JP2009101510A - Lens grinder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、被加工レンズを研削加工するための研削砥石をドレッシングするドレッシング砥石が設けられたレンズ研削装置に関するものである。 The present invention relates to a lens grinding apparatus provided with a dressing wheel for dressing a grinding wheel for grinding a lens to be processed.
眼鏡レンズの周縁部分の加工等に使用されるレンズ研削装置は、円形のダイヤモンド砥石がレンズ研削砥石として使用されている。 In a lens grinding apparatus used for processing a peripheral portion of an eyeglass lens, a circular diamond grindstone is used as a lens grinding grindstone.
このダイヤモンド砥石は、その外周に、通常ボンドと呼ばれる金属粉末と微細なダイヤモンド砥石粒とを焼結形成したダイヤ層を有している。 This diamond grindstone has a diamond layer on its outer periphery, which is formed by sintering a metal powder, usually called a bond, and fine diamond grindstone grains.
このダイヤ層の表面には、砥石の使用時期においては、ダイヤモンド砥石粒が正常に突出していて、使用の開始時には砥石の”目出し”が非常によいものである。 On the surface of the diamond layer, diamond grindstone grains normally protrude when the grindstone is used, and the “balance” of the grindstone is very good at the start of use.
ところが、長期間使用していると、ダイヤモンド砥石粒の脱落や摩耗、或は目詰まりにより、砥石の”目出し”が悪くなる傾向にある。この様な場合には、ダイヤ層の表面を整えてダイヤモンド砥石粒の突出状態を正常にもどすため、又、目詰まりを解消するため、ドレッシングと呼ばれる処理を行っている。 However, when used for a long period of time, the “grinding” of the grindstone tends to be deteriorated due to dropping or abrasion of the diamond grindstone or clogging. In such a case, a process called dressing is performed in order to adjust the surface of the diamond layer so as to return the protruding state of the diamond grindstone grains to normal and to eliminate clogging.
実際のドレッシング処理においては、棒状のドレッシングスティックを回転するダイヤモンド砥石に手で押しつけて、水を掛けながら砥石の”目出し”を行っていた。 In an actual dressing process, a bar-shaped dressing stick is manually pressed against a rotating diamond grindstone, and the “wound” of the grindstone is performed while water is being applied.
しかし、この方法では、研削されたドレッシングの粒や水が飛散して作業者の衣服を汚したりすることもあり、又、作業者の熟練度等によって作業性が異なるため、作業性が悪いものであった。 However, in this method, ground dressing particles and water may be scattered to contaminate the worker's clothes, and the workability differs depending on the skill level of the worker, etc. Met.
そのため、この様な不具合を解決するものとして、例えば特許文献1の公報に開示された様なドレッシング装置が考えられている。 Therefore, as a solution to such a problem, for example, a dressing device as disclosed in the publication of Patent Document 1 is considered.
この公報に開示された従来のドレッシング装置では、レンズドレッシング砥石(ドレッシングディスク)を、レンズ周縁加工装置のレンズ回転軸間に保持させると共に、前記レンズ周縁加工装置のレンズ研削砥石を回転させながら、前記レンズ研削砥石の周面に押し付けて前記レンズ研削砥石の周面のドレッシングを行う様に構成されている。 In the conventional dressing apparatus disclosed in this publication, the lens dressing grindstone (dressing disc) is held between the lens rotation shafts of the lens peripheral edge processing apparatus and the lens peripheral grinding apparatus is rotated while rotating the lens grinding wheel. The lens grinding wheel is pressed against the circumferential surface of the lens grinding wheel to dress the circumferential surface of the lens grinding wheel.
ところで、この様なドレッシング装置には、研削砥石による被加工レンズの研削加工枚数をカウントして、このカウントした枚数を液晶表示器に表示させ、この表示から研削砥石の交換時期を知ることができるようにしたものが考えられている。 By the way, in such a dressing apparatus, the number of processed lenses of the lens to be processed by the grinding wheel is counted, the counted number is displayed on the liquid crystal display, and it is possible to know the replacement time of the grinding wheel from this display. Something like that is considered.
しかし、このドレッシング装置では、研削砥石の交換時期を大まかに知ることができても、研削砥石の目詰まり状態を解消するためのドレッシング時期を正確且つ簡易に知ることができないものであった。 However, in this dressing apparatus, even if the replacement time of the grinding wheel can be roughly known, the dressing time for eliminating the clogging state of the grinding wheel cannot be accurately and easily known.
そこで、この発明の目的は、研削砥石の目詰まり状態を解消するためのドレッシング時期を正確且つ簡易に知ることができるレンズ研削装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a lens grinding apparatus capable of accurately and simply knowing a dressing time for eliminating a clogged grinding wheel.
上述の目的を達成するため、請求項1の発明は、被加工レンズを研削加工するための研削砥石と、前記研削砥石を回転させるための砥石回転軸を有するレンズ研削装置において、前記砥石回転軸の回転数を計測する回転数計測手段を有し、加工仕上げまでの砥石回転軸の回転数が所定回転数よりも多いときに、ドレッシング警告を表示する表示手段を設けたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the invention of claim 1 is directed to a lens grinding apparatus having a grinding wheel for grinding a lens to be processed and a grinding wheel rotating shaft for rotating the grinding wheel. And a display means for displaying a dressing warning when the rotational speed of the grindstone rotating shaft until finishing is larger than a predetermined rotational speed.
