JP2009106687A - 使い捨て注射器 - Google Patents
使い捨て注射器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009106687A JP2009106687A JP2007284604A JP2007284604A JP2009106687A JP 2009106687 A JP2009106687 A JP 2009106687A JP 2007284604 A JP2007284604 A JP 2007284604A JP 2007284604 A JP2007284604 A JP 2007284604A JP 2009106687 A JP2009106687 A JP 2009106687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pair
- cylinder body
- locking teeth
- disposable syringe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/50—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
- A61M5/5013—Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe
- A61M5/502—Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the piston
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
【課題】シリンダ本体およびピストンをそれぞれ一体構成として、再使用を不能とする機能を損なわず構成の簡素化を図ることができる使い捨て注射器を提供する。
【解決手段】使い捨て注射器1は、円筒状のシリンダ本体2と、ピストン3とを有する。シリンダ本体2には円周方向に略180°離間した部位に一対の係止歯4,4を有する。ピストン3には一対の係止歯4,4に対応した部位に一対の係止爪5,5を有する。シリンダ本体2とピストン3とを相対的に回転させることにより一対の係止歯4,4および一対の係止爪5,5が係止されて、シリンダ本体2に対してピストン3が前後方向に移動可能な位置からピストン3が前方向のみ移動可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】使い捨て注射器1は、円筒状のシリンダ本体2と、ピストン3とを有する。シリンダ本体2には円周方向に略180°離間した部位に一対の係止歯4,4を有する。ピストン3には一対の係止歯4,4に対応した部位に一対の係止爪5,5を有する。シリンダ本体2とピストン3とを相対的に回転させることにより一対の係止歯4,4および一対の係止爪5,5が係止されて、シリンダ本体2に対してピストン3が前後方向に移動可能な位置からピストン3が前方向のみ移動可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、円筒状のシリンダ本体と、ピストンとを有する注射器であって、一度注射をした後の再使用を不能にする使い捨て注射器に関するものである。
この種の使い捨て注射器として、特開平2−80057号公報に掲載されているものは、注射器本体とピストンからなり、ピストンには、そのピストンロッドの周りに互いに半径方向に伸びる軸線方向のリブを有し、前記リブに設けた鋸歯状切り込みと、注射器本体の内面に設けたストッパとで、ピストンを一方向にのみ動かしうるようにして、再使用することができない構造となっている。なお、再使用を不能にする使い捨て注射器としては、特表2006−500172公報においても紹介されている。
特開平2−80057号公報
特表2006−500172公報
前掲の特許文献1に記載されている使い捨て注射器にあっては、ピストンを一方向にのみ動かしうるようにするための鋸歯状切り込みをピストンロットに形成し、ストッパを円筒状の注射器本体内面に形成しているものであるから、注射器本体はその全体を一体に成形することができず、特許文献1に例示するものにおいては、注射器の基部となる部分(注射針を装着する部分)と、内面にストッパを設けた筒体とを別体に構成し、注射器の基部となる部分に対して前記筒体を後工程で結合固定する複雑な構成となっている。
そこで本発明は、シリンダ本体に一対の係止歯を設けるとともに、ピストンに前記係止歯に対応する一対の係止爪を設ける構成とすることにより、シリンダ本体およびピストンをそれぞれ一体構成として、再使用を不能とする機能を損なわず構成の簡素化を図ることができる使い捨て注射器を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は請求項1ないし4に記載する使い捨て注射器を提供する。ここに請求項1に係る使い捨て注射器は、円筒状のシリンダ本体と、ピストンとを有する注射器であって、シリンダ本体には円周方向に略180°離間した部位に一対の係止歯を有するとともに、ピストンには前記係止歯に対応した部位に一対の係止爪を有し、シリンダ本体とピストンとを相対的に回転させることにより係止歯および係止爪が係止されて、シリンダ本体に対してピストンが前後方向に移動可能な位置からピストンが前方向のみに移動可能な位置にすることができることを特徴とするものである。。
また、請求項2に係る使い捨て注射器は、請求項1の構成において、前記シリンダ本体は注出口の他端に位置する開口部の外縁にフランジ部を有し、前記ピストンの末端には前記フランジ部と略同一形状の押子を有し、前記フランジ部および前記押子が非円形形状であることを特徴とするものである。
請求項3に係る使い捨て注射器は、請求項2の構成において、前記押子は前記一対の係止爪と同一方向または略垂直方向に長い略長方形(楕円形)であることを特徴とするものである。
請求項4に係る使い捨て注射器は、請求項2または3の構成において、前記フランジ部は前記一対の係止歯と同一方向または略垂直方向に長い略長方形(楕円形)であることを特徴とするものである。
本発明に係る使い捨て注射器によれば、シリンダ本体に一対の係止歯を設けるとともに、ピストンに前記係止歯に対応する一対の係止爪を設ける構成とすることにより、シリンダ本体およびピストンをそれぞれ一体構成として、再使用を不能とする機能を損なわず構成の簡素化を図ることができる効果が得られるものである。
