JP2009105683A - 接続通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスタ機器の通信部の数に限られず、複数の接続通信機器をマスタ機器と通信可能にする。
【解決手段】接続通信機器1は、制御部2と、第1通信部11及び第2通信部12を有し、第1通信部11にはマスタ機器100が接続され、第2通信部12に通信機器51が接続されている。マスタ機器100は、接続通信機器1と第1通信プロトコルに基づいて通信し、通信機器51と第2通信プロトコルに基づいて通信する。制御部2には、各通信プロトコルに基づくデータのヘッダ情報及びフッタ情報の転送条件をそれぞれ第1通信部11と第2通信部12に関連付けて指定した転送条件情報が設定されている。マスタ機器100からのデータを第1通信部11にて受信すると、制御部2は受信データを判定し、転送条件にマッチするかどうかに応じて、第2通信部12から通信機器51に送信する転送処理や、接続通信機器1自身によるデータ処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部のマスタ機器に通信可能に接続されて使用される接続通信機器に関する。
例えば、工場のオートメーションシステム等においては、表示パネルや温調器等の接続通信機器をプログラマロジックコントローラ等のマスタ機器の通信ポートに接続して通信させ、マスタ機器と連携させて動作させることが行われている。図8は、マスタ機器800と1台の接続通信機器81とで構成される通信システム80の接続図を示す。図に示すように、マスタ機器800の通信ポートである通信部810と接続通信機器81の通信部83とがデータ通信可能に接続されることにより、マスタ機器800の制御部802と接続通信機器81の制御部82との間でデータを送受信し、そのデータに基づき接続通信機器81が動作するように構成されている。接続通信機器81には、マスタ機器800の通信部810と接続される通信部83の他に、外部のパーソナルコンピュータ等に接続可能な通信部84が設けられている。
上述のような通信システム80において、複数台の接続通信機器81を接続して使用するためには、マスタ機器の通信部の数が、接続される接続通信機器81の台数と同じかそれより多くなければならない。図9は、例えば2台の接続通信機器81をマスタ機器801に接続して構成された通信システム90の接続図を示す。マスタ機器801は、通信部810を2つ有している。各接続通信機器81は、マスタ機器801に2つ設けられた通信部810に、マスタ機器801と通信しつつ動作可能に、それぞれ接続される。ところが、このように接続通信機器81の台数が多い通信システム90を構成する場合、マスタ機器801の通信部810の数が少なければ、そのマスタ機器801の通信部810を増設したり、通信部810の数が多い別のマスタ機器801を用いることが必要である。しかしながら、通信部810を増設する作業を行うことは、マスタ機器801の回路構成を変更する必要があるため困難である場合が多い。また、通信部810の数が多いマスタ機器801は高価であるため、それを用いるには費用がかかるという問題がある。
ここで、例えば特許文献1には、2つのイーサネットアダプタを有し、一方のイーサネットアダプタを介して受け取ったパケットが自分宛のものでなければ他方のイーサネットアダプタから送信するように構成された表示装置を用いた多連表示システムが開示されている。しかしながら、通信システム80,90のようなマスタ機器801と接続通信機器81とを用いたネットワークは、近年多様化しており、マスタ機器801との間の通信プロトコルが互いに異なる複数の接続通信機器81を同時にマスタ機器と共に用いる場合がある。そのような場合には、この特許文献1に開示されているような構成では、マスタ機器801と各接続通信機器81との通信を行うことが困難な場合がある。
特開2005−31292号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、マスタ機器の通信部の数に限られず、複数の接続通信機器をマスタ機器と通信可能にすることができる接続通信機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、外部機器に接続され、その外部機器との間でデータを通信可能な複数個の通信部と、前記通信部により受信されたデータに基づき機器の動作を制御する機能を有する制御部とを備えた接続通信機器であって、前記制御部は、ユーザにより設定される転送条件を示す転送条件情報を記憶可能な記憶手段と、前記通信部により受信されたデータの一部又は全部の内容の判別結果と前記記憶手段に記憶された転送条件情報とに基づき、当該データについての転送先となり前記転送条件を満たす通信部を決定する判定手段と、前記判定手段により決定された通信部から当該データを送信させる転送手段とを有しているものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記判定手段は、前記