JP2009094968A - テレビジョン放送受信装置及びテレビジョン放送受信方法 - Google Patents

テレビジョン放送受信装置及びテレビジョン放送受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オートスキャン機能によるチャンネル獲得の際に、受信状態に拘わらずユーザの所望するチャンネルを適切に獲得することができるテレビジョン放送受信装置を提供する。
【解決手段】チューナ部20にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン処理において、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、上記ユーザー操作に基づき上記所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定では不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを獲得する。
【選択図】図5

Description

本発明は、適切に受信できるチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン機能を備えたテレビジョン放送受信装置及びテレビジョン放送受信方法に関する。
ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部と、そのチューナ部にて選局可能なチャンネルについて適切に受信することができるチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン機能とを備えるテレビジョン放送受信装置がよく知られている。
例えば、特許文献1には、プリセット操作手段に記憶されている周波数情報の中で基準電界強度よりも小さい周波数情報がある数だけ存在した場合に自動的にプリセット処理を行うことで、受信処理に支障をきたさず、かつ、電界強度測定用チューナを用意するコストの削減を図りながらプリセット内容を更新する手間を省く受信装置が開示されている。
また、特許文献2には、テレビ信号が弱電界状態になったとき、通常のAFT(Automatic Fine Tuning)動作により得られるチューナの選局位置を画質がやや甘くなるように所定の設定分だけずらすことで、検波された映像信号自身のS/Nの悪化を最小限に抑えるテレビ信号受信装置が開示されている。
また、特許文献3には、強電界であるときに周波数をシフトさせる同調周波数シフトによりRF増幅/AGC回路(受信した高周波信号を増幅し、信号が所定出力レベル以上で出力レベルを一定にする回路)に入力される高周波信号のレベルを下げ、RF増幅/AGC回路の飽和を防ぎ、強電界でも安定した受信を可能とする高周波受信機が開示されている。
また、特許文献4には、チャンネルプランに対応するチャンネル周波数に対して、その周波数で選局した時の同期状態と、その周波数+1.5MHzで選局した時の同期状態と、その周波数−1.0MHzで選局した時の同期状態とを確認し、その周波数で選局したときに同調した信号がチャンネルプランに対応した受信すべきチャンネル信号であるか否かを特定のアルゴリズムに基づいて判断することで、AFT回路を用いることなく簡単な回路構成によって誤動作を生じることのない自動チャンネルプリセット方法および装置が開示されている。
また、特許文献5には、利得制御されるRF増幅部をチューナの前段に設け、受信画像の評価のためにBER(Bit Error Rate)の閾値を受信決定基準として設定し、オートスキャン時に、RF増幅部の増幅利得レベルを段階的に可変制御し、BER値を測定すると共に、BER値がBER閾値以下に達した時点において、残りのスキャン及び利得制御を止め、受信方向を決定することで、多指向性アンテナの無駄な方向調整時間を省くと共に、常に迅速に最適な受信状態を得るディジタルテレビジョン放送信号受信装置が開示されている。
特開2004−140557号公報 特開2002−314381号公報 特開2004−64258号公報 特開2000−69385号公報 特開2006−33630号公報
ところで、受信位置の電界強度によってオートスキャン機能により獲得できるチャンネル数が異なることがある。例えば、屋外アンテナや共同アンテナなどに接続されて受信状態が強電界状態となるときには、電界強度が安定し且つ強入力となることから獲得チャンネルが多くなる。しかしながら、強電界状態では本来獲得して欲しい希望チャンネル以外にその希望チャンネルのスプリアスチャンネル(例えば不要な高調波チャンネル)まで獲得してしまう可能性がある。 一方で、反対に室内アンテナなどに接続されて受信状態が弱電界状態となるときには獲得チャンネルが少なくなり、希望チャンネルが獲得できない可能性がある。そうすると、強電界状態ではオートスキャン完了後に不要チャンネルをユーザ操作により削除するという余分な操作が必要となる可能性があった。また、弱電界状態ではオートスキャン完了後に希望チャンネルをユーザ操作により追加するという余分な操作が必要となる可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、オートスキャン機能によるチャンネル獲得の際に、受信状態に拘わらずユーザの所望するチャンネルを適切に獲得することができるテレビジョン放送受信装置及びテレビジョン放送受信方法を提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部と、該チューナ部にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン手段とを備えるテレビジョン放送受信装置において、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、上記ユーザー操作に基づき上記所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定では上記オートスキャン手段による不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを上記オートスキャン手段に獲得させるチャンネル獲得条件変更手段を備える構成としてある。
