JP2009103495A - 光ファイバセンサケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】クラック等の局所歪応力を分散させ、かつセンシングを可能とする光ファイバセンサケーブルを提供する。
【解決手段】少なくとも1本の歪検出用光ファイバ11と、少なくとも1本の温度補償用光ファイバ12を収納するルースチューブ14と、少なくとも1対の抗張力体15とが、タイトに一括被覆されてなる光ファイバセンサケーブル10において、歪検出用光ファイバ11の周囲を発泡層17で被覆する。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも1本の歪検出用光ファイバ11と、少なくとも1本の温度補償用光ファイバ12を収納するルースチューブ14と、少なくとも1対の抗張力体15とが、タイトに一括被覆されてなる光ファイバセンサケーブル10において、歪検出用光ファイバ11の周囲を発泡層17で被覆する。
【選択図】図1
Description
本発明は、建築物、橋梁、トンネル等のコンクリート構造物、モルタル構造物、河川の堤防、山岳の斜面等の土壌に埋め込んで使用される光ファイバセンサケーブルに関する。
近年、建築物、橋梁、トンネル等のコンクリート構造物、モルタル構造物、河川の堤防、山岳の斜面等の土壌に、光ファイバケーブルを、直線的に、あるいはループ状に埋設し、BOTDA等を用いて光ファイバに光を伝播させることにより、各構造物の歪みをオンラインで測定する方法が開発されている。
例えば特許文献1には、歪検出用光ファイバと温度補償光ファイバを備える光ファイバセンサケーブルが記載されている。
また、特許文献2には、被覆層に凹凸を付けた光ファイバセンサケーブルが記載されており、これにより、歪対象物との密着向上を図り、より正確な歪測定が可能になることが開示されている。
特開2001−304822号公報
特開2002−023030号公報
また、特許文献2には、被覆層に凹凸を付けた光ファイバセンサケーブルが記載されており、これにより、歪対象物との密着向上を図り、より正確な歪測定が可能になることが開示されている。
従来の光ファイバセンサケーブルの構造の一例を図5(a)に示す。この光ファイバセンサケーブル20は、歪検出用光ファイバ21と、温度補償用光ファイバ22を抗張力繊維23中に収納するルースチューブ24と、1対の抗張力体25,25とが、シース樹脂層26により、タイトに一括被覆されてなり、モルタル等の構造物中に埋め込み、構造物の歪やクラックの発生を監視する。クラックCが発生したときには、図5(b)に示すように、埋め込んだ光ファイバセンサケーブル20のクラック発生部には局所的な伸び歪(図5(b)中、白抜きの矢印にて模式的に示す。)が加わるため、その箇所を検出できる。
しかしながら、歪検出用光ファイバ21に局所的に光ファイバの破断伸び以上の歪がかかったり、大きな伸び歪が印加されたまま長時間置かれたりすると、光ファイバが破断して、センサとして機能しなくなる問題が生じた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、クラック等の局所歪応力を分散させ、かつセンシングを可能とする光ファイバセンサケーブルを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、少なくとも1本の歪検出用光ファイバと、少なくとも1本の温度補償用光ファイバを収納するルースチューブと、少なくとも1対の抗張力体とが、タイトに一括被覆されてなる光ファイバセンサケーブルであって、前記歪検出用光ファイバの周囲が発泡層で被覆されていることを特徴とする光ファイバセンサケーブルを提供する。
本発明の光ファイバセンサケーブルによれば、歪検出用光ファイバの周囲に発泡層を設けることで、クラック発生時の応力を分散し、歪検出用光ファイバへの歪印加量を低減することができる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1に示すように、本形態例の光ファイバセンサケーブル10は、少なくとも1本の歪検出用光ファイバ11と、少なくとも1本の温度補償用光ファイバ12を収納するルースチューブ14と、少なくとも1対の抗張力体15,15とが、タイトに一括被覆され、さらに、歪検出用光ファイバ11の周囲が発泡層17で被覆されているものである。
