JP2009113358A - 化粧紙、化粧板及び化粧板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】木質基材に貼り込まれてこれに耐湿性を付与する化粧紙を、透湿度を零かそれに極めて近いレベルのものとしながら、低廉に供給できるようにし、また、これを貼り込んで得られた化粧板の廃棄を容易なものとする。さらに、木質基材の伸縮に起因した意匠面の亀裂などをできる限り生じさせないようにする
【解決手段】木質基材2に貼り込まれて化粧板Pを構成する化粧紙1である。レーヨン紙1aの裏面側に、直接又は一若しくは二以上の中間層1bを挟んで、蒸着フィルム1cを積層させてなるものとした。
【選択図】図1
【解決手段】木質基材2に貼り込まれて化粧板Pを構成する化粧紙1である。レーヨン紙1aの裏面側に、直接又は一若しくは二以上の中間層1bを挟んで、蒸着フィルム1cを積層させてなるものとした。
【選択図】図1
Description
この発明は、木質基材に貼り込まれてこの木質基材を耐湿性を高く備えた化粧板とする化粧紙、このように得られる化粧板、およびかかる化粧板の製造方法に関する。
合板や木質中密度繊維板などの木質板を基材とした化粧板には、吸湿によるその寸法安定性の低下を防ぐ観点から、さらには、こうした化粧板を湿気の多い箇所の建材や建具材料、家具材料などとして利用できるようにする観点から、基材の表面に貼り込まれる化粧フィルムないしシートに耐湿性を持たせたものがある。
こうした化粧フィルムないしはシートとして、プラスチックフィルムの両面に薄葉紙を積層させたものが用いられている。かかるプラスチックフィルムとしては、コスト面からポリエチレンフィルムが最も多く利用されているところ、このポリエチレンフィルムを薄葉紙への塗布により形成させる最も一般的な手法を採った場合、その厚さは40μmが限界である。このため、こうした化粧フィルムでは依然として10g/m2・24h〜15g/m2・24h程度の透湿度があり、これ以上の透湿度の低減は困難であった。かかるプラスチックフィルムを延伸ポリプロピレンフィルムやポリエチレンテレフタレートフィルムとした場合でも化粧フィルムの透湿度は5g/m2・24h以下にはし難かった。
プラスチックフィルムの両面に樹脂含浸紙を積層させてなる耐水原紙を木質基材に貼着させてなる化粧板として特許文献1に示されるものがあるが、この場合でも耐水原紙の透湿度は18g/m2・24h〜20g/m2・24h程度あるとされる。
アルミニウム箔と合成樹脂シートと紙とからなる複合シートを木質基材に貼着させてなる化粧板として特許文献2に示されるものがある。この複合シートの透湿度はアルミニウム箔により著しく低減される。しかしながら、このようにした場合、化粧板は燃えがたく、また、燃えかすを残すものとなるため、その廃棄処理に支障をもたらす。また、アルミニウム箔を合成樹脂シートに適切に積層することは、アルミニウム箔自体の機械強度が高くないことなどから、容易なものではなく、かかる複合シートは低廉に供給し難いところである。
こうしたことから出願人は先に、表面を意匠面とした薄葉紙又はコート紙の裏面側に、直接又は一若しくは二以上の中間層を挟んで、アルミ蒸着フィルムを積層させてなる化粧紙を提案した。(特願2006−180812)かかる化粧紙を木質基材に貼り込んで構成された化粧板は、透湿度を零かそれに極めて近いレベルのものとし、低廉に供給でき、また、その廃棄が容易である。ただ、木質基材に伸縮が生じた場合、意匠面に亀裂などを生じることが予想されることから、この対策がさらに求められるところであった。
特許第3022332号公報
特許第3185675号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、木質基材に貼り込まれてこれに耐湿性を付与する化粧紙を、透湿度を零かそれに極めて近いレベルのものとしながら、低廉に供給できるようにし、また、これを貼り込んで得られた化粧板の廃棄を容易なものとし、さらに、木質基材に容易かつ適切に化粧紙を貼り込めるようにすると共に、木質基材の伸縮に起因した意匠面の亀裂などをできる限り生じさせないようにする点にある。
前記課題を達成するために、第一の発明(化粧紙)にあっては、化粧紙を、レーヨン紙の一面側に、直接又は一若しくは二以上の中間層を挟んで、アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルムを積層させてなるものとした。
また、前記課題を達成するために、第二の発明(化粧板)にあっては、化粧板を、木質基材の表面に、前記化粧紙を、その蒸着フィルムの側において接着させてなるものとした。
また、前記課題を達成するために、第三の発明(化粧板)にあっては、化粧板を、前記化粧紙を、その蒸着フィルムの側において接着させると共に、そのレーヨン紙上に突板又はコート紙を貼り込んでなるものとした。