上記のように構成された本発明のテレビジョン放送受信装置において、上記オートスキャン手段によるチャンネル獲得の際に、強電界状態の設定では不要チャンネルを獲得し難くされる一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを獲得することができる。
また、好適には、上記オートスキャン手段は、上記テレビジョン放送信号から抽出された水平同期信号のハイ/ローを同期信号閾値を基準に反転させ、反転後の反水平同期信号のハイ期間が所定期間維持された場合に受信可能なチャンネルを獲得し、上記チャンネル獲得条件変更手段は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも高くされた上記同期信号閾値及び弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも短くされた上記所定期間の少なくとも一方を変更することで上記所定の信号強度の設定を変更する構成としても良い。このように構成されることで、上記ユーザー操作に基づいた上記所定の信号強度の設定変更が適切に行われる。
また、好適には、上記オートスキャン手段は、上記反水平同期信号のハイ期間では該反水平同期信号がハイとなった時点を起点として単位ステップを計数すると共に該単位ステップを所定単位ステップ分だけ計数したか否かを判断することで、上記反水平同期信号のハイ期間が所定期間維持されたか否かを判断し、上記チャンネル獲得条件変更手段は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも少なくされた上記所定単位ステップを変更することで上記所定期間を変更する構成としても良い。このように構成されることで、上記所定期間の設定変更が適切に行われる。
また、好適には、上記オートスキャン手段は、上記反水平同期信号のハイ期間では上記単位ステップを用いて上記所定単位ステップを零に向かってカウントダウンする一方で上記反水平同期信号のロー期間では上記単位ステップを用いて上記所定単位ステップをカウントアップすると共に、上記反水平同期信号がハイとなった時点を起点として上記単位ステップを用いて第2所定単位ステップを零に向かってカウントダウンし、上記第2所定単位ステップを零とするまでの間に、上記所定単位ステップが零となったか否かを判断することで、上記反水平同期信号のハイ期間が上記所定期間維持されたか否かを判断する構成としても良い。このように構成されることで、受信可能なチャンネルがより正確に獲得される。
また、好適には、上記チャンネル獲得条件変更手段は、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかに加えて強電界状態と弱電界状態との間の標準電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付け可能であると共に、強電界状態の設定では上記オートスキャン手段による不要チャンネルの獲得を標準電界状態の設定よりも減らす一方で弱電界状態の設定では標準電界状態の設定よりも多くのチャンネルを上記オートスキャン手段に獲得させる構成としても良い。このように構成されることで、ユーザ操作による受信状態の選択の巾が広がると共に、上記オートスキャン手段によるチャンネル獲得の際にユーザー操作に基づいたチャンネルが適切に獲得される。
また、好適には、上記チューナ部は、アナログのテレビジョン放送信号を受信するものであり、上記オートスキャン手段は、上記テレビジョン放送信号から抽出された水平同期信号のハイ/ローを同期信号閾値を基準に反転させ、反転後の反水平同期信号がハイとなった時点を起点として、上記反水平同期信号のハイ期間では上記単位ステップを用いて第1所定単位ステップを零に向かってカウントダウンする一方で上記反水平同期信号のロー期間では該単位ステップを用いて該第1所定単位ステップをカウントアップすると共に、上記単位ステップを用いて第2所定単位ステップを零に向かってカウントダウンし、上記第2所定単位ステップを零とするまでの間に上記第1所定単位ステップが零となった場合に受信可能なチャンネルを獲得し、上記チャンネル獲得条件変更手段は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも高くされた上記同期信号閾値及び弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも少なくされた上記第1所定単位ステップを変更することで上記所定の信号強度の設定を変更する構成としても良い。このように構成されることで、アナログのテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン放送受信装置において、上記ユーザー操作に基づいた上記所定の信号強度の設定変更が適切に行われ、受信可能なチャンネルがより正確に獲得される。