図1に示すように、本形態例の光ファイバセンサケーブル10は、少なくとも1本の歪検出用光ファイバ11と、少なくとも1本の温度補償用光ファイバ12を収納するルースチューブ14と、少なくとも1対の抗張力体15,15とが、タイトに一括被覆され、さらに、歪検出用光ファイバ11の周囲が発泡層17で被覆されているものである。
歪検出用光ファイバ11は、光ファイバに歪が加わった際のレイリー散乱光やブリルアン散乱光の変化をOTDR(Optical Time Domain Reflectometry)やBOTDA(Brillouin Optical Time Domain Analysis)などを用いて測定することにより、コンクリート構造物、モルタル構造物、土壌などの対象物に生じた歪を検出するためのものであり、対象物に歪が生じたときに、その歪みが歪検出用光ファイバ11に印加される。
温度補償用光ファイバ12は、ルースチューブ14内に、抗張力繊維13とともにルースに収納されている。これにより、温度変化によらないケーブル(シース等)の伸縮やクラック等があっても、温度補償用光ファイバ12に外力等の影響を受けにくく、より確実な温度補償が可能になる。歪検出用光ファイバ11と温度補償用光ファイバ12を同一の光ファイバセンサケーブルに設けることで、一括して歪みおよび温度のデータを得ることができ、温度補償された正確な歪検出を行うことができる。
本実施形態において、歪検出用光ファイバ11及び温度補償用光ファイバ12は、その材質、コア径、クラッド径、被覆の構造などに関して、特に限定されず、適宜選択して使用することができる。特に、強度や安定性に優れ、かつ良好な伝送特性が得られることから、石英ガラス系光ファイバに1層以上の被覆を施した光ファイバ素線や光ファイバ心線などを用いることが好ましい。歪検出用光ファイバ11及び温度補償用光ファイバ12の本数は、1本に限定されることなく、それぞれ1本または複数本を設けた構成とすることができる。
本実施形態における抗張力繊維13は、温度補償用光ファイバ12に縦添えされ、温度補償用光ファイバ12をルースに支持する。このように、温度補償用光ファイバ12を中空構造のルースチューブ14内に収納することで、正確な温度補償が可能になる。
抗張力繊維13としては、特に限定されるものではないが、例えば、アラミド繊維(芳香族ポリアミド繊維)等の高強度繊維強化プラスチック(FRP)が挙げられる。温度補償用光ファイバ12及び抗張力繊維13をルースチューブ14内にルースに収納することで、温度補償用光ファイバコードを構成してもよく、この場合、ルースチューブ14は温度補償用光ファイバコードの被覆として、温度補償用光ファイバ12及び抗張力繊維13を一体化する。
また、ケーブルの抗張力体15として、鋼線などの金属線などのテンションメンバが設けられる。テンションメンバは、金属線に限られず、アラミド繊維(芳香族ポリアミド繊維)等の高強度繊維強化プラスチック(FRP)などを用いることもできる。抗張力体15は、少なくとも1対(2本)が設けられる。例えば図1(a)や図2に示すように、断面円形のケーブルであれば、その直径方向両側に1本ずつで1対とする態様、図3に示すように、断面矩形のケーブルであれば、その長辺方向両側に1本ずつで1対とする態様が例示できる。また、2対以上の抗張力体15を設けることもできる。
光ファイバセンサケーブル10の一括被覆に用いられるシース樹脂は、コンクリートやモルタルの強アルカリに対抗するために、耐アルカリ性を有することが望ましい。また、土砂やそれに含まれる水分の浸透を防ぐために、耐水特性を有することが望ましい。このような樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)系樹脂、また、これらの材料を組み込んだエラストマー材料が挙げられる。シース用の樹脂は、シースの押出成形時に、凹凸の形成が実現しやすいように、樹脂の流動性が小さすぎず、かつ、ケーブル形状が維持しやすいように、樹脂の流動性が大きすぎないことが好ましく、メルトフローレート(MFR)で0.2〜20g/10minの範囲にあることが好ましい。
図1に示す光ファイバセンサケーブル10においては、光ファイバ及び抗張力体を一括被覆するシースが、発泡層17と、その周囲を被覆する保護層16との2層からなる。発泡層17は、シース樹脂として用いられる上記樹脂に発泡剤やガス等を添加することによって適当な発泡倍率で発泡させた発泡樹脂から構成することができる。発泡樹脂のベースとなる樹脂の具体例としては、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、ポリオレフィンエラストマー、ポリエステルエラストマー、ゴム系樹脂、オレフィン系樹脂などが挙げられる。本形態例では、発泡樹脂が1層被覆されているが、特にこれに限られるものではなく、発泡樹脂を2層以上被覆することもできる。
