JP2009102881A - 手摺の取付けブラケット及び手摺装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さの異なる手摺に取り替えなくても長さの調整が可能であり、手摺の長さを実質的に延長することができ、長めの手摺に取り替えたと同様の効果を生じる手摺の取付けブラケットを提供する。
【解決手段】手摺の取付けブラケットBは、固定部材1と固定部材1に着脱可能に装着される延長部材2を備えている。固定部材1は、手摺3の端部に取り付ける連結部15と、手摺3の取着箇所側に向けて突出しており延長部材2の取着部22を装着する装着部を含む。延長部材2は、固定部材1に取り付ける取着部22と、固定部材1に取り付けた手摺3と同軸となって手摺3の端部から延出する方向に形成された延長部23を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、手摺の取付けブラケット及び手摺装置に関する。更に詳しくは、手摺の長さを実質的に延長でき、手摺の取付け当初から長い手摺を取付けた場合と同じように使用できる手摺の取付けブラケット及び手摺装置に関する。
玄関の昇降箇所の壁面や、便所の便器が設置されている壁面などには、人の動作補助をする手摺が設置されている。このような手摺は、両端が取付けブラケットを介して壁面に取り付けられている。
そのようなブラケットしては下記の特許文献1に記載したものがある。
特開平9−203181
ところで、設置当初は必要且つ十分な長さを有すると思われた手摺でも、使用中にもう少し長い手摺が必要となる場合がある。また、手摺の設置位置を手摺の長手方向に変更することによって、使用勝手が良くなる場合もある。
このような場合は手摺を取替えたり、手摺の取付け位置を変える必要があるが、取替えや位置変更に手間がかかるばかりでなく、取付けブラケットの位置が変更になると、変更前の取付けブラケットの取付け跡が壁面に残り、見た目が悪い。
(本発明の目的)
本発明の目的は、長さの異なる手摺に取り替えなくても長さの調整が可能であり、手摺の長さを実質的に延長でき、長めの手摺に取り替えたと同様の効果を生じる手摺の取付けブラケット及び手摺装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、手摺の取付けブラケットの位置も変更しないで済み、ブラケットの取り付け跡が壁面に残ることも防止できる手摺の取付けブラケット及び手摺装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、手摺の設置箇所の現状に適合した長さの手摺が提供でき、多様な要求に対応することができる取付けブラケット及び手摺装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
本発明は、
手摺の端部に取り付けて使用する手摺の取付けブラケットであって、
固定部材と当該固定部材に着脱可能に装着される延長部材を含み、
前記固定部材は、手摺の端部に取り付ける取付部と、手摺の取着箇所側に向けて突出しており延長部材の取付部を装着する装着部を含み、
前記延長部材は、固定部材に取り付ける取付部と、固定部材に取り付けた手摺と同軸または実質的に同軸となって手摺の端部から延出する方向に形成された延長部を含む、
手摺取付ブラケットである。
固定部材の装着部と延長部材の取付部はそれぞれ嵌合可能に形成され、固定部材と延長部材の装着は、嵌合によって行うのが着脱の便利性から好ましい。
また、本発明は手摺り本体の一端または両端に、上記した手摺取付ブラケットを備えた、手摺装置である。
手摺取付ブラケットは、延出長が異なる延長部を有する複数の延長部材の中から選択できるようにすることが好ましい。これによって手摺の設置箇所の現状に適合した長さの手摺装置が提供できる。
(作用)
本発明に係る手摺の取付けブラケットの作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
固定部材(1)の取付部に手摺本体(3)の端部を取付け固定手段で固定する。手摺本体(3)の他方側も同様にして固定部材(1)を固定する。
その後、壁面(W)の手摺設置位置に固定部材(1)を固定手段で固定する。
なお、手摺本体(3)と固定部材(1)の取付け順序は上記順序に限定されるものではなく、好適な施工順序が採用される。
固定部材(1)を壁面(W)に取り付けた後に、延長部材(2)を固定部材(1)に取り付ける。延長部材(2)の相対する取着壁(25,26)を固定部材(1)の側壁(13)、(14)で囲まれた空間(100)に嵌め入れ、差込みガイド(30)をガイド穴(152)に差込みながら、又は差し込みガイド(30)をガイド穴(152)に差し込むと同時に固定具(29)を固定穴(154)に差し込む。