また、請求項2の発明は、被加工レンズを仕上加工するための仕上加工砥石と、前記仕上加工砥石を回転させるための砥石回転軸を有するレンズ研削装置において、前記砥石回転軸の回転数を計測する回転数計測手段を有し、加工仕上げまでの砥石回転軸の回転数が所定回転数よりも多いときに、ドレッシング警告を表示する表示手段を設けたことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, there is provided a lens grinding apparatus having a finishing grindstone for finishing a workpiece lens and a grindstone rotating shaft for rotating the finishing grindstone. It has a rotational speed measuring means for measuring, and is characterized by providing a display means for displaying a dressing warning when the rotational speed of the grindstone rotating shaft until finishing is larger than a predetermined rotational speed.
このような構成によれば、研削砥石の目詰まり状態を解消するためのドレッシング時期を正確且つ簡易に知ることができる。 According to such a configuration, it is possible to accurately and easily know the dressing time for eliminating the clogged state of the grinding wheel.
[装置構成]
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[Device configuration]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本発明に係る眼鏡レンズ研削装置の研削砥石及び溝掘砥石・面取砥石を後ろ斜め上方からみた斜視図、図2は図1の一部を省略して眼鏡レンズ研削装置の研削砥石及び溝掘砥石・面取砥石を前斜め上方からみた斜視図、図3は図1の面取砥石を含む部分の断面図である。また、図4は図1〜図3の砥石を有する眼鏡レンズ研削装置の概略斜視図、図5は眼鏡レンズ研削装置の制御回路図である。 FIG. 1 is a perspective view of a grinding wheel, a grooving wheel, and a chamfering grindstone of a spectacle lens grinding apparatus according to the present invention when viewed obliquely from the rear, and FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view of a portion including the chamfering grindstone of FIG. 1. 4 is a schematic perspective view of an eyeglass lens grinding apparatus having the grindstone of FIGS. 1 to 3, and FIG. 5 is a control circuit diagram of the eyeglass lens grinding apparatus.
図4において、1は眼鏡レンズ研削装置の本体、2は後縁部を中心に上下動可能且つ左右動可能に本体1に装着されたキャリッジ、3,4はキャリッジ2の前端部に同軸に取り付けられたレンズ回転軸である。
In FIG. 4, 1 is a main body of the spectacle lens grinding apparatus, 2 is a carriage mounted on the main body 1 so as to be movable up and down and left and right around the rear edge, and 3 and 4 are coaxially attached to the front end of the
このレンズ回転軸3は軸線方向に移動不能に且つ軸線周りに回転駆動可能にキャリッジ2に保持され、レンズ回転軸4は軸線方向に進退駆動操作可能に且つ軸線周りに回転駆動可能にキャリッジ2に保持されている。そして、このレンズ回転軸4をレンズ回転軸3に対して進退駆動することにより、レンズ回転軸3,4の一端部間(対向端部間)に未加工眼鏡レンズLを挟持した、レンズ回転軸3,4の一端部間に挟持した未加工眼鏡レンズLの挟持を解除できる様になっている。また、レンズ回転軸3,4は、図示しないパルスモータで軸線周りに回転駆動できるようになっている。
The
更に、レンズ回転軸3の他端部には円板5が設けられている。この円板5は図示しないパルスモータ(昇降駆動手段)により昇降駆動される受台6に侍従により当接していて、この受台6の昇降駆動によりキャリッジ2の先端及びレンズ回転軸3,4が昇降駆動される様になっている。7は本体1に設けられた操作パネル(キーボード)、8は本体1に設けられた液晶表示器(表示手段)である。
Further, a
この様なキャリッジ2やレンズ回転軸3,4及び受台6の取付構造や駆動機構等については周知の構造や機構を採用できるので、その詳細な説明は省略する。
Since such a mounting structure and driving mechanism for the
また、本体1にはレンズ回転軸3,4の下方に位置して砥石配設凹所9が形成されている。この本体1には図1〜図3に示した砥石装置10の支持部10aが図3の如く保持され、砥石配設凹所9には図1〜図3に示した砥石装置10の砥石部10bが配設されている。
<砥石装置10>
砥石装置10の支持部10aは筒状支持軸11を有し、筒状支持軸11は筒部11aと筒部11aに螺着された筒部11bを有する。また、支持部10aは、筒状支持軸11内に配設された砥石回転軸(スピンドル)12と、砥石回転軸12の一端部側を筒状支持軸11の筒部11aに回転自在に保持している軸受(ラジアルベアリング)13,14を有する。この砥石回転軸12は研削砥石駆動モータ(研削砥石駆動手段)15により回転駆動されるようになっている。
