JP2009099007A - サービスサーバ、更新情報管理サーバ、サービスシステム、サービスプログラム及び更新情報管理プログラム - Google Patents

サービスサーバ、更新情報管理サーバ、サービスシステム、サービスプログラム及び更新情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービスサーバ間でユーザの個人情報そのものの情報交換をすることなく各サービスサーバが保有するユーザの個人情報を最新の状態にする。
【解決手段】サービスサーバ30は、ユーザが属性情報を自主的に変更したことを更新情報管理サーバ40へ通知する更新通知部37と、ユーザログイン時に当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報の変更の有無を更新情報管理サーバ40へ問い合わせる更新問合せ部33と、問合せに応じて送られてきた更新情報及びプロファイルDB39それぞれに含まれる当該ユーザの属性情報の更新日時を比較して、プロファイルDB39に最新の属性情報が登録されていないと更新判定部34が判断した場合に属性情報の入力を要求する属性入力要求処理部35と、入力された属性情報でプロファイルDB39を更新するプロファイル管理部38と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、サービスサーバ、更新情報管理サーバ、サービスシステム、サービスプログラム及び更新情報管理プログラムに関する。
近年、インターネット上などで多数のユーザを対象として提供されるサービスでは、全てのユーザに対して一律にサービスを提供するのではなく、ユーザ毎の個人情報(以下「プロファイル」)を管理し、そのプロファイルに含まれる各項目への設定内容(以下、「属性情報」)に従って各ユーザに適合したサービスを提供するのが一般的である。この場合、プロファイルの信頼性の維持が重要である。つまり、サービス提供側が各ユーザの属性に合致した内容でサービスを提供するには、プロファイルを最新の状態にしておくことが重要である。例えば、新婚に結婚情報を提供しても意味がなく、またその逆にペットのいる者にペット関連の商品情報を提供するのが好適である。
一方、サービスの提供を受けるユーザからしてみれば、確かに自己に最適なサービスを提供してもらうことが好ましいとはいっても、そのためにプロファイルを自ら積極的に更新して最新の状態に維持する行為をとるとは限らない。従って、サービス提供側が情報交換するなど協力しながらプロファイルを更新できれば都合良い。
しかしながら、近年では個人情報保護法により、目的を明確にせずにプロファイルを流用できない。ユーザに確認をとればプロファイルを流用できるかもしれないが、ユーザが必ずしも流用を認めてくれるとは限らない。
本発明は、サービスサーバ間でユーザの個人情報そのものの情報交換をすることなく各サービスサーバが保有するユーザの個人情報を最新の状態にすることを目的とする。
本発明に係るサービスサーバは、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記サービス処理手段提供のサービスを利用するユーザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新の有無を管理する更新情報管理サーバへ通知する通知手段と、更新確認要求を前記更新情報管理サーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、前記更新確認要求に応じて前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によりいずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、この変更された属性情報で前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第2の個人情報更新手段と、を有することを特徴とする。
また、前記判断手段は、前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報に含まれる属性情報の更新日時情報と、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新日時情報との比較によって、前記他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断することを特徴とする。
本発明に係る更新情報管理サーバは、ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容で当該ユーザにサービスを提供する複数のサービスサーバにおいて前記ユーザの個人情報に含まれる属性情報が更新された場合、その更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶する更新情報記憶手段と、前記サービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記更新情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、前記サービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るサービスサーバは、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、自サービスサーバ提供のサービスを利用するユーザの個人情報と、個人情報に含まれる属性情報の更新日時情報と、当該属性情報が自サービスサーバ利用のユーザからの変更要求によって更新されたか否かを示す更新元情報とを対応付けして記憶する個人情報記憶手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、当該ユーザにサービスを提供する1又は複数の他のサービスサーバへ通知する通知手段と、更新確認要求を前記他のサービスサーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、前記更新確認要求に応じて前記他のサービスサーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいていずれかの前記他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、前記他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新すると共に、更新元情報に他のサービスサーバにて更新された旨を示す情報を設定する第2の個人情報更新手段と、前記他のサービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記個人情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、前記他のサービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るサービスシステムは、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供する複数のサービスサーバと、ユーザが前記サービスサーバにより提供されるサービスを利用する際に使用するユーザ端末装置と、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新の有無を管理する更新情報管理サーバと、を有し、前記サービスサーバは、当該サービスサーバ提供のサービスを利用するユーザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記ユーザ端末装置から送られてきた当