通信部により受信されたデータについて、前記転送条件を満たす通信部が存在しない場合には、当該データを破棄するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記制御部は、ユーザが、所定の設定ツールを用いて、前記データのヘッダ情報及びフッタ情報を前記転送条件として転送先の通信部に関連付けて指定することにより、前記転送条件情報を設定可能に構成されているものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記制御部は、ユーザが、所定の設定ツールを用いて、前記データに含まれるコマンドを前記転送条件として転送先の通信部に関連付けて指定することにより、前記転送条件情報を設定可能に構成されているものである。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記制御部は、所定の高級言語を用いて記述されたプログラムを前記転送条件情報として設定可能に構成されているものである。
請求項1の発明によれば、制御部が、転送条件情報に基づいて決定された通信部からデータを送信する転送機能を有しているので、一つの通信部を介してマスタ機器に当該接続通信機器を接続し、他の1つの通信部に他の接続通信機器等を接続することにより、他の1つの通信部に接続された接続通信機器等とマスタ機器とを通信可能に接続することができる。従って、マスタ機器に設けられている通信部の数よりも多くの機器をマスタ機器と通信可能な状態として通信システムを構成することができる。転送条件情報はユーザにより設定可能であるので、転送条件情報を適切に設定することにより、マスタ機器から送信されたデータを適当な接続通信機器等に送信することができ、複数の接続通信機器等の通信プロトコルが互いに異なる場合でも、それらを同時にマスタ機器と共に使用することができる。
請求項2の発明によれば、転送条件を満たす通信部が存在しない場合にデータが破棄されるので、適切に転送条件を設定することにより、転送すべきでないデータが転送されてしまうことがなく、通信の信頼性をより向上させることができる。
請求項3の発明によれば、転送条件情報として、データのヘッダ情報及びフッタ情報を転送先の通信部に関連付けて指定するので、例えば、マスタ機器との通信プロトコルが当該接続通信機器とその転送先の接続通信機器等とで互いに異なる場合であっても、マスタ機器から送信されたデータを適切な接続通信機器等に受信させることができる。所定の設定ツールを用いるので、ユーザは、容易に転送条件情報を設定することができる。
請求項4の発明によれば、転送条件情報として、データに含まれるコマンドを転送先の通信部に関連付けて指定するので、上述と同様に、例えばマスタ機器との通信プロトコルが当該接続通信機器とその転送先の接続通信機器等とで互いに異なる場合であっても、マスタ機器から送信されたデータを適切な接続通信機器等に受信させることができる。所定の設定ツールを用いるので、ユーザは、容易に転送条件情報を設定することができる。
請求項5の発明によれば、制御部は、所定の高級言語を用いて記述したプログラムを転送条件情報として転送機能を実行可能であるので、マスタ機器と接続可能にする接続通信機器等の仕様等に応じて、転送条件情報をより柔軟に設定したり、より複雑に設定することができる。また、ユーザは、転送条件情報となるプログラムを所定の高級言語を用いて記述することができるので、複雑な転送条件情報を容易に設定することができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る接続通信機器を含む通信システムの構成例を示す。接続通信機器1は、例えば、プログラマブルロジックコントローラであるマスタ機器100に接続して用いられる表示モニタや温調器等である。図に示す通信システム10において、接続通信機器1には、マスタ機器100の他、例えば、2次元コードリーダ等である通信機器51が接続されている。マスタ機器100は、例えばマイコンやメモリ等で構成された制御部102と、外部機器と通信するための通信ポートである通信部110とを有している。本実施形態において、例えば、マスタ機器100の制御部102は、接続通信機器1と所定の第1通信プロトコルにより通信可能に、通信機器51と所定の第2通信プロトコルにより通信可能に構成されている。通信機器51は、機器の動作を制御する制御部52と、外部機器と通信するための通信ポートである通信部53とを有している。
