JP2009088246A - 露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】投影光学系または照明系の光学特性を測定するための新規かつ有用な技術を提供する。
【解決手段】露光装置は、投影光学系4の像面からのデフォーカス量と投影光学系4によって形成される像の位置との関係に基づいて投影光学系4の光学特性を示す情報を演算する演算部43を備える。
【選択図】図3
【解決手段】露光装置は、投影光学系4の像面からのデフォーカス量と投影光学系4によって形成される像の位置との関係に基づいて投影光学系4の光学特性を示す情報を演算する演算部43を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、露光装置およびデバイス製造方法に関する。
半導体デバイス等のデバイスのパターンの微細化に伴って、露光装置の投影光学系の高NA(NAは開口数)化が求められている。高NA化に伴って、露光装置間でのNAのマッチングが重要になり、高精度なNA計測およびNA調整のニーズが高まっている。特許文献1には、投影光学系の開口絞りを通過した光に基づいて、開口絞りの位置における光強度分布に対応する光強度分布を測定し、その光強度分布から開口数を求める方法が開示されている。
また、照明系に関しても、高σ化や、デバイスに最適化した特殊な有効光源分布が求められている。また、高NA化は、感光剤への反射率が高くなる現象への対応として偏光照明の最適化を要求する。そのため、様々な偏光状態における有効光源分布を精度よく形成する必要がある。これには、有効光源分布を高精度に計測することが不可欠である。特許文献2には、露光量を変えながら有効光源をウエハに投影して該ウエハを露光し、現像を経て得られるパターンに基づいて有効光源の強度分布を得ることが開示されている。
特開2005−322856号公報
米国特許第6741338号明細書
特許文献1、2には、投影光学系の像面からのデフォーカス量または該投影光学系の収差量と該投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて該投影光学系または照明系の光学特性を得ることについて開示も示唆もされていない。
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、投影光学系または照明系の光学特性を測定するための新規かつ有用な技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置に係り、前記露光装置は、前記投影光学系の像面からのデフォーカス量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記投影光学系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備える。
本発明の第2の側面は、レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置に係り、前記露光装置は、前記投影光学系の収差量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記投影光学系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備える。
本発明の第3の側面は、照明系によってレチクルを照明し、該レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置に係り、前記露光装置は、前記投影光学系の像面からのデフォーカス量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記照明系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備える。
本発明の第4の側面は、照明系によってレチクルを照明し、該レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置に係り、前記露光装置は、前記投影光学系の収差量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記照明系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備える。
本発明によれば、投影光学系または照明系の光学特性を測定するための新規かつ有用な技術が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の原理を説明するための概念図である。マスクMの1つの点から光軸AXに対して斜めに射出された光束BBは、投影光学系PO内にある瞳面PUのある一部の領域のみ通過し、像面Wの1つの点に結像する。像面Wにおける所定位置(例えば、光軸AX)からの像の位置ずれ量と、像面Wを光軸AXに沿ってデフォーカスさせた面W'における前記所定位置からの像の位置ずれ量は、光束BBの主光線の入射角度θに依存して変化する。像面Wに平行な複数の異なる面における前記所定位置からの像の位置ずれ量を計測し、光軸方向の位置変化量に対する位置ずれ量の変化(傾き)を演算することで、投影光学系POの光学特性を示す情報を求めることができる。投影光学系POの光学特性としては、例えば、投影光学系POのNA(瞳の大きさ)、または、投影光学系POの瞳の形状を挙げることができる。
