JP2009100362A - 携帯無線機 - Google Patents

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Abstract

【課題】開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性が変化することなく開き角度に依存しない携帯無線機を提供すること。
【解決手段】折畳式携帯無線機100は、下筐体102の給電板金113と容量結合する上筐体101の結合板金112の断面を、略コの字形状の板状素子により構成した。結合板金112の外形寸法は、縦横の長さが等しく、かつ対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一である。上筐体101が開き角度180度開いた場合の給電板金113と対向する結合板金112の面積と、上筐体101が開き角度90度開いた場合の給電板金113と対向する結合板金112の面積とは略同一であり、容量値も一定となる。これにより、上筐体101の開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が変化することなく開き角度に依存しない。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯無線機に関し、特に、2つの筐体を開閉自在に連結した筐体が折り畳み可能な構造を持つ折畳式携帯無線機に関する。
近年、携帯電話機の一種である携帯無線機は、上部筐体と下部筐体とをヒンジ部で連結して開閉自在な構造とし、通話時及びデータ通信時の開いた状態と待ち受け時の閉じた状態との2つの状態を取り得るようにした折畳式携帯無線機が広く普及している。折畳式携帯無線機は、使用状態により、その形態を変えることができる構造を持つため、そのそれぞれの状態におけるアンテナ性能の確保が重要である。また、この折畳式携帯無線機においても小型化と多機能化が進んでおり、近年の多機能化のひとつとして、デザイン性向上のためアンテナの内蔵化が進んでいる。
特許文献1には、携帯無線機の上部筐体の一部を構成する導体をアンテナ素子として利用し、下部筐体から給電線を用いて給電する構成の内蔵アンテナを備える折畳式携帯無線機が記載されている。特許文献1記載の折畳式携帯無線機は、開き時に上筐体内の導体を放射素子として用いる原理を応用することで、突起物のないアンテナ構成として、上筐体内の導体を開き時に直接励振し、放射素子として用いる。この方法は放射する筐体に高さといった制限もなく、アンテナの実効面積を広くとることが可能となるため、広帯域、高利得なアンテナ性能を得ることができる。
特許文献2には、第1の筐体に設けられるアンテナ素子と、第1の筐体と第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、第2の筐体内部に設けられ、グランドパターンを有する回路基板と、回路基板上の無線回路に接続された給電部とを備え、アンテナ素子及びヒンジ部と、回路基板上のグランドパターンとがダイポールアンテナとして動作する携帯無線機が記載されている。
折畳式携帯無線機には、上記ヒンジ部又は上筐体金属に直接給電する直接給電型の他、上部筐体と下部筐体に設置された対向する結合板金を介して給電する容量結合型がある。
図9は、従来の容量結合型のアンテナ装置を有する折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図であり、図9(a)は折畳式携帯無線機を約180度開いた状態を、図9(b)は折畳式携帯無線機を約90度開いた状態を示す。
図9において、折畳式携帯無線機10は、上筐体(第1の筐体)11と、上筐体11に設けられるアンテナ素子21及び結合板金22と、下筐体(第2の筐体)12と、下筐体12に設けられる給電板金23、給電端子24及び回路基板25とを備えて構成される。上筐体11と下筐体12とは、図示しないヒンジ部により回動自在に連結される。
上筐体11及び下筐体12は、絶縁体である樹脂の成型品、例えば非導電性のABS樹脂により構成される。上筐体11は、LCD表示部及びレシーバ等(図示略)が設けられる。下筐体12は、操作キーボタンを有する操作部及びマイク等(図示略)が設けられ、内部に無線回路、制御回路及び情報処理回路等を備えている。
アンテナ素子21は、金属フレームからなり、給電点が結合板金22に接続される。アンテナ素子21を構成する金属フレームには、高い導電性を有し、かつ軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金を用いる。
結合板金22は、導電性の板状素子であり、給電板金23と容量結合して、空間的に離れた上筐体11のアンテナ素子21と下筐体12の給電端子24及び回路基板25とを電気的に接続する。
給電板金23は、導電性の板状素子であり、上筐体11の結合板金22と容量結合する。結合板金22と給電板金23で構成される容量値は、板金同士が対向する面積に依存し、図9(a)の約180度開いた状態では容量値1、図9(b)の約90度開いた状態では容量値2(容量値1>容量値2)である。
給電端子24は、導電性の金属から構成され、給電板金23と回路基板25のグランドパターンとを電気的に接続する。
回路基板25は、折畳式携帯無線機10の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面に回路の接地電位となるグランドパターンが形成されている。
