JP2009085054A - エンジンの過給装置 - Google Patents

エンジンの過給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009085054A
JP2009085054A JP2007253833A JP2007253833A JP2009085054A JP 2009085054 A JP2009085054 A JP 2009085054A JP 2007253833 A JP2007253833 A JP 2007253833A JP 2007253833 A JP2007253833 A JP 2007253833A JP 2009085054 A JP2009085054 A JP 2009085054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
battery
electric supercharger
intake
cooling air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007253833A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Morisane
健一 森実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2007253833A priority Critical patent/JP2009085054A/ja
Publication of JP2009085054A publication Critical patent/JP2009085054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

【課題】簡素な構造で電動過給機のモータ部及び制御部を十分に冷却することができ、かつ電動過給機の消費電力を低減することができるエンジンの過給装置を提供する。
【解決手段】エンジンCEは、電動過給機14と、バッテリ37と、バッテリ37に冷却風を案内する冷却風案内ダクト46とを備えている。電動過給機14は、コンプレッサ部33と、モータ部34と、バッテリ37等から供給される電力を昇圧する電圧制御部36とを有している。バッテリ37はサスペンションタワー45の近傍に配置されている。冷却風案内ダクト46から分岐する分岐ダクト47を介して、電動過給機14に走行風が供給され、モータ部34と電圧制御部36とが十分に冷却される。モータ部34及び電圧制御部36はバッテリ37近傍に配設され、電動過給機14とバッテリ37との間の配線が短くなり、配線抵抗の減少により消費電力が低減される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動過給機がバッテリの近傍に配置される一方、電動過給機のモータ部と昇圧回路部とのうちの少なくとも一方が、バッテリに冷却風を案内する冷却風案内ダクトを利用して冷却されるようになっているエンジンの過給装置に関するものである。
オルタネータ又はバッテリ等の電源から供給される電力を動力源とする、車両のエンジン用の電動過給機は一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。電動過給機は、機械式過給機や排気ターボ式過給機などとは異なり、エンジンの回転数にかかわりなく良好なレスポンスで所望の過給を行うことができるので、低回転領域で有効に出力トルクを高めることができる。このため、電動過給機を設けることにより、例えば、低回転領域での出力トルクを確保しつつ、エンジンないしはその排気量のダウンサイジングを図ることができ、ひいては燃費性能を高めることができるといった利点がある。
そして、電動過給機は、通常、吸気通路内を流れている吸入空気を加圧・圧縮する回転式のコンプレッサ部と、コンプレッサ部を回転駆動するモータ部と、モータ部に電力を導入するとともにモータ部の動作を制御する制御部とを有し、これらは一般にエンジンルーム内に配置されている。
特表2004−505201号公報(段落[0011]、図1)
ところで、電動過給機を構成するコンプレッサ部、モータ部又は制御部ではかなりの量の熱が発生するが、モータ部又は制御部に搭載されている電気部品ないしは電子部品は比較的熱に弱いので、発生した熱を迅速に外部に放出し、モータ部及び制御部を冷却する必要がある。しかしながら、エンジンルーム内は、運転時にはエンジンから放出される熱により、かなり高温となっているので、従来の電動過給機では、モータ部及び制御部を十分に冷却することが困難であるといった問題がある。
また、一般に、車両には多数の電気機器が設けられているので、オルタネータないしはバッテリの負荷を軽減するため、電動過給機その他の電気機器の消費電力を低減することが強く求められている。さらに、近年、車室内音をドライバにとって快い音にすることも求められている。具体的には、例えば加速時にドライバに快い加速感を感じさせるような音を生成することなどが求められている。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであって、電動過給機のモータ部及び/又は制御部を十分に冷却することができ、電動過給機の消費電力を低減することができ、及び/又は、車両に快い音を生じさせることができる、過給効率が高いエンジンの過給装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係るエンジンの過給装置は、電動過給機と、エンジンルーム内に配置されたバッテリと、バッテリに冷却風を案内(ないしは送風)する冷却風案内ダクト(冷却風案内通路)とを備えている。電動過給機は、コンプレッサ部と、コンプレッサ部を駆動するモータ部と、電源(オルタネータ、バッテリ等)から供給される電力(電圧)を昇圧してモータ部に供給する昇圧回路部(ないしは制御部)とを有している。このエンジンの過給装置においては、電動過給機のモータ部と昇圧回路部とが、バッテリ近傍に配設されている。そして、冷却風案内ダクト内の冷却風が、モータ部と昇圧回路部とのうちの少なくとも一方(モータ部のみ、昇圧回路部のみ、又は、モータ部及び昇圧回路部)に供給されるようになっている。
