JP2009087053A - ファイル送受信システム、携帯端末及び端末プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが携帯端末を用いてファイルを送受信するにあたって、繁雑な操作の必要をなくす。
【解決手段】通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末と、を含むファイル送受信システムであって、通信ネットワークは、送信端末106からのファイルのアップロードを受けると受信端末105に当該ファイルを送信するファイル管理機能102及びメーラ機能104と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理機能101と、を有する。送信端末106がアップロードするファイルには宛先を示したヘッダが含まれている。ファイル管理機能102等は、送信端末106とともに、宛先となる受信端末105が、同一のグループに属するか否かを、グループリスト管理手段に問い合わせ、属する場合に、ファイルを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイル送受信システム、携帯端末及び端末プログラムに関し、特に、ファイル送受信に必要な操作性の改善に関する。
近時、携帯端末の多機能化が進み、携帯端末で種々の形式のファイルを取り扱うことが可能になり、これに伴い、携帯端末ユーザ同士でファイルの送受信を行うコミュニケーションが盛んになった。ユーザ間でファイルの送受信を実現するものとしては、種々の方法があり得るが、中でもよく用いられているものとしては、電子メールを用いる方法がある。しかしながら、電子メールを用いるファイル送受信は、サーバ端末間トランザクションが多く、ユーザがしなければならない操作が繁雑であるという問題点がある。したがって、ファイル送受信機能を実現するシステムの改良や新システムの構築を望むニーズは、高まっている。
サーバとネットワークを介してファイルを送受信するシステムに関する技術の中でも、特に、本発明に関連する技術としては、特許文献1ないし3に記載の技術がある。特許文献1は、携帯端末からサーバにアップロードされたファイルをサーバにアクセスした他の端末と共有可能な構成について記載されている(例えば、段落0030参照)。また、ファイルのアップロードには、電子メールを使用せずにファイル転送を用いる旨、記載がある(例えば、段落0014参照)。
特許文献2は、公開されるコンテンツを使用するために、サーバ上のコンテンツに接続要求するユーザの認証を行う機能を実現するための構成について記載されている(例えば、段落0034参照)。当該技術は、ファイル利用者がファイル保持者に対してサーバ上のファイルの使用を求める認証動作と考えることができる。
特許文献3は、コンテンツ送出側のプッシュサーバからトリガメッセージを受信した携帯通信端末がアプリケーションを起動しコンテンツサーバにアクセスしてコンテンツ情報を読み出す構成について記載がある(例えば、段落0062ないし0063参照)。なお、特許文献3において、コンテンツサーバは、コンテンツ情報が更新されるとプッシュサーバに呼び出し要求を行い、プッシュサーバは、これを受けて携帯通信端末にトリガメッセージを送信する(例えば、段落0052,0061参照)。
特開2003−242080号公報 特開2002−329084号公報 特開2002−344529号公報
上記のとおり、携帯端末のユーザ間で、写真やリングトーン等のファイルの送受信を行う方法は、種々の方法があり得る。例えば、電子メール等のサーバとネットワークを介してする方法、メモリカード等の記録媒体を介してする方法、赤外線通信やブルートゥース(登録商標)を用いて無線で送る方法などがよく知られており、これら全ての方法がファイルの送受信を実現するために利用できる。
しかしながら、上記の方法のうち、記録媒体や無線通信を利用する方法は、ユーザ同士が記録媒体又は携帯端末を持ち寄ってファイルをやりとりする必要があり、離れた他のユーザにファイルを手軽に送ろうとするユーザのニーズに応えることができない。そこで、ファイルの送受信においては、電子メールがよく用いられる。
しかしながら、電子メールは、ユーザの操作が繁雑である。また、サーバ端末間トランザクションも多くするという問題点もある。これはなぜなら、一回一回のやりとりにユーザの承認を必要とするからである。
本発明は、上記実情を鑑みてなされたものであって、ユーザが携帯端末を用いてファイルを送受信するにあたって、繁雑な操作の必要をなくすことを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末と、を含むファイル送受信システムであって、前記通信ネットワークは、携帯端末からのファイルのアップロードを受けると別の携帯端末に当該ファイルを送信する送信手段と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理手段と、を有し、前記送信手段は、携帯端末が宛先とともにファイルをアップロードすると、送信元の携帯端末とともに、前記宛先に基づく受信先の携帯端末が、同一のグループに属するか否かを、前記グループリスト管理手段に問い合わせ、属する場合に、ファイルを送信することを特徴とするファイル送受信システムである。