図1は、本発明の原理を説明するための概念図である。マスクMの1つの点から光軸AXに対して斜めに射出された光束BBは、投影光学系PO内にある瞳面PUのある一部の領域のみ通過し、像面Wの1つの点に結像する。像面Wにおける所定位置(例えば、光軸AX)からの像の位置ずれ量と、像面Wを光軸AXに沿ってデフォーカスさせた面W'における前記所定位置からの像の位置ずれ量は、光束BBの主光線の入射角度θに依存して変化する。像面Wに平行な複数の異なる面における前記所定位置からの像の位置ずれ量を計測し、光軸方向の位置変化量に対する位置ずれ量の変化(傾き)を演算することで、投影光学系POの光学特性を示す情報を求めることができる。投影光学系POの光学特性としては、例えば、投影光学系POのNA(瞳の大きさ)、または、投影光学系POの瞳の形状を挙げることができる。
ここで、主光線の傾きはTanθに相当し、一方、空気中での投影光学系POのNAはSinθに相当する。したがって、主光線の傾きとNAとの関係は、TanθとSinθの関係である。図2の曲線Aは、主光線の傾きとNAとの関係を示している。但し、実際の光束BBは幅を有する。したがって、ある角度以上の入射角θで投影光学系POに入射した光束BBの一部は、投影光学系POの瞳絞りPUによりけられてしまう。そのために、実際の主光線BBの傾きは、曲線Aよりも小さくなる。図2の曲線Bは、実際の主光線BBの傾きを示している。
このような関係は、実験または光学シミュレーションを通して得ることができる。予め求めておいた主光線BBの傾きと投影光学系POの瞳絞りPUの大きさとの関係から、主光線BBの傾きを計測することで、投影光学系POの瞳絞りPUの大きさ、即ち投影光学系POのNAを求めることができる。
図3は、本発明の露光装置の代表的な実施形態を概略的に示す図である。露光装置は、ウエハチャック17に保持されたウエハ(基板)の露光するように構成される。具体的には、露光装置は、レチクルステージ16によって保持されたレチクルを照明系1によって照明し、該レチクルのパターンを投影光学系4によってウエハに投影して該ウエハを露光する。
以下では、露光装置の付加的な機能である投影光学系4のNAの測定機能に関して説明する。光源2が発生する光を使ってレチクル(原版)を照明する照明系1は、投影光学系4の瞳面と共役な位置に配置された開口プレート5を有する。開口プレート5は、照明系1のNAが投影光学系4の開口絞りの大きさまで光を広げて供給できない場合には、拡散効果をもった光学素子を有する開口プレート3と交換されうる。開口プレート3は、投影光学系4のNAの計測に最適な有効光源形状を形成可能な光学部材、例えばCGH(Computer Generated Hologram)で置き換えられてもよい。
照明系1から射出された光は、レチクルステージ16に保持された計測マスク7を照明する。計測マスク7は、図4に例示するように、物体面(パターン面)とは反対の面(裏面)に遮光膜25を有し、遮光膜25に開口8が形成されている。開口8の上部または内部には、拡散光学素子9が配置されている。拡散光学素子9は、前述の拡散効果をもった光学素子を有する開口プレート3と同様の効果を奏する。
この実施形態では、投影光学系4の瞳の絞り境界をカバーする領域の光束を投影光学系4の像面に対して斜入射させることにより投影光学系4のNAが計測される。図12を参照して説明すると、NA計測のために使用される光束の外側の境界は、投影光学系4の瞳面における絞り境界NARよりも外側に規定された照明開口境界Rに一致する。また、NA計測のために使用される光束は、投影光学系4に斜入射させる必要がある。NA計測のために使用される光束としては、例えば、照明開口境界Rで囲まれた領域が瞳中心Cを通る2つのラインKで4分割されてなる各分割領域を通る光束が利用されうる。図12は、照明開口境界Rで囲まれた領域を4分割してなる各分割領域DRを通る光束をNA計測のための光束として使用する例を説明しているが、分割の方法は、これに限定されない。例えば、分割数は4以外の複数としてもよい。図12において、Cは投影光学系4の瞳中心を示す。
図11は、計測マスク7の裏面に設けられた開口8の一例を示す図である。この例では、開口8は、4つの部分開口81を含む。1つの部分開口81を通る光束が図12を参照して説明した1つの分割された光束に対応する。
更に、計測マスク7のパターン面に設けられた計測マーク10は、図6に(A)または(B)として例示されたマークTPを各部分開口81に対応する位置に配置してなる。各マークTPは、基準点CCの直下の位置に配置される。マークTPは、例えば、ライン間またはスペース間のピッチ(間隔)がほぼ等しい周期パターンであり、かつ光が透過する個々のスペース幅が周期パターンの中心ラインまたは中心スペースのパターンから外側のパターンに向かって減少するパターンからなるものでありうる。或いは、マークTPは、ある幅をもったラインの両エッジ部に細いラインを施したものでありうる。このようなマークTPは、高次回折光を低減させる効果をもったパターンであり、これを用いることでより精度を上げることができる。そして、このようなマークTPを1つのラインと見なし、このようなマークTPを投影光学系を介し結像させたパターン像の光強度分布は、その内部のライン間が解像しない歪の少ない1つの大きなパターンと見なし得るものであり、これにより精度の高い位置ずれ計測が可能となる。このようなマーク(パターン)については、国際公開第03/021352号(米国特許第7190443号)において詳述されている。
マークTPのXY面内における回転方向の向きについては、図11の左右に配置された2つの部分開口81に対応する位置に配置されるマークTPは、図6と同じ向き(縦にラインが延びる向き)とされる。一方、図11の上下に配置された2つの部分開口81に対応する位置に配置されるマークTPは、図6に示すマークTPを90°回転させた向き(横向き)とされる。これにより、部分開口81を通り抜けた光束は、マークTP(回折を無視すれば)を通過することで、投影光学系4の瞳面の4つの分割領域DR(図12参照)のうちの対応する1つの分割領域だけを通過して像面に達する。
ここで、計測マーク10を構成するマークTPは、図6に例示するようにラインアンドスペースパターンでありうる。マークTPとしては、種々のパターンを使用しうる。