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、更新通知情報を送信することによって前記更新情報管理サーバへ通知する通知手段と、更新確認要求を前記更新情報管理サーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、前記更新確認要求に応じて前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を更新する第2の個人情報更新手段と、を有し、前記更新情報管理サーバは、更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶する更新情報記憶手段と、前記サービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記更新情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、前記サービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と、を有することを特徴とする。
また、前記各サービスサーバは、前記更新情報管理サーバを兼ねることを特徴とするサービスシステム。
本発明に係るサービスプログラムは、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービスサーバコンピュータを、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記サービス処理手段提供のサービスを利用するユーザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新の有無を管理する更新情報管理サーバへ通知する通知手段と、更新確認要求を前記更新情報管理サーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、前記更新確認要求に応じて前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第2の個人情報更新手段として機能させることを特徴とする。
本発明に係る更新情報管理プログラムは、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供する複数のサービスサーバのいずれかにおけるユーザの個人情報に含まれる属性情報更新の有無を管理する更新情報管理サーバコンピュータを、ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容で当該ユーザにサービスを提供する複数のサービスサーバにおいて前記ユーザの個人情報に含まれる属性情報が更新された場合、その更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶する更新情報記憶手段と、前記サービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記更新情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、前記サービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段として機能させることを特徴とする。
本発明に係るサービスプログラムは、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービスサーバコンピュータを、ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、自サービスサーバ提供のサービスを利用するユーザの個人情報と、個人情報に含まれる属性情報の更新日時情報と、当該属性情報が自サービスサーバ利用のユーザからの変更要求によって更新されたか否かを示す更新元情報とを対応付けして記憶する個人情報記憶手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新すると共に、更新元情報に自サービスサーバにて更新した旨を示す情報を設定する第1の個人情報更新手段と、前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、当該ユーザにサービスを提供する1又は複数の他のサービスサーバへ通知する通知手段と、更新確認要求を前記他のサービスサーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、前記更新確認要求に応じて前記他のサービスサーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいていずれかの前記他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、前記他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、少なくとも変更されたと判断された属性情報の更新要求を当該ユーザへ送る更新要求手段と、前記更新要求に応じて当該ユーザにより入力された属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新すると共に、更新元情報に他のサービスサーバにて更新された旨を示す情報を設定する第2の個人情報更新手段と、前記他のサービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記個人情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、前記他のサービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、個人情報に含まれる属性情報が更新されたという情報をサービスサーバ間で共有可能にすることで、各サービスサーバは、個人情報に含まれる属性情報が自サービスサーバで更新された時間より後に他のサービスサーバにおいて属性情報の更新があったことを知ることができ、個人情報に含まれる属性情報を最新の状態にすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るサービスシステムの一実施の形態を示した全体構成図である。図1には、サービスを提供する複数台のサービスサーバ30と、サービスサーバ30が提供するいずれかのサービスの提供を受けるユーザが使用するクライアント端末20と、ユーザのプロファイルに含まれる属性情報の更新の有無を管理するために設けられた更新情報管理サーバ40とが示され、それぞれネットワーク12を介して情報交換可能に接続されている。本実施の形態では、クライアント端末20をパーソナルコンピュータ(PC)で実現することを想定して説明する。しかし、PCに限定する必然性はなく、いずれかのサービスサーバ30が提供するサービスの提供を受けることのできる端末装置、例えば携帯電話や携帯情報端末などでもよい。なお、説明の便宜上、1台のサービスサーバ30は、ユーザに対しそれぞれ1つのサービスのみを提供するものとする。
図2は、本実施の形態における各コンピュータ20,30,40のハードウェア構成図である。各コンピュータ20,30,40は、性能的に差異はあるかもしれないが、ハードウェア構成としては、図2のように図示することができる。本実施の形態においてコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図2に示したようにCPU1、ROM2、RAM3、ハードディスクドライブ(HDD)4を接続したHDDコントローラ5、入力手段として設けられたマウス6とキーボード7、及び表示装置として設けられたディスプレイ8をそれぞれ接続する入出力コントローラ9、通信手段として設けられたネットワークコントローラ10を内部バス11に接続して構成される。