接続通信機器1は、例えばマイコン(図示せず)や情報を記録可能なメモリ(記憶手段)3等で構成されており、接続通信機器1の動作を制御する制御部2と、2つのイーサネットアダプタ等の通信ポートである第1通信部(ポート1)11及び第2通信部(ポート2)12を有している。第1通信部11と第2通信部12は、それぞれ制御部2に接続されている。各第1通信部11及び第2通信部12に接続された外部機器から接続通信機器1に送信されたデータは、各第1通信部11及び第2通信部12により受信され、制御部2に伝送される。制御部2は、伝送されたデータに基づいて、接続通信機器1の動作を制御する機能を有している。また、制御部2は、接続通信機器1から外部機器に伝送するデータを第1通信部11及び第2通信部12に伝送する。これにより、第1通信部11及び第2通信部12から、そのデータが、当該外部機器により受信可能に送信される。この通信システム10において、第1通信部11とマスタ機器100の通信部110とは、例えばイーサネットケーブルなどの接続ケーブルを介してデータ通信可能に接続されている。また、第2通信部12と通信機器51の通信部53とは、同様に、接続ケーブルを介してデータ通信可能に接続されている。
ここで、本実施形態において、マスタ機器100は、接続通信機器1と第1通信プロトコルによる通信が可能であるうえに、接続通信機器1が行う転送機能により、接続通信機器1を介して、通信機器51と第2通信プロトコルによる通信が可能である。転送機能は、判定手段及び転送手段として機能する制御部2の制御により行われる。以下に、接続通信機器1が実行可能な転送機能について説明する。
本実施形態において、接続通信機器1の制御部2は、ユーザにより設定可能な転送条件情報を有している。そして、第1通信部11により受信されたデータの内容を判定し、例えばメモリ3に記憶されて設定されている転送条件情報に基づき、そのデータを第2通信部12から送信可能に構成されている。転送条件情報は、制御部2が、データの一部又は全部の内容を判別した上で、その判別結果に基づき、当該データが第1通信プロトコルに基づくものであるか、第2通信プロトコルに基づくものであるかを判別できるような転送条件を示すように設定されるものである。転送条件情報は、例えば、メモリ3に記憶されている。転送条件情報の設定は、予め、ユーザが、第1通信部11又は第2通信部12を介してパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)を接続通信機器1に接続し、そのPCにて動作する設定用ソフトウェアを用いて、メモリ3に記憶させるデータを編集することにより行われる。すなわち、ユーザは、PCで動作する設定用ソフトウェアを設定ツールとして用いて、転送条件情報を容易に設定することができる。
図2は、転送条件情報の一例を示す。転送条件情報は、設定ツールを用いることにより、例えば、テキスト形式でユーザが確認可能にPCのモニタ上に表示出力させつつ編集することが可能である。転送条件情報は、受信されたデータの転送先となる第1通信部11及び第2通信部12にそれぞれ関連付けて、データのヘッダ情報及びフッタ情報が指定されて設定される。例えば、接続されるマスタ機器100と接続通信機器1との間の第1通信プロトコルが、データのヘッダをSTXとしてデータの終端をCRとするものであり、マスタ機器100と通信機器51との間の第2通信プロトコルが、データのヘッダを%としてデータの終端をLFとするものであるとする。2つの通信プロトコルで通信可能なマスタ機器100は、第1通信部11に接続されるとする。このとき、転送条件情報としては、図2に示すように、第1通信プロトコルに基づくデータのヘッダ情報及びフッタ情報を、マスタ機器100と接続通信機器1とを直接接続する際に介される第1通信部(図に[ポート1]として示す)11に対応させて関連付けて記述し、第2通信プロトコルに基づくデータのヘッダ情報及びフッタ情報を、接続通信機器1と通信機器51とを直接接続する第2通信部(図に[ポート2]として示す)12に対応させて関連付けて記述して設定される。なお、本実施形態において、マスタ機器100が直接に接続された第1通信部11をデータの転送先として指定することは、データを接続通信機器1自身で処理し、他の第2通信部12を介して外部機器に転送しないことを意味している。
図3は、制御部2の制御により行われる転送機能の流れを示す。先ず、接続通信機器1の第1通信部11が、マスタ機器100からデータを受信すると(S11)、制御部2は、その受信されたデータの一部であるヘッダ情報及びフッタ情報の内容又は当該データの全部の内容を読み取る(S12)。制御部2は、メモリ3に記憶されている上記のような転送条件情報に基づいて、当該転送条件情報により指定されているヘッダ情報及びフッタ情報の転送条件のうち受信データのヘッダ情報及びフッタ情報にマッチするものがあるかどうかを判断する(S13)。このとき、例えば、受信データが第2通信プロトコルに基づくものであり、ヘッダが%であってフッタがLFであれば、制御部2は、そのデータは転送条件にマッチするが、転送先は自身ではないと判断する(S13:YES,S14:NO)。そして、そのヘッダ情報及びフッタ情報に対して転送条件情報において指定されている第2通信部12から送信する転送処理を行う(S15)。これにより、マスタ機器100から送信された第2通信プロトコルに基づくデータは、接続通信機器1の第2通信部12を経由して通信機器51の通信部53に転送され、通信機器51の制御部52とマスタ機器100の制御部102との間で通信することができる。なお、マスタ機器100から第1通信プロトコルに基づくデータが送信されたときには、制御部2は、上述と同様に、そのデータは転送条件にマッチすると判断するが(S13:YES)、そのヘッダ情報及びフッタ情報に対して、当該接続通信機器1自身を示す第1通信部11が指定されていることから、そのデータは当該接続通信機器1自身に向けたものであると判断して(S14:YES)、転送処理を行わず、制御部2によりその受信データについてのデータ処理が行われる(S16)。これにより、マスタ機器100から送信された第1通信プロトコルに基づくデータは、接続通信機器1で処理され、マスタ機器100と接続通信機器1との間で通信することができる。