以上の構成において、アンテナ素子21が上側アンテナ素子として動作し、回路基板25のグランドパターンが下側アンテナ素子として動作する。すなわち、給電時には、アンテナ素子21と、給電端子24と回路基板25上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作する。
特開2002−335180号公報 特開2005−6096号公報
しかしながら、このような従来の容量結合型のアンテナ装置を有する折畳式携帯無線機にあっては、上下筐体開き角度によって、給電側と給電される側の容量結合値が変化する構成となっていたため、開き角度によって、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が劣化する問題があった。以下、開き角度によるダイポールアンテナ特性の劣化について説明する。
例えば、前記図9(a)に示すように折畳式携帯無線機10の上筐体11が約180度開いた状態では、上筐体11の結合板金22と下筐体12の給電板金23とがその全面で対向する。結合板金22と給電板金23で構成される容量値は、最大容量の容量値1となる。しかし、前記図9(b)に示すように折畳式携帯無線機10の上筐体11が約90度開いた状態では、上筐体11の結合板金22の側面部が下筐体12の給電板金23と対向するのみであるため、結合板金22と給電板金23で構成される容量値は、容量値1よりかなり小さい容量値2(容量値1>容量値2)となる。このように、結合板金22と給電板金23で構成される容量値は、板金同士が対向する面積により変わるため、容量値が異なり、ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が変化する。
図10乃至図14は、上記折畳式携帯無線機10の上筐体11の開き角度による特性変化を説明する図である。なお、図10において、折畳式携帯無線機10の上筐体11と下筐体12とは、ヒンジ部13により回動自在に連結される。
図11は、折畳式携帯無線機10の上筐体11の開き角度θによる周波数と利得G[dB]の変化を示す特性図であり、開き角度θが180度、135度及び90度の場合を例に採る。図11に示すように、開き角度90度の場合は、開き角度180度及び135度の場合に比べ各周波数で利得Gが低下する。図10の開き角度の変化の場合、図11の平均の矢印に示すように約1.5dB劣化する。
図12乃至図14は、折畳式携帯無線機10の上筐体11の開き角度θによるアンテナ特性を示す図である。図12(a)、図13(a)及び図14(a)は、開き角度θが180度、135度及び90度の場合のダイポールアンテナのインピーダンス特性を示すスミスチャートである。ダイポールアンテナのインピーダンス特性は、原点を中心とした単位円に収まり、横軸が伝送線路の抵抗成分、単位円の上部が正のリアクタンス成分、単位円の下部が負のリアクタンス成分である。図12(b)、図13(b)及び図14(b)は、開き角度θが180度、135度及び90度の場合のアンテナ性能の変化を示す特性図である。使用周波数をDTV帯域とし、横軸に周波数[MHz]、縦軸にVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)をとる。図12(b)、図13(b)及び図14(b)に示すように、開き角度θが変化すると、結合板金22と給電板金23で構成される容量値が変化し、DTV帯域のインピーダンスが変化する。良好なアンテナ特性を得るための要件の一つであるVSWR<3(反射波の電圧が50%以下となる)を満たす周波数帯域の幅についてみると、図14(b)に示す開き角度θが90度の場合ではVSWR<3の周波数帯が一部しか存在せず、アンテナ性能が大幅に劣化している。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性が変化することなく開き角度に依存しない携帯無線機を提供することを目的とする。
本発明の携帯無線機は、第1の筐体と、前記第1の筐体と回動自在に連結される第2の筐体と、前記第1の筐体に設けられるアンテナ素子と、前記アンテナ素子と電気的に接続される第1の導電性素子と、前記第2の筐体内部に設けられる回路基板と、前記第2の筐体内部に設けられ、前記第1の導電性素子と対向した位置に配置されて前記第1の導電性素子と容量結合する第2の導電性素子と、前記回路基板から前記第2の導電性素子に給電するための給電部とを備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体が回動したとき、前記容量結合が略一定である構成を採る。
本発明によれば、第1の筐体と前記第2の筐体が回動したとき、第1の導電性素子と第2の導電性素子との容量結合が略一定であることにより、開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性が変化することなく開き角度に依存しない携帯無線機を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る折畳式携帯無線機の概略構成を示す斜視図である。
図1において、本実施の形態1に係る折畳式携帯無線機100は、上筐体(第1の筐体)101と下筐体(第2の筐体)102とが回動2軸ヒンジ構造を持つヒンジ部103によって回動自在に連結され、ヒンジ部103を中心として回動することにより開いた状態と閉じた状態との2つの状態を取り得る構造となっている。