さらに、前記課題を達成するために、第四の発明(製造方法)にあっては、前記化粧板を構成する木質基材に対する化粧紙の接着に先立ち、その蒸着フィルムの側にコロナ放電処理を施して、前記化粧板を製造するようにした。この場合にさらにこの蒸着フィルムの側にプライマー処理を行うようにすることもある。
この発明にかかる化粧紙は、アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルムを備えていることから、化粧紙の透湿度を零かそれに極めて近いレベルとすることができ、木質基材に貼り込まれることにより耐湿性の極めて高い化粧板を構成させることができる。アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルムは機械強度が高く、レーヨン紙への積層にあたってはピンホールの発生防止などの格別の配慮をする必要がないことからそれは極めて容易であり、従ってかかる化粧紙は低廉に供給し得る。また、かかる化粧紙は、レーヨン紙を備えていることから、貼り込まれた木質基材に伸縮が生じてもその伸縮性によってこれを吸収することができる。この結果、レーヨン紙が化粧紙の意匠面であるときは木質基材に伸縮が生じても化粧紙の意匠性は損なわれることがない。また、レーヨン紙上に突板又はコート紙を密着性高く貼り込むことが可能とされると共に、木質基材に伸縮が生じてもその伸縮性によってこれを吸収してかかる突板又はコート紙に亀裂などを生じさせることがない。
化粧紙にアルミナ蒸着フィルムを備えさせた場合、このアルミナ蒸着フィルムは透明であることから、前記のように突板を貼り込んだ後、その表面を研磨したときにささくれなどが発生して蒸着フィルムが露出しても、これが目立たつことはない。
化粧紙にシリカ蒸着フィルムを備えさせた場合、このシリカ蒸着フィルムは折り曲げ加工性に優れており、加工時に折り曲げ等されてもシリカ膜がはがれたりすることはない。
また、この発明にかかる化粧板は、高い耐湿性を有し、寸法安定性に優れ、湿気の多い場所に使われる建材などに都合良く用いることができる。にもかかわらず低廉に提供でき、また、これを構成する化粧紙のアルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルムにおけるアルミニウム膜、アルミナ膜、又はシリカ膜は極めて薄いことから、その廃棄時には燃えかすを残さない態様で容易に焼却処理することができ、環境に与える負荷の少ない木質材料である。また、貼り込まれた化粧紙を構成するレーヨン紙によって、木質基材に伸縮が生じてもその伸縮性によってこれを吸収してかかるその意匠面に亀裂などを生じさせることがない。
また、この発明にかかる製造方法にあっては、コロナ放電処理により、化粧紙の蒸着フィルムの側の接着剤の濡れ性が高められることから、この化粧紙を木質基材に容易かつ適切に貼り込むことができ、仕上がりの良い化粧板を容易に製造することができる。この場合にさらに、化粧紙における蒸着フィルムの側にプライマー処理を施しておけば、化粧紙と木質基材との接着力を高めさせることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
この実施の形態にかかる化粧紙1は、木質基材2に貼り込まれてこの木質基材2を耐湿性を高く備えた化粧板Pとするものである。
また、この実施の形態にかかる化粧板Pは、かかる化粧紙1を木質基材2の表面に貼り込ませて構成されたものであり、耐湿性を高く備える。かかる化粧板Pは、厨房、洗面所、風呂、トイレなど、建物における湿気の多い場所に用いられる建材や、こうした場所に設置される建具や家具の材料として用いるのに適したものである。特に、かかる化粧板Pは、ドア、引き戸、襖扉の材料として用いるのに適している。
かかる化粧紙1は、レーヨン紙1aの一面側に、直接又は一若しくは二以上の中間層1bを挟んで、アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルムを積層させてなる。中間層1bとしてはプラスチックフィルムを用いる。
その典型的な構成例を図1に示す。この例では、かかる化粧紙1は、レーヨン紙1aと蒸着フィルム1c(アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルム)との間にプラスチックフィルムからなる中間層1bを挟んだ構成となっている。
蒸着フィルム1cは、プラスチックフィルムからなるフィルム基材1c”の一面に蒸着膜1c’(アルミニウム膜、アルミナ膜又はシリカ膜)を蒸着によって設けさせることにより構成されている。このフィルム基材1c”としては、典型的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレートなどを用いることできる。
また、中間層1bとなるプラスチックフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどを用いることできる。
