JP2009111763A - 通信情報管理システム、通信情報管理装置、および通信情報管理方法 - Google Patents

通信情報管理システム、通信情報管理装置、および通信情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自他双方の基地局同士の相互干渉を事前に回避し、容易に基地局を新設できる通信情報管理システム、通信情報管理装置、および通信情報管理方法を提供することにある。
【解決手段】特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する測定装置17と、測定装置17が測定した情報を管理する通信情報管理装置16とを有する。通信情報管理装置16は、測定装置17が測定した測定結果をデータベース化するデータベース生成部と、データベース生成部が生成したデータベースに基づいてサービスエリアAREA、AREAa内の通信環境に関する情報を算出する算出部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、特定の基地局の通信環境に関する情報を収集して管理する通信情報管理システム、通信情報管理装置、および通信情報管理方法に関するものである。
ネットワーク内に新たな基地局を設置する際に、たとえば制御センタを設け、この制御センタに基地局の新設場所での電波特性を測定させ、測定結果に基づいてシミュレーションを行い、新規基地局の運営条件を調整する設置方法が開示されている(たとえば特許文献1を参照)。
また、複数の無線事業者のネットワーク品質を統合的に管理し、共有する無線リソースを最適に運用する無線リソースの管理方法が開示されている(たとえば特許文献2を参照)。
特開平11−127099号公報 特開2004−207839号公報
周波数帯域が異なる複数の事業者が混在する無線サービスエリアにおける新たな基地局設置の際に、電波の相互干渉を回避するためのアンテナの諸条件を求め、設置場所を確保するために多くの行程と建設工期が費やされるという問題がある。
また、基地局設置後に電波の相互干渉等が発生した場合、新設の基地局を有効に活用できない場合がある。
本発明は、自他双方の基地局同士の相互干渉を事前に回避し、容易に基地局を新設できる通信情報管理システム、通信情報管理装置、および通信情報管理方法を提供することにある。
本発明の第1の観点の通信情報管理システムは、特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する測定装置と、前記測定装置が測定した前記情報を管理する通信情報管理装置とを有し、前記通信情報管理装置は、前記測定装置が測定した測定結果をデータベース化するデータベース生成部と、前記データベース生成部が生成した前記データベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する算出部とを有する。
好適には、前記算出部は、自他双方の基地局同士の電波干渉を回避できる前記サービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する。
好適には、前記測定装置は、前記特定の基地局の通信環境に関する情報を所定時間ごとに収集する。
好適には、前記算出部は、自他のサービスエリア内の通信環境の変化を監視する。
好適には、前記算出部が前記サービスエリア内の通信環境の変化を検出した際に、検出情報を通知する通知部を有する。
好適には、前記算出部が異なるサービスエリア内の通信環境の日時変動を検出した際に、前記日時変動に応じて前記電波干渉を回避するように前記サービスエリア内の基地局を制御する制御部を有する。
本発明の第2の観点の通信情報管理装置は、特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する測定装置による前記情報を管理する通信情報管理装置であって、前記通信情報管理装置は、前記測定装置が測定した測定結果をデータベース化するデータベース生成部と、前記データベース生成部が生成した前記データベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する算出部とを有する。
本発明の第3の観点の通信情報管理方法は、特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する第1のステップと、前記情報を管理する第2のステップとを有し、前記第2のステップは、前記第1のステップにおいて測定した測定結果をデータベース化するステップと、前記データベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出するステップとを有する
本発明によれば、自他双方の基地局同士の相互干渉を事前に回避し、容易に基地局を新設できる通信情報管理システム、通信情報管理装置、および通信情報管理方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
本実施形態に係る通信情報管理システムは、本発明の実施者(実施者という)が、たとえば他事業者等の異なるサービスエリア内に基地局を新設する際に、あらかじめ特定の基地局の通信環境に関する情報を収集して管理し、新規基地局の設置条件を求める。
また、本実施形態に係る通信情報管理システムは、基地局設置後も異なるサービスエリア内の通信環境に応じて基地局を制御する。