上筐体101及び下筐体102は、絶縁体である樹脂の成型品、例えば非導電性のABS樹脂により構成される。上筐体101は、LCD表示部及びレシーバ等(図示略)が設けられる。下筐体102は、操作キーボタンを有する操作部及びマイク等(図示略)が設けられ、内部に無線回路、制御回路及び情報処理回路等を備えている。番号102aは、これら回路基板のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作することを模式的に示している。なお、図示は省略するが、上筐体101及び下筐体102には、サブ画面表示部、着信音等を出力するスピーカ、画像を撮影するカメラ部、外部機器と接続するコネクタ部などが設けられる。
ヒンジ部103は、上筐体101と下筐体102を第1軸を中心に回動可能に連結する第1ヒンジ部103aと、第1ヒンジ部103aの右端部に設置され、上記第1軸と直交する方向の第2軸を中心に回動可能に連結する第2ヒンジ部103bとから構成される。第1ヒンジ部103aは、下筐体102の上端部に設置された第1軸を中心に上筐体101を開閉自在に連結する。第2ヒンジ部103bは、第1ヒンジ部103aの右端部に設置された第2軸を中心に上筐体101を右方向に横開きで回動可能に連結する。図1では、第1ヒンジ部103aは上筐体101と下筐体102とを閉じた状態にあり、第2ヒンジ部103bは上筐体101を右方向に横開きで約135度開いた状態まで回動している。
図2は、図1の折畳式携帯無線機100を矢印方向からみた断面形状を示す断面図であり、図2(a)は上筐体101を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図2(b)は上筐体101を右方向に開き角度135度で開いた状態を、図2(c)は上筐体101を右方向に開き角度90度で開いた状態を示す。
図3は、実施の形態1に係る折畳式携帯無線機100の構成を模式的に示す図であり、図3(a)は折畳式携帯無線機100の上筐体101を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図3(b)は開き角度90度で開いた状態を示す。
図3において、折畳式携帯無線機100は、上筐体101と、上筐体101に設けられるアンテナ素子111及び結合板金112(第1の導電性素子)と、下筐体102と、下筐体102に設けられる給電板金113(第2の導電性素子)、給電部114及び回路基板115とを備えて構成される。上筐体101と下筐体102とは、図1に示すヒンジ部103により回動自在に連結される。
アンテナ素子111は、金属フレームからなり、給電点が結合板金112に接続される。アンテナ素子111を構成する金属フレームには、高い導電性を有し、かつ軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金を用いる。アンテナ素子111は、アンテナ素子専用の部材のほか、上筐体101に存在する金属などの導電部材でも代用できる。例えば、代用できるアンテナ素子部材として、回路基板がある。この回路基板は、LCDの回路基板又はその保護部材を含む。
結合板金112は、導電性でかつ上筐体101底面から見て断面が略コの字形状の板状素子である。結合板金112の外形寸法は、略コの字形状の縦横の長さが等しく、かつ対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一である。結合板金112は、下筐体102の給電板金113と容量結合して、空間的に離れた上筐体101のアンテナ素子111と下筐体102の給電部114及び回路基板115とを電気的に接続する。
給電板金113は、導電性の板状素子であり、上筐体101の結合板金112と容量結合する。結合板金112と給電板金113で構成される容量値は、図3(a)の開き角度180度開いた状態では容量値1、図3(b)の開き角度90度開いた状態では容量値2であり、容量値1と容量値2は、略同一である。
給電部114は、導電性の金属から構成され、給電板金113と回路基板115のグランドパターンとを電気的に接続し、回路基板115から給電板金113に給電する。
回路基板115は、折畳式携帯無線機100の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面に回路の接地電位となるグランドパターンが形成されている。
ここで、アンテナ素子111が上側アンテナ素子として動作し、回路基板115のグランドパターンが下側アンテナ素子として動作する。すなわち、給電時には、アンテナ素子111と、給電部114と回路基板115上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作する。これにより、上筐体101を開いた状態において、高いアンテナ利得が得られることになる。
以下、上述のように構成された折畳式携帯無線機100の開き角度に依存しない筐体ダイポールアンテナ容量給電動作について説明する。
前記図9(a)に示す従来の折畳式携帯無線機10では、結合板金22と給電板金23で構成される容量値は、筐体開き角度により容量値が変化するため、前記図10乃至図14に示すようにアンテナ特性(インピーダンス、利得)が劣化していた。
