JP2009110138A - 情報通信装置およびソフトウェア更新方法 - Google Patents

情報通信装置およびソフトウェア更新方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009110138A
JP2009110138A JP2007279942A JP2007279942A JP2009110138A JP 2009110138 A JP2009110138 A JP 2009110138A JP 2007279942 A JP2007279942 A JP 2007279942A JP 2007279942 A JP2007279942 A JP 2007279942A JP 2009110138 A JP2009110138 A JP 2009110138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
software
management server
information communication
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007279942A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaichiro Kawamura
香一郎 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2007279942A priority Critical patent/JP2009110138A/ja
Publication of JP2009110138A publication Critical patent/JP2009110138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】 管理サーバを無駄に増やすことなく、ソフトウェアの更新負荷を効率的に分散することを目的とする。
【解決手段】
ソフトウェアを管理する管理サーバ150と通信網130を介して接続された本発明の情報通信装置は、所定時間毎に管理サーバ150にソフトウェア更新の有無を確認する更新確認部230と、ソフトウェアの更新があった場合、その旨を、所定期間内で分散された特定の日時に報知する更新報知部232と、報知後、ユーザ入力に応じて当該情報通信装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新部236と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、管理サーバにおいてソフトウェアの更新があった場合に、そのソフトウェアの更新情報をユーザに報知し、自体のソフトウェアの更新をユーザに促す情報通信装置およびソフトウェア更新方法に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)等に代表される情報通信装置が普及し、場所や時間を問わず通話や情報入手が可能となった。このような情報通信装置の高機能化が進むに連れ、これらの情報通信装置で利用されるファームウェアやアプリケーション等ソフトウェアの容量が増大し、そのようなソフトウェアの更新頻度および更新容量も増加の一途を辿っている。
従来、ソフトウェアの更新が生じた場合、ソフトウェアの管理者は、Webブラウザに更新があったことを公開し、ユーザは希望するソフトウェアの更新が為されているかどうかその都度管理サーバに問い合わせる必要があった。従って、ユーザが管理サーバを訪問しない限り更新があったことを認識することができず、更新情報の取得タイミングとしてリアルタイム性が損なわれていた。
また、ソフトウェアの管理者が、電子メールを用いて予め登録されている総てのユーザに更新情報が生じたことを促す技術も遂行されているが、このような更新案内の配信を登録していないユーザはやはりソフトウェアの更新を認識することができなかった。
ソフトウェア更新の周知を担保するため、イベント送信者が送出したイベントをイベント受信者がフィルタリングして受信する自立分散型の照合ネットワーク(意味情報ネットワーク)を用いて、ソフトウェアの更新を促す技術が知られている(例えば、特許文献1)。ここで、ユーザは、自身が希望するイベントの意味情報を予め登録しておき、ソフトウェアの管理者が更新情報をイベントとして提供すると希望者のみにその旨通知される。かかる技術ではソフトウェアの更新をリアルタイムに遂行することができる。しかし、更新のリアルタイム性を余りに重視し過ぎると更新対象である情報通信装置の連続動作中に更新イベントが生じてしまい、その情報通信装置によるシステムの稼働に支障を来す可能性がある。
そこで、更新対象となるユーザ側の情報通信装置の負荷状況を随時確認し、負荷状況に基づいてソフトウェアを更新するのに適した時間帯を算出する技術が知られている(例えば、特許文献2)。
また、ソフトウェアの更新をスムーズに遂行するためには、ユーザ側の情報通信装置の負荷状況のみならず、更新情報の管理者側にある管理サーバの負荷も軽減しなければならない。かかる課題を解決するため、ソフトウェアの更新情報を配信可能な管理サーバを複数準備し、スループット等の負荷状況に応じて更新情報を配信する管理サーバを適切に選択する技術も開示されている(例えば、特許文献3)。
特開2002−183016号公報 特開2004−206390号公報 特開2003−256303号公報
上述した技術によると、ソフトウェアの更新が生じた直後における更新情報取得のアクセスの集中時においても、その配信元の管理サーバを増加、配分することで負荷の集中を均すことができる。
