JP2009100416A - 無線システム - Google Patents

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Abstract

【課題】子局が必要に応じて親局に周波数補正の要求を行えるようにする。
【解決手段】低精度の基準発振器6を備えた子局2は、定期的にあるいは周囲の温度変化が大きくなったとき、周波数補正のための参照信号を親局1に送信する。高精度の基準発振器20を備えた親局1は、参照信号に基づいて、基準通信周波数と子局2の通信周波数とのずれを補正するための周波数補正情報を作成する。親局1は、子局2の通信周波数で周波数補正情報を子局2に送信する。子局2は、周波数補正情報に基づいて通信周波数を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、親局と子局との間で所定の通信周波数を用いて無線通信を行う無線システムに関する。
無線システムの親局および子局は、無線通信に必要な通信周波数を生成するために水晶発振器を用いている。親局と子局間での通信周波数にずれがあると、正常な無線通信ができない。そこで、通信周波数のずれを補正する手段の一つとして、自動周波数制御(以下AFCと呼ぶ)が知られている。
従来のAFCを用いた周波数補正方法が、例えば特許文献1に記載されている。周波数補正方法は、基地局と、前記基地局と無線信号の通信を行う携帯端末装置とからなる移動体通信システムにおいて、前記基地局から常時送信される前記無線信号の受信周波数を補正するための参照信号を電源投入直後に直ちに受信する第1のステップと、前記第1のステップの処理に基づき受信した参照信号に基づいて前記受信周波数の誤差を補正する第2のステップと、前記第2のステップの処理後に基地局と通常の通信を行う第3のステップを有する。基地局から送信される参照信号に基づき、携帯端末装置の通信周波数が補正される。
図7に携帯端末装置の構成を示す。携帯端末装置は、アンテナ、ドュープレクサ、LNA(低雑音増幅器)、RFバンドパスフィルタ、IFミキサ、IFバンドパスフィルタ及び復調器を含む無線受信部110と、希望信号I、Qのパワー測定、周波数誤差の計算などを行うベースバンド部120と、VCO(電圧制御発振器)及びループフィルタを含むダウンコンバート用PLLシンセサイザ部130と、VCO及びループフィルタを含む復調用PLLシンセサイザ部140と、PLLシンセサイザ部130,140にリファレンス周波数を供給する水晶振動子からなる水晶発振回路部150と、ベースバンド部120が計算出力する周波数誤差値に応じた電圧を水晶発振回路部150に供給する水晶発振回路用AFC部160と、従来から設けられているAFC部170と、無線受信部110、ベースバンド部120、PLLシンセサイザ部130,140、水晶発振回路用AFC部160及びAFC部170を制御するCPU部180とから構成される。
図8に周波数補正の動作を示すフローチャートを示す。ステップS1において、CPU部180の電源をオンし、ステップS2において、CPU部180が各部(110〜160)の電源をオンする。ステップS3において、CPU部180は、PLLシンセサイザ130,140の周波数の合計が基地局から送信される水晶発振回路補正用リファレンス周波数となるように設定する。ステップS4において、ベースバンド部120でI、Q信号から周波数誤差を測定する。ステップS5において、水晶発振回路用AFC部160が、ベースバンド部120で測定された周波数誤差を入力して、この周波数誤差に応じて水晶発振回路制御用電圧を変化させる。ステップS4の処理とステップS5の処理を設定回数分繰り返されると、CPU部180は、無線受信部110の受信周波数が十分補正されたものと見なして、ステップS6でAFC部170の電源をオンにし、AFC制御に基づく通常の通信状態に移行する。
特開2003−78426号公報
上記の周波数補正方法では、安価な水晶振動子からなる水晶発振器を使用して周波数補正を行うことができる。しかし、水晶発振器の精度が劣るため、水晶発振回路用AFC部と通常のAFC部の2種類のAFC部が必要となる。部品が増えることによって、携帯端末装置における回路規模が大きくなってしまい、小型化が阻害される。
そして、上記の周波数補正方法では、根本的な問題として、携帯端末装置に周波数補正用にAFC部を設けなければならない。そのため、安価かつ簡易な構成の携帯端末装置を提供することができない。また、周波数補正は、携帯端末装置の電源オン時あるいは待ち受け時に定期的に、基地局から送信される参照信号を受信して行われる。ここで、携帯端末装置は、温度の影響を受ける周波数精度の低い水晶発振器を使用しているため、急激な温度変化があると、水晶発振器が生成する周波数の誤差が大きくなる。このような状況になったとき、周波数補正のタイミングが合わないと、無線通信ができなくなってしまう。