本発明に係るエンジンの過給装置において、エンジンが排気ターボ過給機を備えている場合は、吸気通路の、エアクリーナと排気ターボ過給機のコンプレッサ(ポンプ)とを接続する部分(以下「コンプレッサ上流側吸気通路」という。)がバッテリの近傍に配設され、電動過給機のコンプレッサ部がコンプレッサ上流側吸気通路に介設されているのが好ましい。
また、本発明に係るエンジンの過給装置においては、電動過給機が、エンジンルーム内においてダッシュパネルの近傍に形成された吸気音の4次成分(例えば、400〜800Hz)と共鳴する共鳴空間内又は該共鳴空間(以下「4次成分共鳴空間」という。)の近傍に配置され、かつ、エアクリーナ上流の吸気ダクトの一部が冷却風案内ダクトに接続されているのが好ましい。
本発明に係るエンジンの過給装置によれば、冷却風案内ダクト内の冷却風がモータ部と昇圧回路部とのうちの少なくとも一方に供給されるので、(大抵は既設の)冷却風案内ダクトを有効に利用して、モータ部及び/又は昇圧回路部の放熱性を高めることができ、これらを十分に冷却することができる。また、電動過給機のモータ部と昇圧回路部とがバッテリ近傍に配設されているので、バッテリと電動過給機との間の電気配線を短くすることができ、配線抵抗を低減することができる。このため、電動過給機の消費電力ないしは電力損失を低減することができる。
一般に、排気ターボ過給機をベースにして電動過給機で過給をアシストする場合、電動過給機を排気ターボ過給機の上流に配置すれば、過給アシスト性能を高めことができる。したがって、本発明に係るエンジンの過給装置において、エンジンに排気ターボ過給機が設けられている場合は、電動過給機のコンプレッサ部をコンプレッサ上流側吸気通路に介設(配設)すれば、電動過給機による過給アシスト性能を高めることができ、過給効率を高めることができる。また、バッテリと電動過給機との間の配線をより短くすることができるので、配線抵抗をより低減することができ、電動過給機の消費電力を一層低減することができる。
本発明に係るエンジンの過給装置において、電動過給機が4次成分共鳴空間内又はその近傍に配置され、かつエアクリーナ上流の吸気ダクトの一部が冷却風案内ダクトに接続されている場合は、エアクリーナ等で発生した4次成分を含む吸気音が、吸気ダクトと冷却風案内ダクトとを経由して電動過給機に伝播し、さらに4次成分共鳴空間に伝播する。そして、吸気音中の4次成分が4次成分共鳴空間内で共鳴して大きな4次成分の共鳴音が発生し、この共鳴音はダッシュパネルを通り抜けて車室内に伝播する。他方、一般に、吸気音の4次成分は、車両のドライバが加速性を音で感じることができる成分である。したがって、加速時にドライバに快い加速感を感じさせるような音を生成することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、単なる例示として、本発明の実施の形態1、2を具体的に説明する。実施の形態1は、典型的にはガソリン、LPG、水素等を燃料とする火花点火式エンジンの過給装置に係るものであり、実施の形態2は典型的には軽油等を燃料とするディーゼルエンジンの過給装置に係るものである。なお、実施の形態1、2に係る各図面において、構造ないしは機能が共通ないしは対応する各構成要素には、それぞれ同一の参照番号が付されている。
(実施の形態1)
以下、図1〜5を参照しつつ、本発明の実施の形態1を説明する。まず、実施の形態1に係る過給装置を備えた火花点火式のエンジン及びその付属装置等のシステム構成を説明する。
図1に示すように、ガソリン等を燃料とする火花点火式の多気筒エンジンCEの各気筒(1つの気筒のみ図示)においては、吸気弁1が開かれたときに、吸気ポート2から燃焼室3内に混合気が吸入される。そして、燃焼室3内の混合気はピストン4によって圧縮され、所定のタイミングで点火プラグ5により点火されて燃焼する。燃焼によって生じたガスすなわち排気ガスは、排気弁6が開かれたときに排気ポート7に排出される。
これらの一連の動作が繰り返され、ピストン4はシリンダ8内で往復運動を繰り返す。このピストン4の往復運動は、コンロッド(コネクチングロッド)9等を備えたリンク機構により、クランクシャフト10の回転運動(トルク)に変換される。このクランクシャフト10の回転運動は、エンジン出力として取り出され、車両を駆動するとともに、オルタネータやエアコンなどの補機を駆動する。エンジンCEは、始動時には、完爆に至るまでエンジンスタータ11によって駆動(クランキング)される。なお、エンジンCEの駆動力は、変速機38(図5参照)とファイナルギヤ39(図5参照)とを介して車輪(図示せず)に伝達される。
エンジンCEの各気筒の燃焼室3に燃料燃焼用の空気(吸入空気)を供給する吸気系(吸気システム)には、全気筒に共通な単一の共通吸気通路12が設けられている。共通吸気通路12の先端(上流端)は大気に開放され、その先端部近傍に、吸入空気中のダスト等を除去するエアクリーナ13が設けられている(図3参照)。
また、共通吸気通路12には、吸入空気の流れ方向にみて上流側から順に、電動式過給機14と、排気ターボ過給機15のコンプレッサ15a(ポンプ)と、空冷式のインタークーラ16とが設けられている。ここで電動式過給機14及び排気ターボ過給機15は、吸入空気を加圧・圧縮してエンジンCEを過給する。また、インタークーラ16は、加圧・圧縮(断熱圧縮)により温度が上昇した吸入空気を冷却する。なお、電動式過給機14より上流側において、共通吸気通路12には、吸入空気量を検出する、例えばホットワイヤ式のエアフローセンサ17(図3参照)が設けられている。
さらに、インタークーラ16より下流側において、共通吸気通路12には、アクセルペダル(図示せず)の踏み込み量に応じて共通吸気通路12内の吸入空気の流れを絞るスロットル弁18が設けられている。このスロットル弁18は、アクセル開度に応じて駆動モータ(図示せず)によって開閉駆動されるいわゆるエレキスロットル弁である。そして、共通吸気通路12の下流端は、吸入空気の脈動を減衰させてその流れを安定させるサージタンク19に接続されている。
