JP2009100143A - 番組受信装置、番組配信システム及び番組受信方法 - Google Patents

番組受信装置、番組配信システム及び番組受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ユーザの嗜好にあった番組を確実に、かつ、見忘れたあるいは録画し忘れた番組のみを受信あるいは録画する機能などを提供することを目的とする。
【解決手段】受信装置100でユーザの嗜好にあった未視聴番組に関する、配信終了時刻と配信に必要な時間から配信開始時刻を算出し、配信開始時刻になったら見忘れ番組配信サーバに配信要求を行うことで配信終了直前に確実に番組を録画することが可能となるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像配信における受信装置及び番組配信システムに関するものである。
視聴や録画を希望するテレビ番組などをリアルタイム視聴できない場合、VTRやハードディスクレコーダなどの蓄積装置で番組を受信しておき、ユーザの都合のよい時間に視聴する方法が広く普及している。また、ドラマなどシリーズで放送される番組に関しては一度録画すると次の回の放送も自動的に録画したり、あるいは録画回数が多い分野の番組の録画をユーザに推薦するおすすめ機能などがついた録画装置も普及している。
さらに、録画をし忘れた番組を視聴するために、テレビ局などが放送済みの番組を格納したサーバを設置し、インターネットなどを経由してユーザに配信する仕組みなども検討、試行されている。
以下、特許文献1に記載された従来の番組配信システムについて説明する。
図6は、従来の番組配信システムの構成を表す図である。図6において、過去の放送済み番組を保持する過去録番組サーバ701と、番組録画装置600とがネットワークで接続されている。番組録画装置600は、番組の放送時間を経過してしまった場合でも、過去の番組を録画予約画面に表示し、その中から、放送済みの番組が録画予約指定される場合には、番組録画装置のコントローラ601で時刻を判定し、ネットワークを通して過去録番組サーバ701に配信要求を送付し、過去録番組サーバ701より、番組配信メッセージにより番組の配信を受け、番組録画装置600に保存し、録画予約再生選択の画面により配信された番組を視聴できるようにする。
番組録画装置600は、全体を制御するコントローラ601、放送局の電波を受信する、チューナ602、チューナよりアナログの映像を入力し、デジタルの動画データに変換するMPEGエンコーダ603、MPEGエンコーダより動画データを入力し保存するHDD604、保存された動画データをHDD604より入力しアナログ動画データに変換するとともに、音声を取り出すMPEGデコーダ605、MPEGデコーダより出力される音声デジタル信号をアナログの音声に変換する音声D/A606、MPEGデコーダ605より出力された動画データをアナログのNTSC信号に変換するNTSCエンコーダ607、コントローラ601とチューナ602、MPEGエンコーダ603、HDD604、MPEGデコーダ605の間を接続する記録/再生制御回路608、時刻を管理するための時計回路610、番組録画装置600の操作を実現するリモコン612、リモコンからの信号を受信するリモコン受信部611、録画装置と過去録番組サーバ701をネットワークで接続する通信制御回路609より構成される。
コントローラ601は、番組録画装置600全体を制御する。
過去録番組サーバ701は、番組録画装置600からの配信要求の有無にかかわらず、連続的に各放送局の番組を録画し、番組録画装置600からの配信要求にしたがって、番組を配信する。
次に録画予約実施時の番組録画装置600の動作の概略について示す。録画予約画面で番組を選択時に放送時刻を取得する。選択された番組が放送済みかどうかを判定し放送前であれば、チューナ602を利用した放送局からの電波による予約録画を行う。放送時刻になった場合、放送局からの電波を受信し番組を受信録画する。放送済みと判定した場合は、過去録番組サーバ701に配信要求を送る。過去録サーバ701より動画ストリームの配信を受信し、録画する。録画番組を示す画面で既に放送の終了した番組も表示することで、放送済み番組を視聴したい場合、この画面から所望の番組を選択し、録画を指示することが出来る。
続いて、録画指定時の選択手順を示す。リモコン上で録画メニュー選択ボタンが押されると録画メニューが選択され、チャンネル選択及び番組選択を行う。
特許文献1記載の実施例において、番組選択画面では、放送前番組、例えば今日および明日以降の放送前番組表を表示するとともに、既に放送済みの番組も表示される。例えば、今日が5月5日(水)だとすると、既に放送済みの5月3日(月)の番組も表示される。5月3日(月)の番組のように従来例では、放送済みの番組も録画予約の対象として番組を選択することができる。