ここで、「通信環境」とは、自他双方の基地局のアンテナ間の距離、特定の基地局の性能(アンテナの高さの差異、アンテナのチルト(傾斜)角度、送受信の性能、RFフィルタの有無等)、干渉波のレベルなどのことを指す。
また、「実施者」、「他事業者」という表現は、説明の便宜上、サービスエリアやネットワーク等を区別をするためのものにすぎず、所有者等は特に限定されない。すなわち、ネットワーク等は、互いに異なるものであればよい。
図1は、本実施形態に係る通信情報管理方法を採用した通信情報管理システムの一例の図である。
図1の通信情報管理システムは、実施者のネットワーク1、他事業者のネットワーク2、両ネットワークが接続された外部ネットワーク3で構成されている。
はじめに、実施者のネットワーク1に接続されている構成要素ついて説明する。
ネットワーク1には、上位の基地局11(単に基地局という)、基地局12、通信端末14、サーバ15、通信情報管理装置16、および測定装置17が接続され、外部ネットワーク3を介してネットワーク2に接続された各種構成要素、サービスエリアAREB内の通信端末24などとデータ通信が可能である。
また、実施者の通信システム(ネットワーク1に接続された各種構成要素で構成されている)には、たとえばiBurst(登録商標)システムを採用しており、TDMA(Time Division Multiple Access)/TDD(Time Division Duplex)、およびリンクアダプテーションにてデータ(パケット)通信等を行う。
基地局11は、ネットワーク1に接続され、基地局12、(後に説明する新設の基地局13)をはじめとする複数の基地局に接続され、配下の基地局を統括する。また、基地局11は、電波状態がよいときは通信レートの高い変調方式に、電波状態が悪いときは通信レートの低い変調方式に切り替えるリンクアダプテーションを採用し、電波状況に応じて最適な変調を行う。また、基地局12は、図示しない指向性のアダプティブアレイアンテナを有し、通信エラーを低減させている。基地局11が統括する基地局は複数存在し、セルごとに配置されるが、本実施形態では図面の簡略化のため、基地局12、13のみを図示している。
基地局12は、対応するセルに設置され、基地局11と接続されてもよい。基地局12も基地局11と同様に、電波状態がよいときは通信レートの高い変調方式に、電波状態が悪いときは通信レートの低い変調方式に切り替えるリンクアダプテーションを採用し、電波状況に応じて最適な変調を行う。また、基地局12も基地局11と同様に、図示しない指向性のアダプティブアレイアンテナを有し、通信エラーを低減させている。
図中の破線で示す基地局13は、実施者が他事業者のサービスエリアAREB内の設置場所18(たとえば基地局22の通信エリア内)に設置予定の新規基地局である。また、基地局13は、基地局12と同様の構成であって、設置後は基地局11に接続される。
通信端末14は、たとえば携帯電話であって、通信端末14が位置するセル領域内の基地局(たとえば基地局12)と無線通信を行う。なお、通信端末14は、少なくともサービスエリアAREA内で使用できればよく、その構成等は特に限定されない。
サーバ15は、ネットワーク1に接続され、ネットワーク1を介して入出力される各種データ(たとえば音声データ、文字データ)を処理する。
また、サーバ15は、図示しないアンテナによって測定装置17が送信したデータとしての電波信号を基地局11から受信する。そして、サーバ15は、受信した電波信号に復調等の処理を行い、通信情報管理装置16に出力する。
通信情報管理装置16は、ネットワーク1に接続され、サーバ15を介して入力される他事業者のサービスエリアAREB内の基地局の通信環境に関する情報を収集して管理する。この装置の詳細については後述する。
測定装置17は、サービスエリアAREB内の設置場所18に設置され、サービスエリアAREB内の基地局21〜23からの電波を受信し、そのエリア内の基地局21〜23の通信環境に関する情報を測定する。また、測定装置17は、サービスエリアAREB内にある基地局21〜23から所定時間ごとに通信環境に関する情報を収集する。この装置の詳細については後述する。
サービスエリアAREA、AREaは、実施者のネットワーク1がカバーする無線通信が可能なサービスエリアであって、サービスエリアAREAは、基地局13設置前のものを、サービスエリアAREAaは、基地局13設置後のものである。
また、サービスエリアAREBは、他事業者のネットワーク2がカバーする無線通信が可能なサービスエリアである。
なお、図1に示すサービスエリアAREAaは、設置場所18が両サービスエリアに属している。
次に、他事業者のネットワーク2に接続されている構成要素ついて説明する。
ネットワーク2は、本発明の特定の基地局に対応する基地局21〜23、通信端末24、およびサーバ25で構成されている。
基地局21〜23、およびサーバ25のネットワーク2への接続形態は実施者のものと同様として説明を行うが、異なっていてもよい。また、それぞれの構成要素は特に限定されない。また、他事業者の通信システム等も特に限定されない。
また、それぞれのネットワークに接続されている基地局数、基地局の接続形態等も特に限定されない。
次に、通信情報管理装置16について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る通信情報管理装置の構成例を示すブロック図である。