しかし、かかる技術は負荷を量的に分散したに過ぎず、さらなる負荷の増加には管理サーバを増やすことでしか対応できない。また、ソフトウェアの更新から時間が経過すると、利用されない不要な管理サーバが生じ、資源の有効利用を著しく損なっていた。
本発明は、このような従来のソフトウェアの更新処理の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、管理サーバを無駄に増やすことなく、ソフトウェアの更新負荷を効率的に分散することが可能な、情報通信装置およびソフトウェア更新方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ソフトウェアを管理する管理サーバと通信網を介して接続された情報通信装置であって、所定時間毎に管理サーバにソフトウェア更新の有無を確認する更新確認部と、ソフトウェアの更新があった場合、その旨を、所定期間内で分散された特定の日時に報知する更新報知部と、報知後、ユーザ入力に応じて当該情報通信装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新部と、を備えることを特徴とする、情報通信装置が提供される。
かかる構成により、ソフトウェアの更新があった旨の更新案内を、更新が有効な所定期間内で分散することができ、ユーザが更新案内を認識する時期を時間方向に分散することが可能となる。従って、ユーザが実際にソフトウェアを更新する日時が時間方向に分散されることとなり、管理サーバを無駄に増やさなくともソフトウェアの更新負荷を効率的に分散することが可能となる。
情報通信装置は、管理サーバから取得した所定期間内で無作為に特定の日時を決定する日時決定部をさらに備えてもよい。
ソフトウェアの更新が情報通信装置に対して一律に行われる場合、管理サーバから指定された所定期間内の無作為(ランダム)な日時に更新案内を行うだけで、対象となる情報通信装置総てにおいて適切な負荷分散が為される。ここでは、情報通信装置内で完結的にその日時を決定することができる。
また、特定の日時は、管理サーバによって指定されてもよい。管理サーバは、ソフトウェアの更新1件にどの程度の負荷がかかるか、また、その更新を何台の情報通信装置が遂行するか把握可能なので、適切に上記特定の日時を決定することができる。管理サーバでは、さらに、ソフトウェアの更新数の変化や、新たな更新情報の発生等更新状況の変化を認識することができるので、そのような更新状況の変化にも柔軟かつ適切に対応することが可能となる。
かかる特定の日時は、管理サーバで当該情報通信装置の識別子を用いて一意に決定されてもよい。
情報通信装置が登録を要する場合、管理サーバはその登録された情報から情報通信装置を個々に特定することができる。従って、情報通信装置に排他的に付された識別子を用いて日時を決定することで、更新案内の適切な時間的負荷分散を図ることが可能となる。
更新確認部は、RSS(Rich Site Summary)を利用してソフトウェア更新の有無を確認してもよい。
主にWebサイトの更新情報を公開するのに利用される既存のRSSを本発明に適用することで、新たに特別なソフトウェアの更新システムを構築することなく本発明を遂行することが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、ソフトウェアを管理する管理サーバと通信網を介して接続された情報通信装置が自体のソフトウェアを更新するソフトウェア更新方法であって、所定時間毎に管理サーバにソフトウェア更新の有無を確認する更新確認工程と、ソフトウェアの更新があった場合、その旨を、所定期間内で分散された特定の日時に報知する更新報知工程と、更新報知工程後にユーザ入力に応じて当該情報通信装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新工程と、を含むことを特徴とする、ソフトウェア更新方法が提供される。
上述した情報通信装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該ソフトウェア更新方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の情報通信装置では、管理サーバを無駄に増やすことなく、ソフトウェアの更新負荷を効率的に分散することが可能となる。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
ファームウェアや特定のアプリケーション等ソフトウェアの更新(アップデート)が生じると、その更新をユーザが有する情報通信装置にも反映すべきである。しかし、ユーザがWebブラウザを参照して初めてその更新の事実を把握する方法や、登録されたユーザのみに電子メールで更新案内する方法では、リアルタイム性が損なわれるだけでなく、更新実行率が高くならないといった問題があった。
そこで、情報通信装置が起動している間、積極的かつ主体的にソフトウェアの更新の有無を確認する構成が望まれる。ここでは、典型的な例として既存のRSS(Rich Site Summary)技術を有効利用し、多数のユーザに対してソフトウェアの更新をスムーズに行うことを目的とする。
RSSは、Webサイト管理者が更新情報をユーザに伝達するための仕様である。一般的には、Webサイトの管理者がサイト内の新着記事の一覧、タイトル、見出し、要約、更新日時等を記したRSSフィード(RSSデータ)を準備し、ユーザが有する情報通信装置のRSSリーダは、定期的にかかるRSSフィードを通じて更新の有無を確認する。ここで、Webサイトの更新があるとRSSリーダはその旨ユーザに報知する。