録画予約/再生選択画面では、5月6日(木)9時30分の状態が示されており、5月3日(月)の毎朝放送の番組は、録画指定時既に放送済みとなっていたため、録画種別が過去録サーバ受信と表示され、録画状態は「予約中」となり、サーバからの配信を待っている状態である。5月6日(木)17時30分の状態が示されており、先ほど予約中だった番組は、録画状態が「録画済み」となり番組が配信済みであることを示し、この録画済みの番組は、選択することにより視聴が可能となる。この例のように、録画は過去の番組も録画予約されており、放送前の番組の録画完了を待つのと同様の操作で過去の放送済み番組の配信を受けることができる。
過去録番組サーバ701は番組録画装置より配信要求メッセージを受信する。配信要求メッセージは、配信を要求する番組録画装置の端末識別子、当該装置からのメッセージを区別するためのメッセージ識別子、配信を要求する放送局名、放送開始時刻、放送終了時刻、および配信要求レベルより構成される。過去録番組サーバ701は、この配信要求メッセージにしたがって、配信スケジュールを設定し、番組の配信を実施する。この際、スケジューリング後の配信予定時刻などを設定して、配信要求応答メッセージを番組録画装置600に返信する。配信要求応答メッセージでは端末識別子、メッセージ識別子、配信要求受領ステータス、配信開始予定時刻、配信終了予定時刻を示している。メッセージ識別子は、配信要求のあった配信要求メッセージのメッセージ識別子と一致するように設定される。配信要求受領ステータスでは、配信の可否などが設定される。本例では、配信要求が受領され、その後ろに配信予定開始時刻と配信終了予定時刻が設定されており、5月6日の12時より配信され13時までに配信が終了する予定であることがわかる。過去録番組サーバ701から、番組録画装置に番組を配信する際には、番組配信メッセージが過去録番組サーバより番組録画装置に送られる。番組配信メッセージは、端末識別子、メッセージ識別子、動画ストリームより構成される。例えば、端末識別番号1239997878の番組録画装置のメッセージ識別子の配信要求に対応する番組の配信メッセージであることがわかる。本メッセージに番組の動画ストリームが載せられて、番組録画装置に配信される。
過去録番組サーバ701では、番組配信のスケジューリングを実施する。予約録画と同様に過去の番組の録画にも遅延録画を許しているので、過去録番組サーバの配信能力にしたがって、配信要求を割り当てる。例えば、5月8日(土)18:00分以降のスケジュールがまだ空いていることがわかる。このように遅延配信を基本としているため、配信要求を平準化でき、過度の設備投資を抑制することが可能となる。
特開2006−333157号公報
特許文献1に示す従来の番組配信システムでは、ユーザに録画予約処理を委ねているので、ユーザが過去放送番組を見落とす可能性があり、確実に見たい番組を予約できない課題があった。
また、過去番組録画サーバは通常、一定期間保存し、その後サーバの番組を更新するので、いつ番組を受信すべきかわからず、番組が配信可能になった時点で録画を開始する必要があり、その場合、配信可能期間、すなわち視聴可能期間が残っているにもかかわらず予約するので、録画装置の容量が多く必要となる課題があった。
本発明は、このような課題を解決するもので、受信装置でユーザの嗜好にあった未視聴あるいは未録画番組に関する、配信終了時刻と配信に必要な時間とから配信開始時刻を算出する。
この結果、配信終了直前に確実に番組を録画することで、ユーザの嗜好にあった番組を確実に、かつ、見忘れたあるいは録画し忘れた番組のみを受信あるいは録画する機能などを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の番組受信装置は、ネットワークでセンター装置と接続され、前記センター装置から配信される番組を受信する番組受信装置であって、受信することを指示された番組の配信終了時刻を前記センター装置から取得する終了時刻情報取得手段と、当該番組を受信するために要する時間である配信時間を取得または算出する配信所要時間処理手段と、当該番組の指示と、当該番組の配信終了時刻と前記配信時間とをもとに配信要求時刻を算出し、前記センター装置に対して前記配信要求時刻に当該番組を配信するように要求し、当該番組の受信を前記配信要求時刻から開始する番組受信制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の番組受信装置は、前記センター装置から配信される番組を蓄積するための蓄積手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記配信要求時刻から、前記センター装置より配信される前記番組を前記蓄積手段に対して蓄積するように制御することを特徴とする。