図2のように、通信情報管理装置16は、主制御部161、メモリ162、データベース生成部163、算出部164、通知部165、制御部166、およびインターフェース(I/F)167を有する。
主制御部161は、通信情報管理装置16の全般的な動作を統括的に制御する。また、主制御部161は、メモリ162に格納されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備え、このプログラムにおいて指示された手順に従って処理を実行する。すなわち、主制御部161は、メモリ162に格納されたオペレーションシステムやアプリケーションプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
メモリ162は、たとえば不揮発性の記憶デバイス(フラッシュメモリ)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(SRAM、DRAM)等で構成され、通信情報管理装置16において処理に利用される各種のデータ、プログラム等を記憶する。
データベース生成部163は、測定装置17が測定した測定結果がインターフェース167を介して入力され、他事業者のサービスエリアAREB内の基地局21〜23の送信出力や干渉波のレベル等をデータベース化する。そして、データベース生成部163は、データベースをメモリ162に保存する。
このデータベースの内容は、上述のほか、算出部164あるいは他の測定による自他双方の基地局のアンテナ間の距離、他事業者の基地局の性能(アンテナの高さの差異、アンテナのチルト(傾斜)角度、送受信の性能、RFフィルタの有無等)のデータも含まれる。
また、データベースは逐次更新され、更新毎にメモリ162に保存される。この時の保存方法は、上書きする、あるいはデータ履歴をとる等、好適に設定できる。
算出部164は、データベース生成部163が生成したデータベースに基づいて、実施者および他事業者の基地局同士の電波干渉を回避できる設置場所18の通信環境に関する情報を所定周期で算出し、通信環境の変化を監視する。なお、所定周期は、たとえば1時間毎、あるいは1日毎など好適に設定可能であり、特に限定されない。
算出部164は、以下のようにして通信環境を算出する。はじめに、算出部164は、データベースに含まれる他事業者の基地局の性能(送信出力など)から当該基地局のアンテナゲインを含めた経路損失を算出する。次に、算出部164は、この経路損失と新設予定の基地局13の性能(送信出力、スプリアス等の送信性能、データベースに含まれる基地局21〜23の受信性能)から、基地局13が新設された際に両サービスエリア内の他の基地局に与える影響(たとえば干渉波の有無)を判断する。
通知部165は、インターフェース167を介して種々の情報を、たとえばネットワーク1の管理者に通知する。具体的には、通知部165は、算出部164が監視している通信環境に変化があった場合、当該変化に関する情報をネットワーク1の管理者に通知する。通知する情報には、変化に関する情報以外に、たとえば測定装置17による測定結果などが含まれ、その情報の内容は特に限定されない。また、通知先は、管理者に限定されない。
制御部166は、算出部164が監視している通信環境に変化に応じてサービスエリアAREA内の基地局が両サービスエリア内の基地局と電波干渉等を引き起こさないように新設後の基地局13の制御を行う。この制御には、たとえば送信出力の調整のような電子制御だけでなく、アダプティブアレイアンテナの高さ、そのチルト角度の調整、RFフィルタの設置・除去等の電子制御以外のものも含まれる。
インターフェース167は、通信情報管理装置16の外部とデータ通信の調停を行うインターフェースであって、ネットワーク1に接続されている。これにより、通信情報管理装置16は、ネットワーク1に接続されているサーバ15、測定装置17だけではなく、外部ネットワーク3を介してサーバ25等のネットワーク2に、サービスエリアAREB内の基地局等とデータ通信が可能である。
なお、インターフェース167を介したネットワーク1への接続は、有線接続、無線接続を問わない。
次に、測定装置17について詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る測定装置の構成例を示すブロック図である。
図3のように測定装置17は、通信部171、主制御部172、メモリ173、および測定部174を有する。
通信部171は、アンテナが接続され、アンテナを介してサービスエリアAREB内の基地局21〜23から到来する電波を受信する。また、通信部171は、測定部174による測定結果を最寄りの通信エリアの基地局(たとえば基地局22)に送信する。測定結果の送信先の基地局は自他どちらの基地局でもよい。
主制御部172は、測定装置17の全般的な動作を統括的に制御する。また、主制御部172は、タイマーの機能を有し、所定時間ごとに通信環境を測定し、測定結果を送信できるように通信部171や測定部174を制御する。なお、通信環境を測定する時間の周期は、たとえば1時間毎など好適に設定できる。
また、主制御部172は、コンピュータ(CPU)であって、メモリ173に格納されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。すなわち、主制御部172は、メモリ173に格納されたオペレーションシステムやアプリケーションプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
