JP2009103027A - ポンプインペラ及びポンプ - Google Patents

ポンプインペラ及びポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2009103027A
JP2009103027A JP2007274921A JP2007274921A JP2009103027A JP 2009103027 A JP2009103027 A JP 2009103027A JP 2007274921 A JP2007274921 A JP 2007274921A JP 2007274921 A JP2007274921 A JP 2007274921A JP 2009103027 A JP2009103027 A JP 2009103027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
blade
pump impeller
wing
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007274921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4946788B2 (ja
Inventor
Toshinori Ishii
憲法 石居
Yoshimasa Chiba
由昌 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2007274921A priority Critical patent/JP4946788B2/ja
Publication of JP2009103027A publication Critical patent/JP2009103027A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4946788B2 publication Critical patent/JP4946788B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、分割翼片を継合せて翼を構成したポンプインペラの製造および形状修正を容易かつ効率的、低コストで行うことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】ハブ2と、ハブ2に取り付けられた複数の翼3を有するポンプインペラにおいて、複数の翼3の少なくとも一つの翼は、翼3のハブ2側の基点からハブ側と反対側の終点に向けて延びる分割線11、21により複数の領域10、20、20に分割されて構成され、翼3の翼前縁から見て最初の分割領域10におけるハブ2側の辺の長さがハブ2側と反対側の辺の長さよりも長くすることにより、分割線11の曲がりを小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプインペラ(羽根車)及びポンプに係り、特に、河川、用水路、排水路、ポンプ場などで使用するポンプのポンプインペラに関するものである。
ポンプインペラ(羽根車)は、ポンプ回転軸軸心回りに回転するハブと、このハブに取り付けられた複数の翼(羽根車翼、インペラブレード)から構成される。ポンプ入口から流入する流体は、ポンプインペラによってエネルギーが与えられる。流体は翼前縁から翼後縁に向かって流れる。
翼は流体をスムーズに流すために曲面形状をしており、その最適な形状は流量やポンプの回転数、揚程によって異なる。
大型のポンプでは、回転方向に沿って延在する翼を一枚ものとして成形すると製造コストが高くなる。製造コストを下げるため、翼を分割して製造する場合がある。翼を分割して製造するものとしては、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特開平6−33897号公報
ポンプインペラの形状はポンプ性能に大きく影響を及ぼす。翼の形状は、揚程や回転数、流量などのポンプの仕様によって多少異なるが、流入する流体の角度に合わせるために、その前縁の形状をハブ側付近で強く湾曲(シュラウド側よりも小さな曲率半径)させる場合が多い。これは、ポンプインペラのハブ側周速がシュラウド側(チップ側)周速に比べて小さいため、ハブ側での流れに対するインペラ角度をあわせるためである。
