JP2009109469A - 車両用ヘッドライトの照射光測定方法とその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基準測定フィルターに近似する分光特性の視感度補正フィルターと該視感度補正フィルターを採用した高精度なヘッドライトテスターの配光特性測定系を得る。
【解決手段】ヘッドライト配光を計測するヘッドライトテスターにおいて、複数の光学フィルター特性を組み合わせ、その合成した光学フィルターの分光特性を基準視感度補正フィルターに近似させる。該合成光学フィルターを該ヘッドライトテスターに配設し、高精度のヘッドライトテスターを提供する。
【選択図】図15
【解決手段】ヘッドライト配光を計測するヘッドライトテスターにおいて、複数の光学フィルター特性を組み合わせ、その合成した光学フィルターの分光特性を基準視感度補正フィルターに近似させる。該合成光学フィルターを該ヘッドライトテスターに配設し、高精度のヘッドライトテスターを提供する。
【選択図】図15
Description
本発明は、車両用前照灯試験装置(ヘッドライトテスター)において、ヘッドライトの照射光を測定する方法及び装置に関するものである。
車両用ヘッドライトの測定試験は基準のヘッドライトの前面10mの距離にスクリーンを配置し、該基準ライトから投射される照度分布パターンと照度を測定基準用フィルターが装着された測定基準用の照度計にて測定し、その測定された照度分布を基準値にして判断される。この方法による、被測定車両のヘッドライトの試験測定は、広いスペースが必要であり、また照度とその分布測定値によって良否を判断することから多数の測定ポイントが必須となる。
図1に、この基準測定方法を示す。図1において、基準ヘッドライト1から10m離間したスクリーン2に投射した照射パターン3を基準照度測定器4で基準となる照度を計測する。車両用ヘッドライトの試験計測は、この測定方法を採用しても良いが測定装置が大きくなり、かつ測定作業と測定値処理の作業量が膨大になり、非効率であった。図2は基準測定に使用される基準照度計の形状を示す、該基準照度計は測定基準用フィルターが内蔵された円筒形の形状をもち外形も図2に示すように最大外形φ134mm、長さ144mmの大きさを持つ。該ヘッドライト1からスクリーン2に照射される照射パターンを該基準照度計よってスクリーン上の複数点を測定する。また図3は、この基準照度計に内蔵される測定基準用フィルターの分光特性を示す。
図4に、この作業量低減のための工夫を示す。基準ヘッドライト1から10m離間したスクリーン2に投射された照射パターン3をビデオカメラ等の撮像装置6で映像データとして取得する。この映像データを画像処理することで多地点計測及びデータ処理の作業を低減させることが可能となる。しかし広い作業スペースが必要であることには変わりはない。
図5として、作業スペース低減の更なる工夫として装置であるヘッドライトテスター7を示す。ヘッドライトテスター7を基準ヘッドライト1から1m離間した場所に設置しヘッドライト光5を該ヘッドライトテスター7の筐体前面の集光レンズから入射し、該筐体内の小型スクリーンに縮小投影させ、該スクリーン上に配設されたフォトセンサーの出力信号を測定する方法(特開昭63−19529)、又は該スクリーン上の照射光度パターンをビデオカメラ等で撮像測定する方法(特開平8−334438)をとっている。
図6は、ヘッドライトテスター7の内部側面を示し、ヘッドライトテスター7の筐体前面に設置された集光レンズ8にヘッドライト1からヘッドライト光5を入射し、該筐体内の小型スクリーン9に縮小投影させ、その投射像を撮像装置10で撮像測定する。
図7は、特許文献2でも使用している方法で、該筐体内の小型スクリーン9に小孔11aを開け、該小孔11aに小型フォトセンサー11bを埋め込む。この方法によれば多地点狭領域のフォトセンサー測定がスクリーン9上の映像情報をほぼ損ねること無く可能となる。
小型化を重点に、ヘッドライトテスター筐体内部の小型スクリーンにフォトセンサーと視感度補正フィルターを複数配設した方法によれば筐体前面の集光レンズ等の光学特性の影響を若干受けるものの測定方法が似ていることから親和性があり測定誤差の軽減が期待できる。しかし、この方法には測定基準用分光フィルターを装着した測定基準用の照度計と等化近似する測定光学系が要求され、しかもフォトセンサー、視感度補正フィルター及び信号増幅器も多数必要となる。
