JP2009104546A - 端末監視システムおよび端末監視プログラム - Google Patents

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【課題】端末における業務外操作をより確実に監視可能にする。
【解決手段】モニタ3と音声出力指令を出力する音声出力処理部13を備えた端末を監視する端末監視システムであって、モニタに表示されている操作画面から取得される操作画像とその取得時間情報とを含む操作画像情報を取得する画像取得部21、操作画像情報を保存する画像保存部31、音声出力処理部から出力される音声出力指令を検出する音声出力指令検出部22、音声出力指令検出部22で音声出力指令を検出した際の音声検出情報を保存する音声検出情報保存部32、画像保存部に保存された操作画像のうち、取得時間情報が異なる第1画像と第2画像を抽出し、比較を行う画像比較部23、画像比較部23における比較結果と、第1画像と第2画像との間に発生した音声検出情報に基づき業務外操作を検出する業務外操作検出部24を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末を監視するシステムに関し、特に端末における業務外操作を監視する技術に関する。
従来、端末における操作を監視する様々な方法が検討されている。特許文献1では、ユーザが端末において行った入力やアプリケーション操作の内容がサーバに送信され、サーバで所定の操作と比較することで不正操作か否かを判定している。特許文献2は、端末での操作のうち、WEBサイトへのアクセスを監視し、不適切なサイトへのアクセスを制限するものである。これを実現するために、特許文献2では、WEBサイトの画像の特徴量を抽出し、その特徴量に基づきアクセスの可否を判定している。同様に、画像を用いた監視技術として特許文献3がある。特許文献3では、監視対象を撮影した動画像を基準フレームと変化量情報として表現し、変化量情報が所定以上であれば異常であると判断するものである。
特開2007−18235(段落番号0011、図2、図5) 特開2005−242833(段落番号0022) 特開平10−210449(段落番号0009−0011、図1)
しかしながら、特許文献1のように端末における入力やアプリケーション操作の内容のみからでは、十分に不正操作を検出することができない。例えば、WEBブラウザ上で動作するゲームを行っている場合には、見掛け上はWEBブラウザを操作しているに過ぎないため、ゲームを行っていると判定することは困難である。一方、特許文献2の技術は上述のようにWEBへのアクセス制限を行うための技術であるが、端末における操作の監視に用いることは可能である。この場合、端末のモニタに表示される画面を操作画像として取得し、その操作画像の特徴量に基づき不正操作等を検出することとなる。しかし、業務に使用される端末では、画像をはじめ様々な情報が表示される可能性があり、そのような操作画像の特徴量から不正操作等を検出するルールの作成は非常に困難である。また、特許文献3の技術も、操作画像間の変化量を不正操作等の判定基準とすることにより、端末における不正操作等の検出に用いることができる。しかし、操作画像の変化量のみからでは、動きの少ないゲーム等の不正操作が行われていることを検出することは困難であり、また動きの少ないゲーム等を検出するために変化量の閾値を下げると、誤検出が増える問題がある。
このような問題点に鑑み、本発明の課題は、端末における業務外操作をより確実に監視可能な端末監視システムおよび端末監視プログラムを提供することである。
本発明の端末監視システムは、モニタと音声出力指令を出力する音声出力処理部とを備えた端末を監視する端末監視システムであって、前記モニタに表示されている操作画面から取得される操作画像と当該操作画像の取得時間情報とを含む操作画像情報を取得する画像取得部と、前記操作画像情報を保存する画像保存部と、前記音声出力処理部から出力される音声出力指令を検出する音声出力指令検出部と、前記音声出力指令検出部で音声出力指令を検出した際の音声検出情報を保存する音声検出情報保存部と、前記画像保存部に保存された操作画像のうち、前記取得時間情報が異なる第1画像と第2画像を抽出し、比較を行う画像比較部と、前記画像比較部における比較結果と、前記第1画像と第2画像との間に発生した前記音声検出情報に基づき業務外操作を検出する業務外操作検出部とを備えている。