サージタンク19には、各気筒の燃焼室3に個別に吸入空気を供給する独立吸気通路20が接続され、その下流端は、それぞれ対応する気筒の吸気ポート2に接続されている。そして、各独立吸気通路20には、それぞれ、独立吸気通路20内ないしは吸気ポート2内に燃料(例えば、ガソリン)を噴射して混合気を生成する燃料噴射弁21が、その噴射口が下流側を向くように配設されている。このエンジンCEは燃料を独立吸気通路20内ないしは吸気ポート2内に噴射するポート噴射式エンジンであるが、燃焼室3内に燃料を直接噴射する直噴式エンジンを用いてもよい。また、排気ターボ過給機15に代えて、電動過給機以外の任意の過給機、例えば機械式過給機(スーパーチャージャ)を設けてもよい。なお、排気ターボ過給機15ないしはこれに代わる過給機が設けられていない場合でも、電動過給機14が設けられていれば、本発明の適用範囲内である。
また、エンジンCEには、各燃焼室3から排出された排気ガスを大気中に排出する排気系(排気システム)が設けられ、この排気系には、各気筒に共通の単一の共通排気通路23が設けられている。ただし、排気ガスの流れ方向にみて、その上流端近傍部(排気マニホールド)は気筒毎に分岐して、対応する気筒の排気ポート7に接続されている。そして、共通排気通路23には、排気ガスの流れ方向にみて、上流側から順に、排気ガスによって駆動される排気ターボ過給機15のタービン15bと、排気ガスを浄化するための三元触媒を用いた排気ガス浄化装置24とが介設されている。
さらに、エンジンCEには、混合気の燃焼によるNOx発生量を低減することを主たる目的として、共通排気通路23内の排気ガスの一部を、EGRガスとして吸気系に還流させるEGR装置26が設けられている。このEGR装置26には、EGRガス流路となるEGR通路27が設けられている。ここで、EGR通路27の上流端(EGRガスの流れ方向にみて)は、タービン15bより上流側(排気ガスの流れ方向にみて)で共通排気通路23に接続されている。他方、EGR通路27の下流端はサージタンク19に接続されている。そして、EGR通路27には、EGRガスの流れ方向にみて上流側から順に、高温(例えば、600〜800℃)のEGRガスを冷却する水冷式のEGRクーラ28と、EGRガス量を制御するEGR制御弁29とが設けられている。
エンジンCEには、コンピュータを備えたコントロールユニット30が設けられている。このコントロールユニット30は、エンジンCEの総合的な制御装置であって、エンジンCEやこれに関連する種々の装置ないしは機器の各種制御、例えば、燃料噴射制御、点火時期制御等を行うようになっている。しかしながら、エンジンCE等の一般的な制御の制御手法は当業者にはよく知られており、また本願発明の要旨とするところでもないので、その説明は省略する。
次に、図2を参照しつつ、電動過給機14の具体的な構造を説明する。図2に示すように、電動過給機14は、吸入口31から矢印A1で示す方向に吸入した吸入空気を加圧・圧縮して、吐出口32から矢印A2で示す方向に吐出する回転式のコンプレッサ部33と、コンプレッサ部33と一体形成され該コンプレッサ部33を回転駆動する電動式のモータ部34とを備えている。モータ部34には、その放熱(空冷)を促進するための冷却フィン35が設けられている。
さらに、電動過給機14は、コンプレッサ部33及びモータ部34とは別体の電圧制御部36(昇圧回路部)を備えている。電圧制御部36は、バッテリ37からモータ部34に供給される電力(電圧)を昇圧する。すなわち、バッテリ37の出力電圧は、普通の車両ではほぼ12Vであるが、モータ部34を12Vで駆動するのは非効率であるので、この電動過給機14では、バッテリ37の12Vの出力電圧を電圧制御部36で24Vに昇圧することにより電流値を増幅させて効率を高めるようにしている。このため、電動過給機14の運転時には電圧制御部36でかなりの量の熱が発生することになる。電圧制御部36とバッテリ37との間には、ヒューズボックス(図示せず)が設けられている。なお、モータ部34と電圧制御部36とを一体化してもよい。例えば、電圧制御部36をモータ部34のハウジング内に配置してもよい。
以下、図3を参照しつつ、車両前部ないしはエンジンルーム内におけるエンジンCE、電動過給機14、排気ターボ過給機15、EGR通路27、EGRクーラ28、バッテリ37等の種々の装置ないしは機器の配置構造を説明する。なお、以下では便宜的に、図3中において、車両の前側(エンジン幅方向にみて吸気マニホールド側)及び後側(エンジン幅方向にみて排気マニホールド側)を、それぞれ、「前」及び「後」ということにする。また、車両の前方に向かって車両の左側及び右側を、それぞれ、「左」及び「右」ということにする。
図3に示すように、エンジンルーム40(図4、図5参照)内には、エンジンCEが横置き搭載されている。すなわち、エンジンCEは、クランクシャフト10(図1参照)が左右方向に伸びるように配置されている。そして、左右方向に長手となるように配置されたエンジン本体部41(シリンダヘッド及びシリンダブロックによって覆われた部分)の前側には吸気マニホールド42が取り付けられる一方、後側には排気マニホールド43が取り付けられている。エンジン本体部41のやや後方には、排気ターボ過給機15を構成するコンプレッサ15a及びタービン15bが、両者に共通な回転軸が左右方向に伸びるような形態で配置されている。
エンジン本体部41の左端部より左側において、該左端部の近傍には、水冷式のEGRクーラ28が、前後方向に長手となるように配置されている。なお、EGRクーラ28には、エンジン本体部41の右端部近傍に配設されたウォータポンプ44から冷却水が供給される。また、エンジンルーム40の前端部近傍には、インタークーラ16が配置されている(図5参照)。なお、図示していないが、インタークーラ16の前側にはエアコンのコンデンサが配設される一方、後側にはエンジン冷却水を冷却するラジエータが配設されている。また、インタークーラ16の後方(ラジエータの後側)には、電動式の冷却ファン50が配設されている。
エンジン本体部41及びEGRクーラ28より左側でありかつ後側である位置に、左側のサスペンションタワー45が配置されている。そして、サスペンションタワー45の左前方において、該サスペンションタワー45の近傍にはバッテリ37が配置されている。このバッテリ37の右側において、該バッテリ37の近傍、ないしは該バッテリ37と近接した位置に、電動過給機14が配置されている。ここで、互いに一体形成されたコンプレッサ部33及びモータ部34は、コンプレッサ部33が右側となるようにして、モータ部34の回転軸が左右方向に伸びるような姿勢で配置されている。そして、モータ部34の後方において、該モータ部34の近傍に電圧制御部36が配置されている。つまり、モータ部34及び電圧制御部36は、バッテリ37の右側において、該バッテリ37の近傍、ないしは該バッテリ37と近接した位置に配置されている。
