JP2009088897A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】プレビューでの動作から撮像動作に移行する際に、撮像感度を自動的に変更する機能が動作不能になるという問題を解決する。
【解決手段】カメラは、撮影レンズLEを介して入射した被写体の像を撮像する撮像手段121と、露出演算を行う第1露出演算手段101と、演算された露出値と適正露出との露出偏差を演算し、露出偏差に基づいて露光感度を変更する第2露出演算手段101と、撮影レンズLEの絞りの状態が検出できるか否かを判定する判定手段101と、絞りを所定値まで絞り込んで被写体を観察するために操作されるプレビュー操作部材SW2と、撮影レンズLEの絞りの状態が検出できないと判定され、かつプレビュー操作部材SW2が操作されている場合は、第2露出演算手段101による露光感度の変更を禁止し、撮影レンズLEの絞りの状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材SW2が操作されている場合は、第2露出演算手段101による露光感度の変更を許可する露出演算制御手段101とを備える。
【選択図】図11
【解決手段】カメラは、撮影レンズLEを介して入射した被写体の像を撮像する撮像手段121と、露出演算を行う第1露出演算手段101と、演算された露出値と適正露出との露出偏差を演算し、露出偏差に基づいて露光感度を変更する第2露出演算手段101と、撮影レンズLEの絞りの状態が検出できるか否かを判定する判定手段101と、絞りを所定値まで絞り込んで被写体を観察するために操作されるプレビュー操作部材SW2と、撮影レンズLEの絞りの状態が検出できないと判定され、かつプレビュー操作部材SW2が操作されている場合は、第2露出演算手段101による露光感度の変更を禁止し、撮影レンズLEの絞りの状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材SW2が操作されている場合は、第2露出演算手段101による露光感度の変更を許可する露出演算制御手段101とを備える。
【選択図】図11
Description
本発明は、撮像感度を自動的に変更できるカメラに関する。
従来から、プレビュー駆動機構により、撮影に先立って、レンズの絞り環により設定された絞り値まで絞り込み可能なカメラが知られている(たとえば特許文献1)。
また、適正露出が得られない場合にCCDなどの撮像装置の露光感度を自動変更して適正露出を得るようにしたカメラが知られている(たとえば特許文献2)。
特開2001−305647号公報
特開2006−222757号公報
また、適正露出が得られない場合にCCDなどの撮像装置の露光感度を自動変更して適正露出を得るようにしたカメラが知られている(たとえば特許文献2)。
周知の開放測光により適正露出を算出するには、絞り開放時の測光値、シャッタ速度、撮影時の絞り値、露光感度が必要となる。また、周知の絞り込み測光により適正露出を算出するには、撮影時の絞り値で絞り込んだ状態で得られた測光値、シャッタ速度、露光感度が必要となる。このとき、装着されたレンズの撮影時の絞り状態(絞り設定値)をカメラが検出できない場合には、レンズで設定された撮影時の絞り値をカメラ側で認識できず、開放測光による適正露出演算が不可能となるので、たとえば上記特許文献1に開示されている従来のカメラにおいては、撮影レンズの絞りを撮影時の絞り値に実際に絞るプレビュー処理中に、絞り込み測光を行うことにより、適正露出、露出偏差等の演算を可能とすることもできる。
しかしながら、このプレビュー処理に続いて撮影を行う際に、プレビュー処理の終了に伴い一旦絞りを開放するカメラが露光感度の自動変更処理を行うと、プレビュー処理中に算出された適正露出および露出偏差に基づいて露光感度を変更しても、プレビュー処理が終了し絞りが開放されると、適正露出の算出が不能となる。そのため、撮影までの間に撮影時の絞り設定値が変更されると、プレビュー時と撮影時とで適正露出が異なるので、適正露出で撮影ができないという問題がある。
しかしながら、このプレビュー処理に続いて撮影を行う際に、プレビュー処理の終了に伴い一旦絞りを開放するカメラが露光感度の自動変更処理を行うと、プレビュー処理中に算出された適正露出および露出偏差に基づいて露光感度を変更しても、プレビュー処理が終了し絞りが開放されると、適正露出の算出が不能となる。そのため、撮影までの間に撮影時の絞り設定値が変更されると、プレビュー時と撮影時とで適正露出が異なるので、適正露出で撮影ができないという問題がある。
請求項1の発明によるカメラは、装着部に装着された撮影レンズを介して入射した被写体の像を撮像して画像を取得する撮像手段と、被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、撮像手段に設定されている露光感度、撮像手段に設定されている露光時間、撮影レンズに設定されている絞り値、および輝度検出手段により検出された被写体輝度を用いて露出演算を行う第1露出演算手段と、第1露出演算手段によって演算された露出値と適正露出との差を露出偏差として演算し、露出偏差に基づいて、露出値が適正露出となるように露光感度を変更する第2露出演算手段と、装着された撮影レンズの絞り状態の検出ができるか否かを判定する判定手段と、絞りを所定値まで絞り込んで被写体を観察するためにユーザにより操作されるプレビュー操作部材と、判定手段により撮影レンズの絞り状態の検出ができないと判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合は、第2露出演算手段による露光感度の変更を禁止し、判定手段により撮影レンズの絞り状態の検出ができないと判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合は、第2露出演算手段による露光感度の変更を許可する露出演算制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、判定手段は、装着された撮影レンズとの間の通信結果に基づいて、撮影レンズの絞り状態が検出できるか否かを判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1および2に記載のカメラにおいて、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には露出偏差の表示を禁止し、判定手段により前記撮影レンズの絞り状態が検出できないと判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には、プレビュー操作部材の操作によって変化する露出偏差の表示を許可する表示制御手段と、表示が許可された露出偏差を表示する表示器とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のカメラにおいて、表示制御手段は、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合、撮影レンズに設定されている絞り値を表示器に表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のカメラにおいて、露光感度および露光時間のいずれかの一方の設定変更を指示する指示操作部材と、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には、指示操作部材による設定変更を禁止し、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できないと判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には、指示操作部材による設定変更を許可する設定変更制御手段とをさらに備え、表示制御手段は、指示操作部材が許可した設定変更による露光感度および露光時間のいずれか一方を表示器に表示することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、判定手段は、装着された撮影レンズとの間の通信結果に基づいて、撮影レンズの絞り状態が検出できるか否かを判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1および2に記載のカメラにおいて、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には露出偏差の表示を禁止し、判定手段により前記撮影レンズの絞り状態が検出できないと判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には、プレビュー操作部材の操作によって変化する露出偏差の表示を許可する表示制御手段と、表示が許可された露出偏差を表示する表示器とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のカメラにおいて、表示制御手段は、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合、撮影レンズに設定されている絞り値を表示器に表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のカメラにおいて、露光感度および露光時間のいずれかの一方の設定変更を指示する指示操作部材と、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には、指示操作部材による設定変更を禁止し、判定手段により撮影レンズの絞り状態が検出できないと判定され、かつプレビュー操作部材が操作されている場合には、指示操作部材による設定変更を許可する設定変更制御手段とをさらに備え、表示制御手段は、指示操作部材が許可した設定変更による露光感度および露光時間のいずれか一方を表示器に表示することを特徴とする。
