JP2009100521A - 発電機及び発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、回転子及び電機子の回転力を向上させ、高い起電力を得ることができる発電機及び発電システムを提供する。
【解決手段】本発電機Aは、河川等の水流Wによって回転する第1の円盤1を備えた第1の回転手段2と、水流Wによって回転する第2の円盤3を備えた第2の回転手段4と、回転子5と、回転子5の回転によって誘導起電力を発生させる電機子6と、回転子5に連結された第3の円盤7と、電機子6に連結された第4の円盤8と、第1の円盤1及び第3の円盤7にそれぞれ連結され、第1の円盤1の回転速度を増速させて第3の円盤7に回転力を伝達する第1の回転伝達手段9と、第2の円盤3及び第4の円盤8にそれぞれ連結され、第2の円盤3の回転速度を増速させて第4の円盤8に回転力を伝達する第2の回転伝達手段10とを有し、第1及び第2の回転伝達手段9、10は、回転子5及び電機子6を相互に逆方向に回転させるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発電機及び発電システムに関し、特に、河川等の水流による円盤の回転力を利用して発電する発電機及び発電システムに関する。
一般に、発電機は、磁極を備えた回転子の回転により、磁束変化を受けた電機子(固定子)に誘導起電力を発生させるように構成されており、電機子は固定されている。そのため、回転子と電機子との相対速度をあまり上げることができず、効率よく誘導起電力を発生させることは困難であった。また、変速ギア等を設けて回転子の回転速度を上げるようにすることも考えられるが、回転子を構成する部品に大きな遠心力が加わり、その部品に破損を生じる可能性があるばかりでなく、その高速回転に基づく固有振動によって発電機全体が故障するおそれもある。
そこで、例えば特許文献1には、水車本体の外径の内側に設けた内歯歯車によって回転される第1の歯車と発電機側中心軸に設けた歯車とをチェーンにより連結して、回転子(界磁)を正回転させ、第1の歯車と同軸上に設けた第2の歯車と電機子側ベアリング上に設けた歯車とをかみ合わせる事により、電機子を逆回転させるように構成した発電機が提案されている。
この発電機によれば、回転子及び電機子の片方を固定することなく、互に逆回転させることにより、回転子と電機子との相対速度を上げている。
特開平11−215751号公報
従来の発電機によれば、1つの水車に連結された歯車等を介して、回転子及び電機子を互いに逆回転させているので、水車にかかる負荷が増大する。また、水車の回転力を増速させるための手段が設けられていない。その結果、回転子及び電機子の回転力を上げて、高い起電力を得ることが困難であるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、回転子及び電機子の回転力を向上させ、高い起電力を得ることができる発電機及び発電システムを提供することを目的とする。
本発明の発電機は、
水流によって回転する第1の円盤を備えた第1の回転手段と、
水流によって回転する第2の円盤を備えた第2の回転手段と、
回転子と、
その回転子の回転によって誘導起電力を発生させる電機子と、
前記回転子に連結された第3の円盤と、
前記電機子に連結された第4の円盤と、
前記第1の円盤の回転力を直接又は円盤を介して前記第3の円盤に伝達するとともに、前記第2の円盤の回転力を直接又は円盤を介して前記第4の円盤に伝達し、前記回転子及び電機子を相互に逆方向に回転させる回転伝達手段と、
を有することを特徴とするものである。
前記回転伝達手段は、前記第1の円盤及び前記第3の円盤にそれぞれ連結され、前記第1の円盤の回転速度を増速させて前記第3の円盤に回転力を伝達する第1の回転伝達手段と、前記第2の円盤及び前記第4の円盤にそれぞれ連結され、前記第2の円盤の回転速度を増速させて前記第4の円盤に回転力を伝達する第2の回転伝達手段とを有するものでもよい。
一対の前記第1の円盤、一対の前記第2の円盤、一対の前記第3の円盤、一対の前記第4の円盤、一対の前記回転伝達手段が、前記水流方向に対して略垂直方向に延びた回転軸にそれぞれ間隔を隔てて回転可能に取り付けられていてもよい。
前記第1の回転手段及び第2の回転手段には、外周面に枢着され、前記外周面に対して略水平方向の位置と略垂直方向の位置との間で回動可能な水受け部が複数個設けられていてもよい。
前記水受け部は、前記外周面に固定され、前記外周面に対して略垂直方向に延びた当設面を備えた当接部と、その当接部の当接面に枢着された水受け板とからなるものでもよい。
前記当接部の当接面には、弾性部材が取り付けられていてもよい。
前記当接部の当接面には、緩衝部材が取り付けられていてもよい。
前記水受け板は、内側よりも外側の重量が重くなるように形成されていてもよい。