これにより、操作画像の変化と音声出力の変化を考慮した業務外操作の検出が可能となっている。すなわち、画像の変化に伴い音声出力が変化するゲームや動画視聴等のような操作を業務外操作として検出することができる。
本発明の端末監視システムの好適な実施形態の一つでは、前記画像比較部は、前記第1画像および第2画像の所定の一部分を比較する。これにより、操作画像全体としての変化は小さいが、特定部分のみに着目した場合には変化が大きい場合にも業務外操作を検出することが可能となっている。
また、本発明の端末監視システムの好適な実施形態の一つでは、前記端末で行われた操作に応じて、前記操作画像に含まれるウィンドウの情報を少なくとも含む操作情報を生成する操作情報生成部と、前記操作情報を保存する操作情報保存部をさらに備え、前記所定の一部分は、所定のウィンドウ部分である。これにより、操作画像全体としての変化は小さいが、特定のアプリケーションウィンドウでは変化が大きい場合にも業務外操作を検出することが可能となっている。
本発明の端末監視プログラムは、モニタと音声出力指令を出力する音声出力処理部とを備えた端末を監視する端末監視システムのための端末監視プログラムであって、前記モニタに表示されている操作画面から取得される操作画像と当該操作画像の取得時間情報とを含む操作画像情報を取得する画像取得機能と、前記操作画像情報を画像保存部に保存する画像保存機能と、前記音声出力処理部から出力される音声出力指令を検出する音声出力指令検出機能と、前記音声出力指令を検出した際の音声検出情報を保存する音声検出情報保存機能と、前記画像保存部に保存された操作画像のうち、前記取得時間情報が異なる第1画像と第2画像を抽出し、比較を行う画像比較機能と、当該比較結果と、前記第1画像と第2画像との間に発生した前記音声検出情報に基づき業務外操作を検出する業務外操作検出機能とをコンピュータに実現させることを特徴としている。当然ながら、このような端末監視プログラムも、上述した端末監視システムと同様の作用効果を得ることができ、上述した付加的構成を備えることもできる。
〔第1の実施形態〕
以下に図面を用いて、端末の業務外操作を監視する本発明の端末監視システムを説明する。なお、本実施形態において業務外操作とは、モニタ3に表示される画像の変化に伴い音声出力が変化するゲームや動画視聴等のような操作をいう。
本発明の端末監視システムは、単体のコンピュータによりスタンドアロン型で構成することができるが、図1に示すように、サーバS、およびクライアント端末(以下、端末と称する)Cからクライアント−サーバ型として構成することも可能である。クライアント−サーバ型として構成する場合には、サーバSおよび各端末Cは通信ネットワーク(以下、ネットワークと称する)Nにより接続されている。前記ネットワークNは、企業や学校等の限られた施設内において情報を物理的に送るケーブルと、LANスイッチやハブ等でなる中継機器を備えたCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式のイーサネット(Ethernet)(商標)型のLANとして構成されたものであるが、このネットワークNとしてイーサネット型のLAN以外に、インターネットの技術を用いたイントラネットで構築されたものや、WAN(Wide Area Network)の技術によって構築されるものでも良い。
前記サーバSは、少なくとも汎用コンピュータ1で構成されており、必要に応じてモニタ3、入力機器4(キーボード4a、マウス4b等)、スピーカ5を備えた構成とすることができる。端末Cは、少なくともコンピュータ本体2、モニタ3、入力機器4(キーボード4a、マウス4b)およびスピーカ5から構成されている。入力機器4は、これらに限定されるものではなく、他の入力機器を用いても構わない。スピーカ5も音声出力機器の例示として記載されているものであり、ヘッドフォン等他の音声出力機器を用いても構わない。
次に、端末Cを用いたスタンドアロン型で構成した本発明の端末監視システムの第1の実施形態を図2の機能ブロック図に基づき説明する。端末Cは、モニタ3に各種表示を行うと共に入力機器4からの入力を取得するGUI部11、各種データ処理を行うデータ処理部12、前記データ処理部12の処理を受け音声出力指令を出力する音声出力処理部13、前記音声出力指令を受けてスピーカ5を介して音声を出力する音声出力部14、前記GUI部11によりモニタ3に表示された操作画像に関する操作画像情報を取得する画像取得部21、前記音声出力処理部13により音声出力指令が出力されたことを検出し音声検出情報を生成する音声出力指令検出部22、前記画像取得部21により取得された操作画像情報を保存する画像保存部31および前記音声出力指令検出部22により生成された音声検出情報を保存する音声検出情報保存部32として機能する保存部30、画像保存部31に保存された2つの操作画像を比較する画像比較部23、前記画像比較部23における比較結果と前記音声検出情報保存部32に保存された音声検出情報に基づき業務外操作を検出する業務外操作検出部24、および前記業務外操作検出部24により業務外操作が検出された場合に各種制御指示を行う制御部25を備えている。なお、本発明における操作画像情報には、少なくとも端末Cのモニタ3に表示された画面をキャプチャして取得される操作画像と、操作画像がキャプチャされた日時(以下、操作画像取得時間情報と称する)とが含まれている。
ここで、データ処理部12、音声出力処理部13、画像取得部21、音声出力指令検出部22、画像比較部23、業務外操作検出部24、制御部25は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュール等)がハードウェアに読み込まれることでその処理が実行されるが、これらをハードウェアとの組み合わせにより構成しても良いし、ロジック等を組み合わせたハードウェアのみで構成しても構わない。
また、本発明の端末監視システムをクライアント−サーバ型で構成すると図3に示す機能ブロック図となる。この場合には、画像比較部23、業務外操作検出部24、制御部25および保存部30はサーバSに備えられており、端末Cで取得された操作画像および生成された音声検出情報は端末Cのネットワークインターフェイス(I/F)からネットワークNを介して、サーバSのネットワークI/Fに伝えられ、保存部30に保存される。また、GUI部11は端末CおよびサーバSのいずれにも備えられており、サーバSにはモニタ3が接続されている。
次に本実施形態の端末監視システムの処理の流れを説明する。本実施形態における処理は、操作画像情報の取得/保存、音声検出情報の取得/保存、端末監視の3つの処理が独立して実行されている。以下に、個々の処理の流れを説明する。
〔操作画像情報の取得/保存〕
画像取得部21は所定のタイミングでモニタ3に表示されている操作画像を、GUI部11を介して取得する。所定のタイミングとは、一定時間間隔ごと、所定の操作が行われたタイミング等であるが、これに限定されるものではなく他のタイミングを用いても構わない。画像取得部21は操作画像を取得すると、時刻管理部(図示せず)から操作画像取得時間情報を取得し、操作画像と共に、操作画像情報として画像保存部31に渡す。画像保存部31では、受け取った操作画像情報が記録保存される。
なお、クライアント−サーバ型で構成した場合には、上記の情報と共に端末Cを識別可能な端末識別情報が保存される。端末識別情報は、ネットワークN上で端末Cを特定可能な情報であれば良く、端末ごとに割り当てられたユニークなコード、コンピュータ名、MACアドレス、IPアドレス等を使用することができる。
〔音声検出情報の取得/保存〕
端末Cでは、各種処理に伴い音声出力が生じる場合がある。この場合、音声出力は音声出力処理部13から音声出力部14に対して音声出力指令を発し、その音声出力指令を受けて音声出力部14がスピーカ5を介して音声を出力する。
音声出力指令検出部22は、このような音声出力処理部13の音声出力指令の出力を監視しており、音声出力指令が出力されたことを検知すると、音声検出情報を生成する。本実施形態では、音声検出情報には、少なくとも音声出力指令が出力された日時(以下、音声出力時間情報と称する)が含まれており、音声出力指令検出部22は時刻管理部から、その音声出力時間情報を取得する。
このようにして生成された音声検出情報は、音声検出情報保存部32に保存される。なお、クライアント−サーバ型で構成された場合には、操作画像情報と同様、端末識別情報が併せて保存される。
〔端末監視〕
次に、図4のフローチャートを用いて本実施形態の端末の監視処理の流れを説明する。この監視処理が実行される時点で、操作画像情報および音声検出情報は上述の処理により保存部30(画像保存部31、音声検出情報保存部32)に保存されているものとする。
先ず、画像比較部23により、画像保存部31に保存されている操作画像から、比較対象とする2枚の操作画像が設定される(#10)。比較対象となる2枚の操作画像は、操作画像と共に画像保存部31に保存されている操作画像取得時間情報に基づいて決定される。好ましくは、操作画像取得時間情報に基づき整列した場合に、隣り合う2枚の操作画像を比較対象として設定する。
このようにして設定された2枚の画像は、画像比較部23により比較される(#20)。本実施形態において画像の比較とは、2枚の操作画像間の差異の程度を表す変化量を算出することを言う。具体的には2枚の操作画像における対応する各画素の差分値を求め、差分値が所定の閾値を超える画素(以下、変化画素と称する)を計数し、全画素数に対する変化画素数の割合を算出することを言う。各画素の差分値は、画素を構成する色成分毎の差分値の絶対値和を用いることができるが、好ましくは画素値をCIE L*a*b*等の均等色空間に写像し、その色空間におけるユークリッド距離を用いる。なお、画像の比較方法や画素の差分値の算出方法はこれに限定されるものではなく、2枚の画像の差異の程度が表されているものであれば他の値を用いても構わない。
次に、業務外操作検出部24により、算出された変化量と所定の閾値THが比較されると共に、前記2枚の操作画像の操作画像取得時間情報の間に音声検出情報が存在するか否かが判定される(#30)。このとき、変化量が閾値TH以下もしくは前述のような音声検出情報が存在しない場合(#30のNo分岐)には、処理は終了する。一方、#30の条件が満たされた場合には(#30のYes分岐)、業務外操作が行われていると判定し、制御部25により制御指示が出される(#40)。なお、上述の#30の処理における判定条件を、「前記2枚の操作画像の操作画像取得時間情報の間に音声検出情報が所定回数以上存在する」とすることもできる。このような判定条件を用いることにより、誤判定を低減することができる。
ここで、制御指示とは、端末Cのモニタ3に業務外操作を行っている旨の警告を表示する、端末Cのスピーカ5から警告音を発すること等をいう。また、クライアント−サーバ型で構成した場合には、管理者が使用している端末Cに、業務外操作が行われた旨と共に、当該業務外操作を行った端末Cの端末識別情報を通知する構成とすることもできる。ただし、制御指示は、これらに限定されるものではなく、他の処理を制御指示としても構わない。
なお、クライアント−サーバ型で構成し、端末Cを制御する場合には、サーバSの制御部25からネットワークI/Fを通じて端末Cのデータ処理部12に制御指示が伝えられ、データ処理部12により制御がなされる。
なお、ここでは操作画像の全画素を用いて画像比較を行ったが、所定の一部の画素のみを用いて画像比較を行う構成としてもよい。所定の一部の画素とは、例えば、予め複数の座標を設定しておき、その座標に対応する画素や、操作画像を複数の領域に分割し、特定の領域に属する画素である。これらの場合には、比較に用いた画像数に対する変化画素数の割合が算出され、画像比較部23から業務外操作検出部24に渡される。
このように、本実施形態の端末監視システムでは、操作画像の変化と共に、音声出力指令の有無を用いて業務外操作を判定している。これにより、操作画像の変化と共に音声も変化するような業務外操作を検出することが可能となっている。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の端末監視システムの第2の実施形態を説明する。本実施形態の機能構成は図5に示すように、第1の実施形態の機能部に加え、操作情報生成部41を備えている。操作情報生成部41は、ユーザが端末Cで行った操作を示す情報である操作情報を生成し、操作情報保存部33として機能する保存部30に保存要求を出すものである。操作情報生成部41は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュール等)がハードウェアに読み込まれることでその処理が実行されるが、これらをハードウェアとの組み合わせにより構成しても良いし、ロジック等を組み合わせたハードウェアのみで構成しても構わない。
以下に本実施形態の処理の流れを説明する。本実施形態は、第1の実施形態の処理に加えて、操作情報の取得/保存が行われること、および画像比較部23における画像比較処理の内容が異なっている。他の処理は第1の実施形態と同様なので、同様の処理の説明は省略する。
〔操作情報の取得/保存〕
端末Cでは、ユーザにより各種操作が行われている。操作情報生成部41は、当該操作の内容を示す操作情報を生成し、操作情報保存部33に操作情報の保存要求を行う。本実施形態では、操作情報には少なくとも、当該操作が行われた日時(以下、操作日時と称する)と当該操作が行われたアプリケーションのウィンドウの情報(以下、ウィンドウ情報と称する)が含まれている。さらに、ウィンドウ情報には、少なくともウィンドウ識別情報およびウィンドウのジオメトリ(位置、大きさ)が含まれている。ウィンドウ識別情報とは、ウィンドウを一意に特定可能な情報であれば、如何なる情報でも構わない。また、クライアント−サーバ型で構成されている場合には、操作情報保存部33において、当該操作が行われた端末Cの識別情報が操作情報と共に保存される。なお、本実施形態では、操作が行われた場合のみならず、画像取得部21による操作画像の取得に同期して、少なくともウィンドウ情報と操作日時とを含む操作情報が生成される。この場合、アクティブなウィンドウのウィンドウ情報が含まれる。
〔画像比較処理〕
ここでは、図6のフローチャートを用いて、本実施形態における画像比較部23による画像比較処理の流れを説明する。図4のフローチャートと同じ処理を行う部分には同じ符号を付しており、詳細な説明は省略する。先ず、画像比較部23により2枚の操作画像が比較対象として設定される(#10)。次に、設定された操作画像の操作画像取得時間情報を画像保存部31から取得する(#21)。同時に、取得した操作画像取得時間情報と同じ操作日時を持つ操作情報を操作情報保存部33から取得する。上述したように、操作情報にはウィンドウ情報が含まれているため、取得した操作情報からウィンドウ情報を取得することができる(#22)。このように取得したウィンドウ情報のウィンドウ識別情報を比較し、アクティブウィンドウが同一か否かをチェックする(#23)。アクティブウィンドウが同一であれば(#23のYes分岐)、各々の操作画像のアクティブウィンドウに属する画素同士の比較が行われる。画素の比較方法は第1の実施形態と同様に行う。その後、#30以降の処理が行われることにより端末の監視処理がなされる。一方、アクティブウィンドウが異なる場合(#23のNo分岐)には、画像の比較はスキップされる。ただし、アクティブウィンドウが異なる場合には、第1の実施形態で説明した方法により画像比較を行う構成としても構わない。なお、本実施形態では、アクティブウィンドウ同士を比較対象としているが、同じウィンドウ識別情報を持つウィンドウに属する画素を比較する構成とすることもできる。この場合には、ウィンドウ間の見えている画素同士の比較が行われる。
本実施形態での制御指示として、第1の実施形態の制御指示に加え、業務外操作と判定されたアプリケーションを強制終了させる、そのアプリケーションを使用禁止アプリケーションに登録し、以後の使用を禁止する等を行うことができる。この場合には、操作情報に操作を行ったアプリケーション名を含めておく必要がある。
このように、本実施形態では、操作画像の比較処理において特定のウィンドウに属する画素のみを比較している。このため、業務外操作に係るウィンドウが小さく、操作画像全体を比較すると変化量が小さく判定条件を満たさないような場合にも、ウィンドウに属する画素のみを比較することで、業務外操作を検出することが可能となっている。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の端末監視システムの第3の実施形態を説明する。本実施形態の機能構成は、第1の実施形態と同様であるが、画像比較部23および業務外操作検出部24の動作が異なっている。本実施形態では、業務外操作を検出する時間範囲(以下、検出日時範囲と称する)が予め設定されており、その検出日時範囲における操作画像および音声検出情報を用いて業務外操作の検出を行っている。以下に、図7のフローチャートを用いて本実施形態の処理の流れを説明する。なお、図4のフローチャートと同様の処理部分には同じ番号を付しており、それらの処理の説明は省略する。
先ず、比較回数と条件充足回数を初期化する(#01)。次に、画像比較部23により、検出日時範囲に取得された操作画像から2枚の操作画像が比較対象として設定され(#10)、それらの操作画像の比較が行われる(#20)。好ましくは、検出日時範囲内に取得された操作画像を時系列で整列した場合の、最古から2枚を対象画像として設定する。比較処理は、第1および第2の実施形態で説明した何れの方法を用いても構わない。画像比較処理に続き、第1の実施形態と同様の方法により条件判定が行われる(#30)。条件が満たされた場合(#30のYes分岐)には、条件充足回数と比較回数が共にインクリメントされる(#31、#32)。一方、条件が満たされない場合(#30のNo分岐)には、比較回数のみがインクリメントとされる(#32)。次に、未処理の操作画像の有無がチェックされ(#33)、未処理操作画像がある場合(#33のYes分岐)には、#10に戻り、次の比較対象となる2枚の操作画像が設定される。好ましくは、未処理操作画像の中で最古の2枚が比較対象として設定される。一方、未処理の操作画像が存在しない場合(#33のNo分岐)には、比較回数に対する条件充足回数の割合が求められ、その割合が所定の閾値TH2を超える場合(#34のYes分岐)には、業務外操作が行われたと判定し、制御部25により制御指示が出される(#40)。ただし、業務外操作の判定はこれに限定されるものではなく、条件充足回数を所定の閾値と比較する等、他の方法により行っても構わない。
このように、本実施形態では、業務外操作を検出するための検出日時範囲を設定しておき、その範囲における条件充足回数を求め、その条件充足回数に基づき業務外操作か否かを判定している。これにより、業務外操作の検出精度を高めることが可能となっている。
本発明による端末監視システムのシステム構成図 スタンドアロン型で構成された本発明の第1の実施形態による端末監視システムの機能要素を示す機能ブロック図 クライアント−サーバ型で構成された本発明の第1の実施形態による端末監視システムの機能要素を示す機能ブロック図 本発明による端末監視システムの第1の実施形態におけるフローチャート スタンドアロン型で構成された本発明の第2の実施形態による端末監視システムの機能要素を示す機能ブロック図 本発明による端末監視システムの第2の実施形態における画像比較処理のフローチャート 本発明による端末監視システムの第3の実施形態におけるフローチャート
符号の説明
S:サーバ
C:クライアント端末
N:ネットワーク
3:モニタ
4:入力機器
4a:キーボード
4b:マウス
5:スピーカ
11:GUI部
12:データ処理部
13:音声出力処理
21:画像取得部
22:音声出力指令検出部
23:画像比較部
24:業務外操作検出部
25:制御部
30:保存部
31:画像保存部
32:音声検出情報保存部
41:操作情報生成部

Claims (4)

  1. モニタと音声出力指令を出力する音声出力処理部とを備えた端末を監視する端末監視システムであって、
    前記モニタに表示されている操作画面から取得される操作画像と当該操作画像の取得時間情報とを含む操作画像情報を取得する画像取得部と、
    前記操作画像情報を保存する画像保存部と、
    前記音声出力処理部から出力される音声出力指令を検出する音声出力指令検出部と、
    前記音声出力指令検出部で音声出力指令を検出した際の音声検出情報を保存する音声検出情報保存部と、
    前記画像保存部に保存された操作画像のうち、前記取得時間情報が異なる第1画像と第2画像を抽出し、比較を行う画像比較部と、
    前記画像比較部における比較結果と、前記第1画像と第2画像との間に発生した前記音声検出情報に基づき業務外操作を検出する業務外操作検出部とを備えた端末監視システム。
  2. 前記画像比較部は、前記第1画像および第2画像の所定の一部分を比較することを特徴とする請求項1記載の端末監視システム。
  3. 前記端末で行われた操作に応じて、前記操作画像に含まれるウィンドウの情報を少なくとも含む操作情報を生成する操作情報生成部と、
    前記操作情報を保存する操作情報保存部をさらに備え、
    前記所定の一部分は、所定のウィンドウ部分であることを特徴とする請求項2記載の端末監視システム。
  4. モニタと音声出力指令を出力する音声出力処理部とを備えた端末を監視する端末監視システムのための端末監視プログラムであって、
    前記モニタに表示されている操作画面から取得される操作画像と当該操作画像の取得時間情報とを含む操作画像情報を取得する画像取得機能と、
    前記操作画像情報を画像保存部に保存する画像保存機能と、
    前記音声出力処理部から出力される音声出力指令を検出する音声出力指令検出機能と、
    前記音声出力指令を検出した際の音声検出情報を保存する音声検出情報保存機能と、
    前記画像保存部に保存された操作画像のうち、前記取得時間情報が異なる第1画像と第2画像を抽出し、比較を行う画像比較機能と、
    当該比較結果と、前記第1画像と第2画像との間に発生した前記音声検出情報に基づき業務外操作を検出する業務外操作検出機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする端末監視プログラム。
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