上記のような構成において、計測マーク10(マークTP)の像を投影光学系4によってウエハステージ(基板ステージ)18の上に設けられた検出部29の遮光部材27の表面に形成する。遮光部材27は、スリット(開口部)Sを有し、スリットSを透過した光がセンサ28によって検出される。センサ28は、例えば、入射する光の強度または光量を検出して検出結果を出力する。
まず、投影光学系4の像面に検出部29の表面が一致するようにウエハステージ18のZ方向(投影光学系4の光軸方向)の位置を調整する。この際、フォーカス計測部19によって検出部29の表面位置を計測し、その計測結果に基づいてウエハステージ18が駆動されうる。
次いで、投影光学系4の光軸方向(Z方向)と直交する面内(X,Y方向)においてマークTP(計測マーク10)のラインと直交する方向にウエハステージ18を移動させながらスリットSを透過した光をセンサ28によって検出する。このときのウエハステージ18のX方向(またはY方向)における位置とセンサ28の出力(例えば、光の強度)とに基づいて図8に例示するような検出信号が得られる。図8に示す例において、縦軸が光の強度(Intensity)、横軸がX方向またはY方向の検出部29(ウエハステージ)の位置(X,Y Position)である。演算部43は、このような検出信号に基づいてマークTP(計測マーク10)の像の中心位置を検出する。
スリットSの幅は、図8に例示される空中像(ピーク部分)の幅の半分以下であることが望ましい。また、図6に例示するように、マークTPを構成するラインの本数を増やすと共にそれに対応するようにスリットSの本数も増やすことにより、センサ28に入射する光の量を増加させるとともに平均化効果によって精度を向上させることができる。なお、マークTPのラインの方向(縦ライン、横ライン)に応じて、スリットSの方向を切り替えるために、縦ライン用のスリットSおよびセンサ28と、横ライン用のスリットSおよびセンサ28が設けられうる。
更に、ウエハステージ18をZ方向(投影光学系4の光軸方向)に移動させて、所定のデフォーカス位置で同様にウエハステージ18をX,Y移動させながら上記と同様にスリットSを透過する光がセンサ28によって検出される。これによって、図8に例示するような検出信号が得られ、この検出信号に基づいてマークTP(計測マーク10)の像の中心位置が検出される。
これにより、演算部43は、図9に例示するように、投影光学系4の光軸方向における検出部29の位置(デフォーカス量)とマークTP(計測マーク10)の像の中心位置のずれ量(位置ずれ量)との関係を示す特性曲線を得る。ここで、ずれ量は、所定の基準位置からのずれ量であり、例えば、検出部29の表面が投影光学系4の像面に位置決めされたときのマークTP(計測マーク10)の像の中心位置、または、光軸が基準位置とされうる。ここで、複数の異なるデフォーカス位置(光軸方向位置)で位置ずれ量を検出する代わりに、例えば、投影光学系4の補正光学系184を駆動機構183によって駆動することにより投影光学系4の収差量を変化させて、各収差量において位置ずれ量を検出してもよい。あるいは、光源2が発生する光の波長を波長制御器171で変更することにより、収差量を変化させて、各収差量において位置ずれ量を検出してもよい。ここで、投影光学系の収差としては、例えば、球面収差、非点収差、または、コマ収差を挙げることができる。
次いで、演算部43は、図9に例示するような特性曲線の傾きmを演算する。演算部43は、例えば、特性曲線を直線で近似し、その直線の傾きmを演算する。次いで、演算部43は、図2に例示するNAと傾きとの関係に基づいて、投影光学系の光学特性を示す情報として、演算によって得た傾きmに対応するNAの値を演算する。ここで、図2に例示するNAと傾きとの関係は、テーブルとして、または、近似式として、演算部43に予め登録されうる。以上の処理を4つのマークTPのそれぞれについて実行することにより、投影光学系4の光学特性を示す情報として、投影光学系4の瞳の形状を得ることができる。
ここで、図13に例示するように、投影光学系4の瞳内に遮光される領域RRを設けて、開口絞りNAR付近のみ光を透過させることにより、特性曲線の傾きmを大きくすることができる。傾きmが大きくなると敏感度が上がり、その結果、投影光学系4の光学特性を高精度に求めることができる。
図14は、計測マスク7の裏面に設けられる開口8の他の配置例である。図14に示す配置例では、開口8は、円弧状の4つの部分開口81'を有する。このような部分開口81'の配置が採用される場合においても、図11に示す配置例における場合と同様に、各マークTPは、基準点CCの直下の位置に配置される。 上記の計測に関する処理、例えば、ウエハステージ18の駆動、検出部29の制御等は、演算部43によって制御される。演算部43は、例えば、投影光学系4の瞳における透過率分布や照明時の有効光源分布等のパラメータを保持しうる。このようなパラメータは、NAの演算時に考慮されうる。演算部43は、次式にしたがってNAを演算することもできる。
演算部43は、NAの計測結果に基づいて、投影光学系4のNA絞りを駆動する絞り駆動部20を制御して投影光学系4のNAを調整することができる。
図10は、演算部43によって制御される上記の処理の流れを概略的に示す図である。なお、演算部43は、制御部または処理部として把握しされてもよい。ステップS10において、演算部43は、デフォーカス量または収差量を調整する。デフォーカス量の調整は、前述のように、ウエハステージ18を投影光学系4の光軸方向に駆動することによって行うことができる。収差量の調整は、前述のように、補正光学系184を駆動機構183によって駆動すること、または、光源2が発生する光の波長を波長制御器171によって変更することによって行うことができる。
ステップS12では、演算部43は、検出部29によってマークTPの像の位置ずれ量を検出する。ステップS14では、演算部43は、ステップS10およびS12からなる処理が設定回数だけ実行されたか否かを判断し、設定回数だけ実行された場合にはステップS16に処理を進め、設定回数だけ実行されていない場合にはステップS10に処理を戻す。
ステップS16では、演算部43は、ステップS10およびS12からなる処理の繰り返しによって得られた図9に例示される特性曲線の傾きmを演算する。ステップS18では、演算部43は、図2に例示するNAと傾きとの関係に基づいて、演算によって得た傾きmに対応するNAの値を演算する。
ステップS20では、演算部43は、演算によって得られたNAの値に基づいて、投影光学系4の絞りを駆動する絞り駆動部20を制御して投影光学系4のNAを調整する。
以上の方法は、投影光学系4によって形成される計測マークの空中像を計測する方法であるが、このような方法に代えて、露光工程の実施によって基板上に計測マークを転写し、これによって基板に形成されるマークの位置を計測する方法を採用してもよい。
この場合は、計測マスク7には、図7に例示されるような計測マーク35が使用されうる。計測マーク35は、例えば、フレーム形状を有しうる。フレームの1辺のバーは、図6の(A)または(B)に例示するように複数のラインからなるパターンで構成されうる。このようなフレーム形状の計測マーク35を使用することにより、X,Y方向のいずれの方向の位置ずれについても計測することができる。しかしながら、位置ずれの計測方向に応じて、図6のように縦ラインだけのマークが使用されてもよいし、それを90°回転させたような横ラインだけのマークが使用されてもよい。
更に、計測マスク7のパターン面における計測マーク35とは異なる領域にレファレンスマーク36が配置されうる。計測マスク7の裏面におけるレファレンスマーク36に対向する部分には開口が設けられる。
レファレンスマーク36は、計測マーク35との相対的な位置ずれを計測するために使用され、その形状は任意である。例えば、2μm線幅のラインを含む計測マーク35と、当該計測マーク35とはサイズの異なるフレームマーク36とが使用されうる。図15は、計測マークとレファレンスマークの配置例が示されている。
図16は、基板にマークを転写することによって投影光学系のNAを計測する方法の手順を示す図である。ステップS30では、デフォーカス量または収差量が調整される。ステップS32では、露光工程によって、基板に塗布された感光剤に計測マーク35が転写される(即ち、計測マーク35の像が潜像として感光剤に形成される)。なお、2回目以降のステップS32の実行に先立って、ウエハステージ18がX、Y方向に駆動され、基板の露光領域が変更される。ステップS34では、ステップS30およびS32からなる処理が設定回数だけ実行されたか否かを判断し、設定回数だけ実行された場合にはステップS36に進み、設定回数だけ実行されてない場合にはステップ30に戻る。
ステップS36では、デフォーカス量または収差量を基準値に調整した後に、転写された各計測マーク35の潜像に重なるように、露光工程によってレファレンスマーク36が基板に転写される。
ステップS38では、基板の感光剤に露光によって形成された潜像が現像され、複数のデフォーカス量または収差量の下で転写されたすべての計測マーク35の像について、レファレンスマーク36の像に対する計測マーク35の像の位置ずれが計測される。
ステップS40では、ステップS38における計測結果に基づいて、図9に例示される特性曲線を生成し、ステップS42では、該特性曲線の傾きmが演算される。ステップS42では、図2に例示するNAと傾きとの関係に基づいて、演算によって得た傾きmに対応するNAの値が演算される。
図16に示す処理では、潜像を現像した後に計測がなされるが、感光剤に形成された潜像を計測してもよい。例えば、ホトクロ材料基板にマークを転写して潜像を形成し、その潜像の位置を露光装置のオフアクシスアライメント検出系14で検出してもよい。測定することも可能である。
また、図11または図14に例示されるユニットを同一の計測マスク7の数箇所に配置しておけば、上記の方法で露光を行って、各像高毎にNAを計測することができる。
[第2実施形態]
この実施形態は、計測マスクの他の構成例を提供する。図5は、本発明の第2実施形態としての計測マスクの構成を示す図である。計測マスク7の裏面(上面;照明系側の面)に遮光膜25を有し、遮光膜25に開口32が形成されている。開口32の内部または上部には、拡散光学素子31が配置されている。
この実施形態は、計測マスクの他の構成例を提供する。図5は、本発明の第2実施形態としての計測マスクの構成を示す図である。計測マスク7の裏面(上面;照明系側の面)に遮光膜25を有し、遮光膜25に開口32が形成されている。開口32の内部または上部には、拡散光学素子31が配置されている。
計測マスク7のパターン面には、計測マーク33が設けられていて、計測マーク33の下方(投影光学系側)には、中心位置が計測マーク33の中心位置からずれた位置に開口34を有する遮光部材26は配置されている。
開口32と拡散光学素子31とは、パターン面に設けられた計測マーク33にσ>1の十分な入射角度の光束を与えている。計測マーク33は、例えば、図6または図7に例示されたマークを含みうる。開口34は、図11または図14に例示された形状を有しうる。計測マーク33を通過した光束が開口34を通過することにより、投影光学系4の瞳面において、図12に示す境界Rの内側の領域または図13に示す絞り境界NAR付近の領域に光束が提供される。
更に、図5に例示されたユニットを同一像高とみなせる複数の領域にそれぞれ配置することによって、投影光学系4の瞳の形状を測定することができる。
[第3実施形態]