本発明の番組情報提示装置によれば、受信することを指示された番組は、センター装置からの配信が終了する時刻の直前で、配信時間を遡った時刻から受信を開始するように端末自身がスケジュールする。このため、センター装置からの配信がされなくなる直前に受信要求をし、番組を受信することができるため、直前まで視聴漏れしたもの(本当に見忘れたり、録画し忘れたりした番組)についてのみ受信、蓄積することができるため、録画漏れもなくすことができる。さらに、受信装置によりスケジューリングされるため、センター装置でのスケジューリングの負荷をなくすことができる。
本発明の番組受信装置は、ネットワークでセンター装置と接続され、前記センター装置から配信される番組を受信する番組受信装置であって、受信することを指示された番組の配信終了時刻を前記センター装置から取得する終了時刻情報取得手段と、当該番組を受信するために要する時間である配信時間を取得または算出する配信所要時間処理手段と、当該番組の指示と、当該番組の配信終了時刻と前記配信時間とをもとに配信要求時刻を算出し、前記センター装置に対して前記配信要求時刻に当該番組を配信するように要求し、当該番組の受信を前記配信要求時刻から開始する番組受信制御手段を備えるように構成されている。
また、本発明の番組受信装置は、前記センター装置から配信される番組を蓄積するための蓄積手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記配信要求時刻から、前記センター装置より配信される前記番組を前記蓄積手段に対して蓄積するように制御するように構成しても構わない。
これにより、受信することを指示された番組は、センター装置からの配信が終了する時刻の直前で、配信時間を遡った時刻から受信を開始するように端末自身がスケジュールする。このため、センター装置からの配信がされなくなる直前に受信要求をし、番組を受信することができるため、直前まで視聴漏れしたものについてのみ受信、蓄積することができる。さらに、受信装置によりスケジューリングされるため、センター装置でのスケジューリングの負荷をなくすことができる。
また、本発明の番組受信装置は、さらに、ユーザの嗜好情報を取得するための嗜好情報取得手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記嗜好情報にあった番組を受信することを指示するように構成しても構わない。
これにより、ユーザの嗜好に合致した番組は、センター装置からの配信が終了する時刻の直前で、配信時間を遡った時刻から受信を開始するため、センター装置からの配信がされなくなる前に番組を受信し、蓄積することができる。
また、本発明の番組受信装置は、さらに、ユーザの視聴履歴を取得するための視聴履歴取得手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記視聴履歴をもとに視聴していない番組を受信することを指示するように構成しても構わない。
これにより、ユーザの嗜好に合致した番組で、視聴されていない番組は、センター装置からの配信が終了する時刻の直前で、配信時間を遡った時刻から受信を開始するため、センター装置からの配信がされなくなる前に番組を受信し、蓄積することができ、録画漏れや、視聴見逃しをなくすことができる。
また、本発明の番組受信装置は、さらに、前記番組受信制御手段は、前記センター装置に対して複数の番組の配信を要求する場合には、前記嗜好情報取得手段で取得した情報をもとに、嗜好性が高い番組から順に受信することを指示するように構成しても構わない。
これにより、複数の番組の配信が要求されるような場合には、嗜好性が高い番組から順番に受信することができるため、視聴の際にも嗜好性の高いものから順に視聴することができるし、万が一、配信時間に変動が発生した場合にも、嗜好性の高いものが残ることにより、すべて受信できなくなったとしてもユーザの不満もある程度緩和できる。
(実施の形態1)
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における番組配信システムの構成を表す図である。
図1において、放送局のセンター装置100には放送済み番組が蓄積された番組蓄積手段102が配置されており、番組配信手段103では番組の配信スケジュールを管理し、ネットワーク接続手段101からインターネットなどのネットワーク200を通じてユーザ宅の受信装置300に番組を配信する。受信装置300ではネットワーク接続手段301から番組が多重された信号を受信すると復号手段302で受信信号を復号し、蓄積手段308で蓄積後、再生手段309で読み出して再生処理を行い、出力手段310でTV(図示せず)などの表示装置に番組信号を出力して表示することが可能となる。
以上のような番組配信サービスにおける受信装置の動作について説明する。
センター装置100は、過去放送分の番組を番組蓄積手段102にファイル形式で保存している。センター装置100は番組やデータ放送などを配信する。
