JP2009089019A - マルチキャスト配信制御装置、コンピュータプログラム、マルチキャスト配信制御システム及びマルチキャスト配信制御方法 - Google Patents

マルチキャスト配信制御装置、コンピュータプログラム、マルチキャスト配信制御システム及びマルチキャスト配信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配信装置が無用にコンテンツデータの複製をキャッシュしないようにでき、新たに視聴要求した視聴者の待ち時間が無用に長くなることを防止できるマルチキャスト配信制御装置、コンピュータプログラム、マルチキャスト配信制御システム及びマルチキャスト配信制御方法を提供する。
【解決手段】配信制御サーバが視聴要求を受け付け、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって(S104でYES)、キャッシュ生成に要する必要時間が配信中のコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間より短いと判断した場合(S111でYES)、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の外部装置にキャッシュさせる生成指示をストリーミングサーバに送信するとともに受け付けた視聴要求を受付順に待ち状態にすべく視聴者予約リストT2へ登録する(S113)。
【選択図】図8

Description

本発明は、コンテンツデータのマルチキャスト配信の同時配信数を最適に調整することができるマルチキャスト配信制御装置、コンピュータプログラム、マルチキャスト配信制御システム及びマルチキャスト配信制御方法に関する。
近年、ブロードバンドの普及により、インターネットなどの通信網において複数の通信端末装置を指定してコンテンツデータを同時配信するマルチキャストができるようになった。従来のマルチキャストは、配信制御サーバが配信すべきデータをパケットバッファに記憶しておき、配信数に応じてパケットバッファから読み出されたデータを複数個コピーして配信するようにしていた。更に、TCP/IPネットワークでは、配信制御サーバが指定した複数の通信端末装置へデータを配信したとき、通信経路上のルータが指定した通信端末装置に応じてデータを自動的に複数していくようにし、通信網のトラフィックを圧迫することなく効率よく配信することができた。そのため、従来のマルチキャストは、特にストリーミング・ビデオ・オンデマンド(Streaming Video On Demand)などの映像を配信するために広く普及した。
しかし、従来のマルチキャストでは、多数の通信端末装置からのコンテンツデータの視聴要求が集中した場合、リンク帯域、ルータのパケット複製能力、ルータの管理能力等がオーバーフローしてマルチキャストが不可能となり、コンテンツデータの安定的な配信が不可能となる問題を有していた。
そこで、従来のマルチキャストでは、マルチキャストの同時配信に制限数を設けることにより、高品質のコンテンツデータを安定的に配信できるようにした配信制御システムが提案された(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された配信制御システムは、最大配信数及び同時配信数を計数して記憶する配信制御サーバがコンテンツデータの配信を制御する。配信制御サーバは、各通信端末装置から視聴要求を受け付けた場合、同時配信数を計数し、計数した同時配信数が最大配信数を超えない限り、コンテンツデータの配信を続ける。
特開2005−229465号公報
しかしながら、特許文献1に記載された配信制御システムでは、人気のあるコンテンツデータに視聴要求が集中して最大配信数を超える状態が続くような場合、先に視聴要求した通信端末装置での視聴が終了し、後から視聴要求した通信端末装置での視聴を開始させるよう、順次視聴させるように制御するので、先に視聴要求した通信端末装置が確立したセッションを開放するまで、後から視聴要求した通信端末装置に対してコンテンツデータの配信ができず、後から視聴要求した通信端末装置の待ち時間が不確定となるという問題を有していた。また、コンテンツデータの配信依頼者にあっても、自らが依頼したコンテンツの視聴稼働率が上がらず、無用な依頼費用を強いられるという問題を有していた。
このような場合、コンテンツデータの複製を別の配信装置にキャッシュし、キャッシュした別の配信装置がコンテンツデータの配信を行うことにより、通信端末装置での待ち時間を短縮できる制御システムが考えられる。しかし、コンテンツデータの複製を別の配信装置にキャッシュするための必要時間が通信端末装置での待ち時間を超えるような場合にまで一律キャッシュを行うだけでは、却って待ち時間を無用に長引かせることになるため、このような制御システムは、採用するに値しない。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータの配信指示を外部装置へ送信するマルチキャスト配信制御装置が、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順に待ち状態にし、更にキャッシュ生成に要する必要時間が配信中のコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の外部装置にキャッシュさせる生成指示を外部装置に送信することにより、配信装置が無用にコンテンツデータの複製をキャッシュしないようにでき、後から視聴要求した視聴者の待ち時間が無用に長くなることを防止できるマルチキャスト配信制御装置、コンピュータプログラム、マルチキャスト配信制御システム及びマルチキャスト配信制御方法を提供することにある。
上記目的を解決するために本発明に係るマルチキャスト配信制御装置は、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付ける手段と、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を第一の外部装置に送信する配信指示手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断する配信判断手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にする制御手段とを備えるマルチキャスト配信制御装置において、視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる生成指示を第一の外部装置に送信する生成指示手段と、キャッシュ生成に要する必要時間を算出する第1算出手段と、第一の外部装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出する第2算出手段と、前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断する時間判断手段とを備え、前記制御手段は、前記時間判断手段にて前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、前記生成指示手段によりキャッシュの生成指示を送信するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチキャスト配信制御装置は、前記制御手段にて受け付けた視聴要求を待ち状態にしている場合、コンテンツデータの配信を一時停止させない禁止指示を第一の外部装置に送信する禁止指示手段を更に備え、第2算出手段は、前記禁止指示手段にてコンテンツデータの配信を一時停止させない状態での、該コンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチキャスト配信制御装置は、前記禁止指示手段は、一時停止の累積時間が予め設定された時間を超えた場合に禁止指示を第一の外部装置に送信するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチキャスト配信制御装置は、前記禁止指示手段は、一時停止の回数が予め設定された回数を超えた場合に禁止指示を第一の外部装置へ送信するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を第一の外部装置に送信し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にさせるコンピュータプログラムにおいて、視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる必要時間を算出させるステップと、外部装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出させるステップと、前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断させるステップと、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって、前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる生成指示を第一の外部装置に送信させるステップとをコンピュータに実行させるようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチキャスト配信制御システムは、コンテンツデータをマルチキャスト配信する複数の配信装置と、該配信装置と通信可能な配信制御装置とを備え、該配信制御装置は、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付ける手段と、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を前記配信装置に送信する配信指示手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断する配信判断手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にする制御手段とを備え、各配信装置は、前記配信制御装置から送信された配信指示を受信する手段と、受信した配信指示に応じてコンテンツデータをマルチキャスト配信する手段とを備えるマルチキャスト配信制御システムにおいて、前記配信制御装置は、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信する生成指示手段と、キャッシュ生成に要する必要時間を算出する第1算出手段と、配信装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出する第2算出手段と、前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断する時間判断手段とを備え、前記配信装置は、前記配信制御装置から送信された生成指示を受信する手段と、受信した生成指示に応じて視聴要求されたコンテンツデータを複製し、コンテンツデータの複製を他の配信装置へ送信する手段とを備え、前記他の配信装置は、前記配信装置から送信されたコンテンツデータの複製を受信する手段と、受信したコンテンツデータの複製をキャッシュする手段と、前記配信制御装置から送信された配信指示を受信したとき、キャッシュしてあるコンテンツデータをマルチキャスト配信する手段とを備え、前記制御手段は、前記時間判断手段にて前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、前記生成指示手段によりキャッシュの生成指示を送信するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチキャスト配信制御方法は、コンテンツデータをマルチキャスト配信する複数の配信装置を制御する配信制御装置でコンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を前記配信装置に送信すると共に、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にし、各配信装置で前記配信制御装置から送信された配信指示を受信し、受信した配信指示に応じてコンテンツデータをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信制御方法において、前記配信制御装置は、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信し、キャッシュ生成に要する必要時間を算出し、配信装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出し、前記必要時間が前記残り時間より短いが否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって、前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信すると共に受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にし、前記配信装置は、前記配信制御装置から送信されたキャッシュの生成指示を受信し、受信した生成指示に応じて視聴要求されたコンテンツデータを複製し、コンテンツデータの複製を他の配信装置へ送信し、前記他の配信装置は、前記配信装置から送信されたコンテンツデータの複製を受信し、受信したコンテンツデータの複製をキャッシュし、前記配信制御装置から送信された配信指示を受信したとき、キャッシュしてあるコンテンツデータをマルチキャスト配信することを特徴とする。
本発明にあっては、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を配信装置に送信すると共に、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にすることにより、コンテンツデータの同時配信数が所定の制限値未満で保持されるように配信装置に対するマルチキャスト配信を制御する。また、キャッシュ生成に要する必要時間が配信中のコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信することにより、配信装置が無用にコンテンツデータの複製をキャッシュしないようにでき、新たに視聴要求した視聴者の待ち時間が無用に長くなることを防止できる。
配信装置が無用にコンテンツデータの複製をキャッシュしないようにでき、新たに視聴要求した視聴者の待ち時間が無用に長くなることを防止できる。また、マルチキャスト配信での待ち状態を最適化することでコンテンツデータの配信依頼者は、自らが依頼したコンテンツデータの視聴稼働率が向上して、依頼費用のコストパフォーマンスをあげることができる。
以下、本発明に係るマルチキャスト配信制御装置、コンピュータプログラム、マルチキャスト配信制御システム及びマルチキャスト配信制御方法について、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るマルチキャスト配信制御システムの全体構成を示す模式図である。
図1で示すとおり、本発明に係るマルチキャスト配信制御システムは、複数の通信端末装置1、1、…と、複数のストリーミングサーバ2、2、…と、各ストリーミングサーバ2に接続されたコンテンツ用データベース3、3、…と、配信制御サーバ4とで構成されている。各通信端末装置1及び各ストリーミングサーバ2又は配信制御サーバ4は、相互にコンテンツデリバリネットワークを介して接続されている。各ストリーミングサーバ2及び配信制御サーバ4は、相互に管理用ネットワークを介して接続されている。
通信端末装置1は、コンテンツデータの視聴を希望する視聴者の入力によりコンテンツデータの視聴要求を受け付けたとき、受け付けたコンテンツデータの視聴要求を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4は、通信端末装置1から送信された視聴要求を受信し、マルチキャスト配信制御処理を実行する。配信制御サーバ4は、処理の結果、現在の配信数がシステム上の配信制限数未満であると判断した場合、コンテンツデータの配信指示をストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、配信制御サーバ4から送信された配信指示を受信し、視聴要求した通信端末装置1との間でRTP(Real-time Transport Protocol)、RTCP(RTP Control Protocol)及びRTSP(Real Time Streaming Protocol)などの通信プロトコルを用いたセッションを確立し、通信端末装置1へのストリーミングによる配信を行う。
一方、配信制御サーバ4は、現在の配信数がシステム上の配信制限数以上であると判断した場合、後述するように、キャッシュ生成に必要な必要時間T1を算出し、視聴状態にある視聴者のうち、最初に視聴終了する視聴者の残り視聴時間T2を算出する。そして、必要時間T1が残り視聴時間T2より短いと判断した場合、キャッシュの生成が必要であるとして、キャッシュ生成指示を原本となるコンテンツデータが配置されたストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、配信制御サーバ4から送信されたキャッシュ生成指示の受信し、コンテンツデータの複製を予備となるストリーミングサーバ2へ送信する。ストリーミングサーバ2は、キャッシュ生成を開始した旨の通知を配信制御サーバ4へ送信する。