メモリ173は、たとえば不揮発性の記憶デバイス(フラッシュメモリ)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(SRAM、DRAM)等で構成され、測定装置17において処理に利用される各種のデータ、プログラム等を記憶する。
測定部174は、たとえばアッテネータ、ローカル発振器、ミキサ、分解能帯域フィルタ、検波器等で構成されている。そして、測定部174は、通信部171が受信した基地局21〜23からの電波信号が主制御部を介して入力され、スペクトル解析等を行い、設置場所18での干渉波レベル、基地局の送受信出力を所定時間毎に測定する。
その後、測定部174は、測定結果を主制御部172を介して通信部171に出力する。
はじめに、基地局13の設置前における通信情報管理システムの動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る通信情報管理方法を採用した通信情報管理システムにおける基地局新設前のフローチャートである。
(ステップST1)
測定装置17は、所定の時刻(たとえば午前0時など)に達したため、他事業者のサービスエリアAREB内の基地局21〜23の通信環境に関する情報を測定する。
詳細には、通信部171が、主制御部172の制御の下、基地局21〜23から到来する電波を受信し、測定部174が受信電波のスペクトル解析等を行って設置場所18での干渉波レベル、基地局21〜23の送信出力等を測定する。
そして、測定結果が通信部171によって最寄りの通信エリアの基地局(ここでは基地局22とする)に送信される。
(ステップST2)
通信情報管理装置16は、測定装置17が測定した測定結果を取得し、データベース化する。
詳細には、測定装置17が送信し、最寄りの基地局(ここでは基地局22)で受信された測定結果は、ネットワーク2から外部ネットワーク3を経由してネットワーク1のサーバ15に送られ、復調等の処理が施された後、インターフェース167を介してデータベース生成部163に入力される。
そして、データベース生成部163は、他事業者のサービスエリアAREB内の基地局21〜23の送信出力や干渉波のレベル等をデータベース化する。
(ステップST3)
算出部164は、主制御部172の制御の下、データベース生成部163が生成したデータベースに基づいて自他の基地局同士の電波干渉を回避できる設置場所18の通信環境を算出する。
以後、上記ステップST1〜ST3を所定周期で繰り返すことで、データベースが逐次最新のものに更新される。なお、所定周期で繰り返す期間は、たとえば1時間毎など好適に設定できる。
上記ステップST1〜ST3により、常時最新の通信環境が取得でき、履歴を保存することにより、設置場所18での所定時間ごとの通信環境が把握できる。
したがって、サービスエリアAREB内の基地局21〜23に電波干渉を与えないような最適な通信環境の基地局13を設置場所18に新設できる。
次に、基地局13の設置後における通信情報管理システムの動作について説明する。
図5は、本実施形態に係る通信情報管理方法を採用した通信情報管理システムにおける基地局新設後のフローチャートである。
基地局13の設置後は、図1に示すように、サービスエリアAREAがサービスエリアAREAaに拡大されている。
なお、ステップST1〜ST3は上述のものと同様であるので、説明は省略する。
(ステップST4)
基地局13の設置後、算出部164は、基地局21〜23の通信環境の変化を監視する。
算出部164が基地局21〜23の通信環境の変化を検出した場合は(Yes)、ステップST5の処理を行い、検出しない場合は(No)ステップST6の処理を行う。
(ステップST5)
算出部164が基地局21〜23の通信環境の変化を検出すると、制御部166は両サービスエリア内の基地局同士が電波干渉を引き起こさないように、新設された基地局13を制御する。
(ステップST6)
算出部164がサービスエリアAREA内の通信環境の変化を検出した場合は(Yes)、ステップST7の処理を行い、検出しない場合は(No)ステップST1の処理に戻る。
(ステップST17)
算出部164が基地局13の通信環境の変化を検出すると、通知部165は、管理者等に通信環境の変化があったことを通知する。
このステップにより、
以上ステップST1〜ST7を繰り返すことにより、定期的にサービスエリアAREB内の通信環境を把握でき、さらに常時最適な通信環境の基地局13を維持できる。
以上説明したように、本実施形態に係る通信情報管理システムは、特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する測定装置と、測定装置が測定した情報を管理する通信情報管理装置とを有する。
そして、通信情報管理装置は、測定装置が測定した測定結果をデータベース化するデータベース生成部と、データベース生成部が生成したデータベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する算出部と、算出部がサービスエリア内の通信環境の変化を検出した際に、検出情報を通知する通知部と、算出部が異なるサービスエリア内の通信環境の日時変動を検出した際に、日時変動に応じて電波干渉を回避するようにサービスエリア内の基地局を制御する制御部とを有する。
したがって、本実施形態によれば、自局の設置場所に測定装置を設置するだけで他業者の通信システムに電波干渉などの影響を与えることなく容易に基地局を新設できる。
