニットの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニットと、を備えた同軸型スピーカであって、前記第2のスピーカユニットの外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記第2のスピーカユニット内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする。
同軸型スピーカにおいて、従来有効利用されたことが無かった第2のスピーカユニット内スペースに発光部材を配置して第2のスピーカユニット外面を発光させるようにしたので、部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くことなく、同軸型スピーカにイルミネーション機能を付与することができるようになった。
請求項4の発明に係る同軸型スピーカは、第1のスピーカユニットと、該第1のスピーカユニットの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニットと、を備えた同軸型スピーカであって、前記第2のスピーカユニットの外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が前記第2のスピーカユニットの透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする。
同軸型スピーカにおいて、従来有効利用されたことが無かった支柱内スペースに発光部材を配置して第2のスピーカユニット外面を発光させるようにしたので、部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くことなく、同軸型スピーカにイルミネーション機能を付与することができるようになった。
請求項5の発明は、請求項3又は4において、前記第2のスピーカユニットに設けた透光部は、前記第2のスピーカユニットの前面パネル部に設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明に係る同軸型スピーカは、請求項1乃至5の何れか一項において、前記第1のスピーカユニットはウーファーであり、前記第2のスピーカユニットはツイータであることを特徴とする。
請求項7の発明に係る同軸型スピーカは、請求項1乃至6の何れか一項において、前記透光部は、異なった複数の色の部分から構成され、単一の光源によって複数の色の光が出射されるように構成されていることを特徴とする。
請求項8の発明に係るスピーカは、単体のスピーカユニットと、該スピーカユニットの中央部に設けた支柱と、を備えたスピーカであって、前記支柱の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする。
請求項9の発明に係るスピーカは、請求項8において、前記透光部に対して導光部材の入射部を接続すると共に該導光部材の出射部を前記支柱の外径側位置に配置したことを特徴とする。
請求項10の発明に係るスピーカは、請求項8又は9において、前記透光部は、異なった複数の色の部分から構成され、単一の光源によって複数の色の光が出射されるように構成されていることを特徴とする。
本発明では、第1のスピーカユニット、例えばウーファーと、該ウーファーの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニット、例えばツイータと、を備えた同軸型スピーカであって、前記支柱の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したので、部品点数の増大、構造の複雑化、大型化、高コスト化を招くことなく、イルミネーション機能を付与することができるようにした同軸型スピーカ、及びスピーカを提案することができる。
発光部材は、ウーファーとツイータとの間に位置する部材である支柱内に収容し、支柱の少なくとも一部を透光部として発光部材からの光が外部に出射されるように構成してもよいし、ツイータの一部を透光部としてこれを発光させてもよい。発光部材はツイータ自体の内部に配置してもよい。
本発明の同軸型スピーカ、或いはスピーカは、車載用に限らず、あらゆるタイプのスピーカに適用することができる。
各透光部を複数色の部分から構成することにより、単一の光源からの光によって複数色光によるイルミネーション効果を実現することができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る同軸型スピーカの構成を示す縦断面図である。
この同軸型スピーカは、低音域の音を生成する大径のスピーカユニットであるウーファー(第1のスピーカユニット)1と、ウーファー1の中央部に取り付けた支柱10を介して前方へ同軸状に突設され、高音域の音を生成する小径のスピーカユニットであるツイータ(第2のスピーカユニット)20と、を備えている。
ウーファー1は、多段テーパ状に前方が拡開したフレーム2と、フレーム2の後部中央に固定された磁性体から成るセンターポール(ヨーク)3と、センターポール3の中央突部3aの外周に対して所定のギャップを隔てて配置され且つフレーム2の後面に固定されたプレート4と、センターポール3の後部張出し部3bに固定された磁石5と、ギャップ内に挿着され、ダンパー7によってフレーム2に支持されているボイスコイル6と、ボイスコイル6の先端部とフレーム2の開口部前端との間に跨って固定されている振動板8と、図示しないオーディオ信号の入力端子等から構成されている。
