JP2009088058A - 部品供給装置 - Google Patents

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Kenji Hiroshige
謙司 廣重
Hidemasa Sakurai
秀昌 桜井
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Abstract

【課題】簡易な構成で部品の供給を安定して行うことが可能な部品供給装置を提供する。
【解決手段】キャリアテープ1の送り穴3に係合してキャリアテープ1を順方向へ送る送りレバー21を備えたキャリアテープ1の送り機構内に、キャリアテープ1の送り穴3に係合してキャリアテープ1を順方向とは逆方向へ送る逆送りレバー24を組込んだ構成とし、キャリアテープ1を送りレバー21により順方向へ送り出した後、その送り出されたキャリアテープ1の先端部をカッター9により切り離し、続いてキャリアテープ1の本体側を逆送りレバー24により逆方向へ送り返した後、切り離されたキャリアテープ1の先端部(テープ付き部品)を保持した部品搬送パレット11をキャリアテープ1の送り方向と直交する方向へ移動させる。この構成によれば、大掛かりな機構を用いること無く、部品搬送パレット11が移動する際にテープ付き部品とキャリアテープ1の本体側とが互いに干渉するのを防止することができる。
【選択図】図1−1

Description

本発明は、供給部品を保持したキャリアテープを所定量ずつ送り出すことによって供給部品を供給先へ順次供給する部品供給装置に関するものである。
図2−1、図2−2、図2−3は、従来の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図である。従来の部品供給装置は、図2−1(a)に示すように短冊状のキャリアテープ1を所定の送り量ずつ順次送り出すことによって、そこに保持された複数の供給部品(リード付き電子部品2)を供給先へ供給するものであり、その概略的な構成としては、キャリアテープ1に設けられたキャリアテープ送り用の送り穴3に係合してキャリアテープ1を供給先に向かう側(順方向)へ送る送りレバー4と、送りレバー4を搭載して順方向及びその逆方向へスライドする可動部材5と、可動部材5に連結して可動部材5をスライドさせるシリンダー6と、キャリアテープ1の送り穴3に係合してキャリアテープ1の逆方向への移動を規制(防止)する規制レバー7と、規制レバー7を搭載すると共に可動部材5の移動を案内するガイド部材8と、キャリアテープ1の先端部を機械的に切断して切り離すカッター9とで構成されている。尚、キャリアテープ1は、後端部側がリール(不図示)に巻き回されること等により収納されており、そこから直線的に引出された先端部側は、図示しないガイド機構、例えばキャリアテープをその主面両側から二枚の平板で挟み込むような機構によって保持されている。
送りレバー4と規制レバー7は、共に先端をキャリアテープの送り方向(順方向)に向けた状態で、それぞれ可動部材5とガイド部材8のキャリアテープ1と対向する側面に回動可能に軸支されており、更に送りレバー4と規制レバー7の先端部には、それら先端部をキャリアテープ1の送り穴3の内縁部に対して摺動させるべくキャリアテープ1側に傾斜する傾斜部4a、7aがそれぞれ設けられている。
また、送りレバー4と可動部材5との間、規制レバー7とガイド部材8との間には、それぞれ送りレバー4と規制レバー7をキャリアテープ1の送り穴3に係合させるべくキャリアテープ1側に付勢するコイルバネ10a、10bが配置されている。
また、キャリアテープ1の先端部側には、リード付き電子部品2の供給先となる部品搬送パレット11が配置されており、部品搬送パレット11は、部品供給装置から送り出されたキャリアテープ1の先端部を爪状のチャック機構11aで把持し、その把持したキャリアテープ1の先端部を、部品供給装置のカッター9によりキャリアテープ1本体から切り離された時点でキャリアテープ1の送り方向と直交する方向へ移動することによって所定の搬送先へと搬送する。
図2−1(a)は、部品供給装置がキャリアテープの送り動作を開始する直前の初期状態を示しており、以下、この初期状態から部品1つ分の供給が完了するまでの動作について説明する。まず、図2−1(a)に示す初期状態において送りレバー4と規制レバー7は、それぞれキャリアテープ1の送り穴3a、3bに係合しており、その状態から部品供給装置が稼動してシリンダー6が作動すると、シリンダー6に連結された可動部材5がガイド部材8に案内されて部品搬送パレット11側(順方向)へスライドし、それに伴って可動部材5に搭載された送りレバー4が順方向へ移動して図2−1(b)に示すようにキャリアテープ1の送り穴3aに係合した送りレバー4の先端部がキャリアテープ1を順方向へ送り始める。