本発明は、上記に鑑み、部品を追加することなく、しかも必要なタイミングで周波数補正を行える無線システムの提供を目的とする。
本発明は、親局と子局との間で無線通信を行う無線システムであって、親局は、周波数精度の高い発振器を有し、子局は、周波数精度の低い発振器を有し、子局は、通信周波数補正のための参照信号を親局に送信し、親局は、参照信号に基づいて基準通信周波数に対する周波数補正情報を作成して、周波数補正情報を子局に送信し、子局は、周波数補正情報に基づいて通信周波数を補正するものである。
子局は、通信周波数補正のための参照信号を自局の通信周波数で親局に送信する要求手段と、親局が参照信号に基づいて作成した基準通信周波数に対する周波数補正情報により通信周波数を補正する補正手段とを備える。
親局は、子局からの通信周波数補正のための参照信号に基づいて基準通信周波数に対する周波数補正情報を作成する作成手段と、子局の通信周波数で周波数補正情報を子局に送信する応答手段とを備える。
子局は、発振器からの基準信号に基づいて通信周波数を生成し、この通信周波数を用いて参照信号を親局に送信する。親局は、発振器からの基準信号に基づいて基準通信周波数を生成し、参照信号から通信周波数を検出して、この通信周波数と基準通信周波数とに基づいて周波数補正情報を作成する。そして、通信周波数を用いて周波数補正情報を子局に送信する。子局は、周波数補正情報に基づいて通信周波数を基準通信周波数に合わせる。子局は、親局と無線通信が可能となる。このように、子局からの周波数補正の要求があると、親局は、周波数補正情報を作成する。要求がなければ、親局は周波数補正のための動作をしない。
子局は、周囲の温度を検出する温度センサを備え、温度変化が大きくなったとき、子局は、参照信号を親局に送信して、通信周波数の補正を行う。精度の低い発振器では、温度変化によって生成する周波数が変化する。その結果、子局の通信周波数は基準通信周波数とずれる。温度変化を検出することにより、周波数補正が必要なタイミングを判断することができる。子局は、必要であると判断すると、周波数補正を要求する。
子局は、温度変化が大のとき、参照信号の送信間隔を短くし、温度変化が小のとき、参照信号の送信間隔を長くする。温度変化が大であると、発振器が生成する周波数は大きく変化する。参照信号の送信間隔を短くすることにより、頻繁に周波数補正を行え、無線通信ができなくなる事態を防げる。逆に、温度変化が小のとき、発振器が生成する周波数は変化しないので、周波数補正は不要である。参照信号の送信間隔を長くすることにより、不要な無線通信をなくせる。なお、子局は、定期的に参照信号を送信してもよい。
子局は、受信した周波数補正情報を記憶し、次回の親局との通信のときに、記憶している周波数補正情報に基づいて補正した通信周波数を使用する。補正後の通信周波数は基準通信周波数に一致しているので、子局は親局と無線通信を行える。
親局は、参照信号をフィルタに通して得られる中間周波数から周波数補正情報を作成する。参照信号を直接測定して、通信周波数を得る場合に比べて、ノイズ等の影響がなくなり、精度よく周波数を測定できる。
親局が複数の子局と無線通信を行う場合、子局は、参照信号を送信するとき、周波数補正を要求していることを示す要求情報を送信する。親局は、要求情報に基づいて、複数の子局の中から要求のあった子局を特定する。これにより、親局は、周波数補正を要求した子局を知ることができる。
そして、親局は、周波数補正情報を送信するとき、特定の子局宛であることを示す子局識別情報を送信する。他の子局は、自局宛の無線通信でないことを認識でき、無駄な動作をしないように規制できる。
子局は、参照信号を無変調信号として送信するとともに、要求情報を変調信号により送信する。親局は、周波数補正情報に基づいて参照信号の通信周波数を算出して変調信号を復調することにより、要求情報を取得する。これによって、子局は、必要な情報を親局に送信でき、親局は、各種の情報を周波数補正情報の作成に活用できる。
本発明によると、子局は、周波数補正を必要とするタイミングで周波数補正を要求すれば、親局から周波数補正情報を取得でき、周波数補正のための部品を追加することなく、周波数補正を行うことができる。親局では、子局からの要求に応じて、周波数補正のために動作すればよく、不要な無線通信を行わなくてすむ。