The main body 1 is formed with a grindstone disposition recess 9 located below the
<Whetstone
The
この砥石回転軸12の中間部には、軸受13の図示を略したインナーレースに当接させられたスペーサ16が嵌合されていると共に、スペーサ16の軸線方向への移動を規制する軸受支持部材17が取り付けられている。
A
また、砥石部10bは、第1の接触車18,研削砥石19,ヤゲン研削砥石(ヤゲン砥石)20及び第2の接触車21を有する。尚、説明の便宜上、本実施例では研削砥石19,ヤゲン研削砥石20のみを図示したが、実際には中砥石や仕上砥石等も設けられる。
Further, the grindstone portion 10 b includes a
そして、これらの第1の駆動接触車18,研削砥石19,ヤゲン研削砥石20及び第2の駆動接触車21は、この順に砥石回転軸12の他端部側の外周に嵌合されている。しかも、砥石回転軸12の端部のネジ穴12aには端板22が図1の固定ボルト23が螺着される。これにより、端板22が、砥石回転軸12の他端に固定ボルト23を介して固定されていて、第1の駆動接触車18,研削砥石19,ヤゲン研削砥石20及び第2の駆動接触車21を軸受部材17に押し付け固定している。
<砥石保持部材>
この軸受部材17には、砥石保持部材24が軸受(ラジアルベアリング)Bを介して回動自在に取り付けられている。これにより、砥石保持部材24は、研削砥石19,20の回転軸すなわち砥石回転軸12の軸線O1と同一軸上で回動(回転)できるようになっている。
The first
<Whetstone holding member>
A grinding
この砥石保持部材24は端面形状がセクター状(扇形状)に形成されている。また、この砥石保持部材24の自由端部には面取軸保持筒24a及びアーム部24bが一体に設けられ、アーム部24bの先端部には筒状の溝掘軸保持部24cが一体に設けられている。
<面取砥石>
面取軸保持筒24aには面取軸25が軸受(ラジアルベアリング)26を介して回転自在に保持され、面取軸25には面取砥石27,28が取り付けられている。しかも、面取軸25には、第1の駆動接触車18に押圧接触する第1の従動接触車29が取り付けられている。これにより、面取砥石27,28は、第1の従動接触車29,第1の駆動接触車18及び砥石回転軸12を介して研削砥石駆動モータ(研削砥石駆動手段)15に連動している。従って、研削砥石駆動モータ15は、面取砥石駆動手段を兼用することになる。
<溝掘砥石>
また、溝掘軸保持部24cには溝掘軸30が図示しない軸受(ラジアルベアリング)を介して回転自在に保持され、溝掘軸30の一端部には円板状の溝掘砥石31が取り付けられている。この溝掘軸30の軸線O2は、図1に示した如く第2の駆動接触車21側から第1の駆動接触車18側に向かうに従って砥石回転軸12の軸線O1から離反する方向に傾斜させられている。尚、O1′は、溝掘軸30の傾斜をわかりやすくするために砥石回転軸12の軸線O1と平行に示した仮想線である。しかも、溝掘軸30の他端部には、第2の駆動接触車21に押圧接触する第2の従動接触車32が取り付けられている。これにより、溝掘砥石31は、第2の従動接触車32,第2の駆動接触車21及び砥石回転軸12を介して研削砥石駆動モータ(研削砥石駆動手段)15に連動している。従って、研削砥石駆動モータ15は、溝掘砥石駆動手段を兼用することになる。
<保持部材駆動機構>
上述の砥石保持部材24は、保持部材駆動機構(保持部材駆動装置)33により研削砥石19,20の軸線(回転軸線)O1を中心に使用位置(砥石回転軸12の上方位置)と退避位置(砥石回転軸12の下方位置)との間で回動駆動されるようになっている。
The
<Chamfering whetstone>
A
<Groove grinding wheel>
Further, the
<Holding member drive mechanism>
The above-described
この保持部材駆動機構33は、図1,図3に示したモータ取付用のフレーム板34と、フレーム板34に取り付けられたパルスモータ等の駆動モータ(駆動手段)35と、駆動モータ35の回転駆動力を砥石保持部材24に伝達する歯車伝達機構36を有する。
The holding
歯車伝達機構36は、駆動モータ35の出力軸35aに固定されたウオーム37と、フレーム板34に設けられた軸受筒部38と、軸受筒部38に挿通された回転軸39と、回転軸39を軸受筒部38に回転自在に保持している軸受(ラジアルベアリング)40と、ウオーム37に噛合し且つ回転軸39の一端部に固定されたウオームホイール41と、回転軸39の他端部に固定されたギヤ42を有する。
The
また、歯車伝達機構36は、筒部11bとスペーサ16との間にボス部43aが嵌合され且つギヤ42に噛合するギヤ43と、ボス部43aを筒部11b内周面に回転自在に保持している軸受(ラジアルベアリング)44と、ボス部45aがボス部43aの端部外周に嵌合し且つボス部43aに固定された連動部材45を有する。この連動部材45は、砥石保持部材24に固定又は周方向に相対回動不能に係合させられている。
Further, the
従って、駆動モータ35の回転が、ウオーム37,ウオームホイール41,回転軸39,ギヤ42,43及び連動部材45を介して砥石保持部材24に伝達されると、砥石保持部材24が砥石回転軸12及びその軸線O1の周りに回動駆動されることになる。
<ドレッシング装置100>
図1に示したようにヤゲン研削砥石19は、平砥石面19a,19aと、平砥石面19a,19a間のV字状のヤゲン溝19bを有する。このヤゲン砥石19は、ドレッシング装置100によりドレッシング処理できるようになっている。このドレッシング装置100は、駆動モータ101と、駆動モータ101の出力101aに取り付けられたドレッシング砥石102を有する。このドレッシング砥石102は、ヤゲン研削砥石19の平砥石面19a,19aをドレッシング処理する平ドレッシング砥石部102a,102aと、断面が三角形状に突出してヤゲン研削砥石19のヤゲン溝19bをドレッシング処理するヤゲンドレッシング砥石部102bを有する。
<制御回路>
上述した操作パネル(キーボード)7の各操作キーの操作は図5の演算制御回路(演算制御手段)50に入力され、演算制御回路50はこの操作に基づく内容を液晶表示器8に表示する。また、演算制御回路50は、研削砥石駆動モータ15の回転駆動制御を行うと共に、駆動モータ35の正転と逆転制御を行うようになっている。
Therefore, when the rotation of the
<Dressing device 100>
As shown in FIG. 1, the
<Control circuit>
The operation of each operation key on the operation panel (keyboard) 7 described above is input to the arithmetic control circuit (arithmetic control means) 50 in FIG. 5, and the
また、ヤゲン砥石20による被加工レンズのヤゲン加工開始から仕上げ加工終了までの全回転数をカウントするカウンタ103が回転数計測手段として設けられ、このカウンタ103からのカウント数は演算制御回路50に入力されるようになっている。このカウンタ103は、ヤゲン砥石19を被加工レンズに接触(当接)させている間、即ちヤゲン砥石19による被加工レンズのヤゲン研削加工を実際に行っている間のみを感知して、ヤゲン砥石19の回転数をカウントする。従って、ヤゲン砥石19による被加工レンズのヤゲン加工開始から仕上げ加工終了までの間であっても、ヤゲン砥石19が被加工レンズから離れている間のヤゲン砥石19の回転数はカウントしない。
In addition, a
そして、演算制御回路50は、カウンタ103からのカウント数がドレッシング処理のために必要な所定の回転数になったときに、液晶表示器8に例えば「ドレッシングする頃ですよ!」等のドレッシング処理時期の表示を行わせて、作業者に注意を促すことができる様になっている。
Then, when the count number from the
尚、演算制御回路50は、レンズ回転軸3,4を眼鏡又は眼鏡フレームの玉型形状データ(θi,ρi)に基づいて回転制御すると共に、玉型形状データ(θi,ρi)に基づいて受台6を昇降駆動することにより、キャリッジ2及びレンズ回転軸3,4を昇降させる様になっている。これにより、レンズ回転軸3,4間に挟持された未加工眼鏡レンズLが玉型形状データ(θi,ρi)に基づいて回転制御されると共に昇降駆動制御される。この様な作用は周知であるので、詳細な説明は省略する。
The
また、ヤゲン砥石20と被加工レンズが接触している状態は、玉型形状データ(θi,ρi)に基づいて駆動制御されて、キャリッジ2を昇降駆動する図示しない駆動モータの制御状態から知ることができる。この駆動モータの制御には、周知のレンズ研削装置(玉摺機)の構成を採用できるので、その詳細な説明は省略する。
[作用]
次に、上述した構成の眼鏡レンズ研削装置の作用を説明する。
(1)面取砥石27,28及び溝堀砥石31の使用位置と退避位置への移動
上述の演算制御回路50により駆動モータ35を正回転又は逆回転させると、この回転はウオーム37,ウオームホイール41,回転軸39,ギヤ42,43及び連動部材45を介して砥石保持部材24に伝達され、砥石保持部材24が砥石回転軸12及びその軸線O1の周りに正転又は逆転駆動される。
Further, the state in which the
[Action]
Next, the operation of the spectacle lens grinding apparatus having the above-described configuration will be described.
(1) Movement of the
この際、砥石保持部材24を砥石回転軸12の下方の退避位置まで移動させて、駆動モータ35を演算制御回路50によって停止させることにより、砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31が砥石回転軸12の下方の退避位置に位置して停止することになる。また、砥石保持部材24を砥石回転軸12の上方の使用位置まで移動させて、駆動モータ35を演算制御回路50によって停止させることにより、砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31を砥石回転軸12の上方の使用位置に位置して停止することになる。
At this time, the
従って、砥石部10bの研削砥石19及びヤゲン研削砥石20による研削モード、面取砥石27,28にる面取モードや溝掘砥石31による溝掘モードを設けると共に、この研削モード,面取モード,溝掘モード等を操作パネル(キーボード)7の操作により選択できるようにしておく。しかも、研削モードが選択されたときは、演算制御回路50により駆動モータ35を作動制御して砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31を砥石回転軸12の上方の使用位置に位置して停止させ、面取モード及び溝掘モードが選択されたときは、砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31を砥石回転軸12の上方の使用位置に位置して停止させるようにするとよい。
(2)面取砥石27,28及び溝掘砥石31の回転駆動
一方、演算制御回路50により、研削砥石駆動モータ15を作動させて砥石回転軸12を回転駆動することにより、砥石回転軸12の砥石部10bを回転駆動させる。この回転により、砥石部10bの第1,第2の駆動接触車18,28は研削砥石19及びヤゲン研削砥石20と一体に回転駆動される。
Accordingly, a grinding mode by the grinding
(2) Rotation drive of the
そして、第1の駆動接触車18の回転は第1の従動接触車29及び面取軸25を介して面取砥石27,28に伝達され、面取砥石27,28が回転駆動されることになる。
Then, the rotation of the first
また、第2の駆動接触車21の回転は第2の従動接触車32及び溝掘軸30を介して溝掘砥石31に伝達され、溝掘砥石31が回転駆動されることになる。
(3)未加工眼鏡レンズの研削加工
演算制御回路50により、レンズ回転軸3,4間に挟持された未加工眼鏡レンズLが玉型形状データ(θi,ρi)に基づいて回転制御されると共に昇降駆動制御して、未加工眼鏡レンズLの周面を研削砥石19により玉型形状に研削加工する。
<ヤゲン加工>
そして、玉型形状に研削加工された眼鏡レンズの周縁部にヤゲンを施す場合には、演算制御回路50により上述のようにして砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31を砥石回転軸12の下方の退避位置に位置させて停止させ、ヤゲン研削砥石20により眼鏡レンズの周縁部を研削加工して、眼鏡レンズの周面にヤゲンを形成させる。
<面取加工>
