JP2009106385A - 歩容改善支援システム - Google Patents

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Matsuki Yamamoto
松樹 山本
Yoshihiro Matsumura
吉浩 松村
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Abstract

【課題】簡易な構成で、歩行の妨げにならない歩容改善支援システムを提供する。
【解決手段】振動命令生成部404は、ピッチ測定部402が測定したピッチ(測定ピッチ)と目標ピッチ設定部403が設定したピッチの目標パターンデータ(目標ピッチ)とを比較し、測定ピッチが目標ピッチからずれたと判断すると、無線通信部401を介して振動装置20,20へ交互に振動命令を送信し、振動装置20,20は目標ピッチに同期して交互に振動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歩容改善支援システムに関するものである。
従来、加速度計等の振動検出手段を備えて構成され、検出した振動から使用者の歩行ピッチを計測し、ピッチ音としてヘッドフォンから出力して使用者に現在の歩行ピッチを提示する装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−185725号公報
しかし、従来の技術では、ヘッドフォンを用いて使用者の耳にピッチ音を聞かせており、使用者は歩行時にヘッドフォンを装着する必要があり、ヘッドフォンが歩行の妨げになる煩わしい構成であった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で、歩行の妨げにならない歩容改善支援システムを提供することにある。
請求項1の発明は、歩行時の目標ピッチを設定する目標ピッチ設定手段と、設定した目標ピッチに基づいて使用者の足裏に刺激を与える刺激出力手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、従来のようにピッチ音を聞くためのヘッドフォンを装着する必要はなく、簡易な構成で、歩行の妨げにならない歩容改善支援システムを提供することができる。
なお、本発明における「歩行」とは、散歩やウォーキング等に加えて、ジョギングやランニング等の走行も含むものとする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記刺激出力手段は、使用者の足裏に刺激を与えることを特徴とする。
この発明によれば、足裏には体全体の末梢神経の末端が集まっており、足裏を刺激することは体全体を刺激することになり、刺激による歩容改善効果が大きい。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記刺激出力手段は、使用者が履いた靴のインナーソールに設けられることを特徴とする。
この発明によれば、複数の靴、複数の使用者に対して本歩容改善支援システムを構成できるので、システムとしての汎用性が高くなる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、使用者の心拍数を測定する心拍数計測手段を備え、前記目標ピッチ設定手段は、測定された心拍数に基づいて歩行時の目標ピッチを設定することを特徴とする。
この発明によれば、使用者の身体への安全性を考慮した目標ピッチを設定することができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかにおいて、使用者の足裏の圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記刺激出力手段は、圧力検出手段が検出した足裏の圧力に基づいて歩行時のピッチを導出し、当該導出したピッチと前記設定した目標ピッチとがずれた場合に使用者の足裏に刺激を与えることを特徴とする。
この発明によれば、自己の歩行時のピッチが目標ピッチからずれた場合のみ、刺激出力手段が正しいピッチで振動するので、より歩行の妨げにならない。
以上説明したように、本発明では、簡易な構成で、歩行の妨げにならない歩容改善支援システムを提供することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の歩容改善支援システムは、図1,図2に示すように、使用者Hが履いている左靴SのインナーソールS1に設けた圧力センサ10,振動装置20,無線通信部30と、使用者Hが履いている右靴SのインナーソールS1に設けた圧力センサ10,振動装置20,無線通信部30と、使用者Hの腰に装着されたコントローラ40とで構成される。
圧力センサ10,10は、圧電式、または圧力による抵抗変化を利用する方式のものであり、図3に示すように、使用者Hの足裏のかかとに対向して配置されて、左右の足毎にかかとの接地圧力を測定している。
振動装置20(20,20)は、図4に示すように、モータユニット201と、使用者Hの足裏の母指に対向して配置された振動部202(202,202)とを各々備える(図3参照)。モータユニット201は、モータ201aと、モータの駆動用電池201bと、無線通信部131からの振動命令に応じてモータ201aを駆動するモータ駆動部201cと、モータ201aが発生する駆動力を振動部202へ伝達するアーム等の動力伝達部201dとを備える。そして、振動部202はモータ201aから動力伝達部201dを介して伝達された駆動力で振動し、この振動刺激は使用者Hの足裏の母指に伝達される。
無線通信部30,30は、コントローラ40との間で無線信号による通信を行い、圧力センサ10,10からの測定データ(圧力データ)をコントローラ40へ送信し、またコントローラ40から送信された振動命令を受信して振動装置20,20へ出力する。
コントローラ40は、マイクロコンピュータ等で構成され、無線通信部30,30との間で無線信号による通信を行う無線通信部401と、圧力センサ10,10からの圧力データに基づいて使用者Hの歩行時のピッチを測定するピッチ測定部402と、ピッチの目標パターンデータを設定する目標ピッチ設定部403と、振動命令を生成する振動命令生成部404とで構成される。