固定具(29)は弾性変形をしながら固定穴(154)の係合受部に係合する。これによって延長部材(2)は固定部材(1)に固定される。延長部材(2)が固定部材(1)に固定されると、手摺(3)と延長部材本体(21)が同軸上に位置することとなり、手摺(3)の長さを実質的に延長でき、当初から長い手摺を取り付けた場合と同じように使用できる。
また、延長部(23)を掴むことによって、壁面(W)に向かう方向又は壁面から離れる方向の力が加わった場合は、固定具(29)と差し込みガイド(30)によって、また壁面(W)に沿う平行な力が加わった場合は、側壁(13,14)と取着壁(25,26)の嵌合及び側壁(13,14)と開口部(28)の縁部(28a)との係合により、何れも延長部材(2)が固定部材(1)から取り外れるのを防止できる。
本発明によれば、長さの異なる手摺に取り替えなくても長さの調整が可能であり、手摺の長さを実質的に延長でき、長めの手摺に取り替えたと同様の効果を生じる。
また、手摺の取付けブラケットの位置も変更しないで済むので、ブラケットの取り付け跡が壁面に残ることも防止できる。
さらに、長さの異なる延長部材を複数種類用意しておけば、手摺の設置箇所の現状に適合した長さの手摺装置が提供でき、多様な要求に対応することができる。
本発明を図面に示した実施例に基づき詳細に説明する。
〔実施の形態〕
図1は本発明に係る手摺取付けブラケットの一実施の形態を示す分解斜視図、
図2は図1に示す手摺取付けブラケットの縦断面図、
図3は玄関の壁面に手摺取付けブラケットを介して手摺りを取付けた状態を示す説明図である。
なお、図1では手摺取付けブラケットの他に、手摺3、ナット5(座金含む)、取付ネジ4を表している。
手摺取付ブラケットBは、壁面などに固定する固定部材1と、固定部材1に取り付けることによって手摺の長さを実質的に延長できる延長部材2を備えている。
この実施の形態では、固定部材1に対する延長部材2の取り付けが嵌着によって行われるが、他の固定手段を採用することもできる。
図1を参照して固定部材1について説明する。
固定部材1は、基部11を有する。基部11の基端側(壁面などの取付け箇所側)には、基部11に対して直角方向(壁面などの取付け箇所に対して並行)に延びる固定壁12が形成されている。固定壁12には、取付け用の所要数(本実施例では四箇所)の挿通孔120が設けてあり、取付ネジ4を挿通して壁面Wなどの取付け箇所に取り付けることができるようにしている。
基部11と固定壁12の両側を含む平面上に、対向状態に設けられた側壁13、14が形成されている。基部11、固定壁12及び側壁13、14は、後で説明する延長部材2の取着部22を嵌入して装着する装着部を構成する。なお、基部11と固定壁12と側壁13、14で囲まれた空間は、嵌着空間100となっている。
基部11のうち固定壁12と反対側には、手摺り本体である手摺3を取り付ける連結部15が形成されている。連結部15の手摺取付面16側(図1では下方に向けて)には、手摺3に外嵌めする嵌合筒部151が形成されている。連結部15の上面17には、ガイド穴152が形成されている。ガイド穴152とは反対側の固定壁12寄りには固定穴154が形成されている。また、固定穴154の内壁には係合受部155が突出して設けてある。
連結部15には、手摺3の端部から突出した取着ボルト31を挿通する挿通孔153が、手摺取付面16と上面17の間を貫通して設けられている。
延長部材2は、有蓋円筒形状に形成されている延長部材本体21と、固定部材1へ取り付けるための取着部22を有している。取着部22は、延長部材本体21の軸線方向とは直角方向に周壁面から突設されている。延長部材本体21のうち、取着部22から先端側にかけて延長部23が延設されている。取着部22は、延長部材本体21の軸線方向に対して周壁から直角方向に突設されている突出壁24を有する。
突出壁24からは、対向状態に設けられた取着壁25、26が延長部材2の軸線方向と同方向で基端側に向けて延設されている。延長部材本体21の取着壁25、26間には、縁部28aで囲まれて開口部28が形成されており、固定部材1の側壁13、14を延長部材本体21内に嵌め入れたときに接合部分が見栄え良くなるようにしている。
取着壁25、26間には、取付部材27が架設されており、取付部材27にはバネ材で形成された固定具29が取り付けてある。固定具29の先端には、湾曲形成された係合部29aが設けられている。