また、玉型形状に研削加工された眼鏡レンズの周縁部に面取砥石27,28により面取加工を行う場合には、演算制御回路50により上述のようにして砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31を砥石回転軸12の上方の使用位置に位置させて停止させ、面取砥石27,28により眼鏡レンズの周縁部コバ端のエッジを面取させる。
<溝掘加工>
また、玉型形状に研削加工された眼鏡レンズの周縁部に溝掘砥石31により溝掘加工を行う場合には、演算制御回路50により上述のようにして砥石保持部材24,面取砥石27,28及び溝掘砥石31を砥石回転軸12の上方の使用位置に位置させて停止させ、溝掘砥石31により眼鏡レンズの周面に周方向に延びる溝を研削加工させる。
The rotation of the second
(3) Grinding of the Raw Eyeglass Lens The
<Beveling>
When the bevel is applied to the peripheral edge portion of the spectacle lens that has been ground into a target lens shape, the arithmetic and
<Chamfering>
Further, when chamfering is performed by the
<Groove processing>
Further, when grooving is performed with the grooving
尚、溝掘軸30が傾斜させられて溝掘砥石31も傾斜させられているので、玉型形状に研削加工された眼鏡レンズが湾曲していても、眼鏡レンズの湾曲による周縁部の傾斜方向と溝掘砥石31の傾斜方向を同じ方向にしておくことにより、眼鏡レンズの周面に研削される溝が眼鏡レンズの両屈折面側へ偏ることなく眼鏡レンズの周面の中央に形成される。
<ドレッシング処理>
また、演算制御回路50は、玉型形状データ(θi,ρi)に基づいて図示しない駆動モータを作動制御してキャリッジ2を昇降駆動し、ヤゲン砥石19による被加工レンズのヤゲン加工を開始する。この際、演算制御回路50は、ヤゲン砥石19が被加工レンズに接触(当接)しているか否かを、玉型形状データ(θi,ρi)に基づくキャリッジ2の昇降駆動のための駆動モータ(図示せず)作動制御状態から求める。そして、演算制御回路50は、ヤゲン砥石19が被加工レンズに接触(当接)した時点からの砥石回転軸12の回転数、即ち研削砥石部10bの回転数のカウント開始をカウンタ103に指令する。
In addition, since the grooving
<Dressing treatment>
The
また、演算制御回路50は、ヤゲン砥石19が被加工レンズから離れた時、砥石回転軸12の回転数、即ち研削砥石部10bの回転数のカウント停止をカウンタ103に指令する。
The
この様なヤゲン砥石19の被加工レンズへの接触・離反は、ヤゲン砥石19による被加工レンズのヤゲン加工開始から仕上げ加工終了まで間、多数回行われる。しかし、演算制御回路50は、ヤゲン砥石19が被加工レンズに接触している間のみカウンタ103に砥石回転軸12の回転数、即ち研削砥石部10bの回転数をカウントさせる。この結果、ヤゲン砥石19による被加工レンズのヤゲン加工開始から仕上げ加工終了までの間、ヤゲン砥石19の被加工レンズへの接触・離反が何回行われても、ヤゲン砥石19による被加工レンズの実際のヤゲン加工時の砥石回転軸12の回転数、即ち研削砥石部10bの回転数を正確にカウントできる。
Such contact / separation of the
そして、演算制御回路50は、カウンタ103からのカウント数がドレッシング処理のために必要な所定の回転数になったときに、液晶表示器8に例えば「ドレッシングする頃ですよ!」等のドレッシング処理時期の表示を行わせて、作業者に注意を促す。従って、作業者は、この表示から研削砥石であるヤゲン砥石19の目詰まり状態を解消するためのドレッシング時期を正確且つ簡易に知ることができる。
Then, when the count number from the
この表示(注意)に基づいて作業者が図示しないドレッシング処理のスイッチをオンさせると、演算制御回路50は駆動モータ101によるドレッシング砥石102の回転数を砥石回転軸12の回転数に略同期させて(砥石部10bの回転数に略同期させて)回転駆動させる。
(同方向回転)
この際、ドレッシング砥石102の回転方向と砥石回転軸12及び砥石部10bの回転方向は互いに同方向にして、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19を接触させたときに、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19の接触部における移動方向が反対方向になる様にする。
When the operator turns on a dressing processing switch (not shown) based on this display (caution), the
(Rotating in the same direction)
At this time, the rotating direction of the
この状態で作業者は、ドレッシング砥石102のヤゲンドレッシング砥石部102bをヤゲン砥石19のヤゲン溝19bに係合接触させて、ヤゲン溝19bをヤゲンドレッシング砥石部102bで目出し(目立て)すると共に、ドレッシング砥石102の平ドレッシング砥石部102aをヤゲン砥石19の平砥石部19aに係合接触させて、平砥石部19aを平ドレッシング砥石部102aで目出し(目立て)する。
In this state, the operator engages and contacts the bevel dressing
この様にドレッシング砥石102とヤゲン砥石19の接触部における移動方向が反対方向になるので、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19を接触させたときに、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19の接触部における相対速度は略2倍になり、ヤゲン砥石19の目立てを迅速に行うことができる。
(反対方向回転)
また、ドレッシング砥石102の回転方向と砥石回転軸12及び砥石部10bの回転方向は互いに反対方向にして、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19の接触部における移動方向が同じ様にすることもできる。しかも、この際には、ドレッシング砥石102の回転数を、砥石回転軸12の回転数、即ち砥石部10bの回転数よりもわずかに多くするか、砥石回転軸12の回転数、即ち砥石部10bの回転数よりもわずかに少なくする。