これを改善するための対応として、該小型スクリーンに照射された照射パターンをビデオカメラ等の撮像装置で撮像し、該小型スクリーン面を画像解析して、その照射分布パターンを認識測定する方法があり、実際の計測は、この撮像装置による計測方法が行われている。これは多数のフォトセンサー、視感度補正フィルターを用いずが単一化にしたことに等しい。但し、撮像装置には図3に示す基準フィルター分光特性に同等なフィルターを適応させる必要があることはあきらかである。
図8は、このヘッドライトテスター7aの測定系例を示す。この測定光学系に使用される撮像装置10の前面に配置されるフィルター12はG533相当の光学フィルターを採用している。光学フィルター12は視感度補正用の基準フィルターに近似な視感度補正光学フィルターとして配設されヘッドライトの試験を行う。該G533相当の分光特性を図9に示す。
尚、G533、Y50等の光学フィルターは商品名であり、分光特性が同一でもメーカが異なれば商品名が異なる。そのため、本説明ではG533相当とかY50相当との表現を用いる。
尚、G533、Y50等の光学フィルターは商品名であり、分光特性が同一でもメーカが異なれば商品名が異なる。そのため、本説明ではG533相当とかY50相当との表現を用いる。
図3の測定基準フィルターの分光特性と図9のG533相当の分光特性を比較すると、図3の基準フィルターは光の波長700nm以上の近赤外領域を完全に遮断している。これに対し従来使用されているG533相当の光学フィルターでは波長700nm以上を透過していることがわかる。このことが測定誤差を生ずる原因であることを実際の測定結果を示し説明する。
特開昭63−19529号 公報 特開平5−1950号 公報 特開平8−334438号 公報
ヘッドライトテスター7aは基本的に等化的近似測定装置であるため、図1に示すヘッドライト基準測定方法による基準測定値との差を最小にすることが必要である。よって基準の視感度補正フィルターに近い分光特性を持つ視感度補正フィルターが要求される。しかし基準測定に使用される視感度補正基準フィルターは特殊品のため、入手が困難でコスト高であることから、図8に示すごとく視感度補正フィルター12には入手容易なG533相当光学フィルターを採用している。
上記の課題、特に基準の視感度補正フィルターと現状採用されているG533相当の光学フィルターの分光特性の違いが測定データに誤差を生じさせる原因であり、この分光特性差を解消することが課題である。
本発明は、かかるG533相当の光学フィルターに代わる適正な視感度補正フィルターをヘッドライトテスターに配設し、測定データ誤差を低減し、測定誤差の少ないヘッドライトテスターを提供することにある。
G533光学フィルターに代わる適正な視感度補正フィルターを採用し、測定誤差の少ないヘッドライトテスターに適応し課題解決する技術手段を具体的な分光特性を基本に説明する。本発明では、複数の光学フィルター特性を組み合わせて、基準視感度補正フィルターの分光特性に近似するフィルターを得ることにある。図9は従来採用している視感度補正フィルター12のG533光学フィルターの分光特性を示す。図10はCM500S相当のバンドパス光学フィルターの分光特性であり、図11はY50相当の光学フィルターの分光特性を示す。図12はCM500S相当の光学フィルターとY50相当の紫外線領域遮断光学フィルターの2つの光学フィルターを組み合わせた合成分光特性を示す。
図13はCM500S相当の光学フィルターとY50相当の光学フィルターの2つのフィルターを合成した分光特性及びG533相当の光学フィルターの分光特性を示している。図13から、両者の特性の違いは、以下に集約される。1つは分光曲線ピーク透過率の差である。G533相当の光学フィルターの透過率ピークは54%であるのに対し、CM500S相当の光学フィルターとY50相当の光学フィルターを合成した分光特性の透過率ピークは78%と大きい。このことは測定データのS/Nが異なることを示し、測定誤差のひとつの要因になっている。
図13のCM500S相当の光学フィルター14とY50相当の光学フィルター13の2つのフィルターを合成した分光特性と図9のG533相当の光学フィルター12の分光特性を近赤外光領域で比較すると、図3の基準フィルターは光の波長700nm以上の近赤外領域を完全に遮断している。これに対し従来使用されているG533相当の光学フィルターでは波長700nm以上を若干透過しており、本来、人間の目には認識出来ない赤外光領域を照度と認識することは危険につながり排除しなければならない。図9の分光特性から遮断しなくてはならない近赤外光領域が漏れていることがわかる。この近赤外光領域の漏れがノイズとなり、測定誤差を生ずる2つ目の原因である。このように、本発明の光学フィルターは測定誤差を生ずる2つの要因を解決している。