また、好適には、上記テレビジョン放送受信装置における処理方法として作用する構成としても良い。すなわち、ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部と、該チューナ部にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン工程とを備えるテレビジョン放送受信方法において、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、上記ユーザー操作に基づき上記所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定では上記オートスキャン工程における不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを上記オートスキャン工程において獲得させるチャンネル獲得工程を備える構成としても良い。このように、請求項1にかかる発明と併記して、かかるテレビジョン放送受信方法としての発明を開示している。すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はない。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、上記オートスキャン手段によるチャンネル獲得の際に、強電界状態の設定では不要チャンネルを獲得し難くされる一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを獲得することができるので、受信状態に拘わらずユーザの所望するチャンネルを適切に獲得することができるテレビジョン放送受信装置が提供される。これにより、オートスキャン完了後にユーザ操作により希望チャンネルを設定し直すという余分な操作が抑制され、ユーザビリティが向上する。
また、本発明によれば、上記ユーザー操作に基づいた上記所定の信号強度の設定変更が適切に行われるので、強電界状態の設定では上記オートスキャン手段による不要チャンネルの獲得を適切に減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを上記オートスキャン手段に適切に獲得させることができる。
また、本発明によれば、上記所定期間の設定変更が適切に行われるので、上記ユーザー操作に基づいた上記所定の信号強度の設定変更が適切に行われる。
また、本発明によれば、受信可能なチャンネルがより正確に獲得されるので、受信状態に拘わらずユーザの所望するチャンネルを正確に獲得することができる。
また、本発明によれば、ユーザ操作による受信状態の選択の巾が広がると共に、上記オートスキャン手段によるチャンネル獲得の際にユーザー操作に基づいたチャンネルが適切に獲得されるので、ユーザの所望するチャンネルを一層適切に獲得することができる。
また、本発明によれば、上記ユーザー操作に基づいた上記所定の信号強度の設定変更が適切に行われ、受信可能なチャンネルがより正確に獲得されるので、強電界状態の設定では上記オートスキャン手段による不要チャンネルの獲得を一層適切に減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを上記オートスキャン手段に一層適切に獲得させることができる。
さらに、本発明によれば、上記同様の効果を奏するテレビジョン放送受信方法を提供することができる。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
(1)テレビジョン放送受信装置を備える薄型テレビジョン装置の概略構成
(2)テレビジョン放送受信装置におけるチャンネル設定時の制御作動
(3)変形例
(4)まとめ
(1)テレビジョン放送受信装置を備える薄型テレビジョン装置の概略構成
以下、図1を参照して本発明が適用されるテレビジョン放送受信装置12を備えた液晶テレビジョン装置10の概略構成を説明する。図1は、液晶テレビジョン装置10のブロック構成図の一例である。尚、本発明が適用される装置としては液晶テレビジョン装置の他に、プラズマテレビ、リアプロジェクションテレビ、有機ELテレビ等の薄型テレビジョン装置が望ましいが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施の形態が可能である。また、薄型テレビジョン装置でなくとも、ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部と、そのチューナ部にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン機能とを有するテレビジョン放送受信装置を備えておれば本発明は適用され得る。例えば、上記テレビジョン放送受信装置を備える映像録画機器等に本発明は適用され得る。
図1において、液晶テレビジョン装置10は、例えばテレビジョン放送受信装置12と液晶モジュール14とリモコン装置16とを備えて構成される。テレビジョン放送受信装置12は、例えばチューナ部20と、画像データ生成部21と、パネル駆動部22と、OSD回路23と、マイコン24と、電源回路25と、記憶部26と、リモコン受信部27とを備えている。液晶モジュール14は、液晶パネル、インバータ部、バックライト等から構成されている。
チューナ部20は、例えばアンテナ28と接続されており、マイコン24の制御によりアンテナ28で受信されるテレビジョン放送信号の中から1つのチャンネル(例えばユーザによって選局されたチャンネル)に対応するテレビジョン放送信号を選局して受信し、所定の信号増幅処理等を行いつつ、テレビジョン放送信号から中間周波信号としての映像信号を抽出して画像データ生成部21に出力する。
画像データ生成部21は、例えば入力された映像信号をその信号レベルに応じてデジタル化するとともに、映像信号から抽出した輝度信号と色差信号とに基づいてマトリクス変換処理を行ない、画像データとしてのRGB(レッド、グリーン、ブルー)信号を生成する。