エアクリーナ13は、エンジン本体部41より前側でありかつ左側となる位置に配置され、概ねバッテリ37の前方に位置している。そして、共通吸気通路12の、エアクリーナ13と電動過給機14のコンプレッサ部33とを接続している部分(コンプレッサ上流側吸気通路)は、エンジン本体部41の左側に配設されている。なお、共通吸気通路12のエアクリーナ13より上流側の部分12a(以下「吸気ダクト12a」という。)の上流側の一部分は、後で説明する冷却風案内通路46に接続され、その先端部12bは冷却風案内通路46内に開口している。
このように、電動過給機14は、バッテリ37の近傍、すなわちサスペンションタワー45の近傍に配置されているが、サスペンションタワー45の近傍では車体に振動が生じにくいので、電動過給機14に加わる振動を低減ないしは抑制することができる。このため、比較的振動に弱いモータ部34及び電圧制御部36の耐久性ないしは信頼性を高めることができる。
また、電動過給機14のモータ部34と電圧制御部36とがバッテリ37の近傍に配置されているので、バッテリ37から電動過給機14に電力を供給するための電気配線が短くなり、また、配電構造をコンパクト化ないしは簡素化することができる。このため、電動過給機14に係る配線抵抗を低減することができ、電動過給機14の消費電力ないしは電力損失を低減することができる。
エンジンルーム40内においてエンジン本体部41の左側には、概ね前後方向に伸び、矢印B1で示すように、バッテリ37に冷却風を案内ないしは送風する冷却風案内ダクト46が配設されている。冷却風案内ダクト46の前端部46aは、エンジンルーム40の前端部近傍において、前方に向かって開口し、車両走行時には走行風をダクト内に導入することができるようになっている。また、冷却風案内ダクト46の後端部46bはバッテリ37に向かって開口している。このように、バッテリ37に冷却風が供給され、バッテリ37が冷却され、その高温化が防止される。
さらに、エンジンルーム40内には、後端部46bのやや前側(上流側)において冷却風案内ダクト46から分岐して後方に伸びる分岐ダクト47が設けられている。この分岐ダクト47の後端部47aは電動過給機14のモータ部34に向かって後ろ向きに開口し、冷却風案内ダクト46内に導入された走行風の一部を、矢印B2で示すように、モータ部34と電圧制御部36とに供給するようになっている。
このように、電動過給機14のモータ部34と電圧制御部36とを、ほぼ外気と同程度の温度の走行風によって冷却することができるので、その放熱性が高めることができ、モータ部34と電圧制御部36とを十分に冷却することができる。
この車両ないしはエンジンCEでは、電動過給機14のコンプレッサ部33が、排気ターボ過給機15のコンプレッサ15aの上流側の共通吸気通路12に設けられているので、電動過給機14による過給アシスト性能を高めることができ、エンジンCEの過給効率を高めることができる。前記のとおり、一般に、排気ターボ過給機をベースにして電動過給機で過給をアシストする場合、電動過給機を排気ターボ過給機の上流に配置すれば、過給アシスト性能を高めことができるからである。
ところで、エンジンCEの吸気系においては、主としてエアクリーナ13を音源とする吸気音が発生する。そして、この吸気音は、その基本成分(基本音)である1次成分と、2次成分以上の高次成分(高次音)とを含む。なお、これらの高次成分については、次数が高くなるのに伴って、その強度(音圧)は小さくなる。これらの1次成分及び高次成分のうち、奇数次成分、例えば1次、3次、5次、7次成分等は、一般的には、車両のドライバに異音ないしは不快音として認識される。これに対して、偶数次成分、例えば2次、4次、6次成分等は、一般的には、車両のドライバに快い音として認識される。ただし、2次成分は、こもり音と感じられることがある。また、6次成分ないしはこれより高次の偶数次成分は、強度が低いので車両のドライバに認識されにくい。
偶数次成分の中で、吸気音の4次成分は、とくにドライバに車両ないしはエンジンCEの加速性を感じさせることができる成分である。そこで、この車両ないしはエンジンCEでは、吸気音の4次成分をエンジンルーム内の共鳴空間で共鳴させてその強度を大きくし、加速時にドライバに快い加速感を感じさせるようにしている。
前記のとおり、エンジンCEの吸気系においては、共通吸気通路12のエアクリーナ13より上流側の吸気ダクト12aの上流側の一部分は冷却風案内通路46に接続され、その先端部12bは冷却風案内通路46内に開口している。このため、主としてエアクリーナ13を音源とする吸気音は、まず、吸気ダクト12aを経由して、冷却風案内通路46の上流端近傍部に伝播する。このようにして冷却風案内通路46の上流端近傍部に伝播した吸気音は、この後、矢印C(点線)で示すように、冷却風案内通路46と分岐ダクト47とを経由して、電動過給機14及びその周辺に伝播する。
他方、図4及び図5に示すように、ボンネット48の下側のエンジンルーム40内において、ダッシュパネルPの前側には、吸気音の4次成分と共鳴する4次成分共鳴空間Rが形成されている。なおボンネット48の裏面(下面)には吸音材49が取り付けられている。そして、電動過給機14はこの4次成分共鳴空間R内ないしはその近傍(近接した部位)に位置している。なお、図5において矢印D(点線)は、ボンネット48の裏面に沿って走行風が流れる経路を示している。
このように、電動過給機14が4次成分共鳴空間R内ないしはその近傍に位置しているので、電動過給機14に伝播した吸気音は4次成分共鳴空間Rに伝播する。そして、吸気音中の4次成分は、4次成分共鳴空間R内で共鳴して大きな4次成分の共鳴音が発生する。この共鳴音は、ダッシュパネルPを通り抜けて車室内に伝播する。そして、前記のとおり、吸気音の4次成分は車両のドライバが加速性を音から感じることができる成分であるので、加速時にドライバに快い加速感を感じさせるような音を生成することができる。
