JP2009107133A - 印版及び印字方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の数字、特に製品の生産時期を明瞭な書体で印字可能とする。
【解決手段】印版の印字面11には、生産時期表示部12として、4つの「8」字型凸部15が形成されている。それぞれの「8」字型凸部15は、7セグメント表示の「8」を形成するため、7つのバー状の凸部16からなる。また、生産年と生産月を二桁ずつの数字で表現するため、「8」字型凸部15を二桁ずつに分割するように、ドット状の凸部17が形成されている。そして製品に印字する直前に、印字面11の生産時期表示部12に形成された不要なバー状の凸部を除去し、所望の数字の左右反転文字を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品に生産時期やロット番号などを印字する印版及びその印版を用いた印字方法に関する。
製品に印字される生産時期やロット番号などは、トレーサビリティーという観点で、重要である。生産後の製品に対して、生産時期や生産ロットの識別が容易となるように、生産時期やロット番号は、生産者固有の規則による記号が使用されることが多い。
図3(a)には、生産時期やロット番号などを印字する印版の印字面が示されている。図3(b)は、図3(a)のA−A線に沿った印版の断面図である。また、図3(c)には、製品としての蛍光ランプのガラス面に、図3(a)、(b)の印版により印字した際の様子が示されている。印版の印字面31には、生産時期やロット番号などを印字するための凸部が形成されている。生産時期を印字するための生産時期表示部32は、複数の点形状とバー状の凸部が一列に並んでいる。
蛍光ランプ34に印字する際、生産者は印字面31の適当な点形状の凸部を除去し、特定の記号が印字可能な印字面31を構成する。図4(a)は、一部の点形状の凸部を除去した印版の印字面31である。また、図4(b)は、図4(a)のB−B線における断面図である。図4(a)、(b)では、生産時期表示部32の左側から1番目から3番目まで点形状の凸部が除去されている。そして図4(c)には、蛍光ランプ34のガラス面に、図4(a)、(b)の印版により印字した際の様子が示されている。生産者は、このように印字された記号に、固有の規則を設けることによって、生産時期を特定することが出来る。例えば、図4(c)の例では、生産時期印字部33の左側からみて、一番目のバーと二番目のバーとの間に印字された点の配置が西暦の下一桁を表し、二番目のバーと三番目のバーとの間に印字された点の配置が「月」を表すものと規定される。さらに、一番目のバーと二番目のバーとの間の5つの点がすべて印字された場合を「5」、二番目のバーと三番目のバーとの間において、左から3番目までの点が印字され、右側の3つの点が印字されない場合を「6」と規定する。そうすることで、蛍光ランプ34の生産時期が2005年6月であると特定される。印字された点の配置と数字との対応は、生産者ごとに決められた固有の規則に依る。
上記のように、生産年として西暦の下一桁を表す場合、点の配置としては、10個の異なる配置が構成されれば十分である。また、生産月を表す場合、点の配置としては、12個の異なる配置が構成されれば良い。したがって、図3(a)のような印版は、生産者の固有の規則に従って点状の凸部を除去することで、任意の生産時期を表すことが可能となる。つまり生産者固有の規則による生産時期の印字では、図3(a)のような印版を予め準備すれば十分である。
近年、世界各国で環境に対する規制が広まっており、製品に対する様々な表示規定が定められている。製品のトレーサビリティーの向上や使用期限の明瞭化などの観点により、製品の生産時期を明瞭に表示することが求められる。国によっては、生産時期を明瞭な書体の数字により表記することが適切とされる。明瞭な書体の数字としてはアラビア数字が挙げられる。つまり、生産時期はアラビア数字により表記されることが適切である。
しかし、アラビア数字による表記では、生産時期に合わせた数字を印字する印版を準備する必要がある。急遽、生産時期が変更になった場合、予め準備した印版は不要となり、変更後の生産時期に対応する印版を、新たに準備しなければならない。