図3は、本実施の形態におけるサービスシステムのブロック構成図である。なお、クライアント端末20及びサービスサーバ30は、同様の構成を有していればよいので、図3には、それぞれ1台ずつ示した。本実施の形態におけるサービスサーバ30において、ログイン処理部31は、クライアント端末20から送られてきたユーザID及びパスワードによりユーザ認証を行うなどのログイン時における処理を実施する。サービス提供部32は、クライアントユーザにサービスを提供するが、本実施の形態において提供するサービスは、当該クライアントユーザのプロファイル(個人情報)に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容で、当該ユーザに対してサービスを提供する。例えば、投資を趣味とするユーザには株式情報を提供し、そうでないユーザには株式情報を提供しないなどである。更新問合せ部33は、ログインユーザに対して少なくともサービス提供を開始する前に、更新確認要求を更新情報管理サーバ40へ送信することによって当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報の変更の有無を更新情報管理サーバ40に問い合わせる。本実施の形態では、ログイン時に問い合わせることにした。更新判定部34は、更新確認要求に応じて更新情報管理サーバ40から送信されてきた更新確認情報及びプロファイルデータベース(DB)39に保存されている当該ユーザのプロファイルに基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザのプロファイルに含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する。属性入力要求処理部35は、更新判定部34により属性情報が変更されたと判断された場合に、少なくとも変更されたと判断した属性情報の更新要求を当該ユーザが使用するクライアント端末20へ送信する。属性受付部36は、ログインユーザが既に設定している属性情報を変更したい場合に入力した属性情報を受け付ける。プロファイルデータベース39には、当該サービスサーバ30が提供するサービスの提供を受けるユーザに関するプロファイルが登録されているが、プロファイル管理部38は、このプロファイルデータベース39に登録されているプロファイルの管理を行う。具体的には、新規ユーザに関するプロファイルの新規登録及び不要となったプロファイルの削除、そして属性入力要求処理部35により送信された更新要求に応じて当該ユーザにより入力された属性情報で、また属性受付部36により受け付けられた属性情報で、プロファイルデータベース39に保存された当該ユーザのプロファイルに含まれる当該属性情報を更新する。プロファイル管理部38は、属性受付部36と共に第1の個人情報更新手段を形成し、属性入力要求処理部35と共に第2の個人情報更新手段を形成する。更新通知部37は、属性受付部36により受け付けられた属性情報でプロファイルデータベース39が更新されたことを、更新通知情報を送信することによって更新情報管理サーバ40へ通知する。
サービスサーバ30における各構成要素31〜38は、サービスサーバ30を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、プロファイルデータベース39は、サービスサーバ30に搭載されたHDD4にて実現される。なお、プロファイルデータベース39は、当該サービスサーバ用に設けられたプロファイルの記憶手段であるが、他のサービスサーバ用と別個に管理できるのであれば、専用のデータベースサーバ等他のコンピュータにより実現してもよい。
更新情報管理サーバ40において、更新受付部41は、サービスサーバ30の更新通知部37から送られてきた更新通知情報を受け付ける。更新情報通知部42は、サービスサーバ30の更新問合せ部33から送られてきた更新確認要求を受け付けると共に、その更新確認要求に応じて当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報の変更の有無を通知するための情報を送信する。更新情報データベース(DB)44は、いずれかのユーザのプロファイルに含まれる属性情報が更新された場合、その更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶するが、更新情報管理部43は、更新受付部41が受け付けた更新通知情報に従い当該ユーザIDから特定できるユーザの、更新された属性種別の更新日時で更新情報データベース44を更新する。また、更新情報管理部43は、更新情報データベース44を参照することにより、更新情報通知部42が受け付けた更新確認要求それぞれから特定できるユーザ及び属性種別に該当する更新情報を取り出し、更新情報通知部42へ渡す。
更新情報管理サーバ40における各構成要素41〜43は、更新情報管理サーバ40を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、更新情報データベース44は、更新情報管理サーバ40に搭載されたHDD4にて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
図4は、本実施の形態におけるプロファイルデータベース39に登録されるプロファイルのデータ構成例を示した図である。プロファイルデータベース39には、サービスサーバ30が提供するサービスを利用する各ユーザのプロファイルが新規利用開始時に登録される。プロファイルには、当該ユーザの姓名、年令等属性項目の種別毎に、ユーザ自身によって設定された当該ユーザ個人の属性情報が含まれる。そして、本実施の形態では、属性項目それぞれに対して当該属性項目が更新された日時(未更新の属性項目においては登録日時)がサービスサーバ30によって自動設定される。
図5は、本実施の形態における更新情報データベース44に登録される更新情報のデータ構成例を示した図である。更新情報データベース44には、ユーザが本システムにおいて提供するいずれかのサービスの利用開始時に登録される。更新情報には、ユーザに対して割り振られる本システム共通のユーザIDに、サービスサーバ30にて個々に割り当てられた各ユーザIDと、いずれかのサービスサーバ30にて更新された属性情報の種別及びその更新日時とが対応付けして設定される。
ユーザは、本システムの利用を開始するためには利用したいサービスを提供するサービスサーバ30にユーザ登録をする必要がある。これは、大きく2通りの方法がある。1つは、本システムにユーザ登録をする方法であり、もう1つは、利用したいサービスサーバ30それぞれにユーザ登録をする方法である。前者の場合、ユーザは、更新情報管理サーバ40又はいずれかのサービスサーバ30にアクセスして新規にユーザ登録をし、システム内で共通使用するユーザIDを取得する。図5に示したテーブルの1番左の欄のユーザID“U001”,“U002”がこの例に該当する。そして、そのシステム内で使用可能なユーザIDを用いて所望のサービスサーバ30にログインをし、そのサービスサーバ30にプロファイルを登録することによって、当該サービスサーバ30が提供するサービスの利用が可能になる。後者の場合、ユーザは、所望のサービスサーバ30に新規にユーザ登録をするので、サービスサーバ30毎に所望のユーザIDを取得することが可能になる。図5に示したテーブルの左から2番目と3番目の欄のユーザID“U002A” ,“U002B”がこの例に該当する。そして、個別に取得したユーザIDを用いて該当するサービスサーバ30にログインをし、そのサービスサーバ30にプロファイルを登録することによって、当該サービスサーバ30が提供するサービスの利用が可能になる。ただ、異なるサービスサーバ30から異なるユーザIDを取得した場合、異なるユーザID“U002A” ,“U002B”を持つユーザが同一ユーザであることをシステムが認識できるように共通のユーザIDにて関連付ける必要がある。図5におけるユーザID“U002”のユーザがこの例に該当する。