予備となるストリーミングサーバ2は、ストリーミングサーバ2から送信されたコンテンツデータの複製を受信する。予備となるストリーミングサーバ2は、受信したコンテンツデータの複製を自らが接続しているコンテンツ用データベース3の空き領域に記憶し、キャッシュを生成する。
配信制御サーバ4は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュ生成を開始した旨の通知を受信し、キャッシュされたコンテンツのID、キャッシュした予備であるストリーミングサーバ2の番号、キャッシュの生成が開始されたキャッシュ生成開始時刻を後述する視聴者予約リストT3に新規登録する。
ストリーミングサーバ2は、キャッシュの生成が終了した旨の通知を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュの生成が終了した旨の通知を受信し、後述する視聴者予約リストT3に登録してある待ち状態にある視聴者のIDが示す通信端末装置1へコンテンツデータの配信を行うようコンテンツデータの配信指示を予備であるストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、配信制御サーバ4から送信された配信指示を受信し、視聴要求した通信端末装置1との間でセッションを確立し、通信端末装置1へのストリーミングによる配信を行う。
通信端末装置1は、視聴者の入力により一時停止要求を受け付けたとき、受け付けた一時停止要求をコンテンツデータを配信しているストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、通信端末装置1から送信された一時停止要求を受信し、受信した一時停止要求及び要求した視聴者のIDを配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4は、ストリーミングサーバ2から送信された一時停止要求及び視聴者IDを受信し、後述する配信管理情報テーブルT2内にて受信した視聴者IDに対応する累積一時停止時間及び一時停止回数を更新する。
ストリーミングサーバ2は、コンテンツデータの配信状態を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4は、ストリーミングサーバ2から送信された配信状態を受信し、受信した配信状態に応じて後述する配信管理情報テーブルT2内の視聴状態を更新する。
配信制御サーバ4は、現在の一時停止の累積時間を計時し、現在の一時停止の累積時間が予め設定された一時停止の累積時間を超えたと判断した場合、一時停止を禁止する禁止指示をストリーミングサーバ2へ送信する。
また、これに限らず、配信制御サーバ4は、現在の一時停止の回数を計数し、現在の一時停止の回数が予め設定された一時停止の回数を超えたと判断した場合、一時停止を禁止する禁止指示をストリーミングサーバ2へ送信してもよい。
ストリーミングサーバ2は、配信制御サーバ4から送信された禁止指示を受信し、受信した禁止指示に応じてコンテンツデータの配信を一時停止しないようにする。
コンテンツデータの再生を終了した通信端末装置1は、視聴終了した旨の通知をコンテンツデータを配信しているストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、通信端末装置1から送信された視聴終了した旨の通知を受信し、コンテンツデータの配信を停止する。ストリーミングサーバ2は、視聴終了した旨の通知を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4は、ストリーミングサーバ2から送信された視聴終了した旨の通知を受信し、キャッシュ削除指示をキャッシュした予備であるストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、配信制御サーバ4から送信されたキャッシュ削除指示を受信し、自らが接続しているコンテンツ用データベース3内のキャッシュを削除する。
ここで上述したストリーミング配信について説明する。ストリーミングサーバ2は、RTPに基づいてリアルタイム伝送を実現するため、コンテンツデータと共に同期クロック情報、順序番号、データタイプなどの通信制御用データを通信端末装置1へ送信する。
通信端末装置1は、通信制御用データに基づいてコンテンツデータをリアルタイムで再生する。通信端末装置1は、RTCPに基づいて実行帯域幅、遅延時間などの通信制御用データをストリーミングサーバ2へ送信する。
ストリーミングサーバ2は、通信端末装置1から送信された通信制御用データを受信し、受信した通信制御用データに基づいてRTPにより配信すべきコンテンツデータの品質を調整しつつ、コンテンツデータを通信端末装置1へ配信する。
次に各通信端末装置1の構成及び作用について説明する。通信端末装置1は、例えば、コンテンツデリバリネットワークへの接続が可能なパーソナルコンピュータ、携帯電話機、携帯動画再生プレイヤーなどが該当する。通信端末装置1は、少なくとも、ストリーミング配信されたコンテンツデータを受信するための通信部と、受信したコンテンツデータをリアルタイムで再生するための制御部及び出力部とで構成されている。通信端末装置1は、視聴者毎に操作権限を与えており、本システムにおいて、当該視聴者を識別するための視聴者IDは、通信端末装置1を識別するために用いられる。通信端末装置1は、視聴者により操作され、ストリーミング配信されたコンテンツデータをリアルタイムで再生するため、後述の処理を実行する。
次に各ストリーミングサーバ2の構成及び作用について説明する。図2はストリーミングサーバ2の構成を示すブロック図である。ストリーミングサーバ2は、第1通信インタフェース21と、第2通信インタフェース22と、RAM23と、補助記憶装置24と、入力インタフェース25と、出力インタフェース26と、データベース通信インタフェース27と、CPU28とで構成されている。各ハードウェアは、バス20を介して相互に接続されている。
尚、本発明に係るマルチキャスト配信制御システムは、例えば、原本となるコンテンツデータを管理しているストリーミングサーバ2の他に、コンテンツデータの複製のキャッシュするための予備となるストリーミングサーバ2を複数備えている。
第1通信インタフェース21は、コンテンツデリバリネットワーク上の終端であり、コンテンツデリバリネットワークを介して通信端末装置1と通信を行うための窓口となる。ここでコンテンツデリバリネットワークとは、デジタル化された動画データなどのコンテンツデータをストリーミングにより配信するための通信網をいい、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN回線網、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが該当する。第1通信インタフェース21は、コンテンツデータ又は通信制御用データなどを通信端末装置1へ送信する。また、第1通信インタフェース21は、通信端末装置1から送信された通信制御用データを受信してRAM23へ出力する。
第2通信インタフェース22は、管理用ネットワーク上の終端であり、管理用ネットワークを介して他のストリーミングサーバ2及び配信制御サーバ4と通信を行うための窓口となる。ここで管理用ネットワークとは、コンテンツデータの複製をキャッシュ先となる他のストリーミングサーバ2へ送信するための通信網をいい、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN回線網、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが該当する。第2通信インタフェース22は、キャッシュすべきコンテンツデータの複製などをキャッシュ先となる他のストリーミングサーバ2へ送信する。また、第2通信インタフェース22は、ストリーミングサーバ2から送信されたコンテンツデータの複製、配信制御サーバ4から送信されたキャッシュ生成指示、キャッシュ削除指示などを受信する。