本実施形態の無線システムは、図1に示すように、無線通信可能な親局1と子局2とから構成され、両局の間で無線信号が送受信される。ここで、無線通信は、特定小電力無線による通信であり、送信周波数と受信周波数が同一である単信方式とされる。送信周波数と受信周波数とを総称して通信周波数と言う。
子局2は、図2に示すように、無線信号を送受信するアンテナ3と、受信と送信を切り替える切り替えスイッチ4と、無線信号を増幅する増幅器5と、基準信号を発生する基準発振器6と、局部発振信号を出力する電圧制御発振器7と、基準発振器6からの基準信号を基に電圧制御発振器7を制御するPLL回路8と、増幅器5から増幅された出力信号と電圧制御発振器7の局部発振信号を混合する混合器9と、混合器9から出力された中間周波数信号を帯域制限する帯域通過フィルタ10と、帯域通過フィルタ10から出力された中間周波数信号を復調する復調回路11と、復調回路11より出力された復調信号を処理するCPUからなる制御装置12と、制御装置12が処理して抽出した情報を記憶する第1のメモリ13と、制御装置12からの送信信号を変調制御する変調制御回路14と、変調制御回路14から出力された変調制御信号によりPLL回路8を制御し、電圧制御発振器7から出力された無線信号を送信する送信アンプ15とを備えている。
親局1は、図3に示すように、無線信号を送受信するアンテナ3と、受信と送信を切り替える切り替えスイッチ4と、無線信号を増幅する増幅器5と、基準信号を発生する基準発振器20と、局部発振信号を出力する電圧制御発振器7と、基準発振器20からの基準信号を基に電圧制御発振器7を制御するPLL回路8と、増幅器5から増幅された出力信号と電圧制御発振器7の局部発振信号を混合する混合器9と、混合器9から出力された信号を帯域制限する帯域通過フィルタ10と、帯域通過フィルタ10から出力された信号を復調する復調回路11と、復調回路11より出力された復調信号を処理するCPUからなる制御装置21と、制御装置21が処理して抽出した情報を記憶する第2のメモリ22と、制御装置21からの送信信号を変調制御する変調制御回路14と、変調制御回路14から出力された変調制御信号によりPLL回路8を制御し、電圧制御発振器7から出力された無線信号を送信する送信アンプ15とを備えている。
子局2における基準発振器6である水晶発振器では、通常ATカット水晶振動子が使用される。この振動子は、常温付近での温度変化に対する周波数変化が少ないので、広く使用される。しかし、周波数が温度に対して3次曲線で変化する。室温で所望の初期値に周波数を設定しても、温度が変化すると、周波数は大きく変化する。そのため、子局2の通信周波数と親局1の通信周波数とがずれ、通信性能が低下あるいは通信不可能になってしまう。
親局1における基準発振器20は、温度補償型水晶発振器を使用している。この発振器は、温度による変化はごくわずかである。したがって、親局1の基準発振器20は、子局2の基準発振器6よりも高精度であり、子局2の基準発振器6は低精度である。なお、子局2の基準発振器6として、セラミック発振子を使用してもよい。
そこで、本無線システムでは、子局2の通信周波数を補正して、親局1の通信周波数とのずれをなくし、通信性能を保つようにしている。子局2の制御装置12は、通信周波数補正のための参照信号を自局の通信周波数で親局1に送信する要求手段と、親局1が参照信号に基づいて作成した基準通信周波数に対する周波数補正情報により通信周波数を補正する補正手段とを有する。
要求手段の動作により、変調制御回路14、PLL回路8、電圧制御発振器7および送信アンプ15が駆動され、親局1に参照信号が送信される。補正手段の動作により、周波数補正情報がメモリ13に記憶されるとともに、無線通信を行うときに、PLL回路8が制御されて、通信周波数の補正が行われる。
親局1の制御装置21は、子局2からの参照信号に基づいて基準通信周波数に対する周波数補正情報を作成する作成手段と、子局2の通信周波数で周波数補正情報を子局2に送信する応答手段とを有する。なお、参照信号として、例えば無変調信号を用いる。無変調信号を用いることにより、周波数の測定が容易となる。
親局1では、子局2から参照信号を受信したとき、帯域通過フィルタ10から出力された中間周波数の無変調信号の周波数を計測して、制御装置21に周波数情報を送る周波数計測回路23と、周波数情報と基準周波数情報から周波数補正情報を計算する周波数補正値計算回路24とを備えている。
作成手段の動作により、周波数計測回路23および周波数補正値計算回路24が駆動され、周波数補正情報が作成される。応答手段の動作により、変調制御回路14、PLL回路8、電圧制御発振器7および送信アンプ15が駆動され、子局2に周波数補正情報が送信される。