図14はヘッドライトテスター7b内部の撮像装置10aと、撮像レンズ10bの前面に、CM500S相当の光学フィルター(14)とY50相当の光学フィルター(13)の2つの光学フィルターを配設したヘッドライトテスター内部を示している。この2つの光学フィルターによる合成特性を得ている。実施例1は既存の撮像装置10a及び撮像レンズ10bを変更せずにレンズ前面10bにCM500S相当の光学フィルター(14)とY50相当の光学フィルター(13)の2つのフィルターを配設してより精度の高い測定を可能にする方法である。但し、レンズ前面10bにCM500S相当の光学フィルター(14)とY50相当の光学フィルター(13)の2つのフィルターを配設するホルダーを必要とする。
図15はCM500S相当とY50相当の2つの光学フィルターを撮像装置レンズ内10c内部に設置し、より簡便かつ確実な測定を可能にしたヘッドライトテスター7cである。図15の方法によれば図14での2つの光学フィルターを設置するよりも設置性は良い。
図16に前記実施例2の撮像装置10cの分解した構造を示す。該撮像装置11c内には撮像素子16がありCM500S相当の光学フィルター14とY50相当の光学フィルター13の2つのフィルターを収納したホルダー17を撮像装置のネジ部18に嵌合する。光学距離を調整するスペーサーリング20が撮像装置10cと撮像レンズ19の間に設置される。
図16における実施例2は、撮像装置10cにCM500S相当のフィルター14とY50相当のフィルター13の2つのフィルターを内蔵したもので撮像レンズ19は従来のものをそのまま使用できる。図17は図16の分解した部品を実際に組み立てた組立図を示す。
上記の実施例2は撮像装置内に光束を絞り込むため、フィルターサイズを小さくすることが可能であり、コストダウンを期待できる。但し、2つのフィルター厚みの影響があることは当然で2つのフィルターの厚み合計をt(図示はしていない)とするとフィルター材質の屈折率をnとすると、厚み=t*(1−1/n)のスペーサーリング17をマウント部18に当接させる必要がある。実際の装置では2つのフィルターの厚み合計tが3.5mmであるのでスペーサーリング20の板厚は1.2mmとしている。
実施例1と実施例2の光学特性の差異はなく測定データへの影響はない。機構または使用上の勝手が異なるだけである。図17に示す実施例2の測定レンズを装着した撮像装置は外観機構上の変化はなく、ヘッドライトテスターの筐体構造を変更することなく測定が可能になる。
図18、図19、図20に基準ヘッドライトを光の波長領域別に当社ヘッドライトテスターにて測定した測定方法例を示す。ヘッドライトテスターそのものの製品検定は基準ヘッドライトからの照射光束を赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域について計測する。この方法は車両ヘッドライトとして種々の色温度ヘッドランプを使用しており、色温度の異なるヘッドランプに柔軟に対応することが求められることに由来する。実際の測定は色温度2856Kの基準ランプを光源にして赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域について計測し、その測定値が基準内に収まることがヘッドライトテスターそのものの製品検定の要件となる。
図18は従来のG533相当の視感度補正フィルターでの赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域の測定方法を示す。撮像レンズ10bの前方に視感度補正フィルターG533相当の光学フィルターと赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の各フィルター15a,15b,15c,15dを配置する。赤色光領域測定は従来の視感度補正フィルターG533フィルターとR60相当の光学フィルター15aの2枚を用い、橙色光測定は従来の視感度補正フィルターG533フィルターとO56相当の光学フィルター15bの2枚を用いる。同様に緑色領域はG533相当の光学フィルター15c、青色領域の測定はB480相当の光学フィルター15dを組み合わせる。