これに対して、本実施の形態の折畳式携帯無線機100は、下筐体102の給電板金113と容量結合する上筐体101の結合板金112の断面を、略コの字形状の板状素子により構成した。結合板金112の外形寸法は、縦横の長さが等しく、かつ対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一である。さらに、略コの字形状の結合板金112と給電板金113との間隔が、図3(a)(b)の矢印に示すように、開き角度180度開いた状態と開き角度90度開いた状態とで同一となるように設置される。なお、結合板金112と給電板金113との間隔は、容量結合の容量値をなるべく大きくとるため極力近づける構成がアンテナ性能上望ましい。
この構成により、略コの字形状の結合板金112と給電板金113で構成される容量値は、図3(a)の開き角度180度開いた状態では容量値1、図3(b)の開き角度90度開いた状態では容量値2となるものの、容量値1と容量値2は、略同一(容量値1≒容量値2)である。すなわち、断面が略コの字形状の結合板金112を用いることで、上筐体101が開き角度180度開いた場合の給電板金113と対向する結合板金112の面積と、上筐体101が開き角度90度開いた場合の給電板金113と対向する結合板金112の面積とは略同一であり、しかも給電板金113と対向する結合板金112との空間的な距離も略同一である。したがって、板金同士が対向する面積は上筐体101の開閉にかかわらず同じであるため、容量値も一定となる。これにより、上筐体101の開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が変化することなく開き角度に依存しない折畳式携帯無線機100を実現することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る折畳式携帯無線機200の構成を模式的に示す図である。図3と同一構成部分には同一番号を付して重複箇所の説明を省略する。
図4(a)は折畳式携帯無線機200の上筐体201を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図4(b)は開き角度90度で開いた状態を示す。
図4において、折畳式携帯無線機200は、上筐体201と、上筐体201に設けられるアンテナ素子111及び結合板金212(第1の導電性素子)と、下筐体102と、下筐体102に設けられる給電板金113、給電部114及び回路基板115とを備えて構成される。上筐体201と下筐体102とは、図示しないヒンジ部により回動自在に連結される。
結合板金212は、導電性でかつ上筐体201底面から見て断面が略L字形状の板状素子である。結合板金212の外形寸法は、略L字形状の縦横の長さが等しく、かつ対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一である。結合板金212は、下筐体102の給電板金113と容量結合して、空間的に離れた上筐体201のアンテナ素子111と下筐体102の給電部114及び回路基板115とを電気的に接続する。
給電板金113は、導電性の板状素子であり、上筐体201の結合板金212と容量結合する。結合板金212と給電板金113で構成される容量値は、図4(a)の開き角度180度開いた状態では容量値1、図4(b)の開き角度90度開いた状態では容量値2であり、容量値1と容量値2は、略同一である。
給電時には、アンテナ素子111と、給電部114と回路基板115上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作する。これにより、上筐体201を開いた状態において、高いアンテナ利得が得られることになる。
本実施の形態の折畳式携帯無線機200は、下筐体102の給電板金113と容量結合する上筐体201の結合板金212の断面を、略L字形状の板状素子により構成したことを特徴とする。結合板金112の外形寸法は、縦横の長さが等しく、かつ対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一である。さらに、略L字形状の結合板金212と給電板金113との間隔が、図4(a)(b)に示すように、開き角度180度開いた状態と開き角度90度開いた状態とで同一となるように設置される。
この構成により、略L字形状の結合板金212と給電板金113で構成される容量値は、図4(a)の開き角度180度開いた状態では容量値1、図4(b)の開き角度90度開いた状態では容量値2となるものの、容量値1と容量値2は、略同一(容量値1≒容量値2)である。すなわち、断面が略L字形状の結合板金212を用いることで、上筐体201が開き角度180度開いた場合の給電板金113と対向する結合板金212の面積と、上筐体201が開き角度90度開いた場合の給電板金113と対向する結合板金212の面積とは略同一であり、しかも給電板金113と対向する結合板金212との空間的な距離も略同一である。したがって、板金同士が対向する面積は上筐体201の開閉にかかわらず同じであるため、容量値も一定となる。これにより、上筐体201の開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が変化することなく開き角度に依存しない折畳式携帯無線機200を実現することができる。