レーヨン紙1aの裏面と中間層1bとなるプラスチックフィルムの一面相互、およびこのプラスチックフィルムの他面と蒸着フィルム1cの蒸着膜1c’の形成面相互は、接着により、または、レーヨン紙1aと蒸着フィルム1cとの間にこの中間層1bとなるプラスチックフィルムを挟んだ状態でこれらに加熱及び加圧とを施すことにより、積層一体化される。かかる接着剤としては、酢酸ビニル系樹脂接着剤などを用いることができる。また、前記加熱及び加圧によって積層一体化させる場合には中間層1bとなるプラスチックフィルムは熱可塑性プラスチックによって構成させる。
かかる化粧紙1の典型的な具体的構成例を次にあげる。レーヨン紙1aは、坪量14g/m2 〜30g/m2の範囲のものを使用するのが好ましく、より好ましくは、坪量17g/m2 〜25g/m2の範囲のものを使用するのが好ましく、化粧紙の強度とコストの観点からは坪量20g/m2のものが最適とされる。
(a)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミ):厚さ12μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(b)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミ):厚さ25μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(c)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミナ):厚さ12μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(d)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミナ):厚さ25μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(e)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(シリカ):厚さ12μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(f)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(シリカ):厚さ25μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(a)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミ):厚さ12μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(b)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミ):厚さ25μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(c)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミナ):厚さ12μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(d)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(アルミナ):厚さ25μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(e)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(シリカ):厚さ12μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
(f)レーヨン紙1a:坪量20g/m2
中間層1b(ポリエチレン):厚さ15μm
蒸着フィルム1c(シリカ):厚さ25μm
(フィルム基材1c”:ポリエチレンテレフタレート、蒸着膜1c’:厚さ500Å〜700Å)
上記(a)〜(f)の構成例についてそれぞれ、JIS規格番号JIS−K7129に規定される透湿度試験を行ったところ、次の結果が得られた。
構成例(a):透湿度1g/m2・24h
構成例(b):透湿度0g/m2・24h
構成例(c):透湿度0.3g/m2・24h
構成例(d):透湿度0g/m2・24h
構成例(e):透湿度1g/m2・24h
構成例(f):透湿度0g/m2・24h
構成例(a):透湿度1g/m2・24h
構成例(b):透湿度0g/m2・24h
構成例(c):透湿度0.3g/m2・24h
構成例(d):透湿度0g/m2・24h
構成例(e):透湿度1g/m2・24h
構成例(f):透湿度0g/m2・24h