この時、初期状態においてキャリアテープ1の送り穴3bに係合していた規制レバー7の先端部は、可動部材5の移動に伴って傾斜部7aが送り穴3bの内縁部を摺動すると共に、規制レバー7がコイルバネ10bの付勢力に抗してキャリアテープ1から離反する方向へ受動的に回動し、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がった状態となる。
以上の状態から可動部材5が順方向へ更にスライドすると、図2−2(c)に示すように送りレバー4によってキャリアテープ1が順方向へ更に送られ、キャリアテープ1が初期状態から送り穴1.0ピッチ分順方向へ送られた状態となり、その時点で部品搬送パレット11のチャック機構11aがキャリアテープ1の先端部を把持する。この時、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がっていた規制レバー7の先端部は、コイルバネ10bの付勢力によってキャリアテープ1の次点の送り穴3cに自動的に係合した状態となる。
その後、図2−2(d)に示すようにカッター9が作動して部品搬送パレット11のチャック機構11aが把持したキャリアテープ1の先端部を所定の位置で切断してキャリアテープ1本体から切り離し、続いて図2−3(e)に示すようにカッター9が切断位置から初期位置へ戻った時点でシリンダー6が作動して可動部材5が逆方向へスライドし、それに伴って送りレバー4が逆方向へと移動し始める。
この時、キャリアテープ1の送り穴3aに係合していた送りレバー4の先端部は、可動部材5の移動に伴って傾斜部4aが送り穴3aの内縁部を摺動すると共に、送りレバー4がコイルバネ10aの付勢力に抗してキャリアテープ1から離反する方向へ受動的に回動し、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がった状態となる。
その際、キャリアテープ1の送り穴3cには規制レバー7の先端部が係合しているため、キャリアテープ1が送りレバー4の移動に伴って逆方向へ移動しそうになったとしても、規制レバー7の先端部が送り穴3cの内縁部に突き当たってキャリアテープ1が逆方向へ移動することは無い。
以上の状態から可動部材5が逆方向へ更にスライドすると、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がっていた送りレバー4の先端部が図2−3(f)に示すようにコイルバネ10aの付勢力によってキャリアテープ1の次点の送り穴3dに自動的に係合し、続いて部品搬送パレット11がキャリアテープ1の送り方向と直交する方向へ移動して、保持したテープ付き部品12を続く所定の搬送先へと搬送する。以降、同様のキャリアテープ送り動作と切断動作が繰り返され、部品供給が連続的に行われる。(例えば、特許文献1、2参照)
特開平6−6086号公報 特開2001−53493号公報
従来の部品供給装置においては、キャリアテープの先端部がカッターによりキャリアテープ本体から切り離された時点で、その切り離されたキャリアテープの先端部(テープ付き部品)とキャリアテープ本体とは互いに近接した状態となっているため、テープ付き部品を保持した部品搬送パレットが続く搬送動作へ移行する際、部品搬送パレットに保持されたテープ付き部品と部品供給装置側に保持されたキャリアテープ本体とが互いに干渉し、部品搬送パレットに保持されたテープ付き部品が部品搬送パレットから脱落したり、脱落しないまでもテープ付き部品の保持姿勢が崩れ、搬送先においてテープ付き部品の受け渡しが正確に行えないという問題があった。
以上の問題に対しては、キャリアテープの切断が完了した後に部品搬送パレット又は部品供給装置全体を互いに離反する方向へ退避させ、テープ付き部品とキャリアテープ本体とを互いに干渉しない程度に離反させることが考えられるが、そのためには大掛かりな機構が必要となって装置の大型化や高コスト化を招くこととなる。
本発明は、以上の問題点に鑑みて成されたものであり、簡易な構成で部品の供給を安定して行うことが可能な部品供給装置を提供することを目的とする。
供給部品を保持したキャリアテープを所定量ずつ送り出すことによって前記供給部品を所定の供給先へ順次供給する部品供給装置であって、キャリアテープを供給先に向けて所定量ずつ送る送りレバーと、当該送りレバーにより送られた前記キャリアテープを一部切断して切り離すカッターと、当該カッターにより切断された前記キャリアテープの本体側を前記供給先とは反対側へ所定量ずつ逆送りする逆送りレバーとを備え、前記送りレバーと前記カッターと前記逆送りレバーとが互いに連携して動作することで前記キャリアテープを前記供給先に向けて所定量ずつ送り出すように構成されている部品供給装置とする。
