JP2009087207A - 商品仕分システム、商品投入装置及び商品仕分方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルートマンが短時間で設置自動販売機への商品の配送・補充をすることができる技術であって、低コスト化に寄与する商品仕分システムを提供すること。
【解決手段】PC20は、設置自動販売機30から販売情報を取得し、カラムブロック10に排出信号を送信する。汎用アダプタ51は、PC20からの排出信号を受信すると、カラムブロックコントローラ50が認識可能な排出信号に変換し、出力する。これにより、設置自動販売機30の補充に必要な個数の商品Aがカラムブロック10から自動排出されるため、あらかじめ商品仕分場で商品Aを仕分することができる。したがって、ルートマンは、補充すべき商品Aを設置自動販売機30が設置されている場所でルートトラック46からバラの品出しや仕分をする必要がないため、路上での荷捌きも短時間で済み、効率よく設置自動販売機30に商品Aを補充することができる。
【選択図】図1

Description

各地に設置されている商品自動販売機に商品を補充するために、バラでその商品をあらかじめ仕分けておくための商品仕分システム、これに用いられる商品投入装置、商品仕分方法、及びレーン型商品仕分システムに関する。
自動販売機への商品の補充は、ルートマンと呼ばれる作業者によって行われる。このルートマンは、例えば各地の営業所倉庫で、ルートトラックと呼ばれる商品運搬車両の荷台の収容庫に大量の商品を積み込み、運搬し、自動販売機の設置されている場所を巡回する。ルートマンは自動販売機の設置されている場所で、自動販売機に備え付けのリモコン(キーボード)を操作するなどして売上データなどの販売情報を取得し、この販売情報を基に商品運搬車両の収容庫から必要な数の商品を取り出し、自動販売機に補充する。
ここで、例えばルートトラックが駐車場に駐車され、自動販売機の設置されている場所がビルの内部である場合、ルートマンは、販売情報を取得するために駐車場とビルの内部との間を往復し、さらに商品を補充するために駐車場とビルの内部との間を往復しなければならない。したがって、ルートマンの移動による作業負担が大きく、さらに作業時間の効率が悪いという問題がある。
このような問題に関連する技術として、自動販売機のPOS端末装置2と車載端末装置4とホストコンピュータ1とが移動通信回線で接続され、配送員(ルートマン)が配送車(ルートトラック)から降ろす商品の種類及び商品の必要数量をあらかじめ把握できる技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、次のような技術も開示されている。まず、自動販売機1に設けられた発信手段8と輸送車両(ルートトラック)9に設けられた発信手段10とが相互に通信を行い、輸送車両(ルートトラック)9が自動販売機1から商品充填量情報を受信する。つぎに、選別装置12が商品充填量情報をもとに、充填すべき商品を仕分けして、商品補充装置13に投入する。配送員(ルートマン)は、自動販売機1に商品補充装置13を接続することで、商品を自動販売機1に補充する、という技術である(特許文献2参照)。
なお、本出願に関連する文献として、下記の特許文献3がある。
特開平06−119537号公報(段落[0008]、図1) 特開平06−004751号公報(段落[0010]乃至[0015]、図1) 特許第3462872号公報
ところで、近年道路交通法の改正により、駐停車違反による取締りが厳しくなってきており、ルートマンも例外なく道路交通法を遵守する必要がある。したがって、例えば、ルートマンが駐車禁止区域にルートトラックを停車し、自動販売機の商品の補充を行う場合、5分以内に商品の補充を完了させることが望まれている。(「駐車」とは、車両等が客待ち、その他の理由により継続的に停止することをいうが、貨物の積卸しのための停止で五分を超えない時間内の停止は除かれる(道路交通法2条1項18号))。したがって、ルートマンが短時間で自動販売機への商品の補充をすることができるシステムを提供すること、及び早急にこのシステムを提供することが要請されている。
上述のように、上記特許文献1に記載のオンラインシステムにおいては、ルートマンは、あらかじめルートトラックから降ろす商品の種類及び商品の必要数量を把握することができる。しかし、ルートマンは自動販売機が設置されている場所に到着後、ルートトラックの荷台の収容庫に大量に積み込まれた多品種の商品の中から自ら商品の仕分けを行わなければならない。ルートトラックの荷台に収容される商品の種類は通常100種類以上であり、ルートマンは、この100種類以上の商品の中から、自動販売機に補充する商品を選び出し、必要数量ずつ仕分しなければならず、この作業をするための時間が必要となる。したがって、ルートマンは、短時間で自動販売機に商品を補充することができない。
一方で、上記特許文献2に記載の輸送車両は、商品充填量情報をもとに、充填すべき商品を自動で仕分けすることができる。しかしながら、このような輸送車両は、自動仕分け機能を持った車載収容庫を一から新規に設計し生産しなければならないため、この輸送車両を提供するためには多大な時間、コストが必要となる。
本発明は、以上のような事情を鑑みて、ルートマンが短時間で、ルートトラックから自動販売機への商品の補充をすることができ、低コスト化を実現することができる商品仕分システム、商品投入装置及び商品仕分方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の主たる観点に係る商品仕分システムは、商品の補充の対象となる設置自動販売機に前記商品を補充するために、予め前記商品をバラで仕分する商品仕分システムであって、前記商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックに対して、前記設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信可能な情報処理装置と、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号に基づいて前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを具備することを特徴とする。
本発明に係る商品仕分システムにおいては、複数のカラムブロックが仕分場内に設けられ、このカラムブロックに、各地に設置された自動販売機(以下、設置自動販売機)に補充すべき商品を排出させることができる。これにより、設置自動販売機に補充すべき商品をあらかじめ仕分場内で、設置自動販売機ごとに仕分することができる。ルートマンは、この仕分された商品をルートトラックに積み込んでから設置自動販売機が設置されている場所を巡回する。すなわち、ルートマンは、補充すべき商品を設置自動販売機が設置されている場所でルートトラックからバラの品出しや仕分をする必要がないため、路上での荷捌きも短時間で済み、効率よく設置自動販売機に商品を補充することができる。
さらに、カラムブロック、及びカラムブロックコントローラは、廃棄されるべき商品自動販売機用に作成されたサーペンタインラック及び制御部を再利用することができるため、コストダウンすることができる。
ここで、本明細書中において「カラムブロック」とは、商品を収容、排出する機構を備えた装置のことである。
上記商品仕分システムにおいて、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号を前記カラムブロックコントローラが認識可能な形式の排出信号に変換する汎用アダプタをさらに具備するようにしてもよい。
汎用アダプタは、情報処理装置が送信する排出信号を、ベンド機構を作動させるための駆動信号の形式に変換することができる。これにより、情報処理装置により集中的に複数のカラムブロックの商品排出を制御することが可能となり、さらに、商品自動販売機用に作成された制御部を本発明に係る商品仕分システムに流用することが可能になる。また、汎用アダプタの部分的な変更により、制御方式やデータ通信形式等が異なる複数の機種の商品自動販売機用に作成されたサーペンタインラックおよび制御部を利用できる。
上記商品仕分システムにおいて、前記情報処理装置は、前記設置自動販売機から販売情報を直接、または間接に受信し、当該販売情報に基づいて前記設置自動販売機への補充内容情報を算出し、算出された前記補充内容情報に応じた前記排出信号を送信するようにしてもよい。
情報処理装置により設置自動販売機と通信可能となる場合、ルートマンが設置自動販売機から直接、販売情報を取得する必要がなくなる。また、情報処理装置が販売情報に基づいて自動で補充内容情報を算出するため、補充すべき商品の種類や数量を処理手段に入力する必要がなくなり、業務効率と、利便性が向上する。
ここで、補充内容情報とは、補充すべき商品の種類や数量を少なくとも含む情報である。
上記商品仕分システムにおいて、前記ベンド機構により排出された前記商品を一時貯留させる待機部をさらに具備するようにしてもよい。
上記商品仕分システムにおいて、前記ベンド機構により排出されるべき前記商品が前記待機部の待機限度数量を超えるか否かを判断し、前記商品が待機限度数量を超えた場合に前記商品が待機限度数量を超えたことを作業者に通知する通知手段をさらに具備するよううにしてもよい。
これにより、作業者は、ベンド機構から排出されるべき商品が待機部の待機限度数量以上であることを知ることができる。すなわち、作業者は、追加の排出されるべき商品が残っていることを知ることができる。