前記水受け板の外側の表面は、中央から側部に向かって下り勾配に傾斜して形成されていてもよい。
前記第1の回転伝達手段及び前記第2の回転伝達手段は、直径の短い円盤と直径の長い円盤とを一緒に回転するように構成した1つの円盤ユニット又は2以上の円盤ユニットを組み合わせたものにより構成されていてもよい。
前記第1の回転伝達手段は、前記第1の円盤と歯合又は面接触する第5の円盤と、その第5の円盤と一緒に回転する第6の円盤と、その第6の円盤と歯合又は面接触する第7の円盤と、その第7の円盤と一緒に回転するとともに、前記第3の円盤と歯合又は面接触する第8の円盤とを有し、前記第5の円盤の直径は、前記第1の円盤の直径よりも短く形成され、前記第6の円盤の直径は、前記第5の円盤の直径よりも長く形成され、前記第7の円盤の直径は、前記第6の円盤の直径よりも短く形成され、前記第8の円盤の直径は、前記第7の円盤の直径よりも長く形成され、前記第3の円盤の直径は、前記第8の円盤の直径よりも短く形成され、前記第2の回転伝達手段は、前記第2の円盤と歯合又は面接触する第9の円盤と、前記第9の円盤と一緒に回転するとともに、前記第4の円盤と歯合又は面接触する第10の円盤とを有し、前記第9の円盤の直径は、前記第2の円盤の直径よりも短く形成され、前記第10の円盤の直径は、前記第9の円盤の直径よりも長く形成され、前記第4の円盤の直径は、前記第10の円盤の直径よりも短く形成されていてもよい。
前記第7の円盤と前記第8の円盤の代わりに、前記第3の円盤と前記第6の円盤の両方に歯合又は面接触する第11の円盤を有してもよい。
前記第1の回転手段は、前記水受け板が枢着されている第1の本体と、前記第5の円盤と歯合又は面接触している第1の円盤と、前記第1の本体と前記第1の円盤との間を仕切る第1の仕切り板とを有し、前記第1の円盤の直径は、前記水流と接触しないように、前記第1の本体の直径よりも短く形成され、前記第2の回転手段は、前記水受け板が枢着されている第2の本体と、前記第9の円盤と歯合又は面接触している第2の円盤と、前記第2の本体と前記第2の円盤との間を仕切る第2の仕切り板とを有し、前記第2の円盤の直径は、前記水流と接触しないように、前記第2の本体の直径よりも短く形成されていてもよい。
前記回転伝達手段の回転軸は、前記第1の回転手段及び第2の回転手段の回転軸よりも上部に配置されていてもよい。
前記第1の回転手段及び第2の回転手段の外周部には、回転はずみ用の重りが設けられていてもよい。
前記第1の回転手段及び第2の回転手段は、水門が形成された調整壁により調整された水流によって回転するものでもよい。
本発明の第1の発電システムは、上記発電機によって生成された電力を他の発電機に送電して、前記電力を増幅させることを特徴とするものである。
本発明の第2の発電システムは、上記発電機によって生成された電力を他の発電機に送電して、前記電力の一部により前記他の発電機の駆動装置を駆動させることを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)第1の回転手段及び第2の回転手段の2つの回転手段により、回転子及び電機子をそれぞれ逆方向に回転させているので、第1の回転手段及び第2の回転手段にかかる負荷を分散できる。その結果、回転子及び電機子の回転力を向上させ、高い起電力を得ることができる。
(2)第1の回転伝達手段及び第2の回転伝達手段により、第1の円盤及び第2の円盤の回転速度を増速させて、回転子及び電機子に伝達させることができる。その結果、回転子及び電機子の回転力を向上させ、高い起電力を得ることができる。
(3)ダム等のように落差がないような例えば平地等でも発電が可能である。
(4)大水量がなくても発電ができ、大型で大規模の水力発電を必要としないので、都市部のような狭い場所での電力供給が可能である。
(5)場所をとらずに比較的に小形で簡易に設置できるので、設置コストを低減でき、保守や点検も容易である。
(6)水流という自然の力を利用しているので、エネルギーのクリーン化が可能で、無公害を実現でき、化石燃料のような熱エネルギーを使用しないので、二酸化炭素を排出することがなく、温暖化防止や環境保護に役立つ。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態例に係る発電機を示す斜視図、図2(A)は図1のa2−a2線断面図、(B)は図1のb2−b2線断面図、(C)は図1の図1のc2−c2線断面図、図3(A)は図1のa3−a3線断面図、(B)は図1のb3−b3線断面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の第1の実施形態例に係る発電機Aは、河川等の水流Wによって回転する第1の円盤1を備えた第1の回転手段2と、水流Wによって回転する第2の円盤3を備えた第2の回転手段4と、回転子5と、回転子5の回転によって誘導起電力を発生させる電機子6と、回転子5に連結された第3の円盤7と、電機子6に連結された第4の円盤8と、第1の円盤1及び第3の円盤7にそれぞれ連結され、第1の円盤1の回転速度を増速させて第3の円盤7に回転力を伝達する第1の回転伝達手段9と、第2の円盤3及び第4の円盤8にそれぞれ連結され、第2の円盤3の回転速度を増速させて第4の円盤8に回転力を伝達する第2の回転伝達手段10とを有する。
