JP2009102023A - 蓋付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋板を早期に基準状態に収束し、不必要な揺動を短時間に抑制することが可能な蓋付き容器を提供する。
【解決手段】
上面近傍に開口部1を有した容器本体2を設け、容器本体2の上縁3近傍の周囲に嵌合した取付枠4を設け、取付枠4に投入口5を設け、取付枠4の中央部6にて回動自在に枢設した蓋体7を設け、蓋体7の端部8を押圧すると蓋体7が投入口5を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器9で、蓋体7の中央部10に一体的に軸部11を配置し、取付枠4の中央部6に一体的に軸受部12を配置し、軸部11、軸受部12で、蓋体7を枢設し、軸部11に永久磁石15を設け、軸受部12の周辺の軸受周辺部14にヒステリシス板16を設け、永久磁石15とヒステリシス板16を面対向して設け、蓋体7の端部8を押圧することにより回動する蓋体7を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器9。
【選択図】図1

Description

本発明は、ごみ容器等に利用するスイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器に関する。
一般に、容器部と蓋部とからなり、蓋部は蓋体と枠体とからなり、蓋体は枠体の上面開口部に設けられ、蓋体を左右にほぼ2等分する中心線のまわりに回動するように蓋体が枠体に枢支され、平常時は蓋体が枠体の上面開口部を閉塞している基準位置にあるごみ箱において、蓋体の左側部分を前記基準位置より下方に押動したとき、この左側部分の下方回動を弾性的に受け止めつつその下方回動を所定範囲まで許容し、かつ前記押動力が除去されたとき前記左側部分を前記基準位置まで復帰動させる位置規制具と、蓋体の右側部分を前記基準位置より下方に押動したとき、この右側部分の下方回動を弾性的に受け止めつつその下方回動を所定範囲まで許容し、かつ前記押動力が除去されたとき前記右側部分を前記基準位置まで復帰動させる位置規制具とを蓋体と枠体との間に設け、両位置規制具は共に枠体に支持されたバネと蓋体の当接部から構成され、基準位置においては左右両側で前記バネが前記当接部に当接しつつ蓋体が保持されるごみ箱(スイング式。例えば、特許文献1参照)がある。また、投入口の側端に側端を枢支した蓋体によりフラップ状に開蓋、閉蓋可能で、蓋体の閉状態を維持しているロック機構を手で解除する動作で開放することにより、力が加わって変形していた軸部にある弾性体が開放されて元に戻ろうとする力で蓋体が開くプッシュオン式(例えば、特許文献2参照)がある。
特開平9−124103号公報 特開平7−41024号公報
前記従来例の前者の位置規制具を設けたスイング式は、蓋体を下動させた後、位置規制具の弾性力により自動的に基準位置に復帰すると共に、左右両側に位置規制具を備えているため、左右の何れか前方が他方側のダンパーとして働き、下動後の蓋体は安定的にかつ早期に基準状態に収束し、不必要な揺動を抑制することを目的としているが、主としてコイルバネ、板バネ等を含めたバネ等を使用しており、コイルバネ等の弾性限度等を考慮して、基準位置から約90度付近等までの弾性的許容範囲までしか作用しないという問題がある。また、バネ等を使用しているため、その機械的特性から、揺動が瞬時に抑制されることはなく、顕著な効果をあまり期待できないという問題がある。また、前記蓋体の左側または右側部分を前記基準位置より下方に押動する場合において、バネ等の圧力が小さくないため、手で押動する力の増加する割合が少なくないという問題がある。さらに、長期使用するとバネ定数が低くなったりするバネの「へたり」現象が生じ、安定した効果を得ることが難しくなるという問題がある。本発明は、蓋板を早期に基準状態に収束し、前記問題を解消し、基準位置から360度の範囲まで作用可能で、不必要な揺動を短時間に抑制することが可能で、手で押動する力の増加する割合を低減することができ、長期使用しても半永久的に安定した効果を得ることが可能な、スイング式蓋付き容器を提供することを目的とする。
また、前記従来例の前者に限定せず、一般的にスイング式においては、製造時の加工精度等により生じる、蓋体の微少な歪み又は蓋体の微少な寸法誤差等からくる軸部を中心とした荷重の左右のアンバランス、あるいは、軸部、軸受部の表面の平滑性の度合等により、基準位置に復帰動する前に回動している蓋体が途中で停止するという問題が発生する場合がある。軸部に錘を追加することにより該問題を克服している市販の容器もあるが、前記蓋体の左側または右側部分を前記基準位置より下方に押動する場合において、手で押動する力の増加する割合が少なくないという前述した問題が新たに発生している。また、同時に、容器内のゴミ等を取り出す際にて蓋体を持ち上げる場合に蓋体の重さが増加しているため、手に負担がかかるという問題も発生している。本発明は、前記諸問題を解消し、製造時の加工精度等により生じる、基準位置に復帰動する前に回動している蓋体が途中で停止するのを減少させることが可能な、スイング式蓋付き容器を提供することを目的とする。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少、ゴミ等の臭いの周辺への拡散防止が可能な、スイング式蓋付き容器を提供することを目的とする。
前記従来例の後者のプッシュオン式は、蓋体の閉状態を維持しているロック機構を手で解除する動作で開放することにより、力が加わって変形していた軸部にある弾性体が開放されて元に戻ろうとする力で蓋体が開く場合において、容器本体の上縁もしくは取付枠の上縁と衝突し、衝突した反動等で揺動が生じるという問題がある。また、その際、容器本体の上縁もしくは取付枠の上縁と衝突することにより衝突音が発生するという問題がある。本発明は、前記問題を解消し、不必要な揺動を抑制することが可能で、衝突音を低減することが可能な、プッシュオン式蓋付き容器を提供することを目的とする。
また、プッシュオン式蓋付き容器において、該効果を付加しても、開いた蓋体を閉じる時に、蓋体の先端部分を下方に押動する場合において、手で押動する力の増加する割合を少なくすることが可能な、プッシュオン式蓋付き容器を提供することを目的とする。さらに、長期使用しても半永久的に安定した該効果を得ることが可能な、プッシュオン式蓋付き容器を提供することを目的とする。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少が可能な、プッシュオン式蓋付き容器を提供することを目的とする。
本発明によると上記課題は、次のようにして解決される。
(1)上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、上記容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、上記取付枠に投入口を設け、上記取付枠の中央部にて回動自在に枢設した蓋体を設け、上記蓋体の端部を押圧すると上記蓋体が上記投入口を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器において、上記枢設しているところの軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、上記蓋体と上記取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、上記蓋体の上記端部を押圧することにより回動する上記蓋体を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器とする。
(2)上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、上記容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、上記取付枠に投入口を設け、上記取付枠の中央部にて回動自在に枢設した蓋体を設け、上記蓋体の端部を押圧すると上記蓋体が上記投入口を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器において、上記蓋体の中央部に一体的に軸部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸受部を配置し、あるいは、上記蓋体の中央部に一体的に軸受部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸部を配置し、上記軸部、上記軸受部で、上記蓋体を枢設し、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部に永久磁石を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にヒステリシス板を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、それとも、上記蓋体の中央部に一体的に第2軸受部を配置し、上記取付枠の中央部に一体的に第3軸受部を配置し、上記蓋体および上記取付枠から独立し設けた独立軸部を設け、上記第2軸受部と上記第3軸受部に上記独立軸部を挿入し、上記第2軸受部、上記第3軸受部、上記独立軸部で、上記蓋体を枢設し、上記第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または上記第2軸受部に永久磁石を設け、上記第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または上記第3軸受部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、上記第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または上記第2軸受部にヒステリシス板を設け、上記第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または上記第3軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、上記蓋体の上記端部を押圧することにより回動する上記蓋体を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器とする。
(3)上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、この容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、この取付枠に投入口を設け、開き方向に付勢するバネを介して此の取付枠に蓋体を枢設し、開き方向に付勢する此の蓋体を掛止する揺動自在な掛止部材をこの取付枠の一端に設け、この掛止部材を押圧すると此の蓋体が此の投入口を開放できるようにしたプッシュオン式蓋付き容器において、この枢設しているところの軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、この蓋体と此の取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、この掛止部材を押圧することにより閉じている此の蓋体が開放し、回転する此の蓋体を制動することを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器とする。
(4)上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、この容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、この取付枠に投入口を設け、開き方向に付勢するバネを介して此の取付枠に蓋体を枢設し、開き方向に付勢する此の蓋体を掛止する揺動自在な掛止部材をこの取付枠の一端に設け、この掛止部材を押圧すると此の蓋体が此の投入口を開放できるようにしたプッシュオン式蓋付き容器において、この蓋体に一体的に軸部を配置して此の取付枠に一体的に軸受部を配置し、あるいは、この蓋体に一体的に軸受部を配置して此の取付枠に一体的に軸部を配置し、この軸部、この軸受部で、この蓋体を枢設し、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部に永久磁石を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部にヒステリシス板を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部に永久磁石を設け、このヒステリシス板と此の永久磁石を面対向して設け、それとも、この蓋体に一体的に第2軸受部を配置し、この取付枠に一体的に第3軸受部を配置し、この蓋体および此の取付枠から独立し設けた独立軸部を設け、この第2軸受部と此の第3軸受部に此の独立軸部を挿入し、この第2軸受部、この第3軸受部、この独立軸部で、この蓋体を枢設し、この第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または此の第2軸受部に永久磁石を設け、この第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または此の第3軸受部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、この第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または此の第2軸受部にヒステリシス板を設け、この第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または此の第3軸受部に永久磁石を設け、このヒステリシス板と此の永久磁石を面対向して設け、この掛止部材を押圧することにより閉じている此の蓋体が開放し、回転する此の蓋体を制動することを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器とする。
(5)上記(1)〜(2)項に記載のスイング式蓋付き容器、上記(3)〜(4)項に記載のプッシュオン式蓋付き容器において、ヒステリシス板、に代えて、永久磁石、にしたことを特徴とする蓋付き容器とする。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)本発明の請求項1〜2記載の発明によれば、不必要な揺動を短い時間で抑制することが可能となり、一連の揺動がほとんど発生することなく、元のつり合う位置に蓋体を戻すことができる。また、元のつり合う位置に上記蓋体が確実に復帰するので、製造時の加工精度等により生じる、つり合う位置である基準の位置に復帰する前に回動している蓋体が途中で停止するのを減少させることが可能である。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少、ゴミ等の臭いの周辺への拡散防止が可能である。また、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、蓋体が回転、回動するのにおいて、障害となる条件がないので、つり合う位置である基準の位置から360度の範囲まで作用可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、発生する磁力を小さくすることができるので、蓋体を手等で押圧する場合の手等への負担増が小さくて済む。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、上記永久磁石に比較して軽量の上記ヒステリシス板を片側に設けるので、上記永久磁石と上記永久磁石を、面対向して設ける場合に比べて、蓋体を手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。
