JP2009113921A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排出される記録紙(原稿シート或いはプリント)を整合させて排紙できる排紙部幅規制部材を備えた自動原稿搬送装置又は画像形成装置を提供する。
【解決手段】 自動原稿搬送装置12の給紙トレイ21には、給紙幅規制板22a、22bが設けられ、その延長部22a1の下端には揺動板22a2が、延長部22b1の下端には揺動板22b2が設けられている。手動操作により給紙トレイ21上の原稿シートDの幅に給紙幅規制板22a及び22bを合わせると、延長部22a1と22b1は排紙トレイ28の溝部に沿って原稿シート搬送方向と直交方向に移動し、揺動板22a2、22b2を原稿シートDの幅に略一致させることができる。揺動板22a2、22b2は延長部22a1、22b1に対して揺動自在であるので、排紙トレイ28に排紙される原稿シートの排紙を妨げることなく、整合させることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は画像形成装置、特に複写機、プリンタ等の画像形成装置の記録紙搬送装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、原稿画像を読み取る画像読取部、読取った画像を像担持体の表面に可視像として形成する作像部のほか、給紙部から作像部に向けて記録紙を給紙する給紙部、作像部で形成された画像の記録された記録紙を排出する排紙部などが備えられている。
作像部の作像動作を簡単に説明すると、表面が均一に帯電された像担持体の表面に、画像読取部から出力された画像信号で変調されたレーザ光が投射されて画像潜像が形成される。形成された画像潜像は、現像装置に装填されているトナーで現像され、像担持体の表面にトナー像が形成される。形成されたトナー像は、給紙部から転写位置に給紙されてきた記録紙上に転写され定着処理され、表面に画像が形成された記録紙が排紙部の排紙トレイに排出される。
このような画像形成装置では、給紙部に収納された記録紙や排紙部に排出された記録済みの記録紙を整列させるガイド板が設けられているのが一般的である。
また、原稿画像を読み取る画像読取部として、画像形成装置本体の原稿台上に自動原稿搬送装置が備えられているものがある。この自動原稿搬送装置では、給紙トレイに積載された原稿シートを自動的に原稿台上に搬送して読取り、読取りの終了した原稿シートを排紙トレイに搬送するように構成されている。そして、排紙トレイにはガイド板が設けられており、読取りの終了した原稿シートをガイド幅方向に整列させて集積するように構成されているものがある(特許文献1)。
特開2006−27804号公報
排出された記録紙を整列させる技術としては、画像形成装置に付設して使用される後処理装置において、パルスモータ等により位置制御されたサイド規制板を排出された記録紙の側面に当てて記録紙を整列させる技術が知られているが、構成が複雑で装置が大型になり高価なものとなる。そこで安価で簡易な手段として、手動により給紙トレイのサイド規制板を移動させると、給紙トレイのサイド規制板に連動して排紙トレイのサイド規制板を移動させる構成が知られている。
上記した、給紙トレイのサイド規制板に連動して排紙トレイのサイド規制板を移動させる構成では、給紙される原稿シート等よりも幅の広い原稿シート等が、取り忘れ等のために排紙トレイの上に残っていた場合には、それに気付かずに給紙トレイのサイド規制板を移動させると、排紙トレイのサイド規制板が連動して移動し、排紙トレイの上に残っていた原稿シート等を破損させてしまうという不都合がある。
また、排紙トレイ上に排出された原稿シートや記録済み記録紙等を取り出すとき、サイド規制板が邪魔になるという不都合も指摘されていた。
さらに、従来の排紙トレイのサイド規制板の規制幅は、給紙トレイのサイド規制板の規制幅よりも広く設定されているため、その規制幅の差分だけ排紙トレイ上に排出された原稿シートや記録済み記録紙等がばらつくという不都合も指摘されていた。
この発明は上記した種々の課題を解決することを目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、給紙記録体を給紙する給紙部と排紙記録体を収納する排紙部とを備えた画像形成装置において、前記給紙部は、収納された給紙記録体の幅方向寸法に応じて幅方向位置が自在に設定可能な、給紙記録体の幅方向位置を規制する給紙部幅規制部材を備え、前記排紙部は、前記給紙部幅規制部材に連動して幅方向位置が設定される排紙記録体の幅方向位置を規制する排紙部幅規制部材を備え、前記排紙部幅規制部材は先端部に幅方向に揺動可能な揺動部を備えることを特徴とする画像形成装置である。