ここで、待機限度数量とは、待機部が一時的に貯留することができる商品の限度数量である。
上記商品仕分システムにおいて、前記待機部に一時貯留された前記商品を収容するためのトレーと、前記商品が収容された前記トレーを搬送するコンベアと、前記商品が収容されたトレーを複数積み重ねて載置させるパレットとをさらに具備するようにしてもよい。
本発明に係る商品仕分方法は、商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを備えた商品仕分システムにおける商品仕分方法であって、前記複数のカラムブロックに対して、設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信し、前記排出信号を受信し、当該排出信号を前記カラムブロックコントローラが認識可能な形式の排出信号に変換し、前記変換された排出信号をそれぞれの前記カラムブロックコントローラへ送信することを特徴とする。
本発明の「商品を収容する複数の〜における商品仕分方法であって、」という前提部分は、本発明の内容を明確化するために記載されたものであり、本発明者等が当該前提部分を公知の技術として意図しているわけではない。以下同様である。
本発明に係る商品投入装置は、商品を補充する補充口をそれぞれ有し、当該補充口から補充された前記商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックに対して、設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信可能であり、かつ、前記商品を放出させるための放出信号を送信可能な情報処理装置と、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号に基づいて前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを備えた商品仕分システムにおける前記カラムブロックの前記補充口から前記収容部へ前記商品を補充する商品投入装置であって、前記商品を放出する放出口を有し、重力を利用して前記カラムブロックの前記補充口へ前記商品を搬送するフィーダと、前記放出口に設けられ、前記放出信号に基づいて前記放出口を開閉するゲートとを具備することを特徴とする。
これにより、商品が減少したカラムブロックの収容部に商品を補充することができる。また、放出口を開閉するゲートは、情報処理装置が送信する放出信号に基づいて開閉するため、情報処理装置により、カラムブロックの収容部への商品の補充を制御することができる。
上記商品投入装置において、前記放出口を移動させる移動機構をさらに具備するようにしてもよい。
上記商品投入装置において、前記補充口の位置を検出する位置検出手段をさらに具備するようにしてもよい。
これにより、上記放出口を、カラムブロックの補充口に対して、商品を補充するための適切な位置に移動させることができる。したがって、放出口から放出された商品がスムーズにカラムブロックの補充口から補充される。
商品投入装置において、前記放出口の幅を調節する調節機構をさらに具備するようにしてもよい。
これにより、商品の種類、容器サイズ、容器形状に関わらず、カラムブロックの補充口から商品を収容部へ適切に補充することができる。
本発明の他の観点にかかる商品投入装置は、複数種類の商品を補充する補充口をそれぞれ有し、当該補充口から補充された前記商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックに対して、設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信可能であり、かつ、前記商品を放出させるための放出信号を送信可能な情報処理装置と、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号に基づいて前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを備えた商品仕分システムにおける前記カラムブロックの前記複数の補充口から前記複数の収容部へ前記商品を補充する商品投入装置であって、前記商品を放出する放出口をそれぞれ有し、重力を利用して前記カラムブロックの前記複数の補充口へ前記商品をそれぞれ搬送する複数のフィーダと、前記放出口にそれぞれ設けられ、前記放出信号に基づいて前記放出口を個別に開閉するゲートとを具備することを特徴とする。
これにより、複数のカラムブロックの収容部に対して、複数種類の商品を一度に補充することができ、作業効率を向上することができる
本発明に係るレーン型商品仕分システムは、商品の補充の対象となる設置自動販売機に前記商品を補充するために、予め前記商品をバラで仕分するレーン型商品仕分システムであって、前記商品が通る通路と、前記商品を重力により排出する排出口とを有するレーンと、前記設置自動販売機に補充すべき商品の通過を制御するための通過制御信号を送信する信号処理手段と、前記通過制御信号に基づいて前記通路を開閉する第1のゲートと、作業者の操作に応じて前記排出口を開閉可能な第2のゲートとを具備することを特徴とする。
本発明に係るレーン型商品仕分システムにおいて、信号処理手段は、第1のゲートの開閉を制御し、通過する商品の数量を制御する。この第1のゲートを通過する商品の数量は、設置自動販売機に補充すべき商品に基づいて決められる。第1のゲートを通過した商品は、第2のゲートにより、塞き止められる。この第2のゲートにより塞き止められた商品を、作業者が第2のゲートを操作して、第2のゲートを通過させ、排出口から排出させる。この排出された商品は、例えばトレーに収容され、作業者により、パレット上に積み重ねられる。ルートマンは、このトレーが複数積み重ねられて載置されたパレットを、ルートトラックに積み込んでから設置自動販売機が設置されている場所を巡回する。すなわち、ルートマンは、補充すべき商品を設置自動販売機が設置されている場所で仕分する必要がないため、短時間で設置自動販売機の商品の補充をすることができる。
上記レーン型商品仕分システムにおいて、前記信号処理手段は、前記設置自動販売機から販売情報を直接、または間接に受信し、当該販売情報に基づいて前記設置自動販売機への補充内容情報を算出し、算出された前記補充内容情報に応じた前記通過制御信号を送信することを特徴とする。
信号処理手段により設置自動販売機と通信可能となる場合、ルートマンが設置自動販売機から直接、販売情報を取得する必要がなくなる。また、信号処理手段が販売情報に基づいて自動で補充内容情報を算出するため、補充すべき商品の種類や数量を処理手段に入力する必要がなくなり、業務効率と、利便性が向上する。
上記レーン型商品仕分システムにおいて、前記第1のゲートの開閉により当該第1のゲートを通過すべき前記商品が当該第1のゲートと前記第2のゲートとの間の前記通路の通路待機限度数量を超えるか否かを判断し、前記商品が前記通路の通路待機限度数量を超えた場合に前記商品が前記通路の通路待機限度数量を超えたことを作業者に通知するための通知手段をさらに具備するようにしてもよい。
これにより、作業者は、通過制御信号に基づいて第1のゲートを通過すべき商品が通路の通路待機限度数量以上であることを知ることができる。すなわち、作業者は、追加の第1のゲートを通過すべき商品が残っていることを知ることができる。
ここで、通路待機限度数量とは、第1のゲートと、第2のゲートとの間の通路に一時的に貯留することができる商品の限度数量である。
上記レーン型商品仕分システムにおいて、前記排出口から排出された前記商品を収容するためのトレーと、前記商品が収容された前記トレーを搬送させるコンベアと、前記商品が収容されたトレーを複数積み重ねて載置させるパレットとをさらに具備するようにしてもよい。
本発明の別の観点に係るレーン型商品仕分システムは、商品の補充の対象となる設置自動販売機に前記商品を補充するために、予め前記商品をバラで仕分するレーン型商品仕分システムであって、前記商品が通る複数の通路と、前記複数の通路ごとに設けられ、前記商品を重力により排出する排出口とを有する複数のレーンと、前記設置自動販売機に補充すべき商品の通過を制御するための通過制御信号を送信する信号処理手段と、前記複数のレーンごとに設けられ、前記通過制御信号に基づいて前記通路を個別に開閉する複数の第1のゲートと、前記複数のレーンごとに設けられ、作業者の操作に応じて前記排出口を個別に開閉可能な複数の第2のゲートとを具備することを特徴とする。
本発明に係る商品仕分システムは、第1のゲートと第2のゲートとが設けられたレーンを複数具備している。これにより、作業効率が向上するとともに、複数種類の商品を、補充すべき設置自動販売機ごとに仕分けることができる。
以上のように、本発明によれば、ルートマンが短時間で、ルートトラックから自動販売機への商品の補充をすることができる技術であって、低コスト化に寄与し得る商品仕分システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る商品仕分システムを採用した、設置自動販売機に商品を補充する補充システムの全体構成を示す図である。
補充システムは、設置自動販売機30a、30b、30n、本発明の一実施形態に係る商品仕分システム100、ルートトラック46を含む。
商品仕分システム100は、複数のカラムブロック10(10a、10b、・・・、10n)、PC(personal computer)20、ローラコンベア41、商品待機部42、トレー43、台車44、パレット45などを備えており、これらは仕分場内に配置されている。