本実施の形態の折畳式携帯無線機200は、略L字形状の結合板金212を用いて構成したため、実施の形態1の略コの字形状の結合板金112に比べて、上筐体201に結合板金212を組み込む際の組立てが容易であるという効果がある。一般に、L字形状の部材は、コの字形状の部材に比べて挿入・装着の手間がかからない。製作コスト低減の効果が期待できる。
ここで、本実施の形態は、略L字形状の結合板金212を用いているため、上筐体201を閉じた場合には、略L字形状の結合板金212は、下筐体102の給電板金113と容量結合せず、従ってダイポールアンテナとして動作しない。上筐体201を閉じた状態又は閉じ方向で使用する場合には、実施の形態1の略コの字形状の結合板金112の設置が好ましい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係る折畳式携帯無線機300の構成を模式的に示す図である。図3と同一構成部分には同一番号を付して重複箇所の説明を省略する。
図5(a)は折畳式携帯無線機300の上筐体301を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図5(b)は開き角度90度で開いた状態を示す。
図5において、折畳式携帯無線機300は、上筐体301と、上筐体301に設けられるアンテナ素子111及び結合板金312(第1の導電性素子)と、下筐体102と、下筐体102に設けられる給電板金113、給電部114及び回路基板115とを備えて構成される。上筐体301と下筐体102とは、図示しないヒンジ部により回動自在に連結される。
結合板金312は、導電性でかつ上筐体301底面から見て断面が半円形状の板状素子である。結合板金312の外形寸法は、上筐体301の開閉にかかわらず、対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一になる大きさが好ましい。ここでは、結合板金312は、馬蹄形状となる。結合板金212は、下筐体102の給電板金113と容量結合して、空間的に離れた上筐体301のアンテナ素子111と下筐体102の給電部114及び回路基板115とを電気的に接続する。
給電板金113は、導電性の板状素子であり、上筐体301の結合板金312と容量結合する。結合板金312と給電板金113で構成される容量値は、図5(a)の開き角度180度開いた状態では容量値1、図5(b)の開き角度90度開いた状態では容量値2であり、容量値1と容量値2は、略同一である。また、図示しない任意の開き角度、例えば開き角度135度、開き角度45度、あるいは開き角度0度の状態の容量値についても容量値は、略同一である。
給電時には、アンテナ素子111と、給電部114と回路基板115上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作する。これにより、上筐体301を開いた状態において、高いアンテナ利得が得られることになる。
本実施の形態の折畳式携帯無線機300は、下筐体102の給電板金113と容量結合する上筐体301の結合板金312の断面を、馬蹄形状を含む半円形状の板状素子により構成したことを特徴とする。結合板金312の外形寸法は、上筐体301の開閉状態にかかわらず、対向する下筐体102の給電板金113の長さと略同一となる構成とする。さらに、半円形状の結合板金312と給電板金113との間隔が、図5(a)(b)に示すように、開き角度180度開いた状態と開き角度90度開いた状態、さらにその他の任意の開き角度で同一となるように設置される。
この構成により、板金同士が対向する面積は上筐体301の開閉にかかわらず同じであるため、半円形状の結合板金312と給電板金113で構成される容量値は、どのような開き角度であっても一定であり、しかも給電板金113と対向する結合板金312との空間的な距離も略同一である。これにより、上筐体301の開き角度が変化しても、容量結合給電型の筐体ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が変化することなく開き角度に依存しない折畳式携帯無線機300を実現することができる。
本実施の形態の折畳式携帯無線機300は、半円形状の結合板金312を用いて構成したため、実施の形態1の略コの字形状の結合板金112又は実施の形態2の略L字形状の結合板金212に比べて、開き角度180度及び開き角度90度以外の開き角度(例えば、開き角度135度など)であっても開き角度に依存しないという効果がある。すなわち、半円形状の結合板金312を用いることで、どのような開き角度であっても容量値が一定であり、ダイポールアンテナ特性(インピーダンス、利得)が変化しないという特有の効果がある。但し、特定の開き角度に限定して使用することを想定した場合、例えば開き角度180度又は開き角度90度のみで使用する場合には、実施の形態1の略コの字形状の結合板金112及び実施の形態2の略L字形状の結合板金212を用いる方が、結合容量値を大きくとることができるため、アンテナ特性上有利となると考えられる。
(実施の形態4)
実施の形態4乃至実施の形態6は、実施の形態1乃至実施の形態3に係る折畳式携帯無線機に、容量結合量を調整する調整手段を設け、アンテナ特性を最適化する例である。
図6は、本発明の実施の形態4に係る折畳式携帯無線機400の構成を模式的に示す図である。図3と同一構成部分には同一番号を付して重複箇所の説明を省略する。