本発明によれば、撮像感度自動変更機能付きカメラにおいて、撮影レンズの絞り状態検出できずにプレビューした場合であっても、撮像感度自動変更機能に起因した露出不良の発生を防止できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。本実施の形態の電子カメラは、少なくとも2種類の交換レンズを装着して撮影することができる。以下、2種類の交換レンズを新レンズ、旧レンズとして説明する。新レンズは、レンズCPUおよびレンズマウント近傍に設けた接点を有し、電子カメラ本体の制御回路と電気的に接続されて各種情報が通信可能である。一方、旧レンズは、電子カメラ本体との電気接点を備えず、カメラ本体と機械的な連動によりレンズの絞り値(絞り状態)を伝達する。
本実施の形態の電子カメラは、旧レンズの絞り状態を検出するための機械的な機構が搭載されていない。そのため、電子カメラに新レンズが装着された際には、電気接点により、撮影レンズに設定されている(撮影時に使用される)絞り値の情報を検出可能である。しかし、電子カメラに旧レンズが装着された際には、電気接点を介して、旧レンズに設定されている絞り値が検出できない。そのため、本実施の形態の電子カメラでは、撮影レンズから絞りの情報(撮影時の絞り設定値)が検出できない場合、すなわち旧レンズが装着されている場合は、プレビュー処理中に露出制御において露光感度を自動変更する感度自動制御を行うように設定されていても、露光感度の自動変更処理を禁止するようにした。
図1は、本発明の一実施形態による電子カメラの構成を示すブロック図である。図1において、演算回路101は、マイクロコンピュータなどによって構成される。演算回路101は、後述する各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づいて制御信号を各ブロックへ出力する。撮像素子121は、CCDイメージセンサなどによって構成される。撮像素子121は、撮影レンズLEを通過した光による被写体像を撮像し、撮像信号をA/D変換回路122へ出力する。
撮像素子121は、ISO100相当〜ISO1600相当の範囲内において撮像感度(露光感度)を所定のステップで変更可能に構成されている。撮像感度とは、撮像素子121に蓄積される電荷の検出感度、もしくは不図示の増幅回路の増幅利得を変化させる被制御量のことをいう。撮像感度は、相当するISO感度値で表される。
A/D変換回路122は、アナログ撮像信号をディジタル信号に変換する。撮像素子121およびA/D変換回路122は、タイミング回路124から出力される駆動信号によって所定のタイミングで駆動される。
ASIC123は、ディジタル変換後の信号に所定の画像処理を行う。画像処理は、ホワイトバランス(WB)調整処理、画像データを所定の形式で圧縮する圧縮処理、圧縮処理後のデータを伸長する伸長処理を含む。バッファメモリ125は、ASIC123によって信号処理された画像データを逐次入力し、当該データを一時的に格納する。記録媒体126は、着脱可能なフラッシュメモリなどによって構成される。記録媒体126は、バッファメモリ125に一時格納されている画像データを記録する。
露出モード設定部材109は、たとえば露出モードダイヤルおよびその回転位置を検出するスイッチを有し、露出モードダイヤルの設定操作に応じて、操作信号を演算回路101へ出力する。演算回路101は、露出モード設定部材109から操作信号が入力されると、操作信号に応じて絞り優先自動露出モード(A)、およびマニュアル露出モード(M)のいずれか一つに設定する。なお、新レンズが装着された場合は、絞り優先自動露出モード(A)、およびマニュアル露出モード(M)の設定が可能であり、旧レンズが装着された場合は、マニュアル露出モード(M)のみが設定可能である。
絞り優先自動露出モード(A)では、設定されている絞り値で適正露出が得られるように露光時間を変更可能にして制御露出を演算する。マニュアル露出モード(M)では、設定されている露光時間および絞り値による制御露出と適正露出との偏差を演算する。
感度自動制御モード設定操作部材105は、感度自動制御モードの設定/解除を行うための操作部材である。感度自動制御モード設定操作部材105は、設定/解除操作に応じた操作信号を演算回路101へ出力する。演算回路101は、入力される操作信号に応じて感度自動制御モードの設定や解除を行う。感度自動制御モードが設定されている場合、適正露出に近づけるように、露出偏差ΔEVに応じて撮像感度を自動的に変更して制御露出が演算される。露出偏差ΔEVは、上記の絞り優先自動露出モード(A)やマニュアル露出モード(M)で算出された制御露出と適正露出との偏差である。感度自動制御モードが解除されている場合、設定されている撮像感度で適正露出が得られるように制御露出が演算される。
感度設定部材104は、撮像感度設定操作に応じて操作信号を演算回路101へ出力する。演算回路101は、感度設定部材104から操作信号が入力されると、操作信号に応じて上述した撮像素子121の撮像感度の設定値を変更する。設定撮像感度SVsの設定範囲は、たとえば、5≦SVs≦9、すなわち、ISO100相当〜ISO1600相当の範囲で設定可能に構成されている。
シャッタ速度設定操作部材107は、シャッタ速度設定操作に応じて操作信号を演算回路101へ出力する。演算回路101は、シャッタ速度設定操作信号に応じてシャッタの開口時間を設定し、上述した撮像素子121の露光時間を制御する。ここで、設定シャッタ速度(露光時間)TVsの設定範囲は、たとえば0≦TVs≦10、1秒〜1/1000秒の範囲であり、1段ステップでいずれか1つのシャッタ速度に設定可能に構成されている。なお、本実施の形態においては、初期値としてのシャッタ速度は1/125秒に設定されているものとする。
絞り設定操作部材108は、絞り設定操作に応じて操作信号を演算回路101へ出力する。演算回路101は、入力された絞り設定操作信号に応じて、絞り値を開放から最小絞りまで1段ステップでいずれか1つの絞り値に設定する。設定絞り値AVsの設定範囲(すなわち、開放絞り値および最小絞り口径値)は、装着されている撮影レンズLEによって異なる。撮影レンズLEが新レンズの場合、撮影レンズLEのレンズ情報は、後述するレンズ情報検出装置103を介して演算回路101へ入力される。なお、本実施の形態においては、絞り値の初期値はF5.6に設定されているものとする。
表示装置106は、演算回路101の指令によりシャッタ速度、絞り値、設定撮像感度、露出モード、制御撮像感度、露出偏差、感度自動制御モードの設定状態などを表示する。
測光装置102は、撮影レンズLEを通過したレンズ透過光量を検出し、検出信号を演算回路101へ出力する。演算回路101は、測光装置102からの検出信号を用いて被写体の明るさを算出する。
レンズ情報検出装置103は、レンズマウント(不図示)の近傍に配設された接点およびインターフェイス回路によって構成される。レンズマウントに装着された撮影レンズLEが新レンズの場合、レンズ情報検出装置103は、接点およびインターフェイス回路を介してレンズCPUとの間で通信を行い、レンズCPUから得たレンズ情報を演算回路101へ転送する。また、上述したように、レンズ情報検出装置103は、新レンズが装着された際には、撮影レンズLEに設定されている(撮影時に使用される)絞り値の情報をレンズ情報として取得する。演算回路101は、レンズCPUからレンズ情報が所定時間得られない場合、すなわち、通信が確立されない場合、旧レンズが装着されている、あるいは撮影レンズLEが装着されていないと判定する。
レリーズスイッチSW1は、不図示のレリーズ操作ボタンの押し下げに連動してレリーズ操作信号を演算回路101へ出力する。プレビュースイッチSW2は、不図示のプレビューボタンの押下げ操作に連動してプレビューの開始を指示する開始指示信号を演算回路101へ出力し、押下げ解除操作に連動してプレビューの解除動作を指示する解除指示信号を演算回路101へ出力する。
モータ駆動回路112は、演算回路101の指令によってシーケンスモータ113を駆動制御する。シーケンスモータ113は、不図示のシーケンス駆動装置を構成し、不図示のミラーのアップ/ダウン、不図示の絞りの駆動、およびシャッタ115のチャージなどを行う。演算回路101がプレビューの開始を指示する開始指示信号を入力すると、シーケンスモータ113は、演算回路101の指令によりミラーダウンおよびシャッタチャージ状態を保持しながら絞りの絞り込みのみを行う。また、演算回路101がプレビューの解除動作を指示する解除信号を入力すると、シーケンスモータ113は、演算回路101の指令によりプレビューの際に絞り込まれた絞りを開放復帰する。絞り位置検出装置116は絞り位置に応じた検出絞りパルス数を出力する。
シーケンススイッチSW3は、上記シーケンス駆動装置を構成し、シーケンスモータ113のブレーキ制御タイミングなどを発生するスイッチである。以下、シーケンススイッチSW3のオン・オフとシーケンス駆動装置の動作制御について、ミラーアップ動作の場合、ミラーダウン動作の場合、プレビューの場合、およびプレビューの解除動作の場合について説明する。
−ミラーアップ動作−
ミラーダウンした状態でシーケンスモータ113が停止している場合は、シーケンススイッチSW3はオン状態を保持している。ミラーアップのためにシーケンスモータ113が正転を開始すると、シーケンス駆動装置が動作し、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113が正転を継続すると、シーケンス駆動装置はミラーアップおよび絞りの絞り込みを行う。そして、ミラーアップ動作完了直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミングを発生すると、シーケンスモータ113が正転を停止するので、シーケンス駆動装置はミラーアップ動作を停止する。なお、シーケンス駆動装置は、絞り込み動作がミラーアップ動作の完了までに終了するように構成されているものとする。
ミラーダウンした状態でシーケンスモータ113が停止している場合は、シーケンススイッチSW3はオン状態を保持している。ミラーアップのためにシーケンスモータ113が正転を開始すると、シーケンス駆動装置が動作し、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113が正転を継続すると、シーケンス駆動装置はミラーアップおよび絞りの絞り込みを行う。そして、ミラーアップ動作完了直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミングを発生すると、シーケンスモータ113が正転を停止するので、シーケンス駆動装置はミラーアップ動作を停止する。なお、シーケンス駆動装置は、絞り込み動作がミラーアップ動作の完了までに終了するように構成されているものとする。