ルートトラック46は、ルートマンが設置自動販売機30(30a、30b、・・・、30n)が設置されている場所を巡回する際に用いられる。設置自動販売機30a、30b、30nは、路上や、ビルの中など様々な場所に設けられている。
PC20(情報処理装置)は、複数のカラムブロック10との間で通信を行い、この複数のカラムブロックを統括的に制御する。また、PC20は、通信網90を介して設置自動販売機30と通信可能となっている。通信網90は、公衆網であっても、自営網であってもよい。
まず、カラムブロック10の構成について説明する。
図2は、カラムブロック10の内部構造を示す図である。図2に示すようにカラムブロック10は、商品Aを収容し、格納する収容部11と、この収容部11に商品Aを補充するための補充口12と、収容部11から商品Aを一つずつ排出するベンド機構13と、シューター部14とで構成されている。
収容部11は、たとえば缶入り飲料製品などの円筒形状の商品Aを転がせながら通過させつつ下から一列に積み上げて収容する蛇行した通路11aで構成される。通路11aは、セグメント11bと呼ばれる湾曲した部品の組み合わせで構成されている。補充口12から投入された商品Aは、蛇行した通路11aを通過してベンド機構13で止まり、次に投入された商品Aがその上に積み上げられて行く。
ベンド機構13は、調整板13aとベンドメック13bとで構成される。ベンドメック13bは図示しないソレノイドなどによって駆動されるベンド13cを備えている。ベンド機構13は、このベンド13cを通路11a側に突出させて商品Aを下から支える。ベンド機構13が商品Aを排出させる場合、ベンド13cをベンドメック13b側に移動させて通路11aを解放することで商品Aを排出させる。ベンド機構13は、商品Aを1個排出させた後、ベンド13cを再び通路11a側に突出させ、商品Aを下から支える。
調整板13aは、扱う商品Aの径寸法に合わせてベンドメック13bと自身との間の距離を最適化するように調整される。
シューター部14には、シューター板14aが設けられており、ベンド機構13により排出された商品を商品待機部42に導く。
商品待機部42は、例えば傾斜板42a、側板42b及び前面板42cで構成され、ベンド機構13から排出された商品Aを一時的に貯留し、待機させることができる。商品待機部42は、例えば、15本程度の商品Aを一時的に貯留することができる。以下、この商品待機部42が一時的に貯留することができる商品Aの限度数量を待機限度数量とよぶ。なお、この待機限度数量は、15本以上、あるいは、15本以下であってもよく、この値に限定されない。
図3は、設置自動販売機30の内部構造を示す斜視図である。上述のカラムブロック10は、この設置自動販売機30の商品収容、排出機構であるサーペンタインラック35をベースに構成することが可能である。また、この場合、廃棄する設置自動販売機30から取り外したサーペンタインラック35と、ベンド機構13とを二次的に再利用することにより、コストを大幅に下げることができる。
図3において、設置自動販売機30は、商品を収容し、格納する収容部31、収容部31に商品Aを補充するための上部補充口32を有する。また、設置自動販売機30は、商品払出部33、収容部31より排出された商品を商品払出部33に導くシューター34を有する。これらのうち、収容部31、シューター34が少々の調整で、カラムブロック10に二次的に再利用される。
なお、設置自動販売機30の収容部31をカラムブロック10の収容部11として二次的に再利用する場合に、設置自動販売機30の収容部31の上方に更に別の収容部31を追加することで、カラムブロックの収容部11を拡張することも可能である。これにより、カラムブロック10が商品Aを収容することができる数量が増加する。
次にカラムブロック10の制御系について説明する。
図4は、カラムブロック10の制御系を示す図である。
カラムブロックコントローラ50は、カラムブロック10を統括的に制御する。このカラムブロックコントローラ50は、CPU(Central Processing Unit)、このCPUの作業領域として随時データを格納するRAM(Random Access Memory)、及び各種制御用のプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)などで構成される。
このカラムブロックコントローラ50には、バスライン55を通じて、PC20、カラムブロック操作部52、ベンドスレーブ53、ベンド機構13、電源部54が接続されている。
カラムブロック操作部52は、例えばベンド機構13により排出される商品Aが商品待機部42の待機限度数量を超えた場合に点灯するランプ52aと、作業者が手動で商品Aを排出させるための押圧ボタン52bとを有している。カラムブロック操作部52の作業者による操作については、後述する。
また、図4に示すように、カラムブロックコントローラ50と、カラムブロック操作部52及びPC20との間には、汎用アダプタ51が介在されている。
図5は、汎用アダプタ51の構成を示す図である。
汎用アダプタ51は、端末制御部70と入出力部71とで構成され、各々はユニット化されて互いにバスコネクタ72を通じて着脱自在に接続されている。
端末制御部70は、CPU73と複数のメモリ74,75,76及び77で構成されている。この複数のメモリ74乃至77は、例えば、汎用アダプタ51の制御用プログラム、あるいは、汎用アダプタ51の機能を拡張するためのプログラムが記憶されるメモリとして用いられる。
入出力部71は、タイミング変換/データラッチ回路78、複数のパラレルI/F部81a,81b、複数のシリアルI/F部82a,82b,82c、リアルタイムクロック80、そして電源レギュレータ79とを備えている。
上記汎用アダプタ51のシリアルI/F部82a、82b、82cがそれぞれ、バスライン55を介して、カラムブロックコントローラ50、カラムブロック操作部52、PC20と接続される。
上述のカラムブロック10の制御系についても、設置自動販売機30の制御系をベースに構成することが可能である。
図6は、設置自動販売機30の制御系の1例を示す図である。
メインコントロールボックス61は設置自動販売機30の全体的な制御を行う。メインコントロールボックス61は、CPU、制御用のプログラムやパラメータなどが記憶されたROM、販売履歴や売上データなどの販売情報の記録などに使用されるRAMなどが一つの筐体に組み込まれて構成された装置である。
メインコントロールボックス61には、バスライン60を通じて、汎用アダプタ51、通信I/F67、通信端末68、リモコン62、ベンドスレーブ66、ベンド機構69、コインメカ部63、顧客操作部64、電源部65などが接続されている。
リモコン62は、表示用のディスプレイ62aと入力用のキーボード62bを備えたもので、商品の排出、価格設定、販売情報の取り出し、エラー処理などのための指令をルートマンがメインコントロールボックス61に与える際に利用される。また、ディスプレイ62aには、販売情報などが表示される。
メインコントロールボックスに61には、光通信ユニット(図示せず)が接続されている場合がある。メインコントロールボックス61は、この光通信ユニットを介して、ユーザが所持するハンディターミナルに販売情報などを出力する。
汎用アダプタ51は、上述のように、端末制御部70と入出力部71とが、各々ユニット化されて構成されている。汎用アダプタ51の入出力部71は、設置自動販売機30の機種別に作成され、設置自動販売機30の機種に対応して用いられる。汎用アダプタ51を設置自動販売機30に用いることで、通信機能を有しない様々な機種の設置自動販売機30からの販売情報の収集が可能となり、さらに、設置自動販売機30の機能の変更や、新たな機能の追加が可能となる。この汎用アダプタ51には、通信I/F67が接続されている。通信I/F67は、たとえばPHS(Personal Handyphone System)などの通信サービスを利用した公衆網接続やトランシーバ接続が可能な自営通信端末68との接続を処理するインタフェースである。
図6に示す設置自動販売機30の制御系を構成する各構成要素のうち、メインコントロールボックス61をカラムブロック10の制御系であるカラムブロックコントローラ50として二次的に再利用することができる。さらに、ベンドスレーブ66、電源部65などもカラムブロック10の制御系としてそのまま二次的に再利用することができる。これにより、さらに低コスト化が実現できる(図4参照)。
なお、設置自動販売機30の制御系について、汎用アダプタ51の機能を説明するために、図6に示すような制御系の例をあげた。しかし、図1に示す補充システムにおいては、PC20が通信網90を介して設置自動販売機30の販売情報を取得することができればよく、設置自動販売機30の制御系は、図6に示す制御系に限定されるものではない。例えば、図6中の破線で囲まれた部分500に相当する機能がメインコントロールボックス61に組み込まれていてもよい。
次に、商品仕分システムの動作を説明する。
図1に示すように、PC20は、通信網90を介して設置自動販売機30から設置自動販売機30の販売情報を取得する。この設置自動販売機30からの販売情報の取得は、例えば、自動販売機の通信サービスセンタ(自動販売機の通信・情報サービスプロバイダ)を経由して行われてもよい。
なお、ルートマンが、各地に設置された設置自動販売機30を巡回する際に、設置自動販売機に設けられたリモコン62のディスプレイ62aに表示された販売情報を収集し、この販売情報をPC20へ入力してもよい。あるいは、ルートマンがハンディターミナルを用いて、設置自動販売機30と赤外線通信を行い、販売情報を収集し、PC20へ送信してもよい。