かかるRSSのWebサイトの更新をソフトウェアの更新に置き換えて、本実施形態に適用することで、新たに特別なソフトウェアの更新システムを構築することなく本実施形態を遂行することが可能となる。以下の実施形態では、理解を容易にするため、まず、無線通信システム全体の構成を説明し、その後で情報通信装置や管理サーバの構成を詳述する。また、本実施形態では、情報通信装置としてPHS端末を用いているが、かかる場合に限らず、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等様々な電子機器を情報通信装置として用いることもできる。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100を説明するためのシステムブロック図である。かかる無線通信システム100は、ユーザが所有するPHS端末110と、基地局120と、通信網130と、接続選択サーバ140と、管理サーバ150とを含んで構成される。
上記無線通信システム100においては、ユーザが自己のPHS端末110から他のPHS端末160へ通話回線接続を試みた場合、ユーザのPHS端末110の操作に応じて、無線通信可能領域にある基地局120との無線通信が確立され、基地局120は、図1中(1)に示すように、通信網130を介して接続選択サーバ140に他のPHS端末160との通信接続を要求する。
そして、接続選択サーバ140は、図1中(2)に示すように、他のPHS端末160の無線通信可能領域にある基地局120を選定して、通信相手の有する他のPHS端末160との音声通話を設定する。
そして、音声通話に必要な基地局120の設定が完了すると、接続選択サーバ140は、その音声通話処理を基地局間に渡し、図1中(3)に示すように、ユーザ側および通信相手側の基地局120同士が主体となって音声信号の送受信を直接行う。このとき、接続選択サーバ140は、各PHS端末110、160の通信環境の変化、例えば、PHS端末110の移動に応じて適切な基地局120を割り当てるための待機状態に移行する。
また、このような基地局120との無線通信を実行するためのファームウェアやアプリケーション等のソフトウェアに内容の改訂や追加が生じると、PHS端末110は、基地局120および通信網130を介して管理サーバ150やその他のサーバ装置から直接ソフトウェアの差分情報をダウンロードし、自体のソフトウェアを更新する。このようなソフトウェアの更新を遂行するPHS端末110を以下に詳述する。
(PHS端末110)
図2は、PHS端末110のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図3は、PHS端末110の外観を示した斜視図である。PHS端末110は、端末制御部210と、端末メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、無線通信部222とを含んで構成される。
上記端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS端末110全体を管理および制御する。端末制御部210は、端末メモリ212のプログラムを用いて、PHS端末110を利用した通話機能やメール配信機能も当然にして遂行する。また、後述する、更新確認部230、更新報知部232、日時決定部234、ソフトウェア更新部236としても機能する。
上記端末メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムや音声データ、RSSリーダ240等を記憶する。
上記表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、端末メモリ212に記憶された、または通信網130を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記音声入力部218は、マイク等の音声認識装置で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS端末110内で処理可能な電気信号に変換する。
上記音声出力部220は、スピーカで構成され、PHS端末110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。
上記無線通信部222は、携帯電話網における基地局120と無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局120内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれPHS端末110のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等がある。
次に、端末制御部210上で動作する更新確認部230、更新報知部232、日時決定部234、ソフトウェア更新部236を説明する。
上記更新確認部230は、RSSリーダ240を用いてソフトウェアの更新対象となる管理サーバ150を所定時間毎に巡回し、管理サーバ150のRSSフィードを参照する。そして、RSSフィードにソフトウェアの更新を示す記載があった場合、または、RSSリーダ240がRSSフィードの内容と自体のソフトウェアとを比較して差分(例えば、バージョンの違い等)が検出された場合、ソフトウェアの更新が有ることを把握する。
