JP2009093471A - 翻訳ニーズ決定方法、翻訳ニーズ決定装置及び翻訳ニーズ決定プログラム - Google Patents

翻訳ニーズ決定方法、翻訳ニーズ決定装置及び翻訳ニーズ決定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上に公開されているコンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定方法、翻訳ニーズ決定装置を提供する。
【解決手段】対象コンテンツ320に対し、関係コンテンツ331〜334が登録DBに登録されている。対象コンテンツ320は英語、関係コンテンツ331〜333は日本語、関係コンテンツ334はフランス語である。よって、日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザが、対象コンテンツ320に関心を持っており、他の日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザも興味を示している可能性が高い。そこで、日本語やフランス語に翻訳ニーズがあると考えられる。日本語は3つ、フランス語は1つであるから、フランス語を利用するユーザよりも、日本語を利用するユーザの方が対象コンテンツに対して興味を持つ人数が多いと推定される。フランス語よりも、日本語への翻訳ニーズの方が高いと捉える。
【選択図】図2

Description

本発明は、翻訳ニーズ決定方法、翻訳ニーズ決定装置及び翻訳ニーズ決定プログラムに関するものであり、詳細には、ネットワーク上に公開されているコンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定方法、翻訳ニーズ決定装置及び翻訳ニーズ決定プログラムに関するものである。
従来、インターネット等のネットワーク上には様々なコンテンツが公開されている。これらのコンテンツは様々な言語で作成されている。したがって、ユーザの理解できない言語で記述されているコンテンツを利用したい場合には、その言語とユーザの理解できる言語との両方を理解している人物(翻訳者)に翻訳をしてもらったり、翻訳ソフトを用いて機械翻訳を行ったりしている。しかしながら、機械翻訳では言葉の微妙な意味合いまで翻訳しきれず、コンテンツの魅力を十分に伝えられないという問題点がある。一方、翻訳者による翻訳には、翻訳結果を得るまでに時間がかかり、さらに翻訳者に支払う翻訳料が必要であるという問題点がある。そこで、特許文献1に記載の発明の翻訳サービスシステムでは、ユーザが使用するユーザコンピュータからの翻訳依頼に対して、まず機械翻訳を行って機械翻訳済みコンテンツを提示し、その後、翻訳者による翻訳が行われると、機械翻訳済みコンテンツを翻訳者による翻訳コンテンツと置き換えている。
特開2003−6455号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明の翻訳サービスシステムでは、ユーザにより翻訳依頼されるまで翻訳者への依頼は行われないため、最初に翻訳依頼をしたユーザは、翻訳後のコンテンツを使用したくても、翻訳者による翻訳コンテンツが提供されるまでは、質の低い機械翻訳コンテンツで我慢しなければならないという問題点がある。この問題点を回避するためには、予めコンテンツの提供者が様々な言語での翻訳者による翻訳コンテンツを提供する方法が考えられる。しかしながら、予め翻訳コンテンツを準備するにはコンテンツの提供者にとって、翻訳料という投資が必要となる。ところが、翻訳コンテンツを準備しても、翻訳コンテンツがほとんど利用されない場合には投資が無駄となってしまう。そこで、ある言語の翻訳コンテンツを求めるユーザがどれくらいあるかという翻訳のニーズを把握し、ニーズの高いものを翻訳すれば投資が無駄となる可能性は低くなる。しかしながら、翻訳のニーズを決定する方法がないという問題点があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、ネットワーク上に公開されているコンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定方法、翻訳ニーズ決定装置及び翻訳ニーズ決定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の翻訳ニーズ決定方法は、ネットワーク上に公開されたコンテンツに対する翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定装置により処理される翻訳ニーズ決定方法であって、翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報の入力を受け付ける依頼コンテンツ受付ステップと、前記依頼コンテンツ受付ステップにおいて受け付けられた前記依頼コンテンツ情報を、前記翻訳ニーズ決定装置に設けられている依頼コンテンツ情報記憶手段に記憶する依頼コンテンツ情報記憶ステップと、前記依頼コンテンツ情報記憶手段に記憶されている前記依頼コンテンツ情報の示す前記依頼コンテンツへリンクを張っているコンテンツを識別するリンク元コンテンツ情報を取得するリンク元コンテンツ情報取得ステップと、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報又は当該リンク元コンテンツ情報により特定されるコンテンツであるリンク元コンテンツに基づいて前記依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定ステップとを備えている。
また、請求項2に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報により特定される前記リンク元コンテンツを取得し、前記翻訳ニーズ決定装置に設けられているリンク元コンテンツ記憶手段に記憶するリンク元コンテンツ記憶ステップと、前記リンク元コンテンツ記憶手段に記憶されている前記リンク元コンテンツ中に張られている前記依頼コンテンツへのリンク数を計数するリンク数計数ステップとを備え、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにおいて計数された前記リンク数に基づいて前記ニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記リンク元コンテンツ記憶手段に記憶されている前記リンク元コンテンツを記述している言語を取得する言語取得ステップを備え、前記リンク数計数ステップでは、前記依頼コンテンツへのリンク数を前記言語取得ステップにおいて取得された言語ごとに計数し、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにおいて前記言語ごとに計数された前記リンク数に基づいて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、翻訳ニーズ決定装置が、少なくともリンク元のコンテンツを識別するリンク元情報とリンク先のコンテンツを識別するリンク先情報とを対比させたリンク管理情報を記憶するリンク管理情報記憶手段を備えており、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップは、前記リンク管理情報記憶手段において前記依頼コンテンツをリンク先としている前記リンク管理情報の前記リンク元情報を前記リンク元コンテンツ情報として取得することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1又は4に記載の発明の構成に加えて、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報の数に基づいて前記ニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにより計数された前記リンク数の平均値及び分散、又は平均値を用いてニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項3に記載の発明の構成に加えて、前記リンク数計数ステップでは、前記言語取得ステップにより取得された言語ごとに前記リンク数を計数し、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにより計数された前記リンク数を言語ごとに集計した言語リンク数の平均値及び分散、又は平均値を用いて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにより計数された前記リンク数を所定の基準値と比較して、ニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報の数の平均値及び分散、又は平均値を用いてニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項10に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報を、当該リンク元コンテンツにより識別されるコンテンツを記述している言語ごとに計数するリンク元コンテンツ情報集計ステップを備え、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報集計手段ステップにより計数された言語ごとのリンク元コンテンツ情報数の平均値及び分散、又は平均値を用いて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項11に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報の数を所定の基準値と比較して、ニーズを決定することを特徴とする。
また、請求項12に係る発明の翻訳ニーズ決定装置では、ネットワーク上に公開されたコンテンツに対する翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定装置であって、翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報の入力を受け付ける依頼コンテンツ受付手段と、前記依頼コンテンツ受付手段において受け付けられた前記依頼コンテンツ情報の示す前記依頼コンテンツへリンクを張っているコンテンツを識別するリンク元コンテンツ情報を取得するリンク元コンテンツ情報取得手段と、前記リンク元コンテンツ情報取得手段により取得された前記リンク元コンテンツ情報又は当該リンク元コンテンツ情報により特定されるコンテンツであるリンク元コンテンツに基づいて前記依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定手段とを備えている。
また、請求項13に係る発明の翻訳ニーズ決定プログラムでは、請求項1乃至11のいずれかに記載の翻訳ニーズ決定方法の各種処理ステップをコンピュータに実施させる。
また、請求項14に係る発明の翻訳ニーズ決定方法は、ネットワーク上に公開されたコンテンツに対する翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定装置により処理される翻訳ニーズ決定方法であって、前記翻訳ニーズ決定装置は、第一のコンテンツを識別する第一識別情報、及び、前記第一のコンテンツに関係するコンテンツである第二のコンテンツを識別する第二識別情報を対応させた登録情報を記憶する登録情報記憶手段を備えており、翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報の入力を受け付ける依頼コンテンツ受付ステップと、前記依頼コンテンツ受付ステップにより受け付けられた前記依頼コンテンツ情報を前記第一識別情報として、当該第一識別情報に対応した前記第二識別情報を前記登録情報記憶手段に記憶されている前記登録情報から抽出する第一抽出ステップと、前記第一抽出ステップにより抽出された第二識別情報の数に基づいて前記依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定ステップとを備えている。
請求項1に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報を受け付け、依頼コンテンツへリンクを張っているコンテンツを識別するリンク元コンテンツ情報を取得し、取得されたリンク元コンテンツ情報又は当該リンク元コンテンツ情報により特定されるコンテンツであるリンク元コンテンツに基づいて依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定することができる。よって、リンク元コンテンツの数や、リンク元コンテンツに記載されている内容に応じて依頼コンテンツへの翻訳のニーズを決定することができる。
また、請求項2に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、翻訳ニーズ決定装置に設けられているリンク元コンテンツ記憶手段に記憶されているリンク元コンテンツに基づいて、依頼コンテンツへのリンク数を計数することができ、計数したリンク数に基づいてニーズを決定することができる。よって、1つのリンク元コンテンツにおける依頼コンテンツへのリンク数を翻訳ニーズに反映させることができる。
また、請求項3に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、言語ごとにリンク数を計数することができ、言語ごとに言語への翻訳のニーズを決定することができる。よって、どの言語への翻訳ニーズがあるかを知ることができる。
また、請求項4に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、少なくともリンク元のコンテンツを識別するリンク元情報とリンク先のコンテンツを識別するリンク先情報とを対比させたリンク管理情報から、リンク元コンテンツ情報を取得することができる。よって、リンク元コンテンツ情報を容易に取得することができる。
また、請求項5に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1又は4に記載の発明の効果に加えて、翻訳ニーズ決定ステップでは、リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得されたリンク元コンテンツの数に基づいてニーズを決定することができる。
また、請求項6に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、リンク数の平均値及び分散、又は平均値を用いてニーズを決定することができる。
また、請求項7に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項3に記載の発明の効果に加えて、言語ごとに集計した言語リンク数の平均値及び分散、又は平均値を用いて言語ごとに言語への翻訳のニーズを決定することができる。
また、請求項8に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、翻訳ニーズ決定ステップでは、リンク数計数ステップにより計数されたリンク数を所定の基準値と比較して、ニーズを決定することができる。
また、請求項9に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項5に記載の発明の効果に加えて、リンク元コンテンツ情報の数の平均値及び分散、又は平均値を用いてニーズを決定することができる。
また、請求項10に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項5に記載の発明の効果に加えて、言語ごとに集計したリンク元コンテンツ情報数の平均値及び分散、又は平均値を用いて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することができる。
また、請求項11に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、請求項5に記載の発明の効果に加えて、リンク元コンテンツ情報の数を所定の基準値と比較して、ニーズを決定することができる。
また、請求項12に係る発明の翻訳ニーズ決定装置では、翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報を受け付け、依頼コンテンツへリンクを張っているコンテンツであるリンク元コンテンツを取得し、取得されたリンク元コンテンツに基づいて依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定することができる。よって、リンク元コンテンツの数や、リンク元コンテンツに記載されている内容に応じて依頼コンテンツへの翻訳のニーズを決定することができる。
また、請求項13に係る発明の翻訳ニーズ決定プログラムでは、コンピュータに実行させることにより、請求項1乃至11のいずれかに記載の効果と同様の効果を奏することができる。
また、請求項14に係る発明の翻訳ニーズ決定方法では、翻訳ニーズ決定装置に、第一のコンテンツと、第一のコンテンツに関係する第二のコンテンツとが対応付けられた登録情報が記憶されている。そして、翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報を受け付け、依頼コンテンツに関係する第二コンテンツを抽出して、その数に基づいて翻訳ニーズを決定することができる。よって、登録情報を用いて簡単に依頼コンテンツへの関心度を数値化して、翻訳ニーズを決定することができる。
以下、本発明の第一の実施の形態及び第二の実施の形態について説明する。まず、図1乃至図8を参照して、第一の実施の形態を説明する。第一の実施の形態では、本発明のニーズ決定方法を用いた翻訳依頼システムについて説明する。図1は、翻訳依頼システムの概要を示す模式図であり、図2は、翻訳ニーズ決定の説明図である。図1に示すように、インターネット5には、管理サーバ1、Webサーバ31,32、登録者クライアント21、利用者クライアント22、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28が接続しており、それぞれの端末はインターネット5を介して接続可能となっている。以下、登録者クライアント21、利用者クライアント22、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28を総称してクライアント2、Webサーバ31,32を総称してWebサーバ3という。なお、クライアント2は、いずれも所謂パーソナルコンピュータと言われる汎用機であり、ここでは、便宜上、利用内容に応じて登録者クライアント21、利用者クライアント22、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28と使い分けている。また、Webサーバ3は、Webページを提供するサーバであり、便宜上、Webページの内容に応じてWebサーバ31,32を使い分けている。
そして、本第一の実施の形態では、インターネットに接続したWebサーバ3に公開されているWebページを「コンテンツ」として扱う。そして、管理サーバ1において、2つのWebページ同士の関係を登録データベース(登録DB)1511に登録して管理する。例えば、図1に示す例では、登録者クライアント21を操作するユーザ(登録者)が、Webページ312を閲覧し、Webページ311に関係していると判断したとする。すると、登録者は登録者クライアント21を操作して、Webページ311を「対象コンテンツ」とし、Webページ312を「関係コンテンツ」とした登録DB1511への登録依頼を、管理サーバ1に対して行う。例えば、登録者は、対象コンテンツを他の言語に翻訳したWebページ(翻訳コンテンツ)、対象コンテンツに対する解説をしているWebページ(解説コンテンツ)、対象コンテンツに対する感想を記載しているWebページ(感想コンテンツ)、対象コンテンツと同じテーマについて記載されたWebページ(同テーマコンテンツ)を「関係している」と判断する。この登録DB1511は、あるコンテンツに関係するコンテンツを探す場合に利用される。例えば、ユーザ(利用者)が、Webページ311について解説しているコンテンツを探しているとする。この際には、利用者は利用者クライアント22を操作して、管理サーバ1へWebページ311との関係が「解説」であるコンテンツの探索依頼を行う。すると、管理サーバ1は、登録DB1511から関係が「解説」であり、対象コンテンツがWebページ311であるデータを検索し、関係コンテンツであるWebページ312を利用者クライアント22へ提供する。
本第一の実施の形態の翻訳依頼システムでは、この登録DB1511を利用して、翻訳ニーズを決定する。そして、決定された翻訳ニーズに基づいて翻訳料を決定する。翻訳依頼者は翻訳依頼者クライアント26を操作して、管理サーバ1へWebページ310の翻訳依頼を行う。管理サーバは、依頼された翻訳を翻訳者に依頼する。そして、翻訳者は、翻訳を行い、翻訳者クライアント27を操作してその結果(翻訳結果)を、管理サーバ1へ送信する。送信された翻訳結果が管理サーバ1へ登録される。その翻訳を利用したいユーザ(翻訳利用者)は、翻訳利用者クライアント28を操作して、管理サーバへ登録された翻訳結果の利用依頼を行い、管理サーバ1から翻訳利用者クライアント28へ翻訳結果が提供される。
ここで、図2を参照して、翻訳ニーズの決定方法について簡単に説明する。図2に示すように、対象コンテンツ320に対して、関係コンテンツ331〜334が登録DB1511に登録されているとする。ここで、対象コンテンツ320の記載言語は英語である。それに対して、関係コンテンツ331,332,333は日本語、関係コンテンツ334はフランス語である。このことから、対象コンテンツ320に対して、日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザが、何らかの関心を持っていることがわかる。したがって、他にも日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザが対象コンテンツに興味を示している可能性が高いと考えられる。そこで、対象コンテンツを日本語やフランス語に翻訳するニーズ(翻訳ニーズ)があると考えられる。また、日本語の関係コンテンツは3つ、フランス語の関係コンテンツは1つであることから、フランス語を利用するユーザよりも、日本語を利用するユーザの方が対象コンテンツに対して興味を持つ人数が多いことが推定される。そこで、フランス語への翻訳ニーズよりも、日本語への翻訳ニーズの方が高いと捉えることができる。
次に、図3を参照して、管理サーバ1について説明する。図3は、管理サーバ1の電気的構成を示す模式図である。図3に示すように、管理サーバ1には、管理サーバ1の制御を司るCPU10が設けられ、CPU10には、各種のデータを一時的に記憶するRAM11と、BIOS等を記憶したROM12と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス14とが接続されている。I/Oインタフェイス14には、ハードディスク装置15が接続され、当該ハードディスク装置15には、登録DB記憶エリア151と、翻訳結果記憶エリア152と、登録プログラム記憶エリア153と、翻訳依頼プログラム記憶エリア154と、その他の情報記憶エリア155とが少なくとも設けられている。
なお、登録DB記憶エリア151には登録DB1511が記憶され、翻訳結果記憶エリア152には翻訳結果が記憶されている。そして、登録プログラム記憶エリア153には、登録DB1511を管理するためにCPU10で実行されるプログラムが記憶されており、翻訳依頼プログラム記憶エリア154には、翻訳依頼を受けた際にCPU10で実行される翻訳依頼プログラムが記憶されている。その他の情報記憶エリア155には、クライアント2のブラウザ画面に表示させる画面のフォームなど、管理サーバ1で使用されるその他の情報が記憶されている。
また、I/Oインタフェイス14には、マウスコントローラ18と、ビデオコントローラ16と、キーコントローラ17と、通信装置19とが接続されている。そして、マウスコントローラ18にはマウス181が接続され、ビデオコントローラ16にはディスプレイ161が接続され、キーコントローラ17にはキーボード171が接続され、通信装置19はインターネット5に接続可能となっている。
次に、図4を参照して、登録DB1511について説明する。図4は、登録DB1511の構成を示す模式図である。図4に示すように、登録DB1511には、対象URI欄、関係URI欄、関係欄、対象言語欄、関係言語欄が少なくとも設けられている。この登録DB1511には登録者により関係すると判断された2つのコンテンツに関する情報が登録される。対象URIには対象コンテンツを識別するための識別情報として、対象コンテンツが記憶されている場所を含むURIが記憶される。そして、関係URI欄には、対象コンテンツに関係するコンテンツとして登録される関係コンテンツを識別するための識別情報として、関係コンテンツが記憶されている場所を含むURIが記憶される。そして、関係欄には、対象コンテンツと関係コンテンツとの関係を示す値が記憶され、対象言語欄には、対象コンテンツを記載している言語を示す値が記憶され、関係言語欄には関係コンテンツを記載している言語を示す値が記憶される。なお、図4において1行に記載されている情報のまとまりが1エントリである。
図4に示す例では、対象URI「http://www.bbbbb.com/news/200709150045.html」で特定されるコンテンツを対象コンテンツとして、6個のコンテンツが関係コンテンツとされている。なお、対象言語は「英語」である。1つめのエントリの関係URIは「http://blogs.dddd.ne.jp/hanako/12345.html」であり、関係言語は「日本語」である。関係は「感想」である。2つめのエントリの関係URIは「http://blogs.ccoo.ne.jp/taro/」であり、関係言語は「日本語」である。関係は「感想」である。3つめのエントリの関係URIは「http://www.bbbbb.co.jp/kaisetu/20070235.HTML」であり、関係言語は「日本語」である。関係は「解説」である。4つめのエントリの関係URIは「http://tyuio.name/bbbbb」であり、関係言語は「英語」である。関係は「感想」である。5つめのエントリの関係URIは「http://WWW.bbbb.fr/news/200709150045.html」であり、関係言語は「フランス語」である。関係は「翻訳」である。6つめのエントリの関係URIは「http://spspsp.com/eses」であり、関係言語は「スペイン語」である。関係は「感想」である。さらに、対象URI「http://www.bbbbb.com/news/2007091000222.html」で特定されるコンテンツのエントリが例示されており、その他のエントリは省略されている。この対象コンテンツの対象言語は「英語」であり、関係「解説」で日本語の関係コンテンツ(関係URIは「http://www.bbbbb.co.jp/kaisetu/20070219.HTML」が登録されている。
次に、図5を参照して、管理サーバ1のRAM11に設けられている翻訳ニーズ記憶エリア111について説明する。図5は、翻訳ニーズ記憶エリア111の構成を示す模式図である。図5に示すように、翻訳ニーズ記憶エリア111には、言語欄が設けられている。言語欄には、翻訳依頼システムにおいて翻訳を受けることのできる言語が記憶されている。図5に示す例では、日本語、フランス語、スペイン語、英語、中国語が示されており、他の言語は省略されている。そして、これらの言語に対応して登録数欄、翻訳フラグ欄、ニーズ欄が設けられている。登録数欄には、翻訳依頼されたコンテンツ(依頼コンテンツ)が対象コンテンツとして登録DB1511に登録されているエントリ数が記憶される。翻訳フラグ欄には翻訳フラグが記憶される。翻訳フラグは、依頼コンテンツに対して関係が「翻訳」である関係コンテンツがある場合に、「1」が記憶されてONとされる。ない場合には、「0」が記憶されてOFFとされている。ニーズ欄には、決定された翻訳ニーズを示す値が記憶される。
次に、図6を参照して、翻訳依頼者クライアント26に表示される翻訳料金提示画面100について説明する。図6は、翻訳料金提示画面100の模式図である。図6に示すように翻訳料金提示画面100には、依頼コンテンツのURIが表示されている。そして、この依頼コンテンツを翻訳する際の翻訳料金が言語ごとに表示される。また、既に関係が「翻訳」である関係コンテンツが存在する、つまり、翻訳結果がコンテンツとして存在する場合には、その旨が表示される。さらに、「翻訳依頼する」ボタン及び「翻訳依頼しない」ボタンが設けられている。翻訳依頼者は提示された料金で翻訳を依頼する場合には、「翻訳依頼する」ボタンを選択する。すると、翻訳依頼を正式に受け付けるために、翻訳言語や依頼者に関する情報を入力する依頼画面(図示外)が表示される。
次に、図7及び図8を参照して、翻訳依頼者クライアント26から翻訳依頼を受けた際に実施される翻訳依頼処理について説明する。図7は、翻訳依頼処理のフローチャートであり、図8は、翻訳依頼処理の中で実施されるニーズ決定処理のフローチャートである。翻訳依頼処理は、管理サーバ1が翻訳依頼者クライアント26から送信された翻訳依頼を示すデータを受信すると開始される。
図7に示すように、まず、翻訳依頼受付処理が行われる(S1)。ここでは、受信した翻訳依頼を受け付け、翻訳依頼に載せられた依頼コンテンツのURI(依頼URI)がRAM11の依頼URI記憶エリア(図示外)に記憶される。そして、ニーズ決定処理が行われる(S2、図8参照)。ニーズ決定処理では、図8に示すように、登録DB1511から1つのエントリが取得される(S11)。そして、全てのエントリを処理したか否かの判断が行われる(S12)。S11で読み出すエントリがなければ、全てのエントリを処理したと判断される(S13)。S11でエントリが読み出されていれば、まだ全てのエントリを処理していないので(S12:NO)、読み出されたエントリの対象コンテンツが依頼コンテンツであるか否かの判断が行われる(S13)。対象URIと依頼URIが同じものであれば、対象コンテンツは依頼コンテンツであると判断される(S13:YES)。対象コンテンツが依頼コンテンツでなければ(S13:NO)、翻訳ニーズ決定には関係ないので、S11へ戻り、次のエントリが取得される(S11)。
また、対象コンテンツが依頼コンテンツであれば(S13:YES)、当該閲覧端末の関係が「翻訳」であるか否かの判断が行われる(S14)。関係が「翻訳」であれば(S14:YES)、対象コンテンツ、つまり依頼コンテンツを翻訳したコンテンツ(翻訳コンテンツ)が存在することになる。そこで、翻訳ニーズ記憶エリア111において、当該エントリの関係言語の示す言語の翻訳フラグ欄に「1」が記憶されてONとされる(S17)。なお、関係言語が翻訳ニーズ記憶エリア111の言語欄にない場合には何もしない。そして、S11へ戻り、次のエントリが取得される(S11)。
また、関係が「翻訳」でない場合には(S14:NO)、対象コンテンツ、つまり依頼コンテンツを翻訳したコンテンツではない。そこで、関係言語の翻訳フラグがONであるか否かにより、当該閲覧端末の関係言語に対して、関係が「翻訳」であるエントリが既にあったか否かの判断が行われる(S15)。翻訳フラグONであれば、既に関係が「翻訳」であるエントリがあり、依頼コンテンツの翻訳コンテンツがあるので、そのままS11へ戻る。また、翻訳フラグがOFFであれば(S15:NO)、依頼コンテンツを翻訳したコンテンツはないので、翻訳ニーズ記憶エリア111において、当該エントリの関係言語の示す言語の登録数欄に「1」が加算される(S16)。そして、S11へ戻る。
そして、S11〜S17の処理が繰り返し行われ、全てのエントリの処理が行われたら(S12:YES)、言語ごとにニーズが決定される(S18)。本第一の実施の形態では、登録数欄に記憶されている登録数がそのまま翻訳ニーズを示す値とされる。そして、ニーズ決定処理は終了し、翻訳依頼処理へ戻る。
図7に示すように、翻訳依頼処理では、ニーズ決定処理が終了すると(S2)、翻訳料金が決定される(S3)。ここでは、翻訳ニーズを加味して各言語の翻訳料金が決定される。なお、翻訳ニーズの他に、例えば、依頼コンテンツの文字数、依頼コンテンツを記載している言語(依頼言語)の種類、翻訳する言語(翻訳言語)の種類に応じて翻訳料金が決定される。例えば、これらの条件に基づいて決定された仮翻訳料金に対して、翻訳ニーズが「0」であれば、仮翻訳料金×10を翻訳料金とし、翻訳ニーズが「1〜10」であれば、仮翻訳料金×5とし、翻訳ニーズが「11〜50」であれば仮翻訳料金×2とし、翻訳ニーズが「51〜100」であれば仮翻訳料金×1とし、翻訳ニーズが「100」より大きければ、仮翻訳料金×0.5とする。
次いで、S3で決定された翻訳料金を記載した翻訳料金提示画面100が作成されて、翻訳依頼者クライアント26へ出力される(S4)。そして、翻訳依頼者クライアント26からの応答が受け付けられる(S5)。そして、受け付けた応答が翻訳料金提示画面100の「翻訳依頼する」ボタンに応じて送信された情報であれば(S6:YES)、翻訳依頼処理が行われ(S7)、本処理は終了する。なお、受け付けた応答が翻訳料金提示画面100の「翻訳依頼しない」ボタンに応じて送信された情報であれば(S6:NO)、そのまま本処理は終了する。なお、翻訳依頼処理では、翻訳依頼を正式に受け付けるための依頼画面(図示外)を翻訳依頼者クライアント26へ出力し、依頼画面に入力された情報を受信する。そして、翻訳者を決定し、翻訳者へ翻訳を依頼する。なお、翻訳者の決定方法や、翻訳者への依頼の方法は本発明の要部ではないので詳細には記載しない。例えば、予め翻訳者を翻訳者DB(図示外)に登録しておき、依頼言語及び翻訳言語の翻訳が可能な翻訳者の中から翻訳者を決定する。また、翻訳の依頼は、例えば、依頼URIを記載した電子メールを翻訳者へ送信する。
以上のようにして、登録DB1511を用いて、依頼コンテンツへの関心度を言語ごとに数値化して、翻訳ニーズを決定することができる。そして、翻訳ニーズに応じて翻訳料を決定することができる。
次に、図9乃至図12を参照して、第二の実施の形態について説明する。図9は、第二の実施の形態における翻訳依頼システムの概要を示す模式図であり、図10は、第二の実施の形態における翻訳ニーズ決定の説明図である。図11は、翻訳ニーズ決定に用いられるリンク管理DB記憶エリア159の構成を示す模式図であり、図12は、ニーズ決定処理のフローチャートである。
図9に示すように、インターネット5には、管理サーバ1、Webサーバ36,37,38、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28が接続しており、それぞれの端末はインターネット5を介して接続可能となっている。なお、第一の実施の形態と同様、翻訳依頼者クライアント26、翻訳者クライアント27、翻訳利用者クライアント28は、いずれも所謂パーソナルコンピュータ言われる汎用機であり、ここでは、利用内容に応じて使い分けており、総称してクライアント2という。また、Webサーバ36,37,38もWebページを提供するサーバであり、総称してWebサーバ3という。そして、本第二の実施の形態においても、インターネットに接続したWebサーバ3に公開されているWebページを「コンテンツ」として扱う。
第二の実施の形態では、管理サーバ1は、所謂「検索ロボット」の機能を用いて、インターネット5に公開されているWebページ310を検索し、その中に記載されているリンク記述(他のWebページ310へのリンクを示す記載、例えば「href」タグによる記載)を抽出して、リンク管理DB1591を構築する。このリンク管理DB1591には、リンク元コンテンツのURI(リンク元URI)とリンク先コンテンツのURI(リンク先URI)とが対応して記憶されている(図11参照)。第二の実施の形態では、このリンク管理DB1591を利用して、翻訳ニーズを決定する。そして、第一の実施の形態と同様に、決定された翻訳ニーズに基づいて翻訳料を決定する。
ここで、図10を参照して、翻訳ニーズの決定方法について簡単に説明する。図10に示すように、リンク先コンテンツ420に対して、リンク元コンテンツ431〜434がリンクを張っている。ここで、リンク先コンテンツ420の記載言語は英語である。それに対して、リンク元コンテンツ431,442,433は日本語、リンク元コンテンツ434はフランス語である。このことから、リンク先コンテンツ420に対して、日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザが、何らかの関心を持っていることがわかる。したがって、他にも日本語を使用するユーザや、フランス語を利用するユーザがリンク先コンテンツに興味を示している可能性が高いと考えられる。そこで、リンク先コンテンツを日本語やフランス語に翻訳するニーズ(翻訳ニーズ)があると考えられる。また、本第二の実施の形態では、リンク元コンテンツ中のリンク記述の数を計数する。例えば、リンク元コンテンツ431にリンク先コンテンツ420へのリンク記述が3つ、リンク元コンテンツ432にリンク先コンテンツ420へのリンク記述が1つ、リンク元コンテンツ433にリンク先コンテンツ420へのリンク記述が5つあるとすると、日本語のリンク元コンテンツにおけるリンク記述は合計9つとなる。そして、リンク元コンテンツ434にリンク先コンテンツ420へのリンク記述が2つあるとすると、フランス語のリンク元コンテンツにおけるリンク記述の合計は2つとなる。そこで、フランス語を利用するユーザよりも、日本語を利用するユーザの方がリンク先コンテンツに対して興味を持つ人数が多いことが推定される。そこで、フランス語への翻訳ニーズよりも、日本語への翻訳ニーズの方が高いと捉えることができる。
また、第二の実施の形態における管理サーバ1の電気的構成は、第一の実施の形態において図3に示した管理サーバ1の電気的構成と同様であるので、説明を援用して省略する。ただし、登録DB記憶エリア151、登録プログラム記憶エリア153はHDD15に設けられておらず、リンク管理DB記憶エリア159が設けられている。また、翻訳ニーズ記憶エリア111には翻訳フラグ欄は設けられていない。
次に、図11を参照して、リンク管理DB記憶エリア159について説明する。図11に示すように、リンク管理DB記憶エリア159には、リンク管理DB1591が記憶されており、リンク管理DB1591にはリンク先URI欄及びリンク元URI欄が設けられている。検索ロボットにより回収されたリンク先URI及びリンク元URIが対応付けられて記憶される。なお、図11において1行に記載されている情報のまとまりが1エントリである。
次に、図12を参照して、ニーズ決定処理について説明する。このニーズ決定処理は、第一の実施の形態において図7に示した翻訳依頼処理のニーズ決定処理(S2)において実行される。翻訳依頼処理については第一の実施の形態の説明を援用して省略する。
図12に示すように、まず、リンク管理DB1591から1つのエントリが取得される(S31)。そして、全てのエントリを処理したか否かの判断が行われる(S32)。S31で読み出すエントリがなければ、全てのエントリを処理したと判断される(S33)。S11でエントリが読み出されていれば、まだ全てのエントリを処理していないので(S32:NO)、読み出されたエントリのリンク先コンテンツが依頼コンテンツであるか否かの判断が行われる(S33)。リンク先URIと依頼URIが同じものであれば、リンク先コンテンツは依頼コンテンツであると判断される(S33:YES)。リンク先コンテンツが依頼コンテンツでなければ(S33:NO)、翻訳ニーズ決定には関係ないので、S31へ戻り、次のエントリが取得される(S31)。
また、リンク先コンテンツが依頼コンテンツであれば(S33:YES)、当該エントリのリンク元URI欄のリンク元URIに基づいてリンク元コンテンツが取得され、そのHTMLデータがRAM11のリンク元コンテンツデータ記憶エリア(図示外)に記憶される(S34)。そして、リンク元コンテンツを記載している言語(リンク元言語)が取得され、RAM11のリンク元言語記憶エリア(図示外)に記憶される(S35)。なお、リンク元言語は、HTMLタグのlang属性やXMLのxml:lang属性などで示される言語コードを参照することで検出できる。そして、取得されたリンク元コンテンツのHTMLデータに記載されている、依頼コンテンツへのリンク記述が抽出され、計数され、RAM11のリンク記述数記憶エリア(図示外)に記憶される(S36)。そして、計数されたリンク記述の数が翻訳ニーズ記憶エリア111のリンク元言語の登録数欄に加算される(S37)。そして、S31へ戻り、次のエントリが取得される。
そして、S31〜S37の処理が繰り返し行われ、全てのエントリの処理が行われたら(S12:YES)、言語ごとにニーズが決定される(S38)。本第二の実施の形態においても、登録数欄に記憶されている登録数がそのまま翻訳ニーズを示す値とされる。そして、ニーズ決定処理は終了し、翻訳依頼処理へ戻る。
以上のようにして、依頼コンテンツをリンク先としているコンテンツ(リンク元コンテンツ)を取得し、そのリンク元コンテンツに記載されているリンク記述の数を計数して、依頼コンテンツに対する関心度を数値化して、翻訳ニーズを決定することができる。
なお、第二の実施の形態において、リンク管理DB1591(図11参照)が「リンク管理情報」に該当する。リンク管理DB1591に記憶されているリンク元URIが「リンク元情報」に該当し、リンク管理DB1591に記憶されているリンク先URIが「リンク先情報」に該当する。リンク元URIは「リンク元コンテンツ情報」に該当する。依頼URIが「依頼コンテンツ情報」に該当し、依頼URIが記憶されるRAM11の依頼URI記憶エリアが「依頼コンテンツ情報記憶手段」に該当する。
図12に示すニーズ決定処理のS34で取得したリンク元コンテンツを記憶するRAM11のリンク元コンテンツデータ記憶エリアが「リンク元コンテンツ記憶手段」に該当する。管理サーバ1のCPU10が図7に示す翻訳依頼処理で受信した翻訳依頼を受け付けるステップ(S1)が「依頼コンテンツ受付ステップ」に相当し、受信した翻訳依頼に載せて送信された依頼URIをRAM11の依頼URI記憶エリアに記憶するステップ(S1)が「依頼コンテンツ情報記憶ステップ」に相当する。管理サーバ1のCPU10が図12に示すニーズ決定処理でエントリからリンク元URIを取得するステップ(S31)が「リンク元コンテンツ情報取得ステップ」に相当する。CPU10が翻訳ニーズを決定するステップ(S38)が「翻訳ニーズ決定ステップ」に相当する。CPU10がリンク元コンテンツをWebサーバから取得してRAM11のリンク元コンテンツデータ記憶エリアに記憶するステップ(S34)が「リンク元コンテンツ記憶ステップ」に相当する。CPU10がリンク管理DB1591のエントリを読み出して、リンク記述を計数するステップ(S31〜S37)が「リンク数計数ステップ」に相当する。CPU10がコンテンツ記述言語を取得するステップ(S35)が「言語取得ステップ」に相当する。
また、図7に示す翻訳依頼処理のS1で依頼コンテンツを取得するCPU10が「依頼コンテンツ受付手段」に相当し、図12に示すニーズ決定処理のS31でエントリからリンク元URIを取得する処理を行うCPU10が「リンク元コンテンツ情報取得手段」に相当し、S38で翻訳ニーズを決定する処理を行うCPU10が「ニーズ決定手段」に相当する。また、翻訳依頼プログラム記憶エリア154に記憶されている翻訳依頼プログラムにおいて、図12に示した翻訳ニーズ決定処理をCPU10に実施させる部分のプログラムが「翻訳ニーズ決定プログラム」に該当する。
なお、本発明の翻訳ニーズ決定方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上記第二の実施の形態では、リンク元コンテンツに記載されているリンク記述の数を計数したがリンク記述の数を計数するのではなく、リンク元コンテンツの数を計数してもよい。また、上記第一の実施の形態及び第二の実施の形態では、登録DBへの登録数(第一の実施の形態)、リンク記述の数(第二の実施の形態)を言語ごとに集計し、登録数とした。しかしながら、言語ごとに集計しなくともよい。例えば、翻訳依頼システムの主な利用国が一カ国であり、その国で使用される言語が1言語であり(日本で利用され日本語のみ使用)、翻訳言語もその使用言語のみを扱う場合には、使用言語についてのエントリのみを集計すればよい。また、登録DBやリンク管理DBを構築する際に、関係コンテンツやリンク元コンテンツを使用言語で記載されたもののみ登録するようにしてもよい。
上記第一の実施の形態及び第二の実施の形態では、登録数をそのまま翻訳ニーズとしているが、登録数をそのまま翻訳ニーズとせずに、登録数を所定の値と比較して翻訳ニーズを決定してもよい。例えば、登録数をいくつかのブロックに分類して、ブロックごとに翻訳ニーズを決定する。登録数が「0」であれば翻訳ニーズ「0」、登録数が「1」以上「10」以下であれば翻訳ニーズ「1」以下、登録数が「11〜30」であれば翻訳ニーズ「2」、登録数が「31」以上「50」以下であれば翻訳ニーズ「3」、登録数が「51」以上であれば翻訳ニーズ「4」とする。この場合、ブロックの切り替わりの値(0,1,10,11,31,50,51)が所定の値となる。
また、所定の値として、登録数の平均値を用いてもよい。第一の実施の形態では、登録DB1511に対象URIとして記憶されているURIごとに、記載されている言語ごとの関係URIの数を計数する。そして、言語ごとで関係URI数の和を算出し、その和を対象URIの数で除して平均値を算出する。第二の実施の形態では、リンク管理DB1591にリンク先URIとして記憶されているURIごとに、記載されている言語ごとのリンク元URIの数を計数する。そして、言語ごとでリンク元URIの和を算出し、その和を対象URIの数で除して平均値を算出する。また、平均値を用いる場合であっても言語ごとに集計しなくともよい。この場合には、第一の実施の形態では、登録DB1511に対象URIとして記憶されているURIの数で、登録DB1511に登録されているデータ数を除して平均値を算出する。第二の実施の形態では、リンク管理DB1591にリンク先URIとして記憶されているURIの数で、リンク管理DB1591に登録されているデータ数を除して平均値を算出する。
そして、例えば、翻訳ニーズを算出したい対象コンテンツの登録数が、平均値よりも小さければ翻訳ニーズを「1」とし、平均値と同じであれば翻訳ニーズを「2」とし、平均値よりも大きければ翻訳ニーズを「3」とする。また、例えば、平均値より所定数(例えば「10」)以上小さい場合には翻訳ニーズを「1」とし、平均値より小さいが差が所定数(10)未満である場合には翻訳ニーズを「2」とし、平均値と同じであれば翻訳ニーズを「3」とする。そして、平均値よりも大きく、その差が所定数(10)未満である場合には翻訳ニーズを「4」とし、平均値よりも所定数(10)以上大きい場合には翻訳ニーズを「5」とする。なお、所定数は「10」に限らず、翻訳ニーズも「1」〜「5」に限らず、より詳細にブロック分けしてもよい。
ブロック分けをする際の範囲は固定でなくともよい。上記変形例では、「0」,「1〜10」,「11〜30」,「31〜50」,「51〜」とブロック分けしたり、「〜平均値−10」,「平均値−9〜平均値−1」,「平均値」,「平均値+1〜平均値+9」,「平均値+10〜」とブロック分けしたりしている。ブロック分けにおいて、分散が大きいほど各ブロックの範囲を広くしてもよい。例えば、前者の例において、分散が「1」であれば、前述の「0」,「1〜10」,「11〜30」,「31〜50」,「51〜」とブロック分けする。そして、分散が「1」未満であれば、「0」,「1〜3」,「4〜70」,「8〜11」,「12〜」と範囲を狭くブロック分けする。そして、分散が「1」より大きく「2」以下であれば、「0」,「1〜20」,「21〜50」,「51〜80」,「81〜」とブロック分けし、分散が「2」以上であれば、「0」,「1〜50」,「51〜100」,「101〜200」,「201〜」とブロック分けする。なお、これらの値は一例であり、これらの値に限定するものではない。
また、登録数が同じであっても、依頼言語と翻訳言語との組み合わせにより翻訳ニーズを異なるものとしてもよい。例えば、翻訳言語の体系が依頼言語と類似するものであったり、翻訳言語が同じ国で公用語とされている言語であったり、翻訳言語が交流の盛んな国の言語であったり、翻訳言語が学校教育で教えられていたりして、依頼言語と翻訳言語との両方を介するユーザが比較的多く存在する場合には、翻訳ニーズを低く設定する。また、逆に翻訳言語の体系が依頼言語と異なるものであったり、翻訳言語が交流の少ない国の言語であったりして、依頼言語と翻訳言語との両方を介するユーザが比較的少ない場合には、翻訳ニーズを高く設定する。
また、上記第一の実施の形態及び第二の実施の形態においては、種々条件に基づいて決定された仮翻訳料金に対して、翻訳ニーズに応じて所定の値を乗じているが、翻訳料金の決定方法はこれに限らない。また、例えば、仮翻訳料金に翻訳ニーズの逆数を掛けた金額を翻訳料金としてもよい。また、翻訳ニーズに応じて仮翻訳料金に掛ける値を決定するのではなく、よりきめ細かい対応表を予め作成し、その対応表に応じて翻訳料金を設定してもよい。
また、翻訳ニーズは翻訳料金の決定以外の目的で利用してもよい。例えば、コンテンツを提供しているユーザが、自身の提供しているコンテンツ(提供コンテンツ)を翻訳するニーズがあるか否かの判断に用いてもよい。この場合には、ユーザはクライアント2を操作して、管理サーバ1へ接続し、提供コンテンツのURIを送信する。そして、管理サーバ1では、提供コンテンツのURIを「依頼URI」として、図8又は図12に示すニーズ決定処理が実行される。そして、決定された翻訳ニーズがクライアント2へ出力され、クライアント2に付属の表示装置に表示される。
翻訳依頼システムの概要を示す模式図である。 翻訳ニーズ決定の説明図である。 管理サーバ1の電気的構成を示す模式図である。 登録DB1511の構成を示す模式図である。 翻訳ニーズ記憶エリア111の構成を示す模式図である。 翻訳料金提示画面100の模式図である。 翻訳依頼処理のフローチャートである。 翻訳依頼処理の中で実施されるニーズ決定処理のフローチャートである。 第二の実施の形態における翻訳依頼システムの概要を示す模式図である。 第二の実施の形態における翻訳ニーズ決定の説明図である。 翻訳ニーズ決定に用いられるリンク管理DB記憶エリア159の構成を示す模式図である。 ニーズ決定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 管理サーバ
5 インターネット
10 CPU
26 翻訳依頼者クライアント
151 登録DB記憶エリア
159 リンク管理DB記憶エリア
1511 登録DB
1591 リンク管理DB

Claims (14)

  1. ネットワーク上に公開されたコンテンツに対する翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定装置により処理される翻訳ニーズ決定方法であって、
    翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報の入力を受け付ける依頼コンテンツ受付ステップと、
    前記依頼コンテンツ受付ステップにおいて受け付けられた前記依頼コンテンツ情報を、前記翻訳ニーズ決定装置に設けられている依頼コンテンツ情報記憶手段に記憶する依頼コンテンツ情報記憶ステップと、
    前記依頼コンテンツ情報記憶手段に記憶されている前記依頼コンテンツ情報の示す前記依頼コンテンツへリンクを張っているコンテンツを識別するリンク元コンテンツ情報を取得するリンク元コンテンツ情報取得ステップと、
    前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報又は当該リンク元コンテンツ情報により特定されるコンテンツであるリンク元コンテンツに基づいて前記依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定ステップとを備えたことを特徴とする翻訳ニーズ決定方法。
  2. 前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報により特定される前記リンク元コンテンツを取得し、前記翻訳ニーズ決定装置に設けられているリンク元コンテンツ記憶手段に記憶するリンク元コンテンツ記憶ステップと、
    前記リンク元コンテンツ記憶手段に記憶されている前記リンク元コンテンツ中に張られている前記依頼コンテンツへのリンク数を計数するリンク数計数ステップとを備え、
    前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにおいて計数された前記リンク数に基づいて前記ニーズを決定することを特徴とする請求項1に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  3. 前記リンク元コンテンツ記憶手段に記憶されている前記リンク元コンテンツを記述している言語を取得する言語取得ステップを備え、
    前記リンク数計数ステップでは、前記依頼コンテンツへのリンク数を前記言語取得ステップにおいて取得された言語ごとに計数し、
    前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにおいて前記言語ごとに計数された前記リンク数に基づいて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  4. 翻訳ニーズ決定装置が、少なくともリンク元のコンテンツを識別するリンク元情報とリンク先のコンテンツを識別するリンク先情報とを対比させたリンク管理情報を記憶するリンク管理情報記憶手段を備えており、
    前記リンク元コンテンツ情報取得ステップは、
    前記リンク管理情報記憶手段において前記依頼コンテンツをリンク先としている前記リンク管理情報の前記リンク元情報を前記リンク元コンテンツ情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の翻訳ニーズ決定方法。
  5. 前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報の数に基づいて前記ニーズを決定することを特徴とする請求項1又は4に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  6. 前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにより計数された前記リンク数の平均値及び分散、又は平均値を用いてニーズを決定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の翻訳ニーズ決定方法。
  7. 前記リンク数計数ステップでは、前記言語取得ステップにより取得された言語ごとに前記リンク数を計数し、
    前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにより計数された前記リンク数を言語ごとに集計した言語リンク数の平均値及び分散、又は平均値を用いて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することを特徴とする請求項3に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  8. 前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク数計数ステップにより計数された前記リンク数を所定の基準値と比較して、ニーズを決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の翻訳ニーズ決定方法。
  9. 前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報の数の平均値及び分散、又は平均値を用いてニーズを決定することを特徴とする請求項5に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  10. 前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報を、当該リンク元コンテンツにより識別されるコンテンツを記述している言語ごとに計数するリンク元コンテンツ情報集計ステップを備え、
    前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報集計手段ステップにより計数された言語ごとのリンク元コンテンツ情報数の平均値及び分散、又は平均値を用いて前記言語ごとに当該言語への翻訳のニーズを決定することを特徴とする請求項5に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  11. 前記翻訳ニーズ決定ステップでは、前記リンク元コンテンツ情報取得ステップにより取得された前記リンク元コンテンツ情報の数を所定の基準値と比較して、ニーズを決定することを特徴とする請求項5に記載の翻訳ニーズ決定方法。
  12. ネットワーク上に公開されたコンテンツに対する翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定装置であって、
    翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報の入力を受け付ける依頼コンテンツ受付手段と、
    前記依頼コンテンツ受付手段において受け付けられた前記依頼コンテンツ情報の示す前記依頼コンテンツへリンクを張っているコンテンツを識別するリンク元コンテンツ情報を取得するリンク元コンテンツ情報取得手段と、
    前記リンク元コンテンツ情報取得手段により取得された前記リンク元コンテンツ情報又は当該リンク元コンテンツ情報により特定されるコンテンツであるリンク元コンテンツに基づいて前記依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定手段とを備えたことを特徴とする翻訳ニーズ決定装置。
  13. 請求項1乃至11のいずれかに記載の翻訳ニーズ決定方法の各種処理ステップをコンピュータに実施させる翻訳ニーズ決定プログラム。
  14. ネットワーク上に公開されたコンテンツに対する翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定装置により処理される翻訳ニーズ決定方法であって、
    前記翻訳ニーズ決定装置は、第一のコンテンツを識別する第一識別情報、及び、前記第一のコンテンツに関係するコンテンツである第二のコンテンツを識別する第二識別情報を対応させた登録情報を記憶する登録情報記憶手段を備えており、
    翻訳のニーズを決定したいコンテンツである依頼コンテンツを示す依頼コンテンツ情報の入力を受け付ける依頼コンテンツ受付ステップと、
    前記依頼コンテンツ受付ステップにより受け付けられた前記依頼コンテンツ情報を前記第一識別情報として、当該第一識別情報に対応した前記第二識別情報を前記登録情報記憶手段に記憶されている前記登録情報から抽出する第一抽出ステップと、
    前記第一抽出ステップにより抽出された第二識別情報の数に基づいて前記依頼コンテンツの翻訳のニーズを決定する翻訳ニーズ決定ステップとを備えたことを特徴とする翻訳ニーズ決定方法。
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