支柱10は、センターポール3の中央部に設けられた穴3c内に螺着されたボルト9によってセンターポール3の前面中央部に固定された中空筒状の樹脂部材である。この例では、支柱の前面は開放している。
ツイータ20は、小口径のドーム型振動板21を備え、支柱10の前端部に任意の方法(圧着、ネジ止め、カシメ等)により固定されている。
なお、ツイータ20に対するオーディオ信号の入力端子、配線については図示を省略している。
本発明の第1の実施形態は、支柱10の外壁11の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部12を設けると共に、支柱内に発光部材(LED、或いは電球)30を配置し、発光部材30からの光が透光部12を介して外部、特に前方へ出射されるように構成した点にある。
透光部12は、支柱10の外壁11の全体に設けても良いし、部分的に設けてもよい。支柱10を例えば、アクリル、ポリカーボネートなどの透明又は半透明材料にて構成し、透光部12としない部分(遮光部)のみに遮光塗料を塗布するようにして部分的な透光部12を形成することができる。また、透光部を開口部、或いは切欠き等により構成してもよい。
発光部材30への電力供給は、オーディオ入力信号用の配線とは個別の専用配線により行っても良いが、オーディオ入力信号による誘起起電力を利用しても良い。即ち、ボイスコイルの外周に図示しない誘導コイルを巻き回しておき、オーディオ入力信号が図示しない配線を介してボイスコイルに供給されてボイスコイルを振動させることによって、誘導コイルに起電力を誘起させる。この誘起起電力に基づく電流を図示しないリード線を介して発光部材30に流すことにより発光させる。発光部材30はボイスコイルを含む振動系の振動に同期して振動しながら、オーディオ入力信号の強弱(音量)に合わせて点灯、或いは点滅する。発光部材30から発光されて強弱点灯、或いは点滅する光は、振動系の振動と同期して動作することにより、イルミネーション効果が多様性をもった態様になる。このイルミネーションは支柱の透光部12を介してスピーカの正面から視認される。
図2は支柱10の外壁11のほぼ全体を透明、或いは半透明な透光部12とした構成例を示す斜視図である。透光部12を透過した光により支柱10が発光することにより、スピーカ前方から視認した際にツイータ(第2のスピーカユニット)20の背面と振動板8の前面が照明され、イルミネーション効果を発揮することができる。
このように図1、図2の実施形態では、支柱の外壁の少なくとも一部を透光部(透明部、半透明図、開口部)とし、支柱内部の既存スペースを利用して発光部材を配置したので、発光部材と配線以外に部品点数を大幅に増やしたり、構造を複雑化することなく、同軸型スピーカのウーファーとツイータとの間をイルミネーションすることができる。特に、従来使用されることが無かった支柱の内部のデッドスペースとしての空間を利用して発光部材を配置したので、スペースを増やすことなく付加価値を高めることができる。
LED、電球等の発光部材を発光させる電源回路を工夫して(例えば、スピーカの逆起電力を利用して)、スピーカから出力される音楽等に合わせて発光部材を点滅、或いは、強弱を付けることもできる。
本発明の同軸型スピーカはどのような用途のスピーカにも適用することができるが、大型化せずに付加価値の高いイルミネーション機能を付与することができることから、車載用スピーカに好適である。
次に、図3(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る同軸型スピーカを構成する支柱の斜視図、及びこの同軸型スピーカの断面図である。
この実施形態に係る支柱10は、筒状の本体13と、本体13の外周適所(この例では、前部外周)から外径方向且つ前方へ突出した複数のL字状の導光部材14と、を備えている。支柱10の内部には図1に示したようにLED、電球等の発光部材30が配置されている。L字管状の導光部材14の外面は遮光膜となっている一方で、内部は導光性を有した透明樹脂から構成されており、導光部材14の入射側端面(入射部)14aと出射側端面(レンズ部)14bは夫々透光部となっている。導光部材14の入射側端面14aに設けた透光部は支柱10の外壁に設けた透光部と連結される一方で、導光部材14の出射側端面(出射部)14bに設けた透光部はスピーカの前方を向いている。発光部材30からの発光は導光部材14の入射側端面に露出した透光部から入射して出射側端面に設けた透光部から出射することにより、図3(b)に示したように導光部材14の出射側端面を発光させる。
導光部材14は、例えば管状の透明樹脂から構成すると共に、入射側端面と出射側端面以外の面を黒色塗料等によって遮光する。入射側端面から入射された光は内部を通って出射側端面から出射される。
導光部材14の個数、配置位置、出射側端面のサイズや形状等を種々変更することにより、バリエーションに富んだ構成とすることができる。
図3の実施形態では、支柱の外壁自体を発光させるのではなく、外壁から任意の位置に突出させた導光部材14の先端部を発光させるようにしたので、発光部材と配線と導光部材以外に部品点数を大幅に増やしたり、構造を複雑化することなく、同軸型スピーカの任意の位置、例えばウーファー(第1のスピーカユニット)とツイータ(第2のスピーカユニット)との間、或いはツイータの外径側位置をイルミネーションすることができる。特に、従来使用されることが無かった支柱の内部のデッドスペースとしての空間を利用して発光部材を配置したので、スペースを増やすことなく付加価値を高めることができる。導光部材14についても、支柱の外径側位置、或いはツイータの外径側位置に存在している空所を利用して配置するので、格別のスペースの確保、設計変更を行う必要がない。