従来、このような形状を有する翼の分割の仕方について、製造を考慮した分割の仕方については特に考えられていなかった。湾曲が小さい翼であれば、特に製造上の問題はないと考えられるが、湾曲が大きい形状の翼を単純に分割(例えば、翼のハブ側とシュラウド側の辺の長さが略同じとなるように分割(但し、外周側となるシュラウド側が長くなる。))して製造した場合には、分割線が曲線になってしまう。分割線が曲線になるということは、分割線に沿った方向にも、分割線に垂直な方向にも曲がりが存在するということを意味する。したがって、翼面を滑らかに継合せ(接合)するためには、異なる2つの曲面の継合せ面(接合面)付近の形状をその2次元的な曲率分布が一致するように製造する必要があり、製造の困難性が高くなる。
本発明は、上記の課題に鑑み、ポンプインペラの翼を分割して構成する場合、翼前縁側のハブ側付近で強く湾曲した翼でも製造が容易となる構造のポンプインペラ及びポンプを提供することを目的とする。
本発明は、ポンプインペラの複数の翼の少なくとも一つの翼を、翼のハブ側の基点からハブ側と反対側の終点に向けて延びる分割線により複数の領域に分割して構成し、翼前縁から見て最初の分割領域におけるハブ側の辺の長さがハブ側と反対側の辺の長さよりも長くするように構成したものである。言い換えれば、本発明では、翼前縁から見て最初の分割線はハブ側の基点からハブ側と反対側の終点に向けて翼前縁との距離が短くなるように設定されている。
本発明によれば、分割線の曲がりが小さくなる(直線状となる)ので、分割した領域の継合せが容易となり、ポンプインペラ及びポンプの製造が容易となる。
本発明の実施例について説明する。
まず、本発明が適用されるポンプ及びポンプインペラについて説明する。
図6及び図7は本発明が適用されるポンプ(斜流ポンプ)の断面図を示す。図6はポンプインペラとシュラウドが溶接されていないオープンインペラタイプのものを示し、ポンプインペラのみが回転する。図7は翼がシュラウドに溶接されたクローズドインペラタイプのものを示し、ポンプインペラとシュラウドの一部が一体となって回転する。なお、1はポンプ回転軸軸心、2はハブ、3は翼、7はポンプ回転軸、8はシュラウド、9はシュラウドの断面部、10は案内羽根をそれぞれ示す。本発明はオープンインペラおよびクローズドインペラのいずれに対しても適用することができる。
図2に本発明が適用されるポンプインペラの全体図を示す。図2に示すポンプインペラは斜流ポンプのポンプインペラを示している。
ポンプインペラは、ハブ2と、複数の翼3によって構成され、ポンプ回転軸軸心1の周りに回転する。ハブ2は外周からポンプ回転軸軸心1に向けて隆起する円錐台に類する形状(円錐状)となっている。
翼3は溶接によってハブ2に取り付けられている。また、翼3はハブ2の表面に起立し、図面上、回転方向Rに向け上りの傾きをもってハブ2の外周側から中央部に掛けて延在する。翼3は複数枚が等間隔でハブ2に配置されている。また、翼3は回転方向に対して後側になる翼後縁5からポンプの入口側である翼前縁4に亘って回転軸軸心の方向に巻き込むように湾曲する形状(内側に曲がる構造)をしている。複数の翼3の少なくともの一つの翼(好ましくは全ての翼)は後述のように複数の領域に分割して製造されて構成されている(複数の分割翼片が継合わされて形成されている。)。尚、図2では、翼3のハブ側と反対側(シュラウド側)の端である外周縁6がシュラウドに溶接されていないオープンインペラ(図6参照)を示している。
次に、図2に記載のようなポンプインペラの翼を単純に分割した場合、即ち、翼のハブ側とシュラウド側の辺の長さが略同じとなるように分割(但し、外周側となるシュラウド側が長い)した場合の問題点について、図3を用いて説明する。
図3は吸い込み側になる上流側からポンプ回転軸の方向にポンプインペラを見たものである。ポンプ回転軸軸心1をz軸とし、回転軸軸心に垂直(直角)な平面内にx軸、y軸をとる。また、x軸y軸の平面(xy平面)内において、回転軸軸心(z軸)を中心とする円座標系における角度座標値が等しい点の集合で表現される直線(z軸まわりの角度に関して等角度になるような直線)を等角度線と呼ぶ。
翼は通常、強度上の観点から、その翼前縁104および翼後縁105のxy平面への投影線と、それぞれの等角度線114,115とのなす角度があまり大きくならないように設計される。翼の分割に関しても、翼面領域110,120,130,140の継合せ箇所である各分割線111,121,131のxy平面への投影線と等角度線(分割線のハブ側基点を通る等角度線)とのなす角度150が小さくなるように分割される(翼のハブ側とシュラウド側の辺の長さが略同じとなるように分割され、外周側であるのシュラウド側の辺が長くなるように分割される。)。上述したように、翼の形状は、流入する流体の角度に合わせるために、その前縁の形状をハブ側付近で強く湾曲(シュラウド側よりも小さな曲率半径)させる場合が多いことから、翼面の各分割線は3次元的な曲がりを持った曲線になる。