この実施形態は、計測マスクの更に他の構成例を提供する。この実施形態では、計測マスクとして位相シフトマスク(PSG;Phase Shift Grating)が使用される。
この実施形態は、計測マスクの更に他の構成例を提供する。この実施形態では、計測マスクとして位相シフトマスク(PSG;Phase Shift Grating)が使用される。
位相シフトマスクについては、特開2002−55435号公報において説明されている。これらに記載された方法は、2光束干渉を用いて波面の異なる2箇所のそれぞれ光束が通過する部分の位相差を計測することで光学特性を求める方法である。
具体的には、図18に示す位相シフトマスクのラインアンドスペースマークのスペース部(透明部)は2つの異なる段差からなっていて、当該2つの異なる段差を通過した光の位相差が90度になるよう設計されている。
通常の小σ照明条件で当該ラインアンドスペースマークを照明すると、通常のバイナリーマスクを用いたラインアンドスペースマークの0次、±1次回折光による3光束干渉とは異なり、0次回折光と+1次回折光または−1次回折光とによる2光束干渉となる。ただし、ラインアンドスペースマークのピッチは、+1次回折光または−1次回折光は投影学系4のNA絞りを通過するが、それ以外の高次回折光は投影光学系4のNA絞りによってけられて結像に寄与しないように決定される。
投影光学系4に波面収差があると、前記2光束干渉によって像面に形成される像は、2本の光束がそれぞれ通過する部分で生じる位相差の影響を受けることになる。この位相差によって、像面に形成される像の位置がシフトする。したがって、この像の位置シフトと2本の光束が通過する部分とを知ることで、前記位相差を求めることができる。
更に、ラインアンドスペースマークのピッチを変えたり、該マークを回転させて配置したりすることにより、回折光が進行方向を制御することができる。つまり、2本の光束が通過する部分を任意に制御することができる。
図19は、位相シフトを計測するためのマークを示す図である。図19に示されたマーク200とマーク(トリムパターン)201とを使って基板を重ね焼き(トリム露光)すると、図20に例示するようにマーク200の一部分だけが残ったBox to Box形状が得られる。このBox to Box形状において、内側Boxと外側Boxとの位置ずれが計測器によって計測される。Boxマークの詳細に関しては、特開2002−55435号公報に記載されている。
上記の計測方法の具体例を以下で説明する。図23は、計測マスクとして位相シフトマスクを使って投影光学系のNAを計測する方法の手順を示す図である。まず、ステップS50では、デフォーカス量または収差量が調整される。ステップS52では、小σ照明条件で、図21のマーク群202が基板に塗布された感光剤に転写される。なお、2回目以降のステップS32の実行に先立って、ウエハステージ18がX、Y方向に駆動され、基板の露光領域が変更される。
ここで、図21において、マーク群202は、マーク200が、種々の配列ピッチおよび回転方向で、1つの像高とみなせる領域内に配置されたものである。マーク群203は、マーク(トリムパターン)201が、マーク群202を構成するマークの位置および回転方向に合わせて配置されたものである。
ステップS54では、ステップS50およびS52からなる処理が設定回数だけ実行されたか否かを判断し、設定回数だけ実行された場合にはステップS56に進み、設定回数だけ実行されてない場合にはステップ50に戻る。
ステップS56では、マーク群202を構成するマーク200の潜像にマーク群203を構成するマーク(トリムパターン)201の像が重なるようにウエハステージ18またはレチクルステージ16が駆動される。そして、通常の照明条件で、マーク群203が基板に転写される。
ステップS58では、基板の感光剤に露光によって形成された潜像が現像され、複数のデフォーカス量または収差量の下で転写されたマークの内側Boxと外側Boxとの位置ずれが測定機によって計測される。ここで、計測すべきマークとして、図22に示すような投影光学系の瞳面におけるNA絞り近傍に回折光を飛ばすものが選択される。なお、潜像を現像することなく該潜像を計測してもよい。
ステップS60では、ステップS58における計測結果に基づいて、回転方向ごとに、図9に例示される特性曲線を生成し、ステップS42では、回転方向ごとに、特性曲線の傾きmが演算される。
ステップS62では、図2に例示するNAと傾きとの関係に基づいて、回転方向ごとに、傾きmに対応するNAの値が演算される。これにより、投影光学系4の瞳(NA絞り)の形状も決定される。
これ以外にも、図17に示す1本のラインパターン(遮光ライン)の左右の位相が0°と180°以外の異なる位相で形成されたマークを持つ位相シフトマスク(PSFM;Phase Shift Focus Monitor)が使用されうる。このようなPSFMは、通常は、90°の位相差を発生するように構成されうる。
このようなPSFMも、PSGと同様に、フォーカスモニターとして市販されていて、原理的にはPSGと同様に収差に対し位置ずれが発生するが、グレーチングによる2光束干渉とは異なり1本ライン(通常は、限界解像付近の線幅が使用される)である。よって、投影光学系の瞳面の全面に広がった回折光が波面全体の平均的な収差の影響を受けて像の位置ずれを生じるため、敏感度が低い。
PSFMを用いてもPSGと同様なNA計測が可能であることは自明であるため、詳細な説明は省略する。
[第4実施形態]
ここまでは、投影光学系のNAまたは瞳の形状の計測について説明した。同様な手法で、照明系の有効光源形状に関する計測を行うことができる。
ここまでは、投影光学系のNAまたは瞳の形状の計測について説明した。同様な手法で、照明系の有効光源形状に関する計測を行うことができる。
図3を参照して代表的な実施形態を説明する。照明系1から射出された光は、レチクルステージ16によって保持された計測マスク7を通過する。計測マスク7は、図24に示すように物体面とは反対の面に設けられた遮光膜25に開口8が形成されている。図26に示すように、照明開口境界Rは、投影光学系の瞳面における絞り境界NARによりも外側に規定されている。通常は、照明系の有効光源の大きさはσ<1内に収まるため、照明開口境界Rは、投影光学系の絞り境界NARより外側にあれば十分である。
斜入射によって光束を結像させるために、この実施形態では、境界Rで囲まれた光束は、瞳中心Cを通るラインKで4分割される。なお、分割の方法はこれに限られない。
図11は、図26に示される4分割された光束を計測マスク7の裏面に設けられた部分開口81の位置にそれぞれ独立させて配置させたレイアウト例を示している。なお、レイアウトはこれに限られるものではなく、投影光学系4の同一像高とみなせる領域内に各光束が配置されればよい。
更に、計測マスク7のパターン面にはマークTP(計測マーク10)(図6)が各部分開口81に対応するように配置される。各マークTPは、基準点CCの直下の位置に配置される。
マークTPのXY面内における回転方向の向きについては、図11の左右に配置された2つの部分開口81に対応する位置に配置されるマークTPは、図6と同じ向き(縦にラインが延びる向き)とされる。一方、図11の上下に配置された2つの部分開口81に対応する位置に配置されるマークTPは、図6に示すマークTPを90°回転させた向き(横向き)とされる。これにより、部分開口81を通り抜けた光束は、マークTP(回折を無視すれば)を通過することで、投影光学系4の瞳面の4つの分割領域DR(図12参照)のうちの対応する1つの分割領域だけを通過して像面に達する。
上記のような構成において、計測マーク10(マークTP)の像を投影光学系4によってウエハステージ(基板ステージ)18の上に設けられた検出部29のスリット部材27の表面に形成する。スリット部材27は、スリットSを有し、スリットSを透過した光がセンサ28によって検出される。
まず、投影光学系4の像面に検出部29の表面が一致するようにウエハステージ18のZ方向(投影光学系4の光軸方向)の位置を調整する。この際、フォーカス計測部19によって検出部29の表面位置を計測し、その計測結果に基づいてウエハステージ18が駆動されうる。
次いで、投影光学系4の光軸方向(Z方向)と直交する面内(X,Y方向)において計測マークTP(計測マーク)のラインと直交する方向にウエハステージ18を移動させながらスリットSを透過した光をセンサ28によって検出する。このときのウエハステージ18のX方向(またはY方向)における位置とセンサ28の出力(例えば、光の強度)とに基づいて図8に例示するような検出信号が得られる。図8に示す例において、縦軸が光の強度、横軸がX方向またはY方向の検出部29(ウエハステージ)の位置である。演算部43は、このような検出信号に基づいてマークTP(計測マーク10)の像の中心位置を検出する。
スリットSの幅は、図8に例示される空中像(ピーク部分)の幅の半分以下であることが望ましい。また、図6に例示するように、マークTPを構成するラインの本数を増やすと共にそれに対応するようにスリットSの本数も増やすことにより、センサ28に入射する光の量を増加させるとともに平均化効果によって精度を向上させることができる。なお、マークTPのラインの方向(縦ライン、横ライン)に応じて、スリットSの方向を切り替えるために、縦ライン用のスリットSおよびセンサ28と、横ライン用のスリットSおよびセンサ28が設けられうる。
更に、ウエハステージ18をZ方向(投影光学系4の光軸方向)に移動させて、所定のデフォーカス位置で同様にウエハステージ18をX,Y移動させながら上記と同様にスリットSを透過する光がセンサ28によって検出される。これに基づいて、図8に例示するような検出信号が得られ、この検出信号に基づいてマークTP(計測マーク10)の像の中心位置を検出する。
これにより、演算部43は、図9に例示するように、投影光学系4の光軸方向における検出部29の位置(デフォーカス量)とマークTP(計測マーク10)の像の中心位置のずれ量(位置ずれ量)との関係を示す特性曲線を得る。ここで、ずれ量は、所定の基準位置からのずれ量であり、例えば、検出部29の表面が投影光学系4の像面に位置決めされたときのマークTP(計測マーク10)の像の中心位置、または、光軸が基準位置とされうる。この際、複数の異なるデフォーカス位置(光軸方向位置)で位置ずれ量を検出する代わりに、例えば、投影光学系4の補正光学系184を駆動機構183によって駆動することにより投影光学系4の収差量を変化させて、各収差量において位置ずれ量を検出してもよい。あるいは、光源2が発生する光の波長を波長制御器171で変更することにより、収差量を変化させて、各収差量において位置ずれ量を検出してもよい。
次いで、演算部43は、図9に例示するような特性曲線の傾きmを演算する。演算部43は、例えば、特性曲線を直線で近似し、その直線の傾きmを演算する。
次いで、演算部43は、図25に例示する有効光源サイズと傾きとの関係に基づいて、演算によって得た傾きmに対応する有効光源サイズを演算する。図25に例示する有効光源サイズと傾きとの関係は、テーブルとして、または、近似式として、演算部43に予め登録されうる。
ここで、図25に例示する有効光源サイズと傾きとの関係について説明する。NA計測と同様に、傾きと有効光源サイズとの関係は、TanθとSinθとの関係であると言える。したがって、有効光源サイズの計測の場合には、得られた傾きは、照明系の有効光源からの光束を分割した光束の主光線の傾きであり、言い換えると実効的な有効光源のサイズである。
上記の処理を4つのマークTPのそれぞれについて実行することにより、実効的な有効光源の形状についても計測が可能となる。
上記の計測に関する処理、例えば、ウエハステージ18の駆動、検出部29の制御等は、演算部43によって制御される。演算部43は、次式にしたがって有効光源のサイズを演算することもできる。ここで、演算部43は、r2を変数として最外郭を求めることも可能である。
演算部43は、例えば、投影光学系4の瞳における透過率分布や照明時の有効光源分布等のパラメータを保持しうる。このようなパラメータは、NAの演算時に考慮されうる。更に、演算部43は、演算によって得られた有効光源サイズのより照明系1内の補正光学系182を駆動機構181によって駆動することで、有効光源を調整することができる。
図27は、演算部43によって制御される上記の処理の流れを概略的に示す図である。ステップS70において、演算部43は、デフォーカス量または収差量を調整する。デフォーカス量の調整は、前述のように、ウエハステージ18を投影光学系4の光軸方向に駆動することによって行うことができる。収差量の調整は、前述のように、補正光学系184を駆動機構183によって駆動すること、または、光源2が発生する光の波長を波長制御器171によって変更することによって行うことができる。
ステップS72では、演算部43は、検出部29によってマークTPの像の位置ずれ量を検出する。ステップS74では、演算部43は、ステップS70およびS72からなる処理が設定回数だけ実行されたか否かを判断し、設定回数だけ実行された場合にはステップS76に処理を進め、設定回数だけ実行されていない場合にはステップS70に処理を戻す。
ステップS76では、演算部43は、ステップS70およびS72からなる処理の繰り返しによって得られた図9に例示される特性曲線の傾きmを演算する。ステップS78では、演算部43は、照明系の光学特性を示す情報として、図25に例示する有効光源サイズと傾きとの関係に基づいて、演算によって得た傾きmに対応する有効光源サイズを演算する。
ステップS80では、演算部43は、演算によって得られた有効光源サイズの値に基づいて照明系1内の補正光学系182を駆動機構181によって駆動することで、有効光源を調整することができる。
以上の方法は、投影光学系4によって形成される計測マークの空中像を計測する方法であるが、このような方法に代えて、露光によって基板上の感光剤に計測マークの潜像を形成し、この潜像、または、これを現像したパターンの位置を計測してんもよい。
また、図11に例示されるユニットを同一の計測マスク7の数箇所に配置しておけば、上記の方法で露光を行って、各像高毎に有効光源サイズを計測することができる。これにより、照明系1の光学特性を示す情報として、有効光源の形状を得ることができる。
[デバイス製造方法]
次に上記の露光装置を利用したデバイス製造方法を説明する。図28は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル作製)では設計した回路パターンに基づいてレチクル(原版またはマスクともいう)を作製する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(基板ともいう)を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のレチクルとウエハを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。 図29は、上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す図である。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(CMP)ではCMP工程によって絶縁膜を平坦化する。ステップ16(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ17(露光)では上記の露光装置を用いて、回路パターンが形成されたマスクを介し感光剤が塗布されたウエハを露光してレジストに潜像パターンを形成する。ステップ18(現像)ではウエハ上のレジストに形成された潜像パターンを現像してレジストパターンを形成する。ステップ19(エッチング)ではレジストパターンが開口した部分を通してレジストパターンの下にある層又は基板をエッチングする。ステップ20(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
次に上記の露光装置を利用したデバイス製造方法を説明する。図28は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル作製)では設計した回路パターンに基づいてレチクル(原版またはマスクともいう)を作製する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(基板ともいう)を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のレチクルとウエハを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。 図29は、上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す図である。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(CMP)ではCMP工程によって絶縁膜を平坦化する。ステップ16(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ17(露光)では上記の露光装置を用いて、回路パターンが形成されたマスクを介し感光剤が塗布されたウエハを露光してレジストに潜像パターンを形成する。ステップ18(現像)ではウエハ上のレジストに形成された潜像パターンを現像してレジストパターンを形成する。ステップ19(エッチング)ではレジストパターンが開口した部分を通してレジストパターンの下にある層又は基板をエッチングする。ステップ20(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
1 照明系
2 光源
3 開口プレート
4 投影光学系
5 開口プレート
6 開口絞り
7 計測マスク
8 開口
9 拡散光学素子
10 計測マーク
14 アライメント検出系
16 レチクルステージ
17 ウエハチャック
18 ウエハステージ
19 フォーカス計測系
20 NA絞り駆動系
27 遮光部材
28 センサ
29 検出部
31 拡散光学素子
32 開口
33 計測マーク
34 開口
35 計測マーク
36 レファレンスマーク
43 演算部
171 波長制御器
181 駆動機構
182 補正光学系
183 駆動機構
200 マーク
201 マーク
202 マーク群
203 マーク群
C 瞳中心
CC 開口基準点
NA NA開口境界
R 照明開口境界
K 照明開口分割ライン
RR 照明遮光領域
SO 有効光源
PU 瞳面
W 像面
M 物体面
PO 投影光学系
BB 光束
AX 光軸
I 瞳透過率分布
TP マーク
D0 0次回折光
D1 1次回折光
2 光源
3 開口プレート
4 投影光学系
5 開口プレート
6 開口絞り
7 計測マスク
8 開口
9 拡散光学素子
10 計測マーク
14 アライメント検出系
16 レチクルステージ
17 ウエハチャック
18 ウエハステージ
19 フォーカス計測系
20 NA絞り駆動系
27 遮光部材
28 センサ
29 検出部
31 拡散光学素子
32 開口
33 計測マーク
34 開口
35 計測マーク
36 レファレンスマーク
43 演算部
171 波長制御器
181 駆動機構
182 補正光学系
183 駆動機構
200 マーク
201 マーク
202 マーク群
203 マーク群
C 瞳中心
CC 開口基準点
NA NA開口境界
R 照明開口境界
K 照明開口分割ライン
RR 照明遮光領域
SO 有効光源
PU 瞳面
W 像面
M 物体面
PO 投影光学系
BB 光束
AX 光軸
I 瞳透過率分布
TP マーク
D0 0次回折光
D1 1次回折光
Claims (10)
- レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置であって、
前記投影光学系の像面からのデフォーカス量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記投影光学系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備えることを特徴とする露光装置。 - レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置であって、
前記投影光学系の収差量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記投影光学系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備えることを特徴とする露光装置。 - 前記投影光学系の光学特性は、前記投影光学系のNAを含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の露光装置。
- 前記投影光学系の光学特性は、前記投影光学系の瞳の形状を含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の露光装置。
- 照明系によってレチクルを照明し、該レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置であって、
前記投影光学系の像面からのデフォーカス量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記照明系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備えることを特徴とする露光装置。 - 照明系によってレチクルを照明し、該レチクルのパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置であって、
前記投影光学系の収差量と前記投影光学系によって形成される像の位置との関係に基づいて前記照明系の光学特性を示す情報を演算する演算部を備えることを特徴とする露光装置。 - 前記照明系の光学特性は、前記照明系のNAを含む、ことを特徴とする請求項5または6に記載の露光装置。
- 前記照明系の光学特性は、前記照明系の瞳の形状を含む、ことを特徴とする請求項5または6に記載の露光装置。
- 前記像は、レチクルステージによって保持される計測のマークの像である、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の露光装置。
- デバイス製造方法であって、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の露光装置によって基板を露光する工程と、
該基板を現像する工程と、
を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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JP2011199099A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Vanguard Internatl Semiconductor Corp | 露光品質制御方法 |
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