本発明によれば、キャリアテープの送り機構内にキャリアテープの逆送り機構を一体的に組込むことで、大掛かりな機構を用いること無く、キャリアテープから切り離されたキャリアテープの先端部(テープ付き部品)とキャリアテープ本体との干渉を防止することができる。
図1−1、図1−2、図1−3、図1−4は、本発明の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図である。本発明の部品供給装置は、図1−1(a)に示すように概略的な構成として、キャリアテープ1に設けられたキャリアテープ送り用の送り穴3に係合してキャリアテープ1を供給先に向かう側(順方向)へ送る送りレバー21と、送りレバー21を搭載して順方向及びその逆方向へスライドする第一の可動部材22と、第一の可動部材22に連結して第一の可動部材22をスライドさせるシリンダー6と、キャリアテープ1の送り穴3に係合してキャリアテープ1の逆方向への移動を規制(防止)する規制レバー23と、キャリアテープ1の送り穴3に係合してキャリアテープ1を逆方向へ送る逆送りレバー24と、規制レバー23と逆送りレバー24を搭載して順方向及び逆方向へスライドする第二の可動部材25と、第一の可動部材22と第二の可動部材25のスライドを案内するガイド部材26と、一端が第二の可動部材25に連結され他端がスライド部材26に連結されて第二の可動部材25を順方向へ付勢するコイルバネ27と、キャリアテープ1の先端部を機械的に切断して切り離すカッター9とで構成されている。尚、キャリアテープ1は、後端部側がリール(不図示)に巻き回されること等により収納されており、そこから直線的に引出された先端部側は、図示しないガイド機構、例えばキャリアテープをその主面両側から二枚の平板で挟み込むような機構によって保持されている。
送りレバー21は、先端をキャリアテープ1の送り方向(順方向)に向けた状態で第一の可動部材22のキャリアテープ1と対向する側面に回動可能に軸支され、一方で規制レバー23と逆送りレバー24は、それぞれ先端をキャリアテープ1の送り方向(順方向)とその逆方向に向けた状態で第二の可動部材25のキャリアテープ1と対向する側面に回動可能に軸支されており、更に送りレバー21、規制レバー23、及び逆送りレバー24の先端部には、それら先端部をキャリアテープ1の送り穴3の内縁部に対して摺動させるべくキャリアテープ側に傾斜する傾斜部21a、23a、24aがそれぞれ設けられている。
また、送りレバー21と第一の可動部材22との間、規制レバー23と第二の可動部材25との間、逆送りレバー24と第二の可動部材25との間には、それぞれ送りレバー21、規制レバー23、逆送りレバー24をキャリアテープ1の送り穴3に係合させるべくキャリアテープ1側に付勢するコイルバネ10a、10b、10cが配置されている。
また、第一の可動部材22には、第二の可動部材25の先端部が当接する段差部22aが設けられ、一方で第二の可動部材25には、ガイド部材26の後端部に当接する突出部25aが設けられており、第二の可動部材25に設けられた突出部25aがガイド部材26の後端部から離反した状態において、第二の可動部材25の先端部は、第二の可動部材25とガイド部材26との間に配置されたコイルバネ27の付勢力により、第一の可動部材22の段差部22aに当接したまま、第一の可動部材22に一体となって移動するように構成されている。
また、キャリアテープ1の先端部側には、リード付き電子部品2の供給先となる部品搬送パレット11が配置されており、部品搬送パレット11は、部品供給装置から送り出されたキャリアテープ1の先端部を爪状のチャック機構11aで把持し、その把持したキャリアテープ1の先端部を、部品供給装置のカッター9により切り離された時点でキャリアテープ1の送り方向と直交する方向へ移動することによって所定の搬送先へと搬送する。
図1−1(a)は、部品供給装置がキャリアテープの送り動作を開始する直前の初期状態を示しており、以下、この初期状態から部品1つ分の供給が完了するまでの動作について説明する。まず、図1−1(a)に示す初期状態において送りレバー21と規制レバー23は、それぞれキャリアテープ1の送り穴3a、3bに係合し、一方で逆送りレバー24は、シリンダー6の動作と連動又は非連動で動作する任意の駆動機構(不図示)によりキャリアテープ1の送り穴3から係脱しており、その状態から部品供給装置が稼動してシリンダー6が作動すると、シリンダー6に連結された第一の可動部材22がガイド部材26に案内されて部品搬送パレット11側(順方向)へとスライドし、それに伴って第一の可動部材22に搭載された送りレバー21が順方向へ移動して図1−1(b)に示すようにキャリアテープ1の送り穴3aに係合した送りレバー21の先端部がキャリアテープ1を順方向へ送り穴0.5ピッチ分送り出す。
この時、規制レバー23と逆送りレバー24を搭載した第二の可動部材25は、第二の可動部材25とガイド部材26との間に配置されたコイルバネ27の付勢力により、先端部が第一の可動部材22の段差部22aに当接したまま、第二の可動部材25の突出部25aがガイド部材26の後端部に当接するまで、第一の可動部材22に一体となって順方向へスライドする。
その際、規制レバー23は、キャリアテープ1の送り穴3bに係合していることから、第一の可動部材22に搭載された送りレバー21と共にキャリアテープ1を順方向へ送るように動作し、一方で逆送りレバー24は、キャリアテープ1の送り穴3から係脱しているため、キャリアテープ1の送り動作に干渉することは無い。
以上の状態から第一の可動部材22が順方向へ更にスライドすると、図1−2(c)に示すように送りレバー21によってキャリアテープ1が順方向へ更に送り穴0.5ピッチ分送られ、キャリアテープ1が初期状態から送り穴1.0ピッチ分順方向へ送られた状態となる。この時、第二の可動部材25は、突出部25aがガイド部材26の後端部に当接した状態となっているため、それ以上順方向へは移動できず、第一の可動部材22のみが順方向へ移動する。
また、その際、初期状態においてキャリアテープ1の送り穴3bに係合していた規制レバー23の先端部は、キャリアテープ1の移動に伴って傾斜部23aが送り穴3bの内縁部を摺動すると共に、規制レバー23がコイルバネ10bの付勢力に抗してキャリアテープ1から離反する方向へ受動的に回動し、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がった状態となる。
以上の状態から第一の可動部材22が順方向へ更にスライドすると、図1−2(d)に示すように送りレバー21によってキャリアテープ1が順方向へ更に送り穴0.5ピッチ分送られ、キャリアテープ1が初期状態から送り穴1.5ピッチ分順方向へ送られた状態となり、その時点で部品搬送パレット11のチャック機構11aがキャリアテープ1の先端部を把持する。
従来の部品供給装置においては、この時点でキャリアテープ1は初期状態から送り穴1.0ピッチ分順方向へ送られた状態であり、それと比較すると本発明の部品供給装置においては、それよりも0.5ピッチ分順方向への送り量が多くなっている。
また、その際、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がっていた規制レバー23の先端部は、コイルバネ10bの付勢力によってキャリアテープ1の次点の送り穴3cに自動的に係合した状態となる。
その後、図1−3(e)に示すようにカッター9が作動して部品搬送パレット11のチャック機構11aが把持したキャリアテープ1の先端部を所定の位置で切断してキャリアテープ1本体から切り離し、それと同時かその前後の任意のタイミングで、キャリアテープ1の送り穴3から係脱していた逆送りレバー24の先端部が、シリンダー6の動作と連動又は非連動で動作する任意の駆動機構(不図示)により、キャリアテープ1の送り穴3eに係合した状態となる。
その後、図1−3(f)に示すようにカッター9が切断位置から初期位置へ戻った時点でシリンダー6が作動して第一の可動部材22が逆方向へスライドし、それに伴って送りレバー21が逆方向へと移動し始める。この時、キャリアテープ1の送り穴3aに係合していた送りレバー21の先端部は、第一の可動部材22の移動に伴って傾斜部21aが送り穴3aの内縁部を摺動すると共に、送りレバー21がコイルバネ10aの付勢力に抗してキャリアテープ1から離反する方向へ受動的に回動し、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がった状態となる。
その際、第二の可動部材25に搭載された規制レバー23の先端部は、キャリアテープ1の送り穴3cに係合しているため、キャリアテープ1が送りレバー21の移動に伴って逆方向へ移動しそうになったとしても、規制レバー23の先端部が送り穴3cの内縁部に突き当たってキャリアテープ1が逆方向へ移動することは無い。