また、本発明の第2の態様は、携帯端末からのファイルのアップロードを受けると別の携帯端末に当該ファイルを送信する送信手段と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理手段と、を有する通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末であって、宛先とともにファイルをアップロードする機能と、前記グループリスト管理手段と通信して、所属するグループの情報を変更する機能と、前記送信手段からダウンロードしたファイルを開くアプリケーションを判断する機能と、前記アプリケーションを起動してファイルを自動的に開かせる機能と、を有する携帯端末である。
また、本発明の第3の態様は、携帯端末からのファイルのアップロードを受けると別の携帯端末に当該ファイルを送信する送信手段と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理手段と、を有する通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末に、宛先とともにファイルをアップロードする機能と、前記グループリスト管理手段と通信して、所属するグループの情報を変更する機能と、前記送信手段からダウンロードしたファイルを開くアプリケーションを判断する機能と、前記アプリケーションを起動してファイルを自動的に開かせる機能と、を実現させることを特徴とする端末プログラムである。
本発明によれば、ユーザが携帯端末を用いてファイルを送受信するにあたって、繁雑な操作の必要をなくすことが可能となる。
従来のファイル送信においては、ファイル送信側と受信側の双方ともに承認を行う操作が多数必要であって繁雑であったという問題点に鑑み、本発明では、一旦ユーザ同士がネットワーク上のサーバに相互の端末が信頼関係にあることを登録し(これを、「信頼付与」(Trust Grant)という)、これに基づきファイルの送信に必要な操作を簡略化する。また、受信側にあっては、ファイルの利用に必要な操作を簡略化する。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の全体システムを示す図である。本システムは、グループリスト管理機能101、プレゼンス機能103、メーラー機能104、ファイル管理機能102をサーバ側に備える。また、クライアント側に、受信端末105と送信端末106を備える。サーバ側の各機能は、それぞれ一つのサーバ装置によって担うこととしても良いし、いくつかの機能を一つのサーバ装置で兼ねても良い。
図1において、グループリスト管理機能101は、いくつものグループを管理・保守する。それぞれのグループにおける状態のことを「信頼ステータス」という。また、グループの中の1ユーザがファイル共有をする場合の権限についても管理する。
「信頼ステータス」には、「信頼済み」、「承認待ち」、「参加禁止」等がある。「信頼ステータス」が「信頼済み」であるユーザは、ファイル共有に関する全ての操作が可能である権限を有する。「承認待ち」であるユーザは、誰か別のユーザが「信頼付与」をしたものの、まだ承認をしていないユーザである。「参加禁止」であるユーザは、いわゆるブラックリストに載せられたユーザで、このグループないしグループ内メンバーへのファイル送信を含む一切の権限を有しない。
グループリスト管理機能101は、図2に例示するようなテーブルを格納している。このテーブルは、グループ毎にグループに属するユーザのリストと各ユーザの「信頼ステータス」を格納する。例えば、図2において、グループ1(Gr1)は、ユーザA,B,Cが属するグループである。また、グループ2(Gr2)は、ユーザA,Cが属するグループであり、ユーザDが承認待ちの状態にある。
グループリスト管理機能101と、各ユーザの携帯端末は、同期している。各ユーザの携帯端末は、少なくとも当該ユーザが関係するグループについての情報を、グループリスト管理機能101と定期的ないし所定のタイミング(起動時等)で通信することによってダウンロードし、同期する。携帯端末の持ち主であるユーザと他のユーザの関係を、サーバ側(通信ネットワーク側)に保存しておくことによって、例えば、ユーザが携帯端末を滅失してしまった場合等に滅失した携帯端末と同IDの端末を揃えれば、グループを最初から登録し直すといった手間を軽減することができる。なお、同期情報は、図3を参照して後述する共有アプリケーション203からアクセス可能な記憶領域に保存される。
次に、図1に戻り、グループリスト管理機能101以外の部分の構成について説明する。
ファイル管理機能102は、ユーザ間におけるファイルの転送や保存を管理する。また、ファイル管理機能102は、送信者から送られてきたファイルをいったん受け取り、ファイル送信があったことを示すトリガをプレゼンス機能103に発したり、プレゼンス機能103からファイル送信許可のトリガを受け取ると、ファイルをメーラー機能104に渡してファイル送信をしたりする。ファイル管理機能102は、ファイルがアップロードされると、そのファイルを受け取る予定のユーザ全員が受信を完了するまでの間、そのファイルを保存する。