PC20は、取得した販売情報に基づいて、補充すべき商品Aの種類や数量などの、設置自動販売機30への商品の補充内容情報を算出する。PC20は、該当する商品を排出可能なカラムブロック10を判断し、そのカラムブロック10に対して補充内容情報に応じた排出信号を送信する。
図4に示す汎用アダプタ51は、PC20からの排出信号を受信すると、その排出信号をカラムブロックコントローラ50が認識可能な形式の排出信号に変換し、カラムブロックコントローラ50に出力する。
カラムブロックコントローラ50は、この排出信号を受信すると、ベンド機構13に商品の排出を実行させるように、バスライン55を通じてベンドスレーブ66へ制御信号を出力する。これによって、設置自動販売機30aの補充に必要な数の商品Aがカラムブロック10から自動排出される。
カラムブロック10から自動排出された商品Aは、商品待機部42に一時的に貯留される。商品待機部42は、上述のように、待機限度数量の商品Aを一時的に貯留することができる。しかし、ベンド機構13から排出されるべき商品Aの数量が、待機限度数量を超える場合がある。そこで、商品仕分システム100は、ベンド機構13から排出されるべき商品Aの数量が、待機限度数量を超えたことを作業者に通知する通知手段を備える。この通知手段は、以下のようなものである。
カラムブロックコントローラ50は、ベンド機構から排出されるべき商品Aが待機限度数量を超えるか否かを判断する。商品Aが待機限度数量を超える場合、カラムブロックコントローラ50は、待機限度数量の商品Aをベンド機構13から排出させた後、カラムブロック操作部52に対してランプ52aを点灯させるための点灯信号を出力する。
ベンド機構から排出されるべき商品Aが待機限度数量を超えるか否かの判断は、例えばカラムブロックコントローラ50のRAMに待機限度数量の情報を記憶させておくことで実現できる。すなわち、カラムブロックコントローラ50が、待機限度数量の情報と、排出信号に基づく、ベンド機構13から排出されるべき商品Aの数量の情報とを比較すればよい。
カラムブロック操作部52は、カラムブロックコントローラ50からの点灯信号を受信し、ランプ52aを点灯させる。これにより、作業者は、ベンド機構13から排出されるべき商品Aがまだ残っていることを知ることができる。
なお、ランプ52aを点灯させることで作業者にベンド機構13から排出されるべき商品Aがまだ残っていることを通知することの他、例えばブザーなどにより作業者にベンド機構13から排出されるべき商品Aがまだ残っていることを通知してもよい。
図1に示すように、商品待機部42に商品Aが一時的に貯留されると、次に、作業者は、商品待機部42に一時的に貯留された商品Aをトレー43に移送する。このトレー43には、設置自動販売機30に対応する識別番号が付されている。作業者が商品Aをトレー43に移送する際、ランプ52aが点灯している場合には、カラムブロック操作部52の押圧ボタン52bを押圧する。この押圧ボタン52bが押圧されると、カラムブロック操作部52は、ベンド機構13に追加の排出すべき商品を排出させるための信号をカラムブロックコントローラ50へ出力する。カラムブロックコントローラ50は、この信号に基づいて、追加の排出すべき商品Aをベンド機構13から排出させるように制御する。作業者は、この追加で排出された商品Aを再びトレー43に移送する。
作業者は、このトレー43をローラコンベア41上で移動させる。ローラコンベア41の脇には、例えばパレット45が載置された台車44が配置されており、作業者は、このパレット45上に、トレー43を積み重ねていく。
作業者は、トレー43が積み重ねられて載置されたパレット45を、台車44により搬送し、商品仕分場の所定の場所に集めておく。
このトレー43が積み重ねられて載置されたパレット45をルートマンがルートトラック46へ積み込み、巡回し、各地に設置されている設置自動販売機30a、30b、30nやその他の設置自動販売機へ商品Aを補充する。このように、ルートマンは、補充すべき商品Aを設置自動販売機30が設置されている場所でルートトラック46からバラの品出しや仕分をする必要がないため、路上での荷捌きも短時間で済み、効率よく設置自動販売機30に商品Aを補充することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。これ以降の説明では、上述の第1実施形態と同様の構成及び機能を有する部分については同一符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
上述の第1実施形態に係る商品仕分システム100を構成するカラムブロック10により、商品Aの自動排出が行われると、カラムブロック10の収容部11内の商品Aが減少する。したがって、商品Aをカラムブロック10の補充口12へ補充なければならない。この場合、作業者が商品Aを取り上げ、作業者の略胸の高さほどの補充口12へ、商品Aを1本ずつ投入しなければならず、作業効率が悪いという問題がある。
本実施形態に係る商品投入装置は、カラムブロック10の収容部11内の減少した商品Aを補充口12から投入することができる。
図9は、商品投入装置を構成するフィーダ140の放出口145近傍の拡大図である。
これらの図に示すように商品投入装置200は、フィーダ140と、ダンボールケース110と、フィーダ140及びダンボールケース110を下から支持する基台130とを有する。図12に示すようにこの商品投入装置200は、フォークリフト210により、上方(Z方向)へ持ち上げられることで、商品Aをカラムブロック10の補充口12へ投入する。
図7及び図8に示すダンボールケース110は、商品Aの種類や、容器サイズ、容器形状などによって、所定の本数の商品Aが箱詰めされたケースであって、例えば5×6本の缶、あるいは、4×6本のペットボトルなどが箱詰めされている。このダンボールケース110の側面110aには、作業者によって開口112が設けられる。この開口112から、ダンボールケース110内の商品Aがフィーダ140へと移動する。
なお、ダンボールケース110の代わりに、例えばアルミなどの金属、あるいは樹脂などで形成されたホルダーが用いられてもよい。このアルミなどで形成されたホルダーは、例えばダンボールケース110と同様の形状とされる。このアルミなどで形成されたホルダーが用いられることで、商品Aがケース内を滑りやすくなり、開口112から商品Aがスムーズにフィーダ140へ移動する。
フィーダ140は、底板141、1対の側板142とで構成されおり、この底板141と1対の側板142とにより挟まれた空間により、商品Aが通過する通路144が形成される。また、このフィーダ140の下端部140bが商品Aを放出する放出口145を形成する。
上記フィーダ140は、上端部140aから下端部140bへ徐々に低くなるように上記基台130上に設けられている。これにより、商品Aが重力により、通路144を通って放出口145により放出され、上記カラムブロック10の補充口12から補充される。
上記通路144の幅W1は、カラムブロック10の補充口12により投入される商品Aの種類のうち、最大の容器サイズの商品Aを通過することができるように構成される。これにより、商品Aの種類、容器サイズ、容器形状に関わらず、商品Aが通路144を通過することができる。
図8、図9に示すように、上記放出口145には、ゲート150が設けられている。例えば、上記ゲート150の下縁部150aが、上記底板141の下縁部141aにヒンジ151を介してX方向の軸を中心にθ方向に回動可能に設けられている。このゲート150は、例えばソレノイド197によって駆動されることで、θ方向に回動し、上記放出口145を開閉する。
なお、このゲート150の開閉は、θ方向への回動に限られない。例えば、ゲート150が上下方向(Z方向)、あるいは左右方向(X方向)へ移動することによって放出口145が開閉してもよい。ゲート150は、両開きであってもよく、放出口145を開閉することができるものであれば何であってもよい。また、ソレノイド197は、設置自動販売機30のベンド機構が有するソレノイドを用いてもよい。この場合、廃棄する設置自動販売機30から取り外したソレノイドを二次的に再利用することで、コストを下げることができる。以降で説明する第3〜第5実施形態において用いられるゲート、ソレノイドについても同様である。
図10は、ベルト駆動機構170を示す模式図である。
ベルト駆動機構170(移動機構)は、フィーダ140の下端部140bにおける底板141に接続された水平駆動機構171と、側板142に接続された垂直駆動機構172とで構成されている。水平駆動機構171は、駆動モータ194に接続された駆動プーリ91、従動プーリ92、これらの間に架け渡され底板141に接続されたチェーンベルト95を有する。同様に、垂直駆動機構172は、駆動モータ195に接続された駆動プーリ93、従動プーリ94、これらの間に架け渡され側板142に接続されたチェーンベルト96を有する。
駆動プーリ91、94、従動プーリ92、93のそれぞれの回転軸、及び、駆動モータ194、195は、基台130に固定されるか、または基台130に設けられた図示しない固定部材に固定されていればよい。
このような構成により、水平駆動機構171の駆動プーリ91が駆動モータ194により駆動されることで、フィーダ140が水平方向(X軸方向)に移動する。同様に、垂直駆動機構172の駆動プーリ93が駆動モータ195により駆動されることで、フィーダ140が垂直方向(Z軸方向)に移動する。