このような形状をもつポンプインペラに対して、等角度線に沿って分割すると、次のような問題が生じる。
1つは、上述したように、分割した各翼面の製造が難しくなることである。また、その他には、形状修正の対応が難しくなることである。
即ち、ポンプインペラの形状は、あらかじめコンピュータシミュレーション等を用いて最適な性能を実現できるよう設計されるが、ポンプ内部の流れの状況を完全に予測することは困難なため、実際のポンプを組み上げた後の段階でも、インペラ形状に対して様々な修正を施しポンプの性能を調整する場合がある。その際には、翼の前縁部の形状が性能に大きく影響するため、翼前縁側の強く湾曲したハブ側付近160の形状に修正を加える必要がでてくる。図3に記載のように翼を分割している場合、曲がりの強いハブ側前縁部に形状の変更を加えると、分割した翼面領域の110および120を共に修正する必要がある。前述したように分割線が3次元的曲線になっているため、分割線付近の翼面形状は2次元的な曲率を持った曲面になっており、2つの翼面領域110,120の両方を別々に形状修正し、互いを正確に接合しなおすことは製造上困難かつ手間のかかる作業となる。
このように図3に示す分割の仕方では、ポンプインペラの製造上の困難性、および形状修正の困難性が問題になる。
次に、図1を用いて本発明の一実施例である翼の分割の仕方を説明する。
分割線11,21は翼3のハブ側の基点からハブ側と反対側(シュラウド側)の終点に向けて延びている。本実施例では、分割線11,21により翼3を複数の領域(10,20,30)に分割して構成し、図中、右側から左側に向かって第1領域10の分割翼片(ポンプ入口側、翼前縁側の分割翼片)、第2領域20の分割翼片、第3領域30の分割翼片が並んで配置されている。
本実施例では、第1領域(翼前縁から見て最初の分割領域)10におけるハブ側の辺の長さがハブ側と反対側(シュラウド側)の辺の長さよりも長くするように構成、即ち、ハブ側の部分を多く、シュラウド側の部分を少なく含む翼面形状としている。このように分割することにより、分割線の曲がりが小さくなる。この理由について詳述する。
翼3は2次元的な曲率を持った3次元曲面であるが、これまでの研究により、性能の高い翼面内の曲率分布の方向に特殊性があることが明らかになった。それは、性能の高い翼の翼面は、翼の全体の形状とは無関係に、等角度線から大きく傾いた翼面上の線と直交するような方向に強く曲がった形状を持つということである。この状況を図4で示す。
図4は翼3の前縁部に近いところの曲面の曲がりの特徴を示したものである。すなわち、等角度線から大きく傾いた翼面上の線200の方向をu方向とし、それに垂直な方向210をv方向とすると、u方向の曲率がv方向の曲率に比べて著しく小さくなっている。等角度線から大きく傾いた翼面上の線200(u方向)のもつ曲がりは小さく、それが完全な直線となる場合もある。
本実施例では、翼の持つこの特徴を利用し、翼面を等角度線からu方向に傾いた線200で分割するものである。翼前縁と等角度線(翼前縁のハブ側の基点を通る等角度線)とのなす角度が図1及び4に示すように小さい場合には(小さい場合が殆ど)、第1領域(翼前縁から見て最初の分割領域)10におけるハブ側の辺の長さがハブ側と反対側(シュラウド側)の辺の長さよりも長くするように構成、即ち、ハブ側の部分を多く、シュラウド側の部分を少なく含む翼面形状とすることにより、分割線11を等角度線からu方向に傾かせている。このように分割することにより、まず分割線そのものの曲がりを小さくすることができる。適切に翼面を設計すれば、分割線を直線(z軸方向から見てもz軸と垂直な方向から見ても直線)で構成することも可能である。分割線の曲がりを小さくすることによって、隣接する分割翼片間の接合部(継合せ部)付近の翼の曲面は、その曲がりの大部分が接合部に垂直な方向になり、翼の曲面が分割線とは無関係な方向に曲がってしまう図3に記載の分割の仕方と比較すると、製造および接合が大幅に容易になる。
さらに、このように分割されていると、翼の強い曲がりをもつ部分である翼前縁側のハブ側付近160(図3参照)の大部分が翼前半の第1領域10に収まることになる。このため、性能上の問題により翼形状の修正が発生した場合、第2領域20を全く修正せずに、性能に影響する第1領域10のみの形状修正で対応できることも多くなる。これにより、複数領域にわたる翼の形状修正(図3に記載の分割の仕方では複数領域にわたる翼の形状修正が必要)に比べ、大きく簡素化することが可能になる。また、曲がりの強い方向と垂直な方向に沿って分割することによって、領域ごとのもつ曲率が均一化するため、図3に記載の分割の仕方に比べて、より少ない分割数で同等の形状修正が可能となり、製作コストを低減することもできる。