番組情報管理手段104は、ネットワーク200を介して配信するスケジュールを管理している。図2に管理している配信番組の情報である番組配信情報の一例を示す。番組毎に配信終了日、視聴時間、配信所要時間などが記載されている。例えば、ドラマAの場合は、配信は本日まで、視聴時間は1時間、受信装置に配信するために必要な時間は15分である。なお、配信所要時間はFTTH(Fiber To The Home)などを前提に記載しているが、例えばADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)などの複数の回線が混在する場合は、もっとも配信に時間が係るサービスを想定して最長となる時間を設定するなどの方法もある。
通常、過去番組など蓄積データの配信サービスは毎日あるいは特定曜日あるいは特定日の特定時間にその蓄積内容が更新される。例えば、毎日23時に更新されるとすると、ドラマAの配信終了は本日の23時に配信が終了する。センター装置100は受信装置からの要求に応じて、蓄積番組のほかに上記番組配信情報を受信装置に配信する。
視聴履歴取得手段305は、ユーザが番組を視聴あるいは録画するたびに視聴履歴を取得する。取得する情報はチャンネルと曜日と時間など、受信機器が通常保持している情報でもよいし、ARIB(社団法人電波産業会)規格で規定されているEIT(Event Information Table)から取得した番組名や番組内容でもよく、番組の情報であれば特に限定しない。
嗜好情報取得手段306は、視聴履歴取得手段305で取得された視聴履歴などを基にユーザの嗜好性を判断する。なお、ユーザの嗜好性などを表す嗜好情報の取得方法は視聴履歴のほか、ユーザからの嗜好情報の直接入力などもあり、特に限定しない。
番組受信制御手段307は、センター装置100に定期的にアクセスし、番組情報管理手段104で生成された、配信番組情報(図2に示す)を入手する。なお、センター装置100へのアクセスは、蓄積されている番組が更新され、番組情報管理手段104で管理している配信スケジュールが更新されたタイミングが望ましい。配信スケジュールの更新タイミングに関しては、あらかじめ決められていてもよく、あるいは配信番組情報に次の更新タイミングを記載しておいてもよく、特に限定しない。
終了情報取得手段303は、センター装置100から入手された、番組の配信終了日などの配信終了に関する情報を取得する。
配信所要時間処理手段304は、センター装置100から入手された、センター装置100から受信装置300への、番組配信に要する配信時間を取得する。
番組受信制御手段307は、受信した配信番組情報と嗜好情報取得手段306で生成されたユーザの嗜好性を比較し、ユーザの嗜好性にあった番組を抽出する。次に、抽出された番組と視聴履歴取得手段305で取得した視聴履歴から未視聴あるいは未録画番組を抽出し、ユーザの嗜好に合っていて、かつ、未録画の番組を決定する。決定された番組の番組配信情報を確認し、配信終了が本日中であるか否かを確認する。本日中であれば、配信所要時間を確認し、配信の終了時刻から配信所時間を引いた時間、例えば図2のドラマAであれば本日の23時に配信が終了し、配信所要時間が15分であるため、配信開始時刻である22時45分になったら、番組受信制御手段307はセンター装置100に配信要求を送信し、自動的に録画を開始する。なお、実際の配信開始時刻の算出や録画開始時刻に関しては、回線混雑などを考慮して少し早めの時刻から録画を開始してもよい。
次に受信装置300が複数の見忘れ番組を録画するまでの処理の流れを図3を用いて詳細に説明する。
受信装置300にセンター装置100における配信内容の更新時刻、例えば毎日23時00分が、センター装置100から、または、あるいは初期設定などにより、設定される(S301)。
受信装置300において、配信内容の更新時刻であるか否かを判断し(S302)、更新時刻になるとセンター装置100から番組の番組配信情報を取得する(S303)。
番組受信制御手段307は、視聴履歴取得手段305より、視聴済みまたは録画済番組履歴を取得し(S304)、嗜好情報取得手段306からユーザの嗜好に合った番組であるお好み番組を取得する(S305)。
センター装置100より取得した番組配信情報と、視聴または録画履歴と、お好み番組とを比較し、お好み番組の中で見忘れまたは録画忘れがないかをチェックする(S306)。
もし見忘れまたは録画忘れがなければ、翌日の番組情報更新時刻まで特に処理は行わない。ここまでは見忘れ番組が1つの場合と同様である。見忘れまたは録画忘れがあれば、見忘れまたは録画忘れ番組のそれぞれの配信必要時間を合算する(S307)。例えば、図2においてドラマAと映画Aが見忘れ番組であるとすると配信に必要な時間は15分+30分で45分となる。したがって録画開始時刻は番組内容が更新される23時00分の45分前である22時15分となる。これにより、番組受信制御手段307では「22時15分になったら、ドラマAと映画Aを録画する」が記録される。なお、録画の順番に関しては、嗜好情報取得手段306で嗜好性をチェックして、嗜好性が高いほうから開始してもよいが、特に限定しない。