(2)本発明の請求項3〜4記載の発明によれば、不必要な揺動を短い時間で抑制することが可能となり、一連の揺動の発生を低減することができる。また、この取付枠に此の蓋体が衝突することにより発生する衝突音を低減することができる。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少が可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、発生する磁力を小さくすることができるので、この蓋体を閉じるために手等で押圧する場合の手等への負担増が小さくて済む。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、上記永久磁石に比較して軽量の上記ヒステリシス板を片側に設けるので、上記永久磁石と上記永久磁石を、面対向して設ける場合に比べて、蓋体を手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。
(3)本発明の請求項5記載の発明によれば、スイング式蓋付き容器においては、不必要な揺動を短い時間で抑制することが可能となり、一連の揺動がほとんど発生することなく、元のつり合う位置に蓋体を戻すことができる。また、元のつり合う位置に上記蓋体が確実に復帰するので、製造時の加工精度等により生じる、つり合う位置である基準の位置に復帰する前に回動している蓋体が途中で停止するのを減少させることが可能である。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少、ゴミ等の臭いの周辺への拡散防止が可能である。また、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、蓋体が回転、回動するのにおいて、障害となる条件がないので、つり合う位置である基準の位置から360度の範囲まで作用可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、発生する磁力を小さくすることができるので、蓋体を手等で押圧する場合の手等への負担増が小さくて済む。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。また、本発明の請求項5記載の発明によれば、プッシュオン式蓋付き容器においては、不必要な揺動を短い時間で抑制することが可能となり、一連の揺動の発生を低減することができる。また、この取付枠に此の蓋体が衝突することにより発生する衝突音を低減することができる。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少が可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、発生する磁力を小さくすることができるので、この蓋体を閉じるために手等で押圧する場合の手等への負担増が小さくて済む。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、同様に、上記の一連の効果を有するのにもかかわらず、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。
以下に、添付図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明の範囲は、以下に説明される実施の形態に限定されるものではない。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9)について記す。スイング式蓋付き容器(9)は、図1〜図4、図16にて、上面近傍に開口部(1)を有した容器本体(2)を設けてある。上記容器本体(2)の上縁(3)近傍の周囲に嵌合した取付枠(4)を設けてある。上記取付枠(4)に投入口(5)を設けてある。上記取付枠(4)の中央部(6)にて回動自在に枢設した蓋体(7)を設けてある。上記蓋体(7)の端部(8)を押圧すると上記蓋体(7)が上記投入口(5)を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器(9)である。上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に軸部(11)を配置してある。上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に軸受部(12)を配置してある。上記軸部(11)、上記軸受部(12)で、上記蓋体(7)を枢設してある。上記軸部(11)に永久磁石(15)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にヒステリシス板(16)を設け、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)を面対向して設けてある。上記蓋体(7)の上記端部(8)を押圧することにより回動する上記蓋体(7)を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器(9)である。
また、スイング式蓋付き容器(9)において、加工、取付方法について、次のようにしてある。上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に軸部(11)を配置してある、について記す。図1〜図3、図16にて、上記蓋体(7)の中央部(10)に軸部(11)を配置してある。軸部(11)は、軸(64)と抜け止め(65)より設けられる。合成樹脂により上記蓋体(7)と軸(64)を成型加工してある。また、上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に軸受部(12)を配置してある、について記す。上記取付枠(4)の中央部(6)に軸受部(12)を配置してある。合成樹脂により上記取付枠(4)と軸受部(12)を成型加工してある。軸受部(12)に上記軸部(11)を挿入してある。挿入した軸(64)の端部を弾性的に係止する合成樹脂の抜け止め(65)を挿入してある。また、上記軸部(11)に永久磁石(15)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にヒステリシス板(16)を設け、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)を面対向して設けてある、について記す。抜け止め(65)の凹部(58)に上記永久磁石(15)を取り付けてある。軸受周辺部(14)の凹部(54)に上記ヒステリシス板(16)を取り付けてある。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9)において、次のようにしてもよい。抜け止め(65)の凹部(58)に上記永久磁石(15)を取り付け、上記軸受周辺部(14)の凹部(54)に上記ヒステリシス板(16)を取り付け、について、粘着剤、両面テープ等で取り付けてもよい。また、ビス等で取り付けてもよい。あるいは、合成樹脂等で製作した凹部(54)(58)の弾力性等を利用して係合または係止させてもよい。
次に、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9)の作用について説明する。スイング式蓋付き容器(9)において、図16にて、上記蓋体(7)の上記端部(8)を手等で押圧していない状態では、実線で記したように、バランスがつり合っていて、つり合う位置で上記蓋体(7)は静止している。例えば、上記蓋体(7)の左側の上記端部(8)を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧すると、一点鎖線で記したように、上記蓋体(7A)は開き方向(下方向)(矢印D)へ回転する。その後、上記蓋体(7A)の上記端部から手等を外して押圧により加えている力を取り除くと、つり合おうとするために実線で記したつり合う位置へ戻ろうと上記蓋体は開き方向(上方向)(矢印U)に回転する。しかし、回転し過ぎて、上記蓋体は、つり合う位置を超え、その後、回転する力を消耗すると、また、つり合う位置へ戻ろうと上記蓋体は開き方向(下方向)(矢印D)に回転する、という一連の揺動を当初の、つり合う位置に到達するまで繰り返そうとする。しかし、その際、図1にて、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に作用する磁力によって、上記一連の揺動を制動する。つまり、不必要な揺動を短い時間で抑制することが可能となり、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体(7)の左側の上記端部(8)を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧しても、一連の揺動がほとんど発生することなく、元のつり合う位置に上記蓋体(7)を戻すことができる。また、上記蓋体が回転、回動するのにおいて、障害となる条件が何もないので、つり合う位置である基準の位置から360度の範囲まで作用可能である。また、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体(7)の左側の上記端部(8)を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧する場合において、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に作用する磁力を小さくすることができるので、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。さらに、磁力を利用していることから、機械的な動作による摩擦等が少ないので消耗等の機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、一般的にスイング式の蓋付き容器においては、製造時の加工精度等により生じる、蓋体の微少な歪み又は蓋体の微少な寸法誤差等からくる軸部を中心とした荷重の左右のアンバランス、あるいは、軸部、軸受部の表面の平滑性の度合等により、つり合う位置である基準の位置に復帰する前に回動している蓋体が途中で停止するという問題が発生する場合がある。生じる磁力によって、元のつり合う位置に上記蓋体が確実に復帰するので、前記問題を解消し、製造時の加工精度等により生じる、つり合う位置である基準の位置に復帰する前に回動している蓋体が途中で停止するのを減少させることが可能である。また、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少、ゴミ等の臭いの周辺への拡散防止が可能である。また、上記永久磁石に比較して軽量の上記ヒステリシス板を片側に設けるので、上記永久磁石と上記永久磁石を、面対向して設ける場合に比べて、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体(7)の左側の上記端部を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧する場合において、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。
また、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9)において、永久磁石(15)、に代えて、ヒステリシス板(30)、として、ヒステリシス板(16)、に代えて、永久磁石(52)、としたスイング式蓋付き容器(9K)としてもよい。つまり、スイング式蓋付き容器(9)において、上記軸部(11)永久磁石(15)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にヒステリシス板(16)を設け、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)を面対向して、に代えて、上記軸部(11)にヒステリシス板(30)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)に永久磁石(52)を設け、上記ヒステリシス板(30)と上記永久磁石(52)を面対向して、としたスイング式蓋付き容器(9K)としてもよい。本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9K)にて、ヒステリシス板と永久磁石の配置と作用について説明する。図22は、スイング式蓋付き容器(9K)における、ヒステリシス板と永久磁石の取付箇所の正面図で、図22の左上段(a)に、蓋体側のヒステリシス板(30)を単体で描き、図22の左下段(b)に、取付枠側の永久磁石(52)を単体で描き、図22の中央左(c)に、永久磁石(52)とヒステリシス板(30)を、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、対向した状態を描き、図22の中央右(d)に、(c)の同状態から開き方向(矢印P5)に回転させた状態を描き、図22の右(e)に、さらに、(d)の同状態から閉じ方向(矢印T5)に回転させた状態を描いてある。スイング式蓋付き容器(9K)において、図22にて、ヒステリシス板(30)を設けていない部分(53)の面積は、永久磁石(52)の面積より大きくしてある。上記投入口を上記蓋体が開いている時間より閉じている時間は通常は長く、また、図22(c)にて、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて永久磁石(52)とヒステリシス板(30)は面対向していないが近接しているので、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて面対向しているヒステリシス板と永久磁石の間に作用する磁力に近い状態となっている。図22(d)にて、上記投入口を開くため、上記蓋体を手等で押圧して開き方向(矢印P5)に回転させると、永久磁石(52)が開き方向(矢印P5)に回転する。しかし、図22(e)にて、永久磁石(52)とヒステリシス板(30)の間に作用する磁力により、閉じ方向(矢印T5)に戻る。この場合、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて永久磁石(52)とヒステリシス板(30)は面対向していないが、上記投入口を開いた上記蓋体の位置にて永久磁石(52)とヒステリシス板(30)は面対向している。
次に本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9a)について記す。スイング式蓋付き容器(9a)は、スイング式蓋付き容器(9)を次のようにしてある。スイング式蓋付き容器(9a)は、スイング式蓋付き容器(9)において、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にヒステリシス板(16)を設け、に代えて、上記軸受部(12a)にヒステリシス板(16a)を設け、としてある。つまり、スイング式蓋付き容器(9a)は、スイング式蓋付き容器(9)において、図5にて、上記軸部(11a)に永久磁石(15a)を設け、上記軸受部(12a)にヒステリシス板(16a)を設け、上記永久磁石(15a)と上記ヒステリシス板(16a)を面対向して設けてある。
次に本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9b)について記す。スイング式蓋付き容器(9b)は、スイング式蓋付き容器(9)と同じように次のようにしてある。スイング式蓋付き容器(9b)は、スイング式蓋付き容器(9)において、図8にて、上記軸部(11b)に永久磁石(15b)を設け、上記軸受部(12b)の周辺の軸受周辺部(14b)にヒステリシス板(16b)を設け、上記永久磁石(15b)と上記ヒステリシス板(16b)を面対向して設けてある。
次に本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9c)について記す。スイング式蓋付き容器(9c)は、スイング式蓋付き容器(9)と同じように次のようにしてある。スイング式蓋付き容器(9c)は、スイング式蓋付き容器(9)において、図9にて、上記軸部(11c)に永久磁石(15c)を設け、上記軸受部(12c)の周辺の軸受周辺部(14c)にヒステリシス板(16c)を設け、上記永久磁石(15c)と上記ヒステリシス板(16c)を面対向して設けてある。
次に本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9d)について記す。スイング式蓋付き容器(9d)は、スイング式蓋付き容器(9)を次のようにしてある。スイング式蓋付き容器(9d)は、スイング式蓋付き容器(9)において、上記軸部(11)に永久磁石(15)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にヒステリシス板(16)を設け、に代えて、上記軸部(11d)の周辺の軸周辺部(13d)に永久磁石(15d)を設け、上記軸受部(12d)にヒステリシス板(16d)を設け、としてある。つまり、スイング式蓋付き容器(9a)は、スイング式蓋付き容器(9)において、図6にて、上記軸部(11d)の周辺の軸周辺部(13d)に永久磁石(15d)を設け、上記軸受部(12d)にヒステリシス板(16d)を設け、上記永久磁石(15d)と上記ヒステリシス板(16d)を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9d)を次のようにしてもよい。上記軸部(11d)の周辺の軸周辺部(13d)に永久磁石(15d)を設け、上記軸受部(12d)にヒステリシス板(16d)を設け、永久磁石(15d)とヒステリシス板(16d)を面対向して設け、に代えて、上記軸部(11d)の周辺の軸周辺部(13d)にヒステリシス板を設け、上記軸受部(12d)に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器にて、次のようにしてもよい。上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にヒステリシス板を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、としてもよい。上記永久磁石に比較して軽量の上記ヒステリシス板を上記蓋体側に設けるので、上記永久磁石を上記蓋体側に設ける場合に比べて、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体の上記端部を下方向へ手等で押圧する場合において、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器にて、次のようにしてもよい。上記蓋体の中央部に一体的に軸部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸受部を配置し、に代えて、上記蓋体の中央部に一体的に軸受部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸部を配置し、としてもよい。
次に本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9e)について記す。スイング式蓋付き容器(9e)は、スイング式蓋付き容器(9)を次のようにしてある。スイング式蓋付き容器(9e)は、スイング式蓋付き容器(9)において、上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に軸部(11)を配置して上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に軸受部(12)を配置し、上記軸部(11)、上記軸受部(12)で、上記蓋体(7)を枢設し、上記軸部(11)に永久磁石(15)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にヒステリシス板(16)を設け、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)を面対向して設け、に代えて、図7、図16にて、上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に第2軸受部(17)を配置し、上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に第3軸受部(18)を配置し、上記蓋体(7)および上記取付枠(4)から独立し設けた独立軸部(19)を設け、上記第2軸受部(17)と上記第3軸受部(18)に上記独立軸部(19)を挿入し、上記第2軸受部(17)、上記第3軸受部(18)、上記独立軸部(19)で、上記蓋体(7)を枢設し、上記第2軸受部(17)にヒステリシス板(16e)を設け、上記第3軸受部(18)に永久磁石(15e)を設け、上記ヒステリシス板(16e)と上記永久磁石(15e)を面対向して設け、としてある。つまり、スイング式蓋付き容器(9e)は、図7、図16にて、上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に第2軸受部(17)を配置してある。上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に第3軸受部(18)を配置してある。上記蓋体(7)および上記取付枠(4)から独立し設けた独立軸部(19)を設けてある。上記第2軸受部(17)と上記第3軸受部(18)に上記独立軸部(19)を挿入してある。上記第2軸受部(17)、上記第3軸受部(18)、上記独立軸部(19)で、上記蓋体(7)を枢設してある。上記第2軸受部(17)にヒステリシス板(16e)を設け、上記第3軸受部(18)に永久磁石(15e)を設け、上記ヒステリシス板(16e)と上記永久磁石(15e)を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9e)を次のようにしてもよい。上記第2軸受部(17)の周辺の第2軸受周辺部に永久磁石を設け、上記第3軸受部(18)の周辺の第3軸受周辺部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設けてもよい。
また、スイング式蓋付き容器(9e)において、加工、取付方法について、次のようにしてある。上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に第2軸受部(17)を配置してある、について記す。上記蓋体(7)の中央部(10)に第2軸受部(17)を配置してある。合成樹脂により上記蓋体(7)と第2軸受部(17)を成型加工してある。上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に第3軸受部(18)を配置してある、について記す。上記取付枠(4)の中央部(6)に第3軸受部(18)を配置してある。合成樹脂により上記取付枠(4)と第3軸受部(18)を成型加工してある。上記独立軸部(19)は、軸(64e)と抜け止め(65e)より設けられる。挿入した軸(64e)の端部を弾性的に係止する合成樹脂の抜け止め(65e)を挿入してある。また、上記第2軸受部(17)にヒステリシス板(16e)を設け、上記第3軸受部(18)に永久磁石(15e)を設け、上記ヒステリシス板(16e)と上記永久磁石(15e)を面対向して設けてある、について記す。上記第2軸受部(17)の凹部に上記ヒステリシス板(16e)を取り付けてある。上記第3軸受部(18)の凹部に上記永久磁石(15e)を取り付けてある。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9e)を次のようにしてもよい。上記第2軸受部(17)にヒステリシス板(16e)を設け、上記第3軸受部(18)に永久磁石(15e)を設け、上記ヒステリシス板(16e)と上記永久磁石(15e)を面対向して設け、に代えて、上記第2軸受部(17)に永久磁石を設け、上記第3軸受部(18)にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設けてもよい。
また、以上をまとめると、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記蓋体の中央部に一体的に軸部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸受部を配置してある。あるいは、上記蓋体の中央部に一体的に軸受部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸部を配置してある。上記軸部、上記軸受部で、上記蓋体を枢設してある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部に永久磁石を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にヒステリシス板を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記蓋体の中央部に一体的に第2軸受部を配置してある。上記取付枠の中央部に一体的に第3軸受部を配置してある。上記蓋体および上記取付枠から独立し設けた独立軸部を設けてある。上記第2軸受部と上記第3軸受部に上記独立軸部を挿入してある。上記第2軸受部、上記第3軸受部、上記独立軸部で、上記蓋体を枢設してある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記第2軸受部にヒステリシス板を設け、上記第3軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設けてある。あるいは、上記第2軸受部に永久磁石を設け、上記第3軸受部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記枢設しているところの軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、上記枢設しているところの軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記枢設している軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、上記枢設している軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、または、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を閉じた上記蓋体の全閉の位置にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、または、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を開いた上記蓋体の位置にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、または、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
次に、本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39)について記す。プッシュオン式蓋付き容器(39)は、図10、図17にて、上面近傍に開口部(31)を有した容器本体(32)を設けてある。この容器本体(32)の上縁(33)近傍の周囲に嵌合した取付枠(34)を設けてある。この取付枠(34)に投入口(35)を設けてある。開き方向(矢印P)に付勢するバネ(23)を介して此の取付枠(34)に蓋体(37)を枢設してある。開き方向(矢印P)に付勢する此の蓋体(37)を掛止する揺動自在な掛止部材(22)をこの取付枠(34)の一端(61)に設けてある。この掛止部材(22)を押圧すると此の蓋体(37)が此の投入口(35)を開放できるようにしたプッシュオン蓋付き容器(39)である。この蓋体(37)に一体的に軸部(41)を配置して此の取付枠(34)に一体的に軸受部(42)を配置してある。この軸部(41)、この軸受部(42)で、この蓋体(37)を枢設してある。この軸部(41)に永久磁石(45)を設け、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)にヒステリシス板(46)を設け、この永久磁石(45)と此のヒステリシス板(46)を面対向して設けてある。この掛止部材(22)を押圧することにより閉じている此の蓋体(37)が開放し回転する此の蓋体(37)を制動することを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器(39)である。
また、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、加工、取付方法について、次のようにしてある。この蓋体(37)に一体的に軸部(41)を配置してある、について記す。図10、図17にて、この蓋体(37)に軸部(41)を配置してある。軸部(41)は、軸(66)と抜け止め(67)より設けられる。合成樹脂により此の蓋体(37)と軸(66)を成型加工してある。また、此の取付枠(34)に一体的に軸受部(42)を配置してある、について記す。此の取付枠(34)に軸受部(42)を配置してある。合成樹脂により此の取付枠(34)と軸受部(42)を成型加工してある。軸受部(42)に此の軸部(41)を挿入してある。挿入した軸(66)の端部を弾性的に係止する合成樹脂の抜け止め(67)を挿入してある。また、この軸部(41)に永久磁石(45)を設け、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)にヒステリシス板(46)を設け、この永久磁石(45)と此のヒステリシス板(46)を面対向して設けてある、について記す。抜け止め(67)の凹部に此の永久磁石(45)を取り付けてある。軸受周辺部(44)の凹部に此のヒステリシス板(46)を取り付けてある。また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、次のようにしてもよい。抜け止め(67)の凹部に此の永久磁石(45)を取り付け、この軸受周辺部(44)の凹部に上記ヒステリシス板(46)を取り付け、について、粘着剤、両面テープ等で取り付けてもよい。また、ビス等で取り付けてもよい。あるいは、合成樹脂等で製作した凹部の弾力性等を利用して係合または係止させてもよい。なお、投入口が開くために、つまり、投入口が開放するために、蓋体が回転する方向を、該開き方向(矢印P)としてある。また、該開き方向(矢印P)に付勢するバネは、ねじりコイルばね、としてある。また、特に図示しないが、該開き方向(矢印P)に付勢するバネは、板ばね、合成樹脂等のバネであってもよい。
また、プッシュオン式蓋付き容器(39)を次のように記すこともできる。図17にて、開き方向(矢印P)に付勢するバネ(23)を介して此の取付枠(34)の側端(62)に蓋体(37)を枢設してある。開き方向(矢印P)に付勢する此の蓋体(37)を掛止する揺動自在な掛止部材(22)をこの取付枠(34)の他の側端(63)に設けてある。