ユーザIDの取得方法がどうであれ、ユーザは、利用したいサービスサーバ30それぞれに自己のプロファイルを登録しておく必要があるが、時間の経過等に伴い登録したプロファイルに含まれる属性情報が最新でなくなる場合がある。そこで、本実施の形態では、前述したように個人情報保護法を考慮しながら、次に説明するよう動作することで、複数のサービスサーバ30それぞれに登録されるプロファイルを最新の状態にすることが可能になる。以下、図6,7に示したシーケンス図を用いて本実施の形態における動作を説明する。なお、本実施の形態において用いるシーケンス図では、データの流れを示す矢印の上方に処理の内容、下方に送受信されるデータを示すことにした。
まず、最初にユーザが登録済みの属性情報の更新を自ら行う場合について説明すると、ユーザは、属性情報を変更したいサービスサーバ30(図6ではサービスサーバA)にログインし、所定の操作を行うことで所定の属性情報変更画面をクライアント端末20に表示させ、その画面から変更した属性情報を入力する。なお、ログインに応じて実施する処理(ステップ111〜116)に関しては追って説明する。
サービスサーバ30において、属性受付部36がユーザにより入力された属性情報を受け付けると(ステップ101)、プロファイル管理部38は、変更された属性情報で、当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報を更新する(ステップ102)。この際、現在時刻で変更した属性情報に対応した更新日時を更新する。その後、更新通知部37は、更新通知情報を送信することによって当該サービスサーバ30にて属性情報が更新されたことを更新情報管理サーバ40に通知する(ステップ103)。この送信される更新通知情報には、属性情報を更新したユーザのユーザID及び更新した属性種別が含まれている。本実施の形態では、個人情報保護法等を考慮して通知内容に更新した属性情報自体を含めないことにしている。
更新情報管理サーバ40において、更新受付部41がいずれかのサービスサーバ30から送られてくる更新通知情報を受け付けると、更新情報管理部43は、その更新通知情報からユーザIDと属性種別を読み出し、更新情報データベース44に当該ユーザIDに対応させて設定されている属性種別の更新日時を現在時刻にて更新する(ステップ104)。なお、該当する属性種別が更新情報データベース44に登録されていない場合、更新情報管理部43は、その属性種別及び更新日時を含むレコードを新規に登録する。このようにして、更新情報管理サーバ40では、当該ユーザの最新の属性情報がいつの時点で更新されたのかを管理する。
なお、本実施の形態では、更新情報データベース44を用いて、更新された属性情報の更新日時のみをユーザ毎に管理するようにしたが、例えばユーザの新規登録時に全属性種別を更新情報データベース44に登録しておくようにデータを構成してもよい。この場合、新規登録日時が初期値として更新日時に設定される。
次に、ユーザがサービスサーバAにログインしたときに実施される処理について同じく図6を用いて説明する。
ユーザがサービスサーバAにログインすると(ステップ111)、更新問合せ部33は、更新確認要求を送信することによって属性情報の更新の有無を更新情報管理サーバ40に問い合わせる(ステップ112)。この送信する更新確認要求には、ログイン処理部31から取得したログインユーザのユーザIDと問合せ対象とする属性種別が含まれる。更新対象とする属性種別は、プロファイルに含まれる属性項目の全てを無条件に問合せ対象としてもよいが、本実施の形態では、ユーザからの要求又はサービスサーバAの自動選択機能により問合せ対象とする属性項目を選択可能にした。問合せ対象とする属性項目に関しては更に後述する。
更新情報管理サーバ40において、更新情報通知部42がいずれかのサービスサーバ30(この例ではサービスサーバA)から送られてきた更新確認要求を受け付けると、更新情報管理部43は、その更新確認要求からユーザIDと属性種別を読み出し、更新情報データベース44に当該ユーザIDに対応させて設定されている当該属性種別の更新日時を取り出す(ステップ113)。そして、更新情報通知部42は、更新確認要求の送信元のサービスサーバAに、取り出した属性種別及びその更新日時を含む更新情報を送信する(ステップ114)。
サービスサーバAにおいて、送信した更新確認要求に応じて返信されてきた更新情報を更新問合せ部33が受信すると、更新判定部34は、当該ユーザの属性情報が最新であるか否かを次のようにして判定する。まず、プロファイル管理部38に依頼することによってプロファイルデータベース39に登録されている当該ユーザの属性情報を取得する。そして、更新判定部34は、更新問合せ部33が更新情報管理サーバ40から取得した更新通知情報に含まれる属性種別の更新日時と、プロファイル管理部38から取得した対応する属性種別の更新日時とを比較する。例えば、更新判定部34は、「趣味」という属性項目の属性情報の更新日時を、プロファイルデータベース39及び更新情報データベース44からそれぞれ取り出して比較する。そして、プロファイル管理部38から取得した自サービスサーバ管理の属性情報の更新日時が、更新情報管理サーバ管理の当該属性情報の更新日時と同じであれば、サービスサーバAの当該属性項目に設定された属性情報が最新であると判断する。以上の更新日時の比較による判定処理を、問合せ対象の属性種別毎に行う。
なお、属性情報の変更処理(ステップ101〜104)で説明したように、サービスサーバAで属性情報が更新された場合、その情報を更新情報管理サーバ40に通知しているので、サービスサーバAのプロファイルに含まれる属性情報が最新であるときには、プロファイルデータベース39に設定された当該更新日時と、更新情報データベース44に設定された当該ユーザの当該属性種別の更新日時とは一致するはずである。ただ、本実施の形態の場合、各データベース39,44に設定する更新日時は、サーバ30,40それぞれの現在時刻を用いているので、若干ずれる可能性がある。もし、この更新日時の比較処理を厳密に行うというのであれば、例えば、サービスサーバAから更新情報管理サーバ40に送る更新要求に、プロファイルデータベース39に設定した更新日時を含めるようにし、更新情報管理サーバ40は、送られてきた更新日時で更新情報データベース44を更新すればよい。
比較した全ての更新日時が一致することで自サービスサーバにおける属性情報の全てが最新であると判断した場合(ステップ115Y)、サービス提供部32は、当該ユーザの最新の状態にプロファイルに従ってサービスを提供する(ステップ116)。
以上説明したように、自サービスサーバに登録されているプロファイルの属性情報が最新か否かという判定は、更新情報管理サーバ40にて管理されている属性情報の更新日時との比較によって行うようにした。従って、ステップ112においてサービスサーバ30が更新情報管理サーバ40に送信する更新確認要求に含める属性情報は、更新判定部34に判定させたい属性情報を含めるようにすればよい。また、本実施の形態では、更新判定部34に更新日時を比較させることによって自サービスサーバに登録されている属性情報が最新か否かを判定させているが、例えば、ステップ112において更新情報管理サーバ40に送信する更新確認要求に、属性情報の更新日時を含め、更新情報管理サーバ40側にて最新か否かの判断をさせるように構成してもよい。また、判定に用いる情報として、更新日時でなくても、例えば最新の状態を表すフラグ情報や最新の属性情報を持つサービスサーバの識別情報等のデータを保持し、用いるようにしてもよい。