上記更新報知部232は、更新確認部230がソフトウェアの更新があったと判断した場合、その旨をユーザに報知する。ただし、必ずしも直ぐに報知せず、所定期間内で分散された特定の日時に報知する。例えば、所定期間を1週間と定めた場合、任意のPHS端末110では3日後の13:00、他のPHS端末160では6日後の10:00といった具合に報知されることとなる。かかる日時にPHS端末110の電源が入ってない場合、次回の電源投入後すみやかに更新報知部232の報知が実行される。
従来におけるWebサーバの閲覧、または電子メールの配信による更新案内では、更新があったことを把握するタイミングが更新処理を実行するタイミングとほぼ等しくなるので、管理サーバ150へのアクセス集中を回避することができなかった。本実施形態ではRSSを利用し、PHS端末110が主体となって動作するので、更新の有無を把握した後、その更新案内を報知するタイミングを任意に調整することができる。
かかる構成により、ソフトウェアの更新があった旨の更新案内を、更新が有効な所定期間内で分散することができ、ユーザが更新案内を認識する時期を時間方向に分散することが可能となる。従って、ユーザが実際にソフトウェアを更新する日時が時間方向に分散されることとなり、複数のユーザによる管理サーバ150へのアクセスの集中を回避でき、管理サーバ150を無駄に増やさなくともソフトウェアの更新負荷を効率的に分散することが可能となる。
また、上述した所定期間は、予め定められた絶対的な期間であってもよいし、更新の有無を確認した時点からの相対的な期間であってもよい。従って、特定の日時は、前者であれば、確認した時点から絶対的な所定期間が終了するまでの差分期間のいずれかの日時、後者であれば、相対期間のいずれかの日時となる。
上述した特定の日時は、ここでは管理サーバ150によって指定される。管理サーバ150は、ソフトウェアの更新1件にどの程度の負荷がかかるか、また、その更新を何台のPHS端末110が遂行するか把握することが可能なので、適切に特定の日時を決定することができる。管理サーバ150では、さらに、ソフトウェアの更新数の変化や、新たな更新情報の発生等更新状況の変化を認識することができるので、そのような更新状況の変化にも柔軟かつ適切に対応することが可能となる。
さらに、特定の日時は、PHS端末110の電話番号や識別ID等の識別子を用いて一意に決定されてもよい。
PHS端末は通信事業者(キャリア)やソフトウェア提供者への登録を要するので、そのような事業者が運用する管理サーバ150はその登録された情報(登録テーブル)からPHS端末110を個々に特定することができる。従って、PHS端末110に排他的に付された識別子を用いて日時を決定することで、更新案内の適切な時間的負荷分散を図ることが可能となる。
上記日時決定部234は、管理サーバ150が上述した所定期間のみ指定し特定の日時を指定しない場合に、指定された所定期間内で無作為(ランダム)に特定の日時を決定する。例えば、管理サーバ150から「1週間」という期間が指定された場合、その期間に基づいて無作為に選択された例えば2日後の18:00が決定される。かかる構成により、特定の日時を決定するために費やす管理サーバ150の負荷を軽減することができ、RSSリーダ240によって取得する情報も所定期間のみとなり容易かつ効率的に特定の日時を決定することができる。
ソフトウェアの更新が複数のPHS端末110に対して一律に行われる場合、管理サーバ150から指定された所定期間内の無作為な日時に更新案内を行うだけで、対象となるPHS端末110総てにおいて適切な負荷分散が為される。ここでは、PHS端末110内で完結的にその日時を決定することができる。
上記ソフトウェア更新部236は、ユーザ入力に応じて当該PHS端末110のソフトウェアを更新する。ここで、ソフトウェアの更新先(接続先)として管理サーバ150が設定または指定されていた場合、管理サーバ150からソフトウェアの更新を受け、管理サーバ150以外のサーバ装置が設定または指定されていた場合、そのサーバ装置からソフトウェアの更新を受ける。
(管理サーバ150)
図4は、管理サーバ150のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。管理サーバ150は、サーバ制御部250と、サーバメモリ252と、通信網接続部254とを含んで構成される。
上記サーバ制御部250は、中央処理装置を含む半導体集積回路により管理サーバ150全体を管理および制御する。また、サーバ制御部250は、PHS端末110からのRSSフィード参照要求に応じてRSSフィード260を参照させ、PHS端末110からのソフトウェア更新要求に応じてソフトウェアの差分情報262を送信する。また、以下に示す特定日時生成部264としても機能する。
かかる特定日時生成264は、登録テーブル266を用いて、RSSフィード260に応答してきたPHS端末110に特定の日時を伝達する。登録テーブル266は、登録された複数のPHS端末110に付された排他的な識別子、例えば、電話番号や識別IDと、その特定の日時とが関連付けられている。登録テーブル266によって、所定期間内の更新案内の均一な分散が図れるだけでなく、その課金プランの違い等登録レベルの違いによって更新案内日時を優先したり、ソフトウェアの更新数の変化や、新たな更新情報の発生等更新状況の変化に応じて日時を設定し直したり、様々なスケジューリングを実行することができる。
上記サーバメモリ252は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、サーバ制御部250で処理されるプログラムを格納する。また、当該管理サーバ150で生じたソフトウェアの更新を示すRSSフィード260、その更新内容である差分情報262、PHS端末110の登録テーブル266も保持している。