次に、本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39)の作用について説明する。プッシュオン式蓋付き容器(39)は、図17にて、この開き方向(P)に付勢する此のバネ(23)を介した此の蓋体(37)をこの掛止部材(22)によって掛止している状態で、実線で記したように、この蓋体(37)は閉じたままとなっている。図10、図17にて、この掛止部材(22)を下方向(矢印D1)へ手等で押圧すると、この掛止部材(22)によって掛止していた此の蓋体(37)が開放し、力が加わって変形していた此のバネ(23)が開放されて元に戻ろうとする力で、この蓋体(37)は此の開き方向(矢印P)へ回転する。一点鎖線で記したように、開いた此の蓋体(37A)は此の取付枠(34)の上縁近傍に衝突し、衝突した反動等で揺動が生じる。その際、この永久磁石(45)と此のヒステリシス板(46)の間に作用する磁力によって、一連の揺動を制動する。つまり、この掛止部材(22)を下方向(矢印D1)へ手等で押圧して、掛止していた此の蓋体(37)が閉じた状態から開放する際に発生する一連の揺動を短い時間で抑制することができ、一連の揺動の発生を低減することができる。さらに、この蓋体(37A)が取付枠(34)の上縁近傍に衝突することにより発生する衝突音を低減することができる。また、開いた此の蓋体(37A)を閉じるため、この蓋体(37A)の此の端部(38)を閉じ方向(矢印S)へ手等で押圧する場合において、この永久磁石(45)と此のヒステリシス板(46)の間に作用する磁力を小さくすることができるので、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。さらに、磁力を利用していることから、機械的な動作による摩擦等が少ないので消耗等の機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少が可能である。また、この永久磁石に比較して軽量の此のヒステリシス板を片側に設けるので、永久磁石と永久磁石を、面対向して設ける場合に比べて、この蓋体(37A)の此の端部(38)を閉じ方向(矢印S)へ手等で押圧する場合において、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39)においても、スイング式蓋付き容器(9K)と同様のヒステリシス板と永久磁石の配置、作用が可能である。
次に本発明の他の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39a)について記す。プッシュオン式蓋付き容器(39a)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)を次のようにしてある。プッシュオン式蓋付き容器(39a)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)にヒステリシス板(46)を設け、に代えて、この軸受部(42a)にヒステリシス板(46a)を設け、としてある。つまり、プッシュオン式蓋付き容器(39a)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、図11にて、この軸部(41a)に永久磁石(45a)を設け、この軸受部(42a)にヒステリシス板(46a)を設け、この永久磁石(45a)と此のヒステリシス板(46a)を面対向して設けてある。
次に本発明の他の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39b)について記す。プッシュオン式蓋付き容器(39b)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)と同じように次のようにしてある。プッシュオン式蓋付き容器(39b)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、図14にて、この軸部(41b)に永久磁石(45b)を設け、この軸受部(42b)の周辺の軸受周辺部(44b)にヒステリシス板(46b)を設け、この永久磁石(45b)と此のヒステリシス板(46b)を面対向して設けてある。
次に本発明の他の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39d)について記す。プッシュオン式蓋付き容器(39d)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)を次のようにしてある。プッシュオン式蓋付き容器(39d)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、この軸部(41)に永久磁石(45)を設け、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)にヒステリシス板(46)を設け、に代えて、この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)に永久磁石(45d)を設け、この軸受部(42d)にヒステリシス板(46d)を設け、としてある。つまり、プッシュオン式蓋付き容器(39a)は、スイング式蓋付き容器(39)において、図12て、この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)に永久磁石(45d)を設け、この軸受部(42d)にヒステリシス板(46d)を設け、この永久磁石(45d)と此のヒステリシス板(46d)を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39d)を次のようにしてもよい。この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)に永久磁石(45d)を設け、この軸受部(42d)にヒステリシス板(46d)を設け、永久磁石(45d)とヒステリシス板(46d)を面対向して設け、に代えて、この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)にヒステリシス板(46d)を設け、この軸受部(42d)に永久磁石(45d)を設け、このヒステリシス板(46d)と此の永久磁石(45d)を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器にて、次のようにしてもよい。上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にヒステリシス板を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、としてもよい。上記永久磁石に比較して軽量の上記ヒステリシス板を上記蓋体側に設けるので、上記永久磁石を上記蓋体側に設ける場合に比べて、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体の上記端部を下方向へ手等で押圧する場合において、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器にて、次のようにしてもよい。この蓋体に一体的に軸部を配置して此の取付枠に一体的に軸受部を配置し、に代えて、この蓋体に一体的に軸受部を配置して此の取付枠に一体的に軸部を配置し、としてもよい。
次に、本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39e)について記す。プッシュオン式蓋付き容器(39e)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)を次のようにしてある。プッシュオン式蓋付き容器(39e)は、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、この蓋体(37)に一体的に軸部(41)を配置して此の取付枠(34)に一体的に軸受部(42)を配置し、この軸部(41)、この軸受部(42)で、この蓋体(37)を枢設し、この軸部(41)に永久磁石(45)を設け、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)にヒステリシス板(46)を設け、この永久磁石(45)と此のヒステリシス板(46)を面対向して設け、に代えて、図13、図17にて、この蓋体(37)に一体的に第2軸受部(47)を配置し、この取付枠(34)に一体的に第3軸受部(48)を配置し、この蓋体(37)および此の取付枠(34)から独立し設けた独立軸部(49)を設け、この第2軸受部(47)と此の第3軸受部(48)に此の独立軸部(49)を挿入し、この第2軸受部(47)、この第3軸受部(48)、この独立軸部(49)で、この蓋体(37)を枢設し、この第2軸受部(47)にヒステリシス板(46e)を設け、この第3軸受部(48)に永久磁石(45e)を設け、このヒステリシス板(46e)と此の永久磁石(45e)を面対向して設け、としてある。つまり、プッシュオン式蓋付き容器(39e)は、図13、図17にて、この蓋体(37)に一体的に第2軸受部(47)を配置してある。この取付枠(34)に一体的に第3軸受部(48)を配置してある。この蓋体(37)および此の取付枠(34)から独立し設けた独立軸部(49)を設けてある。この第2軸受部(47)と此の第3軸受部(48)に此の独立軸部(49)を挿入してある。この第2軸受部(47)、この第3軸受部(48)、この独立軸部(49)で、この蓋体(37)を枢設してある。この第2軸受部(47)にヒステリシス板(46e)を設け、この第3軸受部(48)に永久磁石(45e)を設け、このヒステリシス板(46e)と此の永久磁石(45e)を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39e)を次のようにしてもよい。上記第2軸受部(47)の周辺の第2軸受周辺部に永久磁石を設け、上記第3軸受部(48)の周辺の第3軸受周辺部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設けてもよい。
また、プッシュオン式蓋付き容器(39e)において、加工、取付方法について、次のようにしてある。この蓋体(37)に一体的に第2軸受部(47)を配置してある、について記す。この蓋体(37)に第2軸受部(47)を配置してある。合成樹脂によりこの蓋体(37)と第2軸受部(47)を成型加工してある。この取付枠(34)に一体的に第3軸受部(48)を配置してある、について記す。この取付枠(34)に第3軸受部(48)を配置してある。合成樹脂によりこの取付枠(34)と第3軸受部(48)を成型加工してある。この独立軸部(49)は、軸(66e)と抜け止め(67e)より設けられる。挿入した軸(66e)の端部を弾性的に係止する合成樹脂の抜け止め(67e)を挿入してある。また、この第2軸受部(47)にヒステリシス板(46e)を設け、この第3軸受部(48)に永久磁石(45e)を設け、このヒステリシス板(46e)と此の永久磁石(45e)を面対向して設けてある、について記す。この第2軸受部(47)の凹部に此のヒステリシス板(46e)を取り付けてある。この第3軸受部(48)の凹部に此の永久磁石(45e)を取り付けてある。
また、まとめると、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この蓋体に一体的に軸部を配置して此の取付枠に一体的に軸受部を配置してある。あるいは、この蓋体に一体的に軸受部を配置して此の取付枠に一体的に軸部を配置してある。この軸部、この軸受部で、この蓋体を枢設してある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部に永久磁石を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部にヒステリシス板を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部に永久磁石を設け、このヒステリシス板と此の永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この蓋体に一体的に第2軸受部を配置してある。この取付枠に一体的に第3軸受部を配置してある。この蓋体および此の取付枠から独立し設けた独立軸部を設けてある。この第2軸受部と此の第3軸受部に此の独立軸部を挿入してある。この第2軸受部、この第3軸受部、この独立軸部で、この蓋体を枢設してある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または此の第2軸受部に永久磁石を設け、この第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または此の第3軸受部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、この第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または此の第2軸受部にヒステリシス板を設け、この第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または此の第3軸受部に永久磁石を設け、このヒステリシス板と此の永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この枢設しているところの軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、この枢設しているところの軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この枢設している軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設けてある。あるいは、この枢設している軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、投入口を開いた蓋体の位置にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、投入口を開いた蓋体の全閉の位置にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、投入口を閉じた蓋体の位置にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設けてある。
次に、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9A)について記す。スイング式蓋付き容器(9A)は、図1〜図4、図16にて、上面近傍に開口部(1)を有した容器本体(2)を設けてある。上記容器本体(2)の上縁(3)近傍の周囲に嵌合した取付枠(4)を設けてある。上記取付枠(4)に投入口(5)を設けてある。上記取付枠(4)の中央部(6)にて回動自在に枢設した蓋体(7)を設けてある。上記蓋体(7)の端部(8)を押圧すると上記蓋体(7)が上記投入口(5)を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器(9A)である。上記蓋体(7)の中央部(10)に一体的に軸部(11)を配置してある。上記取付枠(4)の中央部(6)に一体的に軸受部(12)を配置してある。上記軸部(11)、上記軸受部(12)で、上記蓋体(7)を枢設してある。上記軸部(11)に永久磁石(15A)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)に永久磁石(15AA)を設け、上記永久磁石(15A)と上記永久磁石(15AA)を面対向して設けてある。上記蓋体(7)の上記端部(8)を押圧することにより回動する上記蓋体(7)を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器(9A)である。
また、スイング式蓋付き容器(9A)は、次のようにしてある。上記軸部(11)にN極の永久磁石(15A)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にS極の永久磁石(15AA)を設け、N極の上記永久磁石(15A)とS極の上記永久磁石(15AA)を面対向して設けてある。また、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記永久磁石(15A)と上記永久磁石(15AA)を面対向して設けてある。
次に、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9A)の作用について説明する。スイング式蓋付き容器(9A)において、図16にて、上記蓋体(7)の上記端部(8)を手等で押圧していない状態では、実線で記したように、バランスがつり合っていて、つり合う位置で上記蓋体(7)は静止している。例えば、上記蓋体(7)の左側の上記端部(8)を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧すると、一点鎖線で記したように、上記蓋体(7A)は開き方向(下方向)(矢印D)へ回転する。その後、上記蓋体(7A)の上記端部から手等を外して押圧により加えている力を取り除くと、つり合おうとするために実線で記したつり合う位置へ戻ろうと上記蓋体は開き方向(上方向)(矢印U)に回転する。しかし、回転し過ぎて、上記蓋体は、つり合う位置を超え、その後、回転する力を消耗すると、また、つり合う位置へ戻ろうと上記蓋体は開き方向(下方向)(矢印D)に回転する、という一連の揺動を当初の、つり合う位置に到達するまで繰り返そうとする。しかし、その際、図1にて、上記N極の永久磁石(15A)と上記S極の永久磁石(15AA)の間に作用する磁力によって、上記一連の揺動を制動する。つまり、不必要な揺動を短い時間で抑制することが可能となり、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体(7)の左側の上記端部(8)を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧しても、一連の揺動がほとんど発生することなく、元のつり合う位置に上記蓋体(7)を戻すことができる。また、上記蓋体が回転、回動するのにおいて、障害となる条件が何もないので、つり合う位置である基準の位置から360度の範囲まで作用可能である。また、例えば、つり合って静止しているつり合う位置にある上記蓋体(7)の左側の上記端部(8)を開き方向(下方向)(矢印D)へ手等で押圧する場合において、上記N極の永久磁石(15A)と上記S極の永久磁石(15AA)の間に作用する磁力を小さくすることができるので、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。さらに、磁力を利用していることから、機械的な動作による摩擦等が少ないので消耗等の機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、一般的にスイング式の蓋付き容器においては、製造時の加工精度等により生じる、蓋体の微少な歪み又は蓋体の微少な寸法誤差等からくる軸部を中心とした荷重の左右のアンバランス、あるいは軸部の表面の平滑性の度合等により、つり合う位置である基準の位置に復帰する前に回動している蓋体が途中で停止するという問題が発生する場合がある。生じる磁力によって、元のつり合う位置に上記蓋体が確実に復帰するので、前記問題を解消し、製造時の加工精度等により生じる、つり合う位置である基準の位置に復帰する前に回動している蓋体が途中で停止するのを減少させることが可能である。また、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少、ゴミ等の臭いの周辺への拡散防止が可能である。
また、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9A)において、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(15A)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にS極の永久磁石(15AA)を設け、N極の上記永久磁石(15A)とS極の上記永久磁石(15AA)を面対向して設け、に代えて、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(26)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にS極の永久磁石(24)を設け、N極の永久磁石(26)とS極の永久磁石(24)を面対向して設け、としたスイング式蓋付き容器(9F)としてもよい。本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9F)にて、永久磁石の配置と作用について説明する。図18は、スイング式蓋付き容器(9F)における、永久磁石の取付箇所の正面図で、図18の左上段(a)に、取付枠側のS極の永久磁石(24)を単体で描き、図18の左下段(b)に、蓋体側のN極の永久磁石(26)を単体で描き、図18の中央左(c)に、N極の永久磁石(26)とS極の永久磁石(24)を、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、対向した状態を描き、図18の中央右(d)に、(c)の同状態から開き方向(矢印P1)に回転させた状態を描き、図18の右(e)に、さらに、(d)の同状態から閉じ方向(矢印T1)に回転させた状態を描いてある。スイング式蓋付き容器(9F)において、図18(c)にて、上記蓋体側に設けたN極の永久磁石(26)と上記取付枠側に設けたS極の永久磁石(24)を、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、面対向に設けてある。N極の永久磁石(26)とS極の永久磁石(24)は面積を同じにしてある。図18(d)にて、上記投入口を開くため、上記蓋体を手等で押圧して開き方向(矢印P1)に回転させると、面対向に設けてあるN極の永久磁石(26)が開き方向(矢印P1)に回転する。しかし、図18(e)にて、N極の永久磁石(26)とS極の永久磁石(24)の間に作用する磁力により、N極の永久磁石(26)はS極の永久磁石(24)に吸引されて、閉じ方向(矢印T1)に戻る。
また、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9A)において、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(15A)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にS極の永久磁石(15AA)を設け、N極の上記永久磁石(15A)とS極の上記永久磁石(15AA)を面対向して設け、に代えて、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(26a)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)に、S極の永久磁石(24a)およびN極の永久磁石(28)を設け、N極の永久磁石(26a)と、S極の永久磁石(24a)およびN極の永久磁石(28)を、面対向して設け、としたスイング式蓋付き容器(9G)としてもよい。本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9G)にて、永久磁石の配置と作用について説明する。図19は、スイング式蓋付き容器(9G)における、永久磁石の取付箇所の正面図で、図18と同様に、図19の左上段(a)、図19の左下段(b)、図19の中央左(c)、図19の中央右(d)、図19の右(e)に、各々描いてある。スイング式蓋付き容器(9G)において、図19(c)にて、上記蓋体側に設けたN極の永久磁石(26a)と上記取付枠側に設けたS極の永久磁石(24a)を、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、面対向に設けてある。N極の永久磁石(28)はS極の永久磁石(24a)から少し角度をもたせて同一の平面上に設けてある。N極の永久磁石(26a)とS極の永久磁石(24a)とN極の永久磁石(28)は面積を同じにしてある。図19(d)にて、上記投入口を開くため、上記蓋体を手等で押圧して開き方向(矢印P2)に回転させると、面対向に設けてあるN極の永久磁石(26a)が開き方向(矢印P2)に回転する。しかし、図19(e)にて、N極の永久磁石(26a)とN極の永久磁石(28)の間に作用する磁力により、N極の永久磁石(26a)はN極の永久磁石(28)と反発し、閉じ方向(矢印T2)に戻る。また、N極の永久磁石(26a)とS極の永久磁石(24a)の間に作用する磁力により、N極の永久磁石(26a)はS極の永久磁石(24a)に吸引されて、閉じ方向(矢印T2)に戻る。
また、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9A)において、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(15A)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にS極の永久磁石(15AA)を設け、N極の上記永久磁石(15A)とS極の上記永久磁石(15AA)を面対向して設け、に代えて、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(26b)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)に、S極の永久磁石(24b)およびS極の永久磁石(29)を設け、N極の永久磁石(26b)と、S極の永久磁石(24b)およびS極の永久磁石(29)を、面対向して設け、としたスイング式蓋付き容器(9H)としてもよい。本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9H)にて、永久磁石の配置と作用について説明する。図20は、スイング式蓋付き容器(9H)における、永久磁石の取付箇所の正面図で、図18と同様に、図20の左上段(a)、図20の左下段(b)、図20の中央左(c)、図20の中央右(d)、図20の右(e)に、各々描いてある。スイング式蓋付き容器(9H)において、図20(c)にて、上記蓋体側に設けたN極の永久磁石(26b)と上記取付枠側に設けたS極の永久磁石(24b)を、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、面対向に設けてある。S極の永久磁石(29)はS極の永久磁石(24b)から角度をもたせて同一の平面上に設けてある。N極の永久磁石(26b)とS極の永久磁石(24b)は面積を同じにしてある。N極の永久磁石(26b)の4分の1程度にS極の永久磁石(29)の面積を設けてある。また、スイング式蓋付き容器(9H)の蓋体(7)の重さはスイング式蓋付き容器(9F)(9G)より重くしてある。図20(d)にて、上記投入口を開くため、上記蓋体を手等で押圧して開き方向(矢印P3)に回転させると、面対向に設けてあるN極の永久磁石(26b)が開き方向(矢印P3)に回転する。その際、N極の永久磁石(26b)とS極の永久磁石(29)の間に作用する磁力により、N極の永久磁石(26b)はS極の永久磁石(29)に吸引し減速する。しかし、図20(e)にて、N極の永久磁石(26b)とS極の永久磁石(24b)の間に作用する磁力は、N極の永久磁石(26b)とS極の永久磁石(29)の間に作用する磁力より大きいので、N極の永久磁石(26b)はS極の永久磁石(24b)に吸引されて、閉じ方向(矢印T3)に戻る。
また、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9A)において、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(15A)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)にS極の永久磁石(15AA)を設け、N極の上記永久磁石(15A)とS極の上記永久磁石(15AA)を面対向して設け、に代えて、上記投入口(5)を閉じた上記蓋体(7)の位置にて、上記軸部(11)にN極の永久磁石(26c)を設け、上記軸受部(12)の周辺の軸受周辺部(14)に、N極の永久磁石(28a)およびN極の永久磁石(28b)を設け、N極の永久磁石(26c)と、N極の永久磁石(28a)およびN極の永久磁石(28b)を、面対向して設け、としたスイング式蓋付き容器(9J)としてもよい。本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9J)にて、永久磁石の配置と作用について説明する。図21は、スイング式蓋付き容器(9J)における、永久磁石の取付箇所の正面図で、図18と同様に、図21の左上段(a)、図21の左下段(b)、図21の中央左(c)、図21の中央右(d)、図21の右(e)に、各々描いてある。スイング式蓋付き容器(9J)において、図21(c)にて、N極の永久磁石(28a)とN極の永久磁石(28b)は角度をもたせて同一の平面上に離して設けてある。N極の永久磁石(28a)とN極の永久磁石(28b)は、N極の永久磁石(26c)の2分の1程度の面積に各々してある。上記蓋体側に設けたN極の永久磁石(26c)と、上記取付枠側に設けたN極の永久磁石(28a)およびN極の永久磁石(28b)を、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、面対向に設けていない。図21(d)にて、上記投入口を開くため、上記蓋体を手等で押圧して開き方向(矢印P4)に回転させると、N極の永久磁石(26c)が開き方向(矢印P4)に回転する。しかし、図21(e)にて、N極の永久磁石(26c)とN極の永久磁石(28a)の間に作用する磁力により、N極の永久磁石(26c)はN極の永久磁石(28a)と反発し、閉じ方向(矢印T4)に戻る。この場合、上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にてN極の永久磁石(26c)とN極の永久磁石(28a)は面対向していないが、上記投入口を開いた上記蓋体の位置にてN極の永久磁石(26c)とN極の永久磁石(28a)は面対向している。面対向するのにおいて、N極とN極というように極が同じでもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9a)(9b)(9c)(9d)(9e)にて、各々、次のようにしてもよい。ヒステリシス板(16a)(16b)(16c)(16d)(16e)、に代えて、永久磁石、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9a)にて、次のようにしてもよい。