第1の回転伝達手段9及び第2の回転伝達手段10は、回転子5及び電機子6を相互に逆方向に回転させるように構成されている。
また、第1の回転伝達手段9及び第2の回転伝達手段10は、第1の円盤1及び第2の円盤3の回転速度を増速させて回転子5及び電機子6に回転力を伝達するために、直径の短い円盤と直径の長い円盤とを一緒に回転するように構成した1つの円盤ユニット又は2以上の円盤ユニットを組み合わせたものにより構成されている。
具体的には、第1の回転伝達手段9は、第1の円盤1と歯合又は面接触する第5の円盤11と、その第5の円盤11と一緒に回転する第6の円盤12と、その第6の円盤12と歯合又は面接触する第7の円盤13と、その第7の円盤13と一緒に回転するとともに、第3の円盤7と歯合又は面接触する第8の円盤14とを有する。
第2の回転伝達手段10は、第2の円盤3と歯合又は面接触する第9の円盤15と、第9の円盤15と一緒に回転するとともに、第4の円盤8と歯合又は面接触する第10の円盤16とを有する。
第1の円盤1及び第2の円盤3は、第1の回転軸17と一緒に回転するか、又は第1の回転軸17に対してベアリング等の軸受を介して回転可能に支持されている。
第5の円盤11、第6の円盤12、第9の円盤15及び第10の円盤16は、第2の回転軸18に対してベアリング18aを介して回転可能に支持されている(図2(A)、(B)参照)。
第7の円盤13及び第8の円盤14は、第3の回転軸19に対してベアリング19aを介して回転可能に支持されている(図2(C)参照)。
第3の円盤7及び第4の円盤8は、第4の回転軸20に対してベアリング20aを介して回転可能に支持されている(図3(A)参照)。
第1の回転軸17、第2の回転軸18及び第4の回転軸20の両端部は、それぞれ第1の軸固定部21及び第2の軸固定部22に固定されている。
第1の回転軸17、第2の回転軸18の中間部は、第3の軸固定部23に固定されている。
第3の回転軸19の両端部は、第1の軸固定部21及び第3の軸固定部23に固定されている。
第1の軸固定部21、第2の軸固定部22及び第3の軸固定部23は、水流W内に立設されている。
第5の円盤11と第6の円盤12とは、第2の回転軸18の外周と間隔を隔てて覆う円筒状の第1の連結部24によって連結されて円盤ユニットを構成している(図2(B)参照)。
第7の円盤13と第8の円盤14とは、第3の回転軸19の外周と間隔を隔てて覆う円筒状の第2の連結部25によって連結されて円盤ユニットを構成している(図2(C)参照)。
第9の円盤15と第10の円盤16とは、第2の回転軸18の外周と間隔を隔てて覆う円筒状の第3の連結部26によって連結されて円盤ユニットを構成している(図2(A)参照)。
第5の円盤11の直径は、第1の円盤1の直径よりも短く形成され、第6の円盤12の直径は、第5の円盤11の直径よりも長く形成され、第7の円盤13の直径は、第6の円盤12の直径よりも短く形成され、第8の円盤14の直径は、第7の円盤13の直径よりも長く形成され、第3の円盤7の直径は、第8の円盤14の直径よりも短く形成されている。これによって、第1の円盤1の回転速度は、第5の円盤11によって増速され、第5の円盤11の回転力がそのまま第6の円盤12に伝達され、第6の円盤12の回転速度は、第7の円盤13によってさらに増速され、第7の円盤13の回転力がそのまま第8の円盤14に伝達され、第3の円盤7の回転速度は、第8の円盤14によってさらに増速される。
第9の円盤15の直径は、第2の円盤3の直径よりも短く形成され、第10の円盤16の直径は、第9の円盤15の直径よりも長く形成され、第4の円盤8の直径は、第10の円盤16の直径よりも短く形成されている。これによって、第2の円盤3の回転速度は、第9の円盤15によって増速され、第9の円盤15の回転力がそのまま第10の円盤16に伝達され、第4の円盤8の回転速度は、第10の円盤16によってさらに増速される。
なお、回転子5及び電機子6の位置を水流Wよりもなるべく離れた上部に配置させるために、第1の回転伝達手段9及び第2の回転伝達手段10の回転軸である第2の回転軸18、第3の回転軸19の全部又は一部を、第1の回転手段2及び第2の回転手段4の回転軸である第1の回転軸17よりも上部に配置してもよい。