なお、ベルト駆動機構170の代わりに、例えば、基台130の下部にストッパー付のキャスター(図示せず)を設け、移動機構としてもよい。この場合、商品投入装置200は、フォークリフト210の昇降部211上で、作業者の手動により、X、Y方向へ移動する(図12参照)。
図7〜図9を参照して、上記フィーダ140の側板142の端部には、光センサ(位置検出手段)160の一部を構成する受光部162が設けられている。この受光部162は、フォトダイオードなどで構成され、カラムブロック10の補充口12にそれぞれ設けられ、上記光センサ160の一部を構成する発光部161からの可視光線、赤外線または紫外線その他の光を検出する。受光部162が発光部161からの光を検出することができる位置が放出口145と補充口12との商品Aを補充するための適切な位置になるように、受光部162と発光部161は配置される。
位置検出手段として光センサを例に挙げたが、メカセンサ、磁気センサ、その他のセンサであってもかまわない。また、発光部161が配置される位置に上記発光部に代えて、バーコードをそれぞれ補充口12に設けておき、受光部162に代えて、上記バーコードを読み取り可能なセンサを用いてもよい。
ところで、上述のようにフィーダ140の幅W1は、カラムブロック10の補充口12により投入される商品Aの種類のうち、最大の容器サイズの商品Aが通過することができるように構成される。したがって、例えば、最大の容器サイズの商品Bの約半分の容器サイズの商品Cが通路144を通過する場合、その商品Cが放出口145へ到達した時点で、上記カラムブロック10の補充口12へ商品Aを補充するための適切な位置からずれる場合がある。
そこで、上記商品投入装置200は、図7及び図9に示すように、放出口145の幅を調節する調節機構180を備えている。調節機構180は、上記両側板142の内面142bにそれぞれ設けられた2つの駆動扉181を有する。駆動扉181は、その縁部181aにおいてヒンジ183を介して、φ方向に開閉可能に側板142にそれぞれ接続されている。駆動扉181には、この駆動扉181を駆動する駆動モータ196が接続されている。
2つの駆動扉181は、一方の駆動扉181の開閉動作により、他方の駆動扉181が機械的に連動するような構成されていればよい。あるいは、2つの駆動扉181が別々のモータにより独立して駆動される構成であってもよい。駆動扉181は2つ設けられるが、1つの駆動扉181とその反対側に設けられた側板142とで放出口145の幅が調節されてもよい。
図11は、この商品投入装置200の制御系を示す図である。
図11に示すように、CPU190には、バスライン199を通じて、PC20、RAM191,ROM(フラッシュROMを含む)192、受光部162、上記駆動モータ194〜196、ソレノイド197、操作部198が接続されている。
CPU190は、商品投入装置200を統括的に制御し、RAM191は、CPU190の各種データ処理の作業領域として、随時データを格納する。また、ROM192は、CPU190が各部を制御するための各種制御プログラムを格納する。
操作部198は、作業者が上記各駆動モータ194〜196を駆動させる際に用いられる。
PC20は、上述のように各カラムブロック10に収容されている商品Aの種類や在庫数を管理している。したがって、PC20は、この管理している各カラムブロックに収容されている商品Aの種類や在庫数に基づいて、商品投入装置200により、各カラムブロック10の各補充口12へ投入する商品の種類や投入数量も管理することができる。
次に、図7〜図12を参照して、商品投入装置200の動作について説明する。
フォークリフト210の昇降部211が下げられた状態で、昇降部211に商品投入装置200が載せられる。商品投入装置200は、フォークリフト210によって、カラムブロック10の補充口12の高さまで持ち上げられ、その商品Aを投入する補充口12の位置と放出口145のおよその位置が合わされる(位置の粗調整)(図12参照)。
次に、作業者が操作部198を操作し、駆動モータ194、195を駆動させ、ベルト駆動機構170を駆動させる。これにより、放出口145がX方向及びZ方向へ移動し、補充口12に対する放出口145の位置の微調整が行われる(図10、図11参照)。あるいは、作業者が商品投入装置200をX方向、Y方向に押圧することで、商品投入装置200全体をフォークリフト210の昇降部211上で移動させ、放出口145の位置の微調整を行ってもよい。この場合、基台130の下部に設けられたキャスターが作動することで放出口145の位置の微調整が行われる。
放出口145が補充口12に対して、商品Aを補充するための適切な位置に移動された時点で、受光部162が発光部161からの光を検出し、例えばブザーや光などで作業者に位置合わせが完了したことが通知される。すなわち、フォークリフトにより粗調整された補充口12と放出口145との位置が多少ずれていたとしても、放出口145を補充口12の適切な位置に移動させることができる。したがって、放出口145がゲート150によって開放され、商品Aが補充口12から投入される際に商品Aが下にこぼれ落ちることを防止することができる(図7〜図9参照)。
また、作業者は、操作部198を操作し、駆動モータ196を駆動させ、駆動扉181を通路144側に、ヒンジ183を介してφ方向へ回動させる。これにより、商品Aの種類、容器サイズ、容器の形状に関わらず、補充口12から商品Aを適切に投入することができる(図9、図11参照)。
次に作業者がPC20を操作して、商品を投入すべきカラムブロック10の補充口12の位置情報と、商品Aの放出信号の送信命令とを入力すると、PC20は、放出信号を送信する。この放出信号には、ゲート150を通過させる商品Aの数量に関する情報が含まれる(図11参照)。
CPU190は、バスライン199を介して放出信号を受信すると、この放出信号に基づいて、ソレノイド197を駆動させ、ゲート150を開放し、補充口12へ補充すべき数量の商品Aを通過させた後にゲート150を閉鎖する(図11参照)。ゲート150を通過した商品Aは、重力により補充口12へ投入される。
このようにして、商品Aがカラムブロック10の補充口12へ補充されることで、作業者の労力を軽減することができ、作業効率を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3実施形態の説明において、上述の第2実施形態に係る商品投入装置と同様の構成及び機能を有する部分については、説明を省略又は簡略化する。
図13は、本実施形態に係る複数型商品投入装置を示す斜視図である。
図13に示すように、複数型商品投入装置400は、基台130と、複数のダンボールケース110と、複数のフィーダ140とで構成されている。
複数のダンボールケース110は、基台130上にX方向へ連続して配置される。この複数のダンボールケース110内の商品Aの種類、容器サイズ、容器形状は、ダンボールケース110ごとにそれぞれ異なっていてもよく、それぞれ同じであってもよい。
複数のフィーダ140は、例えば、底板141と、1対の側板142と、複数の調節板281(調節機構)とで形成される。底板141には、複数の溝283が、側板142と平行に所定の間隔を開けて設けられている。この溝283に、作業者によって調節板281がそれぞれはめ込まれ、複数の通路144が形成される。この1つの通路144を形成する、底板141と、調節板281あるいは側板142とが1つのフィーダ140に相当する。
なお、調節板281の枚数は、典型的には、4枚または5枚とされるが、6枚以上であってもよく、3枚以下であってもよい。
受光部162は、側板142の端部に設けられる。この受光部162は、フィーダ140ごとに設けられる必要はなく、複数型商品投入装置400に対して1つ設けられればよい。
次に、作業者が調節板281を溝282にはめ込むことにより行う、通路144及び放出口145の幅の調整について説明する。
図3に示すように、設置自動販売機30は、複数の上部補充口32を有しており、この複数の上部補充口32は、縦、横に規則的に配列されている。なお、以降の説明において、横方向の上部補充口32の配列を段と、縦方向の上部補充口32の配列を列という場合がある。
ここで、例えば、最上段の補充口群に着目すると、5列の上部補充口32が含まれていることが分かる。この5列の上部補充口32のそれぞれの横幅及び縦幅(横×縦)は、例えば、左から25×10cm、25×10cm、15×10cm、20×10cm、20×10cmとなっている。
このような、上部補充口32の寸法別配列パターン(どのような寸法の上部補充口32が、1段にどのような順で、何個配置されているかを示すパターン)は、全機種の設置自動販売機30の寸法別配列パターンを総合しても、その数は限られている。典型的には、1段に含まれる上部補充口32は、5列あるいは6列であり、また、実際に、上部補充口32の寸法別配列パターンは、全機種を総合しても、多くて6,7パターン程度である。
したがって、設置自動販売機30のサーペンタインラック35がカラムブロック10に二次的に再利用される場合、カラムブロック10の補充口12の寸法別配列パターンも同様に、多くて6,7パターン程度である。
参考として、図19に、カラムブロック10の補充口12近傍の拡大図を示す。
作業者は、全てのカラムブロック10の全ての段の補充口群120(120a、120b、・・120n)について、寸法別配列パターンを事前に調査し、把握しておく。
この寸法別配列パターンに対応するように、調節板281が底板141に設けられた溝282にはめ込まれ、通路144及び放出口145の幅が調節される。