RAM23は、複数の情報を記憶し、記憶順、記憶位置などに関係なく読み出すことが可能な主記憶装置であり、SRAM又はDRAMに分類される。RAM23は、例えば、補助記憶装置24から読み出されたプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、外部から受信した各種情報を記憶する。RAM23は、CPU28の読出指示に応じて記憶してある各種情報などを適宜読み出す。
補助記憶装置24は、磁気記憶方式のハードディスクなどが該当する。補助記憶装置24は、例えば、コンテンツデータをストリーミング配信するためのプログラム、キャッシュを生成するためのプログラム及び各種データを記憶する。補助記憶装置24は、CPU28の読出指示に応じて記憶してあるプログラムなどを適宜読み出す。
入力インタフェース25は、入力装置251に接続してある。入力装置251は、例えば、キーボード又はマウスなどが該当する。入力装置251は、サーバ管理者により操作され、ストリーミングサーバ2の保守及び管理のための各種指示を入力するために用いられる。入力インタフェース25は、入力装置251を介して入力された各種指示を受け付け、受け付けた各種指示をCPU28に出力する。
出力インタフェース26は、ディスプレイ装置261に接続してある。ディスプレイ装置261は、ストリーミングサーバ2の保守及び管理のための情報を映像出力するために用いられる。出力インタフェース26は、ストリーミングサーバ2の保守及び管理のための情報をディスプレイ装置261へ出力する。
データベース通信インタフェース27は、コンテンツ用データベース3に接続してあり、コンテンツ用データベース3との通信を行うための窓口として用いられる。コンテンツ用データベース3には、原本となるコンテンツデータ又はコンテンツデータの複製のキャッシュが記憶されている。
CPU28は、ストリーミングサーバ2の各ハードウェアを制御することにより、コンテンツデータのストリーミング配信、コンテンツデータの複製、キャッシュの生成などの各種処理を実行する。尚、CPU28が実行する各種処理の手順については、後述において説明する。
次に配信制御サーバ4の構成及び作用について説明する。図3は配信制御サーバ4の構成を示すブロック図である。配信制御サーバ4は、外部記憶装置41と、第1通信インタフェース42と、第2通信インタフェース43と、RAM44と、補助記憶装置45と、入力インタフェース46と、出力インタフェース47と、CPU48とで構成されている。各ハードウェアは、バス40を介して相互に接続されている。
外部記憶装置41は、記録媒体411に記録してあるプログラム又は各種データを読み出すための装置である。外部記憶装置41は、挿入口(図示せず)に記録媒体411が挿入されたとき、挿入された記録媒体411に記録してあるプログラム又は各種データを読み出し、読み出したプログラム又は各種データを補助記憶装置45へ出力する。
第1通信インタフェース42は、コンテンツデリバリネットワーク上の終端であり、コンテンツデリバリネットワークを介して通信端末装置1と通信を行うための窓口となる。第1通信インタフェース42は、通信制御用データなどを各通信端末装置1へ送信する。また、第1通信端末装置1は、通信端末装置1から送信された通信制御用データ、コンテンツデータの視聴要求、視聴終了した旨の通知などを受信してRAM44へ出力する。
第2通信インタフェース43は、管理用ネットワーク上の終端であり、管理用ネットワークを介してストリーミングサーバ2と通信を行うための窓口となる。第2通信インタフェース43は、コンテンツデータの配信指示、キャッシュ生成指示、キャッシュ削除指示などをストリーミングサーバ2へ送信する。また、第2通信インタフェース43は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュ生成が終了した旨の通知などを受信してRAM44へ出力する。
RAM44は、複数の情報を記憶し、記憶順、記憶位置などに関係なく読み出すことが可能な主記憶装置であり、SRAM又はDRAMに分類される。RAM44は、例えば、補助記憶装置45から読み出されたプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、外部から受信した各種情報を記憶する。RAM44は、CPU48の読出指示に応じて記憶してある各種情報などを適宜読み出す。
補助記憶装置45は、例えば、磁気記憶方式のハードディスクなどが該当する。補助記憶装置45は、例えば、コンテンツデータの配信指示を出力させるためのプログラム、キャッシュの生成指示、削除指示などを出力させるためのプログラム及び各種データを記憶する。また、補助記憶装置45は、コンテンツ管理情報テーブルT1、配信管理情報テーブルT2及び視聴予約リストT3を記憶する。補助記憶装置45は、CPU48の読出指示に応じて記憶してあるプログラムなどを適宜読み出す。
入力インタフェース46は、入力装置461に接続してある。入力装置461は、例えば、キーボード又はマウスなどが該当する。入力装置461は、サーバ管理者により操作され、配信制御サーバ4の保守、管理又は配信制御のための各種指示を入力するために用いられる。入力インタフェース46は、入力装置461を介して入力された各種指示を受け付け、受け付けた各種指示をCPU28に出力する。
出力インタフェース47は、ディスプレイ装置471に接続してある。ディスプレイ装置471は、配信制御サーバ4の保守、管理又は配信制御のための情報を映像出力するために用いられる。出力インタフェース47は、配信制御サーバ4の保守、管理又は配信制御のための情報をディスプレイ装置471に出力する。
CPU48は、配信制御サーバ4の各ハードウェアを制御することにより、各通信端末装置1からコンテンツデータの視聴要求又は視聴終了した旨の通知を受信し、ストリーミングサーバ2へコンテンツデータの配信指示、キャッシュ生成指示又はキャッシュ削除指示などを送信するための処理を実行する。尚、CPU48が実行する各種処理の手順については、後述において説明する。
その他、配信制御サーバ4は、現在時刻、キャッシュ生成開始時刻又は視聴開始時刻を計時する第1タイマ、一時停止時間の累積時間を計時する第2タイマ、一時停止時間の回数を計数するカウンタを備える(図示しない)。
次に配信制御サーバ4の補助記憶装置45に記憶してあるコンテンツ管理情報テーブルT1、配信管理情報テーブルT2及び視聴者予約リストT3の格納例について説明する。図4はコンテンツ管理情報テーブルT1の格納例を示す図、図5は配信管理情報テーブルT2の格納例を示す図、図6は視聴者予約リストT3の格納例を示す図である。
コンテンツ管理情報テーブルT1には、コンテンツデータを管理するためのコンテンツ管理情報がコンテンツID毎に分類されて格納されている。コンテンツ管理情報には、コンテンツIDに対応付けてコンテンツ情報及びコンテンツ配置情報が含まれている。コンテンツ情報には、コンテンツのタイトル、コンテンツデータの再生時間、コンテンツデータのファイルサイズが含まれている。コンテンツ配置情報には、原本コンテンツ配置ストリーミングサーバ番号及びキャッシュコンテンツ配置情報が含まれている。キャッシュコンテンツ配置情報には、キャッシュの配置数、キャッシュが生成されたストリーミングサーバ2の番号が含まれている。
コンテンツ情報及び原本コンテンツ配置ストリーミングサーバ番号は、コンテンツデータの配信依頼主により予め設定され、コンテンツ管理情報テーブルT1に新規登録又は更新される。キャッシュコンテンツ配置情報は、予備であるストリーミングサーバ2がキャッシュを生成したときに新規登録され、予備であるストリーミングサーバ2がキャッシュを生成する都度ストリーミングサーバ番号が追加更新される。
配信管理情報テーブルT2には、コンテンツデータの配信を管理するための配信管理情報がコンテンツID毎に分類されて格納されている。配信管理情報には、コンテンツIDに対応してコンテンツデータを配信しているストリーミングサーバ2の番号、配信されたコンテンツデータを視聴している視聴者のID、配信されたコンテンツデータの視聴が開始された視聴開始時刻、コンテンツデータ再生の一時停止の累積時間を示す累積一時停止時間、一時停止回数、コンテンツデータの視聴状態が含まれている。コンテンツID、ストリーミングサーバ番号、視聴者ID及び視聴開始時刻は、ストリーミングサーバ2がコンテンツデータの配信を開始するときに新規登録される。累積一時停止時間及び一時停止回数は、配信制御サーバ4がストリーミングサーバ2から送信された一時停止要求を受信する都度更新される。視聴状態は、配信制御サーバ4がストリーミングサーバ2から送信されたコンテンツデータの配信状態の受信する都度例えば、再生中又は一時停止中などに更新される。
視聴者予約リストT3には、視聴要求をしたにもかかわらず現在の配信数がシステム上の配信制御数が超えているため待ち状態にされた視聴者のIDが視聴要求されたコンテンツのID毎に分類されて格納されている。視聴者予約リストT3には、視聴要求されたコンテンツのID、当該コンテンツのデータをキャッシュした予備であるストリーミングサーバ2の番号、当該ストリーミングサーバ2にてキャッシュ生成が開始されたキャッシュ生成開始時刻、当該コンテンツデータの配信を待っている視聴者の予約者数、当該コンテンツデータの配信を待っている視聴者のIDが格納されている。コンテンツID、ストリーミングサーバ番号及びキャッシュ生成開始時刻は、ストリーミングサーバ2がキャッシュの生成を開始したときに新規登録される。予約者数及び視聴者IDは、配信制限数を超えて視聴要求を受け付けたときに更新される。
次に配信制御サーバ4が視聴要求時に実行するマルチキャスト配信の制御処理の手順について説明する。図7及び図8は視聴要求時に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。コンテンツデータの視聴を希望するユーザは、操作権限のある通信端末装置1へコンテンツデータの視聴要求を入力する。通信端末装置1は、コンテンツデータの視聴要求を受け付けたとき、受け付けた視聴要求を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4のCPU48は、通信端末装置1から送信された視聴要求を受信し(S101)、要求されたコンテンツデータを格納しているストリーミングサーバ2の番号をコンテンツ管理情報テーブルT1から抽出する(S102)。CPU48は、抽出したストリーミングサーバ番号及び視聴要求されたコンテンツのIDに対応する配信数をコンテンツ管理情報テーブルT1から抽出する(S103)。CPU48は、抽出した配信数が予め設定されている配信制限数より上であるか否かを判断する(S104)。
その結果、CPU48は、抽出した配信数が配信制限数未満であると判断した場合(S104でNO)、視聴要求した視聴者のID及び視聴開始時刻を配信管理情報テーブルT2に登録する(S105)。CPU48は、抽出したストリーミングサーバ番号が示すストリーミングサーバ2へコンテンツデータ配信指示を送信し(S106)、併せて視聴要求した視聴者のIDを当該ストリーミングサーバ2へ送信する。CPU48は、視聴要求した視聴者のIDが示す通信端末装置1へ視聴可能である旨の通知を送信し(S107)、視聴要求時に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
尚、ストリーミングサーバ2のCPU28は、配信制御サーバ4から送信されたコンテンツデータ配信指示及び視聴者IDを受信し、指示されたコンテンツデータを視聴者IDが示す通信端末装置1に配信する。
一方、CPU48は、抽出した配信数が配信制御数以上であると判断した場合(S104でYES)、予備となるストリーミングサーバ2にて、視聴要求されたコンテンツデータのキャッシュが生成中であるか否かを判断する(S108)。その結果、CPU48は、予備となるストリーミングサーバ2にて、視聴要求されたコンテンツデータのキャッシュが生成中であると判断した場合(S108でYES)、キャッシュされたコンテンツのID、キャッシュ生成中の予備となるストリーミングサーバ2の番号に対応付けて視聴要求した視聴者のIDを視聴者予約リストT3に登録する(S113)。そして、CPU48は、視聴要求時に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
尚、CPU48は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュ生成が終了した旨の通知を受信したとき(後述するS201参照)、キャッシュされたコンテンツデータを視聴者予約リストT3に登録されている待ち状態の視聴者に配信するための処理を実行する。
一方、CPU48は、ステップS108において視聴要求されたコンテンツデータのキャッシュが生成されていないと判断した場合(S108でNO)、キャッシュ生成に必要な時間T1を算出する(S109)。例えば、CPU48は、コンテンツデータのファイルサイズ÷単位あたりのファイルサイズのキャッシュ生成に必要な時間−(現在時刻−キャッシュ生成開始時刻)という式に各種データを代入して必要時間T1を算出する。
また、CPU48は、視聴状態にある視聴者のうち、最初に視聴終了する視聴者の残り視聴時間T2を算出する(S110)。例えば、CPU48は、視聴要求されたコンテンツのIDを配信管理情報テーブルT2から抽出し、抽出したコンテンツIDに対応する視聴開始時刻のうち、最も早い時刻を特定する。そして、CPU48は、コンテンツの再生時間−(現在時刻−特定した視聴開始時刻)+(許容する一時停止の累積時間−現在の一時停止の累積時間)という式に各種データを代入して残り視聴時間T2を算出する。
尚、CPU48は、現在の一時停止の累積時間が予め許容された一時停止の累積時間を超えたと判断した場合、ストリーミングサーバ2に対して、コンテンツデータの配信の一時停止を禁止する指示を出力し、残り視聴時間T2を算出するようにしてもよい。また、CPU48は、現在の一時停止の回数が予め許容された一時停止の回数を超えたと判断した場合、ストリーミングサーバ2に対して、コンテンツデータの配信の一時停止を禁止する指示を出力し、残り視聴時間T2を算出するようにしてもよい。その結果、視聴状態にある視聴者が一時停止できる程度を抑制し、当該視聴者の通信端末装置が確立しているセッションをできるだけ早く開放するようにでき、待ち状態にある視聴者の待ち時間が無用に長引くことがないようにできる。
CPU48は、算出した必要時間T1が残り視聴時間T2より短いか否かを判断する(S111)。その結果、CPU48は、必要時間T1が残り視聴時間T2を超えていると判断した場合(S111でNO)、キャッシュ生成が不適切として、視聴要求されたコンテンツのID、ストリーミングサーバ2の番号に対応付けて視聴要求した視聴者のIDを視聴者予約リストT3に登録する(S113)。そして、CPU48は、視聴要求時に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
尚、CPU48は、所定時間が経過したタイミングでステップS101へ戻り、処理を繰り返す。
一方、CPU48は、算出した必要時間T1が残り視聴時間T2より短いと判断した場合(S111でYES)、キャッシュ生成が適切として、キャッシュ生成指示を原本となるコンテンツが配置されたストリーミングサーバ2へ送信する(S112)。
尚、当該ストリーミングサーバ2のCPU28は、配信制御サーバ4から送信されたキャッシュ生成指示の受信し、コンテンツデータを複製する。CPU28は、コンテンツデータの複製を予備となるストリーミングサーバ2に送信する。
予備となるストリーミングサーバ2のCPU28は、コンテンツデータの複製を受信し、受信したコンテンツデータの複製をコンテンツ用データベース3内の空き記憶領域にキャッシュとして格納する。
配信制御サーバ4のCPU48は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュ生成が終了した旨の通知を受信したとき(後述するS201参照)、キャッシュされたコンテンツデータを視聴者予約リストT3に登録されている待ち状態の視聴者に配信するための処理を実行する。
配信制御サーバ4のCPU48は、視聴要求されたコンテンツのID、キャッシュした予備となるストリーミングサーバ2の番号に対応付けて視聴要求した視聴者のIDを視聴者予約リストT3に登録する(S113)。そして、CPU48は、視聴要求時に実行すべきマルチキャスト配信制御処理を終了する。
尚、CPU48は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュ生成が終了した旨の通知を受信したとき(後述するS201参照)、キャッシュされたコンテンツデータを視聴者予約リストT3に登録されている待ち状態の視聴者に配信するための処理を実行する。
次に配信制御サーバ4がキャッシュ生成終了後に実行するマルチキャスト配信の制御処理の手順について説明する。図9はキャッシュ生成終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。ストリーミングサーバ2のCPU28は、キャッシュ生成が終了したとき、キャッシュ生成が終了した旨の通知を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4のCPU48は、ストリーミングサーバ2から送信されたキャッシュ生成終了の通知を受信し(S201)、生成終了したコンテンツのIDに対応する待ち状態の視聴者のIDを視聴者予約リストT3から抽出する(S202)。CPU48は、抽出した視聴者IDが示す通信端末装置1へ視聴可能である旨の通知を送信する(S203)。
尚、通信端末装置1は、配信制御サーバ4から送信された通知を受信し、受信した通知をユーザに対して出力する。通信端末装置1は、通知の出力に応じてユーザから入力されたコンテンツデータの視聴要求を受け付けたとき、受け付けた視聴要求を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4のCPU48は、通信端末装置1から送信された視聴要求を受信し(S204)、キャッシュした予備となるストリーミングサーバ2へコンテンツデータの配信指示を送信する(S205)。
尚、予備となるストリーミングサーバ2のCPU28は、配信制御サーバ4から送信されたコンテンツデータの配信指示を受信し、視聴要求した視聴者のIDが示す通信端末装置1へコンテンツデータを配信する。CPU28は、コンテンツデータの配信を開始した旨の通知を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4のCPU48は、予備となるストリーミングサーバ2から送信されたコンテンツデータの配信を開始した旨の通知を受信する(S206)。CPU48は、視聴要求した視聴者のIDを視聴者予約リストT3から削除し(S207)、対応する予約者数を減らす。CPU48は、コンテンツデータの配信を開始した予備となるストリーミングサーバ2の番号を配信されたコンテンツのIDに対応付けてコンテンツ管理情報テーブルT1に登録する(S208)。CPU48は、配信されたコンテンツのID、コンテンツデータの配信を開始した予備となるストリーミングサーバ2の番号、視聴者ID、視聴開始時刻、累積する一時停止時間、一時停止の回数及び視聴状態を配信管理情報テーブルT2に登録する(S209)。そして、CPU48は、キャッシュ生成終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
尚、CPU48は、通信端末装置1から送信された視聴が終了した旨の通知を受信したとき、後述の処理を実行する。
次に配信制御サーバ4が視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御の処理の手順について説明する。図10及び図11は視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。通信端末装置1は、配信されたコンテンツデータの再生が終了したとき、視聴終了した旨の通知をコンテンツデータを配信しているストリーミングサーバ2へ送信する。ストリーミングサーバ2は、通信端末装置1から送信された通知を受信し、コンテンツデータの配信を停止すると共に、視聴終了した旨の通知を配信制御サーバ4へ送信する。
配信制御サーバ4のCPU48は、ストリーミングサーバ2から送信された視聴終了した旨の通知を受信し(S301)、視聴終了した視聴者のIDに基づいて配信が停止されたコンテンツのID及び配信を停止したストリーミングサーバ2の番号を配信管理情報テーブルT2から抽出する(S302)。CPU48は、配信管理情報テーブルT2を検索することにより、抽出したコンテンツID及びストリーミングサーバ番号と同じ視聴があるか否かを判断する(S303)。その結果、CPU48は、抽出したコンテンツID及びストリーミングサーバ番号と同じ視聴があると判断した場合(S303でYES)、キャッシュを削除すべきではないとして、視聴終了した視聴者についての情報のみ配信管理情報テーブルT2から削除する(S309)。その後、CPU48は、視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
一方、CPU48は、抽出したコンテンツID及びストリーミングサーバ番号と同じ視聴が存在していないと判断した場合(S303でNO)、視聴者予約リストT3を検索することにより、抽出したコンテンツID及びストリーミングサーバ番号と同じ視聴予約があるか否かを判断する(S304)。その結果、CPU48は、抽出したコンテンツID及びストリーミングサーバ番号と同じ視聴予約があると判断した場合(S304でYES)、キャッシュを削除すべきではないとして、視聴終了した視聴者についての情報のみを配信管理情報テーブルT2から削除する(S309)。その後、CPU48は、視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
一方、CPU48は、抽出したコンテンツID及びストリーミングサーバ番号が同じ視聴予約が存在していないと判断した場合(S304でNO)、コンテンツ管理情報テーブルT1を検索することにより、抽出したストリーミングサーバ番号がコンテンツ配置情報に登録されているか否かを判断する(S305)。その結果、CPU48は、抽出したストリーミングサーバ番号がコンテンツ配置情報に登録されていないと判断した場合(S305でNO)、視聴終了した視聴者についての情報のみを配信管理情報テーブルT2から削除する(S309)。その後、CPU48は、視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。
一方、CPU48は、抽出したストリーミングサーバ番号がコンテンツ配置情報に登録されていると判断した場合(S305でYES)、抽出したストリーミングサーバ番号が示すストリーミングサーバ2へキャッシュ削除指示を送信する(S306)。ストリーミングサーバ2のCPU28は、配信制御サーバ4から送信されたキャッシュ削除指示を受信し、自らが接続しているコンテンツ用データベース3内のキャッシュを削除する。CPU48は、抽出したストリーミングサーバ番号をコンテンツ管理情報テーブルT1から削除し(S307)、削除したストリーミング番号に対応する配置数から1を引く(S308)。CPU48は、視聴終了した視聴者についての情報を配信管理情報テーブルT2から削除し(S309)、視聴終了時に実行するマルチキャスト配信制御処理を終了する。その後、配信管理情報テーブルT2内の配信数が減少することにより現在の配信数が配信制限数未満になった場合、原本となるコンテンツが配置されたストリーミングサーバ2がコンテンツデータを配信する。
尚、本実施例では、便宜上、空き領域にキャッシュを生成するとした。しかし、本発明は、これに限定されることなく、例えば、なんらかのデータが記録されているデータ領域であっても、そのデータに上書きしてキャッシュを生成しても問題はない。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンテンツデータの視聴要求を順次受け付ける手段と、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を第一の外部装置に送信する配信指示手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断する配信判断手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にする制御手段とを備えるマルチキャスト配信制御装置において、
視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる生成指示を第一の外部装置に送信する生成指示手段と、
キャッシュ生成に要する必要時間を算出する第1算出手段と、
第一の外部装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出する第2算出手段と、
前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断する時間判断手段と
を備え、
前記制御手段は、前記時間判断手段にて前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、前記生成指示手段によりキャッシュの生成指示を送信するようにしてあることを特徴とするマルチキャスト配信制御装置。
(付記2)
前記制御手段にて受け付けた視聴要求を待ち状態にしている場合、コンテンツデータの配信を一時停止させない禁止指示を第一の外部装置に送信する禁止指示手段を更に備え、
第2算出手段は、前記禁止指示手段にてコンテンツデータの配信を一時停止させない状態での、該コンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出するようにしてあることを特徴とする付記1に記載のマルチキャスト配信制御装置。