図3(A)に示すように、電機子6は回転子5の磁極部5aを取り囲むように配置されており、その内部は、図3(B)に示すように、回転子5の回転によって誘導起電力を発生させるために間隔を隔てて複数(図面では3つ)のコイル部6aが設けられている。また、電機子6の外周部には各コイル部6aにそれぞれ電気的に接続されている3つのスリップリング27が並列して配置されている。各スリップリング27にはそれぞれ集電シュー28が電気的に接続されており、集電シュー28から送電線を介して外部に電気を取り出すことができる。
第1の回転手段2及び第2の回転手段4には、外周面に枢着され、外周面に対して略水平方向の位置と略垂直方向の位置との間で回動可能な水受け部29が複数個設けられている。
図4(A)は第1の回転手段を示す側面図、(B)はその正面図であり、図4(C)は第2の回転手段を示す側面図、(B)はその正面図である。
図4(A)及び(B)に示すように、第1の回転手段2は、水受け部29が枢着されている第1の本体30と、第5の円盤11と歯合又は面接触している第1の円盤1と、第1の本体30と第1の円盤1との間を仕切る第1の仕切り板31とを有する。第1の円盤1の直径は、水流Wと接触しないように、第1の本体30の直径よりも短く形成されている。
図4(C)及び(D)に示すように、第2の回転手段4は、水受け部29が枢着されている第2の本体32と、第9の円盤15と歯合又は面接触している第2の円盤3と、第2の本体32と第2の円盤3との間を仕切る第2の仕切り板33とを有する。第2の円盤3の直径は、水流Wと接触しないように、第2の本体32の直径よりも短く形成されている。
図5(A)は水受け部の構成を示す平面図、(B)は(A)のb5−b5線断面図、(C)はその側面図、(D)は水受け板を示す正面図である。
図5(A)〜(C)に示すように、水受け部29は、第1の本体30又は第2の本体32の外周面に固定され、外周面に対して略垂直方向に延びた当接面29aを備えた箱状の当接部29bと、その当接部29bの当接面29aに取り付けられた蝶番29cを介して枢着され、外周面と当接面29aとに当接される板状の水受け板29dとからなる。
水受け板29dは、外周面に対して略水平方向の位置と略垂直方向の位置との間で回動する。
当接部29bの当接面29aには、水流W方向に対向する方向に水受け板29dを付勢するバネ等の弾性部材34が複数個(図5の例では3個)取り付けられている。この弾性部材34は、水流Wが強い場合に、水受け板29dが略垂直状態を保持できるように調整する役割を有するとともに、水受け板29dが水流Wを受ける時の衝撃を緩和する役割を有する。
なお、河川等の状況に応じて、弾性部材34の付勢力が設定される。
水受け板29dは、内側よりも外側の重量が重くなるように形成されているのが好ましい。例えば、内側よりも外側を厚みを増すように形成したり、外側部分を重い材質で形成したり、外側部分に重りを設けたりする。これによって、第1の円盤1又は第2の円盤3の回転に伴う水受け板29dの回動をスムーズに行うことができる。
また、水受け板29dの外側の表面は、中央から側部に向かって下り勾配に傾斜して形成され、外側の部分が山状に切り欠いて形成されているのが好ましい(図5(A)、(D)参照)。これによって、水を受ける効率がよくなるとともに、水受け板29dが水流W内に入るときの抵抗を少なくすることができる。
なお、水受け板29dの外側部分に防音用のゴムを取り付けてもよい。
図6は水受け部の動作を概略的に説明するための説明図である。
図6を参照すると、水受け部29が第1の円盤1又は第2の円盤3の最上部に位置している時は、水受け板29dは、外周面に対して水平方向の状態で当接している(図6(A)参照)。
第1の円盤1又は第2の円盤3の矢印方向(時計方向)の回転に伴い、水受け板29dは、蝶番29cを支点として外周面から所定角度に浮いた状態になり(図6(B)参照)、水受け部29が45度回転した位置で外周面に対して略垂直状態になり、当接部29bの当接面29aに当接する(図6(C)参照)。この水受け板29dの回動により、下方向へ重力がかかり、その力により第1の円盤1又は第2の円盤3の回転をはずませることになる。
第1の円盤1又は第2の円盤3の回転に伴い、水受け板29dは水流Wに向かい(図6(D)参照)、水流W内に入った水受け部29が90度回転した位置で水流Wの力を受けることになる。これによって、第1の円盤1又は第2の円盤3の回転力をより向上させることができる。
さらなる第1の円盤1又は第2の円盤3の回転に伴い、水受け板29dは、水流Wの外に出て、蝶番29cを支点として外周面から所定角度に浮いた状態になり(図6(F)参照)、水受け部29が135度回転した位置で外周面に対して略水平状態になり、外周面に当接する(図6(G)参照)。
その後、水受け部29は、水受け板29dが外周面に当接した状態のまま移動し(図6(H)参照)、第1の円盤1又は第2の円盤3の最上部に戻り(図6(A)参照)、上記の動作を繰り返す。
図7は水受け部29の当接部29bの変形例を示す斜視図である。