マスタ機器100から第1通信プロトコルに基づくものでも第2通信プロトコルに基づくものでもないデータが送信された場合には、制御部2は、転送条件情報にそのデータのヘッダ情報及びフッタ情報にマッチする転送条件が無いことから(S13:NO)、そのデータは不要であるとして、受信データの破棄を行う(S20)。これにより、第2通信部12に接続された通信機器51に、その通信機器51では用いられないデータが転送されてしまうことがなく、通信機器51とマスタ機器100との通信の信頼性が向上するように構成されている。
ここで、本実施形態の転送機能において、制御部2は、第2通信部12にて受信されたデータは、常に第1通信部11からマスタ機器100に送信するように構成されている。これにより、通信機器51からマスタ機器100に向けてレスポンス等のデータを送信し通信することができる。すなわち、通信機器51の通信部53から送信されたデータが第2通信部12で受信されると、制御部2は、それを第1通信部11から送信する転送処理を行う。これにより、上述とは逆方向に、通信機器51からマスタ機器100にデータが転送され、マスタ機器100により受信可能になる。なお、制御部2は、第2通信部12によりデータが受信されたときに対応する転送条件情報も有しており、通信機器51からデータが送信されたときには、その転送条件情報に基づき上述と同様に転送処理を実行可能に構成されていてもよい。これにより、通信機器51からマスタ機器100にデータが送信されるときにも、不要なデータを破棄することなどが可能になり、さらに通信の信頼性を向上させたり、マスタ機器100の動作を安定化させたりすることができる。
このように、本実施形態においては、第1通信部11を介してマスタ機器100に接続通信機器1を接続し、第2通信部12に通信機器51を接続することにより、通信機器51とマスタ機器100とを通信可能に接続することができる。従って、マスタ機器100に設けられている通信部110の数が1つであっても、2つの機器をマスタ機器100と通信可能な状態として通信システム10を構成することができる。転送条件情報はユーザにより設定可能であるので、転送条件情報を適切に設定することにより、マスタ機器100から送信されたデータを適当な接続通信機器1や通信機器51に送信することができ、接続通信機器1と通信機器51との通信プロトコルが互いに異なる場合でも、それらを同時にマスタ機器100と共に使用することができる。転送条件情報として、データのヘッダ情報及びフッタ情報を転送先の通信部に関連付けて指定するので、例えば、マスタ機器100との通信プロトコルが接続通信機器1とその転送先である通信機器51とで互いに異なる場合であっても、マスタ機器100から送信されたデータを適切な機器に受信させることができる。所定の設定ツールを用いるので、ユーザは、容易に転送条件情報を設定することができる。
なお、本実施形態において、複数個の接続通信機器1をマスタ機器に直列に接続してもよい。図4は、2つの接続通信機器1と1つの通信機器51とをマスタ機器120に接続して構成された通信システム20を示す。この通信システム20において、一方の接続通信機器1の第1通信部11がマスタ機器120の通信部110に接続され、当該一方の接続通信機器1の第2通信部12に、他方の接続通信機器1の第1通信部11が接続されている。そして、当該他方の接続通信機器1の第2通信部12に、通信機器51の通信部53が接続されている。マスタ機器120は、上記一方の接続通信機器1、他方の接続通信機器1、及び通信機器51と、それぞれ、第1通信プロトコル、第2通信プロトコル、第3通信プロトコルにより通信するように構成されているとする。このとき、上記一方の接続通信機器1の制御部2には、マスタ機器100から送信されたデータが第2通信プロトコル又は第3通信プロトコルに基づくものであるとき、そのデータを第2通信部12から送信する転送処理を行うように、転送条件情報が設定される。また、上記他方の接続通信機器1の制御部2には、マスタ機器100から送信され一方の接続通信機器1により転送されたデータが、第3通信プロトコルに基づくものであるとき、そのデータを第2通信部12から送信する転送処理を行うように、転送条件情報が設定される。このように各接続通信機器1の転送条件情報を適切に設定することにより、上述と同様に、各機器をマスタ機器100と適切に通信できるように接続することが可能になる。