図面は本発明の一実施の形態を示し、図1は使い捨て注射器を一部破断した斜視図、図2は同上全体斜視図、図3は同上内部構造を示す斜視図、図4は図1の一部詳細斜視図、図5は注射液を吸入する態様の一部破断斜視図、図6は図5の態様からピストンを90°回転してシリンダ本体の一対の係止歯にピストンの一対の係止爪を係止させた態様の一部破断斜視図、図7は図6の一部詳細斜視図、図8はシリンダ本体の一対の係止歯とピストンの一対の係止爪との係止状態を示す詳細部分図、図9は図6の態様から注射を終えた態様の一部破断斜視図である。
本発明に係る使い捨て注射器1は、円筒状のシリンダ本体2と、ピストン3とで成り、シリンダ本体3には円周方向に略180°離間した部位に一対の係止歯4,4を有するとともに、ピストン3には係止歯4,4に対応した部位に一対の係止爪5,5を有していて、シリンダ本体2を持ってピストン3を回すなど、シリンダ本体2とピストン3とを相対的に回転させることにより係止歯4,4および係止爪5,5が係止されて、シリンダ本体2に対してピストン3が前後方向に移動可能な位置からピストン3が前方向のみに移動可能な位置にすることができるように成っている。
前記シリンダ本体2は、注出口の他端に位置する開口部の外縁にフランジ部6を有し、ピストン3の末端には前記フランジ部6と略同一形状の押子7を有しており、フランジ部6および押子7は非円形形状である。図示の形態ではフランジ部6および押子7が略長方形(楕円形)と成っており、フランジ部6は一対の係止歯4,4と直交する方向に長い略長方形(楕円形)、押子7は前記一対の係止爪5,5と直交する方向に長い略長方形(楕円形)としてあるが、フランジ部6を一対の係止歯4,4と、押子7を一対の係止爪5,5とそれぞれ同一方向に長い略長方形(楕円形)としてもよい。
本発明に係る使い捨て注射器1は、ピストン3の一対の係止爪5,5がシリンダ本体2の一対の係止歯4,4に係止しない位置でかつピストン3がシリンダ本体2に最も前方に押し込まれた状態で製品化されている(図1参照)。そして、この状態ではシリンダ本体2のフランジ部6とピストン3の押子7とが同方向で重なっている。
シリンダ本体2には、ピストン3の押し引き移動のための案内溝部8が外周方向に膨出状に形成されており、ピストン3には、一対の係止爪5,5がシリンダ本体2の一対の係止歯4,4に係止しない位置で上記案内溝部8に係合する案内翼部9と、一対の係止爪5,5がシリンダ本体2の一対の係止歯4,4する位置で前記案内溝8に係合する案内翼部10が互いに90°の角度で形成されている。11は注射液注出口である。
注射液を吸入するには、図1の状態でピストン3を後方に適当な分だけ引けば、シリンダ本体2の前方部分に注射液が吸入される(図2参照)。所要量の注射液を吸入したならば、ピストン3を最も引き抜いた位置まで移動させたうえ略90°回転させると、ピストン3の一対の係止爪5,5がシリンダ本体2の一対の係止歯4,4の前方部分に係止するので、ピストン3は前方へ押し込む操作のみが可能となる。そして、一対の係止爪5,5が一対の係止歯4,4に係合している状態では、それ以降シリンダ3は係止歯4,4と係止爪5,5の係止によりシリンダ3を後方へ引く方向の操作ができなくなり、ピストン3は前方へ押し込む操作のみが可能となるので、注射のためのピストン3の押し込み操作はできるが、一度注射をした後は注射液を再度吸入することが不能となって、注射器の再使用が確実に阻止される。なお、再使用ができない状態はフランジ部6に対して押子7が重なる態様となるので(図4参照)、外部から容易に確認することができる。
本発明に係る使い捨て注射器1は、シリンダ本体2に一対の係止歯4,4を設けるとともに、ピストン3に前記係止歯に対応する一対の係止爪5,5を設ける構成であるから、シリンダ本体2およびピストン3をそれぞれ一体構成として、構成の簡素化を図ることができるものである。
1 使い捨て注射器
2 シリンダ本体
3 ピストン
4,4 一対の係止歯
5,5 一対の係止爪
6 フランジ部
7 押子
8 案内溝部
9 案内翼部
10 案内翼部
11 注射液注出口
2 シリンダ本体
3 ピストン
4,4 一対の係止歯
5,5 一対の係止爪
6 フランジ部
7 押子
8 案内溝部
9 案内翼部
10 案内翼部
11 注射液注出口
Claims (4)
- 円筒状のシリンダ本体と、ピストンとを有する注射器であって、
シリンダ本体には円周方向に略180°離間した部位に一対の係止歯を有するとともに、
ピストンには前記係止歯に対応した部位に一対の係止爪を有し、
シリンダ本体とピストンとを相対的に回転させることにより係止歯および係止爪が係止されて、シリンダ本体に対してピストンが前後方向に移動可能な位置からピストンが前方向のみに移動可能な位置にすることができる
ことを特徴とする使い捨て注射器。 - 前記シリンダ本体は注出口の他端に位置する開口部の外縁にフランジ部を有し、
前記ピストンの末端には前記フランジ部と略同一形状の押子を有し、
前記フランジ部および前記押子が非円形形状である
ことを特徴とする請求項1記載の使い捨て注射器。 - 前記押子は前記一対の係止爪と同一方向または略垂直方向に長い略長方形(楕円形)である
ことを特徴とする請求項2記載の使い捨て注射器。 - 前記フランジ部は前記一対の係止歯と同一方向または略垂直方向に長い略長方形(楕円形)である
ことを特徴とする請求項2または3記載の使い捨て注射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284604A JP2009106687A (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | 使い捨て注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284604A JP2009106687A (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | 使い捨て注射器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009106687A true JP2009106687A (ja) | 2009-05-21 |
Family
ID=40775879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007284604A Pending JP2009106687A (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | 使い捨て注射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009106687A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012245180A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注射器 |