図7に示すように、水受け部29における当接部29bの当接面29aの表面には、ゴムやスポンジ等の緩衝部材35が取り付けられていてもよい。この緩衝部材35は、水流Wが強い場合に、水受け板29dが略垂直状態を保持できるように調整する役割を有するとともに、水受け板29dが水流Wを受ける時の衝撃を緩和する役割を有する。
なお、緩衝部材35は、複数個の板状のゴムやスポンジ等を重ねて構成してもよい。
図8は第1の回転手段及び第2の回転手段の変形例を示す側面図である。図8に示すように、この第1の回転手段2及び第2の回転手段4の第1の本体30及び第2の本体32の中心部から外周部の間に鉄等で作られた複数のアーム36により構成されている。これによって、中心部及び中間部の軽量化を図ることができる。
また、この第1の本体30及び第2の本体32の外周部には、回転速度をより増速させるために、回転はずみ用の複数の重り37が設けられている。重り37としては例えばセメントで作られたブロック等が用いられる。
本発明の第1の実施形態例に係る発電機Aによれば、第1の回転手段2及び第2の回転手段4の2つの回転手段により、回転子5及び電機子6をそれぞれ逆方向に回転させているので、第1の回転手段2及び第2の回転手段4にかかる負荷を分散できる。その結果、回転子5及び電機子6の回転力を向上させ、高い起電力を得ることができる。
また、第1の回転伝達手段9及び第2の回転伝達手段10により、第1の円盤1及び第2の円盤3の回転速度を増速させて、回転子5及び電機子6に伝達させることができる。その結果、回転子5及び電機子6の回転力を向上させ、高い起電力を得ることができる。
また、ダム等のように落差がないような例えば平地等でも発電が可能である。
また、大水量がなくても発電ができ、大型で大規模の水力発電を必要としないので、都市部のような狭い場所での電力供給が可能である。
また、場所をとらずに比較的に小形で簡易に設置できるので、設置コストを低減でき、保守や点検も容易である。
また、水流Wという自然の力を利用しているので、エネルギーのクリーン化が可能で、無公害を実現でき、化石燃料のような熱エネルギーを使用しないので、二酸化炭素を排出することがなく、温暖化防止や環境保護に役立つ。
図9は、本発明の第2の実施形態例に係る発電機を示す平面図である。
図9に示すように、本発明の第2の実施形態例に係る発電機Bは、一対の第1の円盤1、一対の第2の円盤3、一対の第3の円盤7、一対の第4の円盤8、一対の第1の回転伝達手段9及び一対の第2の回転伝達手段10が、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸に間隔を隔てて回転可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
一対の第1の円盤1は、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸K1に間隔を隔てて回転可能に取り付けられている。
一対の第2の円盤3は、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸K2に間隔を隔てて回転可能に取り付けられている
一対の第3の円盤7及び一対の第4の円盤8は、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸K3に間隔を隔てて回転可能に取り付けられている。
一対の第5の円盤11及び一対の第6の円盤12は、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸K4に間隔を隔てて回転可能に取り付けられている。
一対の第7の円盤13及び一対の第8の円盤14は、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸K5に間隔を隔てて回転可能に取り付けられている。
一対の第9の円盤15及び一対の第10の円盤16は、水流W方向に対して略垂直方向に延びた回転軸K6に間隔を隔てて回転可能に取り付けられている。
なお、回転子5及び電機子6とを互いに逆方向に回転させる構造については、例えば、本出願人によって出願され、特許された特許第3981750号公報の図1に示されている構造等が適用される。
本発明の第2の実施形態例に係る発電機Bによれば、一対の第1の円盤1、一対の第2の円盤3、一対の第3の円盤7、一対の第4の円盤8、一対の第1の回転伝達手段9及び一対の第2の回転伝達手段10を用いることにより、回転子5及び電機子6への回転力の伝達をより確実に行うことができる。
なお、同軸上の一対の第1の円盤1、一対の第2の円盤3、一対の第3の円盤7、一対の第4の円盤8、一対の第1の回転伝達手段9及び一対の第2の回転伝達手段10に用いられる円盤、水受け部29等は、重量、形状、構成が同一であるのが好ましい。