周波数計測回路23は、帯域通過フィルタ10を通過した中間周波数に変換された無変調信号の周波数を計測する。このように中間周波数に基づいて参照信号の周波数を測定すれば、子局2からの送信周波数を直接測定する場合に比べて、周波数計測回路23に要求される性能が低くてすむ。また、帯域通過フィルタ10によって不要な信号が除去されるので、周波数計測回路23が関係のない他の信号の周波数を計測してしまうといった誤動作を低減できる。
周波数補正の動作について説明する。図1(a)に示すように、子局2では、制御装置12の要求手段は、親局1に参照信号として無変調信号を送信する。子局2から送信される無変調信号の周波数をftrx_1とする。子局2の基準発振器6は通常、周波数精度が低いため、発生された周波数が温度により変化する。
一方、親局1の基準発振器20は高精度な発振器を使用しているので、温度による周波数の変化はごくわずかである。親局1の制御装置21は、あらかじめ基準通信周波数ftrx_refを基準周波数情報として、メモリ22に記憶する。この基準通信周波数は個々の無線システムの仕様から決まる既知の値である。
図1(b)に示すように、親局1では、制御装置21の作成手段は、子局2からの無変調信号の周波数ftrx_1を計測し、周波数補正情報を作成する。周波数補正情報の作成方法を以下に簡単に説明する。
子局2の基準発振器6の周波数をfxoとすると、ftrx_1は
ftrx_1=N×fxo (1)
の関係がある。ここで、Nは整数または小数値であり、子局2から無変調信号を送信する際に必要なので、制御装置12は、Nをあらかじめメモリ13に記憶している。
また、ftrx_refとfxoの間には、
ftrx_ref=N×α×fxo (2)
の関係がある。(1)、(2)式より、
α=(ftrx_ref/ftrx_1) (3)
と表せる。親局1には、ftrx_refの情報があらかじめ記憶されており、また、ftrx_1も周波数計測により分かるので、(3)式よりαを計算することができる。このαを周波数補正情報とする。
ここで、周波数計測を行うには、制御装置21の作成手段が、周波数計測回路23および周波数補正値計算回路24に指示する。子局2からの無変調信号は、帯域通過フィルタ10を通過することにより、中間周波数に変換され、周波数計測回路23は、無変調信号の中間周波数を測定する。測定した周波数がfIF_1とされる。
親局1の局部発振周波数をflo_refとすると、ftrx_1は
ftrx_1=flo_ref+fIF_1 (A)
で表せる。ここで、電圧制御発振器7は、下側局部発振周波数構成とする。
ftrx_refは第2のメモリ22に記憶されており、fIF_1も周波数計測回路23により求められる。また、flo_ref値は既知なので、ftrx_refと共にあらかじめ第2のメモリ22に記憶しておく。周波数補正値計算回路24は、(A)式の計算を行うことにより、ftrx_1の値を求める。次に、(3)式の計算を行うことにより、周波数補正情報のαを算出する。
図1(c)に示すように、親局1では、制御装置21の応答手段は、このαを周波数補正情報として、子局2に送信する。このとき、子局2の通信周波数は親局1の通信周波数とずれているため、親局1が中心周波数をftrx_refとして変調信号を送信すると、子局2は受信しても、復調することができない。
しかしながら、親局1が中心周波数をftrx_1の変調信号で送信することにより、子局2は、変調信号を受信して復調することが可能になる。以下にその方法について簡単に説明する。
親局1の基準発振器20の周波数をftcxoとすると、ftrx_refとftcxoの間には、
ftrx_ref=N×ftcxo (4)
の関係がある。ここで、Nは整数または小数値で子局2から通信周波数を受信する際に必要なので、制御装置21は、あらかじめメモリ22に記憶している。
ここで、(1)式と(4)式から、fxoがftcxoに等しい場合は、ftrx_1はftrx_refに等しくなる。これは、子局2の通信周波数にずれがなく、親局1の基準通信周波数に等しい場合に相当する。
また、ftrx_1とftcxoの間には、
ftrx_1=N×β×ftcxo (5)
の関係がある。(4)、(5)式より、βは
β=(ftrx_1/ftrx_ref) (6)
と表せる。(3)式を用いると、(6)式は、
β=1/α (7)
と表せる。
制御装置21は、周波数補正情報αより計算されるβに基づいて、PLL回路8を制御して、通信周波数をftrx_1に補正する。このようにして、周波数補正情報を送信するときの通信周波数が無変調信号を送信したときの子局2の通信周波数に合わせられる。親局1は、子局2に周波数補正情報を含む無線信号を子局2の通信周波数で送信する。