図19は実施例1での赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域について計測方法である。撮像レンズ10bの前方に視感度補正フィルターとして本発明のCM500S相当の光学フィルター14とY50相当の光学フィルター13の2つの合成した光学フィルターによる視感度補正フィルターを用いた。4領域の測定方法は同様に15a、15b、15c、15dの各領域の光学フィルターを組み合わせる。この場合、例えば赤色領域の測定には、CM500S相当の光学フィルター14とY50相当の光学フィルター13の2枚の光学フィルターに加え赤色光領域のR60相当の光学フィルターの3枚が必要となる、その他の各領域の測定に際しても同様に3枚の光学フィルターが必要になる。
図20は実施例2での赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域について計測方法である。撮像装置10cには、視感度補正フィルターとして本発明のCM500S相当の光学フィルター14とY50相当の光学フィルター13の2つの合成した光学フィルターによる視感度補正フィルターを内蔵している。4領域の測定方法は同様に15a、15b、15c、15dの各領域の光学フィルターを組み合わせる。この場合、例えば赤色領域の測定には、赤色光領域のR60相当の光学フィルターの1枚のみを撮影レンズ10bの前方に配置する。その他の各領域の測定に際しても同様に1枚のみの光学フィルターを用いる。実施例2は従来の4領域光測定方法、実施例1による4領域光測定方法に比べ簡素な測定構造をもつ。
図21は従来の視感度補正フィルターG533相当で実計測した測定誤差と実施例2で実計測した測定誤差の赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域の比較表である。
従来のG533フィルターの視感度補正フィルターによって測定した測定誤差と本発明によるCM500S相当の光学フィルター14とY50相当の光学フィルター13の2つの光学フィルターによる視感度補正フィルターを内蔵した本発明実施例2の撮像装置にて測定した測定誤差の比較から、本発明による視感度補正フィルターの測定精度は赤色光領域、橙色光領域、緑光領域、青色光領域の4領域すべて改善されている。その誤差は2倍〜3倍程度改善されており、本発明による視感度補正フィルターの効果が実証された。
以上説明したように、本発明の視感度補正フィルターとして複数の光学フィルターを測定光学系に介在させることにより精度良いヘッドライトテスターの構造をほとんど変更することなく提供できるという効果がある。
1 測定用基準ヘッドライト。
2 10m離間した照度測定用スクリーン。
3 基準ヘッドライトによる照射パターン。
4 基準測定用照度計。
5 照射光束。
6 撮像装置。
7 ヘッドライトテスター。
7a G533相当の光学フィルターを用いたヘッドライトテスター
7b 実施例1のヘッドライトテスター
7c 実施例2のヘッドライトテスター
8 集光レンズ。
9 小型スクリーン。
10 撮像装置本体。
10a撮像装置本体。
10b撮像用レンズ。
10c実施例2の撮像装置本体。
11a小型スクリーンの小孔。
11b小型スクリーンの小孔。
12 G533相当の光学フィルター。
13 Y50相当の光学フィルター。
14 CM500S相当の光学フィルター。
15a赤色光領域測定用R60相当の光学フィルター。
15b橙色光領域測定用O56相当の光学フィルター。
15c緑色光領域測定用G533相当の光学フィルター。
15d青色光領域測定用B480相当の光学フィルター。
16 撮像素子。
17 光学フィルターホルダー。
18 撮像装置ネジ部。
19 撮像レンズ。
20 スペーサーリング。
2 10m離間した照度測定用スクリーン。
3 基準ヘッドライトによる照射パターン。
4 基準測定用照度計。
5 照射光束。
6 撮像装置。
7 ヘッドライトテスター。
7a G533相当の光学フィルターを用いたヘッドライトテスター
7b 実施例1のヘッドライトテスター
7c 実施例2のヘッドライトテスター
8 集光レンズ。
9 小型スクリーン。
10 撮像装置本体。
10a撮像装置本体。
10b撮像用レンズ。
10c実施例2の撮像装置本体。
11a小型スクリーンの小孔。
11b小型スクリーンの小孔。
12 G533相当の光学フィルター。
13 Y50相当の光学フィルター。
14 CM500S相当の光学フィルター。
15a赤色光領域測定用R60相当の光学フィルター。
15b橙色光領域測定用O56相当の光学フィルター。