上記軸部(11a)に永久磁石(15a)を設け、上記軸受部(12a)にヒステリシス板(16a)を設け、上記永久磁石(15a)と上記ヒステリシス板(16a)を面対向して設け、に代えて、上記軸部(11a)にN極の永久磁石を設け、上記軸受部(12a)にS極の永久磁石を設け、N極の上記永久磁石とS極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。また、上記軸部(11a)にS極の永久磁石を設け、上記軸受部(12a)にN極の永久磁石を設け、S極の上記永久磁石とN極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9b)(9c)にて、各々、次のようにしてもよい。上記軸部(11b)(11c)に永久磁石(15b)(15c)を設け、上記軸受部(12b)(12c)の周辺の軸受周辺部(14b)(14c)にヒステリシス板(16b)(16c)を設け、上記永久磁石(15b)(15c)と上記ヒステリシス板(16b)(16c)を面対向して設け、に代えて、上記軸部(11b)(11c)にN極の永久磁石を設け、上記軸受部(12b)(12c)の周辺の軸受周辺部(14b)(14c)にS極の永久磁石を設け、N極の上記永久磁石とS極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。また、上記軸部(11b)(11c)にS極の永久磁石を設け、上記軸受部(12b)(12c)の周辺の軸受周辺部(14b)(14c)にN極の永久磁石を設け、S極の上記永久磁石とN極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9d)にて、次のようにしてもよい。上記軸部(11d)の周辺の軸受周辺部(13d)に永久磁石(15d)を設け、上記軸受部(12d)にヒステリシス板(16d)を設け、上記永久磁石(15d)と上記ヒステリシス板(16d)を面対向して設け、に代えて、上記軸部(11d)の周辺の軸受周辺部(13d)にN極の永久磁石を設け、上記軸受部(12d)にS極の永久磁石を設け、N極の上記永久磁石とS極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。また、上記軸部(11d)の周辺の軸受周辺部(13d)にS極の永久磁石を設け、上記軸受部(12d)にN極の永久磁石を設け、S極の上記永久磁石とN極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9e)にて、次のようにしてもよい。上記第2軸受部(17)にヒステリシス板(16e)を設け、上記第3軸受部(18)に永久磁石(15e)を設け、上記ヒステリシス板(16e)と上記永久磁石(15e)を面対向して設け、に代えて、上記第2軸受部(17)にN極の永久磁石を設け、上記第3軸受部(18)にS極の永久磁石を設け、N極の上記永久磁石とS極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。また、上記第2軸受部(17)にS極の永久磁石を設け、上記第3軸受部(18)にN極の永久磁石を設け、S極の上記永久磁石とN極の上記永久磁石を面対向して設け、にしたことを特徴とするスイング式蓋付き容器としてもよい。
また、以上をまとめると、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部に永久磁石を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部に永久磁石を設け、上記永久磁石と上記永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にN極の永久磁石を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部にS極の永久磁石を設け、N極の上記永久磁石とS極の上記永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にS極の永久磁石を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部にN極の永久磁石を設け、S極の上記永久磁石とN極の上記永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記第2軸受部に永久磁石を設け、上記第3軸受部に永久磁石を設け、上記永久磁石と上記永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記第2軸受部にN極の永久磁石を設け、上記第3軸受部にS極の永久磁石を設け、N極の上記永久磁石とS極の上記永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記第2軸受部にS極の永久磁石を設け、上記第3軸受部にN極の永久磁石を設け、S極の上記永久磁石とN極の上記永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記枢設しているところの軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記枢設しているところの軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器は、上記枢設している軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を閉じた上記蓋体の全閉の位置にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を開いた上記蓋体の位置にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を閉じた上記蓋体の位置にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石を、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設け、としてもよい。また、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を閉じた上記蓋体の全閉の位置にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石を、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設け、としてもよい。また、スイング式蓋付き容器を次のようにしてもよい。上記投入口を開いた上記蓋体の位置にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石を、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設け、としてもよい。
次に、本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39A)について記す。プッシュオン式蓋付き容器(39A)は、図10、図17にて、上面近傍に開口部(31)を有した容器本体(32)を設けてある。この容器本体(32)の上縁(33)近傍の周囲に嵌合した取付枠(34)を設けてある。この取付枠(34)に投入口(35)を設けてある。開き方向(矢印P)に付勢するバネ(23)を介して此の取付枠(34)に蓋体(37)を枢設してある。開き方向(矢印P)に付勢する此の蓋体(37)を掛止する揺動自在な掛止部材(22)をこの取付枠(34)の一端に設けてある。この掛止部材(22)を押圧すると此の蓋体(37)が此の投入口(35)を開放できるようにしたプッシュオン蓋付き容器(39A)である。この蓋体(37)に一体的に軸部(41)を配置して此の取付枠(34)に一体的に軸受部(42)を配置してある。この軸部(41)、この軸受部(42)で、この蓋体(37)を枢設してある。この軸部(41)に永久磁石(45A)を設け、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)に永久磁石(45AA)を設け、この永久磁石(45A)と此の永久磁石(45AA)を面対向して設けてある。この掛止部材(22)を押圧することにより閉じている此の蓋体(37)が開放し回転する此の蓋体(37)を制動することを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器(39A)である。
また、プッシュオン式蓋付き容器(39A)は、次のようにしてある。この軸部(41)にN極の永久磁石(45A)を設け、この軸受部(42)の周辺の軸受周辺部(44)にS極の永久磁石(45AA)を設け、N極の此の永久磁石(45A)とS極の此の永久磁石(45AA)を面対向して設けてある。上記投入口(35)を開いた上記蓋体(37)の位置にて、この永久磁石(45A)と此の永久磁石(45AA)を面対向して設けてある。
次に、本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39A)の作用について説明する。プッシュオン式蓋付き容器(39A)は、図17にて、この開き方向(矢印P)に付勢する此のバネ(23)を介した此の蓋体(37)をこの掛止部材(22)によって掛止している状態で、実線で記したように、この蓋体(37)は閉じたままとなっている。図10、図17にて、この掛止部材(22)を下方向(矢印D1)へ手等で押圧すると、この掛止部材(22)によって掛止していた此の蓋体(37)が開放し、力が加わって変形していた此のバネ(23)が開放されて元に戻ろうとする力で、この蓋体(37)は此の開き方向(矢印P)へ回転する。一点鎖線で記したように、開いた此の蓋体(37A)は此の取付枠(34)の上縁近傍に衝突し、衝突した反動等で揺動が生じる。その際、このN極の永久磁石(45A)と此のS極の永久磁石(45AA)の間に作用する磁力によって、一連の揺動を制動する。つまり、この掛止部材(22)を下方向(矢印D1)へ手等で押圧して、掛止していた此の蓋体(37)が閉じた状態から開放する際に発生する一連の揺動を短い時間で抑制することができ、一連の揺動の発生を低減することができる。さらに、この蓋体(37A)が取付枠(34)の上縁近傍に衝突することにより発生する衝突音を低減することができる。また、開いた此の蓋体(37A)を閉じるため、この蓋体(37A)の此の端部(38)を閉じ方向(矢印S)へ手等で押圧する場合において、このN極の永久磁石(45A)と此のS極の永久磁石(45AA)の間に作用する磁力を小さくすることができるので、手等で押圧する力の増加する割合が少なくて済み、つまり、手等で押圧する場合の手等への負担増が少なくて済む。さらに、磁力を利用していることから、機械的な動作による摩擦等が少ないので消耗等の機械的損失等が少なく長期使用しても安定した効果を半永久的に持続することが可能である。また、加工が容易で、使用する材料も少なくて済むので低コストで製造できる。また、不必要な揺動を抑制することで、外観上の不快感の減少が可能である。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39A)においても、スイング式蓋付き容器(9F)(9G)(9H)(9J)と同様の永久磁石の配置、作用が可能である。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39a)(39b)(39d)(39e)にて、各々、次のようにしてもよい。ヒステリシス板(46a)(46b)(46d)(46e)、に代えて、永久磁石、にしたことを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器としてもよい。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39a)にて、次のようにしてもよい。この軸部(41a)に永久磁石(45a)を設け、この軸受部(42a)にヒステリシス板(46a)を設け、この永久磁石(45a)と此のヒステリシス板(46a)を面対向して設け、に代えて、この軸部(41a)にN極の永久磁石を設け、この軸受部(42a)にS極の永久磁石を設け、N極の此の永久磁石とS極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、この軸部(41a)にS極の永久磁石を設け、この軸受部(42a)にN極の永久磁石を設け、S極の此の永久磁石とN極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39b)にて、次のようにしてもよい。この軸部(41b)に永久磁石(45b)を設け、この軸受部(42b)の周辺の軸受周辺部(44b)にヒステリシス板(46b)を設け、この永久磁石(45b)と此のヒステリシス板(46b)を面対向して設け、に代えて、この軸部(41b)にN極の永久磁石を設け、この軸受部(42b)の周辺の軸受周辺部(44b)にS極の永久磁石を設け、N極の此の永久磁石とS極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、此の軸部(41b)にS極の永久磁石を設け、この軸受部(42b)の周辺の軸受周辺部(44b)にN極の永久磁石を設け、S極の此の永久磁石とN極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39d)にて、次のようにしてもよい。この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)に永久磁石(45d)を設け、この軸受部(42d)にヒステリシス板(46d)を設け、この永久磁石(45d)と此のヒステリシス板(46d)を面対向して設け、に代えて、この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)にN極の永久磁石を設け、この軸受部(42d)にS極の永久磁石を設け、N極の此の永久磁石とS極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、この軸部(41d)の周辺の軸周辺部(43d)にS極の永久磁石を設け、この軸受部(42d)にN極の永久磁石を設け、S極の此の永久磁石とN極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器(39e)にて、次のようにしてもよい。この第2軸受部(47)にヒステリシス板(46e)を設け、この第3軸受部(48)に永久磁石(45e)を設け、このヒステリシス板(46e)と此の永久磁石(45e)を面対向して設け、に代えて、この第2軸受部(47)にN極の永久磁石を設け、この第3軸受部(48)にS極の永久磁石を設け、N極の此の永久磁石とS極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、この第2軸受部(47)にS極の永久磁石を設け、この第3軸受部(48)にN極の永久磁石を設け、S極の此の永久磁石とN極の此の永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、以上をまとめると、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部に永久磁石を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部に永久磁石を設け、この永久磁石と此の永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部にN極の永久磁石を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部にS極の永久磁石を設け、N極の此の永久磁石とS極の此の永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部にS極の永久磁石を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部にN極の永久磁石を設け、S極の此の永久磁石とN極の此の永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この第2軸受部に永久磁石を設け、この第3軸受部に永久磁石を設け、この永久磁石と此の永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この第2軸受部にN極の永久磁石を設け、この第3軸受部にS極の永久磁石を設け、N極の此の永久磁石とS極の此の永久磁石を面対向して設けてある。また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この第2軸受部にS極の永久磁石を設け、この第3軸受部にN極の永久磁石を設け、S極の此の永久磁石とN極の此の永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この枢設しているところの軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この枢設しているところの軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設けてある。