そして、前記給紙部幅規制部材は前記給紙部に一対をなして装着され、前記排紙部幅規制部材は前記排紙部に一対をなして装着され、一対の排紙部幅規制部材はそれぞれ先端部に幅方向に揺動可能な揺動部を備えるものとする。
そして、前記排紙部幅規制部材の先端部に備えられた揺動部は、通常は基準位置を保ように付勢され、排紙記録体に接触したときは排紙記録体を損傷しないよう揺動するものとする。
そして、前記排紙部幅規制部材の先端部に備えられた揺動部は、揺動部の先端の一部又は全部が排紙部の記録体受面よりも下側に位置するものとする。
そして、前記一対の排紙部幅規制部材の間隔は、排紙部に記録体が排出される位置では前記一対の給紙部幅規制部材の間隔よりも広く設定されているものとする。
前記給紙部は画像形成装置に設置される自動原稿搬送装置の給紙トレイであり、前記排紙部は前記自動原稿搬送装置の排紙トレイであり、前記給紙記録体は原稿シートである。
また、前記給紙部は画像形成装置に設けられた給紙トレイであり、前記排紙部は画像形成装置の排出口の外側に付設された後処理装置の排紙トレイである。
以上説明したとおり、この発明によれば、画像形成装置或いは自動原稿搬送装置等において、排出記録体を整列させる排紙部幅規制部材は、先端部に幅方向に揺動可能な揺動部を備えるものである。
この幅方向に揺動可能な揺動部を備えることにより、取り忘れなどにより排紙トレイの上に排出記録体、例えば原稿シート等が残っていても、揺動部が揺動して排出記録体を破損させてしまうことがなく、また、排出記録体の取り出しの際に排紙部幅規制部材が邪魔になるということがない。
さらに、この発明によれば、排紙部幅規制部材は、先端部に幅方向に揺動可能な揺動部を備えることにより、揺動部の幅を排出記録体の幅と略等しく設定することが可能となり、排紙部上に排出された排出記録紙体がばらつくということがない。
図1は、この発明を実施した画像形成装置の構成の一例の概略を説明する正面図であって、画像形成装置10は、原稿台11上に載置された自動原稿搬送装置12、原稿台11の下面に配置されたスキャナ装置13、作像装置14、及び給紙装置15から構成され、画像形成装置10の側面には、記録紙を処理する後処理装置31が配置されている。
後処理装置31には、排紙ローラ32、排紙トレイ33、排紙記録体である排紙された記録紙Pの幅方向の位置を規制する排紙部幅規制部材33a及び33bと、それを駆動する駆動機構34などが備えられている。
自動原稿搬送装置12の詳細は後で説明するが、自動原稿搬送装置12は、原稿給紙トレイに装填された複数枚の給紙記録体である原稿シートを順次原稿台11上に搬送し、スキャナ装置13による読取りの終了した排紙記録体である原稿シートを原稿排紙トレイに収容するものである。
スキャナ装置13は、原稿台11の下面に配置された走査光学系を備えた画像読取ヘッド13aから構成され、原稿台11に搬送され、読取り位置11dの上を通過する原稿シート上の画像を画像読取ヘッド13aで走査し、原稿画像を走査して得られた画像信号を後述する作像装置14に出力する。その構成は公知のものであり、本願発明の主題ではないので詳細な説明は省略する。
作像装置14は、ここでは一例としてタンデム方式の作像装置を示したが、これに限られるものではない。また、タンデム方式の作像装置は公知の構成である。以下、簡単にタンデム方式の作像装置14の構成と動作を説明する。
タンデム方式の作像装置14は、一定速度で移動する無端の中間転写ベルト14aの下面に4個の作像ユニット14Y、14M、14C、14Kが直列に配置され、作像ユニット14〜14Kには、それぞれ感光体と、その周囲に配置された帯電装置、レーザ光投射装置、現像装置、クリーニング装置が備えられており、それぞれの感光体に対向する位置には中間転写ベルト14aを隔てて転写装置が配置されている。
作像ユニット14Yの現像装置にはイエロートナー(Y)が装填されており、同様に作像ユニット14Mの現像装置にはマゼンタトナー(M)が、作像ユニット14Cの現像装置にはシアントナー(C)が、作像ユニット14Kの現像装置には黒トナー(K)が、それぞれ装填されている。