なお、作業者が調査した結果、寸法別配列パターンが、例えば5パターンであった場合、この5パターンすべてに対応する複数型商品投入装置400が用意される。これにより、すべてのカラムブロック10の寸法別配列パターンに対応することができるため、複数型商品投入装置400により、商品Aをカラムブロックに補充する際に、業務効率が向上する。
次に、図13、図19を参照して、複数型商品投入装置400の動作について説明する。
なお、全カラムブロック10の全ての段の補充口群120について、寸法別配列パターンが5パターンあるとし、この5パターンの寸法別配列パターンをそれぞれ第1〜第5の寸法別配列パターンとする。また、この第1〜第5の寸法別配列パターンに対応する複数型商品投入装置400を、それぞれ第1〜第5の複数型商品投入装置400として説明する。
まず、用意された第1〜第5の複数型商品投入装置400の中から、例えば第1の複数型商品投入装置が選ばれ、フォークリフト210によって、上方へ持ち上げられる。作業者は、フォークリフト210を操作して、カラムブロック10の1段の補充口群120に対して、第1の複数型商品投入装置400の放出口145の位置の粗調整を行う。この1段の補充口群120は、第1の寸法別配列パターンである。
次に、作業者により、放出口145の位置の微調整が行われ、受光部162が発光部161からの光を検出し、例えばブザーが鳴らされることで作業者に位置合わせが完了したことを通知する。これにより、複数のフィーダ140の各放出口145が、1段の補充口群120に対して、商品Aを補充するための適切な位置に移動される。
第1の複数型商品投入装置400は、PC20からの放出信号を受信すると、この放出信号に基づいて、各ゲート150を個別に開放する。これにより、複数種類の商品Aが、1段の補充口群120からカラムブロック10の各収容部11へ補充される。
このように、本実施形態に係る複数型商品投入装置400は、カラムブロック10の1段の補充口群120に対して、一度に複数種類の商品Aを投入することができるため、作業者の労力を軽減することができ、作業効率を向上させることができる。
作業者は、第1の寸法別配列パターンの補充口群120への商品Aの補充が終了すると、フォークリフト210を操作して、第1の複数型商品投入装置400を移動させる。そして、再び、他の段の第1の寸法別配列パターンの補充口群120、あるいは他のカラムブロック10の第1の寸法別配列パターンの補充口群120に対して、商品Aを補充する。
このように、作業者は、第1の複数型商品投入装置400を用いて、第1の寸法別配列パターンの補充口群120に対しての商品Aの補充を繰り返す。
同様に、作業者は、第2〜第5の複数型商品投入装置400を用いて、それぞれ対応する第2〜第5の寸法別配列パターンの補充口群120に対しての商品Aの補充を繰り返す。
このようにして、全てのカラムブロック10の全ての補充口12に対しての商品Aの補充が行われる。
なお、この商品Aの補充は、1台のフォークリフト210で行われてもよいし、複数台のフォークリフト210によって同時に行われてもよい。
本実施形態においては、複数のフィーダ140及び複数のダンボールケース110がX方向に連続して配置されるように構成されていたが、Z方向に連続して配置されるように構成されてもよい。あるいは、X、Z方向に連続して配置されるように構成されてもよい。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態の説明において、上述の第2、及び第3実施形態に係る商品投入装置と同様の構成及び機能を有する部分については同一符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
図14は、本実施形態に係る設置型商品投入装置を示す斜視図である。また、図15は、本実施形態に係る設置型商品投入装置を使用してカラムブロック10の補充口12に商品Aを補充している状態を示す図である。図15に示すように、本実施形態に係る設置型商品投入装置220は、カラムブロック10の補充口12よりも高い位置に配置される。
図14に示すように、設置型商品投入装置220は、複数の製品プール部(貯留部)230と、可変長フィーダ241とを有する。
製品プール部230は、パッケージ別ストック部(収納部)231と、複数の仕切り板232とで形成される。
パッケージ別ストック部231は、前面部材233、背面部材234、側面部材235、底面部材236を有している。上記前面部材233の内面233a、及び上記背面部材234の内面234aには、Z方向に複数の溝237が設けられており、この溝237に上記仕切り板232がはめ込まれる。この仕切り板232と、前面部材233と、背面部材234と、底面部材236とにより挟まれた複数の空間により複数の製品プール部230が形成され、この製品プール部230に商品Aが貯留される。この仕切り板232は、上記溝237をZ方向に移動可能であり、上記パッケージ別ストック部231から取り外すことが可能となっている。これにより、商品Aの種類、容器サイズ、容器形状に合わせた製品プール部230を任意に決定することができる。
上記前面部材233の下部には、開口238が設けられており、この開口238には、それぞれ可変長フィーダ241が設けられている。
上記可変長フィーダ241は、上端部241aが上記パッケージ別ストック部231と繋がっており、下端部241bが放出口244となっている。この可変長フィーダ241は、例えば、蛇腹状であり、伸縮可能となっている。
上記放出口244には、ゲート242が設けられている。このゲート242は、例えばソレノイド245の駆動によりθ方向に回動され、商品Aを放出口244から放出させる。
上記ゲート242の下部には、例えば隣り合う5列、あるいは6列の可変長フィーダ241を連結するように、連結板が設けられている(図示せず)。すなわち、この連結板により、例えば隣り合う5列、あるいは6列の可変長フィーダ241が連動して伸縮する。なお、連結板により、連結される可変長フィーダ241の数は、カラムブロック10の1段の補充口群120に含まれる補充口12の数に対応させるために、典型的には、5列、あるいは6列とされる。しかし、これに限られず、7列以上であってもよく、4列以下であってもよい。
この連結板の端部には、例えば、第1のリング(図示せず)が設けられる。また、この第1のリングに対応するように、カラムブロック10に第2のリング(図示せず)が設けられる。この第2のリングは、例えば、カラムブロック10の1段の補充口群120のうち、端に配置された補充口12の近傍に設けられる。
なお、第1のリング、及び第2のリングは、後述するワイヤーロープを掛けることができるものであれば何でもよい。単に、連結板に開口を設けて第1のリングの代わりとしてもよい。
作業者は、あらかじめ各製品プール部230に商品Aを投入し、商品Aを貯留させておく。次に、作業者は、適切な長さのワイヤーロープ(図示せず)を用意し、このワイヤーロープを、第1のリング及び第2のリングに通す。作業者は、このワイヤーロープの両端を把持し、引っ張る。すると、第1のリングと第2のリングとが互いに引き寄せられる。これにより、図15に示すように、連結板がカラムブロック10側(Y方向)に引き寄せられ、この連結板に連結された複数の可変長フィーダ241が連動して伸長し、カラムブロック側(Y方向)に引き寄せられる。これにより、複数の可変長フィーダ241の各放出口244の位置が、カラムブロック10の1段の補充口群120へ商品Aを補充するための適切な位置に移動する。
設置型商品投入装置220は、PC20からの放出信号を受信すると、この放出信号に基づいて、各ゲート242を個別に開放する。これにより、複数種類の商品Aが、1段の補充口群120からカラムブロック10の各収容部11へ補充される。
このようにして、商品Aがカラムブロック10の補充口群120から投入されることで、作業者の労力を軽減することができ、作業効率を向上させることができる。
(第5実施形態)
次に第5実施形態について説明する。
図16は、本実施形態に係るレーン型商品仕分システムを採用した、設置自動販売機に商品を補充する補充システムの全体構成を示す図である。図17は、本実施形態に係るレーン型商品仕分システムが有するレーン型仕分機を示す斜視図である。
図16に示す補充システムは、設置自動販売機30a、30b、30n、本実施形態に係るレーン型商品仕分システム300、ルートトラック46を含む。
レーン型商品仕分システム300は、複数のレーン型仕分機310(310a、310b、・・・、310n)と、PC320と、ローラコンベア41、トレー43、台車44、パレット45などを有し、これらは仕分場内に配置されている。PC320は、複数のレーン型仕分機310を統括的に制御する信号処理手段として機能する。
図17に示すように、上記レーン型仕分機310は、ダンボールケース110と、レーン330、第1のゲート340、ゲート部350を有している。
レーン330は、底板331と、1対の側板332とで構成されており、この底板331と1対の側板332とにより挟まれた空間により、商品Aが通過する通路333が形成され、その下端部330bが排出口334を形成する。このレーン330は、上端部330aから下端部330bまで徐々に低くなるように設けられることで、商品Aが重力により、上端部330aから通路333を通って下端部330bまで移動し、排出口334から排出される。