ところで、図1〜図5に示す車両ないしはエンジンCEでは、前記のとおり、冷却風案内通路46から分岐した分岐ダクト47により電動過給機14のモータ部34及び電圧制御部36に走行風を供給するようにしている。しかしながら、分岐ダクト47を設けず、電動過給機14のモータ部34及び/又は電圧制御部36を、バッテリ37近傍において冷却風案内通路46内に配置してもよい。この場合も、図1〜図5に示す車両ないしはエンジンCEとほぼ同様に、モータ部34及び電圧制御部36を十分に冷却することができ、かつ、電動過給機14の消費電力ないしは電力損失を低減することができる。また、電動過給機14を4次成分共鳴空間Rに配置することができれば、加速時にドライバに快い加速感を感じさせるような音を生成することができる。
(実施の形態2)
以下、図6及び図7を参照しつつ、本発明の実施の形態2を説明する。ただし、実施の形態2は、エンジンが点火火花式エンジンではなくディーゼルエンジンであることと、これに付随して生じる相違点とを除けば、実施の形態1と実質的に同一である。そこで、以下では説明の重複を避けるため、主として実施の形態1と異なる点を説明する。
図6及び図7に示すように、ディーゼルエンジンDE(以下、略して「エンジンDE」という。)においては、吸気弁1が開かれたときに、吸気ポート2から燃焼室3内に燃料燃焼用の空気(吸入空気)が吸入される。そして、燃焼室3内の吸入空気はピストン4によって圧縮され、高温・高圧状態となる。そして、圧縮行程上死点付近で、燃料噴射弁51から燃焼室3内の高温・高圧の吸入空気中に燃料(軽油等)が噴射され、この燃料は自己着火して燃焼する。なお、エンジンDEには、点火プラグは設けられていない。燃焼によって生じたガスすなわち排気ガスは、排気弁6が開かれたときに排気ポート7に排出される。これらの一連の動作が繰り返され、ピストン4はシリンダ8内で往復運動を繰り返す。ピストン4の往復運動をクランクシャフト10の回転運動に変換する機構、及び、エンジンDEを始動させるための機構は、実施の形態1に係るエンジンCEと同様である。
エンジンDEの吸気系では、共通吸気通路12に、電磁式の吸気制御弁52が設けられている。この吸気制御弁52は、エアフローセンサ17よりも下流側であり、かつ後で説明する第2のEGR装置55のEGR通路56との接続部より上流側の部位に配置されている。なお、共通吸気通路12には、スロットル弁は設けられていない。また、独立吸気通路20には、燃料噴射弁は設けられていない。エンジンDEの吸気系のその他の構成は、実施の形態1に係るエンジンCEと同様である。
エンジンDEの排気システムでは、排気ターボ過給機15のタービン15bより下流側において共通排気通路23に、排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒53と、パティキュレートフィルタ54とが設けられている。酸化触媒を含む排気ガス浄化触媒53及びパティキュレートフィルタ54は、耐熱性を有する1つのケーシング内に配置され、適宜に、例えばパティキュレートフィルタ54の前後の差圧が設定値を超えたときに、排気ガス浄化触媒53を高温化させる運転状態(例えば、膨張行程における燃料噴射)にして、パティキュレートフィルタ54に捕集されたパティキュレート(煤)を燃焼させて除去するようになっている。エンジンDEの排気システムのその他の構成は、実施の形態1に係るエンジンCEと同様である。
また、エンジンDEには、燃料の燃焼によるNOx発生量を低減することを主たる目的として、共通排気通路23内の排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系(サージタンク19)に還流させる、EGR通路27と水冷式のEGRクーラ28とEGR制御弁29とを備えた第1のEGR装置26が設けられている。この第1のEGR装置26の構成及び機能は、基本的には、実施の形態1に係るエンジンCEのEGR装置26と同様である。
さらに、エンジンDEには、燃料の燃焼によるNOx発生量を低減することを主たる目的として、第2のEGR装置55が設けられている。この第2のEGR装置55には、EGRガスの流路となるEGR通路56が設けられている。ここで、EGR通路56の上流端(EGRガスの流れ方向にみて)は、パティキュレートフィルタ54より下流側で共通排気通路23に接続されている。他方、EGR通路56の下流端は、吸気制御弁52より下流側(吸入空気の流れ方向にみて)で共通吸気通路12に接続されている。
そして、EGR通路56には、EGRガスの流れ方向にみて上流側から順に、EGRガスを冷却する空冷式のEGRクーラ57と、EGRガス量を制御するEGR制御弁58とが設けられている。また、排気ターボ過給機15のコンプレッサ15aのやや上流側において、共通吸気通路12には電動過給機14が設けられている。なお、電動過給機14の構成及び機能は実施の形態1と同様である。また、車両前部ないしはエンジンルーム40内におけるエンジンDE、電動過給機14、排気ターボ過給機15、EGR通路27、EGRクーラ28、バッテリ37、サスペンションタワー45、冷却風案内ダクト46、分岐ダクト47等の種々の装置ないしは機器の配置構造は実施の形態1と同様である。
かくして、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、モータ部34及び電圧制御部36を十分に冷却することができ、電動過給機14の消費電力ないしは電力損失を低減することができ、かつ加速時にドライバに快い加速感を感じさせるような音を生成することができる。
本発明の実施の形態1に係る過給装置を備えた火花点火式のエンジンのシステム構成を示す模式図である。 図1に示すエンジンの電動過給機の斜視図である。 図1に示すエンジンにおける、エンジンルーム内でのエンジン、電動過給機、排気ターボ過給機、バッテリ、冷却風案内ダクト、分岐ダクト等の配置構造を示す模式的な平面図である。 図1に示すエンジンのエンジンルーム内における4次成分共鳴空間の位置を示す、エンジンルーム内の各構成要素の模式的な平面図である。 図1に示すエンジンのエンジンルーム内における4次成分共鳴空間の位置を示す、エンジンルーム内の各構成要素の模式的な側面図である。 本発明の実施の形態2に係る過給装置を備えたディーゼルエンジンのシステム構成を示す模式図である。 図6に示すエンジンにおける、エンジンルーム内でのエンジン、電動過給機、排気ターボ過給機、バッテリ、冷却風案内ダクト、分岐ダクト等の配置構造を示す模式的な平面図である。