このように、本実施例によれば、ポンプインペラの翼の製造および形状修正を容易かつ効率的、低コストで行うことができるようになる。
上述の分割線は直線により近い方が製造上望ましいが、加工上問題にならない程度であれば緩やかな曲線(曲がりが小さい曲線)でもよい。
また、本発明の分割線は次のように定義することもできる。
図1に示すように、分割線11は回転軸心から離れるしたがい翼3の前縁側に近づくように傾向いている。即ち、本発明の分割線11はハブ側の基点からシュラウド側の終点に向けて翼前縁104との距離が短くなるように設定されていると定義することもできる。このような定義に従った分割でも上述の効果を得ることができる。
また、本発明の分割線は次のように定義することによって、さらに、好適な分割を特定することができる。即ち、分割線11は、等角度線と傾きをもって交差する。更に、分割線11は、ハブ側になる翼3の内周縁と等角度線が交合うハブ側基点(内周縁交点)からシュラウド側終点(外周縁交点)に向かって直線的に延びる。角度40は、分割線11のxy平面への投影線と、xy平面内の等角度線(ハブ側基点を通る等角度線)とがなす交差角度である。
図1に記載の実施例では、ポンプ入口側に近い第1領域の分割線11のところでは、等角度線となす角度40が45度以上になっている。実際には、角度40の範囲は45°〜90°で、60°のところが最良である。このようにして引かれる分割線は、真上(z軸方向)から見ても、真横(z軸と直角な方向)から見ても直線に近い線となる。つまり、3次元的座標上で直線に近い分割線となる(適切に翼面を設計すれば、分割線を直線で構成することも可能である。)。分割線をこのように定義して翼を分割することにより、上述の効果を有効に奏することができる。
さらに、図1に示す実施例では、二番目の分割線21と等角度線とのなす角度は、前述した一番目の分割線11と等角度線とのなす角度40よりも小さくし、翼3の後縁が等角度線となす角度との中間値程度の角度をつけている。翼を更に分割する場合には、三番目以降の分割線についても二番目の分割線21と同様、三番目の分割線と等角度線とのなす角度は角度40よりも小さくする。
上述した分割翼片(翼の各領域)は鋳造で製造してもよいし、製缶から鍛造で製造しても良い。
さらに、図1における分割翼片間(翼の各領域間)の接合部(継合せ部)50の拡大図を図5に示す。
ここに示したように、接合部50は、上流側(回転方向の前側)に存在する分割翼片の断面を凹形、下流側(回転方向の後側)に存在する分割翼片の断面を凸形に形成する。この凹凸の組み合わせは、接合線(分割線)付近での翼面間の隙間が、回転方向に向かって開かないため、接合部で流体の乱れが生じ難く、ポンプの性能低下を最小限に抑えることができる。
このような形状にしておけば、クローズドインペラの場合など強度に問題がない場合、隣り合う分割翼片間を溶接で接合せず、製造コストを低減させることも可能である。
また、分割線が直線となる場合には、翼形状修正の際、分割線と一致する回転軸300を中心として領域10あるいは領域20を回転310させれば、第1領域10,第2領域20の形状を修正せずに翼の角度を変えて性能を調整することも可能になる。
翼の厚みに関しては、分割した領域(分割翼片)ごとにその厚みの値を変化させても良い。各領域(分割翼片)を鋳造で製造する場合には、自由な翼厚みで成形できるが、製缶品の場合であっても、図5に示すように、下流側の翼厚み330を上流側の翼厚み320よりも小さくすることで、翼性能低下を抑えつつポンプインペラ全体としての重量を削減し製造コストを低減させることもできる。
上記実施例では、分割線を等角度線に交差させるポイントを内周縁交点(内周縁と等角度線の交点)にした態様について述べたが、他のポイントにすることも可能である。
例えば、等角度線を翼の前縁に近づけた場合には、分割線を等角度線に交差させるポイントとして内周縁交点(内周縁と等角度線の交点)を選べない。この場合は、等角度線と外周縁が交差する外周縁交点をポイントとして分割線を引くことになる。
つまり、分割線は等角度線と交差し回転軸心から離れるにしたがって前記回転方向に傾くように引きことになる。この場合には、分割線と等角度線とのなす角度40は60°を上回る角度を選ぶことにより、分割線を直線に近づけることができる。