パネル駆動部22は、例えば画像データ生成部21からRGB信号が入力されると、このRGB信号に対して液晶モジュール14を構成する液晶パネルの画素数(横縦比、m:n)に合わせたスケーリング処理を行い液晶パネルに表示する1画面分の画像データを生成し、その画像データを液晶パネルに出力する。
液晶パネルは、パネル駆動部22により生成された画像データに基づいて液晶物質が充填された各画素に所定の電圧を印加することによって配列を変化させ、バックライトからの光の透過率を変化させることにより上記画像データに基づく所定の映像を画面に表示する。
OSD回路23は、例えばマイコン24から入力される制御信号に従って、パネル駆動部22に所定のOSD表示(オンスクリーンディスプレイ表示)をさせるためのOSD表示信号を、画像データ生成部21からパネル駆動部22に出力される画像信号に合成(重畳)する。
電源回路25は、例えば部分共振電源回路であり、商用AC電源を複数種類の所定の電圧に変換して液晶テレビジョン装置10の各部へ動作電源電圧を供給する。
リモコン受信部27は、例えばリモコン装置16から送信された各種信号を受信し、当該各種信号に基づく各種データを、マイコン24に出力する。
リモコン装置16は、例えばユーザによって操作され、当該操作に応じた信号をリモコン受信部27に送信する。具体的には、リモコン装置16は、例えば選局するチャンネルを指定する際に操作されるチャンネルキー16aやチャンネルアップ/ダウンキー16b、各種設定を決定する際に操作されるメニューキー16cや選択/決定キー16dなどを有する。
記憶部26は、例えば磁気的記録媒体、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。具体的には、記憶部26には、チャンネルマップ等が記録されている。チャンネルマップは、例えばチャンネル情報等を記録している。具体的には、チャンネルマップは、例えばリモコン装置16のチャンネルキー16aやチャンネルアップ/ダウンキー16bに割り当てられた仮想チャンネル番号と物理チャンネル番号とを対応付けて記録している。チャンネルマップに記録される情報は、例えば液晶テレビジョン装置10のよく知られた初期設定処理において決定されて、チャンネルマップに記録されるようになっている。
マイコン24は、例えばCPUやRAMやROMなどを有して液晶テレビジョン装置10全体の動作を制御する。例えば、上記RAMは、CPUによって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や処理結果などを格納するデータ格納領域などを備えている。また、上記ROMは、各種処理プログラムやこれら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータなどを記憶する。そして、上記CPUは、上記ROMやRAMなどに書き込まれた各プログラムやデータ等に従って各種の制御動作を行う。
マイコン24による制御の一例をより具体的に説明する。例えば、リモコン装置16にてメニューキー16cが押し下げ操作されると、対応する操作信号がリモコン受信部27を介してマイコン24へ入力される。そして、マイコン24はその操作信号が入力されると、メニュー画面の調整項目全てを表す情報をROMより取得して、いずれかの位置に対応させたカーソルとともにOSD表示させるOSD信号をOSD回路23に生成させ、画像データ生成部21からの画像信号にその生成したOSD信号を重畳する。画像信号にOSD信号が重畳されると、液晶テレビジョン装置10の画面にはカーソルとともに設定項目の一覧が表示される。このとき、ユーザはこのメニュー画面に従ってリモコン装置16に配置された選択/決定キー16dを押し下げ操作することで設定項目の選択入力を行うことができる。すると、マイコン24は、対応するキー操作を検知してリモコン装置16から操作入力を受け付ける。
(2)テレビジョン放送受信装置におけるチャンネル設定時の制御作動
図2は、例えばチューナ部20にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン手段に対応する制御作動(オートスキャン処理)を示すフローチャートであり、マイコン24が有する機能として実現される。
図2において、オートスキャン処理が開始されると、先ず、受信できる可能性のあるアナログテレビジョン放送信号の物理チャンネル番号(周波数)の最小値にセットされる。例えば、受信できる可能性のある物理チャンネル番号が物理Ch1〜62であるなら物理Chが1にセット(Ch=1にセット)される(ステップS11)。次いで、例えばチューナ部20にステップS11にて設定された物理Chに対応する周波数が設定される(ステップS12)。
次いで、そのチャンネルにおいてテレビジョン放送信号から抽出された水平同期信号のハイ/ローが同期信号閾値(Syncスライスレベル)を基準に反転させられ、その反水平同期信号(CSYNC)がハイとなった時点を起点として単位ステップ(step)の計数が開始される。計数開始後、反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間では単位ステップ(step)を用いて第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)が零に向かってカウントダウンされる一方で反水平同期信号のロー期間では単位ステップを用いて第1所定単位ステップがカウントアップされる。また、同じく単位ステップを用いて第2所定単位ステップ(SyncSEP_HLC)が零に向かってカウントダウンされる(ステップS13)。