図10は、本発明の第3の実施形態例に係る発電機の一部を示す正面図である。
図10に示すように、本発明の第3の実施形態例に係る発電機Cでは、第7の円盤13と第8の円盤14の代わりに、第3の円盤7と第6の円盤12の両方に歯合又は面接触する第11の円盤38を有することを特徴としている。
第11の円盤38は、第5の回転軸39に対してベアリング39aを介して回転可能に支持されている。この第5の回転軸39は、第4の回転軸20に固定された支持杆40によって固定して支持されている。この発電機Cによれば、円盤の数を1つ少なくできるので、部品点数を減少でき、コストを低減できる。
図11(A)〜(C)は水流Wを調整するための調整壁を説明するための説明図であり、図12は、調整壁を示す正面図である。
図11(A)に示すように、大きい河川の水流Wの場合、大型のサイズの調整壁41を本発明に係る発電機A(B、Cを含む)の上流側に設置し、調整壁41に形成された水門41aを通った一定量の水流Wが発電機A側に流れるようにするのが好ましい。水門41aの縦方向の長さは、通常時の河川の水面の高さに設定し、横方向の長さは、発電機Aの規模等に応じて設定する。
図12に示すように、水門41aの上部には、水門41aを開閉する遮断板41bが設けられている。遮断板41bは、モータ等の駆動装置により上下に移動することができ、水門41aの全部又は一部を遮断することにより、発電機A側に流れる水流Wの水位や水量を一定に調整することができる。
また、本発電機Aを保守・点検する時は、遮断板41bによって水門41aを閉じて行う。
なお、遮断板41bの移動は自動ではなく、手動であってもよい。また、水流Wの水位や水量を測定する測定装置からの測定信号に基づいて遮断板41bを上下に移動させて、水位や水量を調整するように構成してもよい。
この調整壁41により、集中豪雨や台風等により河川の増水が発生しても、水流Wの水位や水量が調整され、発電機の回転動作を安定化させることができる。
調整壁41は、河川を通過する船舶等の邪魔にならないように岸の近くに設けられる。
また、調整壁41は、河川のゴミや流木等が溜まるのを防止するために、その外側が湾曲状に形成され、その先端が鋭角になるようにナイフ状に形成されている。
さらに、ゴミ等が発電機側に流れないように水門41aに網を取り付けてもよい。
図11(B)に示すように、中程度の河川の水流Wの場合、中型のサイズの調整壁41を発電機Aの上流側に設置するのが好ましい。
図11(C)に示すように、小さい河川の水流Wの場合、小型のサイズの調整壁41を発電機Aの上流側に設置するのが好ましい。
なお、中程度の河川や小さい河川の場合、発電機側に流れる水量を増やすために、必要な量の水流Wを発電機側に誘導するために、調整壁41を設置した側と対向する側に誘導壁42を設けてもよい。
図13は、本発明の第1の発電システムを説明するための説明図である。
図13に示すように、本発明の第1の発電システムDは、上記本発明に係る発電機A(B,Cを含む)によって生成された電力を他の発電機43に送電して、電力をさらに増幅させるものである。
なお、他の発電機43としては、例えば、本出願人によって出願され、特許された発明(特許第3981750号)に係る発電機等である。
図14は、本発明の第2の発電システムを説明するための説明図である。
図14に示すように、本発明の第2の発電システムEは、本発明に係る発電機A(B,Cを含む)によって生成された電力を他の発電機44に送電して、電力の一部により他の発電機のモータ44aを駆動させるようにしてもよい。これによって、他の発電機44の原動力となるバッテリが不要となる。
また、本発明の発電機Aにより生成された電力を、設置した地域や工場45等に送電して、残った一部の電力を他の発電機44に送電して、他の発電機44により生成された電力を他の設置した地域や工場46等に送電するというサイクルを繰り返して使用してもよい。
なお、他の発電機44としては、例えば、本出願人によって出願され、特許された発明(特許第3981750号)に係る発電機等である。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、水流Wによって回転子5及び電機子6に十分な回転力を伝達できる場合には、必ずしも第1の円盤1及び第2の円盤3の回転速度を増速させるような構成を用いる必要はない。
回転手段、回転伝達手段、水受け板29dの大きさ等は、必要とする電力や水流Wの強さ、河川の大小等に応じて適宜設定される。例えば、第1の回転手段2及び第2の回転手段4は必ずしも小型の大きさのものに限らず、直径が数メートル〜数十メートルの観覧車程度の大型の大きさのものも含まれる。
また、1つの河川に複数の本発明に係る発電機を設置してもよい。
また、河川の大きい都市部では、より電力量を必要とするため、同じ出力の発電機を連結させて、数十万キロ〜数百万キロの電力を出力することが可能である。