続いて、ユーザがサービスサーバBにログインしたときに実施される処理について図7を用いて説明する。なお、図6と同じ処理には同じステップ符号を付け、説明を適宜省略する。
ユーザがサービスサーバBにログインすると(ステップ111)、更新問合せ部33は、更新確認要求を送信することによって属性情報の更新の有無を更新情報管理サーバ40に問い合わせる(ステップ112)。
更新情報管理サーバ40における更新情報通知部42がサービスサーバBから送られてきた更新確認要求を受け付けると、更新情報管理部43は、その更新確認要求から特定できる当該ユーザの当該属性種別の更新日時を取り出す(ステップ113)。そして、更新情報通知部42は、更新確認要求の送信元のサービスサーバBに、取り出した属性種別及びその更新日時を含む更新情報を送信する(ステップ114)。ここまでの処理は、図6を用いて説明した処理と同じである。換言すると、図6と図7は同じプログラムであって次のステップ115において分岐する。
サービスサーバBにおいて、更新問合せ部33が、送信した更新確認要求に応じて返信されてきた更新情報を受信すると、更新判定部34は、当該ユーザの属性情報が最新であるか否かを判定する。なお、判定する処理内容は、前述したとおりである。ここで、プロファイル管理部38から取得した自サービスサーバ管理の属性情報の更新日時が、更新情報管理サーバ40から取得した当該属性情報の更新日時より古い日時が設定されていた場合、当該属性情報に関しては、サービスサーバBには最新でない情報が登録されていると判断できる。このように、自サービスにおける当該属性情報が最新でないと判断した場合(ステップ115N)、属性入力要求処理部35は、当該ユーザ使用のクライアント端末20に属性の更新要求を送信する(ステップ121)。具体的には、所定の属性情報変更画面をクライアント端末20に表示させる。そして、その属性情報変更画面から最新の属性情報をユーザに入力させる。
なお、属性情報が最新でないと判定する都度、その最新でない属性情報のみをユーザに入力させるようにしてもよいが、その都度入力させていたのでは、最新でない属性情報が複数存在する場合に面倒であるし、まとめて入力させるようにすれば、既存の属性情報変更画面をそのまま利用できることを考慮すると、ステップ121は、全ての問合せ対象の属性情報について最新か否かの判定をしてから属性情報の入力要求をユーザにすることが好適である。
ユーザが所定の属性情報変更画面から最新の属性情報を入力すると、属性入力要求処理部35は、ユーザにより入力された属性情報を受け付ける(ステップ122)。そして、プロファイル管理部38は、変更された属性情報で、当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報を更新する(ステップ123)。この際、現在時刻で変更した属性情報に対応した更新日時を更新する。そして、サービス提供部32は、当該ユーザの最新の状態にプロファイルに従ってサービスを提供する(ステップ116)。
本実施の形態によれば、以上のようにしてユーザのプロファイルを最新の状態にしてからサービスを提供することができるようにしたので、当該ユーザにより適合した内容にてサービスを提供することができる。特に、サービスサーバBからしてみると、既に最新の状態のプロファイルを持つサービスサーバAや更新情報管理サーバ40から得るのではなく、自サービスサーバからユーザにより入力された属性情報でサービスサーバB保有のプロファイルを更新するようにしたので、個人情報保護法等にも抵触することがない。
ところで、ステップ121〜122で属性情報を更新させた場合、図6のステップ101〜104で説明したように属性情報の更新を更新情報管理サーバ40に通知しない。これは、仮に通知したとすると、この後、プロファイルが最新の状態であるはずのサービスサーバAが更新情報管理サーバ40に問合せをすると、最新の状態でないという通知され、これに伴いユーザに属性情報を入力させる。そして、その更新結果を図7に示したように更新情報管理サーバ40に通知することになる。つまり、更新情報管理サーバ40に無用な属性情報の更新管理を毎回繰り返し実施させることになる。従って、本実施の形態では、あるユーザがあるサービスサーバ30から属性情報の更新を目的として自ら更新した場合(ステップ101〜104)と、他のサービスサーバ30にて更新された旨の通知を受けて属性情報を更新した場合(ステップ121〜122)とを異なる種類の更新処理として処理する必要があり、このため後者の場合は通知しない。
なお、本実施の形態では、ログインユーザのプロファイルが最新か否かの判断(更新情報管理サーバ40への問合せ)を、ログイン時に行うように説明したが、必ずしもログイン時に実施しなくても、実際にはサービス提供前であればいつ実施してもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、更新情報管理サーバ40を設けて、属性情報の更新の有無の管理を行わせるように構成した。本実施の形態では、更新情報管理サーバ40を設けずに、更新情報管理サーバ40が行っていた属性情報の更新管理を、サービスサーバ30それぞれに実施させるように構成したことを特徴としている。従って、本実施の形態におけるシステム構成は、図1から更新情報管理サーバ40を除いた構成となる。
図8は、本実施の形態におけるサービスシステムのブロック構成図である。なお、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付ける。図8を参照するときに注意を要するのは、1台のサービスサーバ30は、サービスサーバ30Aとサービスサーバ30Bの双方の構成を有していることである。この図から明らかなように、本実施の形態におけるサービスサーバ30は、実施の形態1における更新情報管理サーバ40の構成を有している。また、プロファイル管理部58及びプロファイルデータベース59が実施の形態1の更新情報管理部43及び更新情報データベース44それぞれが持つ機能を引き継いでいる。従って、図8には、プロファイル管理部58及びプロファイルデータベース59がそれぞれ2つ図示されているが、実際には同一の構成要素である。
図9は、本実施の形態におけるプロファイルデータベース59に登録されるプロファイルのデータ構成例を示した図である。プロファイルデータベース59には、実施の形態1に示したプロファイルに加えて、属性項目の種別毎に、独自/参照フラグとアクセス日時の各情報設定領域が設けられている。独自/参照フラグには、当該属性項目が自サービスサーバ30にて更新されたか(独自)、他のサービスサーバ30にて更新されたか(参照)、を識別するためのフラグ情報である。端的に言うと、自サービスサーバからユーザが自主的に行う更新処理(実施の形態1におけるステップ101〜102)が「独自」の更新、ユーザがサービスサーバからの要求に応じて行う更新処理(実施の形態1におけるステップ121〜123)が「参照」の更新ということができる。アクセス日時には、サービス提供部32が属性情報を参照してサービスを提供したときの日時が設定される。
システム利用開始時に実施しておくべきユーザIDの取得、プロファイルの登録は、実施の形態1と同じでよいので説明を省略する。
次に、図10,11に示したシーケンス図を用いて本実施の形態における動作を説明する。なお、実施の形態1、図10,11において同じ処理には同じステップ番号を付ける。また、実施の形態1と同様に、一ユーザに対し、システム内で共通使用するユーザIDと各サービスサーバ30が個々に発行するユーザIDとを発行可能であるが、ユーザID管理は本実施の形態の要旨ではないので省略した。
まず、最初にユーザが登録済みの属性情報の更新を自ら行う場合について説明すると、ユーザは、属性情報を変更したいサービスサーバ30(図10ではサービスサーバA)にログインし、所定の操作を行うことで所定の属性情報変更画面をクライアント端末20に表示させ、その画面から変更した属性情報を入力する。なお、ログインに応じて実施する処理(ステップ111〜116)に関しては追って説明する。