保護層16は、耐アルカリ性、耐紫外線性、耐水性等を付与するため、ケーブルの外周に設けられている。このような光ファイバセンサケーブル10は、例えば、歪検出用光ファイバ11と、温度補償用光ファイバ12をルースチューブ14中に収納した温度補償用光ファイバコードと、抗張力体15とを、長手方向を揃えて並列させ、これらの周囲に発泡樹脂を押出成形して発泡層17にて一括被覆し、さらにその周囲に保護層16を形成する方法によって製造することができる。
本形態例の光ファイバセンサケーブル10は、モルタル等の構造物中に埋め込み、構造物の歪やクラックの発生を監視するために用いることができる。クラックCが発生したときには、図1(b)に示すように、埋め込んだ光ファイバセンサケーブル20のクラック発生部には局所的な伸び歪(図1(b)中、白抜きの矢印にて模式的に示す。)が加わるため、その箇所を検出できる。
さらに本形態例の光ファイバセンサケーブル10によれば、歪検出用光ファイバ11の周囲に発泡層17が設けられているので、ケーブル周囲の構造物中にクラック等が発生したとき、それによる応力は、発泡層17を伝ってから歪検出用光ファイバ11に印加されることになる。図1(b)に模式的に示すように、クラック発生時の応力を分散し、歪検出用光ファイバ11に印加される伸び歪を低減することができるので、歪検出用光ファイバ11の破断や損傷等を防止し、センサとして機能する寿命を延長することができる。
また、発泡層17の材質、厚さ、発泡倍率等を調整することにより、ケーブル周囲に発生した歪の大きさと、歪検出用光ファイバ11に印加される歪印加量の比を変えることができる。これにより、所定以上の歪印加量を検出する歪検出センサにおいて、ケーブル周囲に発生した歪を発泡層17で低減した歪印加量に応じた歪の検出を行うことができるので、歪検出レベルのコントロールが可能になる。例えば、発泡層17による歪の低減率が大きい場合には、歪を検出する下限しきい値をより大きくすることができ、そのしきい値未満の歪の検出を抑制することができる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば図2に示す光ファイバセンサケーブル10Aにおいては、発泡層17が歪検出用光ファイバ11単体を被覆するように設けられ、歪検出用光ファイバ11を被覆した発泡層17と、温度補償用光ファイバ12を収納したルースチューブ14と、抗張力体15とが、保護層16により一括被覆されている。この形態例によっても、図1に示す光ファイバセンサケーブル10と同様の効果が得られると考えられる。本形態例では、歪検出用光ファイバ11の周囲に発泡樹脂を1層被覆しているが、特にこれに限られるものではなく、発泡樹脂を2層以上被覆することもできる。
また、ケーブル構造は図1、図2のように丸型に限られるものではなく、図3に示す光ファイバセンサケーブル10Bのように、角型(断面矩形状)その他の断面形状を有するケーブルに適用することも可能である。
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
図1(a)に示すように、歪検出用光ファイバ11と、ルースチューブ14の内部に温度補償用光ファイバ12及びアラミド繊維13をルースに収納してなる温度補償用光ファイバコードと、2本の抗張力体15,15とを並列に配置し、その上に発泡倍率を変えたポリオレフィン樹脂を被覆してφ3.5mmとし、さらにその上に保護層(耐アルカリ、耐紫外線、耐水等)としてショアDによる硬さが50のポリエチレン(以下「ショアD50のポリエチレン」と略記する。)を被覆して、φ4.0mmの光ファイバセンサケーブルを製造した。
(例1)
例1においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡倍率が1.2倍のポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
例1においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡倍率が1.2倍のポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