上記通信網接続部254は、通信網130および基地局120を通じてPHS端末110と通信回線を開き、PHS端末110からのデータの受信およびPHS端末110へのデータの送信を遂行する。
以上説明した、情報通信装置としてのPHS端末110および管理サーバ150を含む無線通信システム100によって、管理サーバを無駄に増やすことなく、ソフトウェアの更新負荷を効率的に分散することが可能となる。
(ソフトウェア更新方法)
次に、PHS端末110がRSSを通じ管理サーバ150にアクセスすることでPHS端末110自体のソフトウェアを更新するソフトウェア更新方法について説明する。
図5は、ソフトウェア更新方法の処理の流れを示したフローチャートである。PHS端末110は、RSSリーダを用いてソフトウェアの更新対象となる管理サーバ150を所定時間毎に巡回し、管理サーバ150のRSSフィード260を参照する(S300)。そして、RSSリーダがRSSフィード260の内容と自体のソフトウェアとを比較して更新の必要性が判断される(S302)。
ここで、更新不要と判断された場合何ら処理を行わず、更新が必要と判断された場合、ソフトウェアの更新情報が有ることを把握し、RSSフィード260に示された所定期間内で無作為に特定の日時を決定する(S304)。PHS端末110は、自体が有する時計が特定の日時になると、ソフトウェアの更新が可能になったことをユーザに報知し(S306)、ソフトウェアの更新を促す。
そして、かかる更新の催促に応じて、ソフトウェアの更新を実行する旨の入力がなされると、PHS端末110は、再度、管理サーバ150に接続してPHS端末110自体のソフトウェアを更新する(S308)。なお、ソフトウェアの更新を実行する旨の入力がなされた際、ソフトウェア更新のための接続先として管理サーバ150以外の接続先がPHS端末110に予め設定されている場合、PHS端末110はその管理サーバ150以外のサーバ装置に接続し、ソフトウェアの更新を行う。
ここでは、RSSフィード260が参照された日時と、そこに示されたソフトウェアの更新が表示される日時に差が設けられ、その時間差が分散されるので、ユーザがソフトウェアの更新を実行する日時も分散され、ソフトウェアの更新負荷が均される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書のソフトウェア更新方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、管理サーバにおいてソフトウェアの更新があった場合に、そのソフトウェアの更新情報をユーザに報知し、自体のソフトウェアの更新をユーザに促す情報通信装置およびソフトウェア更新方法に利用することができる。
無線通信システムを説明するためのシステムブロック図である。 PHS端末のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 PHS端末の外観を示した斜視図である。 管理サーバのハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 ソフトウェア更新方法の処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100、160 …無線通信システム
110 …PHS端末
150 …管理サーバ
230 …更新確認部
232 …更新報知部
234 …日時決定部
236 …ソフトウェア更新部
240 …RSSリーダ
260 …RSSフィード
262 …差分情報
264 …特定日時生成部
266 …登録テーブル

Claims (6)

  1. ソフトウェアを管理する管理サーバと通信網を介して接続された情報通信装置であって、
    所定時間毎に前記管理サーバにソフトウェア更新の有無を確認する更新確認部と、
    ソフトウェアの更新があった場合、その旨を、所定期間内で分散された特定の日時に報知する更新報知部と、
    報知後、ユーザ入力に応じて当該情報通信装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新部と、
    を備えることを特徴とする、情報通信装置。
  2. 前記管理サーバから取得した所定期間内で無作為に前記特定の日時を決定する日時決定部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報通信装置。
  3. 前記特定の日時は、前記管理サーバによって指定されることを特徴とする、請求項1に記載の情報通信装置。
  4. 前記特定の日時は、前記管理サーバで当該情報通信装置の識別子を用いて一意に決定されることを特徴とする、請求項3に記載の情報通信装置。
  5. 前記更新確認部は、RSS(Rich Site Summary)を利用してソフトウェア更新の有無を確認することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報通信装置。
  6. ソフトウェアを管理する管理サーバと通信網を介して接続された情報通信装置が自体のソフトウェアを更新するソフトウェア更新方法であって、
    所定時間毎に前記管理サーバにソフトウェア更新の有無を確認する更新確認工程と、
    ソフトウェアの更新があった場合、その旨を、所定期間内で分散された特定の日時に報知する更新報知工程と、
    前記更新報知工程後にユーザ入力に応じて当該情報通信装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新工程と、