プレゼンス機能103は、グループリスト管理機能101やファイル管理機能102が発するトリガを受け取り、各トリガに対応する所定の動作を行う。プレゼンス機能103は、ユーザの信頼リストの改変やアップデートを監視する。すなわち、プレゼンス機能103は、グループリスト管理機能101においてユーザが追加されたり削除されたりステータスが変更されたというようなイベントが起きると、グループリスト管理機能101が発するトリガを受け取って所定の動作を行う。
メーラー機能104は、グループリスト管理機能101における信頼ステータスに変更が生じたことや、ユーザによるダウンロード待ちをしているファイルがファイル管理機能102に存在することを、受信端末105に報告する。プレゼンス機能103からファイル送信の指示を受けると、ファイル管理機能102から送信するファイルを受け取り、電子メールにエンコードして受信端末までパケット通信でメール送信する。なお、受信端末105が、通話中であったり別の通信を行っていたりして、すぐにはメール受信できない状態である場合には、送信のタイミングを適宜制御する。
受信端末105及び送信端末106は、ユーザが持つ携帯端末であって、例えば、携帯電話機として構成することができる。図1等では説明の便宜のため、受信側と送信側を分けたが、同じ構成、同じ機能を有する携帯端末でよい。本実施形態の携帯端末の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態の携帯端末(特に受信端末105)の構成を示す図である。
本実施形態の端末装置は、上流のサーバと通信を行いファイルの送受信が可能であることを前提として、他には特に図3に示す構成を有することが好ましい。図3において、統合メールボックス201は、上流のサーバから受信したファイルを一旦全て格納するメールボックスである。統合メールボックス201は、ユーザの操作の及ばないところに置くとよい。セキュリティが向上するからである。メーラー機能104が通常のメールを受信端末105に送信した場合、統合メールボックス201は、メールヘッダから判断して、受信した通常のメールを受信箱202に自動的に配信する。受信箱202は、通常の電子メールのInboxであり、公知であるため説明は省略する。
メーラー機能104が本実施形態のファイル共有機能により送信されるファイルをメールにエンコードして受信端末105に送信した場合、統合メールボックス201は、メールヘッダから判断して、受信したメールを共有アプリケーション203に自動的に配信する。共有アプリケーション203は、配信された添付ファイル付きのメールからヘッダ等を取り除き、また、ヘッダやファイル形式を参照して、ファイルを開くべきアプリケーションを判断する。共有アプリケーション203は、ファイルを開くアプリケーションを判断すると、当該アプリケーションにファイルを渡す。
アプリケーション204,205,206は、携帯端末上で起動するソフトウェアアプリケーションである。壁紙(ウォールペーパー)アプリケーションや、スライドショーアプリケーションなどが視覚効果を伴うアプリケーションが好ましい。例えば、送信端末106がアップロードしたファイルが画像であれば、壁紙アプリケーションやスライドショーアプリケーションがそれを自動的に開く。
以上で本実施形態の構成の説明を終える。次に本実施形態の動作について説明する。
まず、本実施形態の動作の概略を、図4を参照して説明する。本実施形態を利用するにあたって、信頼付与を行おうとする者(信頼者(trusting user))は、信頼付与を受ける者(被信頼者(trusted user))に、事前に、信頼付与を行う。被信頼者は、この申し出を受けると、信頼者へのファイルの送信がわずか数クリックで行うことができるようになる。また、信頼者は、送信されたファイルの利用が自動的に行われるようになる。なお、信頼者から被信頼者へファイルを送信する場合でも同様の作用が得られる。
以下では、本実施形態の動作を、便宜的に3つのステップに大きく分け、それぞれについて説明する。3つのステップとは、まず第1に、ユーザ同士の信頼関係をネットワーク上のサーバに登録する、信頼付与のステップである。第2に、登録されているユーザの携帯端末が他のユーザの携帯端末にファイルを送信するステップである。第3に、ファイルの宛先となったユーザの携帯端末がファイルを受信し、ファイルを実行ないし保存してファイルを利用するステップである。
§1:準備段階
本システムの送受信者は、ファイルの送受信を行う前に、準備段階として、お互いが信頼関係にあることをサービスに登録する必要がある。この登録のことは、前述のとおり、「信頼付与」という。信頼付与は、信頼者が被信頼者に特別なURLを含んだメールを送り、それと同時にグループリスト管理機能101に被信頼者へ信頼付与することを通知することで行われる。