Since the moving direction at the contact portion between the dressing
(Reverse rotation)
Further, the rotation direction of the
この状態で作業者は、ドレッシング砥石102のヤゲンドレッシング砥石部102bをヤゲン砥石19のヤゲン溝19bに係合接触させて、ヤゲン溝19bをヤゲンドレッシング砥石部102bで目出し(目立て)すると共に、ドレッシング砥石102の平ドレッシング砥石部102aをヤゲン砥石19の平砥石部19aに係合接触させて、平砥石部19aを平ドレッシング砥石部102aで目出し(目立て)する。
In this state, the operator engages and contacts the bevel dressing
従って、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19の接触部における相対移動速度は小さくなり、ドレッシング砥石102とヤゲン砥石19との接触部に無理な負荷(力)が作用しないので、ヤゲン砥石19を高速回転させた状態でも、ヤゲン砥石19をドレッシング砥石102で低速できめ細かにドレッシング処理(目出し)することができる。
[変形例1]
以上説明した実施例では、砥石保持部材24にアーム部24bを設け、このアーム部24bに溝掘軸保持部24cを設けて、溝掘軸保持部24cに保持させた溝掘軸30に溝掘砥石31を取り付けると共に、溝掘砥石31を第1の駆動接触車18側に配置した例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。
Accordingly, the relative moving speed at the contact portion between the dressing
[Modification 1]
In the embodiment described above, the
例えば、図6に示したように、砥石保持部材24に溝掘軸保持部24cを直接設けて、溝掘砥石31を第1の駆動接触車21側に配置してもよい。この場合には、溝掘軸30を図1の実施例とは逆方向に傾斜させる様にする。この場合にも、溝掘軸30が傾斜させられて溝掘砥石31も傾斜させられているので、玉型形状に研削加工された眼鏡レンズが湾曲していても、眼鏡レンズの湾曲による周縁部の傾斜方向と溝掘砥石31の傾斜方向を同じ方向にしておくことにより、眼鏡レンズの周面に研削される溝が眼鏡レンズの両屈折面側へ偏ることなく眼鏡レンズの周面の中央に形成される。
[変形例2]
上述した実施例では、面取軸25と溝掘軸30の二つを別々に設けて、面取軸25に面取砥石27,28を設け、溝掘軸30に溝掘砥石31を設けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。
For example, as shown in FIG. 6, the grooving
[Modification 2]
In the embodiment described above, two of the
例えば、図1の支持アーム24bに設けた溝掘軸保持部24cを図7に示したように回転軸保持部60とし、回転軸保持部60に回転軸61を回転自在に保持させ、第1の駆動接触車21に押圧接触する第2の従動接触車62を回転軸60の一端部に取り付け、回転軸60の他端部及びその近傍に溝掘砥石63及び面取砥石64をそれぞれ取り付けた構成としてもよい。
For example, the grooving
また、例えば、図8に示したように面取砥石65の中央に溝掘砥石66を設けた構成において、溝掘砥石66により眼鏡レンズのコバ端67に溝掘を行う際に、面取砥石65がコバ端に干渉する虞がある。
Further, for example, in the configuration in which the
これを回避するため、本変形例においては、回転軸60は図1の溝掘軸30と同様に傾斜させ、面取砥石64の両側に傾斜面取砥石面64a,64bを設けて、面取砥石64を算盤玉状に形成し、且つ溝堀砥石63及び面取砥石64を若干離間させると共に、溝掘砥石63の直径を面取砥石64の直径よりも小さく形成するとよい。この構成により、溝掘砥石30により眼鏡レンズLのコバ端67に溝68を研削(形成)する際、面取砥石64が眼鏡レンズLのコバ端67に干渉することがない。
In order to avoid this, in this modified example, the rotating
尚、本実施例では、図1に示した面取軸25や第2の従動接触車29,第1の駆動接触車18等を必要としないので、部品点数を少なくできる。
[変形例3]
図9〜図12は、この発明の他の変形例を示したものである。この変形例においても、レンズ研削装置の構成は上述したものが採用される。本変形例においては、上述したドレッシング装置100と異なるドレッシング装置200を設けると共に、砥石保持部材24,面取砥石27,28,溝掘砥石31,従動接触車29,32,保持部材駆動機構(保持部材駆動装置)33等を省略した以外は、上述した図1〜図8の構成を採用できるので、その詳細な図示は省略する。
In the present embodiment, the chamfered
[Modification 3]
9 to 12 show another modification of the present invention. Also in this modification, the above-described configuration of the lens grinding apparatus is employed. In this modification, a
図9において、筒状支持軸11の筒部11bの端部には図11,図12の如く筒状支持軸11及び砥石回転軸12と平行な支持軸201が取り付けられ、この支持軸201にはアーム(レバー)202の中間部が回動可能に取り付けられている。このアーム202の一端部には軸線が支持軸201と平行な回転軸203が回転自在に保持されている。この回転軸203の一端部には図9,図12の如くプーリ204が取り付けられ、この回転軸203の他端部には周面(ドレッシング面)をヤゲン砥石19及び仕上砥石19′に臨ませたドレッシング砥石205が固定されている。そして、このプーリ204と砥石回転軸12には図12の如くベルト206が掛け渡されている(図9参照)。
In FIG. 9, a