また、上述した分割翼片は、通常、溶接により翼として一体化されるが、ねじ、ボルトや他の結合手段によって一体化することが可能である。また、分割翼片の素材は、鋼、金属以外の合成樹脂等の非金属を用いることができる。
また、上述の実施例では、ハブが円錐状の斜流ポンプにおけるポンプインペラについて説明したが、翼は一般的に内側に曲がるように(巻き込むように)形成されていることから、ハブが円錐状以外(例えば軸流型のハブ形状)のポンプインペラの翼の分割にも本願発明を適用して、分割された翼を有するポンプインペラの製造および形状修正を容易かつ効率的、低コストに実施することが可能となる。
本発明の実施例に係わるもので、ポンプインペラの平面図。 本発明が適用されるポンプインペラの斜視図。 翼の分割の仕方の問題点を説明する図。 本発明の実施例に係わるもので、翼の前縁部の特徴を説明する図。 本発明の実施例に係わるもので、隣接する分割翼片の接合部の拡大図。 本発明が適用されるポンプの一部断面図。 本発明が適用されるポンプの一部断面図。
符号の説明
1…ポンプ回転軸軸心、2…ハブ、3…翼、4…翼前縁、5…翼後縁、6…外周縁、10…第1領域、11…分割線、20…第2領域、21…二番目の分割線、30…第3領域、40…第1の分割線のxy平面への投影線と等角度線とのなす角度、50…第1領域の分割翼片と第2領域の分割翼片との接合部。

Claims (6)

  1. ハブと、前記ハブに取り付けられた複数の翼を有するポンプインペラにおいて、
    前記複数の翼の少なくとも一つの翼は、前記翼の前記ハブ側の基点から前記ハブ側と反対側の終点に向けて延びる分割線により複数の領域に分割されて構成され、前記翼の翼前縁から見て最初の分割領域における前記ハブ側の辺の長さが前記ハブ側と反対側の辺の長さよりも長いことを特徴とするポンプインペラ。
  2. ハブと、前記ハブに取り付けられた複数の翼を有するポンプインペラにおいて、
    前記複数の翼の少なくとも一つの翼は、前記翼の翼前縁から翼後縁の間が、前記翼の前記ハブ側の基点から前記ハブ側と反対側の終点に向けて延びる分割線により複数の領域に分割されて構成され、前記翼前縁から見て最初の分割線は前記ハブ側の基点から前記ハブ側と反対側の終点に向けて前記翼前縁との距離が短くなるように設定されていることを特徴とするポンプインペラ。
  3. 請求項1又は2において、前記ハブが円錐状に形成されていることを特徴とするポンプインペラ。
  4. 請求項3において、前記分割線の前記ポンプインペラの回転軸軸心に垂直な平面への投影線と、前記回転軸軸心を中心とする円座標系における角度座標値が等しい点の集合で表現される等角度線であって前記分割線の前記ハブ側基点を通る等角度線とのなす角度を45度以上としたことを特徴とするポンプインペラ。
  5. 請求項1から4の何れかにおいて、前記翼の分割した領域同士の継合せ部は、前記翼前縁側にある領域の継合せ面の断面形状が凹型、前記翼後縁側にある領域の継合せ面の断面形状が凸型となっていることを特徴とするポンプインペラ。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のポンプインペラと、前記ポンプインペラを保持するポンプ回転軸と、前記ポンプインペラの後流側に設けられた案内羽根と、前記ポンプインペラ及び前記案内羽根の外側に設けられたシュラウドとを有するポンプ。
JP2007274921A 2007-10-23 2007-10-23 ポンプインペラ及びポンプ Expired - Fee Related JP4946788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007274921A JP4946788B2 (ja) 2007-10-23 2007-10-23 ポンプインペラ及びポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007274921A JP4946788B2 (ja) 2007-10-23 2007-10-23 ポンプインペラ及びポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009103027A true JP2009103027A (ja) 2009-05-14