また、作像ユニット14Kの中間転写ベルト14aの移動方向下流側には、中間転写ベルト14aを隔てて二次転写ローラ14dが配置され、後述する給紙部である給紙装置15から給紙された給紙記録体である記録紙Pが中間転写ベルト14aと二次転写ローラ14dとの間の二次転写位置に給紙されるように構成されている。
さらに、二次転写位置を通過した記録紙Pの搬送方向下流側には定着装置14tが配置され、定着装置14tを通過した記録紙Pの搬送方向下流側には、後処理装置31に向けて記録紙Pを搬送する複数の搬送ローラ対18が搬送路にそって配置されている。
以下、簡単に画像形成装置の作像動作を説明する。まず、画像形成装置10の電源が投入されると、作像装置14の感光体は所定の回転速度で回転を開始し、中間転写ベルト14aは一定速度で移動を開始する。現像装置、帯電装置その他の装置も準備動作を開始する。
自動原稿搬送装置12が作動を開始し、給紙部を構成する原稿給紙トレイに装填された複数枚の給紙記録体である原稿シートが順次原稿台11上に搬送され、スキャナ装置13による原稿画像の読取りが行われ、読取りの終了した排紙記録体である原稿シートは排紙部を構成する原稿排紙トレイに収容される。
スキャナ装置13による原稿画像の走査で出力された3原色に色分解されたR、B、Gの各色の画像信号は、各色の画像信号に対応する作像ユニット14Y〜14Kのレーザ光投射装置に出力される。レーザ光投射装置からは、画像信号で変調されたレーザ光が予め帯電装置より均一に帯電された感光体の表面に投射され、感光体の表面には画像信号に対応した画像潜像が形成される。
まず、作像ユニット14Yの感光体の表面に形成された画像潜像はイエロートナー(Y)で現像され、中間転写ベルト14a上にイエロートナー像が転写される。作像ユニット14Mの感光体の表面に形成された画像潜像はマゼンタトナー(M)で現像され、中間転写ベルト14a上のイエロートナー像の上に重畳して転写される。以下順次、作像ユニット14Cの感光体の表面に形成された画像潜像はシアントナー(C)で現像され、中間転写ベルト14a上のイエロートナー像及びマゼンタトナー像の上に重畳して転写され、作像ユニット14Kの感光体の表面に形成された画像潜像は黒トナー(K)で現像され、中間転写ベルト14a上のイエロートナー像、マゼンタトナー像及びシアントナー像の上に重畳して転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト14a上に形成されたフルカラーのトナー像は、転写位置に配置された二次転写ローラ14dにおいて、給紙部を構成する給紙装置15から給紙されてきた給紙記録体である記録紙Pの上に転写され、定着装置14tで定着処理されて記録紙P上にフルカラーの画像が形成される。フルカラーの画像が形成された記録紙Pは、後処理装置31に向けて搬送される。自動原稿搬送装置12の給紙トレイに装填された複数枚の原稿シートの全ての処理が終了するまで、上記作像動作が繰り返され、作像動作は終了する。
上記した画像形成装置10の自動原稿搬送装置12には、以下説明する第1の実施の形態の給紙部幅規制部材と排紙部幅規制部材が装備されており、画像形成装置10の給紙装置15と後処理装置31には、以下説明する第2の実施の形態の給紙部幅規制部材と排紙部幅規制部材が装備されている。以下、順次説明する。
[第1の実施の形態の給紙部幅規制部材と排紙部幅規制部材]
図2は、第1の実施の形態の給紙部幅規制部材と排紙部幅規制部材が装備された自動原稿搬送装置12の構成を説明する正面図、図3は自動原稿搬送装置12の構成の要部を説明する斜視図である。自動原稿搬送装置12は、本体フレーム20の内部に、給紙記録体を給紙する給紙部として、給紙記録体である原稿シートDを収容する給紙トレイ21が配置され、給紙トレイ21の下面には押上板23が支軸23aの回りに回動自在に配置されている。
給紙トレイ21には、収容される原稿シートDの幅方向(搬送方向に直交する方向)の位置を規制する給紙部幅規制部材を構成する給紙幅規制板22a及び22bが設けられており、給紙幅規制板22a及び22bの下側は、給紙トレイ21を貫通して給紙トレイ21の下側に位置する排紙トレイ28にまで延び、給紙幅規制板22a及び22bの下側は、給紙幅規制板22a及び22bの延長部22a1及び22b1が接続され、さらにその先端は、ヒンジを介して揺動板22a2及び22b2に接続されており、延長部22a1と揺動板22a2により排紙部幅規制部材29aが構成され、延長部22b1と揺動板22b2により排紙部幅規制部材29bが構成されている。
押上板23の上には、積載された最上部の原稿シートDの上面に接触するピックアップローラ24が配置されており、押上板23を上昇させて積載された最上部の原稿シートDをピックアップローラ24に接触させると、原稿シートDが給紙されるように構成されている。
ピックアップローラ24の原稿シート搬送方向下流側には、複数の搬送ローラ対25がループを形成するように配置され、給紙トレイ21から給紙された原稿シートDを原稿台11上の読取位置11dに搬送するように構成されている。また、読取位置11dの原稿シート搬送方向下流側には排紙ローラ26が配置され、原稿シートDは読取位置11dの上を一定速度で搬送されて画像が読み取られ、画像の読み取られた原稿シートDは排紙部である排紙トレイ28の上に排紙されるように構成されている。
なお、この自動原稿搬送装置12は、原稿台11の上に設置されると原稿台11上の読取位置11dにスキャナ装置13の画像読取ヘッド13aが固定設定され、画像読取ヘッド13aの上を一定速度で搬送される原稿シートDの画像を読取る流し撮り方式の画像読取が行われる自動原稿搬送装置である。
図3は、給紙トレイ21の給紙部幅規制部材である給紙幅規制板22a及び22bと、排紙トレイ28の排紙部幅規制部材29a及び29bの関係を説明する図である。
給紙トレイ21には、その中央部に原稿シート搬送方向(幅方向)に直交する方向に延びた開口部21a及び21bが形成されており、また排紙トレイ28には、前記開口部21a及び21bに対応する位置に、原稿シート搬送方向(幅方向)に直交する方向に延びた溝部28a及び28bが形成されている。
給紙幅規制板22aの延長部22a1は給紙トレイ21の開口部21aを貫通し、さらに排紙トレイ28の溝部28aに嵌入し、給紙幅規制板22bの延長部22b1は給紙トレイ21の開口部21bを貫通し、さらに排紙トレイ28の溝部28bに嵌入する。前記延長部22a1及び22b1の先端は、排紙ローラ26により排紙トレイ28に搬送される原稿シートの搬入高さよりも下側に位置するように構成されている(図4参照)。
排紙トレイ28の溝部28aを貫通した給紙幅規制板22aの延長部22a1の先端には、ヒンジ22a3を介して揺動板22a2が揺動自在に装着され、揺動板22a2はばね22a4により延長部22a1に平行な基準位置を保つように付勢され、揺動板22a2が原稿シートに接触すると基準位置から揺動できるように付勢されている。
同様に、排紙トレイ28の溝部28bを貫通した給紙幅規制板22bの延長部22b1の下端には、ヒンジ22b3を介して揺動板22b2が揺動自在に装着され、揺動板22b2はばね(22b4)により延長部22b1に平行な基準位置を保つように付勢され、揺動板22b2が原稿シートに接触すると基準位置から揺動できるように付勢されている。
ばね22a4及び22b4の付勢力は、揺動板22a2及び/又は22b2が原稿シートに接触するとすぐに揺動し、原稿シートの搬送を阻害せず、また原稿シートを傷めない程度の軽い付勢力とする。
給紙トレイ21の上に載置された原稿シートDの幅に合わせるべく、手動操作によって給紙幅規制板22aを給紙トレイ21の開口部21aに沿って原稿シート搬送方向に直交する方向に移動させると、延長部22a1の下端の揺動板22a2も排紙トレ28の溝部28aに沿って原稿シート搬送方向に直交する方向に移動する。
同様に、手動操作によって給紙幅規制板22bを給紙トレイ21の開口部21bに沿って原稿シート搬送方向に直交する方向に移動させると、延長部22b1の下端の揺動板22b2も排紙トレイ28の溝部28bに沿って原稿シート搬送方向に直交する方向に移動する。
これにより、給紙トレイ21の上に載置した原稿シートDの幅に給紙幅規制板22a及び22bを合わせると、延長部22a1と揺動板22a2、及び延長部22b1と揺動板22b2、即ち排紙部幅規制部材29a及び29bを、原稿シートDの幅に略一致させることができる。
なお、給紙幅規制板22aと給紙幅規制板22bとを、例えば公知のラックピニオン機構(例えば図8参照)、或いは公知のリンク機構で連結し、給紙幅規制板22aと22bのいずれか一方を移動させると、他方の給紙幅規制板も移動して原稿シートDの幅に一致するように構成するとよい。
図4は、自動原稿搬送装置12の給紙トレイ及び排紙トレイの端部側から見た側面図である。以下、図4を参照して、原稿シートD(D1、D2、D3)と、給紙部幅規制部材を構成する給紙幅規制板22a及び22bと、排紙部幅規制部材29a及び29bを構成する延長部22a1と揺動板22a2、及び延長部22b1と揺動板22b2の関係を説明する。