−ミラーダウン動作−
ミラーアップした状態ではシーケンススイッチSW3はオン状態を保持している。ミラーダウンのためにシーケンスモータ113が逆転を開始すると、シーケンス駆動装置が動作し、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113が逆転を継続すると、シーケンス駆動装置はミラーダウン動作を行うとともに、絞りが係止されている場合には係止を解除した後、絞りを開放復帰する。さらに、シーケンス駆動装置はシャッタ115をチャージする。ミラーダウン動作の完了直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミング信号が発生すると、シーケンスモータ113の逆転が停止するので、シーケンス駆動装置はミラーダウン動作を停止する。なお、シーケンス駆動装置は、絞りの開放復帰およびシャッタ115のチャージがミラーダウン動作の完了までに終了するように構成されているものとする。
ミラーアップした状態ではシーケンススイッチSW3はオン状態を保持している。ミラーダウンのためにシーケンスモータ113が逆転を開始すると、シーケンス駆動装置が動作し、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113が逆転を継続すると、シーケンス駆動装置はミラーダウン動作を行うとともに、絞りが係止されている場合には係止を解除した後、絞りを開放復帰する。さらに、シーケンス駆動装置はシャッタ115をチャージする。ミラーダウン動作の完了直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミング信号が発生すると、シーケンスモータ113の逆転が停止するので、シーケンス駆動装置はミラーダウン動作を停止する。なお、シーケンス駆動装置は、絞りの開放復帰およびシャッタ115のチャージがミラーダウン動作の完了までに終了するように構成されているものとする。
−プレビュー−
ミラーダウンした状態でシーケンスモータ113が停止している場合に、プレビュースイッチSW2から開始指示信号が出力されると、演算回路101の指令によりシーケンスモータ113が逆転を開始し、シーケンス駆動装置が動作を開始する。そして、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113の逆回転が継続している間、シーケンス駆動装置は、ミラーダウンした状態およびシャッタ115をチャージした状態のまま絞りを絞り込む。絞りが最小絞りまで絞り込まれる直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミングを発生すると、シーケンスモータ113は逆転を停止するので、シーケンス駆動装置はプレビューにともなう絞りの絞込みを停止する。
ミラーダウンした状態でシーケンスモータ113が停止している場合に、プレビュースイッチSW2から開始指示信号が出力されると、演算回路101の指令によりシーケンスモータ113が逆転を開始し、シーケンス駆動装置が動作を開始する。そして、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113の逆回転が継続している間、シーケンス駆動装置は、ミラーダウンした状態およびシャッタ115をチャージした状態のまま絞りを絞り込む。絞りが最小絞りまで絞り込まれる直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミングを発生すると、シーケンスモータ113は逆転を停止するので、シーケンス駆動装置はプレビューにともなう絞りの絞込みを停止する。
−プレビューの解除動作−
プレビューの最中には、シーケンススイッチSW3はオン状態を保持している。プレビュースイッチSW2から解除指示信号が出力されると、演算回路101の指令によりシーケンスモータ113が正転を開始し、シーケンス駆動装置が動作を開始する。そして、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113が正転回転を継続すると、シーケンス駆動装置は、プレビューの解除動作を行い、絞りが係止されている場合は係止を解除した後、絞りを開放復帰する。このとき、シーケンス駆動装置は、シャッタ115のチャージを保持し続ける。プレビューの解除動作完了の直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミング信号が発生すると、シーケンスモータ113の正転が停止するので、シーケンス駆動装置によるプレビューの解除動作が停止される。
プレビューの最中には、シーケンススイッチSW3はオン状態を保持している。プレビュースイッチSW2から解除指示信号が出力されると、演算回路101の指令によりシーケンスモータ113が正転を開始し、シーケンス駆動装置が動作を開始する。そして、所定の時間だけ遅れてシーケンススイッチSW3がオフする。シーケンスモータ113が正転回転を継続すると、シーケンス駆動装置は、プレビューの解除動作を行い、絞りが係止されている場合は係止を解除した後、絞りを開放復帰する。このとき、シーケンス駆動装置は、シャッタ115のチャージを保持し続ける。プレビューの解除動作完了の直前にシーケンススイッチSW3がオンしてブレーキ制御タイミング信号が発生すると、シーケンスモータ113の正転が停止するので、シーケンス駆動装置によるプレビューの解除動作が停止される。
シャッタ駆動回路114は、シャッタ115の不図示の先幕および後幕の保持および解除をそれぞれ制御する。なお、シャッタ115はシーケンス駆動装置のミラーアップ動作の途中でチャージが解除されるので、シーケンス駆動装置によるミラーアップ動作前にシャッタ115の先幕および後幕の保持が行われる。絞り位置検出装置116は、絞り値に対応する絞りの絞り位置を検出して検出信号を演算回路101に出力する。絞り係止装置117は、駆動中の絞りを係止し、所定の絞り値で絞りを停止させる。なお、絞り係止装置117による絞りの係止が、ミラーダウン途中に解除されるようにシーケンス駆動装置が構成されている。
本実施の形態の電子カメラは、装着された撮影レンズLEが新レンズの場合と旧レンズの場合とに応じて、プレビューにおける演算回路101による感度自動制御の実行の有無を切替え可能に構成したものである。
(メイン処理)
実施の形態による電子カメラの演算回路101で行われるカメラ動作の処理の流れについて、図2のフローチャートを参照して説明する。図2のフローチャートによるプログラムは、図示しないメモリに格納されており、電子カメラの電源がONされると起動する。図2のステップS1において、演算回路101は以下の初期設定を行う。すなわち、設定撮像感度SVsを5(ISO100に相当)に、設定シャッタ速度TVsを7(1/125秒)に、設定絞り値AVsを5(F5.6)に、感度自動変更モード設定フラグSを0に、それぞれセットしてステップS2へ進む。なお、SVs、TVs、およびAVsは、それぞれアペックス値が用いられる。また、フラグSは感度自動制御モードが設定された場合は1に、設定されていない場合は0にされるフラグである。
実施の形態による電子カメラの演算回路101で行われるカメラ動作の処理の流れについて、図2のフローチャートを参照して説明する。図2のフローチャートによるプログラムは、図示しないメモリに格納されており、電子カメラの電源がONされると起動する。図2のステップS1において、演算回路101は以下の初期設定を行う。すなわち、設定撮像感度SVsを5(ISO100に相当)に、設定シャッタ速度TVsを7(1/125秒)に、設定絞り値AVsを5(F5.6)に、感度自動変更モード設定フラグSを0に、それぞれセットしてステップS2へ進む。なお、SVs、TVs、およびAVsは、それぞれアペックス値が用いられる。また、フラグSは感度自動制御モードが設定された場合は1に、設定されていない場合は0にされるフラグである。
ステップS2において、装着された撮影レンズLEと通信を行いステップS3へ進む。なお、ステップS2の通信処理では、通信の結果、撮影レンズLEが新レンズであると判定されるとフラグLに1を、旧レンズまたはレンズが装着されていないと判定されるとフラグLに0が代入される。ステップS2での処理の詳細については後述する。ステップS3において、各種の操作部材による電子カメラの設定処理を行いステップS4へ進む。ステップS4での設定処理では、各操作入力に応じて、シャッタ速度、絞り値、感度、感度自動制御等が設定変更される。設定処理の詳細については後述する。
ステップS4において、測光装置102から入力される検出信号を用いて測光処理を行いステップS5へ進む。なお、測光処理の詳細については後述する。ステップS5においては、露出演算処理を行いステップS6へ進む。露出演算処理に関しては後に詳しく説明する。なお、L=0の場合、つまり撮影レンズLEが旧レンズである場合は、上述のステップS4およびS5における測光処理、露出演算処理は実質的に行われない。
ステップS6において、表示装置109に対する表示処理を行ってステップS7へ進む。表示処理の詳細については後述する。ステップS7においては、プレビュー動作が指示されたか否かを判定する。プレビュースイッチSW2からプレビュー開始指示信号を入力しない場合は、ステップS7が否定判定されてステップS8へ進む。ステップS8においては、通信成立フラグLが0であるか否かを判定する。フラグLが1の場合、すなわち新レンズが装着されている場合は、ステップS8が否定判定されて、ステップS9をスキップしてステップS10へ進む。フラグLが0の場合、すなわち旧レンズが装着されている場合、ステップS8が肯定判定されてステップS9へ進む。なお、フラグLは撮影レンズLEとの通信が成立している場合は1に、成立していない場合は0にされるフラグである。