符号の説明
CE 火花点火式エンジン、DE ディーゼルエンジン、P ダッシュパネル、R 4次成分共鳴空間、1 吸気弁、2 吸気ポート、3 燃焼室、4 ピストン、5 点火プラグ、6 排気弁、7 排気ポート、8 シリンダ、9 コンロッド、10 クランクシャフト、11 エンジンスタータ、12 共通吸気通路、13 エアクリーナ、14 電動過給機、15 排気ターボ過給機、15a コンプレッサ(ポンプ)、15b タービン、16 インタークーラ、17 エアフローセンサ、18 スロットル弁、19 サージタンク、20 独立吸気通路、21 燃料噴射弁、23 共通排気通路、24 排気ガス浄化装置、26 EGR装置(第1のEGR装置)、27 第2のEGR通路、28 EGRクーラ、29 EGR制御弁、30 コントロールユニット、31 吸入口、32 吐出口、33 コンプレッサ部、34 モータ部、35 冷却フィン、36 電圧制御部、37 バッテリ、38 変速機、39 ファイナルギヤ、40エンジンルーム、41 エンジン本体部、42 吸気マニホールド、43 排気マニホールド、44 ウォータポンプ、45 サスペンションタワー、46 冷却風案内ダクト、47 分岐ダクト、48 ボンネット、49 吸音材、50 冷却ファン、51 燃料噴射弁、52 吸気制御弁、53 排気ガス浄化触媒、54 パティキュレートフィルタ、55 第2のEGR装置、56 EGR通路、57 EGRクーラ、58 EGR制御弁。

Claims (3)

  1. コンプレッサ部と、コンプレッサ部を駆動するモータ部と、電源から供給される電力を昇圧してモータ部に供給する昇圧回路部とを有する電動過給機と、
    エンジンルーム内に配置されたバッテリと、
    バッテリに冷却風を案内する冷却風案内ダクトとを備えているエンジンの過給装置において、
    電動過給機のモータ部と昇圧回路部とがバッテリ近傍に配設され、
    冷却風案内ダクト内の冷却風が、モータ部と昇圧回路部とのうちの少なくとも一方に供給されるようになっていることを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. エンジンが排気ターボ過給機を備えていて、
    吸気通路の、エアクリーナと排気ターボ過給機のコンプレッサとを接続している部分がバッテリの近傍に配設され、電動過給機のコンプレッサ部が吸気通路の上記部分に介設されていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの過給装置。
  3. 電動過給機が、エンジンルーム内においてダッシュパネルの近傍に形成された、吸気音の4次成分と共鳴する共鳴空間内又は該共鳴空間の近傍に配置され、
    かつ、エアクリーナ上流の吸気ダクトの一部が冷却風案内ダクトに接続されていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの過給装置。
JP2007253833A 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの過給装置 Pending JP2009085054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007253833A JP2009085054A (ja) 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの過給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007253833A JP2009085054A (ja) 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの過給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009085054A true JP2009085054A (ja) 2009-04-23

Family

ID=40658795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007253833A Pending JP2009085054A (ja) 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの過給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009085054A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099184A1 (ja) * 2010-02-09 2011-08-18 三菱重工業株式会社 液化ガス運搬船に搭載される再液化装置
US8136505B2 (en) 2009-09-29 2012-03-20 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling spark for particulate filter regenerating
US8336300B2 (en) 2009-09-29 2012-12-25 Ford Global Technologies, Llc System and method for regenerating a particulate filter accompanied by a catalyst
US8341947B2 (en) 2009-09-29 2013-01-01 Ford Global Technologies, Llc System and method for regenerating a particulate filter
US8347613B2 (en) 2009-09-29 2013-01-08 Ford Global Technologies, Llc Controlling operation of exhaust of an engine including a particulate filter
US8359839B2 (en) 2009-09-29 2013-01-29 Ford Global Technologies, Llc System and method for regenerating a particulate filter for a direct injection engine