なお、給紙幅規制板22aとその延長部22a1及び揺動板22a2と、給紙幅規制板22bとその延長部22b1及び揺動板22b2とは、左右が反転しているが同一構成を備えているので、以下の説明では、一方の構成についてだけ説明する場合がある。
給紙幅規制板22a(22b)の延長部22a1(22b1)は、給紙幅規制板22a(22b)の端部の外側にビス等により固定されており、延長部22a1と22b1との内側幅(原稿シート搬送方向に直交する方向の幅)Bは、給紙幅規制板22aと22bとの内側幅Aよりも大きく設定されている(A<B)。また、延長部22b1と揺動板22b2との内側幅も、前記給紙幅規制板22aと22bとの内側幅Aに略等しく設定されている。
給紙幅規制板22a及び22bの内側幅Aを原稿シートの幅D1に設定すると、自動原稿搬送装置12の排紙ローラ26から排出される原稿シートD2は、原稿シート幅よりも広い延長部22a1及び22b1の内側幅Bの位置に排出されるので、排出された原稿シートD2が搬送の過程で多少傾斜するなどしても、原稿シートD2の側縁が延長部22a1及び/又は22b1に接触することがない。そして、排出された原稿シートD2は排紙トレイ28の上に落下して原稿シートD3として積載される。
このとき、積載された原稿シートD3は、給紙幅規制板22aと22bとの内側幅Aに略等しい内側幅に設定されている揺動板22a2及び22b2により原稿シートの側縁が整合されるので、排出積載された原稿シートD3は給紙された原稿シートD1の幅に略等く整合され、乱れが生じない。
図5は、上記した自動原稿搬送装置12において、排紙トレイ上に積載された原稿シートD3の取り出し状況を説明する図で、給紙トレイ及び排紙トレイの端部側から見た側面図である。以下、図5を参照して、原稿シートD3の取り出し状況を説明する。
排紙トレイ28の上に落下して積載された原稿シートD3は、排紙部幅規制部材29a(延長部22a1の下端の揺動板22a2)が揺動自在であるため、取り出す原稿シートD3により揺動板22a2が外側(矢印c方向)に開き、原稿シートD3を傷めることなく、容易に取り出すことができる。原稿シートD3を上記矢印c方向と反対方向に取り出す場合も、揺動板22b2が外側に開くので、原稿シートD3を傷めることなく、容易に取り出すことができる。
図6は、上記した自動原稿搬送装置12において、排紙トレイ28上に横幅の広い原稿シートD3′が残っていた場合に、これよりも横幅の狭い原稿シートD1に合わせて給紙幅規制板22a及び22bを移動させた状態を説明する図で、給紙トレイ及び排紙トレイの端部側から見た側面図である。以下、図6を参照して、給紙幅規制板22a及び22bを移動させるときの状態を説明する。
排紙トレイ28上に横幅の広い原稿シートD3′が残っていた状態で、これよりも横幅の狭い原稿シートD1に合わせて給紙幅規制板22a及び22bを移動させると、延長部22a1の下端の揺動板22a2、及び延長部22b1の下端の揺動板22b2が揺動自在であるため、排紙トレイ上の横幅の広い原稿シートD3′の上に揺動板22a2及び22b2が外側に開いて移動することができ、排紙トレイ28上に残っていた横幅の広い原稿シートD3′を傷めることなしに給紙幅規制板22a及び22bを横幅の狭い原稿シートD1に合わせることができる。
[第2の実施の形態の給紙部幅規制部材と排紙部幅規制部材]
図7は、第2の実施の形態の給紙部幅規制部材が装備された給紙装置15の構成を説明する斜視図、図8は、第2の実施の形態の排紙部幅規制部材が装備された後処理装置31の要部の構成を説明する斜視図である。
図7を参照して、給紙装置15の要部の構成を説明する。給紙装置15は給紙トレイ15aの上に記録紙Pの幅F(記録紙搬送方向に直交する方向の幅)を規制する給紙部幅規制部材15a1及び15b1が配置され、給紙部幅規制部材15a1及び15b1は記録紙Pの幅Fに応じて調整可能に構成されており、図示されていないセンサにより設定された給紙部幅規制部材15a1と給紙部幅規制部材15b1との間の幅(記録紙Pの幅Fに等しい)が検出される。
なお、給紙装置15には積載された記録紙Pを給紙するための給紙ローラ、記録紙を給紙ローラに向けて押し上げる押上板等が備えられているが、本願発明の主題ではなく、公知の構成でもあるので、図示及び説明を省略する。