LED、電球等の発光部材を発光させる電源回路を工夫して(例えば、スピーカの逆起電力を利用して)、スピーカから出力される音楽等に合わせて発光部材を点滅、或いは、強弱を付けることもできる。
本例の同軸型スピーカはどのような用途のスピーカにも適用することができるが、大型化せずに付加価値の高いイルミネーション機能を付与することができることから、車載用スピーカに好適である。
次に、図4(a)(b)及び(c)はツイータの外壁の少なくとも一部に透光部を設けることによりツイータを発光させた実施形態を示しており、(a)はツイータの正面図、(b)はスピーカの前方から見た図、(c)は支柱の構成を示す斜視図である。
この例では、図1に示したように前面が開放した中空構造の支柱10の内部に発光部材30を配置すると共に、発光部材30から前方へ出射される光を直接受けるツイータ(第2のスピーカユニット)20の外壁の一部、本例ではパネル部(化粧板)22の前面に透明、又は半透明の透光部23を設けてツイータ前面を発光させるように構成している。パネル部22を透明材料にて構成すると共に、透光部23以外のパネル部分を遮光塗装等によってマスキングして遮光部とすることにより、透光部23を形成する。
発光部材30とツイータの透光部23との間に光ファイバ等の導光部材を配置してもよいが、両者の距離が近いので発光部材と透光部との間に遮蔽物が存在しないように対面させれば十分である。或いは、両者の間にレンズを配置して発光部材からの光を集光させてから透光部に照射するように構成してもよい。
なお、支柱10の上端部はツイータの下部と接続される部位であるため、ツイータ下部と整合した形状となるように設計されているが、異なる機種のスピーカに対して支柱10を共通使用し、ツイータだけを異なった形状のタイプを変更使用する場合があり得る。そのような場合には、各種タイプのツイータ下部の構造を、共通使用される支柱10の上端部形状と整合可能な設計としておくことにより、支柱の共通使用が可能となる。
この例では環状のパネル部22の形状に沿った環状の透光部23を形成したが、これは一例に過ぎず、どのような形状の透光部であってもよい。
例えば、図5に示すようにツイータ20のパネル部22の正面適所に設けた文字部分24を透光部23とし、この透光部23を発光部材30からの光により発光させることにより文字を視認し易く構成してもよい。
図4、図5の実施形態では、支柱の外壁を発光させるのではなく、ツイータ(第2のスピーカユニット)の外面適所、この例ではパネル部の正面を、支柱内部に配置した発光部材により発光させるようにしたので、発光部材と配線と以外に部品点数を大幅に増やしたり、構造を複雑化することなく、同軸型スピーカのツイータをイルミネーションすることができる。特に、従来使用されることが無かった支柱の内部のデッドスペースとしての空間を利用して発光部材を配置したので、スペースを増やすことなく付加価値を高めることができる。
LED、電球等の発光部材を発光させる電源回路を工夫して(例えば、スピーカの逆起電力を利用して)、スピーカから出力される音楽等に合わせて発光部材を点滅、或いは、強弱を付けることもできる。
本例の同軸型スピーカはどのような用途のスピーカにも適用することができるが、大型化せずに付加価値の高いイルミネーション機能を付与することができることから、車載用スピーカに好適である。
次に、図6は本発明の他の実施形態に係る同軸型スピーカの断面図であり、この同軸型スピーカは、ツイータ(第2のスピーカユニット)20のパネル部22の内部に発光部材30を配置し、パネル部22の前面に設けた透光部23から発光させるように構成している。このように透光部23を備えた部材であるツイータ20そのものの内部に発光部材30を設けたので、イルミネーション機能を実現するための構成をシンプル化することができる。
図6の実施形態では、ツイータの外面適所、この例ではパネル部の正面を、ツイータ内部に配置した発光部材30により発光させるようにしたので、発光部材と配線以外に部品点数を大幅に増やしたり、構造を複雑化することなく、同軸型スピーカのツイータをイルミネーションすることができる。特に、従来使用されることが無かったツイータの内部のデッドスペースとしての空間を利用して発光部材を配置したので、スペースを増やすことなく付加価値を高めることができる。
LED、電球等の発光部材を発光させる電源回路を工夫して(例えば、スピーカの逆起電力を利用して)、スピーカから出力される音楽等に合わせて発光部材を点滅、或いは、強弱を付けることもできる。
本例の同軸型スピーカはどのような用途のスピーカにも適用することができるが、大型化せずに付加価値の高いイルミネーション機能を付与することができることから、車載用スピーカに好適である。
更に、第1のスピーカユニットとしてのウーファの前部に第2のスピーカユニットとしてのMIDレンジのスピーカユニットを配置したり、或いは第1のスピーカユニットとしてのMIDレンジのスピーカの前に第2のスピーカユニットとしてのツイータを配置したりといった変形も可能である。
次に、図7は本発明の他の実施形態に係るスピーカの断面図であり、このスピーカは、ツイータを搭載しない単体スピーカユニットにおいて、ウーファー(単体のスピーカユニット)1の中央部に設けた支柱10の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部12を設けると共に、支柱内に発光部材30を配置し、発光部材からの光が透光部12を介して前方へ出射されるように構成している。