サービスサーバAにおいて、属性受付部36がユーザにより入力された属性情報を受け付けると(ステップ101)、プロファイル管理部58は、変更された属性情報で、当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報を更新する(ステップ201)。この際、現在時刻で変更した属性情報に対応した更新日時を更新すると共に、ユーザがサービスサーバAにおいて属性情報を自ら更新したことで、独自/参照フラグに“独自”というフラグを設定する。その後、更新通知部37は、更新通知情報を送信することによって当該サービスサーバ30にて属性情報が更新されたことを他のサービスサーバ(この例ではサービスサーバB)に通知する(ステップ103)。この送信される更新通知情報には、属性情報を更新したユーザのユーザID及び更新した属性種別が含まれている。本実施の形態においても個人情報保護法等を考慮して更新通知情報に更新した属性情報自体を含めないことにしている。
属性情報の更新の通知先は、自サービスサーバの内部に予め設定されている。例えば、同様のサービスを提供するサービスサーバ、関連した情報を取り扱うサービスサーバ、高信頼性又は主要であるため通知しておきたいサービスサーバ等1又は複数のサービスサーバを予め登録しておく。
サービスサーバAからの通知を受けたサービスサーバBにおいて、更新受付部51がいずれかのサービスサーバ30から送られてくる更新通知情報を受け付けると、プロファイル管理部58は、その更新通知情報からユーザIDと属性種別を読み出し、プロファイルデータベース59に当該ユーザIDに対応させて設定されている属性種別の更新日時を現在時刻にて更新する(ステップ202)。更に、本実施の形態においては、ユーザがサービスサーバBにおいて属性情報を自主的に更新していないことから、独自/参照フラグに“参照”というフラグを設定する。
次に、あるユーザがログインしたときに実施される処理について同じく図10を用いて説明する。
ユーザがサービスサーバAにログインすると(ステップ111)、更新問合せ部33は、サービスサーバBを含む所定の問合せ先へ更新確認要求を送信することによって属性情報の更新の有無を問い合わせる(ステップ112)。この送信する更新確認要求には、実施の形態1と同様にログイン処理部31から取得したログインユーザのユーザIDと問合せ対象とする属性種別が含まれる。また、所定の問合せ先は、自サービスサーバの内部に予め設定されている。基本的には、前述した属性情報の更新の通知先と同じサービスサーバ30が設定される。
サービスサーバBにおいて、更新情報通知部52がいずれかのサービスサーバ30(この例ではサービスサーバA)から送られてきた更新確認要求を受け付けると、プロファイル管理部58は、その更新確認要求からユーザIDと属性種別を読み出し、プロファイルデータベース59に当該ユーザIDに対応させて設定されている当該属性種別の更新日時、独自/参照フラグ及びアクセス日時を取り出す(ステップ211)。そして、更新情報通知部52は、更新確認要求の送信元のサービスサーバAに、属性種別、更新日時、独自/参照フラグ及びアクセス日時を含む更新情報を送信する(ステップ212)。
サービスサーバAにおいて、送信した更新確認要求に応じて返信されてきた更新情報を更新問合せ部33が受信すると、更新判定部34は、当該ユーザの属性情報が最新であるか否かを次のようにして判定する。まず、プロファイル管理部38に依頼することによってプロファイルデータベース59に登録されている当該ユーザの属性情報を取得する。そして、更新判定部34は、更新問合せ部33がサービスサーバBから取得した更新通知情報に含まれる属性種別の独自/参照フラグが“参照”である場合、また独自/参照フラグが“独立”であっても自サービスサーバのプロファイルデータベース59から取得した当該属性項目の更新日時がサービスサーバBから取得した当該属性項目の更新日時と同一又は新しい場合には、自サービスサーバの当該属性項目に設定された属性情報が最新であると判断する。以上の判定を問合せ対象の属性種別毎に行う。
後述する説明からも明らかになるが、他のサービスサーバ30(サービスサーバB)から取得した独自/参照フラグが“参照”であるということは、当該他のサービスサーバ30(サービスサーバB)は、他のサービスサーバ30(例えばサービスサーバC)によって属性情報が変更された場合(つまり、サービスサーバCにおける独自/参照フラグは“独自”に設定される)に連動して当該属性情報の更新が行われたことを意味しているので、自サービスサーバ30の属性情報が最新か否かの判断を行う際に、独自/参照フラグに“参照”と設定されたサービスサーバ30の更新の影響を受けないようにした。つまり、独自/参照フラグに“独自”と設定されたサービスサーバ30のみを考慮すればよい。
図10に戻り、更新判定部34が自サービスにおける属性情報の全てが最新であると判断した場合(ステップ115Y)、サービス提供部32は、当該ユーザの最新の状態のプロファイルに従ってサービスを提供する(ステップ116)。
続いて、ユーザがサービスサーバBにログインしたときに実施される処理について同じく図11を用いて説明する。なお、図6と同じ処理には同じステップ符号を付け、説明を適宜省略する。
ユーザがサービスサーバBにログインすると(ステップ111)、更新問合せ部33は、サービスサーバAを含む所定の問合せ先へ更新確認要求を送信することによって属性情報の更新の有無を問い合わせる(ステップ112)。この送信する更新確認要求には、実施の形態1と同様にログイン処理部31から取得したログインユーザのユーザIDと問合せ対象とする属性種別が含まれる。
サービスサーバAにおいて、更新情報通知部52がいずれかのサービスサーバ30(この例ではサービスサーバB)から送られてきた更新確認要求を受け付けると、プロファイル管理部58は、その更新確認要求から特定できる当該ユーザの属性種別の当該属性種別の更新日時、独自/参照フラグ及びアクセス日時を取り出す(ステップ211)。そして、更新情報通知部52は、更新確認要求の送信元のサービスサーバAに、属性種別、更新日時、独自/参照フラグ及びアクセス日時を含む更新情報を送信する(ステップ212)。ここまでの処理は、図10を用いて説明した処理と同じである。換言すると、図10と図11は同じプログラムであって次のステップ115において分岐する。
サービスサーバBにおいて、送信した更新確認要求に応じて返信されてきた更新情報を更新問合せ部33が受信すると、更新判定部34は、当該ユーザの属性情報が最新であるか否かを判定する。なお、判定する処理内容は、前述したとおりである。ここで、更新判定部34は、更新問合せ部33がサービスサーバAから取得した更新情報に含まれる属性種別の独自/参照フラグが“独立”であってサービスサーバBのプロファイルデータベース59から取得した当該属性項目の更新日時がサービスサーバAから取得した当該属性項目の更新日時より古い場合、サービスサーバBの当該属性項目に設定された属性情報は最新でないと判断する。以上の判定を問合せ対象の属性種別毎に行う。