ステップS9において、露出モード設定部材109によりマニュアル露出モード(M)に設定されているか否かを判定する。絞り優先自動露出モード(A)に設定されている場合は、ステップS9が否定判定されてステップS2へ戻る。マニュアル露出モード(M)に設定されている場合は、ステップS9が肯定判定されてステップS10へ進む。
ステップS10において、レリーズボタンが押下操作されたか否かを判定する。レリーズスイッチSW1からレリーズ操作信号を入力しない場合は、ステップS10が否定判定されてステップS2へ戻る。レリーズスイッチSW1からレリーズ操作信号を入力した場合はステップS10が肯定判定されてステップS11へ進む。ステップS11においては、撮像シーケンス処理を行いステップS2へ戻る。なお、撮像シーケンス処理の詳細については後述する。
プレビュースイッチSW2からプレビュー開始指示信号を入力した場合、ステップS7が肯定判定されてステップS12へ進み、ステップS8と同様にフラグLが0であるか否かを判定する。フラグLが1の場合、すなわち新レンズが装着されている場合は、ステップS12が否定判定されて、ステップS13をスキップしてステップS14へ進む。フラグLが0の場合、すなわち旧レンズが装着されている場合、ステップS12が肯定判定されてステップS13へ進む。
ステップS13において、ステップS9と同様に露出モード設定部材109によりマニュアル露出モード(M)に設定されているか否かを判定する。絞り優先自動露出モード(A)に設定されている場合は、ステップS13が否定判定されてステップS2へ戻る。マニュアル露出モード(M)に設定されている場合は、ステップS13が肯定判定されてステップS14へ進む。ステップS14において、プレビューシーケンス処理を行いステップS2へ戻る。なお、プレビューシーケンス処理の詳細については後述する。
(通信処理)
図2のステップS2における電子カメラ本体および撮影レンズLE間の通信処理の詳細について、図3のフローチャートを参照して説明する。図3のステップS21において、計時パラメータtを初期値の0に設定し、計時を開始してステップS22へ進む。ステップS22において、レンズCPU(不図示)との間の通信が成立したか否か、すなわち新レンズが装着されているか否かを判定する。通信成立の判定は、所定のプロトコルチェックによって行う。通信成立の場合はステップS22を肯定判定してステップS25へ進む。一方、通信不成立の場合にはステップS22を否定判定してステップS23へ進む。
図2のステップS2における電子カメラ本体および撮影レンズLE間の通信処理の詳細について、図3のフローチャートを参照して説明する。図3のステップS21において、計時パラメータtを初期値の0に設定し、計時を開始してステップS22へ進む。ステップS22において、レンズCPU(不図示)との間の通信が成立したか否か、すなわち新レンズが装着されているか否かを判定する。通信成立の判定は、所定のプロトコルチェックによって行う。通信成立の場合はステップS22を肯定判定してステップS25へ進む。一方、通信不成立の場合にはステップS22を否定判定してステップS23へ進む。
ステップS23において、計時時間tと所定時間Tとの間にt≧Tが成立するか否かを判定する。所定時間Tは、プロトコルチェックに要する時間に、若干のマージン時間を加えた時間である。演算回路101は、t≧Tが成立する場合にステップS23を肯定判定してステップS24へ進み、t≧Tが成立しない場合にステップS23を否定判定してステップS22へ戻る。ステップS24へ進む場合は、撮影レンズLEが装着されていない場合もしくは撮影レンズLEが旧レンズの場合であり、ステップS22へ戻る場合は、プロトコルチェックの途中である。ステップS24において、フラグLに0をセットしてステップS27へ進む。
上述したステップ22が肯定判定されて進んだステップS25においては、レンズCPUから、レンズ情報に含まれる開放絞り値AV0および最小絞り値AVMを受信してステップS26へ進む。ステップS26において、フラグLに1をセットしてステップS27へ進む。ステップS27において、時間tの計時を停止して図2のステップS3へ進む。
(設定処理)
図2のステップS3における設定処理の詳細について、図4、および図5のフローチャートを参照して説明する。図4のステップS31において、感度自動制御モードの設定もしくは解除操作が行われたか否かを判定する。感度自動制御モード設定部材105から操作信号が入力されない場合はステップS31が否定判定されてステップS35へ進み、操作信号が入力された場合はステップS31が肯定判定されてステップS32へ進む。
図2のステップS3における設定処理の詳細について、図4、および図5のフローチャートを参照して説明する。図4のステップS31において、感度自動制御モードの設定もしくは解除操作が行われたか否かを判定する。感度自動制御モード設定部材105から操作信号が入力されない場合はステップS31が否定判定されてステップS35へ進み、操作信号が入力された場合はステップS31が肯定判定されてステップS32へ進む。
ステップS32においては、感度自動制御モード設定フラグSが0であるか否かを判定する。S=0(感度自動制御モードが解除されている)の場合にはステップS32が肯定判定されてステップS33へ進み、S=1(感度自動制御モードに設定されている)の場合にはステップS32が否定判定されてステップS34へ進む。ステップS32において、フラグSを1にセット(感度自動制御モードに設定)して図4による処理を終了し、図2のステップS4へ進む。ステップS34において、フラグSを0にセット(感度自動制御モードを解除)して図4による処理を終了し、図2のステップS4へ進む。
ステップS31が否定判定されて進んだステップS35においては、感度設定部材104により設定撮像感度SVsが変更されたか否かを判定する。撮像感度が変更されていない場合は、ステップS35が否定判定されて図5のステップS51へ進み、撮像感度が変更された場合は、ステップS35が肯定判定されてステップS36へ進む。
ステップS36においては、感度設定操作部材104により設定撮像感度SVsが高感度側に設定されたか否かを判定する。設定撮像感度SVsが高感度側に設定された場合はステップS36が肯定判定されてステップS37へ進み、高感度側に設定されていない場合はステップS38が否定判定されてステップS39へ進む。
ステップS37においては、設定撮像感度SVsが9であるか否か、すなわちISO1600相当であるか否かを判定する。設定撮像感度SVsが9の場合は、ステップS37が肯定判定され、これ以上高感度側に設定できないので、撮像感度を変更せずに図2のステップS4へ進む。設定撮像感度SVsが9ではない場合は、ステップS37が否定判定されてステップS38へ進む。ステップS38においては、設定撮像感度SVsの値に1を加算し、新たな設定撮像感度SVsを設定して図2のステップS4へ進む。これにより、設定撮像感度SVsの値が1段分高感度側に変更される。
ステップS36が否定判定されて進んだステップS39においては、感度設定操作部材104により設定撮像感度SVsが低感度側に設定されたか否かを判定する。低感度側に設定された場合は、ステップS39が肯定判定されてステップS40へ進み、低感度側に設定されていない場合はステップS39が否定判定され、設定撮像感度SVsの変更をせずに図2のステップS4へ進む。
ステップS40においては、設定撮像感度SVsが5であるか否か、すなわちISO100相当であるか否かを判定する。設定撮像感度SVsが5の場合は、ステップS40が肯定判定され、これ以上低感度側に設定できないので、撮像感度を変更せずに図2のステップS4へ進む。設定撮像感度SVsが5ではない場合は、ステップS40が否定判定されてステップS41へ進む。ステップS41においては、設定撮像感度SVsの値から1を減算して新たな設定撮像感度SVsを設定して図2のステップS4へ進む。これにより、設定撮像感度SVsの値が1段分低感度側に変更される。
一方、ステップS35が否定判定されて進んだ図5のステップS51においては、フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS51が肯定判定されてステップS52へ進み、フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS51が否定判定されて後述するステップS61へ進む。ステップS52において、絞り設定部材108により設定絞り値AVsが変更されたか否かを判定する。設定絞り値AVsが変更された場合はステップS52が肯定判定されてステップS53へ進み、設定絞り値AVsが変更されていない場合はステップS52が否定判定されて後述するステップS61へ進む。
ステップS53においては、ステップS52における設定絞り値AVsの変更が絞り径を低減する変更であるか否かを判定する。絞り径を低減する変更である場合はステップS53が肯定判定されてステップS54へ進み、絞り径を低減する変更でない場合はステップS53が否定判定されてステップS57へ進む。
ステップS54において、設定絞り値AVsの値に1を加算してステップS55へ進む。これにより、絞り径が1段小さくなるように設定絞り値AVsが設定される。ステップS55においては、設定絞り値AVsの値が最小絞り値AVMより大きいか否かを判定する。設定絞り値AVsの値が最小絞り値AVMの値よりも大きい場合は、ステップS55が肯定判定されてステップS56へ進む。ステップS56では、最小絞り値AVMの値よりも設定絞りAVsの値を大きく設定できないので、設定絞り値AVsの値に最小絞り値AVMの値を設定して図2のステップS4へ進む。設定絞り値AVsの値が最小絞り値AVMの値よりも小さい場合は、ステップS55が否定判定されて図2のステップS4へ進む。
ステップS53が否定判定されて進んだステップS57においては、ステップS52における設定絞り値AVsの変更が絞り径を増大する変更であるか否かを判定する。絞り径を増大する変更である場合はステップS57が肯定判定されてステップS58へ進み、絞り径を増大する変更でない場合はステップS57が否定判定されて図2のステップS4へ進む。