以上の状態から第一の可動部材22が逆方向へ更にスライドすると、キャリアテープ1の主面上に一時的に乗り上がっていた送りレバー21の先端部が図1−4(g)に示すようにコイルバネ10aの付勢力によってキャリアテープ1の送り穴3dに自動的に係合し、それと同時に第一の可動部材22の段差部22aに第二の可動部材25の先端部が当接した状態となる。
以上の状態から第一の可動部材22が逆方向へ更にスライドすると、図1−4(h)に示すように第二の可動部材25がコイルバネ27の付勢力に抗して第一の可動部材22の段差部22aに押し戻されるようにして第一の可動部材22に一体となって逆方向へとスライドし、それに伴ってキャリアテープ1が逆送りレバー24によって送り穴0.5ピッチ分逆方向へ送られ、キャリアテープ1が実質的に初期状態から送り穴1.0ピッチ分順方向へ送られた状態となる。
この時、部品搬送パレット11に保持されたテープ付き部品12と、部品供給装置側に保持されたキャリアテープ1本体との間には、キャリアテープ1が送り穴0.5ピッチ分逆方向へ送られたことによってその分の間隔28が空いており、その状態において部品搬送パレット11がキャリアテープ1の送り方向と直交する方向へ移動して保持したテープ付き部品12を続く所定の搬送先へと搬送する。
その際、テープ付き部品12とキャリアテープ1本体とは、間隔28の分だけ互いに離反しているため、部品搬送パレット11が移動した際に互いが干渉することは無く、部品供給動作が安定して行われる。以降、同様のキャリアテープ送り動作と切断動作が繰り返され、部品供給が連続的に行われる。
以上、本発明の部品供給装置の一実施形態について説明したが、キャリアテープ1の送り動作を終えた送りレバー21が逆方向へ移動する際にキャリアテープ1が共に逆方向へ移動する虞が無いのであれば、キャリアテープ1の逆方向への移動を規制する規制レバー23は省略することも可能である。また、キャリアテープ1を順方向へ送る量と逆方向へ送る量は、それぞれ1.5ピッチと0.5ピッチに限定されるものではなく、結果的にキャリアテープ1を所定の送り量(ここでは1.0ピッチ分)ずつ順方向へ送り出せればよく、例えば前者を2.0ピッチ、後者を1.0として差し引き1.0ピッチずつ順方向へ送るようにしてもよい。
本発明の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図 本発明の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図 本発明の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図 本発明の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図 従来の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図 従来の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図 従来の部品供給装置ならびにその動作を模式的に示す上面図、正面図、及び側面図
符号の説明
1 キャリアテープ
2 リード付き電子部品
3 送り穴
3a 送り穴
3b 送り穴
3c 送り穴
3d 送り穴
3e 送り穴
4 送りレバー
4a 傾斜部
5 可動部材
6 シリンダー
7 規制レバー
7a 傾斜部
8 ガイド部材
9 カッター
10a コイルバネ
10b コイルバネ
10c コイルバネ
11 部品搬送パレット
11a チャック機構
12 テープ付き部品
21 送りレバー
21a 傾斜部
22 第一の可動部材
22a 段差部
23 規制レバー
23a 傾斜部
24 逆送りレバー
24a 傾斜部
25 第二の可動部材
25a 突出部
26 ガイド部材
27 コイルバネ
28 間隔

Claims (1)

  1. 供給部品を保持したキャリアテープを所定量ずつ送り出すことによって前記供給部品を所定の供給先へ順次供給する部品供給装置であって、
    キャリアテープを供給先に向けて所定量ずつ送る送りレバーと、
    当該送りレバーにより送られた前記キャリアテープを一部切断して切り離すカッターと、
    当該カッターにより切断された前記キャリアテープの本体側を前記供給先とは反対側へ所定量ずつ逆送りする逆送りレバーとを備え、
    前記送りレバーと前記カッターと前記逆送りレバーとが互いに連携して動作することで前記キャリアテープを前記供給先に向けて所定量ずつ送り出すように構成されていることを特徴とする部品供給装置。
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