第1のゲート340は、レーン330の通路333内に設けられ、ソレノイド341の駆動によって例えばθ方向に回動する。このθ方向の回動により、商品Aを塞き止め、または通過させる。
ゲート部350は、排出口334に設けられる。ゲート部350は、第2のゲート351と、作業者が操作をするためのレーン操作部352とを有する。第2のゲート351は、例えばレーン操作部352に設けられ、θ方向へ回動する。この回動は、ソレノイド354によって行われ、このθ方向の回動により排出口334を開閉することで商品Aを塞き止め、または通過させる。レーン操作部352には、例えば第2のゲート351の開閉を操作するための押圧ボタン352a、追加の排出されるべき商品Aがある場合に点灯するランプ352b、各設置自動販売機30に対応した番号を表示させる表示パネル352cが設けられている。このレーン操作部352の作業者による操作については、後述する。
PC320は、設置自動販売機30及びレーン型仕分機310の間で通信を行う信号処理手段として機能する。
図18は、レーン型仕分機310の制御系を示す図である。
図18に示すように、CPU360には、バスライン361を通じて、PC320、RAM362,ROM363、上記ソレノイド341、354、レーン操作部352が接続されている。
次に図16〜図18を参照して、レーン型商品仕分システム300の動作について説明する。
図17に示すように、ダンボールケース110に設けられた開口112から商品Aがレーン330の上端部330aに移る。この商品Aは、重力により、通路333を通過し、閉じている第1のゲート340により斜め下から支えられることで塞き止められる。つぎに投入された商品Aがそのその斜め上に次々に積み上げられ、通路333が商品Aによって満たされる。各レーン型仕分機310に投入されるべき商品の種類は予め決められており、各レーン型仕分機310には、同一種類、同一容器サイズの商品Aが投入される 。
図16に示すように、作業者がPC320を操作して、設置自動販売機30からの販売情報を取得するように入力操作を行うと、PC320は、通信網90を介して設置自動販売機30から設置自動販売機30の販売情報を取得する。この設置自動販売機からの販売情報の取得は、例えば、自動販売機の通信サービスセンタ(自動販売機の通信・情報サービスプロバイダ)を経由して行われてもよい。
なお、ルートマンが、各地に設置された設置自動販売機30を巡回する際に、設置自動販売機に設けられたリモコン62のディスプレイ62aに表示された販売情報を収集し、この販売情報をPC20へ入力してもよい。あるいは、ルートマンがハンディターミナルを用いて、設置自動販売機30と赤外線通信を行い、販売情報を収集し、PC20へ送信してもよい。
PC320は、取得した販売情報に基づいて、補充すべき商品Aの種類や数量などの、設置自動販売機30への商品の補充内容情報を算出する。PC320は、補充内容情報に含まれる補充すべき商品Aの種類の情報に基づいてその商品Aの種類に対応するレーン型仕分機310のレーン330を判断し、そのレーン型仕分機310に対して、通過制御信号を送信する。この通過制御信号には、第1のゲート340を通過させるべき商品の数量の情報、及び設置自動販売機30を識別する情報が含まれる。
図18に示すCPU360は、バスライン361を介して通過制御信号を受信すると、当該通過制御信号に含まれる商品Aの数量の情報に基づいて、ソレノイド341を駆動させ、第1のゲート340を開放することで、設置自動販売機30に補充すべき数量の商品Aを通過させる。
また、CPU360は、通過制御信号に含まれる設置自動販売機30を識別するための情報に基づいて上記表示パネル352cに設置自動販売機30に対応する番号を表示させる。
図17に示すように、上記第1のゲート340を通過した商品Aは、閉じている上記第2のゲート351により、再び塞き止められる。
次に作業者は、トレー43を用意して、上記表示パネル352cに表示されている番号を確認する。この番号は上述のように各設置自動販売機30に対応した番号である。ここで例えば作業者が設置自動販売機30aに補充すべき商品をトレー43に移送する場合、設置自動販売機30aに対応する番号を表示しているレーン型仕分機310であることを確認して、押圧ボタン352aを押圧する。この押圧操作により、第2のゲート351がθ方向へ回動し、排出口334が開放されることで商品Aが重力により排出口334から排出され、トレー43に移送される。作業者は、この商品Aが移送されたトレー43をローラコンベア41上で移動させ、再び設置自動販売機30aに対応する番号を表示しているレーン型仕分機310の押圧ボタンを押圧する。
トレー43が商品Aで満たされた場合であって、まだ排出口334から排出される商品Aが残っている場合には、作業者は押圧ボタン352aを押圧し、上記第2のゲート351を閉鎖する。排出口334から排出される商品Aが残っている場合に、ランプ352bが点灯する。作業者は、商品Aで満たされたトレー43を例えばローラコンベア41の脇に配置されている台車44上に載置されたパレット45に載せる。作業者は、トレー43を再び用意してランプが点灯しているレーン型仕分機310の排出口334から商品Aを排出させ、トレー43へ移送する。
上記ランプ352bは、第1のゲート340を通過させるべき商品Aの数量が多く、第1のゲート340と、第2のゲート351との間の通路333に入りきらない場合にも点灯する。第1のゲート340と、第2のゲート351との間の通路333に一時的に貯留することができる商品の限度数量を通路待機限度数量と呼ぶ。
ランプ352bの点灯は、以下の通知手段によって行われる。まず、CPU360は、通過制御信号に含まれる第1のゲート340を通過させるべき商品Aの数量の情報に基づいて、第1のゲート340を通過させるべき商品Aが通路待機限度数量を超えるか否かを判断する。
この第1のゲート340を通過させるべき商品Aが通路待機限度数量を超えるか否かの判断は、例えばRAM362に通路待機限度数量の情報を記憶させておくことで実現できる。すなわち、CPU360が通路待機限度数量の情報と、通過制御信号に基づく、第1のゲート340を通過させるべき商品Aの数量とを比較すればよい。
商品Aが通路待機限度数量を超える場合、CPU360は、通路待機限度数量の商品Aを第1のゲート340から通過させた後、レーン操作部352に対してランプ352bを点灯させるための点灯信号を出力する。レーン操作部352は、CPU360からの点灯信号を受信し、ランプ352bを点灯させる。これにより、作業者は、第1のゲート340を通過させるべき商品Aがまだ残っていることを知ることができる。
なお、ランプ352bを点灯させることで第1のゲート340を通過させるべき商品Aが残っていることを作業者に通知することの他、例えばブザーを鳴らすことで作業者に第1のゲート340を通過させるべき商品Aが残っていることを通知してもよい。
第1のゲート340を通過させるべき商品Aが残っているおり、ランプ352bが点灯している場合、作業者は、押圧ボタン352aを押圧する。押圧ボタン352aが押圧されると、第1のゲート340が開放され、残りの商品Aが第1のゲート340を通過する。作業者は、この残りの商品Aを再びトレー43に移送する。
以上のようにして、設置自動販売機30aに対応するトレー43が台車44上に載置されたパレット45に積み重ねられる(図16参照)。
作業者は、同様にして、設置自動販売機30b、・・30nに対応するトレー43をパレット45上に積み重ねていく。作業者は、トレー43が積み重ねられて載置されたパレット45を、台車44により搬送し、商品仕分場の所定の場所に集めておく。
このトレー43が積み重ねられて載置されたパレット45をルートマンがルートトラック46へ積み込み、巡回し、各地に設置されている設置自動販売機30a、30b、30nやその他の設置自動販売機へ商品Aを補充する。このように、ルートマンは、補充すべき商品Aを設置自動販売機が設置されている場所で仕分する必要がないため、短時間で設置自動販売機に商品Aを補充することができる。
以上説明した商品仕分システムは、上記各実施形態に限られず、種々の変形が可能である。
例えば、第2実施形態に係る商品投入装置200のフィーダ140を、第4実施形態に係る設置型商品投入装置220の可変長フィーダ241のように伸縮可能であるように構成してもよい。フィーダ140を伸縮可能にすることで、フィーダ140の下端部140bのX、Z方向への移動が容易になる。
本発明の一実施形態に係る商品仕分システムを採用した、設置自動販売機に商品を補充する補充システムの全体構成を示す図である。 カラムブロックの内部構造を示す図である。 設置自動販売機の内部を示す斜視図である。 カラムブロックの制御系を示す図である。 汎用アダプタの構成を示すブロック図である。 設置自動販売機の制御系の1例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る商品投入装置を示す側面図である。 当該商品投入装置を示す前面図である。 商品投入装置を構成するフィーダの放出口近傍の拡大図である。 ベルト駆動機構を示す模式図である。 商品投入装置の制御系を示す図である。 商品投入装置を用いてカラムブロックの補充口から商品Aを投入している状態を示す図である。 別の実施形態に係る複数型商品投入装置を示す斜視図である。 別の実施形態に係る設置型商品投入装置を示す斜視図である。 設置型商品投入装置を使用してカラムブロック10の補充口12に商品Aを投入している状態を示す図である。 別の実施形態に係るレーン型商品仕分システムを採用した、設置自動販売機に商品を補充する補充システムの全体構成を示す図である。 レーン型商品仕分システムが有するレーン型仕分機を示す斜視図である。 レーン型仕分機の制御系を示す図である。 カラムブロックの補充口の近傍の拡大図である。