ステップS58において、設定絞り値AVsの値から1を減算してステップS59へ進む。これによって、絞り径が1段分大きくなるように設定絞り値AVsが設定される。ステップS59においては、設定絞り値AVsの値が開放絞り値AV0より小さいか否かを判定する。設定絞り値AVsの値が開放絞り値AV0の値よりも小さい場合は、ステップS59が肯定判定されてステップS60へ進む。ステップS60では、開放絞り値AV0の値よりも設定絞りAVsの値を小さく設定できないので、設定絞り値AVsの値に開放絞り値AV0の値を設定して図2のステップS4へ進む。設定絞り値AVsの値が開放絞り値AV0の値よりも大きい場合は、ステップS59が否定判定されて図2のステップS4へ進む。
一方、ステップS51もしくはステップS52が否定判定されて進んだステップS61においては、露出モード設定部材109によりマニュアル露出モード(M)に設定されているか否かを判定する。マニュアル露出モード(M)に設定されている場合はステップS61が肯定判定されてステップS62へ進み、絞り優先自動露出モード(A)に設定されている場合はステップS61が否定判定されて図2のステップS4へ進む。
ステップS62において、シャッタ速度設定部材107により設定シャッタ速度TVsが変更されたか否かを判定する。設定シャッタ速度TVsが変更されていない場合はステップS62が否定判定されて図2のステップS4へ進み、設定シャッタ速度TVsが変更されている場合はステップS62が肯定判定されてステップS63へ進む。ステップS63においては、ステップS62における設定シャッタ速度TVsの変更はシャッタ速度を高速側に設定する変更であるか否かを判定する。設定シャッタ速度TVsが高速側に変更された場合はステップS63が肯定判定されてステップS64へ進み、設定シャッタ速度TVsが高速側に変更されていない場合はステップS63が否定判定されてステップS67へ進む。
ステップS64において、設定シャッタ速度TVsの値に1を加算してステップS65へ進む。これにより、設定シャッタ速度TVsの値が1段分高速側に設定される。ステップS65において、ステップS64で新たに設定した設定シャッタ速度TVsの値が10よりも大きい、すなわち設定シャッタ速度が1/1000秒よりも高速側に設定されたか否かを判定する。設定シャッタ速度TVsの値が10以下の場合、すなわち設定シャッタ速度が1/1000秒以下の場合はステップS65が否定判定されて図2のステップS4へ進む。設定シャッタ速度TVsが10より大きい場合は、ステップS65が肯定判定されてステップS66へ進む。ステップS66においては、設定シャッタ速度を最高速である1/1000秒よりも高速に設定できないので、設定シャッタ速度TVsの値を10、すなわち設定シャッタ速度を1/1000秒に設定して図2のステップS4へ進む。
ステップS63が否定判定されて進んだステップS67においては、ステップS62における設定シャッタ速度TVsの変更がシャッタ速度を低速側に設定する変更であるか否かを判定する。設定シャッタ速度TVsが高速側に設定された場合は、ステップS67が否定判定されて図2のステップS4へ進む。設定シャッタ速度TVsが低速側に設定された場合は、ステップS67が肯定判定されてステップS68へ進む。ステップS68においては、設定シャッタ速度TVsの値から1を減算してステップS69へ進む。これにより、設定シャッタ速度TVsの値が1段分低速側に設定される。
ステップS69において、ステップS68で設定した設定シャッタ速度TVsの値が0よりも小さい、すなわち設定シャッタ速度が1秒よりも低速側に設定されたか否かを判定する。設定シャッタ速度TVsの値が0以上の場合は、ステップS68が否定判定されて図2のステップS4へ進む。設定シャッタ速度TVsの値が0よりも小さい場合は、ステップS68が肯定判定されてステップS70へ進む。ステップS70において、設定シャッタ速度を最低速の1秒よりも低速側に設定することができないので、設定シャッタ速度TVsの値を0、すなわち設定シャッタ速度を1秒に設定して図2のステップS4へ進む。
(測光処理)
図2のステップS4における測光処理の詳細について、図6のフローチャートを参照して説明する。ステップS71において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS71が否定判定されて図2のステップS5へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS71が肯定判定されてステップS72へ進む。ステップS72において、新レンズを開放絞りにした状態で測光装置102で検出した被写体光の開放測光値(BV−AV0)を取り込み、図2のステップS5へ進む。
図2のステップS4における測光処理の詳細について、図6のフローチャートを参照して説明する。ステップS71において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS71が否定判定されて図2のステップS5へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS71が肯定判定されてステップS72へ進む。ステップS72において、新レンズを開放絞りにした状態で測光装置102で検出した被写体光の開放測光値(BV−AV0)を取り込み、図2のステップS5へ進む。
(露出演算処理)
図2のステップS5における露出演算処理の詳細について、図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS81において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS81が否定判定されて図2のステップS6へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS81が肯定判定されてステップS82へ進む。
図2のステップS5における露出演算処理の詳細について、図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS81において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS81が否定判定されて図2のステップS6へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS81が肯定判定されてステップS82へ進む。
ステップS82において、新レンズの開放絞り値AV0、設定感度SVs、およびステップS72で取り込んだ開放測光値(BV−AV0)に基づいて、以下の式(1)を用いて露出値EVを算出してステップS83へ進む。
EV=(BV−AV0)+AV0+SVs ・・・(1)
EV=(BV−AV0)+AV0+SVs ・・・(1)
ステップS83において、露出モード設定部材109により絞り優先自動露出モード(A)が選択されているか否かを判定する。絞り優先自動露出モード(A)が選択されている場合はステップS83が肯定判定されてステップS84へ進み、マニュアル露出モード(M)が選択されている場合はステップS83が否定判定されてステップS89へ進む。
ステップS84において、ステップS82で算出した露出値EV、および設定絞り値AVsを用いて以下の式(2)により制御シャッタ速度TVcを算出してステップS85へ進む。
TVc=EV−AVs ・・・(2)
TVc=EV−AVs ・・・(2)
ステップS85では、ステップS84で算出した制御シャッタ速度TVcの値が0よりも小さい、すなわち制御シャッタ速度が最低速である1秒よりも低速であるか否かを判定する。制御シャッタ速度TVcの値が0よりも小さい場合はステップS85が肯定判定されてステップS86へ進み、制御シャッタ速度TVcの値が0以上の場合はステップS85が否定判定されてステップS87へ進む。
ステップS86では、制御シャッタ速度を最低速である1秒よりも低速に設定できないので、制御シャッタ速度TVcの値を0、すなわち制御シャッタ速度を1秒に設定してステップS90へ進む。ステップS85が否定判定されて進んだステップS87においては、ステップS84で算出した制御シャッタ速度TVcの値が10よりも大きい、すなわち制御シャッタ速度が最高速である1/1000秒よりも高速であるか否かを判定する。制御シャッタ速度TVcの値が10以下の場合にはステップS87が否定判定されてステップS90へ進み、制御シャッタ速度TVcの値が10よりも大きい場合はステップS87が肯定判定されてステップS88へ進む。
ステップS88においては、制御シャッタ速度TVcの値を10よりも大きく、すなわち制御シャッタ速度を1/1000秒よりも高速に設定できないので、制御シャッタ速度TVcの値を10、すなわち制御シャッタ速度を1/1000秒に設定してステップS90へ進む。
一方、ステップS83が否定判定されて進んだステップS89においては、設定シャッタ速度TVsの値を制御シャッタ速度TVcの値として設定してステップS90へ進む。すなわち、マニュアル露出モード(M)ではシャッタ速度を設定シャッタ速度に制御する。
ステップS90において、設定絞り値AVsの値を制御絞り値AVcの値として設定してステップS91へ進む。すなわち、絞り優先自動露出モード(A)もしくはマニュアル露出モード(M)のいずれの場合であっても、絞りを設定絞り値に制御する。
ステップS91において、以下の式(3)に示すように、制御絞りパルス数Pcを絞り込み段数(AVc−AV0)の関数fとして算出して、ステップS92へ進む。
Pc=f(AVc−AV0) ・・・(3)
Pc=f(AVc−AV0) ・・・(3)
なお、絞りの絞り込み段数と、絞り位置検出装置116が検出する検出絞りパルス数とは基本的には比例関係であるが、絞り開放付近において絞り検出装置116が出力する検出絞りパスル数は増加する。そのために、本実施の形態では、制御絞りパルス数Pcを絞り込み段数(AVc−AV0)の関数として算出している。
ステップS92において、以下の式(4)を用いて露出偏差ΔEVを算出してステップS93へ進む。
ΔEV=EV−TVc−AVc ・・・(4)
ΔEV=EV−TVc−AVc ・・・(4)
ステップS93において、感度自動制御モード設定フラグSが1であるか否かを判定する。フラグSが0(感度自動制御モード解除)の場合はステップS93が否定判定されてステップS102へ進み、フラグSが1(感度自動制御モード設定)の場合はステップS93が肯定判定されてステップS94へ進む。
ステップS94において、以下の式(5)に示すように、露出偏差ΔEVに相当する量だけ設定感度SVsを変化させるために、設定感度SVsから露出偏差ΔEVを減算した値を制御感度SVcとして設定してステップS95へ進む。
SVc=SVs−ΔEV ・・・(5)
SVc=SVs−ΔEV ・・・(5)
ステップS95では、ステップS94で算出した制御感度SVcの値が5より小さい、すなわち設定可能なISO100相当よりも小さいか否かを判定する。制御感度SVcの値が5以上の場合、すなわちISO100相当以上の場合はステップS94が否定判定されてステップS97へ進み、制御感度SVcの値が5よりも小さい場合、すなわちISO100相当よりも小さい場合はステップS95が肯定判定されてステップS96へ進む。ステップS96において、制御感度をISO100相当よりも小さく設定することができないので、制御感度SVcの値を5、すなわち制御感度をISO100相当に設定してステップS99へ進む。
ステップS95が否定判定されて進んだステップS97においては、制御感度SVcの値が9よりも大きい、すなわちISO1600相当よりも大きいか否かを判定する。制御感度SVcが9以下の場合、ステップS97が否定判定されてステップS99へ進む。制御感度SVcが9よりも大きい場合、ステップS97が肯定判定されてステップS98へ進む。ステップS98において、制御感度をISO1600相当よりも大きく設定することができないので、制御感度SVcの値を9、すなわち制御感度をISO1600相当に設定してステップS99へ進む。
ステップS99において、制御感度SVcの値と設定感度SVsの値との差の絶対値が所定値δ未満か否かを判定する。所定値δ未満の場合は、制御感度SVcと設定感度SVsが等しいと判断し、ステップS99が肯定判定されてステップS100へ進む。ステップS100において、フラグCを0に設定して図2のステップS6へ進む。なお、フラグCは制御感度SVcと設定感度SVsが等しいと判断された場合には0に設定され、制御感度SVcと設定感度SVsが異なると判断された場合には1に設定されるフラグである。また、所定値δは、たとえば1/12EV〜1/3EVの範囲で1/6EV程度が好ましい。
制御感度SVcの値と設定感度SVsの値との差の絶対値が所定値δ以上の場合は、制御感度SVcと設定感度SVsが異なると判断し、ステップS99が否定判定されてステップS101へ進む。ステップS101においては、フラグCを1に設定して図2のステップS6へ進む。
一方、ステップS93が否定判定されて進んだステップS102においては、感度自動制御モードが解除されているために、制御感度と設定感度とが同一となるので、フラグCを0に設定して図2のステップS6へ進む。
(表示処理)
図2のステップS6における表示処理の詳細について、図8のフローチャートを参照して説明する。ステップS111において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS111が否定判定されて後述するステップS121へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS111が肯定判定されてステップS112へ進む。
図2のステップS6における表示処理の詳細について、図8のフローチャートを参照して説明する。ステップS111において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS111が否定判定されて後述するステップS121へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS111が肯定判定されてステップS112へ進む。
ステップS112において、露出モード設定部材109により絞り優先自動露出モード(A)が選択されているか否かを判定する。絞り優先自動露出モード(A)が選択されている場合はステップS112が肯定判定されてステップS113へ進む。ステップS113において、表示装置106に制御シャッタ速度TVcの値および設定絞りAVsの値を点灯表示してステップS115へ進む。露出モード設定部材に109によりマニュアル露出モード(M)が選択されている場合はステップS112が否定判定されてステップS114へ進む。ステップS114においては、表示装置106に設定シャッタ速度TVsの値、設定絞りAVsの値、および露出偏差ΔEVの値を点灯表示してステップS115へ進む。ここで、露出偏差ΔEVの値は、たとえば露出偏差インジケータなどのような形態で表示されるものとする。なお、露出偏差ΔEVの値は、正の場合に露出オーバー、負の場合に露出アンダーとなるように表示するのが好ましい。
ステップS115では、感度自動制御フラグSが1であるか否かを判定する。フラグSが0(感度自動制御モード解除)の場合はステップS115が否定判定されて、後述するステップS120へ進む。フラグSが1(感度自動制御モード設定)の場合は、ステップS115が肯定判定されてステップS116へ進む。
ステップS116において、フラグCが1であるか否かを判定する。フラグCが0(制御感度SVcと設定感度SVsが異なる)の場合はステップS116が否定判定されてステップS119へ進み、フラグCが1(制御感度SVcと設定感度SVsが等しい)の場合はステップS116が肯定判定されてステップS117へ進む。ステップS117においては、表示装置106に「ISO AUTO」の文字もしくはマークを点滅表示してステップS118へ進む。ステップS118において、表示装置106に制御感度SVcの値を点灯表示して図2のステップS7へ進む。この結果、撮像感度が制御感度に変更されていることを強調して表示することができる。
ステップS116が否定判定されて進んだステップS119においては、表示装置106に「ISO AUTO」の文字もしくはマークを点灯表示してステップS120へ進む。ステップS120において、表示装置106に設定感度SVsの値を点灯表示して図2のステップS7へ進む。
一方、ステップS111が否定判定されて進んだステップS121においては、露出モード設定部材109により、マニュアル露出モード(M)に設定されているか否かを判定する。マニュアル露出モード(M)に設定されている場合は、ステップS121が肯定判定されてステップS122へ進む。ステップS122においては、表示装置106に設定シャッタ速度TVsの値を点灯表示する。さらに、設定絞り値AVsが不明なので、表示装置106に「F−−」マークを点灯表示してステップS120へ進む。
露出モード設定部材109により、絞り優先自動露出モード(A)に設定されている場合は、ステップS121が否定判定されてステップS123へ進む。ステップS123においては、表示装置106に「F−−」マークを点滅表示してステップS120へ進む。「F−−」マークを点滅表示することにより、旧レンズ装着もしくは撮影レンズLE非装着の場合は絞り優先自動露出モードでは撮影できないことを警告することができる。
(撮像シーケンス処理)
図2のステップS11における撮像シーケンス処理の詳細について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9のステップS131において、シャッタ駆動回路114に指令を出力し、シャッタ115の不図示のマグネットに通電して先幕および後幕を保持させる。ステップS132において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113に正転を開始させてステップS133へ進む。これにより、不図示のミラーのミラーアップおよび絞りの絞り込みが開始される。ステップS133において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS133が否定判定されて後述するステップS137へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS133が肯定判定されてステップS134へ進む。
図2のステップS11における撮像シーケンス処理の詳細について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9のステップS131において、シャッタ駆動回路114に指令を出力し、シャッタ115の不図示のマグネットに通電して先幕および後幕を保持させる。ステップS132において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113に正転を開始させてステップS133へ進む。これにより、不図示のミラーのミラーアップおよび絞りの絞り込みが開始される。ステップS133において、通信成立フラグLが1であるか否かを判定する。フラグLが0(旧レンズ装着)の場合、ステップS133が否定判定されて後述するステップS137へ進む。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS133が肯定判定されてステップS134へ進む。
ステップS134において、絞り位置検出装置116から入力される信号によって検出絞りパルス数Pkを検出してステップS135へ進む。ステップS135において、ステップS134で検出した検出絞りパルス数Pk、および前述したステップS5の露出演算で算出した制御絞りパルス数Pcとの間にPk≧Pcが成立するか否かを判定する。Pk≧Pcが成立する場合にはステップS135が肯定判定されてステップS136へ進み、Pk≧Pcが成立しない場合にステップS135が否定判定される。否定判定された場合には、絞り込みを継続するようにステップS134へ戻る。
ステップS136において、絞り係止装置117に指令を出力して絞りを係止させ、ステップS137へ進む。ステップS137において、ミラーアップが終了したか否かを判定する。シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されるとステップS137が肯定判定されてステップS138へ進み、シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されない場合はステップS137が否定判定される。否定判定する場合には、ミラーアップを継続するように判定処理を繰り返す。
ステップS138において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113を停止させてステップS139へ進む。なお、ミラーアップの終了より先に絞り係止装置117によって絞りの係止が終了するように不図示のシーケンス駆動装置が構成されている。ステップS139において、所定時間のウエイトをおいてステップS140へ進む。所定時間は、ミラーアップ後のバウンドが安定するまでに要する時間とする。
ステップS140において、タイミング回路124に駆動信号の発生を開始させて撮像素子121の駆動を開始し、ステップS141へ進む。これにより、撮像素子121が電荷蓄積を開始する。ステップS141において、シャッタ駆動回路114に指令を出力し、シャッタ115の不図示のマグネットへの通電を解除して先幕保持を解除させ、ステップS142へ進む。これによってシャッタ先幕の走行が開始され、撮像素子121の撮像面に到達した被写体光の強さに応じて撮像素子121が電荷を蓄積する。ステップS142において、制御シャッタ速度TVcに相当する時間のウエイト後にシャッタ駆動回路114に指令を出力し、シャッタ115の不図示のマグネットへの通電を解除して後幕保持を解除させ、ステップS143へ進む。これによってシャッタ後幕の走行が開始され、撮像素子121への被写体光が遮断される。
ステップS143において、所定時間のウエイトをおいてステップS144へ進む。所定時間は、後幕が撮像素子121の撮像領域を完全に遮光し、走行完了するまでに要する時間とする。ステップS144において、撮像素子121の電荷蓄積を終了させてステップS145へ進む。ステップS145において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113に逆転を開始させてステップS146へ進む。これにより、不図示のミラーのミラーダウン動作および絞りの開放復帰動作が開始される。ステップS146において、タイミング回路124に指令を出力し、撮像素子121から蓄積電荷の読み出しを行い、ステップS147へ進む。
ステップS147において、ASIC123に画像処理を行わせ、ステップS148へ進む。ステップS148において、ASIC123に画像圧縮処理を行わせ、ステップS149へ進む。ステップS149において、画像圧縮後にバッファメモリ125に格納されている画像データを記録媒体126に記録してステップS150へ進む。
ステップS150において、ミラーダウンが終了したか否かを判定する。シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されるとステップS150が肯定判定されてステップS151へ進み、シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されない場合はステップS150が否定判定されて、ミラーダウンを継続するように判定処理を繰り返す。
ステップS151において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113を停止させて図9による処理を終了し、図2のステップS2へ戻る。なお、シーケンスモータ113は、逆通電ブレーキやショートブレーキなどのブレーキ処理により瞬時に停止され、オーバーランは無視できる程度であるものとする。また、画像記録には比較的時間がかかるが、ミラーダウン終了前には画像記録が終了するようにシーケンス機構は構成されている。これにより、一連の撮影処理が終了する。
(プレビューシーケンス処理)
図2のステップS14におけるプレビューシーケンス処理の詳細について、図10、図11のフローチャートを参照して説明する。図10のステップS161において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113の逆転を開始させてステップS162へ進む。これにより、不図示のミラーをミラーダウンした状態、およびシャッタ115をチャージした状態を保持したまま絞りの絞り込みのみを開始させる。
図2のステップS14におけるプレビューシーケンス処理の詳細について、図10、図11のフローチャートを参照して説明する。図10のステップS161において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113の逆転を開始させてステップS162へ進む。これにより、不図示のミラーをミラーダウンした状態、およびシャッタ115をチャージした状態を保持したまま絞りの絞り込みのみを開始させる。
ステップS162(通信成立フラグL=1の判定)からステップS165(絞り係止)までの各処理は、図9のステップS133(通信成立フラグL=1の判定)からステップS136(絞り係止)までの各処理と同様の処理を行う。ステップS166において、絞り込みが終了したか否かを判定する。シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されるとステップS166が肯定判定されてステップS167へ進み、シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されない場合はステップS166が否定判定される。否定判定する場合には、絞り込みを継続するように判定処理を繰り返す。
ステップS167において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113を停止させてステップS168へ進む。なお、シーケンスモータ113は、逆通電ブレーキやショートブレーキなどのブレーキ処理により瞬時に停止され、オーバーランは無視できる程度であるものとする。ステップS168においては、プレビュー動作処理を行いステップS169へ進む。なお、プレビュー動作処理の詳細については後述する。
ステップS169において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113に正転を開始させてステップS170へ進む。これにより、不図示のミラーをミラーダウンした状態、およびシャッタ115をチャージした状態を保持したまま絞りの開放復帰が開始される。ステップS170において、絞りの開放復帰が終了したか否かを判定する。シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されるとステップS170が肯定判定されてステップS171へ進み、シーケンススイッチSW3からオン信号が入力されない場合はステップS171が否定判定される。否定判定する場合には、絞りの開放復帰を継続するように判定処理を繰り返す。ステップS171において、モータ駆動回路112に指令を出力し、シーケンスモータ113を停止させて図2のステップS2へ進む。これにより、一連のプレビューシーケンス処理が終了する。
図10のステップS168におけるプレビュー動作処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。図11のステップS181において、通信成立フラグLが0であるか否かを判定する。フラグLが1(新レンズ装着)の場合、ステップS181が否定判定されて後述するステップS194へ進む。フラグLが0(新レンズ装着)の場合、ステップS181が肯定判定されてステップS182へ進む。
ステップS182において、シャッタ速度設定部材107により設定シャッタ速度TVsが変更されたか否かを判定する。設定シャッタ速度TVsが変更されていない場合はステップS182が否定判定されて後述するステップS196へ進み、設定シャッタ速度TVsが変更された場合はステップS182が肯定判定されてステップS183へ進む。
ステップS183(高速設定判定)からステップS190(設定シャッタ速度TVsの値を0に設定)までの各処理は、図5のステップS63(高速設定判定)からステップS70(設定シャッタ速度TVsの値を0に設定)までの各処理と同様の処理を行う。ただし、ステップS4へ進む処理はステップS191へ進む処理に置き換える必要がある。
ステップS182が否定判定されて進んだステップS196(感度変更操作判定)からステップS202(設定感度SVsの値から1を減算)までの各処理は、図4のステップS35(感度変更操作判定)からステップS41(設定感度SVsの値から1を減算)までの各処理と同様の処理を行う。ただし、ステップS4へ進む処理はステップS191へ進む処理に置き換える必要がある。
ステップS191において、装着された旧レンズの絞り環により設定値まで絞り込まれた実絞りの状態で測光装置102が測光した被写体光の開放測光値(BV−AVR)を取り込んでステップS192へ進む。なお、プレビュー動作中にユーザが旧レンズの絞り環を操作した場合は、絞り値を変更することで開放測光値(BV−AVR)に反映される。なお、AVRは実絞りの値である。
ステップS192において、プレビュー動作中における実絞り値に基づいて、以下の式(6)を用いて露出偏差ΔEVを算出してステップS193へ進む。
ΔEV=(BV−AVR)+SVs−TVs ・・・(6)
ΔEV=(BV−AVR)+SVs−TVs ・・・(6)
ステップS193において、表示装置106に設定シャッタ速度TVsの値、露出偏差ΔEV、および設定感度SVsの値を点灯表示させる。さらに、設定絞り値AVsが不明なので、表示装置106に「F−−」マークを点灯表示させてステップS195へ進む。ここで、露出偏差ΔEVの値は、たとえば露出偏差インジケータなどのような形態で表示されるものとする。なお、露出偏差ΔEVの値は、正の場合に露出オーバー、負の場合に露出アンダーとなるように表示するのが好ましい。
一方、ステップS181が否定判定されて進んだステップS194においては、新レンズが装着されているので、図5のステップS52〜ステップS60で絞り設定部材108により設定された設定絞り値AVsの値を表示装置106に表示させてステップS195へ進む。ステップS195においては、プレビュー解除操作が行われたか否かを判定する。プレビュースイッチSW2から解除指示信号を入力した場合は、ステップS195が肯定判定されて図10のステップS169へ進む。プレビュースイッチSW2から解除指示信号を入力しない場合は、ステップS195が否定判定されてステップS181へ戻る。
以上で説明した実施の形態の電子カメラによれば、以下の作用効果が得られる。
(1)電子カメラに絞り状態を伝達できないレンズ(たとえば旧レンズ)が装着された場合、演算回路101は、感度自動制御モードが設定されている場合、プレビューの開始指示信号を入力した時、適正露出を得るために行う撮像感度の変更を禁止するようにした。すなわち、旧レンズによるプレビューで絞りを絞り込んで測光している状態から撮像シーケンスに移行した場合、シーケンスモータ113の正転により絞りが一旦開放されるために演算回路101が適正露出を得るための演算ができないという事態を防ぐ。したがって、撮像感度自動制御に伴う不具合を解消することができるので、旧レンズ使用時における操作性を向上することができる。
(1)電子カメラに絞り状態を伝達できないレンズ(たとえば旧レンズ)が装着された場合、演算回路101は、感度自動制御モードが設定されている場合、プレビューの開始指示信号を入力した時、適正露出を得るために行う撮像感度の変更を禁止するようにした。すなわち、旧レンズによるプレビューで絞りを絞り込んで測光している状態から撮像シーケンスに移行した場合、シーケンスモータ113の正転により絞りが一旦開放されるために演算回路101が適正露出を得るための演算ができないという事態を防ぐ。したがって、撮像感度自動制御に伴う不具合を解消することができるので、旧レンズ使用時における操作性を向上することができる。
(2)旧レンズが装着され、かつプレビュー動作中に、演算回路101で算出した露出偏差ΔEVを表示装置106に表示するようにした。したがって、旧レンズ使用時においても、ユーザは被写体の露出を確認できるので、利便性を向上することができる。
(3)通信可能(絞り状態の伝達可能)な新レンズが装着され、かつプレビュー動作中には、表示装置106に絞り設定部材108により設定された設定絞り値AVsを表示するようにした。したがって、プレビュー動作中においても絞り値を確認できる。さらに、旧レンズが装着された場合とは表示装置106の表示内容が異なるので、表示装置106によりユーザは装着された撮影レンズLEが旧レンズか新レンズかを確認することができるので利便性が向上する。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
たとえば、上述した実施の形態のカメラに対して以下のような変形が可能である。
(1)シャッタ速度設定操作部材107は、設定シャッタ速度(露光時間)TVsを設定範囲0≦TVs≦10の範囲で1段ステップ設定するものに限定されず、たとえば1/3段ステップで設定してもよい。
(1)シャッタ速度設定操作部材107は、設定シャッタ速度(露光時間)TVsを設定範囲0≦TVs≦10の範囲で1段ステップ設定するものに限定されず、たとえば1/3段ステップで設定してもよい。
(2)絞り設定操作部材108は、絞り値を開放から最小絞りまで1段ステップで設定するものに限定されず、たとえば1/3段ステップで設定してもよい。
(3)上述した実施の形態では、電子カメラが装着された撮影レンズから絞り状態を検出できない場合として、旧レンズが装着された場合について記載した。しかし、撮影時の絞り値を検出できない撮影レンズが装着された場合であれば、上述した実施の形態における旧レンズが装着された場合と同様に処理する。たとえば、電子カメラと通信可能であっても、電子カメラに撮影時の絞り状態を伝達できない撮影レンズが装着された場合には、電子カメラは上記旧レンズが装着された場合と同様に処理する。
(3)上述した実施の形態では、電子カメラが装着された撮影レンズから絞り状態を検出できない場合として、旧レンズが装着された場合について記載した。しかし、撮影時の絞り値を検出できない撮影レンズが装着された場合であれば、上述した実施の形態における旧レンズが装着された場合と同様に処理する。たとえば、電子カメラと通信可能であっても、電子カメラに撮影時の絞り状態を伝達できない撮影レンズが装着された場合には、電子カメラは上記旧レンズが装着された場合と同様に処理する。
101・・・演算回路 102・・・測光装置 104・・・感度設定部材
106・・・表示装置 107・・・シャッタ速度設定部材 108・・・絞り設定部材
121・・・撮像素子 SW2・・・プレビュースイッチ LE・・・撮影レンズ
106・・・表示装置 107・・・シャッタ速度設定部材 108・・・絞り設定部材
121・・・撮像素子 SW2・・・プレビュースイッチ LE・・・撮影レンズ
Claims (5)
- 装着部に装着された撮影レンズを介して入射した被写体の像を撮像して画像を取得する撮像手段と、
前記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、
前記撮像手段に設定されている露光感度、前記撮像手段に設定されている露光時間、前記撮影レンズに設定されている絞り値、および前記輝度検出手段により検出された被写体輝度を用いて露出演算を行う第1露出演算手段と、
前記第1露出演算手段によって演算された露出値と適正露出との差を露出偏差として演算し、前記露出偏差に基づいて、露出値が適正露出となるように前記露光感度を変更する第2露出演算手段と、
前記装着された撮影レンズの絞り状態の検出ができるか否かを判定する判定手段と、
絞りを所定値まで絞り込んで前記被写体を観察するためにユーザにより操作されるプレビュー操作部材と、
前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態の検出ができないと判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合は、前記第2露出演算手段による前記露光感度の変更を禁止し、前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態の検出ができないと判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合は、前記第2露出演算手段による前記露光感度の変更を許可する露出演算制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記判定手段は、前記装着された撮影レンズとの間の通信結果に基づいて、前記撮影レンズの絞り状態が検出できるか否かを判定することを特徴とするカメラ。 - 請求項1および2に記載のカメラにおいて、
前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態の検出ができると判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合には前記露出偏差の表示を禁止し、前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態の検出ができないと判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合には、前記プレビュー操作部材の操作によって変化する前記露出偏差の表示を許可する表示制御手段と、
前記表示が許可された露出偏差を表示する表示器とを備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項3に記載のカメラにおいて、
前記表示制御手段は、前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合、前記撮影レンズに設定されている絞り値を前記表示器に表示することを特徴とするカメラ。 - 請求項3または4に記載のカメラにおいて、
前記露光感度および前記露光時間のいずれかの一方の設定変更を指示する指示操作部材と、
前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態が検出できると判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合には、前記指示操作部材による前記設定変更を禁止し、前記判定手段により前記撮影レンズの絞り状態が検出できないと判定され、かつ前記プレビュー操作部材が操作されている場合には、前記指示操作部材による前記設定変更を許可する設定変更制御手段とをさらに備え、
前記表示制御手段は、前記指示操作部材が許可した設定変更による露光感度および露光時間のいずれか一方を前記表示器に表示することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
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KR101539247B1 (ko) * | 2012-01-13 | 2015-07-24 | 캐논 가부시끼가이샤 | 촬상장치, 렌즈 유닛 및 그 제어 방법 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007254948A patent/JP2009088897A/ja active Pending
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US9160901B2 (en) | 2012-01-13 | 2015-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus, lens unit, and methods of controlling the same |
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