本発明は、河川等の水流Wによる円盤の回転力を利用して電力を生成するために用いられる。
本発明の発電機により生成された電力を、例えば砂漠地に送電して、ポンプにより水を供給して緑の大地を潤したり、寒冷地に送電して、農業や牧畜等に利用できる。
本発明の第1の実施形態例に係る発電機を示す斜視図である。 (A)は図1のa2−a2線断面図、(B)は図1のb2−b2線断面図、(C)は図1の図1のc2−c2線断面図である。 (A)は図1のa3−a3線断面図、(B)は図1のb3−b3線断面図である。 (A)は第1の回転手段を示す側面図、(B)はその正面図、(C)は第2の回転手段を示す側面図、(D)はその正面図である。 (A)は水受け部の構成を示す平面図、(B)は(A)のb5−b5線断面図、(C)はその側面図、(D)は水受け板を示す正面図である。 水受け部の動作を概略的に説明するための説明図である。 水受け部の当接部の変形例を示す斜視図である。 第1の回転手段及び第2の回転手段の変形例を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態例に係る発電機を示す平面図である。 本発明の第3の実施形態例に係る発電機の一部を示す正面図である。 (A)〜(C)は水流Wを調整するための調整壁を説明するための説明図である。 調整壁を示す正面図である。 本発明の第1の発電システムを説明するための説明図である。 本発明の第2の発電システムを説明するための説明図である。
符号の説明
A〜C:発電機
D:第1の発電システム
E:第2の発電システム
W:水流
K1〜K6:回転軸
1:第1の円盤
2:第1の回転手段
3:第2の円盤
4:第2の回転手段
5:回転子
6:電機子
7:第3の円盤
8:第4の円盤
9:第1の回転伝達手段
10:第2の回転伝達手段
11:第5の円盤
12:第6の円盤
13:第7の円盤
14:第8の円盤
15:第9の円盤
16:第10の円盤
17:第1の回転軸
18:第2の回転軸
19:第3の回転軸
20:第4の回転軸
21:第1の軸固定部
22:第2の軸固定部
23:第3の軸固定部
24:第1の連結部
25:第2の連結部
26:第3の連結部
27:スリップリング
28:集電シュー
29:水受け部
30:第1の本体
31:第1の仕切り板
32:第2の本体
33:第2の仕切り板
34:弾性部材
35:緩衝部材
36:アーム
37:重り
38:第11の円盤
39:第5の回転軸
40:支持杆
41:調整壁
42:誘導壁
43:他の発電機
44:他の発電機
45:地域や工場
46:地域や工場

Claims (18)

  1. 水流によって回転する第1の円盤を備えた第1の回転手段と、
    水流によって回転する第2の円盤を備えた第2の回転手段と、
    回転子と、
    その回転子の回転によって誘導起電力を発生させる電機子と、
    前記回転子に連結された第3の円盤と、
    前記電機子に連結された第4の円盤と、
    前記第1の円盤の回転力を直接又は円盤を介して前記第3の円盤に伝達するとともに、前記第2の円盤の回転力を直接又は円盤を介して前記第4の円盤に伝達し、前記回転子及び電機子を相互に逆方向に回転させる回転伝達手段と、
    を有することを特徴とする発電機。
  2. 前記回転伝達手段は、前記第1の円盤及び前記第3の円盤にそれぞれ連結され、前記第1の円盤の回転速度を増速させて前記第3の円盤に回転力を伝達する第1の回転伝達手段と、前記第2の円盤及び前記第4の円盤にそれぞれ連結され、前記第2の円盤の回転速度を増速させて前記第4の円盤に回転力を伝達する第2の回転伝達手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の発電機。
  3. 一対の前記第1の円盤、一対の前記第2の円盤、一対の前記第3の円盤、一対の前記第4の円盤、一対の前記回転伝達手段が、前記水流方向に対して略垂直方向に延びた回転軸にそれぞれ間隔を隔てて回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発電機。
  4. 前記第1の回転手段及び第2の回転手段には、外周面に枢着され、前記外周面に対して略水平方向の位置と略垂直方向の位置との間で回動可能な水受け部が複数個設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の発電機。
  5. 前記水受け部は、前記外周面に固定され、前記外周面に対して略垂直方向に延びた当設面を備えた当接部と、その当接部の当接面に枢着された水受け板とからなることを特徴とする請求項4に記載の発電機。
  6. 前記当接部の当接面には、弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の発電機。