このように、自サービスにおける当該属性情報が最新でないと判断した場合(ステップ115N)、実施の形態1と同様に、属性入力要求処理部35は、当該ユーザ使用のクライアント端末20に属性の更新要求を送信し(ステップ121)、これに応じてユーザにより入力された属性情報を受け付ける(ステップ122)。そして、プロファイル管理部38は、変更された属性情報で、当該ユーザのプロファイルに含まれる属性情報を更新し、更に現在時刻で変更した属性情報に対応した更新日時を更新するが(ステップ213)、本実施の形態では、更に属性情報に対応した独自/参照フラグを“参照”と設定する。このフラグの設定により、サービスサーバBでは、当該属性情報が自サービスサーバにおいてユーザにより自主的に変更する処理(ステップ101,102)によって更新されたのではなく、他のサービスサーバ30で変更されたことに伴い実施される処理(ステップ121,122)により更新されたということを認識できる。なお、サービスサーバBでは、他のサービスサーバAで属性情報が更新されたことに伴い更新したので、実施の形態1と同様、サービスサーバBにおいて属性情報を更新したことは、他のサービスサーバに通知しない。そして、サービス提供部32は、当該ユーザの最新の状態のプロファイルに従ってサービスを提供する(ステップ116)。
本実施の形態によれば、実施の形態1で設けられた更新情報管理サーバ40を別途設けなくても実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
本発明に係るサービスシステムの一実施の形態を示した全体構成図である。 実施の形態1における各コンピュータのハードウェア構成図である。 実施の形態1におけるサービスシステムのブロック構成図である。 実施の形態1におけるプロファイルデータベースに登録されるプロファイルのデータ構成例を示した図である。 実施の形態1における更新情報データベースに登録される更新情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1におけるシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 実施の形態1におけるシステム全体の動作を示す他のシーケンス図である。 実施の形態2におけるサービスシステムのブロック構成図である。 実施の形態2におけるプロファイルデータベースに登録されるプロファイルのデータ構成例を示した図である。 実施の形態2におけるシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2におけるシステム全体の動作を示す他のシーケンス図である。
符号の説明
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 ハードディスクドライブ(HDD)、5 HDDコントローラ、6 マウス、7 キーボード、8 ディスプレイ、9 入出力コントローラ、10 ネットワークコントローラ、11 内部バス、20 クライアント端末、30 サービスサーバ、31 ログイン処理部、32 サービス提供部、33 更新問合せ部、34 更新判定部、35 属性入力要求処理部、36 属性受付部、37 更新通知部、38,58 プロファイル管理部、39,59 プロファイルデータベース、40 更新情報管理サーバ、41,51 更新受付部、42,52 更新情報通知部、43 更新情報管理部、44 更新情報データベース。

Claims (9)

  1. ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、
    ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記サービス処理手段提供のサービスを利用するユーザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新の有無を管理する更新情報管理サーバへ通知する通知手段と、
    更新確認要求を前記更新情報管理サーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、
    前記更新確認要求に応じて前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によりいずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、この変更された属性情報で前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第2の個人情報更新手段と、
    を有することを特徴とするサービスサーバ。
  2. 請求項1記載のサービスサーバにおいて、
    前記判断手段は、前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報に含まれる属性情報の更新日時情報と、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新日時情報との比較によって、前記他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断することを特徴とするサービスサーバ。
  3. ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容で当該ユーザにサービスを提供する複数のサービスサーバにおいて前記ユーザの個人情報に含まれる属性情報が更新された場合、その更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶する更新情報記憶手段と、
    前記サービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記更新情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、
    前記サービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と、
    を有することを特徴とする更新情報管理サーバ。
  4. ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、
    ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、
    自サービスサーバ提供のサービスを利用するユーザの個人情報と、個人情報に含まれる属性情報の更新日時情報と、当該属性情報が自サービスサーバ利用のユーザからの変更要求によって更新されたか否かを示す更新元情報とを対応付けして記憶する個人情報記憶手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、当該ユーザにサービスを提供する1又は複数の他のサービスサーバへ通知する通知手段と、
    更新確認要求を前記他のサービスサーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、
    前記更新確認要求に応じて前記他のサービスサーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいていずれかの前記他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    前記他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新すると共に、更新元情報に他のサービスサーバにて更新された旨を示す情報を設定する第2の個人情報更新手段と、
    前記他のサービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記個人情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、
    前記他のサービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と、
    を有することを特徴とするサービスサーバ。
  5. ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供する複数のサービスサーバと、
