JP2009094660A - 携帯電話基地局 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話基地局をベースバンド部とRF部で分離し、ベースバンド部とRF部の間は変復調回路を介してイーサネットケーブル(R)で接続する。これにより1つのベースバンド部に対して複数のRF部が接続可能となり、必要に応じてRF部の数と位置、周波数バンドクラスを自由に変更することが可能な携帯電話基地局を構成する。
【選択図】 図1
Description
まず、それら従来の基地局の構成について、図2ないし図4を用いて説明する。
従来の一体型基地局16は、アンテナ4により端末17に携帯電話サービスを提供するものであり、内部にRF部14、ベースバンド部8、呼処理部7、制御部6を有し、バックホール回線5を介してルータ18へ接続し、ルータ18よりインターネット19に接続する。
RFフロントエンド部分離型の基地局は、図2で説明した一体型基地局16のパワーアンプ12、ローノイズアンプ13をその他の構成から分離したものである。パワーアンプ12とローノイズアンプ13を含むRFフロントエンド部24と、その他の構成であるRFフロントエンド基地局23とを光ケーブル20で接続する。光ケーブルの前後には、E/O変換機21、O/E変換機22が接続される。RFフロントエンド部24を分離することで、RFフロントエンド部を任意の場所に配置可能であり、また、RFフロントエンド部を複数の設置することも可能である。(例えば非特許文献1参照)
また、一体型基地局において、アンテナ部のみ分離して構成することも従来行なわれていた。(例えば特許文献1参照)
図4はアンテナを分離した一体型基地局のビルへの設置例を示している。ビル29の屋上に一体型基地局16を設置し、アンテナ給電点に分配器25を接続し、一方はアンテナ4に接続するとともに、他方は前記分配器25から同軸ケーブル28を介して各階に配線し、同軸ケーブル28は各階で接続されたカプラ26によって屋内アンテナ27に給電するとように構成することができる。
図1は本発明の一実施形態における基地局の構成を示す図である。
図2の一体型基地局16をベースバンド部8とRF部14との間で分離し、前記ベースバンド部8と前記RF部14の間を変復調回路15を介してイーサネットケーブル(R)3で接続して構成したのが、本実施例の基地局である。
分離したRF部はイーサネットケーブル(R)によって基地局本体から100mまで離して設置することが可能であり、必要に応じてRF部の数と位置、周波数バンドクラスも自由に増減することが可能となる。この構成を取る事により、基地局本体から離れた場所に分離型RF部1を設置する事が可能となり、需要に応じ柔軟にサービス範囲を変更する事が出来る。また、複数セクタ対応を考慮した基地局のベースバンド部8は、複数のRF部を収容可能である為、分離型RF部1を増設することで容易にサービス範囲・接続可能呼数を拡張することができるようになる。
基地局本体2をビル29の屋内または屋外に設置し、基地局本体2よりイーサネットケーブル(R)3を介して分離型RF部1を接続し、各フロアへ前記分離型RF部1を配置する。このようにビル内に設置することによって、複数階のビル内に均一なサービスを提供することができるようになる。
また、分離型RF部1の電源については、基地局本体2よりDCケーブルに重畳する事によって分離型RF部1自体は電源を必要としない構成にもできるので、どんなスペースでも、小スペースでも容易に設置可能であるというメリットもある。
図6のように基地局本体2に分離型RF部1-1、1-2、1-3を複数接続し、適切に配置する事によって、均一なサービスを展開する。
図6で示した設置をしていて、さらにサービス需要拡大した場合には、例えば、分離型RF部1-1、1-2、1-3に加え、分離型RF部1-4、1-5、1-6を図7のように増設配置する事によって、サービスエリア内の接続可能呼数の増加に容易に対応できる。
図8も本発明の基地局を用いた場合にサービス需要が拡大した時の設置例を示している。図6で示した分離型RF部1-1、1-2、1-3に加え、分離型RF部1-4、1-5、1-6を図7や図8のように基地局本体から任意の位置に、必要な数増設配置する事によって、接続可能エリアの拡張や、接続要求数増大への対応が容易に行えるようになる。
複数のバンドクラスをサポートする必要が生じた場合、基地局本体2については何ら変更の必要はない。分離型RF部1側のみの変更で、基地局が提供するサービスエリア内の周波数バンドクラスを変更することが可能となる。
図9の例では分離型RF部1-7はバンドクラス0に設定し、分離型RF部1−8はバンドクラス3に設定している。前記分離型RF部1−7と1−8は1台の基地局本体2に同時に収容され、それぞれのバンドクラスでサービスを行う。これにより、バンドクラス変更過渡期において複数バンドクラスの混在サービスが容易に可能となり、また、バンドクラスの移行も短期間で容易に行う事が出来る。