  7. 前記当接部の当接面には、緩衝部材が取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の発電機。
  8. 前記水受け板は、内側よりも外側の重量が重くなるように形成されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1つの項に記載の発電機。
  9. 前記水受け板の外側の表面は、中央から側部に向かって下り勾配に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1つの項に記載の発電機。
  10. 前記第1の回転伝達手段及び前記第2の回転伝達手段は、直径の短い円盤と直径の長い円盤とを一緒に回転するように構成した1つの円盤ユニット又は2以上の円盤ユニットを組み合わせたものにより構成されていることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1つの項に記載の発電機。
  11. 前記第1の回転伝達手段は、前記第1の円盤と歯合又は面接触する第5の円盤と、その第5の円盤と一緒に回転する第6の円盤と、その第6の円盤と歯合又は面接触する第7の円盤と、その第7の円盤と一緒に回転するとともに、前記第3の円盤と歯合又は面接触する第8の円盤とを有し、前記第5の円盤の直径は、前記第1の円盤の直径よりも短く形成され、前記第6の円盤の直径は、前記第5の円盤の直径よりも長く形成され、前記第7の円盤の直径は、前記第6の円盤の直径よりも短く形成され、前記第8の円盤の直径は、前記第7の円盤の直径よりも長く形成され、前記第3の円盤の直径は、前記第8の円盤の直径よりも短く形成され、
    前記第2の回転伝達手段は、前記第2の円盤と歯合又は面接触する第9の円盤と、前記第9の円盤と一緒に回転するとともに、前記第4の円盤と歯合又は面接触する第10の円盤とを有し、前記第9の円盤の直径は、前記第2の円盤の直径よりも短く形成され、前記第10の円盤の直径は、前記第9の円盤の直径よりも長く形成され、前記第4の円盤の直径は、前記第10の円盤の直径よりも短く形成されている、
    ことを特徴とする請求項10に記載の発電機。
  12. 前記第7の円盤と前記第8の円盤の代わりに、前記第3の円盤と前記第6の円盤の両方に歯合又は面接触する第11の円盤を有することを特徴とする請求項11に記載の発電機。
  13. 前記第1の回転手段は、前記水受け板が枢着されている第1の本体と、前記第5の円盤と歯合又は面接触している第1の円盤と、前記第1の本体と前記第1の円盤との間を仕切る第1の仕切り板とを有し、前記第1の円盤の直径は、前記水流と接触しないように、前記第1の本体の直径よりも短く形成され、
    前記第2の回転手段は、前記水受け板が枢着されている第2の本体と、前記第9の円盤と歯合又は面接触している第2の円盤と、前記第2の本体と前記第2の円盤との間を仕切る第2の仕切り板とを有し、前記第2の円盤の直径は、前記水流と接触しないように、前記第2の本体の直径よりも短く形成されている、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の発電機。
  14. 前記回転伝達手段の回転軸は、前記第1の回転手段及び第2の回転手段の回転軸よりも上部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つの項に記載の発電機。
  15. 前記第1の回転手段及び第2の回転手段の外周部には、回転はずみ用の重りが設けられていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1つの項に記載の発電機。
  16. 前記第1の回転手段及び第2の回転手段は、水門が形成された調整壁により調整された水流によって回転することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1つの項に記載の発電機。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1つの項に記載の発電機によって生成された電力を他の発電機に送電して、前記電力を増幅させることを特徴とする発電システム。
  18. 請求項1乃至16のいずれか1つの項に記載の発電機によって生成された電力を他の発電機に送電して、前記電力の一部により前記他の発電機の駆動装置を駆動させることを特徴とする発電システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103161650A (zh) * 2011-12-19 2013-06-19 周登荣 一种水轮发电装置

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