また、次のように記すこともできる。本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器は、この枢設している軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設けてある。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器を次のようにしてもよい。この投入口を閉じた此の蓋体の位置にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、プッシュオン式蓋付き容器を次のようにしてもよい。この投入口を閉じた此の蓋体の全閉の位置にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。また、プッシュオン式蓋付き容器を次のようにしてもよい。この投入口を開いた此の蓋体の位置にて、永久磁石と永久磁石を面対向して設け、としてもよい。
また、特に図示しないが、プッシュオン式蓋付き容器を次のようにしてもよい。この投入口を閉じた此の蓋体の位置にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石を、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設け、としてもよい。また、プッシュオン式蓋付き容器を次のようにしてもよい。この投入口を閉じた此の蓋体の全閉の位置にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石を、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設け、としてもよい。また、プッシュオン式蓋付き容器を次のようにしてもよい。この投入口を開いた此の蓋体の位置にて、N極の永久磁石とS極の永久磁石を、または、S極の永久磁石とN極の永久磁石を、面対向して設け、としてもよい。
また、スイング式蓋付き容器(9)において、次のようにしてある。図1にて、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に間隙(59)を設けてある。また、特に図示しないが、上記ヒステリシス板(16)と上記永久磁石(15)の間に間隙を設けてもよい。また、プッシュオン式蓋付き容器(39)においても、図10にて、同様に、上記永久磁石(45)と上記ヒステリシス板(46)の間に間隙(59a)を設けてある。また、特に図示しないが、上記ヒステリシス板(46)と上記永久磁石(45)の間に間隙を設けてもよい。あるいは、同様に、スイング式蓋付き容器(9A)、プッシュオン式蓋付き容器(39A)においても、図1、図10にて、上記永久磁石(15A)(45A)と上記永久磁石(15AA)(45AA)の間に間隙(59)(59a)を各々設けてある。また、上記永久磁石(15AA)(45AA)と上記永久磁石(15A)(45A)の間に間隙を設けてもよい。
また、言い換えれば、次のように記すこともできる。スイング式蓋付き容器(9)、プッシュオン式蓋付き容器(39)において、永久磁石とヒステリシス板、あるいは、ヒステリシス板と永久磁石を近接して設けてもよい。スイング式蓋付き容器(9A)、プッシュオン式蓋付き容器(39A)において、永久磁石と永久磁石を近接して設けてもよい。または、スイング式蓋付き容器(9A)、プッシュオン式蓋付き容器(39A)において、N極の永久磁石とS極の永久磁石、あるいは、S極の永久磁石とN極の永久磁石を近接して設けてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器において、該間隙を設けなくともよい。密着させてもよい。例えば、スイング式蓋付き容器(9)において、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)を密着して設ける。その際、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に作用する磁力を小さくして設け、上記蓋体(7)の重量を少し大きくして設ける等により調整してもよい。投入口を開くため上記蓋体(7)を動かした後で上記蓋体(7)から手等を離しても、投入口を閉じた上記蓋体(7)の位置に到達する前の位置、つまり、基準位置に復帰動する前に回動している蓋体が途中で停止することがない。
また、スイング式蓋付き容器(9)において、次のようにしてある。図1〜図3にて、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に作用する磁力により、上記永久磁石(15)が上記ヒステリシス板(16)に吸引し密着するのを防ぐため、上記軸部(11)に突起状のストッパー(56)を設けてある。また、特に図示しないが、上記軸周辺部(13)に別のストッパー機構等を設けてもよい。該ストッパー(56)を設けることにより、該間隙(59)を一定以上に維持できる。また、プッシュオン式蓋付き容器(39)においても、同様に次のようにしてある。図10にて、上記永久磁石(45)と上記ヒステリシス板(46)の間に作用する磁力により、上記永久磁石(45)が上記ヒステリシス板(46)に吸引し密着するのを防ぐため、上記軸部(41)にストッパー(56a)を設けてある。また、特に図示しないが、上記軸周辺部(43)に別のストッパー機構等を設けてもよい。該ストッパー(56a)を設けることにより、該間隙(59)を一定以上に維持できる。
また、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9)において、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に介在物(60)を設けた、スイング式蓋付き容器(9f)としてもよい。本発明の他の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9f)は、図15にて、介在物(60)を、上記永久磁石(15)と上記ヒステリシス板(16)の間に設けてある。該介在物(60)を設けることにより、該間隙(59)を一定以上に維持できる。また、プッシュオン式蓋付き容器においても、同様にしてもよい。該介在物(60)は、磁力を通す材質のもの、あるいは、磁力を通しやすいものであってもよい。例えば、合成樹脂等であってもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器において、次のようにしてもよい。蓋体、取付枠の両サイド(左右両側)の軸部、軸受部に永久磁石、ヒステリシス板を各々設けてもよい。また、蓋体、取付枠の両サイド(左右両側)の独立軸部、第2軸受部、第3軸受部に永久磁石、ヒステリシス板を各々設けてもよい。
また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器(9A)、プッシュオン式蓋付き容器(39A)において、次のようにしてもよい。永久磁石と永久磁石を回転方向に交互に配設、着磁したNS着磁とし、該NS着磁と該NS着磁を面対向して設けてもよい。また、スイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器において、次のようにしてもよい。永久磁石、N極の永久磁石、S極の永久磁石、ヒステリシス板について、対向する面の形状は、円形、三角形、四角形、五角形他、どのような形のものでもよい。また、例えば、円形の場合、全周すべてにおいて、永久磁石、N極の永久磁石、S極の永久磁石、ヒステリシス板を設けなくても、一部のみでもよい。また、次のようにしてもよい。ヨークを設けてもよい。
なお、スイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器は、永久磁石またはヒステリシス板の材質、大きさ、厚さ、形状、配置、または、永久磁石の磁力、または、面対向に設けた永久磁石とヒステリシス板の間の間隙の寸法、または、面対向に設けた永久磁石と永久磁石の間の間隙の寸法、蓋体の重量、軸部および軸受部の平滑性、形状等により、前記不必要な揺動を抑制する際の状態は一様ではない。
また、特に図示しないが、前記蓋付き容器において、スイング式、プッシュオン式に代えて、周知の事実であるペダル式において活用してもよい。
また、スイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器に作用する事象について記す。前記永久磁石で発生した磁束は、前記ヒステリシス板に到達し、該ヒステリシス板に誘導された磁束は、回転等させた該永久磁石または該ヒステリシス板により、その磁束変化に遅れ等を生じ、ヒステリシス損失等により制動する力になる。つまり、該ヒステリシス板は磁束変化によるヒステリシス損失を用いたヒステリシス板である。該ヒステリシス板はトルク制御によるヒステリシス板である、といえる。
また、次のようにしてもよい。前記ヒステリシス板について、半硬質磁石としてもよい。また、同様に、前記ヒステリシス板について、磁性体としてもよい。また、次のようにしてもよい。ヒステリシス板の材質として、マルテンサイト系ステンレス鋼、Mn鋼系、Cr−Co系、析出硬化系ステンレス鋼、Cr鋼等があげられるが他の材料を選択してもよい。また、前記ヒステリシス板は板状に形成してなる。また、次のようにしてもよい。永久磁石、N極の永久磁石、S極の永久磁石の材質として、フェライト系プラスチックマグネット、フェライト系焼結マグネット、希土類マグネット(Sn−Co系)(Nd−Fe−B系)、金属磁石(Al−Ni−Co系)(Fe−Cr−Co系)、ゴム磁石等があげられるが他の材料を選択してもよい。
また、ヒステリシス損失が比較的大きいFe系、Fe−V系、Fe−Co系、Fe−Cr系等のFe合金、フェロックスプレーナ、Ni−フェライト等のフェライト、希土類−コバルト合金なども好ましく、これらのうち、導電性を有するものは、ヒステリシス損失による制動力のほか、渦電流損失による制動力も生じる。また、特に図示しないが、スイング式蓋付き容器、プッシュオン式蓋付き容器において、渦電流式によるものとしてもよい。
次に、本発明の従来例、実施例を示す。表1は、スイング式蓋付き容器の前記従来例と、本発明の一実施形態である、スイング式蓋付き容器(9)の実施例との、測定結果を示す。従来例1〜3、実施例1は、材料を集めて製作した容器を、従来例4は市販の容器を使用した。蓋体は、従来例1〜3、実施例1ともに共通のものを使用し、材質がポリプロピレン、長手方向の長さ295mm、重さ50gのものを、従来例4は、材質が合成樹脂系、長手方向の長さ約220mmのものを使用した。従来例1は、蓋体を開閉した場合に反動によって生じる蓋体の揺動を抑止するものを特に装備していない状態の容器を使用した。従来例2〜4は、蓋体の揺動を抑止するための、ねじりコイルばねを配置した。蓋体の中央部に設けた軸にねじりコイルばねを挿入し、ねじりコイルばねの一端を蓋体に、ねじりコイルばねの片一端を取付枠に固定した。開き方向(下方向)(矢印D)に手等で蓋体を押して開くと、ねじりコイルばねが付勢し、蓋体を押していた手等を蓋体より離すと、付勢しているねじりコイルばねの力により閉じ方向(上方向)(矢印U)に戻るように設けた。ねじりコイルばねは、従来例2は、線の太さ0.3mm、外径2mm、4巻きのものを、従来例3は、線の太さ0.4mm、外径9mm、4巻きのものを、従来例4は、3巻きのものを使用した。実施例1において、永久磁石(15)は、材質がフェライト系等、円形で、外径20mm、内径4mm、厚さ2.9mm、重さ3g、ヒステリシス板(16)は、材質が鉄系、円形中空で、外径20mm、内径4mm、厚さ0.1mmのものを使用し、永久磁石(15)を蓋体(7)側、ヒステリシス板(16)を取付枠(4)側に設け、永久磁石(15)とヒステリシス板(16)の間の離隔の長さを2mmに配置した。試験1は、投入口を閉じた蓋体の位置を試験開始位置とし、該投入口を閉じた蓋体の位置から開き方向(下方向)(矢印D)に85度蓋体が回転した場合の蓋体に加わった重さを、蓋体の先端部を測定ポイントとして各々測定した。試験2は、軸の中心を基点とし該投入口を閉じた蓋体の位置を0度として、該投入口を閉じた蓋体の位置から85度回転した蓋体の位置を試験開始位置とし、開き方向(上方向)(矢印U)に蓋体を復元しようとした場合において、1回目の反動によって該投入口を閉じた蓋体の位置より上側の方向に達した蓋体の位置の角度を各々測定した。また、反動によって生じる蓋体の開閉の動作回数において、該投入口を閉じた蓋体の位置より下側の位置から、該投入口を閉じた蓋体の位置に復元しようする動作、該投入口を閉じた蓋体の位置より上側の位置から、該投入口を閉じた蓋体の位置に復元しようとする動作を各々1回として、動作回数を測定した。およそ1回に満たない動作の場合は0.5回とした。試験3は、従来例2〜3において、試験2を10回実施した場合の、ねじりコイルばねの変形の有無を確認した。表1の測定結果より次のことがいえる。試験1の測定結果より、実施例1は、従来例2〜4に比べ、重さは半分程度以下であることがわかる。また、実施例1は、従来例1と比べ、顕著な差がないことがわかる。言い換えると、実施例1は、該投入口を閉じた蓋体の位置から該開き方向(下方向)(矢印D)に85度蓋体が回動する場合に必要とする、蓋体を手で押す力は少なくて済むことがわかる。試験2の測定結果より、従来例1〜4は、角度が、有であるのに対し、実施例1は無であり、動作回数も同様であることがわかる。言い換えると、実施例1は、反動による揺動が少ないことがわかる。以上から、本実施例により発生する効果は、次の通りである。該投入口を閉じた蓋体の位置から該開き方向(下方向)(矢印D)に蓋体が回転する場合に必要とする、蓋体を手で押す力が少なくて済み、蓋体を開閉した場合に反動によって生じる揺動を少なくすることができる。