(付記3)
前記禁止指示手段は、一時停止の累積時間が予め設定された時間を超えた場合に禁止指示を第一の外部装置に送信するようにしてあることを特徴とする付記2に記載のマルチキャスト配信制御装置。
(付記4)
前記禁止指示手段は、一時停止の回数が予め設定された回数を超えた場合に禁止指示を第一の外部装置へ送信するようにしてあることを特徴とする付記2に記載のマルチキャスト配信制御装置。
(付記5)
コンピュータに、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を第一の外部装置に送信し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にさせるコンピュータプログラムにおいて、
視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる必要時間を算出させるステップと、
外部装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出させるステップと、
前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断させるステップと、
受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって、前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる生成指示を第一の外部装置に送信させるステップと
をコンピュータに実行させるようにしてあることを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記6)
コンテンツデータをマルチキャスト配信する複数の配信装置と、該配信装置と通信可能な配信制御装置とを備え、該配信制御装置は、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付ける手段と、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を前記配信装置に送信する配信指示手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断する配信判断手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にする制御手段とを備え、各配信装置は、前記配信制御装置から送信された配信指示を受信する手段と、受信した配信指示に応じてコンテンツデータをマルチキャスト配信する手段とを備えるマルチキャスト配信制御システムにおいて、
前記配信制御装置は、
視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信する生成指示手段と、
キャッシュ生成に要する必要時間を算出する第1算出手段と、
配信装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出する第2算出手段と、
前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断する時間判断手段と
を備え、
前記配信装置は、
前記配信制御装置から送信された生成指示を受信する手段と、
受信した生成指示に応じて視聴要求されたコンテンツデータを複製し、コンテンツデータの複製を他の配信装置へ送信する手段と
を備え、
前記他の配信装置は、
前記配信装置から送信されたコンテンツデータの複製を受信する手段と、
受信したコンテンツデータの複製をキャッシュする手段と、
前記配信制御装置から送信された配信指示を受信したとき、キャッシュしてあるコンテンツデータをマルチキャスト配信する手段と
を備え、
前記制御手段は、前記時間判断手段にて前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、前記生成指示手段によりキャッシュの生成指示を送信するようにしてあることを特徴とするマルチキャスト配信制御システム。
(付記7)
前記配信制御装置は、
前記制御手段にて受け付けた視聴要求を待ち状態にしている場合、コンテンツデータの配信を一時停止させない禁止指示を配信装置に送信する禁止指示手段を更に備え、
前記配信装置は、
前記禁止指示により送信された禁止指示を受信する手段と、
受信した禁止指示に応じてコンテンツデータの配信を一時停止しない手段と
を備え、
第2算出手段は、前記禁止指示手段にてコンテンツデータの配信を一時停止させない状態での、コンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出するようにしてあることを特徴とする付記6に記載のマルチキャスト配信制御システム。
(付記8)
前記禁止指示手段は、一時停止の累積時間が予め設定された時間を超えた場合に禁止指示を配信装置に送信するようにしてあることを特徴とする付記7に記載のマルチキャスト配信制御システム。
(付記9)
前記禁止指示手段は、一時停止の回数が予め設定された回数を超えた場合に禁止指示を配信装置に送信するようにしてあることを特徴とする付記7に記載のマルチキャスト配信制御システム。
(付記10)
コンテンツデータをマルチキャスト配信する複数の配信装置を制御する配信制御装置でコンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を前記配信装置に送信すると共に、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にし、各配信装置で前記配信制御装置から送信された配信指示を受信し、受信した配信指示に応じてコンテンツデータをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信制御方法において、
前記配信制御装置は、
視聴要求されたコンテンツデータの複製を空き記憶領域を有する他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信し、
キャッシュ生成に要する必要時間を算出し、
配信装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出し、
前記必要時間が前記残り時間より短いが否かを判断し、
受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって、前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信すると共に受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にし、
前記配信装置は、
前記配信制御装置から送信された生成指示を受信し、
受信した生成指示に応じて視聴要求されたコンテンツデータを複製し、コンテンツデータの複製を他の配信装置へ送信し、
前記他の配信装置は、
前記配信装置から送信されたコンテンツデータの複製を受信し、
受信したコンテンツデータの複製を空き領域にキャッシュし、
前記配信制御装置から送信された配信指示を受信したとき、キャッシュしてあるコンテンツデータをマルチキャスト配信することを特徴とするマルチキャスト配信制御方法。
本発明に係るマルチキャスト配信制御システムの全体構成を示す模式図である。 ストリーミングサーバの構成を示すブロック図である。 配信制御サーバの構成を示すブロック図である。 コンテンツ管理情報テーブルの格納例を示す図である。 配信管理情報テーブルの格納例を示す図である。 視聴者予約リストの格納例を示す図である。 視聴要求時に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。 視聴要求時に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。 キャッシュ生成終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。 視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。 視聴終了後に実行するマルチキャスト配信制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 通信端末装置
2 ストリーミングサーバ
3 コンテンツ用データベース
4 配信制御サーバ

Claims (7)