    を含むことを特徴とする、ソフトウェア更新方法。
JP2007279942A 2007-10-29 2007-10-29 情報通信装置およびソフトウェア更新方法 Pending JP2009110138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007279942A JP2009110138A (ja) 2007-10-29 2007-10-29 情報通信装置およびソフトウェア更新方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007279942A JP2009110138A (ja) 2007-10-29 2007-10-29 情報通信装置およびソフトウェア更新方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009110138A true JP2009110138A (ja) 2009-05-21

Family

ID=40778592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007279942A Pending JP2009110138A (ja) 2007-10-29 2007-10-29 情報通信装置およびソフトウェア更新方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009110138A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277432A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Nec Infrontia Corp 通信システム、送信装置、受信装置、ファームウェアの更新方法、及びプログラム
JP2015032184A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 ソニー株式会社 情報処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277432A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Nec Infrontia Corp 通信システム、送信装置、受信装置、ファームウェアの更新方法、及びプログラム
JP2015032184A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 ソニー株式会社 情報処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109391648B (zh) 一种应用与网络切片的关联方法、装置和通信系统
KR101945897B1 (ko) 휴대단말기에서 RCS(Rich Communication Suite)의 Capability Discovery를 위한 SIP OPTIONS 메시지 교환 방법 및 장치
EP2371111B1 (en) System and method of sharing information between wireless devices
US20130339520A1 (en) Method and apparatus for performing capability discovery of rich communication suite in a portable terminal
JP2000270007A (ja) ネットワークシステム、ネットワークサーバ及び端末装置
CN101523879A (zh) 使用户配置文件与呼叫方标识符关联的方法和系统
JP2008092474A (ja) 通信端末装置、サーバ及び無線通信システム
CN103379227A (zh) 通信服务管理系统及其操作方法
KR20100021077A (ko) 사용자 단말기의 보안 관리 장치 및 방법
JP4191713B2 (ja) 端末管理システム、端末、端末管理装置、端末管理方法、およびプログラム
CN103312907B (zh) 语音通道分配管理方法、语音服务器及通信系统
CN102868819A (zh) 一种处理公共账户下通信业务的方法及装置
JP2006310996A (ja) 無線通信システム、アドホック接続設定情報配布装置及びそれらに用いるアドホック接続設定情報配布方法
JP2009116459A (ja) 携帯端末、スケジュール通知システム、スケジュール通知方法、及びスケジュール通知プログラム
US8437746B1 (en) Contact information rights management
JP2009110138A (ja) 情報通信装置およびソフトウェア更新方法
JP2005316611A (ja) データ配信装置およびデータ配信時刻の変更方法
CN112040057B (zh) 设备控制方法、装置、电子设备、控制系统及存储介质
CN111144845B (zh) 一种移动终端会议提醒方法和装置
JP2007005971A (ja) ダウンロード方法、サーバシステム及び移動通信システム
KR100836583B1 (ko) 이동통신단말기의 fota 서비스 수행방법
CN108811162B (zh) 一种系统信息传输方法、终端及基站
JP2011077755A (ja) サーバ装置、及び着信音管理システム
JP2009182380A (ja) 無線通信方法および無線通信システム
CN108566477B (zh) 通讯录更新方法及装置