JP2012532699A (ja) * | 2009-07-10 | 2012-12-20 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 制御された拍動的洗浄機能を有する洗浄用シリンジアセンブリ |
JP2015167824A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | 株式会社吉野工業所 | 定量シリンジ型噴出器 |
US11944792B2 (en) | 2018-01-26 | 2024-04-02 | Becton, Dickinson And Company | Flush syringe with flip cap |
-
2007
- 2007-10-31 JP JP2007284604A patent/JP2009106687A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012532699A (ja) * | 2009-07-10 | 2012-12-20 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 制御された拍動的洗浄機能を有する洗浄用シリンジアセンブリ |
US9084851B2 (en) | 2009-07-10 | 2015-07-21 | Becton, Dickinson And Company | Flush syringe assembly with controlled pulsatile flushing |
JP2016026095A (ja) * | 2009-07-10 | 2016-02-12 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company | 制御された拍動的洗浄機能を有する洗浄用シリンジアセンブリ |
JP2017047264A (ja) * | 2009-07-10 | 2017-03-09 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company | 制御された拍動的洗浄機能を有する洗浄用シリンジアセンブリ |
US9907913B2 (en) | 2009-07-10 | 2018-03-06 | Becton, Dickinson And Company | Flush syringe assembly with controlled pulsatile flushing |
US10463798B2 (en) | 2009-07-10 | 2019-11-05 | Becton, Dickinson And Company | Flush syringe with controlled pulsatile flushing |
US11197961B2 (en) | 2009-07-10 | 2021-12-14 | Becton, Dickinson And Company | Flush syringe assembly with controlled pulsatile flushing |
JP2012245180A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注射器 |
JP2015167824A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | 株式会社吉野工業所 | 定量シリンジ型噴出器 |
US11944792B2 (en) | 2018-01-26 | 2024-04-02 | Becton, Dickinson And Company | Flush syringe with flip cap |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6272952B2 (ja) | コネクタ組立体、オス型コネクタおよび組立方法 | |
JP5065736B2 (ja) | 筒状要素結合部 | |
JP5721849B2 (ja) | 薬剤送達装置 | |
JP2009106687A (ja) | 使い捨て注射器 | |
BRPI0807174A2 (pt) | Conjunto de seringa tendo mecanismo de incapacitação | |
JP2012502757A (ja) | 自動再形成のための投与量摘み起動を有する医療用注射器 | |
JP2018515150A5 (ja) | ||
JPH07250896A (ja) | 注射器 | |
JP2013543771A (ja) | 薬剤送達装置 | |
JP5495006B2 (ja) | コネクタ | |
JPWO2014091912A1 (ja) | 連結器具 | |
US6395006B1 (en) | Connector assembly for mating components, connector assembly for a bone cement mixing and delivery system, and bone cement container having a connector assembly | |
WO2018003853A1 (ja) | 眼内レンズ挿入器 | |
JP5784975B2 (ja) | 歯科用ハンドピース | |
JP5984059B2 (ja) | 薬液混注器具 | |
JP2004537390A (ja) | 安全注射器 | |
JP2006255272A (ja) | ディスポーザブル安全注射器 | |
JP6369040B2 (ja) | 医療用接続具 | |
KR102000669B1 (ko) | 일회용 주사기 | |
JP2016127879A (ja) | 薬液供給装置 | |
JP5434084B2 (ja) | コネクタ | |
JP6445272B2 (ja) | 医療用ペースト混練注入器 | |
JP5818512B2 (ja) | プロテクタ付き医療用針 | |
KR101777167B1 (ko) | 주사침 찔림방지 및 재사용방지 안전주사기 | |
KR101790583B1 (ko) | 스마트 안전 주사기 |