図6(a)は折畳式携帯無線機400の上筐体401を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図6(b)は開き角度90度で開いた状態を示す。
図6において、折畳式携帯無線機400は、上筐体401と、上筐体401に設けられるアンテナ素子111、調整部410及び略コの字形状の結合板金112と、下筐体102と、下筐体102に設けられる給電板金113、給電部114及び回路基板115とを備えて構成される。上筐体401と下筐体102とは、図示しないヒンジ部により回動自在に連結される。
調整部410は、アンテナ素子111と略コの字形状の結合板金112との容量結合量を調整する。具体的には、調整部410は、アンテナ素子111と結合板金112とを接続した場合に生じるアンテナの集中定数を調整するコンデンサ及びコイルからなる。
このように、折畳式携帯無線機400は、アンテナ素子111と略コの字形状の結合板金112との間に調整部410を設置する構成としたので、実施の形態1の効果に加え、アンテナ素子111と結合板金112との容量結合量を調整することができ、アンテナ特性を最適化することができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5に係る折畳式携帯無線機500の構成を模式的に示す図である。図4と同一構成部分には同一番号を付して重複箇所の説明を省略する。
図7(a)は折畳式携帯無線機500の上筐体501を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図7(b)は開き角度90度で開いた状態を示す。
図7において、折畳式携帯無線機500は、上筐体501と、上筐体501に設けられるアンテナ素子111、調整部510及び略L字形状の結合板金212と、下筐体102と、下筐体102に設けられる給電板金113、給電部114及び回路基板115とを備えて構成される。上筐体501と下筐体102とは、図示しないヒンジ部により回動自在に連結される。
調整部510は、アンテナの集中定数を調整するコンデンサ及びコイルからなり、アンテナ素子111と略L字形状の結合板金212との容量結合量を調整する。
このように、折畳式携帯無線機500は、アンテナ素子111と略L字形状の結合板金212との間に調整部510を設置する構成としたので、実施の形態2の効果に加え、アンテナ素子111と結合板金212との容量結合量を調整することができ、アンテナ特性を最適化することができる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6に係る折畳式携帯無線機600の構成を模式的に示す図である。図5と同一構成部分には同一番号を付して重複箇所の説明を省略する。
図8(a)は折畳式携帯無線機600の上筐体601を右方向に開き角度180度で開いた状態を、図8(b)は開き角度90度で開いた状態を示す。
図8において、折畳式携帯無線機600は、上筐体601と、上筐体601に設けられるアンテナ素子111、調整部610及び半円形状の結合板金312と、下筐体102と、下筐体102に設けられる給電板金113、給電部114及び回路基板115とを備えて構成される。上筐体601と下筐体102とは、図示しないヒンジ部により回動自在に連結される。
調整部610は、アンテナの集中定数を調整するコンデンサ及びコイルからなり、アンテナ素子111と半円形状の結合板金312との容量結合量を調整する。
このように、折畳式携帯無線機600は、アンテナ素子111と半円形状の結合板金312との間に調整部610を設置する構成としたので、実施の形態3の効果に加え、アンテナ素子111と結合板金312との容量結合量を調整することができ、アンテナ特性を最適化することができる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
2つの筐体を開閉自在に連結した筐体が折り畳み可能な構造を持つ携帯無線機であればどのような装置にも適用できる。例えば、携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System)は勿論のこと、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末、ノート型パソコン等の情報処理装置にも適用可能である。
なお、上記各実施の形態のように、上筐体の枠体及びヒンジ部が絶縁体である樹脂成型品の場合は、上筐体の内部または外装表面に存する導体板に給電線を用いてアンテナ素子として機能させるようにしてもよい。
すなわち、一般に、上筐体及び下筐体の内部に存する回路基板の配線パターン、シールドケースや主表示部を保持する導電性フレーム、上筐体に貼付した板状金属などには導体板が用いられている。アンテナ素子111及び/又は回路基板115は、アンテナ素子専用の部材のほか、上記各種導電部材でも代用できる。また、上筐体及び下筐体の外装表面に存する上筐体に貼付した板状金属には導体板が用いられている。そして、それらにヒンジ部に設けられたフレキシブルプリント基板などで構成される給電線から給電できるようになっているので、この構成を利用すればよい。