また、アーム202の他端部には図10,図11の如く筒状支持軸11及び砥石回転軸12と平行な係合軸207が固定されている。しかも、係合軸207の近傍にはパルスモータやソレノイド等のアーム駆動装置(ドレッシング砥石押圧係合駆動手段)208が設けられ、アーム駆動装置208には係合軸207と平行な駆動軸209が設けられ、駆動軸209には係合軸207に臨むセットリリースカム210が取り付けられている。
Further, as shown in FIGS. 10 and 11, an
このアーム駆動装置208は、セットリリースカム210を図10示した水平位置と図11に示した上方への傾斜位置に回動駆動して保持するようになっている。
The
更に、アーム202には、支持軸201と係合軸207との間に位置させて筒状支持軸11及び砥石回転軸12と平行なバネ取付軸211が固定されている。このバネ取付軸211にはトーションバネ212が捲回保持されている。
Further, a
このトーションバネ212は、図10に示したように、一端部212aが係合軸207に弾接系され、他端部212bが筒状支持軸11の筒部11bの外周面に弾接係止されている。
As shown in FIG. 10, the
次に、この様な構成の作用を説明する。 Next, the operation of such a configuration will be described.
この様な構成においては、研削砥石駆動モータ15を作動させて砥石回転軸12を図12中時計回り方向に回転させると、ヤゲン砥石19や仕上砥石19′も砥石回転軸12と同方向に一体に回転する。この際、この砥石回転軸12の回転がベルト206を介してプーリ204に伝達され、プーリ204が図12中時計回り方向に回転させられる。このプーリ204の回転は回転軸203を介してドレッシング砥石205に伝達され、ドレッシング砥石205がプーリ204と同方向に一体に砥石回転軸12と同じ回転数で回転する。
In such a configuration, when the grinding
この状態で、アーム駆動装置208によりセットリリースカム210を図11の如く水平な状態に位置させると、トーションバネ212のバネ力により、アーム202が図10中、時計回り方向にバネ付勢されて、ドレッシング砥石205が矢印Cで示したようにヤゲン砥石19及び仕上砥石19′に押圧接触させられるようになっている。そして、この押圧接触により、ヤゲン砥石19及び仕上砥石19′はドレッシング砥石205により目出しされる。
In this state, when the set
この際、ドレッシング砥石205には砥石19,19′への接触抵抗による負荷が作用するので、プーリ204とベルト206との間には滑りが生じ、ドレッシング砥石205の回転数が砥石回転軸12の回転数よりもわずかに少なくなる。これにより、ドレッシング砥石205の周速度と砥石19,19′の周速度が同じにならず、ドレッシング砥石205の周速度が砥石19,19′の周速度よりもより小さくなる。
At this time, since the load due to the contact resistance to the
また、アーム駆動装置208が図11の如くセットリリースカム210をトーションバネ212のバネ力に抗して上方に傾斜させて、係合軸207を上方に押し上げ、アーム202を図11中矢印Dで示したように半時計回り方向に回動させると、ドレッシング砥石205がヤゲン砥石19及び仕上砥石19′から離反させられるようになっている。
Further, the
尚、この様なアーム駆動装置208の作動は、ドレッシング開始用のスイッチを設けて作業者が手動で行うこともできる。
Such an operation of the
また、上述した演算制御回路50は、カウンタ103からのカウント数がドレッシング処理のために必要な所定の回転数になったときに、例えば「ドレッシングする頃ですよ!」等のドレッシング処理時期の表示を液晶表示器8に行わせる様にする。また、この際、演算制御回路50は、アーム駆動装置208を作動制御してセットリリースカム210を水平にさせる。これにより、トーションバネ212のバネ力により、アーム202が図10中、時計回り方向にバネ付勢されて、ドレッシング砥石205が矢印Cで示したようにヤゲン砥石19及び仕上砥石19′に押圧接触させられる。
Further, the
しかも、本変形例では、説明の便宜上、ヤゲン砥石19及び仕上砥石19′等にヤゲン溝の図示を省略し、ヤゲン溝の目出しをさせるヤゲン突部をドレッシング砥石205に設けていない状態で説明したが、実際にはこのヤゲン溝及びヤゲン突部はヤゲン砥石19及び仕上砥石19′等及びドレッシング砥石205にそれぞれ設けられる。また、この発明は、ヤゲン砥石のドレッシングのためのドレッシング砥石について説明したが、粗研削用や仕上用の平砥石砥石等のドレッシングのための構成についても適用できる。
(その他)
また、この発明の実施の形態では、回転可能な研削砥石をドレッシング砥石でドレッシングするためのドレッシング装置において、前記研削砥石の回転数と略同じ回転数で前記ドレッシング砥石を回転させる回転軸を有する構成としたので、ドレッシング砥石と研削砥石の接触部における移動方向を互いに逆方向にしたときには研削砥石周面の迅速なドレッシング処理を行うことができ、ドレッシング砥石と研削砥石の接触部における移動方向を互いに同じ方向にしたときには研削砥石周面のきめ細かなドレッシング処理を行うことができる。
Moreover, in this modification, for convenience of explanation, the
(Other)
According to an embodiment of the present invention, in a dressing device for dressing a rotatable grinding wheel with a dressing grindstone, a configuration having a rotating shaft that rotates the dressing grindstone at a rotational speed substantially the same as the rotational speed of the grinding grindstone. Therefore, when the moving direction at the contact portion between the dressing grindstone and the grinding wheel is reversed, the peripheral surface of the grinding wheel can be quickly dressed. When the direction is the same, a fine dressing treatment can be performed on the circumferential surface of the grinding wheel.