図1(d)に示すように、子局2では、制御装置12の補正手段は、受信した周波数補正情報αを基に、通信周波数をftrx_refに補正する。すなわち、子局2は、周波数補正情報に基づいて、(2)式からftrx_refを生成する。これは、基準発振器6のNα倍の周波数を生成することにより、親局1と同じ通信周波数ftrx_refを生成可能であることを意味する。子局2は、fxoの周波数を知る必要はない。以後、子局2は、送信時には、通信周波数ftrx_refの無線信号で送信し、受信時には、ftrx_refの通信周波数の無線信号を受信し、復調できる。
なお、親局1の制御装置21は、子局2に周波数補正情報を送信した後、通信周波数をftrx_refに戻しておく。以上の手順によって、子局2の通信周波数を親局1の通信周波数に合わせることが可能になる。
次に、子局2における周波数補正について簡単に説明する。子局2での受信時の電圧制御発振器7の局部発振周波数をflo_1とすると、基準発振器6の周波数fxoとの間には、
flo_1=M×fxo (8)
の関係がある。ここで、Mは整数又は小数で既知の値である。
また、受信時の基準局部発振周波数flo_refとfxo間には、
flo_ref=γ×M×fxo (9)
の関係がある。ここで、γは局部発振周波数の補正係数で、(9)式は、子局2の局部発振周波数をγ倍すると、受信時の基準局部発振周波数flo_refに合わせられることを意味している。
また、flo_refと親局1の高精度基準発振器20の周波数flo_tcxoの間には、
flo_ref=M×ftcxo (10)
の関係がある。(8)、(9)式から、子局2と親局1の基準発振器6、20の周波数が等しい場合(fxo=ftcxo)、子局2と親局1の局部発振周波数が等しくなることが分かる。これは、子局2の通信周波数がずれていないときに相当する。
(9)、(10)式より、γは、
γ=ftcxo/fxo (11)
と表せる。(11)式に(2)、(4)式を代入し整理すると、
γ=α (12)
となり、γは周波数補正情報と等しくなる。つまり、子局2の制御装置12が、周波数補正情報αを用いて、(9)式にしたがって局部発振周波数を調整する。すなわち、子局2の制御装置12は、周波数補正情報を基に、PLL回路8の設定値を変える。これにより、通信周波数を補正することが可能になる。ここで、PLL回路8の分周値等の設定値は、(2)式または(12)式を用いて、PLL回路8の構成に応じて設定される。
これにより、通信周波数が親局の基準通信周波数と同じ周波数に補正され、子局2は、親局1からの通信周波数ftrx_refの無線信号を受信することが可能になる。
そして、子局2の制御装置12は、親局1からの周波数補正情報を次の周波数情報補正情報を取得するときまで、第1のメモリ13に記憶して保持する。その間に親局1と通信を行うとき、制御装置12は、第1のメモリ13に記憶されている周波数補正情報を基に通信周波数を補正する。これによって、子局2は、親局1との通信が可能になる。
なお、子局2は、周波数補正を定期的に行う。すなわち、制御装置12の要求手段は、決められた時間間隔で無変調信号を親局に送信する。この周波数補正情報を取得する時間間隔は、子局2が設置あるいは使用される環境の温度変化に応じて適宜設定される。このように定期的に補正を実行することにより、不必要な消費電力を低減できる。子局2は内蔵された電池で駆動されるので、電池の寿命を延ばすことができる。
親局1では、子局2から要求があったときのみ動作して、周波数補正情報を作成して子局に送信する。そのため、親局1が常に周波数補正のための参照信号を送信する必要はなく、親局1における不要な動作をなくすことができる。
ところで、子局2の設置場所の環境によって、子局2の周囲の温度が急激に変化する場合がある。温度変化によって、子局2の基準発振器6が生成する周波数が大きく変化する。このとき、通信周波数の補正が必要となる。
そこで、図4に示すように、子局2は、周囲の温度を検出する温度センサ25を備える。温度センサ25は、例えばサーミスタやダイオード等の安価な素子とされ、基準発振器6の近傍の温度を検出する。そして、制御装置12は、温度センサ25からの出力によって、温度変化が大きくなったことを検出すると、周波数補正を行う。すなわち、要求手段が、参照信号としての無変調信号を親局1に送信する。補正手段が、親局1からの周波数補正情報に基づいて通信周波数を補正する。
制御装置12は、温度変化が小さい通常時には、所定の時間間隔で定期的に周波数補正を行う。周波数補正を要求する無変調信号を送信するとき、制御装置12は、温度センサ25が検出した温度情報を取得する。そして、制御装置12は、親局1からの周波数補正情報を受信すると、メモリ13に周波数補正情報を記憶するとともに、この情報に対応させて、取得した温度情報を記憶する。