録画開始時刻である22時15分になったか否かを確認し(S308)、録画開始時刻になれば再度視聴履歴取得手段305をチェックし、番組受信制御手段307に登録された、録画開始予定のドラマAと映画Aを、登録以降視聴あるいは録画していないかチェックする(S309)。
もし、視聴も録画もされていなければ、順次センター装置100に配信を要求し録画を開始する(S311)。
もし、たとえばドラマAが視聴済みであったのであれば、配信に必要な時間を再計算する(S310)。ドラマAに必要な配信時間は15分であるので、15分後の22時30分に再度、視聴履歴取得手段305をチェックする。この際に、再度、番組受信制御手段307に登録された、録画開始予定の映画Aが、登録以降に視聴または録画されていないかチェックする(S309)。
もし、視聴も録画もされていなければ、センター装置100に映画Aの配信を要求し録画を開始し(S311)、視聴または録画済みであれば、本日の見忘れ番組はなくなったと判断し、翌日の番組情報更新時刻まで特に処理は行わない(S312)。
ここで、見忘れ番組が2つあり、番組受信制御手段307に見忘れ番組を登録後に視聴も録画も行っていない場合の、センター装置100と受信装置300のやり取りを図4に示す。
センター装置100は、センター装置100内の番組配信内容の更新する時刻などの番組配信情報を受信装置300に通知し(S401)、番組配信情報も受信装置300に通知する(S402)。
受信装置は、視聴履歴、嗜好情報を確認し、見忘れ番組のリストを作成し、番組の配信終了時刻から番組配信時間を考慮し、まず番組1に関する番組の配信要求をセンター装置100に要求し(S403)、番組1がセンター装置100から受信装置300へ配信される(S404)。
続いて、番組2についても配信要求をセンター装置100に要求し(S405)、番組2がセンター装置100から受信装置300へ配信される(S406)。
これらの処理により、複数の見忘れ番組がある場合でも配信時間の合計が次の配信内容更新時刻までの時間を越えなければ、受信装置100は自動的にすべての番組を録画することが可能である。もし越えてしまう場合は、嗜好性の高いものから順に録画していく。
(実施の形態2)
センター装置100からの見忘れ番組配信形式がストリーミングの場合の本発明の実施の形態を図5を用いて説明する。図1との違いはセンター装置100の番組配信手段103からはファイルでなくストリーミングで送信されることと、受信装置300に蓄積手段308が不要となっていることである。実施の形態1と異なる点は、録画開始時間の算出が視聴開始時間の算出となり、配信時間でなく、視聴時間から算出することである。例えば、配信内容更新時刻が23時00分で視聴対象が図2におけるドラマAとすると、実施の形態1のファイル配信では録画開始時刻が、23時00分から配信所要時間である15分を引いた22時45分であったが、実施の形態2のストリーミング配信の場合は23時00分から視聴時間の30分を引いた22時30分から視聴を行う必要があり、そのために22時30分までには受信装置300はセンター装置100に対して番組配信要求を送信する必要がある。複数の見忘れ番組にも同様に対応できるため、配信開始時刻以外に関しては実施の形態1と同様である。
なお、本書では見忘れ番組を例に説明を行ったが、終了時刻が決まっているほかの配信サービスでも同様の効果がある。
また発明の実施の形態1及び2では、番組終了時刻をセンター装置100から受信していたが、受信装置100の終了時刻取得手段303がネットワーク上のほかのサーバなどから入手してもよい。
また発明の実施の形態1及び2では、配信所要時間をセンター装置100から受信していたが、受信装置100の配信所要時間処理手段304でファイルサイズや回線速度から算出してもよい。
また発明の実施の形態1及び2では、配信終了時間としてセンター装置100の配信内容更新時刻を用いたが、VOD(Video On Demand)などの期間限定の有料放送などにおける購入後の視聴権利消滅時間を用いても同様の効果が得られる
本発明に係る番組システムは、放送局が放送済み番組を局内のサーバ(センター装置)に格納してインターネットなどのネットワークを経由して、ユーザ宅の受信装置に要求に応じて配信するサービスを実施する場合、ユーザが見たい番組のうち、実際の見忘れ、あるいは視聴し忘れた番組を確実に録画あるいは視聴することが可能となり、見忘れ番組サービス提供などに有用である。