図示の例では、透光部12に対して導光部材14の入射部14aを接続すると共に該導光部材の出射部14bを支柱の外径側位置に配置した構成としている。支柱の前端面は開放しておいてもよいし、閉止して遮光部としてもよい。
このように本発明のイルミネーション構造は、同軸型スピーカのみならず、スピーカ単体についても適用することができる。
更に、本発明の同軸型スピーカ、及びスピーカにおいて、樹脂製の支柱部材、或いは樹脂製のツイータのパネル部に夫々設けた透光部を、2色、或いは2色以上の複数色の異色部分から構成することで、単一の光源を用いながら複数色の光から成るイルミネーションを実現することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る同軸型スピーカの構成を示す縦断面図である。 支柱の外壁のほぼ全体を透明、或いは半透明な透光部とした構成例を示す斜視図である。 (a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る同軸型スピーカを構成する支柱の斜視図、及びこの同軸型スピーカの断面図である。 (a)(b)及び(c)はツイータの外壁の少なくとも一部に透光部を設けることによりツイータを発光させた実施形態を示しており、(a)はツイータの正面図、(b)はスピーカの前方から見た図、(c)は支柱の構成を示す斜視図である。 図4の変形例に係るスピーカの要部構成説明図である。 本発明の他の実施形態に係る同軸型スピーカの断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスピーカの断面図である。
符号の説明
1…ウーファー(第1のスピーカユニット)、2…フレーム、3…センターポール(ヨーク)、3a…中央突部(ヨーク)、3b…張出し部(ヨーク)、3c…穴、4…プレート、5…磁石、6…ボイスコイル、7…ダンパー、8…振動板、9…ボルト、10…支柱、11…外壁、12…透光部、13…本体、14…導光部材、20…ツイータ(第2のスピーカユニット)、21…ドーム型振動板、22…パネル部、23…透光部、24…文字部分、30…発光部材。

Claims (10)

  1. 第1のスピーカユニットと、該第1のスピーカユニットの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニットと、を備えた同軸型スピーカであって、
    前記支柱の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする同軸型スピーカ。
  2. 前記透光部に対して導光部材の入射部を接続すると共に該導光部材の出射部を、前記支柱、或いは前記第2のスピーカユニットの外径側位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載の同軸型スピーカ。
  3. 第1のスピーカユニットと、該第1のスピーカユニットの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニットと、を備えた同軸型スピーカであって、
    前記第2のスピーカユニットの外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記第2のスピーカユニット内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする同軸型スピーカ。
  4. 第1のスピーカユニットと、該第1のスピーカユニットの中央部に設けた支柱を介して前方へ同軸状に突設された第2のスピーカユニットと、を備えた同軸型スピーカであって、
    前記第2のスピーカユニットの外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が前記第2のスピーカユニットの透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とする同軸型スピーカ。
  5. 前記第2のスピーカユニットに設けた透光部は、前記第2のスピーカユニットのパネル部に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の同軸型スピーカ。
  6. 前記第1のスピーカユニットはウーファーであり、前記第2のスピーカユニットはツイータであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の同軸型スピーカ。
  7. 前記透光部は、異なった複数の色の部分から構成され、単一の光源によって複数の色の光が出射されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の同軸型スピーカ。
  8. 単体のスピーカユニットと、該スピーカユニットの中央部に設けた支柱と、を備えたスピーカであって、
    前記支柱の外壁の少なくとも一部に透明、又は半透明な透光部を設けると共に、前記支柱内に発光部材を配置し、該発光部材からの光が該透光部を介して外部へ出射されるように構成したことを特徴とするスピーカ。
  9. 前記透光部に対して導光部材の入射部を接続すると共に該導光部材の出射部を前記支柱の外径側位置に配置したことを特徴とする請求項8に記載のスピーカ。
  10. 前記透光部は、異なった複数の色の部分から構成され、単一の光源によって複数色の光が出射されるように構成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のスピーカ。
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