そして、使用者Hの操作によって目標ピッチ設定部403はピッチの目標パターンデータを予め設定する。この目標パターンデータは、時間に対してピッチを変動可能に設定することができ、例えば、歩行の開始時は低いピッチ数に設定し、時間が経過するにしたがってピッチ数を高く設定することが可能である。
使用者Hの歩行が開始されると、圧力センサ10,10から無線通信部30,30を介して圧力データを送信し、コントローラ40のピッチ測定部402は無線通信部401を介して圧力データを受け取ると、圧力データのピークを検出することで使用者Hの歩行時のピッチを測定する。振動命令生成部404は、ピッチ測定部402からの入力によって歩行の開始を検出して、ピッチ測定部402が測定したピッチ(測定ピッチ)と目標ピッチ設定部403が設定したピッチの目標パターンデータ(目標ピッチ)とを比較する。図5(a)(b)は測定ピッチと目標ピッチを各々示し、振動命令生成部404は、目標ピッチの前後に予め設定した許容範囲W1外に測定ピッチが発生すると、測定ピッチが目標ピッチからずれたと判断して、図5(c)に示すような目標ピッチに同期した振動命令を一定時間生成し、無線通信部401を介して振動装置20,20へ交互に振動命令を送信する。また、測定ピッチが許容範囲W1外に所定回数連続してずれた場合に、測定ピッチが目標ピッチからずれたと判断する方法もある。
振動装置20,20は無線通信部30,30を介して振動命令を交互に受け取る。そして、振動装置20,20の各モータユニット201では、モータ駆動部201cが振動命令にしたがってモータ201aを駆動し、動力伝達部201dを介して振動部202を振動させ、使用者Hの足裏の母指を振動させる。この振動は、振動装置20,20で交互に発生し、測定ピッチが目標ピッチからずれた時点から目標ピッチに同期して一定時間繰り返される。
使用者Hは、母指に振動刺激を与えられることで、自己の歩行時のピッチが目標ピッチからずれていることがわかるとともに、この振動刺激が発生したほうの足を振動刺激に合わせて接地させることによって正しいピッチパターンに改善できる。したがって、歩行能力が衰えた人や、歩行バランスが悪い人の歩容(例えば、左右の足の荷重移動の癖や、右一歩時間と左一歩時間との時間差、右歩幅と左歩幅との差、歩隔など)を矯正できる。
このように本実施形態では、従来のようにピッチ音を聞くためのヘッドフォンを装着する必要はなく、自己の歩行時のピッチが目標ピッチからずれた場合のみ、靴内に設けた振動装置20,20が正しいピッチで振動するので、簡易な構成で、歩行の妨げにならない歩容改善支援システムを実現している。
また、圧力センサ,振動装置,無線通信部を設けたインナーソールS1,S1を靴に装着する構成であり、複数の靴、複数の使用者に対して本システムを構成できるので、システムとしての汎用性が高くなる。
さらに、足裏には体全体の末梢神経の末端が集まっており、足裏を刺激することは体全体を刺激することになり、刺激による歩容改善効果が大きい。
なお本実施形態では、振動装置20,20の振動を、測定ピッチが目標ピッチの許容範囲W1外に発生してから一定時間繰り返しているが、測定ピッチが目標ピッチの許容範囲W1内に戻るまで繰り返してもよい。
(実施形態2)
本実施形態の歩容改善支援システムは、図6に示すように、実施形態1の構成に心拍センサ50を設けたものであり、心拍センサ50は使用者Hの胸部(図3中の破線参照)または腕部に装着されて、使用者Hの心拍に同期した心拍信号を生成し、この心拍信号を無線信号でコントローラ40へ送信する。
コントローラ40の目標ピッチ設定部403は、無線通信部401を介して受け取った心拍信号に基づいて心拍数を測定し、この心拍数に基づいて目標とするピッチ数を変更する。具体的には、ジョギング時に実施形態1と同様に設定した目標ピッチに対して、運動強度が大きすぎて使用者Hの心拍数が所定数より高くなった場合にはピッチ数を下げた目標ピッチに変更し、測定した心拍数が100〜120回/分となるように目標ピッチを再設定する。したがって、使用者Hの身体への安全性を考慮した目標ピッチを設定することができる。
また、上記実施形態1,2では、使用者の足裏に与える刺激として振動刺激を例示しているが、ペルチェ素子を用いた温度刺激(冷却、加熱)等の他の刺激であってもよい。
なお、上述の各実施形態における「歩行」とは、散歩やウォーキング等に加えて、ジョギングやランニング等の走行も含むものとする。
実施形態1の歩容改善支援システムのブロック構成を示す図である。 同上の使用者への装着状態を示す図である。 同上の使用者の足裏を示す図である。 同上の振動装置のブロック構成を示す図である。 (a)〜(c)同上のピッチと振動命令を示す図である。 実施形態2の歩容改善支援システムのブロック構成を示す図である。
符号の説明
10,10 圧力センサ
20,20 振動装置
30,30 無線通信部
40 コントローラ
401 無線通信部
402 ピッチ測定部
403 目標ピッチ設定部
404 振動命令生成部

Claims (5)

  1. 歩行時の目標ピッチを設定する目標ピッチ設定手段と、
    設定した目標ピッチに基づいて使用者の足に刺激を与える刺激出力手段と
    を備えることを特徴とする歩容改善支援システム。
  2. 前記刺激出力手段は、使用者の足裏に刺激を与えることを特徴とする請求項1記載の歩容改善支援システム。
  3. 前記刺激出力手段は、使用者が履いた靴のインナーソールに設けられることを特徴とする請求項1または2記載の歩容改善支援システム。
  4. 使用者の心拍数を測定する心拍数計測手段を備え、前記目標ピッチ設定手段は、測定された心拍数に基づいて歩行時の目標ピッチを設定することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の歩容改善支援システム。
  5. 使用者の足裏の圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記刺激出力手段は、圧力検出手段が検出した足裏の圧力に基づいて歩行時のピッチを導出し、当該導出したピッチと前記設定した目標ピッチとがずれた場合に使用者の足裏に刺激を与えることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の歩容改善支援システム。
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