また、制御装置12は、任意に設定された周期毎に温度センサ25から温度情報を取得し、メモリ13に記憶する。この周期は、周波数補正を行う時間間隔よりも短く設定されている。温度差が所定温度以上になったとき、制御装置12は、温度変化が大きくなったと判断して、周波数補正を実行する。
制御装置12は、親局1から周波数補正情報を受け取ると、通信周波数の補正を行う。そして、周波数補正情報をメモリ13に記憶するとともに、要求したときの温度情報も対応させて記憶する。新しい周波数補正情報および温度情報を記憶するとき、更新していき、古い情報を残さないようにする。制御装置12は、最後に周波数補正情報を取得した時点での温度を基準にして、以降の周波数補正を行う必要があるか否かの判断を行う。
ここで、温度差の設定温度は、例えば、使用する水晶発振器の最大温度感度(ppm/度)と親子局間の周波数ずれに対する送受信特性から決まる許容可能な最大周波数ずれ量とに基づいて、適当なマージンを取って決められる。
子局2は、定期的に周波数補正を行うとともに、周囲の温度をさらに短い周期で検出して、温度変化が大きくなったときに周波数補正を行う。したがって、通信周波数がずれて、通信不能になるといった事態を防ぐことができ、常に安定した無線通信を行える。
上記の周波数補正を実行するタイミングに代えて、子局2は、周囲の温度に基づいて、周波数補正の必要性の判断を行う。すなわち、制御装置12は、温度変化が大きくなったときだけ、周波数補正を行う。これによって、周波数補正が必要になったときのみ、周波数補正情報の要求が行われる。
図5に示すように、制御装置12は、定期的に温度センサ25から温度情報を取得して、周波数補正の必要性を判断する。具体的には、制御装置12は、時刻t0において、周波数補正情報α0を取得したとする。このとき温度をT0とする。その後、周期Δtで温度情報を取得し、検出した温度を温度T0と比較する。設定された温度差をΔTとする。
時刻t1〜t4までは、温度変化は設定温度差ΔTより低いので、制御装置12は、周波数補正情報の要求を行わない。この間、温度取得の周期はΔtである。
時刻t5では、検出温度がT5であり、温度差|T5−T0|≧ΔTとなる。制御装置12は、周波数補正情報を要求する。周波数補正情報が送信されてくると、制御装置12は、通信周波数を補正するとともに、メモリ13に温度情報T5と周波数補正情報α5を記憶する。
そして、制御装置12は、温度変化が大きくなったので、温度情報取得の周期を短くする。すなわち、温度差がΔTを超えたので、周期をΔt’とする。ここで、Δt’<Δtとであり、Δt’は適宜設定される。
時刻t5からΔt’経過した時刻t6では、温度差が|T6−T5|≧ΔTとなる。温度差がΔTを超えるで、制御装置12は、周波数補正とメモリ情報の更新を行う。そして、次の温度取得周期はΔt’とされる。
時刻t7では、温度差が|T7−T6|≧ΔTとなり、ΔTを超える。制御装置12は、周波数補正およびメモリ情報の更新を行い、次の温度取得周期をΔt’とする。
時刻t8では、温度差が|T8−T7|<ΔTとなり、ΔTを下回る。制御装置12は、周波数補正およびメモリ情報の更新を行わず、次の温度取得周期をΔtに延ばす。
時刻t8からΔt経過した時刻t9では、温度差が|T9−T7|≧ΔTとなり、ΔTを超える。制御装置12は、周波数補正およびメモリ情報の更新を行い、次の温度取得周期をΔt’と短くする。
時刻t10では、温度差が|T10−T9|<ΔTとなり、ΔTを下回る。制御装置12は、周波数補正およびメモリ情報の更新を行わず、次の温度取得周期をΔtと長くする。
時刻t11では、温度差がΔTを下回るので、周波数補正およびメモリ情報の更新は行われず、次の温度取得周期は変更されない。
短時間で急激に温度変化するような環境に子局2がある場合、次の温度情報を取得する間に親局1が子局2を呼び出して通信しようとしても、子局2の通信周波数がずれ過ぎて、通信性能が低下してしまう。しかし、上記のように、急激な温度変化を検出すると、すぐに周波数補正が行われるので、通信性能の低下を防ぐことができ、無線通信の信頼性が高められる。
例えば、時刻t5において、大きな温度変化を検出しても、温度取得周期がΔtのままの場合、t5の次の温度取得時刻はt7になる。そのため、時刻t5のときの温度から比較すると、時刻t5からt7までの間に設定温度差ΔTを大きく超え、周波数ずれが大きくなり、通信性能が低下するおそれがある。そこで、温度差がΔTを超えた場合、温度取得周期が短くなるので、周波数補正が頻繁に行われることになる。したがって、子局2が親局1からの呼び出しに応じられないといった事態を防止でき、確実に無線通信を行える。