また、RFフィルタ等の有無を事前に把握でき、工数も削減できるため、基地局設置のコストおよび建設工期を抑えることができる。
また、基地局設置後も常時データベースが最新のものに更新され、時局で電波干渉等が発生すると管理者等に通知されるため、自局が他業者の通信システムに与える影響を把握でき、電波干渉や障害等が発生しても迅速に対応できる。
なお、本実施形態において、基地局の設置後は、測定装置の設置場所は特に限定されず、たとえば新設した基地局に併設してもよい。
また、本実施形態において、測定装置は基地局の設置場所のみに設置されているが、それぞれの基地局の通信エリア内、あるいは基地局に併設することにより、通信情報管理装置が複数の基地局(たとえば基地局11,12)を制御することもできる。
また、本実施形態において、他サービスエリア内の通信環境に変化があった場合に、管理者等にその変化が発生した旨を通知するようにしてもよい。
また、本実施形態は、本発明が適用可能な範囲で好適に変更可能である。
発明に係る通信情報管理方法を採用した通信情報管理システムの一例の図である。 本実施形態に係る通信情報管理装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る測定装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る通信情報管理方法を採用した通信情報管理システムにおける基地局新設前のフローチャートである。 本実施形態に係る通信情報管理方法を採用した通信情報管理システムにおける基地局新設後のフローチャートである。
符号の説明
1…実施者のネットワーク、2…他事業者のネットワーク、3…外部ネットワーク、11,12…基地局、13…新規基地局、14…通信端末、15…サーバ、16…通信情報管理装置、161…主制御部、162…メモリ、163…データベース生成部、164…算出部、165…通知部、166…制御部、167…インターフェース、17…測定装置、171…通信部、172…主制御部、173…メモリ、174…測定部、18…設置場所、21〜23…他事業者の基地局、24…通信端末、25…他事業者のサーバ、AREA…新規基地局設置前の実施者のサービスエリア、AREAa…新規基地局設置後の実施者のサービスエリア、AREB…他事業者のサービスエリア

Claims (8)

  1. 特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する測定装置と、
    前記測定装置が測定した前記情報を管理する通信情報管理装置とを有し、
    前記通信情報管理装置は、
    前記測定装置が測定した測定結果をデータベース化するデータベース生成部と、
    前記データベース生成部が生成した前記データベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する算出部と
    を有することを特徴とする通信情報管理システム。
  2. 前記算出部は、
    自他双方の基地局同士の電波干渉を回避できる前記サービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信情報管理システム。
  3. 前記測定装置は、
    前記特定の基地局の通信環境に関する情報を所定時間ごとに収集する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信情報管理システム。
  4. 前記算出部は、
    自他のサービスエリア内の通信環境の変化を監視する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の通信情報管理システム。
  5. 前記算出部が前記サービスエリア内の通信環境の変化を検出した際に、検出情報を通知する通知部
    を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の通信情報管理システム。
  6. 前記算出部が異なるサービスエリア内の通信環境の日時変動を検出した際に、前記日時変動に応じて前記電波干渉を回避するように前記サービスエリア内の基地局を制御する制御部
    を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の通信情報管理システム。
  7. 特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する測定装置による前記情報を管理する通信情報管理装置であって、
    前記通信情報管理装置は、
    前記測定装置が測定した測定結果をデータベース化するデータベース生成部と、
    前記データベース生成部が生成した前記データベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出する算出部と
    を有することを特徴とする通信情報管理装置。
  8. 特定の基地局の通信環境に関する情報を測定する第1のステップと、
    前記情報を管理する第2のステップとを有し、
    前記第2のステップは、
    前記第1のステップにおいて測定した測定結果をデータベース化するステップと、
    前記データベースに基づいてサービスエリア内の通信環境に関する情報を算出するステップと
    を有することを特徴とする通信情報管理方法。
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