印字する数字を変更可能なゴム印が、特許文献1、2に開示されている。特許文献1に記載のゴム印は、印版の印字面に、7つの凸部からなる「8」字型凸部が形成されている。それぞれの凸部は、出没可能であるように、駆動部を有している。そして、所望の凸部のみを突出させることで、所望の数字を印字可能とする。
また、特許文献2に記載のゴム印は、印版に付着したインクを加熱する加熱手段と、加熱領域を制御する制御手段とを有する。また、インクとして、加熱されることで印字されるような特殊なインクを使用する。そして、印版にインクを付着させ、被印字体と接触させた状態で、特殊なインクを所望の形状に加熱する。このようにして、被記録体に所望な形状の印字を行う。
特開平08−034152号公報 特開平07−137409号公報
特許文献1に記載のゴム印は、機械的な稼動部があるため壊れやすく、製造コストも高い。また、特許文献2に記載のゴム印は、加熱手段や、制御手段を有しており、製造コストが高い。また、特殊なインクが必要不可欠である。
特に、大量生産される製品の生産日やロット番号を印字する場合、ゴム印が大量に必要なため、特許文献1、2に記載のゴム印では、コストが大幅に増加する。
また、点やバーのような記号による表示では、生産時期の明瞭な表記の要求には応えられない。
本発明の目的は、上記背景技術の課題に鑑み、所望の数字を明瞭な書体で印字可能な印版及びその印版を用いた印字方法を提供することである。また、本発明の他の目的は、比較的単純な構成で、製造コストの低い印版を提供することである。
本発明は、数字を印字する印版であって、印版の印字面には、バー状の凸部で構成される「8」字型凸部が少なくとも一つ形成されている。バー状の凸部は除去可能な材質からなる。そして、所定のバー状の凸部を除去することで、任意の数字を印字することが可能である。
また本発明における印字方法は、除去可能なバー状の凸部で構成される「8」字型凸部が少なくとも一つ形成された印字面を有する印版を準備する印版準備工程と、印字面の「8」字型凸部において所望の数字が形成されるように所定のバー状の凸部を除去する数字形成工程と、印版により印字する印字工程とを有する。
本発明によれば、所望の数字を明瞭な書体で印字することができる。また、単純な構成であり、印版の製品コストを低減することが出来る。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例における印版を説明する図である。図1(a)は、印版の印字面を示す図である。印版の印字面11には、生産時期やロット番号などを印字するための凸部が形成されている。図1(b)は、図1(a)の印版の生産時期表示部12を拡大した斜視図である。生産時期表示部12には、4つの「8」字型凸部15が形成されている。それぞれの「8」字型凸部15は、7セグメント表示の「8」を形成するため、7つのバー状の凸部16からなる。本実施例では、生産年と生産月を二桁ずつの数字で表現するため、「8」字型凸部15を二桁ずつに分割するように、ドット状の凸部17が形成されている。
それぞれの「8」字型凸部15は、所定のバー状の凸部16が除去されることにより、「0」から「9」までの任意の数字を表現することが出来る。ただし、「8」を表現する際には、バー状の凸部16を除去する必要は無い。このように、不要なバー状の凸部16を除去することで、所定の数字を印字可能となる。また、数字の書体を、アラビア数字を基にした7セグメント表示における書体とすることで、印字された数字は、世界各国において明瞭な表示となる。
以下、本実施例における印字方法について説明する。まず、印版準備工程として、上述の印版を準備する。
次に、数字形成工程として、印版の生産時期表示部12に形成された不要な凸部を除去し、所望の数字の左右反転文字を形成する。図2(a)では、「07.08」と印字するように、不要な凸部18が除去された印版の印字面11が示されている。また図2(b)は、図2(a)の生産時期表示部12を拡大した斜視図である。このように、生産時期表示部12には、「07.08」の左右反転文字が形成される。
最後に、印字工程として、不要な凸部18が除去された印版にインクを付着させ、蛍光ランプ14に印字する。図2(c)には、蛍光ランプ14のガラス面に印字された様子が示されている。ここで、生産時期印字部13に印字されたドットより前の二桁の数字が西暦を表し、ドットより後の二桁の数字が「月」を表すと規定する。そうすることで、2007年8月に生産された蛍光ランプ14であるということが特定される。