JP4946788B2 JP4946788B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=40704967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007274921A Expired - Fee Related JP4946788B2 (ja) 2007-10-23 2007-10-23 ポンプインペラ及びポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4946788B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101270899B1 (ko) 2010-08-09 2013-06-07 엘지전자 주식회사 임펠러 및 이를 포함하는 원심 압축기

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102119006B1 (ko) * 2018-08-03 2020-06-04 한국수자원공사 펌프의 가변형 임펠러

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004308647A (ja) * 2003-03-24 2004-11-04 Hitachi Industries Co Ltd 羽根車の製作方法、及び羽根車

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004308647A (ja) * 2003-03-24 2004-11-04 Hitachi Industries Co Ltd 羽根車の製作方法、及び羽根車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101270899B1 (ko) 2010-08-09 2013-06-07 엘지전자 주식회사 임펠러 및 이를 포함하는 원심 압축기

Also Published As

Publication number Publication date
JP4946788B2 (ja) 2012-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5316365B2 (ja) ターボ型流体機械
JP6514644B2 (ja) ターボ機械の隣接する翼要素の流れの場を強制的に結合する構造体および方法、ならびにそれを組み込むターボ機械
JP5549772B2 (ja) プロペラファン及びこれを備える空気調和機
JP6505720B2 (ja) 非線形の翼前縁を有する遠心圧縮機インペラおよび関連する設計方法
US9874219B2 (en) Impeller and fluid machine
US9394911B2 (en) Axial flow fan
JP6352936B2 (ja) ねじられた戻り流路ベーンを備える遠心圧縮機
US9039374B2 (en) Turbine rotor
EP2610502A1 (en) Scroll structure of centrifugal compressor
JP6034162B2 (ja) 遠心式流体機械
JP5351941B2 (ja) 遠心圧縮機とその羽根車およびその運転方法、羽根車の設計方法
US10550855B2 (en) Axial flow fan
JP6842563B2 (ja) 遠心式回転機械のインペラ及び遠心式回転機械
JP7104379B2 (ja) 軸流型のファン、圧縮機及びタービンの翼の設計方法、並びに、当該設計により得られる翼
JP5164558B2 (ja) 流体機械およびポンプ
JPWO2004051091A1 (ja) 遠心圧縮機用ディフューザ及びその製造方法
US10208770B2 (en) Axial flow fan
JP4946788B2 (ja) ポンプインペラ及びポンプ
JP5682751B2 (ja) 多翼送風機
JP2011132810A (ja) ラジアルタービンの動翼
CN110939603A (zh) 叶片及使用其的轴流叶轮
JPWO2017122307A1 (ja) 圧縮機インペラ及びその製造方法
JP5483096B2 (ja) タービンの3次元インペラ
JP2011252431A (ja) タービンインペラ
JP2022103031A (ja) 遠心ファン及び空気調和機用室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120220

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees