JP2009092728A - 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を視聴するユーザに応じて、適切な画質の画像を表示する。
【解決手段】デバイス制御装置32は、リモートコントローラ12からセンサ部31を介して供給される操作信号に基づいて、ユーザが表示部37に表示された画像を視聴するときの、ユーザの視力を判定する。そして、画質調整部36は、デバイス制御装置32により判定されたユーザの視力に応じて、表示部37に表示される画像の画質を調整する。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムに関し、特に、例えば、画像を視聴するユーザに応じて、適切な画質の画像を表示することができるようにする画像表示装置、画像表示方法、及びプログラムに関する。
従来のテレビジョン受像機には、画質の調整を行う調整ボタン等が設けられており、ユーザが調整ボタンを操作することにより、テレビジョン受像機に表示される画像をユーザの好みの画質に調整することができる。
しかしながら、ユーザが調整することができる画質の種類は多数であるため、その多数の種類の画質を、ユーザが調整するのは、ユーザに煩わしさを感じさせる。
そこで、シーン(画像)に応じて画質を調整するテレビジョン受像機や、番組のジャンルに応じて画質を調整するテレビジョン受像機がある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−326875号公報
しかしながら、テレビジョン受像機に表示された画像の見え方は、ユーザによって異なるため、シーンや番組のジャンルに応じて画一的に画質が調整された画像は、必ずしもユーザにとって適切であるとは言えない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画像を視聴するユーザに応じて、適切な画質の画像を表示することができるようにするものである。
本発明の一側面の画像表示装置、又はプログラムは、画像を表示する画像表示装置、又は画像を表示する画像表示装置として、コンピュータを機能させるプログラムであり、前記画像を表示する表示手段と、ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定する判定手段と、前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整する調整手段とを備える画像表示装置、又は画像表示装置として、コンピュータを機能させるプログラムである。
前記判定手段では、前記ユーザの静止視力、又は動体視力のうちの少なくとも一方を判定することができる。
前記判定手段では、ユーザによる操作部の操作に応じて、前記ユーザの視力を判定することができる。
本発明の一側面の画像表示方法は、画像を表示する表示手段を備える画像表示装置の画像表示方法であり、ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定し、前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整するステップを含む。
以上のような本発明の一側面においては、ユーザが、画像を表示する表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力が判定され、前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質が調整される。
本発明によれば、画像を視聴するユーザに応じて、適切な画質の画像を表示することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の画像表示装置、又はプログラムは、
画像を表示する画像表示装置(例えば、図1のテレビジョン受像機11)、又は画像を表示する画像表示装置として、コンピュータを機能させるプログラムであり、
前記画像を表示する表示手段(例えば、図1の表示部37)と、
ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定する判定手段(例えば、図2の視力判定部53)と、
前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整する調整手段(例えば、図1の画質調整部36)と
を備える画像表示装置、又は画像表示装置として、コンピュータを機能させるプログラムである。
本発明の一側面の画像表示方法は、
画像を表示する表示手段(例えば、図1の表示部37)を備える画像表示装置(例えば、図1のテレビジョン受像機11)の画像表示方法であり、
ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定し(例えば、図5のステップS23やステップS26)、
前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整する(例えば、図6のステップS43)
ステップを含む。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した画像表示装置としてのテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1のテレビジョン受像機11は、センサ部31、デバイス制御装置32、メモリ33aを内蔵する測定画像出力部33、画像入力部34、画像処理部35、画質調整部36、及び表示部37により構成されており、リモートコントローラ12により操作される。
リモートコントローラ12は、例えば、電源ボタンや、チャンネルボタン、十字キー等を有し、ユーザにより操作される。また、リモートコントローラ12は、ユーザによるリモートコントローラ12の操作に対応した操作信号を、赤外線等の無線により、テレビジョン受像機11のセンサ部31に出射する。
センサ部31は、リモートコントローラ12から出射される操作信号を受信(受光)し、デバイス制御装置32に供給する。
デバイス制御装置32は、センサ部31から供給された操作信号に応じた各種の処理を行う。即ち、例えば、デバイス制御装置32は、ユーザが、表示部37に表示された画像を視聴する(見る)ときの、ユーザの静止視力及び動体視力を、後述するように判定し、その静止視力及び動体視力に応じて、表示部37に表示される画像の画質を調整する調整パラメータを設定し、画質調整部36に供給する。
また、デバイス制御装置32は、測定画像出力部33、画像入力部34、画像処理部35、及び画質調整部36を制御する。
測定画像出力部33が内蔵するメモリ33aは、ユーザの静止視力の判定に用いるランドルト環(のデータ)と、ユーザの動体視力の判定に用いるランダムな数字の羅列を表す数字列(のデータ)とを記憶している。測定画像出力部33は、デバイス制御装置32からの制御にしたがって、メモリ33aに記憶されているランドルト環、又は数字列を読み出し、表示部37に供給して表示させる。
画像入力部34は、例えば、チューナ等により構成され、図示せぬアンテナ等から放送信号が画像入力部34に入力される。
画像入力部34は、そこに入力された放送信号を受信し、受信した放送信号のうちの所定のチャンネル(周波数帯域)の放送信号から番組の画像データを復調して、画像処理部35に供給する。
画像処理部35は、画像入力部34から供給された画像データを復号する等の所定の画像処理を行い、所定の画像処理により得られた画像データを、画質調整部36に供給する。
画質調整部36は、デバイス制御装置32により供給された調整パラメータにしたがって、画像処理部35から供給された画像データに対して、表示部37に表示される画像の画質を調整する画質調整処理を施し、その画質調整処理により得られる画像データを表示部37に供給して表示させる。なお、画質調整部36では、画質調整処理として、例えば、画像の輪郭部の強調や、ノイズの低減、画像の撮像時に発生する動きボケ(撮像ボケ)の低減等が行われる。
表示部37は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、測定画像出力部33からのランドルト環若しくは数字列、又は画質調整部36からの画像データに対応する画像を表示する。
図2は、図1のデバイス制御装置32の構成例を示すブロック図である。
図1のデバイス制御装置32は、受信部51、デバイス制御部52、視力判定部53、調整パラメータ設定部54及び距離測定部55により構成される。
受信部51は、センサ部31からの操作信号を受信し、デバイス制御部52、及び視力判定部53に供給する。
デバイス制御部52は、受信部51からの操作信号に基づいて、図1の測定画像出力部33、画像入力部34、画像処理部35、又は画質調整部36を制御する。
視力判定部53には、受信部51から操作信号が供給される他、後述する距離測定部55からリモートコントローラ12を操作しているユーザから、表示部37までの距離(以下、適宜、視聴距離ともいう)が供給される。
視力判定部53は、受信部51からの操作信号と、距離測定部55からの視聴距離とに基づいて、ユーザが、表示部37に表示された画像を視聴するときの、ユーザの静止視力及び動体視力を、ユーザの画像の見え方として判定し、調整パラメータ設定部54に供給する。
また、視力判定部53は、ユーザの静止視力、及び動体視力を判定するために、測定画像出力部33を制御する。
調整パラメータ設定部54は、視力判定部53から供給されたユーザの静止視力及び動体視力に応じて、表示部37に表示される画像の画質を調整する調整パラメータを設定し、画質調整部36に供給する。
即ち、例えば、ユーザの静止視力が悪い場合には、表示部37に表示される画像内の人物や物体を視認しやすくするために、例えば、表示部37に表示される画像が、輪郭部が強調されたシャープネスが高い画像となるように画質を調整する調整パラメータが設定され、ユーザの静止視力が良好である場合には、表示部37に表示される画像が、なるべくノイズが低減された画像となるように画質を調整する調整パラメータが設定される。
また、例えば、ユーザの動体視力が良いほど、動きボケを低減するように画質を調整する調整パラメータが設定される。
距離測定部55は、例えば、信号強度と距離とが反比例することを利用して、センサ部31が出力する操作信号の信号強度から、リモートコントローラ12からセンサ部31までの距離を測定し、その距離を、視聴距離として、視力判定部53に供給する。
次に、図3を参照して、視力判定部53による静止視力の判定方法について説明する。
図3は、ユーザの静止視力を判定するときに表示部37に表示されるランドルト環を示す図である。
静止視力の判定時においては、測定画像出力部33(図1、図2)が、図3に示す大きさ、及び切れ目の方向が様々な複数のランドルト環の中から、ランダムに、表示対象とするランドルト環を選択し、表示部37に表示させる。
表示部37にランドルト環が表示され、ユーザが、リモートコントローラ12の図示せぬカーソルキー(十字キー)やジョイスティック等の方向を指示する方向キーを、表示部37に表示されたランドルト環の切れ目の方向を指示するように操作すると、その操作に対応する操作信号が、リモートコントローラ12から、センサ部31及び受信部51を介して、視力判定部53に供給される。
さらに、このとき、距離測定部55から視力判定部53に対して、ユーザによるリモートコントローラ12の操作に対応する操作信号から得られた視聴距離が供給される。
視力判定部53は、表示部37に表示されたランドルト環の切れ目の方向と、リモートコントローラ12からの操作信号が表す方向とが一致しているかどうかに基づき、より小さい、又は大きいランドルト環を表示対象として、測定画像出力部33を制御することにより、表示部37に表示させることを繰り返すことで、ユーザが、テレビジョン受像機11から視聴距離だけ離れた位置から、切れ目の方向が見える最小のランドルト環を、視力の判定に用いる判定用ランドルト環として認識する。
そして、視力判定部53は、判定用ランドルト環と、距離測定部55からの視聴距離とに基づき、ユーザが、距離測定部55からの視聴距離だけ離れて、表示部37に表示された画像を視聴するときの静止視力を、ユーザの画像の見え方として判定する。
次に、図4を参照して、視力判定部53による動体視力の判定方法について説明する。
図4は、ユーザの動体視力を判定するときに表示部37に表示される表示画面の表示例を示している。
動体視力の判定時においては、測定画像出力部33が、図4に示すように、ランダムな何桁かの数字の列(数字列)が、ランダムな方向に移動する画像(以下、適宜、移動画像ともいう)を、表示部37に表示させる。
ここで、図4には、数字列「1234567」が、左方向から右方向に所定の速さで移動する移動画像と、数字列「7654321」が、左下方向から右上方向に所定の速さで移動する移動画像とが示されている。
表示部37に移動画像が表示され、ユーザが、リモートコントローラ12の図示せぬ数字を表す数字キーを、移動画像内の数字列の数字を指示するように操作すると、その操作に対応する操作信号が、リモートコントローラ12から、センサ部31及び受信部51を介して、視力判定部53に供給される。
さらに、このとき、距離測定部55から視力判定部53に対して、ユーザによるリモートコントローラ12の操作に対応する操作信号から得られた視聴距離が供給される。
視力判定部53は、測定画像出力部33を制御することにより、複数の移動画像を表示部37に表示させ、各移動画像における数字列の数字と、リモートコントローラ12からの操作信号が表す数字とが一致しているかどうかに基づき、ユーザが、距離測定部55からの視聴距離だけ離れて、表示部37に表示された画像を視聴するときの動体視力を、ユーザの画像の見え方として判定する。
次に、図5のフローチャートを参照して、図1のデバイス制御装置32が行う、ユーザの画像の見え方としての静止視力、及び動体視力を判定する視力判定処理を説明する。
ステップS21において、視力判定部53は、測定画像出力部33を制御し、図3で説明したように、ランドルト環をランダムに表示部37に表示させ、処理は、ステップS22に進む。
ここで、表示部37にランドルト環が表示され、ユーザが、リモートコントローラ12の方向キーを、表示部37に表示されたランドルト環の切れ目の方向を指示するように操作すると、その操作に対応する操作信号が、リモートコントローラ12から、センサ部31及び受信部51を介して、視力判定部53に供給されるとともに、センサ部31を介して距離測定部55に供給される。
ステップS22では、距離測定部55は、ユーザによるリモートコントローラ12の操作に対応するセンサ部31からの操作信号の信号強度を用いて、視聴距離を測定し、視力判定部53に供給して、処理は、ステップS23に進む。
ステップS23では、視力判定部53は、リモートコントローラ12からの操作信号に基づき、図3で説明したようにして、ユーザが、テレビジョン受像機11から視聴距離だけ離れた位置から、切れ目の方向が見える最小のランドルト環を、視力の判定に用いる判定用ランドルト環として認識し、判定用ランドルト環と、距離測定部55からの視聴距離とに基づき、ユーザが、距離測定部55からの視聴距離だけ離れて、表示部37に表示された画像を視聴するときの静止視力を判定して、調整パラメータ設定部54に供給する。
その後、処理は、ステップS23からステップS24に進み、視力判定部53は、測定画像出力部33を制御し、図4で説明したように、移動画像を、表示部37に表示させ、処理は、ステップS25に進む。
ここで、表示部37に移動画像が表示され、ユーザが、リモートコントローラ12の数字キーを、移動画像内の数字列の数字を指示するように操作すると、その操作に対応する操作信号が、リモートコントローラ12から、センサ部31及び受信部51を介して、視力判定部53に供給されるとともに、センサ部31を介して距離測定部55に供給される。
ステップS25では、距離測定部55は、ユーザによるリモートコントローラ12の操作に対応するセンサ部31からの操作信号の信号強度を用いて、視聴距離を測定し、視力判定部53に供給して、処理は、ステップS26に進む。
ステップS26では、視力判定部53は、リモートコントローラ12からの操作信号に基づき、ユーザが、距離測定部55からの視聴距離だけ離れて、表示部37に表示された画像を視聴するときの動体視力を判定して、調整パラメータ設定部54に供給する。
その後、処理は、ステップS26からステップS27に進み、調整パラメータ設定部54は、視力判定部53から供給されたユーザの静止視力及び動体視力に応じて、表示部37に表示される画像の画質を調整する調整パラメータを設定し、画質調整部36に供給して、処理は、終了される。
図5の視力判定処理では、表示部37に表示された画像を視聴するときのユーザの視力が判定され、その視力に応じて調整パラメータが設定されるので、ユーザが画像を視聴するときに、そのユーザに応じた適切な画質の画像を表示することができる。
また、視力判定処理では、ユーザが、テレビジョン受像機に表示されている画像を肉眼で確認しながら手動操作により画質の調整を行うのではなく、ユーザの視力の判定結果に応じて、画質を調整する調整パラメータが設定されるため、ユーザによる操作の煩わしさを防止することができる。
さらに、視力判定処理では、従来のテレビジョン受像機に設けられているものと同様の表示部37とリモートコントローラ12とを用いることによって、ユーザの視力を判定することができるため、ユーザの視力を判定するために新たな装置を追加することなく、手軽にユーザの視力を判定することが可能となる。
次に、図6のフローチャートを参照して、テレビジョン受像機11が行う表示処理を説明する。
ステップS41において、画像入力部34は、そこに入力された放送信号を受信し、受信した放送信号のうちの所定のチャンネルの放送信号から番組の画像データを復調し、画像処理部35に供給して、処理は、ステップS42に進む。
ステップS42において、画像処理部35は、画像入力部34から供給された画像データを復号する等の所定の画像処理を行い、その所定の画像処理により得られた画像データを画質調整部36に供給して、処理は、ステップS43に進む。
ステップS43において、画質調整部36は、調整パラメータ設定部54により供給された調整パラメータにしたがって、画像処理部35から供給された画像データに対して、表示部37に表示される画像の画質を調整する画質調整処理を施し、処理は、ステップS44に進む。
ステップS44において、画質調整部36は、画質調整処理後の画像データを表示部37に供給し、その画像データに対応する画像を表示させて、処理は終了される。
図6の表示処理では、表示部37に表示される画像を視聴するときのユーザの視力(画像の見え方)に応じて設定された調整パラメータにしたがって、表示部37に表示される画像の画質が調整されるため、番組を視聴するユーザに応じた適切な画質の画像を表示することができる。
従って、シーンや番組のジャンルに応じて画一的に画質が調整されるときと比較して、ユーザに応じた適切な画質の画像を提供することが可能となる。
次に、上述した視力判定処理(図5)及び表示処理(図6)の少なくとも一部は、専用のハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。視力判定処理及び表示処理の少なくとも一部をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、いわゆる組み込み型のコンピュータ、又は、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
図7は、上述した視力判定処理及び表示処理の少なくとも一部をプログラムにより実行するコンピュータの構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102、又は記憶部108に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)103には、CPU101が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104により相互に接続されている。
CPU101にはまた、バス104を介して入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107が接続されている。CPU101は、入力部106から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU101は、処理の結果を出力部107に出力する。
入出力インタフェース105に接続されている記憶部108は、例えばハードディスクからなり、CPU101が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部109は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部109を介してプログラムを取得し、記憶部108に記憶してもよい。
入出力インタフェース105に接続されているドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部108に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図7に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111、又は、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM102や、記憶部108を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部109を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、図2の視力判定部53では、ユーザの静止視力及び動体視力を判定するようにしたが、ユーザの静止視力又は動体視力のうちのいずれか一方を判定するようにすることができる。この場合、ユーザの静止視力又は動体視力のうちの一方のみが判定されるため、その判定に用いるランドルト環又は数字列のうちの一方のみをメモリ33aに記憶させておけばよく、ユーザの静止視力及び動体視力の両方が判定されるときと比較して、メモリ33aのメモリ容量を小にすることが可能である。
さらに、図2の距離測定部55では、センサ部31が出力する操作信号の信号強度を用いて視聴距離を測定することとしたが、例えば、テレビジョン受像機11では、信号の送受信に要する時間を利用して、視聴距離を測定することができる。
即ち、例えば、テレビジョン受像機11において、リモートコントローラ12に所定の信号を送信し、リモートコントローラ12において、テレビジョン受像機11からの所定の信号を受信して、その信号に対する応答をテレビジョン受像機11に送信することで、テレビジョン受像機11において、リモートコントローラ12に所定の信号を送信してから、その所定の信号に対するリモートコントローラ12からの応答を受信するまでに要した時間を計測し、その時間に基づき、視聴距離としての、リモートコントローラ12との間の距離を測定することが可能である。
また、例えば、テレビジョン受像機11に複数のカメラを設けてユーザを撮像し、その撮像により得られる複数の画像を用いてステレオ処理(ステレオマッチング法による処理)を行うことにより、視聴距離を測定するようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、1人のユーザの静止視力及び動体視力に応じて調整パラメータを設定することとしたが、例えば、複数のユーザが、テレビジョン受像機11を用いて、同時に番組を視聴する場合には、複数のユーザの静止視力及び動体視力のそれぞれを平均した平均値に応じて調整パラメータを設定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、本発明をテレビジョン受像機に適用した場合を説明したが、本発明は、例えば、パーソナルコンピュータ等の画像を表示する装置に適用可能である。
なお、本実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用したテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1のデバイス制御装置の構成例を示すブロック図である。 静止視力の判定方法を説明する図である。 動体視力の判定方法を説明する図である。 視力判定処理を説明するフローチャートである。 表示処理を説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 テレビジョン受像機, 12 リモートコントローラ, 31 センサ部, 32 デバイス制御装置, 33 測定画像出力部, 33a メモリ, 34 画像入力部, 35 画像処理部, 36 画質調整部, 37 表示部, 51 受信部, 52 デバイス制御部, 53 視力判定部, 54 調整パラメータ設定部, 55 距離測定部

Claims (5)

  1. 画像を表示する画像表示装置において、
    前記画像を表示する表示手段と、
    ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定する判定手段と、
    前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整する調整手段と
    を備える画像表示装置。
  2. 前記判定手段は、前記ユーザの静止視力、又は動体視力のうちの少なくとも一方を判定する
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記判定手段は、ユーザによる操作部の操作に応じて、前記ユーザの視力を判定する
    請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 画像を表示する表示手段を備える画像表示装置の画像表示方法において、
    ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定し、
    前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整する
    ステップを含む画像表示方法。
  5. 画像を表示する画像表示装置として、コンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    前記画像を表示する表示手段と、
    ユーザが、前記表示手段に表示された画像を視聴するときの、前記ユーザの視力を判定する判定手段と、
    前記ユーザの視力に応じて、前記表示手段に表示される前記画像の画質を調整する調整手段と
    して、コンピュータを機能させるプログラム。
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