符号の説明
A、B、C…商品
10…カラムブロック
11…収容部
12…補充口
13…ベンド機構
14…シューター部
14a…シューター板
20、320…PC
30(30a〜30n)…設置自動販売機
43…トレー
44…台車
45…パレット
46…ルートトラック
35…サーペンタインラック
50…カラムブロックコントローラ
51…汎用アダプタ
52…カラムブロック操作部
100…商品仕分システム
140…フィーダ
144…通路
145…放出口
150…ゲート
160…光センサ
170…ベルト駆動機構
180、280…調節機構
200…商品投入装置
220…設置型商品投入装置
300…レーン型商品仕分システム
310…レーン型仕分機
340…第1のゲート
351…第2のゲート
400…複数型商品投入装置

Claims (17)

  1. 商品の補充の対象となる設置自動販売機に前記商品を補充するために、予め前記商品をバラで仕分する商品仕分システムであって、
    前記商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、
    前記複数のカラムブロックに対して、前記設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信可能な情報処理装置と、
    前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号に基づいて前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラと
    を具備することを特徴とする商品仕分システム。
  2. 請求項1に記載の商品仕分システムであって、
    前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号を前記カラムブロックコントローラが認識可能な形式の排出信号に変換する汎用アダプタをさらに具備する
    ことを特徴とする商品仕分システム。
  3. 請求項1に記載の商品仕分システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記設置自動販売機から販売情報を受信し、当該販売情報に基づいて前記設置自動販売機への補充内容情報を算出し、算出された前記補充内容情報に応じた前記排出信号を送信することを特徴とする商品仕分システム。
  4. 請求項1に記載の商品仕分システムであって、
    前記ベンド機構により排出された前記商品を一時貯留させる待機部をさらに具備することを特徴とする商品仕分システム。
  5. 請求項4に記載の商品仕分システムであって、
    前記ベンド機構により排出されるべき前記商品が前記待機部の待機限度数量を超えるか否かを判断し、前記商品が待機限度数量を超えた場合に前記商品が待機限度数量を超えたことを作業者に通知する通知手段をさらに具備する
    ことを特徴とする商品仕分システム。
  6. 請求項4に記載の商品仕分システムであって、
    前記待機部に一時貯留された前記商品を収容するためのトレーと、
    前記商品が収容された前記トレーを搬送するコンベアと、
    前記商品が収容されたトレーを複数積み重ねて載置させるパレットと
    をさらに具備することを特徴とする商品仕分システム。
  7. 商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを備えた商品仕分システムにおける商品仕分方法であって、
    前記複数のカラムブロックに対して、設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信し、
    前記排出信号を受信し、当該排出信号を前記カラムブロックコントローラが認識可能な形式の排出信号に変換し、
    前記変換された排出信号をそれぞれの前記カラムブロックコントローラへ送信する
    ことを特徴とする商品仕分方法。
  8. 商品を補充する補充口をそれぞれ有し、当該補充口から補充された前記商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックに対して、設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信可能であり、かつ、前記商品を放出させるための放出信号を送信可能な情報処理装置と、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号に基づいて前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを備えた商品仕分システムにおける前記カラムブロックの前記補充口から前記収容部へ前記商品を補充する商品投入装置であって、
    前記商品を放出する放出口を有し、重力を利用して前記カラムブロックの前記補充口へ前記商品を搬送するフィーダと、
    前記放出口に設けられ、前記放出信号に基づいて前記放出口を開閉するゲートと
    を具備することを特徴とする商品投入装置。
  9. 請求項8に記載の商品投入装置であって、
    前記放出口を移動させる移動機構をさらに具備することを特徴とする商品投入装置。
  10. 請求項8に記載の商品投入装置であって、
    前記補充口の位置を検出する位置検出手段をさらに具備することを特徴とする商品投入装置。
  11. 請求項8に記載の商品投入装置であって、
    前記放出口の幅を調節する調節機構をさらに具備することを特徴とする商品投入装置。
  12. 複数種類の商品を補充する補充口をそれぞれ有し、当該補充口から補充された前記商品を収容する複数の収容部と、前記収容部ごとに設けられ前記収容部から前記商品を排出させるベンド機構とを有し、商品仕分場内に設けられた複数のカラムブロックと、前記複数のカラムブロックに対して、設置自動販売機に補充すべき前記商品を前記ベンド機構に排出させるための排出信号を送信可能であり、かつ、前記商品を放出させるための放出信号を送信可能な情報処理装置と、前記複数のカラムブロックごとに設けられ、前記排出信号に基づいて前記ベンド機構による前記商品の排出を制御するカラムブロックコントローラとを備えた商品仕分システムにおける前記カラムブロックの前記複数の補充口から前記複数の収容部へ前記商品を補充する商品投入装置であって、
    前記商品を放出する放出口をそれぞれ有し、重力を利用して前記カラムブロックの前記複数の補充口へ前記商品をそれぞれ搬送する複数のフィーダと、
    前記放出口にそれぞれ設けられ、前記放出信号に基づいて前記放出口を個別に開閉するゲートと
    を具備することを特徴とする商品投入装置。
  13. 商品の補充の対象となる設置自動販売機に前記商品を補充するために、予め前記商品をバラで仕分するレーン型商品仕分システムであって、
    前記商品が通る通路と、前記商品を重力により排出する排出口とを有するレーンと、
    前記設置自動販売機に補充すべき商品の通過を制御するための通過制御信号を送信する信号処理手段と、
    前記通過制御信号に基づいて前記通路を開閉する第1のゲートと、
    作業者の操作に応じて前記排出口を開閉可能な第2のゲートと
    を具備することを特徴とするレーン型商品仕分システム。
  14. 請求項13に記載のレーン型商品仕分システムであって、
    前記信号処理手段は、前記設置自動販売機から販売情報を受信し、当該販売情報に基づいて前記設置自動販売機への補充内容情報を算出し、算出された前記補充内容情報に応じた前記通過制御信号を送信することを特徴とするレーン型商品仕分システム。
  15. 請求項13に記載のレーン型商品仕分システムであって、
    前記第1のゲートの開閉により当該第1のゲートを通過すべき前記商品が当該第1のゲートと前記第2のゲートとの間の前記通路の通路待機限度数量を超えるか否かを判断し、前記商品が前記通路の通路待機限度数量を超えた場合に前記商品が前記通路の通路待機限度数量を超えたことを作業者に通知するための通知手段をさらに具備する
    ことを特徴とするレーン型商品仕分システム。
  16. 請求項13に記載のレーン型商品仕分システムであって、
    前記排出口から排出された前記商品を収容するためのトレーと、
    前記商品が収容された前記トレーを搬送させるコンベアと、
    前記商品が収容されたトレーを複数積み重ねて載置させるパレットと
    をさらに具備することを特徴とするレーン型商品仕分システム。
  17. 商品の補充の対象となる設置自動販売機に前記商品を補充するために、予め前記商品をバラで仕分するレーン型商品仕分システムであって、
    前記商品が通る複数の通路と、前記複数の通路ごとに設けられ、前記商品を重力により排出する排出口とを有する複数のレーンと、
    前記設置自動販売機に補充すべき商品の通過を制御するための通過制御信号を送信する信号処理手段と、
    前記複数のレーンごとに設けられ、前記通過制御信号に基づいて前記通路を個別に開閉する複数の第1のゲートと、
    前記複数のレーンごとに設けられ、作業者の操作に応じて前記排出口を個別に開閉可能な複数の第2のゲートと
    を具備することを特徴とするレーン型商品仕分システム。
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