また、上記各実施の形態において、使用周波数帯は、DTV帯域に限らずどのような帯域でもよい。複数の周波数帯に対応した携帯無線機して、日本では900MHz帯を使用するPDC(Personal Digital Cellular)と2GHz帯を使用するCDMA(Code Division Multiple Access)とを併用できる携帯無線機が商品化されている。海外でも900MHz帯を使用するGSM(Global System for Mobile Communications)と、1.8GHz帯を使用するDCS(Digital Communication System)と、1.9GHz帯を使用するPCS(Personal Communication Services)、2GHz帯を使用するUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)とを併用できる携帯無線機が商品化されている。例えば、第1周波数帯が2GHzのシングルバンドであり、第2周波数帯が900MHz帯、1.8GHz帯及び1.9GHz帯の3バンドである場合でもよい。
また、上記各実施の形態では、折畳式携帯無線機という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、携帯無線機、筐体ダイポール容量給電方法等でもよいことは勿論である。
また、上記携帯無線機を構成する各回路部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
本発明に係る携帯無線機は、アンテナを突出させることなく、一つのアンテナで開閉の状態に係らず、高いアンテナ性能を得ることができ、小型化に適した折畳式携帯無線機を提供できる。また、複数のアンテナを必要とせず、シンプルな回路構成で、筐体の小型化、製造コストの削減を図ることが可能となる。さらに、筐体を閉じた状態でアンテナの突起がないためデザイン性を向上することができ、折畳式携帯無線機の無線通信性能の高性能化に有用である。本発明は、筐体を折畳むことができる携帯電話機やPHSなどの折畳式携帯無線機器などに有用である。
本発明の実施の形態1に係る折畳式携帯無線機の概略構成を示す斜視図 本実施の形態1に係る折畳式携帯無線機の断面形状を示す断面図 本実施の形態1に係る折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態2に係る折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態3に係る折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態4に係る折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態5に係る折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態6に係る折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 従来の容量結合型のアンテナ装置を有する折畳式携帯無線機の構成を模式的に示す図 従来の折畳式携帯無線機の上筐体の開き角度による特性変化を説明する図 従来の折畳式携帯無線機の上筐体の開き角度θによる周波数と利得Gの変化を示す特性図 従来の折畳式携帯無線機の上筐体の開き角度θによるアンテナ特性を示す図 従来の折畳式携帯無線機の上筐体の開き角度θによるアンテナ特性を示す図 従来の折畳式携帯無線機の上筐体の開き角度θによるアンテナ特性を示す図
符号の説明
100,200,300,400,500,600 折畳式携帯無線機
101,201,301,401,501,601 上筐体(第1の筐体)
102 下筐体(第2の筐体)
103 ヒンジ部
103a 第1ヒンジ部
103b 第2ヒンジ部
111 アンテナ素子
112,212,312 結合板金(第1の導電性素子)
113 給電板金(第2の導電性素子)
114 給電部
115 回路基板
410,510,610 調整部

Claims (6)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体と回動自在に連結される第2の筐体と、
    前記第1の筐体に設けられるアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子と電気的に接続される第1の導電性素子と、
    前記第2の筐体内部に設けられる回路基板と、
    前記第2の筐体内部に設けられ、前記第1の導電性素子と対向した位置に配置されて前記第1の導電性素子と容量結合する第2の導電性素子と、
    前記回路基板から前記第2の導電性素子に給電するための給電部とを備え、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体が回動したとき、前記容量結合が略一定である携帯無線機。
  2. 前記第1の導電性素子は、断面が略コの字形状の板状素子である請求項1記載の携帯無線機。
  3. 前記第1の導電性素子は、断面が略L字形状の板状素子である請求項1記載の携帯無線機。
  4. 前記第1の導電性素子は、断面が馬蹄形状を含む略半円形状の板状素子である請求項1記載の携帯無線機。
  5. 前記アンテナ素子と前記第1の導電性素子との容量結合量を調整する調整手段をさらに備える請求項1記載の携帯無線機。
  6. 前記アンテナ素子と、前記給電部と、前記回路基板のグランドパターンとがダイポールアンテナとして動作する請求項1記載の携帯無線機。
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