次に、本発明の従来例、実施例を示す。表2は、プッシュオン式蓋付き容器の前記従来例と、本発明の一実施形態である、プッシュオン式蓋付き容器(39)の実施例との、測定結果を示す。蓋体は、従来例5、実施例2ともに共通のものを使用し、材質がポリプロピレン、長手方向の長さ215mm、重さ39gのものを使用した。従来例5は、閉じた蓋体を開いた場合に反動によって生じる蓋体の揺動を抑止するものを特に装備していない状態の容器を使用した。実施例2において、永久磁石(15)は、材質がフェライト系等、円形中空で、外径30mm、内径5mm、厚さ3mm、重さ7g、ヒステリシス板(16)は、材質が鉄系、円形中空で、外径30mm、内径5mm、厚さ0.1mmのものを使用し、永久磁石(15)を蓋体(7)側、ヒステリシス板(16)を取付枠(4)側に設け、永久磁石(15)とヒステリシス板(16)の間の離隔の長さを0mmとして、永久磁石(15)とヒステリシス板(16)を常時、接触するようにした。試験4は、投入口を開いた蓋体の位置を試験開始位置とし、投入口を閉じた蓋体の位置を試験終了位置とし、該該投入口を開いた蓋体の位置から閉じ方向(矢印S)に蓋体が回転した場合の蓋体に加わった重さを、蓋体の先端部を測定ポイントとして各々測定した。試験5は、軸の中心を基点とし該投入口を開いた蓋体の位置を0度として、該投入口を閉じた蓋体の位置の蓋体を試験開始位置とし、開き方向(矢印P)に蓋体を回転した場合において、取付枠に反動による1回目の衝突後、該投入口を開いた蓋体の位置から閉じ方向(矢印S)に戻った蓋体の位置の角度を各々測定した。また、反動によって生じる蓋体の揺動の動作回数において、該衝突後の蓋体の該投入口を開いた蓋体の位置から、該閉じ方向(矢印S)に戻ろうとする動作を1回として、動作回数を測定した。およそ1回に満たない動作の場合は0.5回とした。表2の測定結果より次のことがいえる。試験4の測定結果より、実施例2は、従来例5と比べ、顕著な差がないことがわかる。言い換えると、実施例2は、該投入口を開いた蓋体の位置から該投入口を閉じた蓋体の位置に蓋体を戻す場合に、つまり、蓋体を閉じる場合に必要とする、蓋体を手で押す力は少なくて済むことがわかる。試験5の測定結果より、角度が、実施例2は従来例5の3分の1であり、動作回数が、実施例2は従来例5に比較して少ないことがわかる。言い換えると、実施例2は、反動による揺動が少ないことがわかる。以上から、本実施例により発生する効果は、次の通りである。該投入口を開いた蓋体の位置から該投入口を閉じた蓋体の位置に蓋体が回転する場合に必要とする、蓋体を手で押す力が少なくて済み、蓋体を開いた場合に反動によって生じる揺動を少なくすることができる。
Figure 2009102023
Figure 2009102023
図4のZ−ZZ線より矢印方向から見た、スイング式蓋付き容器(9)(9A)の部分拡大断面図。 スイング式蓋付き容器(9)(9A)の図1を分解した部分拡大断面図。 スイング式蓋付き容器(9)(9A)の軸部・軸受部等を分解して描いた部分拡大斜視図。 スイング式蓋付き容器(9)(9A)の軸部・軸受部等の部分拡大斜視図。 図1と同様でスイング式蓋付き容器(9a)の部分拡大断面図。 図1と同様でスイング式蓋付き容器(9d)の部分拡大断面図。 図1と同様でスイング式蓋付き容器(9e)の部分拡大断面図。 図1と同様でスイング式蓋付き容器(9b)の部分拡大断面図。 図1と同様でスイング式蓋付き容器(9c)の部分拡大断面図。 図1と同様でプッシュオン式蓋付き容器(39)(39A)の部分拡大断面図。 図1と同様でプッシュオン式蓋付き容器(39a)の部分拡大断面図。 図1と同様でプッシュオン式蓋付き容器(39d)の部分拡大断面図。 図1と同様でプッシュオン式蓋付き容器(39e)の部分拡大断面図。 図1と同様でプッシュオン式蓋付き容器(39b)の部分拡大断面図。 図1と同様でスイング式蓋付き容器(9f)の部分拡大断面図。 スイング式蓋付き容器(9)(9a)(9b)(9c)(9d)(9e)(9f)(9A)の斜視図。 プッシュオン式蓋付き容器(39)(39a)(39b)(39d)(39e)(39A)の斜視図。 スイング式蓋付き容器(9F)における、永久磁石の取付箇所の正面図 スイング式蓋付き容器(9G)における、永久磁石の取付箇所の正面図 スイング式蓋付き容器(9H)における、永久磁石の取付箇所の正面図 スイング式蓋付き容器(9J)における、永久磁石の取付箇所の正面図 スイング式蓋付き容器(9K)における、ヒステリシス板と永久磁石の取付箇所の正面図
符号の説明
(1) 開口部
(2) 容器本体
(3) 上縁
(4) 取付枠
(5) 投入口
(6) 中央部
(7) 蓋体
(7A) 蓋体
(8) 端部
(9) スイング式蓋付き容器
(9a) スイング式蓋付き容器
(9b) スイング式蓋付き容器
(9c) スイング式蓋付き容器
(9d) スイング式蓋付き容器
(9e) スイング式蓋付き容器
(9f) スイング式蓋付き容器
(9A) スイング式蓋付き容器
(9F) スイング式蓋付き容器
(9G) スイング式蓋付き容器
(9H) スイング式蓋付き容器
(9J) スイング式蓋付き容器
(9K) スイング式蓋付き容器
(10) 中央部
(11) 軸部
(11a) 軸部
(11b) 軸部
(11c) 軸部
(11d) 軸部
(12) 軸受部
(12a) 軸受部
(12b) 軸受部
(12c) 軸受部
(12d) 軸受部
(13d) 軸周辺部
(14) 軸受周辺部
(14b) 軸受周辺部
(14c) 軸受周辺部
(15) 永久磁石
(15a) 永久磁石
(15b) 永久磁石
(15c) 永久磁石
(15d) 永久磁石
(15e) 永久磁石
(15A) N極の永久磁石
(15AA) S極の永久磁石
(16) ヒステリシス板
(16a) ヒステリシス板
(16b) ヒステリシス板
(16c) ヒステリシス板
(16d) ヒステリシス板
(16e) ヒステリシス板
(17) 第2軸受部
(18) 第3軸受部
(19) 独立軸部
(22) 掛止部材
(23) バネ
(24) S極の永久磁石
(24a) S極の永久磁石
(24b) S極の永久磁石
(25) 左端部
(26) N極の永久磁石
(26a) N極の永久磁石
(26b) N極の永久磁石
(26c) N極の永久磁石
(28) N極の永久磁石
(28a) N極の永久磁石
(28b) N極の永久磁石
(29) S極の永久磁石
(30) ヒステリシス板
(31) 開口部
(32) 容器本体
(33) 上縁
(34) 取付枠
(35) 投入口
(36) 中央部
(37) 蓋体
(37A) 蓋体
(38) 端部
(39) プッシュオン式蓋付き容器
(39a) プッシュオン式蓋付き容器
(39b) プッシュオン式蓋付き容器
(39d) プッシュオン式蓋付き容器
(39e) プッシュオン式蓋付き容器
(39A) プッシュオン式蓋付き容器
(40) 中央部
(41) 軸部
(41a) 軸部
(41b) 軸部
(41d) 軸部
(42) 軸受部
(42a) 軸受部
(42b) 軸受部
(42d) 軸受部
(43) 軸周辺部
(43a) 軸周辺部
(43b) 軸周辺部
(43d) 軸周辺部
(44) 軸受周辺部
(44b) 軸受周辺部
(45) 永久磁石
(45a) 永久磁石
(45b) 永久磁石
(45d) 永久磁石
(45e) 永久磁石
(45A) N極の永久磁石
(45AA) S極の永久磁石
(46) ヒステリシス板
(46a) ヒステリシス板
(46b) ヒステリシス板
(46d) ヒステリシス板
(46e) ヒステリシス板
(47) 第2軸受部
(48) 第3軸受部
(49) 独立軸部
(52) 永久磁石
(53) 部分
(54) 凹部
(56) ストッパー
(56a) ストッパー
(58) 凹部
(59) 間隙
(59a) 間隙
(60) 介在物
(61) 一端
(62) 側端
(63) 側端
(64) 軸
(64a) 軸
(64b) 軸
(64c) 軸
(64d) 軸
(64e) 軸
(65) 抜け止め
(65a) 抜け止め
(65b) 抜け止め
(65c) 抜け止め
(65e) 抜け止め
(66) 軸
(66a) 軸
(66b) 軸
(66d) 軸
(66e) 軸
(67) 抜け止め
(67a) 抜け止め
(67b) 抜け止め
(67e) 抜け止め
(矢印D) 開き方向(下方向)
(矢印D1) 下方向
(矢印U) 開き方向(上方向)
(矢印P) 開き方向
(矢印P1) 開き方向
(矢印P2) 開き方向
(矢印P3) 開き方向
(矢印P4) 開き方向
(矢印P5) 開き方向
(矢印S) 閉じ方向
(矢印T) 閉じ方向
(矢印T1) 閉じ方向
(矢印T2) 閉じ方向
(矢印T3) 閉じ方向
(矢印T4) 閉じ方向
(矢印T5) 閉じ方向

Claims (5)

  1. 上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、上記容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、上記取付枠に投入口を設け、上記取付枠の中央部にて回動自在に枢設した蓋体を設け、上記蓋体の端部を押圧すると上記蓋体が上記投入口を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器において、上記枢設しているところの軸部または上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部を受ける軸受部または上記軸受部の周辺の軸受周辺部に、上記蓋体と上記取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、上記蓋体と上記取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、上記蓋体の上記端部を押圧することにより回動する上記蓋体を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器。
  2. 上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、上記容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、上記取付枠に投入口を設け、上記取付枠の中央部にて回動自在に枢設した蓋体を設け、上記蓋体の端部を押圧すると上記蓋体が上記投入口を開放できるようにしたスイング式蓋付き容器において、上記蓋体の中央部に一体的に軸部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸受部を配置し、あるいは、上記蓋体の中央部に一体的に軸受部を配置して上記取付枠の中央部に一体的に軸部を配置し、上記軸部、上記軸受部で、上記蓋体を枢設し、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部に永久磁石を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、上記軸部の周辺の軸周辺部または上記軸部にヒステリシス板を設け、上記軸受部の周辺の軸受周辺部または上記軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、それとも、上記蓋体の中央部に一体的に第2軸受部を配置し、上記取付枠の中央部に一体的に第3軸受部を配置し、上記蓋体および上記取付枠から独立し設けた独立軸部を設け、上記第2軸受部と上記第3軸受部に上記独立軸部を挿入し、上記第2軸受部、上記第3軸受部、上記独立軸部で、上記蓋体を枢設し、上記第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または上記第2軸受部に永久磁石を設け、上記第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または上記第3軸受部にヒステリシス板を設け、上記永久磁石と上記ヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、上記第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または上記第2軸受部にヒステリシス板を設け、上記第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または上記第3軸受部に永久磁石を設け、上記ヒステリシス板と上記永久磁石を面対向して設け、上記蓋体の上記端部を押圧することにより回動する上記蓋体を制動することを特徴とするスイング式蓋付き容器。
  3. 上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、この容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、この取付枠に投入口を設け、開き方向に付勢するバネを介して此の取付枠に蓋体を枢設し、開き方向に付勢する此の蓋体を掛止する揺動自在な掛止部材をこの取付枠の一端に設け、この掛止部材を押圧すると此の蓋体が此の投入口を開放できるようにしたプッシュオン式蓋付き容器において、この枢設しているところの軸部または此の軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部を受ける軸受部または此の軸受部の周辺の軸受周辺部に、この蓋体と此の取付枠にて、永久磁石とヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、この蓋体と此の取付枠にて、ヒステリシス板と永久磁石を面対向して設け、この掛止部材を押圧することにより閉じている此の蓋体が開放し、回転する此の蓋体を制動することを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器。
  4. 上面近傍に開口部を有した容器本体を設け、この容器本体の上縁近傍の周囲に嵌合した取付枠を設け、この取付枠に投入口を設け、開き方向に付勢するバネを介して此の取付枠に蓋体を枢設し、開き方向に付勢する此の蓋体を掛止する揺動自在な掛止部材をこの取付枠の一端に設け、この掛止部材を押圧すると此の蓋体が此の投入口を開放できるようにしたプッシュオン式蓋付き容器において、この蓋体に一体的に軸部を配置して此の取付枠に一体的に軸受部を配置し、あるいは、この蓋体に一体的に軸受部を配置して此の取付枠に一体的に軸部を配置し、この軸部、この軸受部で、この蓋体を枢設し、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部に永久磁石を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、この軸部の周辺の軸周辺部または此の軸部にヒステリシス板を設け、この軸受部の周辺の軸受周辺部または此の軸受部に永久磁石を設け、このヒステリシス板と此の永久磁石を面対向して設け、それとも、この蓋体に一体的に第2軸受部を配置し、この取付枠に一体的に第3軸受部を配置し、この蓋体および此の取付枠から独立し設けた独立軸部を設け、この第2軸受部と此の第3軸受部に此の独立軸部を挿入し、この第2軸受部、この第3軸受部、この独立軸部で、この蓋体を枢設し、この第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または此の第2軸受部に永久磁石を設け、この第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または此の第3軸受部にヒステリシス板を設け、この永久磁石と此のヒステリシス板を面対向して設け、あるいは、この第2軸受部の周辺の第2軸受周辺部または此の第2軸受部にヒステリシス板を設け、この第3軸受部の周辺の第3軸受周辺部または此の第3軸受部に永久磁石を設け、このヒステリシス板と此の永久磁石を面対向して設け、この掛止部材を押圧することにより閉じている此の蓋体が開放し、回転する此の蓋体を制動することを特徴とするプッシュオン式蓋付き容器。
  5. 請求項1〜2に記載のスイング式蓋付き容器、請求項3〜4に記載のプッシュオン式蓋付き容器において、ヒステリシス板、に代えて、永久磁石、にしたことを特徴とする蓋付き容器。
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