本発明の実施の形態1における番組配信システムの構成を表す図 本発明の実施の形態1における番組配信システムのセンター装置が生成する番組配信情報の一例を表す図 受信装置300による見忘れ番組を録画するまでの処理の流れを示す図 見忘れ番組が2つあり、番組受信制御手段407に見忘れ番組を登録後の視聴も録画も行っていないセンター装置100と受信装置300のやり取りを示す図 本発明の実施の形態2における番組配信システムの構成を表す図 従来の番組配信システムの構成を表す図
符号の説明
100 センター装置
101 ネットワーク接続手段
102 番組蓄積手段
103 番組配信手段
104 番組情報管理手段
200 ネットワーク
300 受信装置
301 ネットワーク接続手段
302 復号手段
303 終了時刻取得手段
304 配信所要時間処理手段
305 視聴履歴取得手段
306 嗜好情報取得手段
307 番組受信制御手段
308 蓄積手段
309 再生手段
310 出力手段

Claims (8)

  1. ネットワークでセンター装置と接続され、前記センター装置から配信される番組を受信する番組受信装置であって、受信することを指示された番組の配信終了時刻を前記センター装置から取得する終了時刻情報取得手段と、当該番組を受信するために要する時間である配信時間を取得または算出する配信所要時間処理手段と、当該番組の指示と、当該番組の配信終了時刻と前記配信時間とをもとに配信要求時刻を算出し、前記センター装置に対して前記配信要求時刻に当該番組を配信するように要求し、当該番組の受信を前記配信要求時刻から開始する番組受信制御手段を備えることを特徴とする番組受信装置。
  2. さらに、前記センター装置から配信される番組を蓄積するための蓄積手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記配信要求時刻から、前記センター装置より配信される前記番組を前記蓄積手段に対して蓄積するように制御することを特徴する請求項1記載の番組受信装置。
  3. さらに、ユーザの嗜好情報を取得するための嗜好情報取得手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記嗜好情報にあった番組を受信することを指示することを特徴とする請求項1記載の番組受信装置。
  4. さらに、ユーザの視聴履歴を取得するための視聴履歴取得手段を備え、前記番組受信制御手段は、さらに、前記視聴履歴をもとに視聴していない番組を受信することを指示することを特徴とする請求項3記載の番組受信装置。
  5. さらに、前記番組受信制御手段は、前記センター装置に対して複数の番組の配信を要求する場合には、前記嗜好情報取得手段で取得した情報をもとに、嗜好性が高い番組から順に受信することを指示することを特徴とする請求項3記載の番組受信装置。
  6. ネットワークでセンター装置と接続され、前記センター装置から配信される番組を受信する番組受信装置とからなるシステムであって、前記番組受信装置は、受信することを指示された番組の配信終了時刻を前記センター装置から取得する終了時刻情報取得手段と、当該番組を受信するために要する時間である配信時間を取得または算出する配信所要時間処理手段と、当該番組の指示と、当該番組の配信終了時刻と前記配信時間とをもとに配信要求時刻を算出し、前記センター装置に対して前記配信要求時刻に当該番組を配信するように要求し、当該番組の受信を前記配信要求時刻から開始する番組受信制御手段を備え、前記センター装置は、前記番組受信装置から指示された番組に関する配信終了時刻と、配信時間とを送信し、さらに、前記番組受信装置から指示された番組を、前記番組受信装置から要求された配信要求時刻に配信する番組配信手段とを備えることを特徴とする番組配信システム。
  7. ネットワークでセンター装置と接続され、前記センター装置から配信される番組を受信する番組受信方法であって、受信することを指示された番組の配信終了時刻を前記センター装置から取得し、当該番組を受信するために要する時間である配信時間を取得または算出し、当該番組の配信終了時刻と前記配信時間とをもとに配信要求時刻を算出し、前記センター装置に対して前記配信要求時刻に当該番組を配信するように要求し、当該番組の受信を前記配信要求時刻から開始することを特徴とする番組受信方法。
  8. さらに、ユーザの嗜好情報とユーザの視聴履歴を取得し、前記嗜好情報にあった番組で、前記視聴履歴をもとに視聴していない番組を受信または蓄積するように指示することを特徴とする請求項7記載の番組受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026388A1 (ja) * 2010-08-27 2012-03-01 ソニー株式会社 送信装置および方法、受信装置および方法、並びに送受信システム

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