次に、図8を参照して後処理装置31の要部の構成を説明する。後処理装置31の排紙トレイ33には排出された排紙記録体である記録紙Pの幅方向(記録紙搬送方向に直交する方向)の位置を規制する排紙部幅規制部材33a及び33bが設けられており、前記排紙部幅規制部材33a及び33bを駆動する駆動機構34が、フレーム31aの排紙トレイ33の下面に接近して備えられている(図1参照)。
排紙トレイ33には、排紙ローラ32側に接近して、排出される記録紙搬送方向に直交する方向に延びた溝部37a及び37bが形成されている。また、後処理装置31のフレーム31aには、前記溝部37a及び37bに対応する位置に、記録紙搬送方向に直交する方向に延びた開口部32a1及び32b1が形成されており、前記排紙幅規制部材33aの一端33a1及び33bの一端33b1は、前記開口部32a1及び32b1を貫通し、フレーム31aの内部に配置されたラック32a及び32bにそれぞれ接続されている。
そして前記ラック32a及び32bは、駆動機構34を構成するモータ34a1で駆動されるギア34a2とギア35を経て駆動されるピニオン36に噛合しており、前記排紙部幅規制部材33a及び33bは、モータ34a1の駆動により記録紙搬送方向に直交する方向に駆動され、排紙部幅規制部材33aと33bとの間の幅Gを拡大又は縮小するように調整される。
排紙部幅規制部材33a及び33bの先端部は、ヒンジ33a3及び図示されていないヒンジ(33b3)を介して揺動板33a2及び揺動板33b2が揺動自在に装着され、揺動板33a2及び揺動板33b2は、ばね33a4及び図示されていないばね(33b4)により排紙トレイ33の記録紙搬送方向に直交する方向に付勢されていると共に、揺動板33a2及び揺動板33b2は、排紙トレイ33の溝部37a及び37bに嵌入し、揺動板33a2及び揺動板33b2の先端は排紙トレイ33上の記録紙Pよりも下に位置するように構成されている。
ばね33a4及び33b4の付勢力は、揺動板33a2及び/又は33b2が排紙される記録紙Pに接触するとすぐに揺動し、記録紙Pの搬送を阻害せず、また記録紙Pを傷めない程度の軽い付勢力とする。
次に、上記した給紙装置15と後処理装置31の動作を説明する。給紙装置15の給紙トレイ15a上の給紙部幅規制部材15a1及び15b1を記録紙Pの幅Fに応じて調整し、図示しないセンサにより給紙部幅規制部材15a1と給紙部幅規制部材15b1との間の幅Fが検出される。
図示しない制御装置に上記センサの出力信号が入力されると、モータ34a1が駆動され、排紙部幅規制部材33aと33bとの間の幅が給紙装置15から給紙される記録紙Pの幅Fに応じて調整され、後処理装置31の排紙部幅規制部材33a及び33bの先端部の揺動板33a2と揺動板33b2との間の幅Gは、自動的に給紙装置15から給紙された記録紙Pの幅Fに適合した幅に設定される。
これにより、給紙装置15の給紙トレイ15aの上に記録紙Pが積載されると、給紙部幅規制部材33aと33bとの間の幅F、即ち記録紙Pの幅Fが検出される。そして、検出された給紙部幅規制部材33aと33bとの間の幅F、即ち記録紙Pの幅Fに応じて、排紙トレイ33の排紙部幅規制部材33aと33bとの幅Gが自動的に設定され、画像が記録された記録紙Pは排紙トレイ33の上で整合されて積載される。
自動原稿搬送装置や画像形成装置において、給紙された原稿シートや給紙された記録紙の幅に応じて排紙トレイ上の排紙部幅規制部材の幅を自動的に調整し、排紙トレイに排紙された原稿シートや画像記録済みの記録紙を自動的に整合して積載することができる自動原稿搬送装置や画像形成装置を提供する。
この発明を実施した画像形成装置の構成の一例の概略を説明する正面図。 第1の実施の形態の記録紙等の規制部材が装備された自動原稿搬送装置の構成を説明する正面図。 自動原稿搬送装置の構成の要部を説明する斜視図。 自動原稿搬送装置の給紙トレイ及び排紙トレイの端部側から見た側面図。 自動原稿搬送装置において、排紙トレイ上に積載された原稿シートの取り出し状況を説明する図。 自動原稿搬送装置において、排紙トレイ上に横幅の広い原稿シートが残っていた場合に、これよりも横幅の狭い原稿シートに合わせて給紙幅規制板を移動させた状態を説明する図。 第2の実施の形態の記録紙等の規制部材が装備された給紙装置の要部の構成を説明する斜視図。 第2の実施の形態の記録紙等の規制部材が装備された後処理装置の要部の構成を説明する斜視図。
符号の説明
10 画像形成装置
11 原稿台
11d 読取位置
12 自動原稿搬送装置
13 スキャナ装置
13a 画像読取ヘッド
14 作像装置