更に、この発明の実施の形態のレンズ研削装置は、被加工レンズを研削加工するための研削砥石と、前記研削砥石を回転させるための砥石回転軸を有するレンズ研削装置において、前記研削砥石の回転数と略同じ回転数で回転しつつ前記研削砥石のドレッシングを行うドレッシング砥石を有する構成としたので、研削砥石周面のきめ細かなドレッシング処理を行うことができる。 Furthermore, a lens grinding apparatus according to an embodiment of the present invention is a lens grinding apparatus having a grinding wheel for grinding a lens to be processed and a grinding wheel rotating shaft for rotating the grinding wheel. Since the dressing grindstone is configured to perform dressing of the grinding grindstone while rotating at substantially the same number of revolutions as described above, it is possible to perform fine dressing processing on the peripheral surface of the grindstone.
また、この発明の実施の形態のレンズ研削装置は、被加工レンズを研削加工するための研削砥石と、前記研削砥石を回転させるための砥石回転軸を有するレンズ研削装置において、前記砥石回転軸の回転数を計測する回転数計測手段を有し、加工仕上げまでの砥石回転軸の回転数が所定回転数よりも多いときに、ドレッシング警告を表示する表示手段を設けた構成としたので、研削砥石の目詰まり状態を解消するためのドレッシング時期を正確且つ簡易に知ることができる。 A lens grinding apparatus according to an embodiment of the present invention is a lens grinding apparatus having a grinding wheel for grinding a lens to be processed and a grinding wheel rotating shaft for rotating the grinding wheel. The grinding wheel has a rotation speed measuring means for measuring the rotation speed, and has a display means for displaying a dressing warning when the rotation speed of the grindstone rotating shaft until finishing is larger than the predetermined rotation speed. It is possible to accurately and easily know the dressing time for eliminating the clogging state.
また、この発明の実施の形態のレンズ研削装置は、被加工レンズを仕上加工するための仕上加工砥石と、前記仕上加工砥石を回転させるための砥石回転軸を有するレンズ研削装置において、前記砥石回転軸の回転数を計測する回転数計測手段を有し、加工仕上げまでの砥石回転軸の回転数が所定回転数よりも多いときに、ドレッシング警告を表示する表示手段を設けた構成としたので、研削砥石の目詰まり状態を解消するためのドレッシング時期を正確且つ簡易に知ることができる。 A lens grinding apparatus according to an embodiment of the present invention is a lens grinding apparatus having a finishing grindstone for finishing a lens to be processed and a grindstone rotating shaft for rotating the finishing grindstone. Since it has a rotational speed measuring means for measuring the rotational speed of the shaft, and when the rotational speed of the grindstone rotational shaft until the machining finish is larger than the predetermined rotational speed, it is configured to include a display means for displaying a dressing warning. It is possible to accurately and easily know the dressing time for eliminating the clogged state of the grinding wheel.
L・・・未加工の眼鏡レンズ
8・・・液晶表示器(表示手段)
12・・・砥石回転軸
15・・・研削砥石駆動モータ(研削砥石駆動手段)
19・・・ヤゲン砥石(研削砥石)
19′・・・仕上げ砥石(研削砥石)
20・・・粗研削砥石(研削砥石)
50・・・演算制御回路(演算制御手段)
103・・・カウンタ(回転数計測手段)
L:
12... Grinding
19 ・ ・ ・ Bevel wheel (grinding wheel)
19 '... Finishing wheel (grinding wheel)
20: Coarse grinding wheel (grinding wheel)
50 .. arithmetic control circuit (arithmetic control means)
103 ... Counter (rotational speed measuring means)
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