また、子局2の設置場所あるいは使用場所の温度変化が少ない場合、周波数補正の必要はないので、子局2は親局1に周波数補正の要求を行わない。このとき、温度取得周期は長くなり、周波数補正の要求のための無線通信が減る。したがって、不要な無線通信がなくなり、消費電力を大幅に低減することができる。
本無線システムでは、図6に示すように、子局2は1つに限らず、複数の子局2が存在する。親局1は、複数の子局2とそれぞれ無線通信を行う。ここで、複数の子局A,B,Cのうち、特定の子局Aが周波数補正の要求を行ったとき、親局1は、特定の子局Aの要求であるかを知る必要がある。
そこで、特定の子局Aの制御装置12は、周波数補正の要求を行うとき、無変調信号に続けて、要求情報を送信する。要求情報は、特定の子局Aからの周波数補正の要求であることを示す識別情報である。要求情報は、変調信号により送信される。なお、要求情報は、子局2を特定するためのID情報を含んでいてもよい。
親局1では、制御装置21が、周波数補正情報を作成して送信するとき、子局識別情報を付加して送信する。子局識別情報は、周波数補正情報の送信が特定の子局A宛であることを示す識別情報である。なお、制御装置21は、子局Aから無変調信号を受けたとき、周波数補正情報を作成後、子局Aからの変調信号から要求情報を取得するために、変調信号を復調する。
すなわち、親局1の制御装置21は、無変調信号に基づいて周波数補正情報を作成した後、受信した変調信号を復調できるように、自局の通信周波数を子局Aの通信周波数に合わせる。親局1の受信時の局部発振周波数をflo_ref、親局の中間周波数をfIF_ref、子局Aからの通信周波数ftrx_1の無線信号を受信したときの周波数計測回路19で測定した周波数をfIF_1とすると、以下の関係がある。
ftrx_1−flo_ref=fIF_1 (14)
ftrx_1−δflo_ref=fIF_ref (15)
ここで、δは局部発振周波数の補正係数で、(15)式は、親局1の局部発振周波数をδ倍にすると、子局Aからのずれた通信周波数の無線信号を受信しても、fIF_refに合わせられることを意味している。
(14)、(15)式より、δを求めると、
δ=1+{(fIF_1−fIF_ref)/flo_ref} (16)
となる。
flo_ref、fIF_refは既知の値であり、メモリ17に記憶されている。fIF_1は周波数計測回路23により計測される。(16)式よりδが算出される。制御装置21は、PLL回路8を制御して、電圧制御発振器7の周波数flo_ref をδ倍することにより、子局Aの通信周波数を算出し、子局Aからの変調信号を復調する。制御装置21は、変調信号から要求情報を取得して、特定の子局Aを認識する。子局Aは、変調信号を使用して情報を送信することにより、各種の情報を親局に伝えることができ、精度の高い周波数補正を行うことができる。
親局1は、特定の子局Aに対して、周波数補正情報に子局識別情報を付加して、子局Aの通信周波数で送信する。各子局A,B,Cは、親局1からの無線信号を受信したとき、子局識別情報を取得して、自局宛であるかを確認する。特定の子局A以外の子局B,Cは、自局宛でないことを確認すると、受信した周波数補正情報を廃棄する。すなわち、これらの子局B,Cは、周波数補正を行わない。特定の子局Aは、自局宛であることを確認すると、取得した周波数補正情報に基づいて通信周波数を補正する。
このように識別情報を利用することにより、複数の子局2が存在する場合でも、周波数補正する必要がない他の子局2が誤って周波数補正を行ってしまうことを防止できる。また、親局1は要求情報を取得することにより、周波数補正を要求した子局2を特定することができる。親局1が子局2毎に作成した周波数補正情報を管理すれば、基準通信周波数で呼び出しても、子局2が応答しないとき、子局2の通信周波数に合わせて、再送信することができる。これによって、子局2を呼び出すことができ、無線通信を確立できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。本無線システムでは、送受信周波数が同じである単信方式であるが、送信周波数と受信周波数が異なる復信方式において、上記の周波数補正を適用してもよい。
本発明の無線システムにおける周波数補正動作を説明するための図 子局の概略構成を示すブロック図 親局の概略構成を示すブロック図 他の形態の子局の概略構成を示すブロック図 温度変化に対する周波数補正の要求タイミングを説明するための図 複数の子局のうち特定の子局と親局とが無線通信する様子を示す図 従来の携帯端末装置の概略構成を示すブロック図 従来の周波数補正動作を示すフローチャート
