JP2009107468A - 走行車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体2と、車輪4と、進行方向の路面状態を計測する非接触型センサ3を備え、水の存在が推測される不確定水溜り部位Mを捉えた段階で、車体2を減速させて不確定水溜り部位Mまで微速前進させる制御部5と、車体2の前部車輪4が不確定水溜り部位Mに進入した段階で、車体2の底部分がエッジ部分Maに接地したか否かを検出する接触センサ6と、エッジ部分Maに車体2の底部分が接地した段階で、制御部5からの指令により車体2を不確定水溜り部位Mから脱出させる脱出機構10と、車体2の前部車輪4が不確定水溜り部位4に水没した段階で、不確定水溜り部位Mにおける水分の存在を検出して、制御部5に車体2の不確定水溜り部位Mからの後退を促す水検出センサ7を備えた。
【選択図】図1
Description
この場合、センサには非接触型センサ及び接触型センサがあり、非接触型センサとしては、ソナーやレーザレンジファインダやステレオカメラや画像処理等が挙げられる。ソナーやレーザレンジファインダやステレオカメラは物体の形状の計測が可能であり、画像処理では物体の属性の推定等が可能である。これらのセンサは、遠方からの計測が可能であるため、走行速度を上げる場合には有利な手法である。
したがって、高速走行を行う走行車では、非接触型センサを主センサとして用い、この非接触型センサに接触型センサなどの他のセンサを組み合わせることで、より高い精度での外界環境の計測及び推定を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、外界の計測に非接触型センサとしてレーザレンジファインダを用いると、照射したレーザ光が水溜りの表面により全反射されて、その反射された方向にある物体までの距離値を取得したり、あるいは、その方向に何も存在しないと距離値が取得できなかったりする。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、センサ系を複雑なものとすることなく、水溜りを含む環境における無人走破性を向上させることができ、加えて、車体の破損等も防ぐことが可能である走行車を提供することを目的としている。
そして、接触センサが不確定水溜り部位のエッジ部分に対する車体の底部分の接地を検出しない場合には微速前進を継続し、続いて、水検出センサが不確定水溜り部位における水分の存在を検出しない場合には走行可能領域として判定して、速度を元に戻して走行を継続する。
また、接触センサが不確定水溜り部位のエッジ部分に対する車体の底部分の接地を検出しない場合であって、且つ、微速前進する車体の前部車輪が不確定水溜り部位に水没した場合には、水検出センサがこの不確定水溜り部位における水分の存在を検出して、制御部又は遠隔操作部に車体の不確定水溜り部位からの後退を促すので、車体が不確定水溜り部位に水没するのが回避されることとなる。
図1〜図5は、本発明に係る走行車の一実施形態を示している。
図1に示すように、この走行車1は、各種器材を搭載して自律走行する走行車であって、車体2と、この車体2の前後左右の4箇所に配置した車輪4と、この車体4に搭載されて進行方向の路面状態を計測するレーザレンジファインダやステレオカメラ等の非接触型センサ(外界計測部)3と、これらの非接触型センサ3が進行方向の路面上に水の存在が推測される不確定水溜り部位を捉えた段階で、走行する車体2を減速させて不確定水溜り部位まで微速前進させる制御部5と、車体4の底部分のほぼ全面に配置した感圧センサ等の接触センサ6と、車体4の底部分における前後端部寄りにそれぞれ配置した二個の静電容量式等の水検出センサ7を備えている。
接触センサ6は、図4(a)に示すように、微速前進する車体2の前部車輪4が不確定水溜り部位Mに進入した段階で、車体2の底部分が不確定水溜り部位Mのエッジ部分Maに接地したか否かを検出し、一方、水検出センサ7は、図5に示すように、微速前進する車体2の前部車輪4が不確定水溜り部位Mに水没した段階で、この不確定水溜り部位Mにおける水分の存在を検出して、制御部5に車体2の不確定水溜り部位Mからの後退を促すものとなっている。
この脱出機構10は、車体2に対して水平軸回りに回動可能で且つ適宜位置で固定可能に支持されると共に先端部分に車輪4を配置したアーム11を具備し、車輪4は、車輪本体4a及びこの車輪本体4aを適宜ポジションで固定可能に正逆回転させる駆動機構4bを有し、不確定水溜り部位Mから脱出する段階において、車体2の前部車輪4側のアーム11を回動させて前部車輪4を水平軸回りに旋回させて接地させ且つ脱出方向に回転させるようになっている。
そして、接触センサ6が、図2におけるステップS3において不確定水溜り部位Mのエッジ部分Maに対する車体2の底部分の接地を検出しない場合には微速前進を継続し、続いて、図2におけるステップS4において水検出センサ7が不確定水溜り部位Mにおける水分の存在を検出しない場合には走行可能領域として判定して、ステップS1に戻って速度を元に戻して走行を継続する。
上記した実施形態では、車体2の前後左右の4箇所に車輪4を一個ずつ配置し、脱出機構10が、車体2に対して水平軸回りに回動可能で且つ適宜位置で固定可能に支持されると共に先端部分に車輪4を配置したアーム11を具備し、車輪4が、車輪本体4a及びこの車輪本体4aを適宜ポジションで固定可能に正逆回転させる駆動機構4bを有している場合を説明したが、これに限定されるものではない。
2 車体
3 非接触型センサ(外界計測部)
4 車輪
5 制御部
6 接触センサ
7 水検出センサ
10 脱出機構
11,12 アーム
20 ジャッキ(脱出機構)
M 不確定水溜り部位
Ma 不確定水溜り部位のエッジ部分
Claims (3)
- 自律又は遠隔操作により走行する車体と、この車体の少なくとも前後左右の4箇所に配置した車輪と、前記車体に搭載されて進行方向の路面状態を計測する外界計測部を備えた走行車において、
前記外界計測部が進行方向の路面上に水の存在が推測される不確定水溜り部位を捉えた段階で、走行する車体を減速させて不確定水溜り部位まで微速前進させる制御部又は遠隔操作部と、
前記微速前進する車体の前部車輪が不確定水溜り部位に進入した段階で、前記車体の底部分が前記不確定水溜り部位のエッジ部分に接地したか否かを検出する接触センサと、
前記接触センサが前記不確定水溜り部位のエッジ部分に対する前記車体の底部分の接地を検出した段階で、前記制御部又は遠隔操作部からの指令により前記車体を前記不確定水溜り部位から脱出させる脱出機構と、
前記微速前進する車体の前部車輪が不確定水溜り部位に水没した段階で、この不確定水溜り部位における水分の存在を検出して、前記制御部又は遠隔操作部に前記車体の前記不確定水溜り部位からの後退を促す水検出センサを備えた
ことを特徴とする走行車。 - 前記脱出機構は、車体に対して水平軸回りに回動可能で且つ適宜位置で固定可能に支持されると共に先端部分に前記車輪を配置したアームを具備し、前記車輪は、車輪本体及びこの車輪本体を適宜ポジションで固定可能に正逆回転させる駆動機構を有し、前記不確定水溜り部位から脱出する段階において、前記車体の前部車輪側のアームを回動させて前部車輪を水平軸回りに旋回させて接地させ且つ脱出方向に回転させる請求項1に記載の走行車。
- 前記車体における前後の車輪間に配置したジャッキを前記脱出機構とした請求項1に記載の走行車。
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