JP2007067521A - 配信装置、ストリーミングコンテンツ配信システム、配信方法、および、配信プログラム - Google Patents

配信装置、ストリーミングコンテンツ配信システム、配信方法、および、配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ストリーミングコンテンツを配信する配信装置の配信輻輳時における配信の性能低下、中断等を予防する。
【解決手段】 配信要求受け付け部41は、仲介装置30からネットワーク20を介して配信要求を入力し、輻輳判定部42に配信要求を出力する。輻輳判定部42は、配信部43に配信要求を出力する。配信部43は、要求されたストリーミングコンテンツ含まれる転送レート情報をコンテンツ記憶部45から読み出し、使用バッファサイズに変換し、要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを制御データ記憶部44に格納する。輻輳判定部42は、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示する。そうでないと、輻輳判定部42は、配信部43に配信開始指示を出力し、配信部43が、ストリーミングコンテンツを配信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配信装置、ストリーミングコンテンツ配信システム、配信方法、および、配信プログラムに関し、特に、配信の性能低下、中断等を予防する配信装置、ストリーミングコンテンツ配信システム、配信方法、および、配信プログラムに関する。
従来のストリーミングコンテンツ配信システムの技術の一例が特許文献1に記載されている。この技術は、Webサーバが、ユーザの再生装置へストリーミングコンテンツの視聴リストを送信し、コンテンツサーバが、再生装置から受信した視聴リストに基づく配信要求により、ストリーミングコンテンツを再生装置へ配信し、再生装置においてそのストリーミングコンテンツの再生を行うストリーミングコンテンツ配信システムである。また、この技術は、特に、暗号化の技術により不正利用の防止を実現するものであるが、コンテンツサーバがストリーミングコンテンツ配信の輻輳時の性能低下、中断等を予防する手段を備えていない。
特開2004−320623
上記従来技術の問題点は、ストリーミング配信において、コンテンツサーバが輻輳発生時に、性能低下、中断等を発生する可能性があることである。
その理由は、コンテンツサーバがストリーミングコンテンツ配信の輻輳時の性能低下、中断等を予防する手段を備えていないからである。
本発明の目的は、上記問題点を解決する配信装置、ストリーミングコンテンツ配信システム、配信方法、および、配信プログラムを提供することである。
本発明の第1の配信装置は、複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部と、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施せず、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手段とを含む。
本発明の第2の配信装置は、前記第1の配信装置であって、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、事前に設定される要求数閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データに対応するアクセス要求数とを比較し、アクセス要求数>要求数閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施せず、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手段とを含む。
本発明の第3の配信装置は、前記第1の配信装置であって、輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを含み、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納し、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納し、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信し、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する前記配信部と、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとし、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する前記輻輳判定部と、を有する。
本発明の第4の配信装置は、前記第2の配信装置であって、輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを含み、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納し、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納し、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信し、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する前記配信部と、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとし、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であるか、または、アクセス要求数>要求数閾値であると、エラーメッセージを表示し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する前記輻輳判定部と、を有する。
本発明のストリーミングコンテンツ配信システムは、ネットワークで接続された配信装置と、仲介装置と、再生装置とを備え、前記再生装置で選択されたストリーミングコンテンツに対するストリーミングコンテンツ配信要求を前記配信装置に出力する前記仲介装置と、複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部と、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施せず、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手段とを含む前記配信装置と、を有する。
本発明の第1の配信方法は、複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部とを備える配信装置における配信方法であって、前記配信装置が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力する手順と、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順と、を含む。
本発明の第2の配信方法は、前記第1の配信方法であって、前記配信装置が、事前に設定される要求数閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データに対応するアクセス要求数とを比較する手順と、アクセス要求数>要求数閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順と、を含む。
本発明の第3の配信方法は、前記第1の配信方法であって、輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置における配信方法であって、前記配信部が、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順と、前記輻輳判定部が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順と、を含む。
本発明の第4の配信方法は、前記第2の配信方法であって、輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置における配信方法であって、前記配信部が、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順と、前記輻輳判定部が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であるか、または、アクセス要求数>要求数閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順と、を含む。
本発明の第5の配信方法は、ネットワークで接続された配信装置と、仲介装置と、再生装置とを備えるストリーミングコンテンツ配信システムにおける配信方法であって、前記仲介装置が、前記再生装置で選択されたストリーミングコンテンツに対するストリーミングコンテンツ配信要求を前記配信装置に出力する手順と、前記配信装置が、複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部とを備える配信装置における配信方法であって、前記配信装置が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力する手順と、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順と、を含む。
本発明の第1の配信プログラムは、複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部とを備える配信装置を制御するプログラムであって、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力する手順と、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順とを前記配信装置に実行させる。
本発明の第2の配信プログラムは、前記第1の配信プログラムであって、事前に設定される要求数閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データに対応するアクセス要求数とを比較する手順と、アクセス要求数>要求数閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順とを前記配信装置に実行させる。
本発明の第3の配信プログラムは、前記第1の配信プログラムであって、輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置を制御する配信プログラムであって、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順とを前記配信部に実行させ、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順とを前記輻輳判定部に実行させる。
本発明の第4の配信プログラムは、前記第2の配信プログラムであって、輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置を制御する配信プログラムであって、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順とを前記配信部に実行させ、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であるか、または、アクセス要求数>要求数閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順とを前記輻輳判定部に実行させる。
本発明の効果は、ストリーミングコンテンツを配信する配信装置の配信輻輳時における配信の性能低下、中断等の予防が可能となることである。
その理由は、配信バッファに、同時に配信するストリーミングコンテンツの部分データが格納できない場合には、ストリーミングコンテンツの配信を行わない構成をとるからである。
次に、本発明を実施するための第1の最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を実施するための第1の最良の形態のストリーミングコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第1のストリーミング配信システムは、1以上の再生装置10(たとえば、ストリーミングコンテンツ再生用端末)と、ネットワーク20(たとえば、インターネット)と、仲介装置30(たとえば、WWWサーバ)と、配信装置40(たとえば、ストリーミングサーバ)とを含む。ネットワーク20は、再生装置10と、仲介装置30と、配信装置40とを接続する。
仲介装置30は、ネットワーク20上に、配信装置40が持つストリーミングコンテンツの一覧を含むコンテンツ一覧情報(たとえば、ホームページ)を提供する。
再生装置10は、コンテンツ一覧情報にアクセスし、ストリーミングコンテンツの選択情報を送信することにより該当ストリーミングコンテンツの配信を要求する。仲介装置30は、再生装置10からのストリーミングコンテンツの選択情報、および、要求元の再生装置10を識別する要求元識別情報を含む配信要求を配信装置40に送信する。配信装置40は、仲介装置30からのネットワーク20を介した配信要求にしたがって、選択されたストリーミングコンテンツを要求元の再生装置10に配信する。
配信装置40は、配信要求受け付け部41と、輻輳判定部42と、配信部43と、制御データ記憶部44(たとえば、ハードディスク、メモリ等)と、コンテンツ記憶部45(たとえば、ハードディスク、メモリ等)と、配信バッファ46とを含む。
次に、配信装置40の動作について説明する。
配信要求受け付け部41は、仲介装置30からネットワーク20を介して配信要求を入力し、輻輳判定部42に配信要求を出力する。輻輳判定部42は、配信部43に配信要求を出力する。
配信部43は、配信要求に含まれるストリーミングコンテンツの選択情報をストリーミングコンテンツ識別情報に変換する。次に、配信部43は、ストリーミングコンテンツ識別情報をキーにして、ストリーミングコンテンツを検索し、ストリーミングコンテンツ識別情報に対応するストリーミングコンテンツ含まれる転送レート情報をコンテンツ記憶部45から読み出す。次に、配信部43は、転送レートを使用バッファサイズに変換する。ここで、使用バッファサイズは、配信バッファ46に格納されるストリームコンテンツの部分データのサイズを示す。変換は、たとえば、使用バッファサイズ[KBYTE]=転送レート[BPS;バイトパーセカンド]×一定定数のような変換式が可能である。
次に、配信部43は、配信要求からの要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを制御データ記憶部44に格納する。次に、配信部43は、輻輳判定部42に、制御データ格納完了通知を出力する。
輻輳判定部42は、制御データ格納完了通知を入力すると、アクセス要求数>要求数閾値、または、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージをディスプレイ(図示せず)に表示する。輻輳判定部42は、アクセス要求数>要求数閾値、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値の両方が成立しないと、配信部43に要求元識別情報を含む配信開始指示を出力する。配信開始指示が出力されないと、配信部43は、今回要求されたストリームコンテンツの配信を行わない。
ここで、アクセス要求数は、「配信装置40が現在、同時に配信を実施している要求元識別子で特定される再生装置10の合計値」である。要求数閾値は、事前に設定される。合計使用バッファサイズは、「配信装置40が現在、同時に配信バッファ46に格納しているストリームコンテンツの部分データのサイズ(すなわち、使用バッファサイズ)の合計値」である。バッファサイズ閾値は、配信バッファ46のサイズと同等か、あるいは、小さく設定される。
配信部43は、配信開始指示で指定された要求元識別情報に対応するストリーミングコンテンツの部分データを順次、配信バッファ46に格納し、配信バッファ46から部分データを、順次、取り出してネットワーク20を介し、要求元識別情報に基づいて要求元の再生装置10に配信する。また、配信部43は、部分データの要求されたストリーミングコンテンツの配信を完了すると、対応する制御データを制御データ記憶部44から削除する。
図2は、ストリーミングコンテンツの一例を示す説明図である。図2(a)を参照すると、ストリーミングコンテンツは、コンテンツを識別するストリーミングコンテンツ識別情報と、転送レートと、映画等のコンテンツデータとを含む。また、図2(b)を参照すると、コンテンツデータは、複数の部分データから構成される。
図3は、制御データの一例を示す説明図である。図3を参照すると、制御データは、要求元識別情報と、要求されたストリーミングコンテンツに対応する使用バッファサイズとの対を含む。ここで、要求元識別情報が、XXX1、XXX2、XXX3、・・・、XXXnの使用バッハサイズは、それぞれ、512、1024、768、・・・、128[KBYTE]である。
図4は、配信バッファ46に格納されるストリーミングコンテンツの部分データの一例を示す説明図である。図4を参照すると、配信バッファ46のサイズは、50000[KBYTE]である。また、バッファサイズ閾値は、49000[KBYTE]である。したがって、もし、XXX1〜XXXnの部分データが、配信バッファ46に格納されており、XXX1〜XXXnの部分データの合計サイズ、すなわち、合成使用バッファサイズが、48000[KBYTE]であれば、「新たに配信されるストリームコンテンツの配信バッファサイズ>(49000[KBYTE]−48000[KBYTE]=1000[KBYTE])」であると、エラーメッセージが表示される。ここで、「同時に配信されるストリーミングコンテンツ」の「同時」とは、複数の再生装置10に、同時に再生されるという意味であって、複数のストリーミングコンテンツが、時分割で配信されることはいうまでもない。
次に、輻輳判定部42の動作について図面を参照して詳細に説明する。
図5は、輻輳判定部42の動作を示すフローチャートである。
図5を参照すると、輻輳判定部42が、要求元識別情報を含む制御データ格納完了通知を入力すると(図5ステップS1)、アクセス要求数、合計使用バッファサイズを初期化(たとえば、0に)する(図4ステップS2)。次に、輻輳判定部42は、次に、輻輳判定部42は、制御データ記憶部44から制御データを1つ取り出し(ステップS3)、アクセス要求数をカウントアップ(たとえば、「アクセス要求数=アクセス要求数+1」)する(ステップS4)。次に、輻輳判定部42は、「合計使用バッファサイズ=合計使用バッファサイズ+取り出した制御データ内の使用バッファサイズ」とする(ステップS5)。
次に、輻輳判定部42は、制御データ記憶部44に次の制御データが存在するかどうか調べ(ステップS6)、まだ、次の制御データが存在すると(ステップS6/YES)、ステップS3に戻り、次の制御データに対する処理を実施する(ステップS3からステップS6)。次の制御データが存在しないと(ステップS6/NO)、輻輳判定部42は、アクセス要求数と要求数閾値との比較(ステップS7)、および、合計使用バッファサイズとバッファサイズ閾値との比較(ステップS8)を行う。
輻輳判定部42は、アクセス要求数>要求数閾値(ステップS7/YES)、または、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値(ステップS8/YES)であると、エラーメッセージをディスプレイに表示する(ステップS9)。また、輻輳判定部42は、アクセス要求数>要求数閾値(ステップS7/NO)、かつ、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値(ステップS8/NO)であると、配信部43に、要求元識別情報(制御データ格納完了通知からの)を含む配信開始指示を出力する(ステップS10)。
ステップS4、ステップS7の処理を実施しない構成も可能である。
なお、1つの再生装置10から、同時に複数のストリーミングコンテンツの配信要求を出さないようにすることは、再生装置10で容易に実現できる。また、輻輳判定部42が、1つの再生装置10から、同時に複数のストリーミングコンテンツの配信要求を入力すると、エラーメッセージを出力する構成も可能である。また、仲介装置30が、配信装置40に内蔵される構成も可能である。
以上のように、本発明を実施するための第1の最良の形態は、配信バッファ46に、同時に配信するストリーミングコンテンツの部分データが格納できない場合(または、アクセス要求数が一定値を超える場合)には、ストリーミングコンテンツの配信を行わず、配信エラーメッセージを出力することにより、配信輻輳時における配信装置40の配信の性能低下、中断等を予防することができるという効果を持つ。
次に、本発明を実施するための第2の最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明を実施するための第2の最良の形態のストリーミングコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
図6を参照すると、本発明を実施するための第2の最良の形態は、本発明を実施するための第1の最良の形態と異なり、制御データ記憶部44を備えていない。配信部43は、配信要求受け付け部41は、仲介装置30からネットワーク20を介して配信要求を入力し、輻輳判定部42に配信要求を出力する。輻輳判定部42は、配信部43に配信要求を出力する。
配信部43は、配信要求に含まれるストリーミングコンテンツの選択情報をストリーミングコンテンツ識別情報に変換する。次に、配信部43は、ストリーミングコンテンツ識別情報をキーにして、ストリーミングコンテンツ識別情報に対応するストリーミングコンテンツ含まれる転送レート情報をコンテンツ記憶部45から読み出す。次に、配信部43は、転送レートを使用バッファサイズに変換する。次に、配信部43は、使用バッファサイズを含む判定開始通知を輻輳判定部42に出力する。
輻輳判定部42は、使用バッファサイズを含む判定開始通知を入力すると、アクセス要求数をカウントアップする。次に、輻輳判定部42は、「合計使用バッファサイズ=合計使用バッファサイズ+配信部43からの使用バッファサイズ」とする。次に、輻輳判定部42は、図5のステップS7〜ステップS10の処理を実施する。
配信部43は、輻輳判定部42から配信開始指示で指定された要求元識別情報に対応するストリーミングコンテンツの部分データを順次、配信バッファ46に格納し、配信バッファ46から部分データを、順次、取り出してネットワーク20を介し、要求元識別情報に基づいて要求元の再生装置10に配信する。また、配信部43は、要求されたストリーミングコンテンツの配信を完了すると、配信を完了したストリーミングコンテンツの配信バッファサイズを含む削除通知を輻輳判定部42に出力する。
輻輳判定部42は、使用バッファサイズを含む削除通知を入力すると、アクセス要求数をカウントダウンする。次に、輻輳判定部42は、「合計使用バッファサイズ=合計使用バッファサイズ−配信部43からの使用バッファサイズ」とする。
本発明を実施するための第2の最良の形態は、制御データ記憶部44を備えなくてもすむので、本発明を実施するための第1の最良の形態に比べて、ハードウェア量が少なくてすむという効果を持つ。
本発明を実施するための第1、第2の最良の形態において、配信装置40の内部にコントロールストアを設け、配信要求受け付け部41、輻輳判定部42、配信部43の制御をファームウェアで実現することが可能である。また、制御を、ソフトウェアで実現することも可能である。
本発明を実施するための第1の最良の形態の構成を示すブロック図。 ストリーミングコンテンツの一例を示す説明図。 制御データの一例を示す説明図。 配信バッファに格納されるストリーミングコンテンツの部分データの一例を示す説明図。 輻輳判定部の動作を示すフローチャート。 本発明を実施するための第2の最良の形態の構成を示すブロック図。
符号の説明
10 再生装置
20 ネットワーク
30 仲介装置
40 配信装置
41 配信要求受け付け部
42 輻輳判定部
43 配信部
44 制御データ記憶部
45 コンテンツ記憶部
46 配信バッファ

Claims (14)

  1. 複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部と、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施せず、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手段とを含むことを特徴とする配信装置。
  2. ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、事前に設定される要求数閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データに対応するアクセス要求数とを比較し、アクセス要求数>要求数閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施せず、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  3. 輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを含み、
    ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納し、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納し、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信し、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する前記配信部と、
    ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとし、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する前記輻輳判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  4. 輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを含み、
    ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納し、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納し、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信し、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する前記配信部と、
    ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとし、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であるか、または、アクセス要求数>要求数閾値であると、エラーメッセージを表示し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する前記輻輳判定部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の配信装置。
  5. ネットワークで接続された配信装置と、仲介装置と、再生装置とを備え、前記再生装置で選択されたストリーミングコンテンツに対するストリーミングコンテンツ配信要求を前記配信装置に出力する前記仲介装置と、
    複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部と、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較し、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施せず、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手段とを含む前記配信装置と、
    を有することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信システム。
  6. 複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部とを備える配信装置における配信方法であって、前記配信装置が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力する手順と、
    前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較する手順と、
    合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、
    合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順と、
    を含むことを特徴とする配信方法。
  7. 前記配信装置が、事前に設定される要求数閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データに対応するアクセス要求数とを比較する手順と、
    アクセス要求数>要求数閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、
    合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順と、
    を含むことを特徴とする請求項6記載の配信方法。
  8. 輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置における配信方法であって、
    前記配信部が、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順と、
    前記輻輳判定部が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順と、
    を含むことを特徴とする請求項6記載の配信方法。
  9. 輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置における配信方法であって、
    前記配信部が、ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順と、
    前記輻輳判定部が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であるか、または、アクセス要求数>要求数閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順と、
    を含むことを特徴とする請求項7記載の配信方法。
  10. ネットワークで接続された配信装置と、仲介装置と、再生装置とを備えるストリーミングコンテンツ配信システムにおける配信方法であって、
    前記仲介装置が、前記再生装置で選択されたストリーミングコンテンツに対するストリーミングコンテンツ配信要求を前記配信装置に出力する手順と、
    前記配信装置が、複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部とを備える配信装置における配信方法であって、前記配信装置が、ストリーミングコンテンツ配信要求を入力する手順と、前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順と、
    を含むことを特徴とする配信方法。
  11. 複数の再生装置で同時に再生されるストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを格納する配信バッファと、ストリーミングコンテンツを格納するコンテンツ記憶部とを備える配信装置を制御するプログラムであって、
    ストリーミングコンテンツ配信要求を入力する手順と、
    前記配信バッファのサイズと同等あるいは以下に設定されるバッファサイズ閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データの配信バッファサイズの合計である合計使用バッファとを比較する手順と、
    合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、
    合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順とを前記配信装置に実行させることを特徴とする配信プログラム。
  12. 事前に設定される要求数閾値とすでに前記配信バッファに格納されている部分データに対応するアクセス要求数とを比較する手順と、
    アクセス要求数>要求数閾値であると、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対する配信を実施しない手順と、
    合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記ストリーミングコンテンツ配信要求に対するストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファに格納し、部分データを順次前記配信バッファから取り出して配信する手順とを前記配信装置に実行させることを特徴とする請求項11記載の配信プログラム。
  13. 輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置を制御する配信プログラムであって、
    ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順とを前記配信部に実行させ、
    ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順とを前記輻輳判定部に実行させることを特徴とする請求項11記載の配信プログラム。
  14. 輻輳判定部と、配信部と、制御データ記憶部とを備える前記配信装置を制御する配信プログラムであって、
    ストリーミングコンテンツ配信要求に対応するストリーミングコンテンツ内の転送レートに定数を乗じて使用バッファサイズを算出し、前記再生装置を識別する要求元識別情報と、使用バッファサイズとの対を含む制御データを前記制御データ記憶部に格納する手順と、前記コンテンツ記憶部からストリーミングコンテンツのサイズが使用バッファサイズである部分データを取り出し、前記配信バッファに格納する手順と、配信開始指示で指定されストリーミングコンテンツの部分データを前記配信バッファから取り出し配信する手順と、配信を完了したストリーミングコンテンツに対応する制御データを前記制御データ記憶部から削除する手順とを前記配信部に実行させ、
    ストリーミングコンテンツ配信要求を入力すると、すべての制御データを前記制御データ記憶部から取り出し制御データに含まれる使用バッファサイズの合計し合計使用バッファサイズとする手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値であるか、または、アクセス要求数>要求数閾値であると、エラーメッセージを表示する手順と、合計使用バッファサイズ>バッファサイズ閾値でなく、かつ、アクセス要求数>要求数閾値でなければ、前記配信部に配信開始指示を出力する手順とを前記輻輳判定部に実行させることを特徴とする請求項12記載の配信プログラム。
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