符号の説明
1 親局
2 子局
6 低精度の基準発振器
12 制御装置
20 高精度の基準発振器
21 制御装置
23 周波数計測回路
24 周波数補正値計算回路
25 温度センサ

Claims (13)

  1. 親局と子局との間で無線通信を行う無線システムであって、親局は、周波数精度の高い発振器を有し、子局は、周波数精度の低い発振器を有し、子局は、通信周波数補正のための参照信号を親局に送信し、親局は、参照信号に基づいて基準通信周波数に対する周波数補正情報を作成して、周波数補正情報を子局に送信し、子局は、周波数補正情報に基づいて通信周波数を補正することを特徴とする無線システム。
  2. 子局は、発振器からの基準信号に基づいて通信周波数を生成し、この通信周波数を用いて参照信号を親局に送信し、親局は、発振器からの基準信号に基づいて基準通信周波数を生成し、参照信号から通信周波数を検出して、この通信周波数と基準通信周波数とに基づいて周波数補正情報を作成して、通信周波数を用いて周波数補正情報を子局に送信し、子局は、周波数補正情報に基づいて通信周波数を基準通信周波数に合わせることを特徴とする請求項1記載の無線システム。
  3. 子局は、周囲の温度を検出する温度センサを備え、温度変化が大きくなったとき、子局は、参照信号を親局に送信して、通信周波数の補正を行うことを特徴とする請求項1または2記載の無線システム。
  4. 子局は、温度変化が大のとき、参照信号の送信間隔を短くし、温度変化が小のとき、参照信号の送信間隔を長くすることを特徴とする請求項3記載の無線システム。
  5. 子局は、定期的に参照信号を送信して、通信周波数の補正を行うことを特徴とする請求項1または2記載の無線システム。
  6. 子局は、受信した周波数補正情報を記憶し、次回の親局との通信のときに、記憶している周波数補正情報に基づいて補正した通信周波数を使用することを特徴とする請求項3または5記載の無線システム。
  7. 親局は、参照信号をフィルタに通して得られる中間周波数から周波数補正情報を作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の無線システム。
  8. 親局は、複数の子局と無線通信を行い、子局は、参照信号を送信するとき、周波数補正を要求していることを示す要求情報を送信し、親局は、要求情報に基づいて、複数の子局の中から要求のあった子局を特定することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の無線システム。
  9. 親局は、周波数補正情報を送信するとき、特定の子局宛であることを示す子局識別情報を送信することを特徴とする請求項8記載の無線システム。
  10. 子局は、参照信号を無変調信号として送信するとともに、要求情報を変調信号により送信し、親局は、周波数補正情報に基づいて参照信号の通信周波数を算出して変調信号を復調することにより、要求情報を取得することを特徴とする請求項8または9記載の無線システム。
  11. 周波数精度の高い発振器を有する親局と基準通信周波数で無線通信を行う無線システムの子局であって、周波数精度の低い発振器を備え、通信周波数補正のための参照信号を自局の通信周波数で親局に送信する要求手段と、親局が参照信号に基づいて作成した基準通信周波数に対する周波数補正情報により通信周波数を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする無線システムの子局。
  12. 周囲の温度を検出する温度センサを備え、要求手段は、温度変化が大きくなったとき、参照信号を親局に送信することを特徴とする請求項11記載の無線システムの子局。
  13. 周波数精度の低い発振器を有する子局と基準通信周波数で無線通信を行う無線システムの親局であって、周波数精度の高い発振器を備え、子局からの通信周波数補正のための参照信号に基づいて基準通信周波数に対する周波数補正情報を作成する作成手段と、子局の通信周波数で周波数補正情報を子局に送信する応答手段とを備えたことを特徴とする無線システムの親局。
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JP2012083302A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Nec Computertechno Ltd 電子機器及び内部時計のクロック周波数補正方法
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