  1. コンテンツデータの視聴要求を順次受け付ける手段と、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を第一の外部装置に送信する配信指示手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断する配信判断手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にする制御手段とを備えるマルチキャスト配信制御装置において、
    視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる生成指示を第一の外部装置に送信する生成指示手段と、
    キャッシュ生成に要する必要時間を算出する第1算出手段と、
    第一の外部装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出する第2算出手段と、
    前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断する時間判断手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記時間判断手段にて前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、前記生成指示手段によりキャッシュの生成指示を送信するようにしてあることを特徴とするマルチキャスト配信制御装置。
  2. 前記制御手段にて受け付けた視聴要求を待ち状態にしている場合、コンテンツデータの配信を一時停止させない禁止指示を第一の外部装置に送信する禁止指示手段を更に備え、
    第2算出手段は、前記禁止指示手段にてコンテンツデータの配信を一時停止させない状態での、該コンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載のマルチキャスト配信制御装置。
  3. 前記禁止指示手段は、一時停止の累積時間が予め設定された時間を超えた場合に禁止指示を第一の外部装置に送信するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載のマルチキャスト配信制御装置。
  4. 前記禁止指示手段は、一時停止の回数が予め設定された回数を超えた場合に禁止指示を第一の外部装置へ送信するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載のマルチキャスト配信制御装置。
  5. コンピュータに、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を第一の外部装置に送信し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にさせるコンピュータプログラムにおいて、
    視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる必要時間を算出させるステップと、
    外部装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出させるステップと、
    前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断させるステップと、
    受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって、前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を第二の外部装置にキャッシュさせる生成指示を第一の外部装置に送信させるステップと
    をコンピュータに実行させるようにしてあることを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. コンテンツデータをマルチキャスト配信する複数の配信装置と、該配信装置と通信可能な配信制御装置とを備え、該配信制御装置は、コンテンツデータの視聴要求を順次受け付ける手段と、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を前記配信装置に送信する配信指示手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断する配信判断手段と、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にする制御手段とを備え、各配信装置は、前記配信制御装置から送信された配信指示を受信する手段と、受信した配信指示に応じてコンテンツデータをマルチキャスト配信する手段とを備えるマルチキャスト配信制御システムにおいて、
    前記配信制御装置は、
    視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信する生成指示手段と、
    キャッシュ生成に要する必要時間を算出する第1算出手段と、
    配信装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出する第2算出手段と、
    前記必要時間が前記残り時間より短いか否かを判断する時間判断手段と
    を備え、
    前記配信装置は、
    前記配信制御装置から送信された生成指示を受信する手段と、
    受信した生成指示に応じて視聴要求されたコンテンツデータを複製し、コンテンツデータの複製を他の配信装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記他の配信装置は、
    前記配信装置から送信されたコンテンツデータの複製を受信する手段と、
    受信したコンテンツデータの複製をキャッシュする手段と、
    前記配信制御装置から送信された配信指示を受信したとき、キャッシュしてあるコンテンツデータをマルチキャスト配信する手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記時間判断手段にて前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、前記生成指示手段によりキャッシュの生成指示を送信するようにしてあることを特徴とするマルチキャスト配信制御システム。
  7. コンテンツデータをマルチキャスト配信する複数の配信装置を制御する配信制御装置でコンテンツデータの視聴要求を順次受け付け、受け付けた視聴要求に応じてコンテンツデータを配信させる配信指示を前記配信装置に送信すると共に、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になるか否かを判断し、受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したとき、受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にし、各配信装置で前記配信制御装置から送信された配信指示を受信し、受信した配信指示に応じてコンテンツデータをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信制御方法において、
    前記配信制御装置は、
    視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信し、
    キャッシュ生成に要する必要時間を算出し、
    配信装置により配信されているコンテンツデータの視聴が終了するまでの残り時間を算出し、
    前記必要時間が前記残り時間より短いが否かを判断し、
    受け付けた視聴要求に応じることによりコンテンツデータの同時配信数が所定の制限値以上になると判断したときであって、前記必要時間が前記残り時間より短いと判断した場合、視聴要求されたコンテンツデータの複製を他の配信装置にキャッシュさせる生成指示を配信装置に送信すると共に受け付けた視聴要求を受付順で待ち状態にし、
    前記配信装置は、
    前記配信制御装置から送信されたキャッシュの生成指示を受信し、
    受信した生成指示に応じて視聴要求されたコンテンツデータを複製し、コンテンツデータの複製を他の配信装置へ送信し、
    前記他の配信装置は、
    前記配信装置から送信されたコンテンツデータの複製を受信し、
    受信したコンテンツデータの複製をキャッシュし、
    前記配信制御装置から送信された配信指示を受信したとき、キャッシュしてあるコンテンツデータをマルチキャスト配信することを特徴とするマルチキャスト配信制御方法。
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