同期信号閾値(Syncスライスレベル)は、水平同期信号のロー期間すなわち反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間を検出する為の設定値である。また、第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)は、受信可能チャンネルの獲得を判断する為の設定値である。また、第2所定単位ステップ(SyncSEP_HLC)は、より正確に受信可能チャンネルの獲得を判断する為に用いられる。
次いで、第2所定単位ステップ(SyncSEP_HLC)が零(カウント0)となったか否かが判断される(ステップS14)。第2所定単位ステップが未だ零とならずステップS14の判断が否定される場合は、このステップS14が繰り返し実行される。第2所定単位ステップが零となってステップS14の判断が肯定される場合は、第2所定単位ステップが零とされるまでの間に第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)が零(カウント0)となったか否かが判断される。すなわち、単位ステップを第1所定単位ステップ分だけ計数したか否かが判断されることで、反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間が所定期間維持されたか否かが判断される。この所定期間は受信可能なチャンネルを獲得できたとする為の所定値であり、反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間が所定期間維持された場合に受信可能なチャンネルが獲得される。(ステップS15)。
第2所定単位ステップが零とされるまでの間に第1所定単位ステップが零となってステップS15の判断が肯定される場合は、受信チャンネル有りのフラグが設定され、現在のチャンネルが受信可能チャンネルとして記憶部26のチャンネルマップに設定・記憶される(ステップS16)。
ステップS16に次いで、或いはステップS15の判断が否定される場合は、物理Chに1が加算される(ステップS17)。尚、ステップS15の判断が否定される場合は、ステップS13以降を1回乃至複数回繰り返すようにしても良い。次いで、ステップS17にて1が加算された物理Chが受信できる可能性のあるテレビジョン放送信号の物理チャンネル番号(周波数)の最大値に1を加えた値であるか否かが判断される。例えば、受信できる可能性のある物理チャンネル番号が物理Ch1〜62であるなら物理Chが63であるか否かが判断される(ステップS18)。物理Chが未だ63とならずステップS18の判断が否定される場合は上記ステップS12以降が繰り返し実行されるが、ステップS18の判断が肯定される場合は本ルーチンが終了させられる。
図3、4は、図2のオートスキャン処理の作動を模式的に示す図である。図3は強電界時の場合であり、図4は反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間を短くしてしまうようなノイズが水平同期信号に重畳された弱電界時の場合であって、いずれの場合もオートスキャン処理において所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断する際の所定の信号強度例えば同期信号閾値(Syncスライスレベル)、第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)等のチャンネル獲得条件(オートスキャン感度ともいう)の設定は同じである。ここでは、強電界状態においてオートスキャン処理による不要チャンネル(スプリアスチャンネル)の獲得を減らすための予め実験的に求められたチャンネル獲得条件に設定されている。例えば、同期信号閾値(Syncスライスレベル)は50%、第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)は32ステップ、第2所定単位ステップ(SyncSEP_HLC)は62ステップに設定されている。
図3、4から明らかなように、強電界状態に合わせてチャンネル獲得条件を設定すると、スプリアスチャンネルは受け難くなるものの、強電界状態では獲得できたチャンネルが弱電界状態では獲得できなくなる可能性がある。そこで、本実施例では、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかをユーザーが設定できるようにしすなわちオートスキャン感度をユーザーが設定できるようにし、その設定に基づき所定の信号強度の設定を変更する。
図5は、例えばユーザが設定した受信状態に基づいてオートスキャン処理を実行してチャンネルを獲得するチャンネル設定手段に対応する制御作動(チャンネル設定処理、チャンネルプリセット処理)を示すフローチャートであり、マイコン24が有する機能として実現される。尚、上記チャンネル設定処理における受信状態の設定はオートスキャン感度の設定に相当する。
図5において、先ず、ユーザによりリモコン装置16にてメニューキー16cが押し下げ操作されたか否かが判断される(ステップS21)。ステップS21の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合は、図6(a)に示すようなメニュー画面が液晶テレビジョン装置10の画面にOSD表示される。このメニュー画面には、例えば「チャンネル設定」、「画質設定」、「音質設定」、「時計設定」などの設定項目がいずれかの位置に対応して表示されるカーソルとともにOSD表示される(ステップS22)。図6(a)はカーソルが「チャンネル設定」の位置にあわせて表示されたものを示している。