信頼者は、図3に示した共有アプリケーション203を用いて、被信頼者に信頼付与するための操作をする。すると、共有アプリケーション203は、被信頼者に信頼付与専用のURLを含んだメールを送ると同時に、グループリスト管理機能101に信頼者が被信頼者へ信頼付与することを通知する通信を行う。グループリスト管理機能101は、当該通信を受けて、信頼者が属するグループに被信頼者のエントリを作成し、被信頼者の信頼ステータスを「承認待ち」にする。
被信頼者の携帯端末では、信頼付与専用のURLを含んだメールを受信し、被信頼者が今回の信頼付与について承認するのであれば、そのURLをクリックして、通信ネットワーク側にあるサーバにアクセスする。当該サーバへのアクセスをもって、被信頼者が今回の信頼付与について承認したものとみなし、当該サーバは、グループリスト管理機能101にトリガを発する。そこで、グループリスト管理機能101は、「承認待ち」にしている被信頼者の信頼ステータスを、「信頼済み」に変更する。
なお、本実施形態では、信頼付与の動作を、上記のとおり、信頼付与専用のURLを含んだメール及び通信ネットワーク上のサーバを利用して実現したが、信頼付与の具体的動作は、この実施形態に限定されない。信頼付与は、要するに、信頼関係を登録しようとするユーザの携帯端末双方の共有アプリケーション203がグループリスト管理機能101と通信して、双方の承認が登録されればよい。
上記準備段階を経て、信頼ステータスが「信頼済み」である携帯端末のみの間では、簡単な操作によるファイルの送信と、ファイルの利用と、が可能である。以下に詳述する。
§2:ファイル送信段階
ファイル送信段階について図5のタイミングチャートを参照して説明する。
送信端末106は、ユーザの操作により、ファイルをファイル管理機能102にアップロードする(ステップS1)。このステップS1におけるユーザの操作について、図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7は、いずれも送信端末106の表示画面を例示する図である。図6(a)は、送信端末106の表示画面300が、その画面上に画像301を表示していることを例示する図である。本例において、表示画面300の下部には、ユーザによる操作を受け付ける各種ボタン(メニューボタン302、OKボタン303)が並ぶ。ここにおいて、ユーザがメニューボタン302を押下すると、表示画面300上にはポップアップウィンドウ304が現れて、画像300に対してユーザがとりうる動作を表示する(図6(b))。
図6(b)において、ユーザが信頼共有(本実施形態のファイル共有サービス)を選択すると、図3に示した共有アプリケーション203が画像300に対してファイル共有を行うべく、ファイル管理機能102へのアップロードを行う。
なお、ここではユーザの利便への配慮から、メニューボタン302を押下したのち、信頼共有の他、ユーザがとりうる動作を列挙する構成としたが、これに代えて、メニューボタン302を押下するとすぐさま信頼共有が始まることとしても良い。ユーザの操作は更に簡略化される。
次に、ユーザが信頼共有を選択すると、共有アプリケーション203は、表示画面300に、図7(a)及び(b)のような、ファイルの送信先(宛先)とファイルの用途を入力させるポップアップウィンドウ304を表示させる。宛先と用途は、順番は関係がない。
まず、宛先について、図7(a)を参照して説明する。ファイルの宛先は、共有アプリケーション203が、グループリスト管理機能101と同期している情報から生成される。図示のように、宛先には、ファイルを送信するユーザが属するグループと、当該ユーザと信頼関係にあるユーザと、の2種類があり、グループを選択すると、グループに属する当該ユーザを除くユーザ全員が宛先となる。
次に、用途について、図7(b)を参照して説明する。ファイルの用途は、送信したファイルが受信した端末でどのように用いられるかという情報である。本実施形態では、送信者が、送信するファイルの受信端末における用途を自由に決められる。図示する例では、送信者が、画像300を受信端末において壁紙として用いられることを選択している。なお、表示する用途の選択肢は、送信するファイルの種類によって変化させることが好ましい。例えば、リングトーンファイルを送信しようとしている場合は、用途として壁紙等に代えてアラーム等とする。
図5におけるステップS1においては、上述のようなユーザの操作を経て、送信端末106からファイル管理機能102へとファイルが送信される。ファイルの送信は、電子メールへのエンコードによるものでもその他の方法によっても構わない。なお、ファイル送信時には、上述の操作によって得られたファイルの宛先、用途をヘッダに含める。ヘッダに含めるメタデータとしては、他に、セッションID等がある。
図5において、送信端末106からファイル送信を受けたファイル管理機能102は、次に、ファイルのアップロードがあったことをプレゼンス機能103に通知するトリガを発する(ステップS2)。この際、トリガには、宛先を参照して受信端末105のユーザ名と、送信端末106のユーザ名(宛先が複数であればそれぞれのユーザ名)と、を含める。