15c緑色光領域測定用G533相当の光学フィルター。
15d青色光領域測定用B480相当の光学フィルター。
16 撮像素子。
17 光学フィルターホルダー。
18 撮像装置ネジ部。
19 撮像レンズ。
20 スペーサーリング。
Claims (4)
- 車両のヘッドライトから所定の測定距離を離間して配置され、該ヘッドライトの照射、配光特性を測定するヘッドライトテスター前面の集光レンズに該ヘッドライト照射光を入射し、その照射パターンを投影するスクリーン映像を視感度補正を行う光学フィルターを介してビデオカメラ等の撮像装置で検出するヘッドライトテスターにおいて、該視感度補正光学フィルターを構成するひとつのフィルター機能は波長500nm以下の光を遮断するフィルターであり、他のフィルター機能は波長400nmにピークをもち、波長700nm以上の赤外光領域を遮断し、かつ波長300nm以下の紫外光領域も遮断するバンドパス光学フィルターで構成される光学フィルターを該視感度補正フィルターとしたことを特徴とするヘッドライトテスター及びその測定方法。
- 前記視感度補正フィルターは波長500nm以下を遮断する光学フィルターであるY50相当の光学フィルターと波長700nm以上の赤外光領域をカットし、かつ波長300nm以下の紫外光領域も遮断するバンドパス光学フィルターであるCM500S相当の光学フィルターを組み合わせたことを特徴とする請求項1記載のヘッドライトテスター及びその測定方法。
- 車両のヘッドライトから所定の測定距離を離間して配置され、該ヘッドライトの照射、配光特性を測定するヘッドライトテスター前面の集光レンズに該ヘッドライト照射光を入射し、その照射パターンを投影するスクリーン映像を視感度補正を行う光学フィルターを介してビデオカメラ等の撮像装置で検出するヘッドライトテスターにおいて、該視感度補正光学フィルターを構成するひとつのフィルター機能は波長500nm以下の光を遮断するフィルターであり、他のフィルター機能は波長400nmにピークをもち、波長700nm以上の赤外光領域を遮断し、かつ波長300nm以下の紫外光領域も遮断するバンドパス光学フィルターで構成される光学フィルターを該視感度補正フィルターとして該撮像装置内に配設したことを特徴とするヘッドライトテスター用撮像装置。
- 前記撮像装置内に配設する前記視感度補正フィルターは波長500nm以下を遮断する光学フィルターであるY50相当の光学フィルターと波長400nmにピークをもち、波長700nm以上の赤外光領域を遮断し、かつ波長300nm以下の紫外光領域も遮断するバンドパス光学フィルターであるCM500S相当の光学フィルターを組み合わせたことを特徴とする請求項5記載のヘッドライトテスター用の撮像装置。
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JP2007305040A JP2009109469A (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 車両用ヘッドライトの照射光測定方法とその装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103353345A (zh) * | 2013-07-13 | 2013-10-16 | 佛山分析仪有限公司 | 一种机动车前照灯检测仪光强检测方法 |
WO2018003343A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-04 | 株式会社デンソー | 光センサ |
-
2007
- 2007-10-30 JP JP2007305040A patent/JP2009109469A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103353345A (zh) * | 2013-07-13 | 2013-10-16 | 佛山分析仪有限公司 | 一种机动车前照灯检测仪光强检测方法 |
WO2018003343A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-04 | 株式会社デンソー | 光センサ |
JP2018004317A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 株式会社デンソー | 光センサ |
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