図6(a)に示すようにカーソルが「チャンネル設定」の位置にあるときにリモコン装置16の選択/決定キー16dが押し下げ操作されると、図6(b)に示すような設定入力画面としての受信状態設定画面がOSD表示される。この受信状態設定画面では、「強電界状態」、「弱電界状態」の各項目がいずれかの位置に対応して表示されるカーソルとともにOSD表示され、受信状態の設定入力が受け付けられる(ステップS23)。上記「強電界状態」の項目は、例えば液晶テレビジョン装置10に室外アンテナや共同アンテナ等のアンテナが接続されて電界強度が安定し且つ強入力となり電波状態が比較的良好な状態となる場合に選択される。上記「弱電界状態」の項目は、例えば液晶テレビジョン装置10に室内アンテナ等のアンテナが接続されて電界強度が安定せず且つ弱入力となり電波状態が比較的悪い状態となる場合に選択される。尚、図6(a)に示すOSD画面上にて「チャンネル設定」以外の他の設定項目が選択された場合には、その選択された設定項目に応じた処理が実行されることは言うまでもない。
次いで、ステップS23において「強電界状態」及び「弱電界状態」のいずれかが選択され、図3(b)に示すようにカーソルが「決定」の位置にあるときにリモコン装置16の選択/決定キー16dが押し下げ操作されると、設定された受信状態に基づいたチャンネル獲得条件が設定される(ステップS24)。
具体的には、図4に示すようなノイズが水平同期信号に重畳された弱電界時の場合には、同期信号閾値(Syncスライスレベル)を高くすることで反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間を長くしてチャンネルを獲得し易くできる。よって、同期信号閾値は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも高く設定される。また、弱電界時の場合には、第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)を少なくすることで反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間が短くされてもチャンネルを獲得し易くできる。つまり、受信可能なチャンネルを獲得できたとする為の所定期間を実質的に短くすることでチャンネルを獲得し易くするのである。よって、第1所定単位ステップは、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも少なく設定される。本実施例では、強電界状態が設定された場合には、同期信号閾値は50%、第1所定単位ステップは32ステップに設定される。また、弱電界状態が設定された場合には、同期信号閾値は70%、第1所定単位ステップは20ステップに設定される。尚、本実施例では何れの場合も、第2所定単位ステップ(SyncSEP_HLC)は62ステップに設定されるが、受信状態の設定に基づいて変更されても良い。
このように、ユーザにより設定された受信状態に基づいて同期信号閾値及び第1所定単位ステップを変更することでオートスキャン処理における所定の信号強度(チャンネル獲得条件)の設定を変更するのである。
次いで、図2に示したオートスキャン処理がステップS24にて設定されたチャンネル獲得条件に従って実行される(ステップS25)。
図7は、図4と同じ状態の弱電界時に、図5のチャンネル設定処理において弱電界状態が設定されその設定に基づいてチャンネル獲得条件の設定が変更された場合のオートスキャン処理によるチャンネル獲得結果を模式的に示す図である。図7において、図4の場合と比較して同期信号閾値が50%から70%に変更されたことで反水平同期信号(CSYNC)のハイ期間が長くされると共に第1所定単位ステップが32ステップから20ステップに変更されたことで所定期間が実質的に短くされたことから、強電界状態と同じチャンネル獲得条件の設定では獲得できなかったチャンネルが適切に獲得される。
このように、オートスキャン処理によるチャンネル獲得の際に、強電界状態の設定では不要チャンネルを獲得し難くされる一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを獲得することができる。
尚、図5のチャンネル設定処理の内で特に上記ステップS23、S24は、例えば受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、そのユーザー操作に基づき所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定ではオートスキャン処理(図2)において不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルをオートスキャン処理において獲得させるチャンネル獲得条件変更手段に対応する制御作動(チャンネル獲得条件変更処理)である。
(3)変形例
図5のチャンネル設定処理においては、受信状態の設定は強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかの何れかであったが、強電界状態及び弱電界状態に加えて強電界状態と弱電界状態との間の標準電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付け可能にしても良い。この場合には、強電界状態の設定ではオートスキャン処理による不要チャンネルの獲得を標準電界状態の設定よりも減らす一方で弱電界状態の設定では標準電界状態の設定よりも多くのチャンネルをオートスキャン処理に獲得させる。具体的には、標準電界状態が設定された場合には、同期信号閾値は50%、第1所定単位ステップは20ステップに設定される。或いはまた、標準電界状態が設定された場合には、同期信号閾値は70%、第1所定単位ステップは32ステップに設定される。