また、本実施形態において、制御部2は、上述とは異なる様式にて設定された転送条件情報に基づき転送機能を行うように構成されていてもよい。図5は、マスタ機器801からのデータに含まれるコマンドについての転送条件を設定した場合の転送条件情報の設定例を示す。図に示すように、この設定例では、転送条件情報として、第1通信プロトコルに基づく通信と第2通信プロトコルに基づく通信のそれぞれにおいて用いられるコマンドを、転送先となる第1通信部11及び第2通信部12にそれぞれ関連付けて設定する。このとき、制御部2は、例えば、第1通信部11にて受信されたデータが、第2通信部12に関連付けて設定されたコマンドを含むものであれば、制御部2は、そのデータを、第2通信部12から送信することにより、ヘッダ情報とフッタ情報を転送条件として指定した場合と同様に、転送処理を行うことができる。このような転送条件設定は、上述と同様に、PC等で動作する設定ソフトウェア等、設定ツールを用いることにより、ユーザにより容易に設定可能である。
また、例えば、転送条件情報として、例えばC言語やBASIC言語等の所定の高級言語を用いて記述されたプログラムを設定してもよい。図6は、このような所定の高級言語で記述されたプログラムを用いた場合の転送条件情報の設定例を示す。この場合、制御部2は、所定の高級言語を解釈可能に構成されている。そして、制御部2は、そのプログラムを解釈して得られた転送条件情報に基づき、第1通信部11又は第2通信部12により受信されたデータについて、転送処理等を行ったりすることができる。このようにプログラムを転送条件情報として転送機能を実行可能にすることにより、マスタ機器100と接続可能にする接続通信機器1の仕様等に応じて、例えば受信データ内に特定の文字列が含まれるかどうか等により転送処理の態様を変更したり、複数種類の条件を満たした場合にデータの転送処理を行ったりすることができる。従って、上記のような、データのヘッダ情報及びフッタ情報や、コマンドの一致不一致等の転送条件に応じて転送処理を行う場合と比較し、転送条件設定をより柔軟に設定したり、より複雑に設定することができる。また、ユーザは、複雑な転送条件情報を、高級言語を用いることにより、容易に設定することができる。さらにまた、例えば、受信データ内に所定の文字列が含まれているときに、当該文字列を他の所定の文字列に置き換え、置き換え後のデータを転送する転送処理を行う等、転送処理を行う際に、所定の翻訳処理等、種々のデータ処理を併せて行うようにプログラムを記述してもよい。この場合、例えば、マスタ機器100と転送先となる通信機器51とが、それぞれの使用可能な通信プロトコルの仕様が若干異なる等、通信に際して互いの互換性が低いような場合であっても、マスタ機器100と通信機器51との間でデータの翻訳処理を行うことにより、互いに通信可能にすることができる。
図7は、第2実施形態に係る接続通信機器31を含む通信システム30の構成例を示す。この通信システム30においては、接続通信機器31がマスタ機器130に接続されて、その接続通信機器31に、複数台の通信機器51が接続されている。以下、第2実施形態について、上述の第1実施形態と同様の構成のものには同一の符号を付し、第1実施形態と相違する部分についてのみ説明する。接続通信機器31は、外部機器と通信するための通信ポートとして、第1通信部(ポート1)11、第2通信部(ポート2)12、・・・、第N通信部(ポートn)10+nのN個(例えば3個)の通信部11,12,…,10+nを有している。これらN個の通信部11,12,…,10+nは、それぞれ、メモリ33を有する制御部32に接続されている。この通信システム30では、第1通信部11に、第1実施形態と同様にマスタ機器130の通信部110が接続されている。また、第2通信部11乃至第N通信部10+nに、(N−1)個の通信機器51が接続されている。マスタ機器130は、接続通信機器31及び各通信機器51と、それぞれ、互いに異なる、第1通信プロトコル乃至第N通信プロトコルに基づく通信を行うように構成されている。
接続通信機器31の制御部32は、マスタ機器130から送信され第1通信部により受信されたデータの内容を判定し、メモリ33に記憶された転送条件情報に基づいて、第2通信部12乃至第N通信部10+nから選択した通信部からそのデータを送信する転送処理又は当該接続通信機器31によるデータ処理を実行する転送機能を有している。この転送機能は、第1実施形態と同様に、例えば、第1通信部11、第2通信部12、・・・第N通信部10+nに関連付けてユーザが指定した、各通信プロトコルに基づくデータのヘッダ情報及びフッタ情報の転送条件に応じて行われる。ユーザが適切に転送条件情報を設定し、制御部32がその転送条件情報に基づいて転送機能を実行することにより、マスタ機器130から送信されたデータが、接続通信機器31の通信部12,…,10+nを介して適正な受信先である通信機器51に送信され、当該通信機器51の通信部53で受信され、マスタ機器130と各通信機器51が通信可能になる。第2実施形態において、各通信機器51から送信されたデータが、それぞれの通信機器51が接続された通信部12,…,10+nに受信されると、制御部32は、そのデータを第1通信部11から送信するように構成されている。これにより、各通信機器51からマスタ機器130へのレスポンスデータの送信等を行うことができるように構成されている。