上記トリガを受け取ったプレゼンス機能103は、トリガに含まれるユーザ名がたしかに同一グループに含まれるか、そして信頼ステータスが信頼済みになっているか、という点についてグループリスト管理機能101に問い合わせる(ステップS3)。グループリスト管理機能101は、これに対して応答する(ステップS4)。
ここで問題があれば、ファイル送信の動作は、中断することになるが、本動作の説明においては信頼ステータスが「信頼済み」である端末同士に限っているので、次に進む。プレゼンス機能103は、次に、メーラー機能104に対して、ファイル管理機能102からファイルを取得してこれを添付し、電子メールを作成するよう命じる(ステップS5)。
メーラー機能104は、次に、ファイル管理機能102からファイルを取得し(ステップS6、7)、送られてきたファイルを添付した電子メールを生成して、受信端末105へと電子メールを送信する(ステップS8)。この電子メールには、本実施形態の信頼共有システムによるファイル送信であることを示すメタデータをヘッダに含ませておくことが好ましい。なお、ここで、受信端末105が電源が入っていないなどの理由ですぐには通信ができない場合には、時間を置いて再送信するなどの処置がとられる。
上記ファイル送信段階を経て、本実施形態の信頼共有システムを介して、ユーザは、簡単な操作を行うだけで、信頼関係にある他のユーザにファイルを送信することができる。更に、受信側のユーザにとっても、送信されたファイルの利用が、簡単な操作を行うだけ、ないし、何らの操作を必要とせず、可能となる。以下に詳述する。
§3:ファイル受信段階
本実施形態のファイル受信に関する動作を、もう一度図3を参照して説明する。
受信端末105が受信した電子メールは、ひとまず全て統合メールボックス201(Unified mail box)にプールされる。しかし、ここで共有アプリケーション203は、信頼共有システムによるファイル送信であることを示すメタデータを含むヘッダを持つ電子メールを取得する。
次に、共有アプリケーション203は、当該電子メールからヘッダからファイルの用途等の情報を読み取った上でヘッダを除去し、ファイルを取り出す。そして、読み取った用途に関する情報を基に、ファイルを開くべきアプリケーションを決定する。そしてファイルをアプリケーションに渡す。アプリケーションは、自動的に渡されたファイルを開く。なお、ここで、ファイルは、ファイルの種類によってあらかじめ決められた保存領域に自動的に保存される。
上記ファイル受信段階を経て、受信側のユーザは、簡単な操作だけ、ないし、一切の操作を必要とせず、ファイルの利用が可能となる。
上記本実施形態によれば、ひとたび、ユーザ間の信頼付与が行われれば、信頼ステータスが「信頼済み」であるユーザは、他のユーザにファイルを簡単にアップロード、言い換えれば、他のユーザの携帯端末にアクセスすること、ができるようになり、そのアップロードの際には、電子メールにファイルを逐一添付するという作業は必要ない。
また、上記本実施形態によれば、ファイルは、受信ユーザのアプリケーションにおいて自動的に起動される。このアプリケーションは、画像であれば携帯端末の表示画面の壁紙として表示したり、スライドショーの1枚として表示したり、且つ又は、フォルダに保存したりする。これら全てのことが、受信ユーザによる承認を一切必要としないで発生する。
したがって、受信ユーザにとっては、携帯端末のディスプレイにはいつも変化があり、その変化は予測がつかない。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
ここで、上記実施形態の変形実施例として、信頼付与を受けて信頼ステータスが「信頼済み」であるユーザが、他のユーザの携帯端末内にある自分のプロフィールを変更する構成を説明する。
まず、送信ユーザは、図7(b)に示した、送信するファイル(ここでは画像ファイルとする)の用途を選択する表示画面において、「プロフィール変更」を選択する。この次からファイルが受信端末105に至るまでの動作は、上記実施形態と同様なので説明を省略する。ファイルが受信端末105にダウンロードされれば、上記実施形態同様、ファイルは、共有アプリケーション203によって信頼共有システムを介して受信したファイルであると認定され、用途「プロフィール変更」に合ったアプリケーションで開かれる。
当該アプリケーションは、電話帳アプリケーションのプラグインが好ましい。このプラグインは、渡されたファイルを、ファイルと同時に渡されたファイルの種類や送信ユーザのユーザ名に基づいて、電話帳アプリケーションの保持する電話帳を書き換えて更新する。電話帳は、一エントリ毎に複数のファイルを関連づけることのできる電話帳データベースである。電話帳を書き換えるとは、この前記電話帳データベースにおける送信者を示すエントリに、受信したファイルを関連づけることである。