また、強電界状態及び弱電界状態の何れも設定されないときは標準状態の設定を用いるようにしても良い。
このように構成されることで、ユーザ操作による受信状態の選択の巾が広がると共に、オートスキャン処理によるチャンネル獲得の際にユーザー操作に基づいたチャンネルが適切に獲得される。尚、強電界状態、標準電界状態、弱電界状態の何れかを設定する他に受信状態の設定を受け付け可能にしても良い。
(4)まとめ
上述のように、本実施例によれば、オートスキャン処理によるチャンネル獲得の際に、強電界状態の設定では不要チャンネルを獲得し難くされる一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを獲得することができるので、受信状態に拘わらずユーザの所望するチャンネルを適切に獲得することができるテレビジョン放送受信装置12が提供される。これにより、オートスキャン完了後にユーザ操作により希望チャンネルを設定し直すという余分な操作が抑制され、ユーザビリティが向上する。
また、本実施例によれば、同期信号閾値(Syncスライスレベル)や第1所定単位ステップ(SyncSEP_HC)を変更することでユーザー操作に基づいた所定の信号強度の設定変更が適切に行われるので、強電界状態の設定ではオートスキャン処理において不要チャンネルの獲得を適切に減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルをオートスキャン処理において適切に獲得させることができる。
また、本実施例によれば、ユーザ操作による受信状態の選択の巾が広がると共に、オートスキャン処理によるチャンネル獲得の際にユーザー操作に基づいたチャンネルが適切に獲得されるので、ユーザの所望するチャンネルを一層適切に獲得することができる。
さらに、好適には、テレビジョン放送受信装置12(薄型テレビジョン装置10)における処理方法として作用する構成としても良い。
すなわち、ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部20と、チューナ部20にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン工程とを備えるテレビジョン放送受信方法において、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、そのユーザー操作に基づき上記所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定ではオートスキャン工程における不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルをオートスキャン工程において獲得させるチャンネル獲得工程を備える構成としても良い。
このように、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はなく、上記同様の効果を奏するテレビジョン放送受信方法を提供することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例におけるチャンネル獲得条件となる同期信号閾値、第1所定単位ステップ、第2所定単位ステップの各数値はあくまでも一例であり、設計条件等によって種々の数値が設定される。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用される液晶テレビジョン装置の構成を例示するブロック図である。 受信可能なチャンネルを自動的に獲得する制御作動(オートスキャン処理)を示すフローチャートである。 図2のオートスキャン処理の作動を模式的に例示する図であって、強電界時の場合である。 図2のオートスキャン処理の作動を模式的に例示する図であって、強電界時の場合と同じチャンネル獲得条件が設定されたときの弱電界時の場合である。 ユーザが設定した受信状態に基づいてオートスキャン処理を実行してチャンネルを獲得する制御作動(チャンネル設定処理、チャンネルプリセット処理)を示すフローチャートである。 各種項目を設定するためにOSD表示される画面である。(a)は「チャンネル設定」、「画質設定」、「音質設定」、「時計設定」などの設定したい項目を選択するためのメニュー画面である。(b)はチャンネル設定における受信状態の設定を受け付けるための受信状態設定画面である。 図4と同じ状態の弱電界時に、図5のチャンネル設定処理において弱電界状態が設定されその設定に基づいてチャンネル獲得条件の設定が変更された場合のオートスキャン処理によるチャンネル獲得結果を模式的に例示する図である。
符号の説明
12:テレビジョン放送受信装置
20:チューナ部
24:マイコン(オートスキャン手段、チャンネル獲得条件変更手段)

Claims (7)

  1. ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部と、該チューナ部にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン手段とを備えるテレビジョン放送受信装置において、