14Y、14M、14C、14K 作像ユニット
14a 中間転写ベルト
14d 二次転写ローラ
14t 定着装置
15 給紙装置
15a 給紙トレイ
15a1、15b1 給紙部幅規制部材
18 搬送ローラ対
20 本体フレーム(自動原稿搬送装置の本体フレーム)
21 給紙トレイ(原稿シートの給紙トレイ)
21a、21b 開口部
22a、22b 給紙幅規制板
22a1、22b1 延長部(給紙幅規制板の延長部)
22a2、22b2 揺動板
22a3、22b3 ヒンジ
22a4、22b4 ばね
23 押上板
23a 支軸
24 ピックアップローラ
25 搬送ローラ対
26 排紙ローラ
28 排紙トレイ
28a、28b 溝部
29a、29b 給紙部幅規制部材
31 後処理装置
31a フレーム(後処理装置のフレーム)
32 排紙ローラ
32a、32b ラック
32a1、32b1 開口部
33 排紙トレイ
33a、33b 排紙部幅規制部材
33a2、33b2 揺動板
33a3、33b3 ヒンジ
33a4(33b4) ばね
34 駆動機構
34a1 モータ
34a2 ギア
35 ギア
36 ピニオン
37a、37b 溝部

Claims (7)

  1. 給紙記録体を給紙する給紙部と排紙記録体を収納する排紙部とを備えた画像形成装置において、
    前記給紙部は、収納された給紙記録体の幅方向寸法に応じて幅方向位置が自在に設定可能な、給紙記録体の幅方向位置を規制する給紙部幅規制部材を備え、
    前記排紙部は、前記給紙部幅規制部材に連動して幅方向位置が設定される、排紙記録体の幅方向位置を規制する排紙部幅規制部材を備え、
    前記排紙部幅規制部材は、先端部に幅方向に揺動可能な揺動部を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙部幅規制部材は前記給紙部に一対をなして装着され、前記排紙部幅規制部材は前記排紙部に一対をなして装着され、一対の排紙部幅規制部材はそれぞれ先端部に幅方向に揺動可能な揺動部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排紙部幅規制部材の先端部に備えられた揺動部は、通常は基準位置を保ように付勢され、排紙記録体に接触したときは排紙記録体を損傷しないよう揺動すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記排紙部幅規制部材の先端部に備えられた揺動部は、揺動部の先端の一部又は全部が排紙部の排紙記録体受面よりも下側に位置すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記一対の排紙部幅規制部材の間隔は、排紙部に排紙記録体が排出される位置では前記一対の給紙部幅規制部材の間隔よりも広く設定されていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記給紙部は画像形成装置に設置される自動原稿搬送装置の給紙トレイであり、前記排紙部は前記自動原稿搬送装置の排紙トレイであり、前記給紙記録体は原稿シートであること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記給紙部は画像形成装置に設けられた給紙トレイであり、前記排紙部は画像形成装置の排出口の外側に付設された後処理装置の排紙トレイであること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014055036A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Riso Kagaku Corp 用紙排出装置
JP2014148374A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Brother Ind Ltd シート搬送装置
JP2014201404A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート送り装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2015067399A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 画像読取装置

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