かかる化粧紙1は、前記蒸着フィルム1cにより、このようにその透湿度を零かそれに極めて近いレベルとすることができるものである。したがって、かかる化粧紙1は、木質基材2に貼り込まれることにより耐湿性の極めて高い化粧板Pを構成させることができるものである。蒸着フィルム1cはアルミニウム箔に比べて機械強度が高く、レーヨン紙1aへの積層にあたってはピンホールの発生防止などの格別の配慮をする必要がないことからそれは極めて容易であり、従ってかかる化粧紙1は低廉に供給し得るものである。
このように構成される化粧紙1を、木質基材2の表面に貼り込むことにより、高い耐湿性を有し、寸法安定性に優れ、湿気の多い場所に使われる建材などに都合良く用いることができる化粧板Pを得ることができる。(図2)
かかる化粧板Pは、木質基材2の表面に、前記化粧紙1を、その蒸着フィルム1cの側において接着させてなる。接着剤としては、例えば、酢酸ビニル系樹脂接着剤、反応形アクリル系接着剤などを用いることができる。
図4に示されるように、木質基材2の両面にそれぞれ前記化粧紙1を貼り込んで化粧板Pを構成させるようにすれば、化粧板Pの耐湿性をより高めることができると共に、化粧板Pの両面にそれぞれ意匠面Dを形成させることができる。
かかる化粧板Pは、低廉に提供でき、また、これを構成する化粧紙1の蒸着フィルム1cにおける蒸着膜1c’は極めて薄いことから、その廃棄時には燃えかすを残さない態様で容易に焼却処理することができ、環境に与える負荷の少ない木質材料となる。
化粧板Pに貼り込まれた化粧紙1は、レーヨン紙1aを備えていることから、貼り込まれた木質基材2に伸縮が生じてもその伸縮性によってこれを吸収することができる。この結果、レーヨン紙1aが化粧紙1の意匠面Dであるときは木質基材2に伸縮が生じても化粧紙1の意匠性は損なわれることがない。
また、図3に示されるように、レーヨン紙1a上に突板又はコート紙3を貼り込んでこれにより化粧板Pの意匠面Dを形成させることもできる。レーヨン紙1aの特性によりレーヨン紙1a上に突板又はコート紙3は密着性高く貼り込まれる。また、このレーヨン紙1aの伸縮性により、木質基材2に伸縮が生じてもレーヨン紙1aによってこれを吸収してかかる突板又はコート紙3に亀裂などを生じさせることがない。例えば、木質基材2として経時的に寸法変化を大きく生じさせやすい杉合板を用いてなる化粧板Pを支障なく構成させることができる。
前記蒸着フィルム1cをアルミナ蒸着フィルムとした場合、このアルミナ蒸着フィルムは透明であることから、前記のように突板3を貼り込んだ後、その表面を研磨したときにささくれなどが発生して蒸着フィルム1cが露出しても、これが目立たつことはない。
前記蒸着フィルム1cをシリカ蒸着フィルムとした場合、このシリカ蒸着フィルムは折り曲げ加工性に優れており、加工時に折り曲げ等されてもシリカ膜がはがれたりすることはない。
前記化粧板Pを構成する木質基材2に対する化粧紙1の接着に先立ち、その蒸着フィルム1cの側にコロナ放電処理を施して、前記化粧板Pを製造するようにすれば、かかるコロナ放電処理により、化粧紙1の蒸着フィルム1cの側の接着剤の濡れ性が高められることから、この化粧紙1を木質基材2に容易かつ適切に貼り込むことができ、仕上がりの良い化粧板Pを容易に製造することができる。この場合にさらに、化粧紙1における蒸着フィルム1cの側にプライマー処理を施しておけば、化粧紙1と木質基材2との接着力を高めさせることができる。
1 化粧紙
1a レーヨン紙1a
1b 中間層1b
1c 蒸着フィルム
1c’ 蒸着膜
1c” フィルム基材
2 木質基材
3 突板又はコート紙
P 化粧板
D 意匠面
1a レーヨン紙1a
1b 中間層1b
1c 蒸着フィルム
1c’ 蒸着膜
1c” フィルム基材
2 木質基材
3 突板又はコート紙
P 化粧板
D 意匠面
Claims (5)
- レーヨン紙の一面側に、直接又は一若しくは二以上の中間層を挟んで、アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム又はシリカ蒸着フィルムを積層させてなることを特徴とする化粧紙。
- 木質基材の表面に、請求項1に記載の化粧紙を、その蒸着フィルムの側において接着させてなることを特徴とする化粧板。
- 木質基材の表面に、請求項1に記載の化粧紙を、その蒸着フィルムの側において接着させると共に、そのレーヨン紙上に突板又はコート紙を貼り込んでなることを特徴とする化粧板。
- 請求項2又は請求項3に記載の化粧板を構成する木質基材に対する化粧紙の接着に先立ち、その蒸着フィルムの側にコロナ放電処理を施すことを特徴とする化粧板の製造方法。
- 請求項2又は請求項3に記載の化粧板を構成する木質基材に対する化粧紙の接着に先立ち、その蒸着フィルムの側にコロナ放電処理を施すと共に、この側にプライマー処理を施すことを特徴とする化粧板の製造方法。
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2007
- 2007-11-07 JP JP2007289399A patent/JP2009113358A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120410 |