    ユーザが前記サービスサーバにより提供されるサービスを利用する際に使用するユーザ端末装置と、
    当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新の有無を管理する更新情報管理サーバと、
    を有し、
    前記サービスサーバは、
    当該サービスサーバ提供のサービスを利用するユーザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
    前記ユーザ端末装置から送られてきた当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、
    前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、更新通知情報を送信することによって前記更新情報管理サーバへ通知する通知手段と、
    更新確認要求を前記更新情報管理サーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、
    前記更新確認要求に応じて前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を更新する第2の個人情報更新手段と、
    を有し、
    前記更新情報管理サーバは、
    更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶する更新情報記憶手段と、
    前記サービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記更新情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、
    前記サービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と、
    を有することを特徴とするサービスシステム。
  6. 請求項5記載のサービスシステムにおいて、
    前記各サービスサーバは、前記更新情報管理サーバを兼ねることを特徴とするサービスシステム。
  7. ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービスサーバコンピュータを、
    ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、
    ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記サービス処理手段提供のサービスを利用するユーザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第1の個人情報更新手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、ユーザの個人情報に含まれる属性情報の更新の有無を管理する更新情報管理サーバへ通知する通知手段と、
    更新確認要求を前記更新情報管理サーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、
    前記更新確認要求に応じて前記更新情報管理サーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいて他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新する第2の個人情報更新手段と
    して機能させることを特徴とするサービスプログラム。
  8. ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供する複数のサービスサーバのいずれかにおけるユーザの個人情報に含まれる属性情報更新の有無を管理する更新情報管理サーバコンピュータを、
    ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容で当該ユーザにサービスを提供する複数のサービスサーバにおいて前記ユーザの個人情報に含まれる属性情報が更新された場合、その更新された属性情報の種別及びその更新日時をユーザ毎に記憶する更新情報記憶手段と、
    前記サービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記更新情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、
    前記サービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と
    して機能させることを特徴とする更新情報管理プログラム。
  9. ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービスサーバコンピュータを、
    ユーザに、当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の設定内容に応じた内容でサービスを提供するサービス処理手段と、
    ユーザにより入力された当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報を受け付ける受付手段と、
    自サービスサーバ提供のサービスを利用するユーザの個人情報と、個人情報に含まれる属性情報の更新日時情報と、当該属性情報が自サービスサーバ利用のユーザからの変更要求によって更新されたか否かを示す更新元情報とを対応付けして記憶する個人情報記憶手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新すると共に、更新元情報に自サービスサーバにて更新した旨を示す情報を設定する第1の個人情報更新手段と、
    前記受付手段により受け付けられた属性情報で前記第1の個人情報更新手段により前記個人情報記憶手段が更新されたことを、当該ユーザにサービスを提供する1又は複数の他のサービスサーバへ通知する通知手段と、
    更新確認要求を前記他のサービスサーバへ送信することによって当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無を問い合わせる問合せ手段と、
    前記更新確認要求に応じて前記他のサービスサーバから送信されてきた更新確認情報及び前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に基づいていずれかの前記他のサービスサーバによって当該ユーザの個人情報に含まれるいずれかの属性情報が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    前記他のサービスサーバによっていずれかの属性情報が変更されたと判断された場合、少なくとも変更されたと判断された属性情報の更新要求を当該ユーザへ送る更新要求手段と、
    前記更新要求に応じて当該ユーザにより入力された属性情報で、前記個人情報記憶手段に保存された当該ユーザの個人情報に含まれる当該属性情報を更新すると共に、更新元情報に他のサービスサーバにて更新された旨を示す情報を設定する第2の個人情報更新手段と、
    前記他のサービスサーバから送られてくる更新通知情報に含まれる属性情報の種別及びその更新日時で、前記個人情報記憶手段を更新する更新情報更新手段と、
    前記他のサービスサーバから送られてくる更新確認要求に応じて更新情報を送信することによって当該更新確認要求により特定される当該ユーザの個人情報に含まれる属性情報の変更の有無に関する情報を通知する更新通知手段と
    して機能させることを特徴とするサービスプログラム。
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