また、延長部材本体21の内部であって突出壁24と反対側には、差し込みガイド30が形成されている。さらに、延長部材2の内壁には、補強リブ32が所要数(本実施例では軸線方向に二本)形成されている。
(作用)
図1ないし図3を参照して、手摺装置(符号省略)の取付方法を説明する。
嵌合筒部151に手摺3の一端側を嵌入する。この実施の形態の手摺3はセラミック製の円柱形の手摺であり、両端面から取着ボルト31が突設しているので、取着ボルト31を連結部15の挿通孔153に挿通し、ナット5で固定する。
手摺3の他端側は図示していないが、同様にして固定部材1を固定する。
その後、壁面Wの手摺設置位置に固定部材1の固定壁12を固定手段、例えば取付ネジ4を挿通孔120に挿通して固定する。固定壁12は接着剤等、他の固定手段を介して壁面に固定しても良い。
なお、手摺3と固定部材1の取付け順序は上記順序に限定されるものではなく、好適な施工順序が採用される。
固定部材1を壁面Wに取り付けた後に、延長部材2を各固定部材1に取り付ける。延長部材2の相対する取着壁25、26を固定部材1の側壁13、14で囲まれた嵌着空間100に嵌め入れ、差し込みガイド30をガイド穴152に差し込みながら、又は差し込みガイド30をガイド穴152に差し込むと同時に固定具29を固定穴154に差し込む。
固定具29は弾性変形し、先端の係合部29aが固定穴154の係合受部155に係合する。これによって延長部材2は固定部材1に固定される。なお、手摺装置は、手摺3と、その両端に取り付けられた手摺取付ブラケットBにより構成される。
延長部材2が固定部材1に固定されると、手摺3と延長部材本体21が同軸上に位置することとなり、手摺3の長さを実質的に延長でき、当初から長い手摺を取り付けた場合と同じように使用できる。
なお、延長部23を掴むことによって、壁面Wに向かう方向または壁面から離れる方向の力が加わった場合は、固定具29と差し込みガイド30によって、また、壁面Wに沿う平行な力が加わった場合は、側壁13、14と取着壁25、26の嵌合及び側壁13、14と開口部28の縁部28aとの係合により、何れも延長部材2が固定部材1から取り外れるのを防止できる。さらには、延長部の長さの異なる延長部材を複数種類用意しておけば、それを適宜選択することにより、多様な要求に対応することができる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る手摺取付けブラケットの一実施の形態を示す分解斜視図。 図1に示す手摺取付けブラケットの縦断面図。 玄関の壁面に手摺取付けブラケットを介して手摺りを取付けた状態を示す説明図。
符号の説明
B 手摺取付ブラケット
1 固定部材
11 基部
12 固定壁
120 挿通孔
13、14 側壁
100 嵌着空間
15 連結部
151 嵌合筒部
152 ガイド穴
153 挿通孔
154 固定穴
155 係合受部
16 手摺取付面
17 上面
2 延長部材
21 延長部材本体
22 取着部
23 延長部
24 突出壁
25、26 取着壁
27 取付部材
28 開口部
28a 縁部
29 固定具
29a 係合部
30 差し込みガイド
3 手摺
31 取着ボルト
32 補強リブ
4 取付ネジ
5 ナット
W 壁面

Claims (4)

  1. 手摺の端部に取り付けて使用する手摺の取付けブラケットであって、
    固定部材(1)と当該固定部材(1)に着脱可能に装着される延長部材(2)を含み、
    前記固定部材(1)は、手摺(3)の端部に取り付ける連結部(15)と、手摺の取着箇所側に向けて突出しており延長部材(2)の取着部(22)を装着する装着部(11,12,13,14)を含み、
    前記延長部材(2)は、固定部材(1)に取り付ける取着部(22)と、固定部材(1)に取り付けた手摺(3)と同軸または実質的に同軸となって手摺(3)の端部から延出する方向に形成された延長部(23)を含む、
    手摺取付ブラケット。
  2. 固定部材(1)の装着部(11,12,13,14)と延長部材(2)の取着部(22)は、それぞれ嵌合可能に形成され、固定部材(1)と延長部材(2)との装着は嵌合によって行われる、
    請求項1記載の手摺取付ブラケット。
  3. 手摺り本体(3)の一端または両端に、請求項1または2記載の手摺取付ブラケットを備えた、
    手摺装置。
  4. 延出長が異なる延長部(23)を有する複数の延長部材(2)の中から手摺取付ブラケットが選択できるようにした、
    請求項3記載の手摺装置。
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