(例2)
例2においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡倍率が1.5倍のポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
例2においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡倍率が1.5倍のポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
(例3)
例3においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡倍率が1.7倍のポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
例3においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡倍率が1.7倍のポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
(例4)
例4においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡無しのポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡無し樹脂層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
例4においては、歪検出用光ファイバ11としてφ0.25mmの光ファイバ心線を、温度補償用光ファイバコードとしてφ1.5mmの光ファイバコードを、抗張力体としてφ0.4mm鋼線を用い、その上に発泡無しのポリオレフィン樹脂を被覆することにより発泡無し樹脂層の外径としてφ3.5mmとし、さらに保護層としてショアD50のポリエチレンを被覆することによりケーブル外径としてφ4.0mmとした。
上記4種の光ファイバセンサケーブルを作製し、各ケーブルをモルタル中へ埋め込み、クラック発生時の歪検出感度について比較した。
例1〜4の光ファイバセンサケーブルをモルタル中に埋め込み、1.5mmのクラックを発生させ、ケーブル内の歪検出用光ファイバに印加される歪についてBOTDAを用いて測定を行った。この測定結果を図4に示す。図4のグラフに示すように、発泡層の発泡倍率が1.2倍である例1では歪ピーク値が約1800μStrain、発泡層の発泡倍率が1.5倍である例2では歪ピーク値が約3500μStrain、発泡層の発泡倍率が1.7倍である例3では歪ピーク値が約6000μStrain、発泡無しの樹脂を用いた例4では歪ピーク値が約7300μStrainであった。
すなわち、発泡倍率が上昇するに従い、クラック発生箇所における歪検出用光ファイバの歪ピーク値が低減する。つまり、光ファイバへの歪印加量をコントロールすることが可能になった。
すなわち、発泡倍率が上昇するに従い、クラック発生箇所における歪検出用光ファイバの歪ピーク値が低減する。つまり、光ファイバへの歪印加量をコントロールすることが可能になった。
さらに、例1〜4の各光ファイバセンサケーブルについて、伝送損失特性を測定した。その結果を表1に示す。
表1に示すように、歪検出用光ファイバの周囲に発泡層を設けた場合(例1〜3)であっても、発泡無しの樹脂を用いた場合(例4)と比べて遜色のない伝送ロスを示し、いずれも良好な結果であった。
本発明の光ファイバセンサケーブルは、建築物、橋梁、トンネル等のコンクリート構造物、モルタル構造物、河川の堤防、山岳の斜面等の土壌における歪みセンシング用として、好適に利用することができる。
C…クラック、10,10A,10B…光ファイバセンサケーブル、11…歪検出用光ファイバ、12…温度補償用光ファイバ、13…抗張力繊維、14…ルースチューブ、15…抗張力体、16…保護層(シース)、17…発泡層。
Claims (1)
- 少なくとも1本の歪検出用光ファイバと、少なくとも1本の温度補償用光ファイバを収納するルースチューブと、少なくとも1対の抗張力体とが、タイトに一括被覆されてなる光ファイバセンサケーブルであって、前記歪検出用光ファイバの周囲が発泡層で被覆されていることを特徴とする光ファイバセンサケーブル。
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