US8359840B2 (en) 2009-09-29 2013-01-29 Ford Global Technologies, Llc Method for adjusting boost pressure while regenerating a particulate filter for a direct injection engine
US8387370B2 (en) 2009-09-29 2013-03-05 Ford Global Technologies, Llc System for regenerating a particulate filter and controlling EGR
US8464514B2 (en) 2009-09-29 2013-06-18 Ford Global Technologies, Llc Method for regenerating a particulate filter for a boosted direct injection engine
US8516797B2 (en) 2009-09-29 2013-08-27 Ford Global Technologies, Llc Control of exhaust flow in an engine including a particulate filter
US8875494B2 (en) 2009-09-29 2014-11-04 Ford Global Technologies, Llc Fuel control for spark ignited engine having a particulate filter system
US9103247B2 (en) 2010-10-13 2015-08-11 Ford Global Technologies, Llc Exhaust system and method for mitigating degradation of components of a turbocharged engine with exhaust gas recirculation
US9151206B2 (en) 2011-02-28 2015-10-06 Ford Global Technologies, Llc Method for determining soot mass stored with a particulate filter
US9863348B2 (en) 2009-09-29 2018-01-09 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling fuel of a spark ignited engine while regenerating a particulate filter
JP2019026179A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 マツダ株式会社 エンジンルームの遮蔽構造
WO2023082677A1 (zh) * 2021-11-15 2023-05-19 中国第一汽车股份有限公司 发动机风冷系统及具有其的车辆

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8402943B2 (en) 2009-09-29 2013-03-26 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling spark for particulate filter regenerating
US9080482B2 (en) 2009-09-29 2015-07-14 Ford Global Technologies, Llc Control of exhaust flow in an engine including a particulate filter
US8464514B2 (en) 2009-09-29 2013-06-18 Ford Global Technologies, Llc Method for regenerating a particulate filter for a boosted direct injection engine
US8136505B2 (en) 2009-09-29 2012-03-20 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling spark for particulate filter regenerating
US8336300B2 (en) 2009-09-29 2012-12-25 Ford Global Technologies, Llc System and method for regenerating a particulate filter accompanied by a catalyst
US8341947B2 (en) 2009-09-29 2013-01-01 Ford Global Technologies, Llc System and method for regenerating a particulate filter
US8347613B2 (en) 2009-09-29 2013-01-08 Ford Global Technologies, Llc Controlling operation of exhaust of an engine including a particulate filter
US8359839B2 (en) 2009-09-29 2013-01-29 Ford Global Technologies, Llc System and method for regenerating a particulate filter for a direct injection engine
US8359840B2 (en) 2009-09-29 2013-01-29 Ford Global Technologies, Llc Method for adjusting boost pressure while regenerating a particulate filter for a direct injection engine