    受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、上記ユーザー操作に基づき上記所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定では上記オートスキャン手段による不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを上記オートスキャン手段に獲得させるチャンネル獲得条件変更手段を備えることを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  2. 上記オートスキャン手段は、上記テレビジョン放送信号から抽出された水平同期信号のハイ/ローを同期信号閾値を基準に反転させ、反転後の反水平同期信号のハイ期間が所定期間維持された場合に受信可能なチャンネルを獲得し、
    上記チャンネル獲得条件変更手段は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも高くされた上記同期信号閾値及び弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも短くされた上記所定期間の少なくとも一方を変更することで上記所定の信号強度の設定を変更することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送受信装置。
  3. 上記オートスキャン手段は、上記反水平同期信号のハイ期間では該反水平同期信号がハイとなった時点を起点として単位ステップを計数すると共に該単位ステップを所定単位ステップ分だけ計数したか否かを判断することで、上記反水平同期信号のハイ期間が所定期間維持されたか否かを判断し、
    上記チャンネル獲得条件変更手段は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも少なくされた上記所定単位ステップを変更することで上記所定期間を変更することを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン放送受信装置。
  4. 上記オートスキャン手段は、
    上記反水平同期信号のハイ期間では上記単位ステップを用いて上記所定単位ステップを零に向かってカウントダウンする一方で上記反水平同期信号のロー期間では上記単位ステップを用いて上記所定単位ステップをカウントアップすると共に、上記反水平同期信号がハイとなった時点を起点として上記単位ステップを用いて第2所定単位ステップを零に向かってカウントダウンし、
    上記第2所定単位ステップを零とするまでの間に、上記所定単位ステップが零となったか否かを判断することで、上記反水平同期信号のハイ期間が上記所定期間維持されたか否かを判断することを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン放送受信装置。
  5. 上記チャンネル獲得条件変更手段は、受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかに加えて強電界状態と弱電界状態との間の標準電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付け可能であると共に、強電界状態の設定では上記オートスキャン手段による不要チャンネルの獲得を標準電界状態の設定よりも減らす一方で弱電界状態の設定では標準電界状態の設定よりも多くのチャンネルを上記オートスキャン手段に獲得させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のテレビジョン放送受信装置。
  6. 上記チューナ部は、
    アナログのテレビジョン放送信号を受信するものであり、
    上記オートスキャン手段は、
    上記テレビジョン放送信号から抽出された水平同期信号のハイ/ローを同期信号閾値を基準に反転させ、
    反転後の反水平同期信号がハイとなった時点を起点として、上記反水平同期信号のハイ期間では上記単位ステップを用いて第1所定単位ステップを零に向かってカウントダウンする一方で上記反水平同期信号のロー期間では該単位ステップを用いて該第1所定単位ステップをカウントアップすると共に、上記単位ステップを用いて第2所定単位ステップを零に向かってカウントダウンし、
    上記第2所定単位ステップを零とするまでの間に上記第1所定単位ステップが零となった場合に受信可能なチャンネルを獲得し、
    上記チャンネル獲得条件変更手段は、弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも高くされた上記同期信号閾値及び弱電界状態の設定の方が強電界状態の設定よりも少なくされた上記第1所定単位ステップを変更することで上記所定の信号強度の設定を変更することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送受信装置。
  7. ユーザによって選択されたチャンネルに対応するテレビジョン放送信号を選局して受信するチューナ部と、該チューナ部にて選局可能なチャンネルに対応する全周波数について所定の信号強度のテレビ放送信号であるか否かを判断して適切に受信可能なチャンネルを自動的に獲得するオートスキャン工程とを備えるテレビジョン放送受信方法において、
    受信状態が強電界状態であるか或いは弱電界状態であるかを設定する為のユーザー操作を受け付けると共に、上記ユーザー操作に基づき上記所定の信号強度の設定を変更して、強電界状態の設定では上記オートスキャン工程における不要チャンネルの獲得を減らす一方で弱電界状態の設定ではより多くのチャンネルを上記オートスキャン工程において獲得させるチャンネル獲得工程を備えることを特徴とするテレビジョン放送受信方法。
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