RF側では、まずケーブルが接続され、電源がONとなるとCDRロック待ちの状態となる。CDRがロックされると、REF_PLLロック待ちとなる。REF_PLLがロックされると、アイドルデータを送信し、ロック待ちとなる。ロック後、コマンド受信可能状態となる。コマンドを受信すると、受信可否に基づいて、ACKまたはNGを返す処理を行い、データ通信が開始される。データ通信中は障害監視を行い、障害が発生した場合には、障害発生を通知する。データ通信終了時にはコマンドを受信し、受信可否に応じてACKまたはNGを返す。
SYNCは16ビットのデータで、同期パターンはアイドル信号である。FLDATはIデータ16ビット、Qデータ16ビットからなり、未送信時はゼロが格納され、ダミーデータまたはRAMデータが送信される。CONTLとDATAには、通信コマンドと通信データが送信される。フレームはチップレートが0.8138μsの場合は64ビットであり、図11の一番下に示すように、SYNC、FLDAT、CONTL、DATA、そして最後にPADの順となる。
SYNCは16ビットのデータで、やはり同期パターンはアイドル信号である。RLDATはIデータ16ビット、Qデータ16ビットからなり、未送信時はゼロが格納され、ダミーデータまたはRAMデータが受信される。CONTLとDATAには、通信コマンドと通信データが受信される。フレームはチップレートが0.8138μsの場合は64ビットであり、図12の一番下に示すように、SYNC、RLDAT、CONTL、DATA、そして最後にPADの順となる。
2 基地局本体
3 イーサネット(R)ケーブル
4 アンテナ
5 バックホール回線
6 制御部
7 呼処理部
8 ベースバンド部
9 モデム
10 送信回路
11 受信回路
12 パワーアンプ
13 ローノイズアンプ
14 RF部
15 変復調回路
16 一体型基地局
17 端末
18 ルータ
19 インターネット
20 光ケーブル
21 E/O
22 O/E
23 RFフロントエンド型基地局
24 RFフロントエンド部
25 分配器
26 カプラ
27 アンテナ
28 同軸ケーブル
29 ビル
30 サービスエリア
31 サービスエリア
32 サービスエリア
33 サービスエリア
Claims (4)
- 携帯電話の基地局であって、
呼処理部と、ベースバンド部と、基地局を制御する制御部とを有する基地局機能部と、
アンテナと、アンテナに接続されるアンプと、アンテナを介した信号の送受信を行う送受信部とを有する無線部とからなり、
前記基地局機能部および無線部間を、変復調回路を介してイーサネット(R)ケーブルで接続して構成したことを特徴とする基地局。 - 前記無線部は複数あり、それぞれがイーサネット(R)ケーブルで前記基地局機能部に接続されていることを特徴とする請求項1記載の基地局。
- 前記無線部のアンプおよび送受信部は、複数種類の周波数帯域に対応したものであり、該基地局は、サービスエリア内で、複数の周波数帯域で通信サービスを提供することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
- 前記無線部は、該基地局でカバーしようとするサービスエリアやサービスエリア内の呼接続要求数に応じて、増減することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007261513A JP2009094660A (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 携帯電話基地局 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007261513A JP2009094660A (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 携帯電話基地局 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009094660A true JP2009094660A (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=40666205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007261513A Pending JP2009094660A (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 携帯電話基地局 |
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2007
- 2007-10-05 JP JP2007261513A patent/JP2009094660A/ja active Pending
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