このように、本実施形態においては、多数の通信部11,12,…,10+nを有する1台の接続通信機器31を用いてマスタ機器130に接続することにより、マスタ機器130に設けられている通信部110の数にかかわらず、多数の通信機器51や他の接続通信機器等をマスタ機器130と適切に通信可能な状態として通信システム30を構成することができる。なお、第2実施形態においても、上記と同様、ヘッダ情報及びフッタ情報の転送条件に限らず、例えばコマンドを転送条件として指定したり、所定の高級言語を用いて記述されたプログラムを転送条件情報としたりすることができるように構成されていてもよい。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、接続通信機器の通信部とマスタ機器の通信部や外部の通信機器の通信部とは、無線を介してデータ送受信可能に接続されていてもよい。また、転送条件情報は、上記の図に示すような形式で記述されているものに限られず、制御部が読み込み可能な形式のデータであればよい。
さらにまた、上記第2実施形態のように、接続通信機器に複数の通信部が設けられている場合、制御部は、第1通信部によりデータが受信された場合のほか、他の通信部からデータが受信された場合にも、転送機能を実行するように構成されていてもよい。このとき、転送条件情報として、例えば、各通信部別に、当該通信部によりデータが受信された場合の転送条件を指定すればよい。このような構成により、接続通信機器を用いてより種々の転送処理等を実行させることができ、各機器の通信部の数にかかわらず、多様な通信システムを構成することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る接続通信機器を用いた通信システムの一例を示すブロック図。 上記接続通信機器の転送条件情報の一例を示す図。 上記接続通信機器の転送機能の動作の流れを示すフローチャート。 上記接続通信機器を用いた通信システムの別例を示すブロック図。 上記転送条件情報の別例を示す図。 上記転送条件情報として用いられるプログラムの一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る接続通信機器のマスタ機器への接続例を示すブロック図。 従来のマスタ機器と1つの接続通信機器と含む通信システムの一例を示すブロック図。 従来のマスタ機器に複数の接続通信機器とを含む通信システムの一例を示すブロック図。
1,31 接続通信機器
10 通信システム
100,120,130 マスタ機器(外部機器)
11,12,…,10+n 通信部
2,32 制御部(判定手段、転送手段)
3 メモリ(記憶手段)
51 通信機器(外部機器)

Claims (5)

  1. 外部機器に接続され、その外部機器との間でデータを通信可能な複数個の通信部と、前記通信部により受信されたデータに基づき機器の動作を制御する機能を有する制御部とを備えた接続通信機器であって、
    前記制御部は、
    ユーザにより設定される転送条件を示す転送条件情報を記憶可能な記憶手段と、
    前記通信部により受信されたデータの一部又は全部の内容の判別結果と前記記憶手段に記憶された転送条件情報とに基づき、当該データについての転送先となり前記転送条件を満たす通信部を決定する判定手段と、
    前記判定手段により決定された通信部から当該データを送信させる転送手段とを有していることを特徴とする接続通信機器。
  2. 前記判定手段は、前記通信部により受信されたデータについて、前記転送条件を満たす通信部が存在しない場合には、当該データを破棄することを特徴とする請求項1記載の接続通信機器。
  3. 前記制御部は、ユーザが、所定の設定ツールを用いて、前記データのヘッダ情報及びフッタ情報を前記転送条件として転送先の通信部に関連付けて指定することにより、前記転送条件情報を設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接続通信機器。
  4. 前記制御部は、ユーザが、所定の設定ツールを用いて、前記データに含まれるコマンドを前記転送条件として転送先の通信部に関連付けて指定することにより、前記転送条件情報を設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接続通信機器。
  5. 前記制御部は、所定の高級言語を用いて記述されたプログラムを前記転送条件情報として設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接続通信機器。
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