US8516797B2 (en) 2009-09-29 2013-08-27 Ford Global Technologies, Llc Control of exhaust flow in an engine including a particulate filter
US9863348B2 (en) 2009-09-29 2018-01-09 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling fuel of a spark ignited engine while regenerating a particulate filter
US9394844B2 (en) 2009-09-29 2016-07-19 Ford Global Technologies, Llc Fuel control for spark ignited engine having a particulate filter system
US8387370B2 (en) 2009-09-29 2013-03-05 Ford Global Technologies, Llc System for regenerating a particulate filter and controlling EGR
US8875494B2 (en) 2009-09-29 2014-11-04 Ford Global Technologies, Llc Fuel control for spark ignited engine having a particulate filter system
US8739518B2 (en) 2009-09-29 2014-06-03 Ford Global Technologies, Llc Controlling operation of exhaust of an engine including a particulate filter
CN102224066B (zh) * 2010-02-09 2014-03-19 三菱重工业株式会社 搭载在液化气运输船的再液化装置
JP2011162038A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液化ガス運搬船に搭載される再液化装置
CN102224066A (zh) * 2010-02-09 2011-10-19 三菱重工业株式会社 搭载在液化气运输船的再液化装置
WO2011099184A1 (ja) * 2010-02-09 2011-08-18 三菱重工業株式会社 液化ガス運搬船に搭載される再液化装置
US9103247B2 (en) 2010-10-13 2015-08-11 Ford Global Technologies, Llc Exhaust system and method for mitigating degradation of components of a turbocharged engine with exhaust gas recirculation
US9151206B2 (en) 2011-02-28 2015-10-06 Ford Global Technologies, Llc Method for determining soot mass stored with a particulate filter
JP2019026179A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 マツダ株式会社 エンジンルームの遮蔽構造
WO2023082677A1 (zh) * 2021-11-15 2023-05-19 中国第一汽车股份有限公司 发动机风冷系统及具有其的车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009085054A (ja) エンジンの過給装置
JP2009041386A (ja) エンジンの過給装置
JP4766012B2 (ja) エンジンの過給装置
JP2009079487A (ja) エンジンの過給装置
EP1154133B1 (en) Charged internal combustion engine
JP4163505B2 (ja) 異なる燃料で選択的に作動可能な、特に自動車駆動用の内燃機関
JP5243637B1 (ja) 内燃機関システム
US20100129205A1 (en) Compressor housing and turbocharger
EP2781716A1 (en) Supercharger-equipped internal combustion engine
JP2007332960A (ja) 二次空気吹込み装置を備えた内燃機関
JP2010265810A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2009209809A (ja) エンジンの過給装置
JP2006299852A (ja) 過給機付エンジン
US11459939B2 (en) Internal combustion engine with cooling assist system for manifold intake temperature reduction
JP2005069178A (ja) 電動機付過給機
JPH11301514A (ja) 自動車の前部車体構造
JP5280392B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP2004208420A (ja) 車両制御装置
JP2009221848A (ja) エンジンの過給装置
JP2002266649A (ja) Egr装置
JP2008523306A (ja) 燃料電池を使用した発電システム
CN111287838B (zh) 发动机系统
JP6361669B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP3318710B2 (ja) 自動車の過給装置
JP2007009766A (ja) 気筒数制御エンジン及びその運転方法