本例では、「プロフィール変更」の用途で画像ファイルを送信しているため、受信ユーザの携帯端末は、送信ユーザについての電話帳データの中でもプロフィール写真と紐付けられているファイルが送信された画像ファイルと差し替えられる。したがって、電話帳の写真が差し替えられた後で、送信ユーザが受信ユーザに電話をかけると、受信ユーザは、送信ユーザ自身が差し替えた画像を、ディスプレイの呼び出し画面において見ることになる。また、送信ファイルがリングトーン(着信音)ファイルであれば、呼び出し音としてそのリングトーンが鳴ることになる。
本発明の実施形態に係る全体システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態のグループリスト管理機能を説明するための図である。 本発明の実施形態の携帯端末の構成を示す図である。 本発明の実施形態の動作の概略を示す図である。 本発明の実施形態のファイル送信動作を説明するためのタイミングチャート図である。 本発明の実施形態の送信端末の表示画面を例示する図である。 本発明の実施形態の送信端末の表示画面を例示する図である。
符号の説明
101 グループリスト管理機能
102 ファイル管理機能
103 プレゼンス機能
104 メーラー機能
105 受信端末
106 送信端末
201 統合メールボックス
202 受信箱
203 共有アプリケーション
204、205、206 アプリケーション
300 表示画面
301 画像
302 メニューボタン
303 OKボタン
304 ポップアップウィンドウ

Claims (7)

  1. 通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末と、を含むファイル送受信システムであって、
    前記通信ネットワークは、携帯端末からのファイルのアップロードを受けると別の携帯端末に当該ファイルを送信する送信手段と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理手段と、を有し、
    前記送信手段は、携帯端末が宛先とともにファイルをアップロードすると、送信元の携帯端末とともに、前記宛先に基づく受信先の携帯端末が、同一のグループに属するか否かを、前記グループリスト管理手段に問い合わせ、属する場合に、ファイルを送信することを特徴とするファイル送受信システム。
  2. 前記携帯端末は、前記グループリスト管理手段の管理するグループの情報のうち少なくとも当該携帯端末の属するグループの情報を取得し、同期していることを特徴とする請求項1記載のファイル送受信システム。
  3. 前記携帯端末は、前記送信手段にファイルをアップロードする際の送信インターフェースであって、ファイルに対して実行する動作を選択する選択肢の中にファイルの送信が含まれており、ファイルの送信の宛先として前記同期しているグループの情報から選択させる送信インターフェースを、ユーザに提示することを特徴とする請求項2記載のファイル送受信システム。
  4. 前記携帯端末は、前記送信手段から送信されたファイルを開くアプリケーションを判断する機能と、前記アプリケーションを起動してファイルを自動的に開かせる機能と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のファイル送受信システム。
  5. 前記携帯端末は、一エントリ毎に複数のファイルを関連づけることのできる電話帳データベースを備え、前記送信手段からファイルが送信されてきた際、ファイルを、送信元の携帯端末のユーザの、前記電話帳データベースにおけるエントリに関連づけることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のファイル送受信システム。
  6. 携帯端末からのファイルのアップロードを受けると別の携帯端末に当該ファイルを送信する送信手段と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理手段と、を有する通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末であって、
    宛先とともにファイルをアップロードする機能と、
    前記グループリスト管理手段と通信して、所属するグループの情報を変更する機能と、
    前記送信手段からダウンロードしたファイルを開くアプリケーションを判断する機能と、
    前記アプリケーションを起動してファイルを自動的に開かせる機能と、
    を有する携帯端末。
  7. 携帯端末からのファイルのアップロードを受けると別の携帯端末に当該ファイルを送信する送信手段と、複数の携帯端末をグループとしてひとまとめにして当該グループを管理するグループリスト管理手段と、を有する通信ネットワークに接続して通信を行う携帯端末に、
    宛先とともにファイルをアップロードする機能と、
    前記グループリスト管理手段と通信して、所属するグループの情報を変更する機能と、
    前記送信手段からダウンロードしたファイルを開くアプリケーションを判断する機能と、
    前記アプリケーションを起動してファイルを自動的に開かせる機能と、
    を実現させることを特徴とする端末プログラム。
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