本発明における印字方法では、蛍光ランプ14を生産する直前に、所望の生産時期を印字する印版を準備することが出来る。したがって、急遽、生産時期が変更された場合、印版が無駄になることは無い。
蛍光ランプ14に表示する製品名、ロット番号、生産時期は、製品が使用される環境下で、簡単に消えない事が求められる。一般に、製品名の表示は蛍光ランプ14のガラス面に特殊なインクで印字し、焼き付ける方法が広く用いられる。また、蛍光ランプ14のように、壊れやすい素材に印字する場合、印字版の材質としては、例えばゴムのような弾性体を用いる事が望ましい。また、印字版の材質をゴムとすることで、不要な凸部が容易に除去可能となり、さらに、印字される面が平面ではなく、蛍光ランプのガラス面のような曲面であっても、容易に印字が可能となる。
印字される対象である被印字体としては、生産時期などを表す数字が印字されるものであれば、どのようなものでも構わない。このとき、印版が有する「8」字型凸部の数は、印字される内容によって、好適に変更される。例えば、生産年と生産月と生産日を表示する場合、「8」字型凸部の数を、8桁にすれば良い。
本発明における印版は、単純な構成であるため、製造コストを低減することができる。したがって、大量生産される製品に表示する生産時期やロット番号などの印版として、好適に使用される。このとき、製造ライン上に設置された印字機に、印版を取り付けることで、自動的に印字することが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、印版の印字面の材質は、不要な凸部を容易に除去可能であれば、どのようなものでも構わない。
また、印字面に形成される「8」字型凸部を、7セグメント表示に限定する必要はない。例えば、それぞれのバー状の凸部を小さくし、セグメントの数を増やしても良い。「8」字型凸部は、数字形成工程で、所望の数字を形成することができれば、どのようなものでも構わない。
さらに、「8」字型凸部からは、記号やアルファベットなどが形成可能であり、様々な文字列も容易に形成することができる。
(a)は、本発明の一実施例における印版の印字面を示す図、(b)は(a)の印版の生産時期表示部を拡大した斜視図である。 (a)は、図1(a)の印版において、不要な凸状のバーが除去された印版の印字面を示す図、(b)は(a)の印版の生産時期表示部を拡大した斜視図、(c)は(a)の印版により蛍光ランプに印字したときの様子を示す図である。 (a)は生産者固有の規則における生産時期を印字する印版の印字面を示す図、(b)は(a)のA−A線に沿った印版の断面図、(c)は(a)の印版により蛍光ランプに印字したときの様子を示す図である。 (a)は図1(a)の印版において、一部の点状の凸部が除去された印版の印字面生産者固有の規則における生産時期を印字する印版の印字面を示す図、(b)は(a)のB−B線に沿った印版の断面図、(c)は(a)の印版により蛍光ランプに印字したときの様子を示す図である。
符号の説明
11、31 印字面
12、32 生産時期表示部
13、33 生産時期印字部
14、34 蛍光ランプ
15 「8」字型凸部
16 バー状の凸部
17 ドット状の凸部
18 不要な凸部

Claims (3)

  1. 数字を印字する印版であって、
    前記印版の印字面に、バー状の凸部で構成される「8」字型凸部が少なくとも一つ形成されており、該バー状の凸部は除去可能な材質からなることを特徴とする印版。
  2. 前記数字が、製品の生産時期を表すことを特徴とする請求項1に記載の印版。
  3. 数字を印字する印字方法であって、
    除去可能なバー状の凸部で構成される「8」字型凸部が少なくとも一つ形成された印字面を有する印版を準備する印版準備工程と、
    前記印字面の「8」字型凸部において所望の数字が形成されるように所定の前記バー状の凸部を除去する数字形成工程と、
    前記印版により印字する印字工程とを有する印字方法。
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