JP2009081843A - 身体着用および取外し用途のためのマルチバンドアンテナシステム - Google Patents

身体着用および取外し用途のためのマルチバンドアンテナシステム Download PDF

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Abstract

【課題】使用者着用型のマルチバンドアンテナ組立体を提供する。
【解決手段】アンテナ組立体100が、ローバンド用ダイポールアンテナ310と少なくとも1つのハイバンド用ダイポールアンテナ312、612とを具備する。ハイバンド用ダイポールアンテナは、ローバンド用ダイポール要素105、110の長さに沿った場所間に置かれたハイバンド用フィード102、602から構成され、第1のローバンド用ダイポール要素を第1のハイバンド用ダイポール要素128と第2のハイバンド用ダイポール要素130とに分割する。要素130の一方が、柔軟な導電スリーブとして形成される。RF制御装置308が、ハイバンド内のRFエネルギーをハイバンド用フィード102に選択的に向かわせ、かつローバンド内のRFエネルギーをローバンド用フィード202に選択的に向かわせる。伝送線113が、RF制御装置308からハイバンド用フィード102に延びる。
【選択図】図6

Description

本発明は通信の分野に関する。さらに詳細には、本発明は携帯型通信装置用のアンテナ組立体に関する。
携帯型の手持ち無線通信装置は、その長距離(long range)通信能力に関してしばしば制限される。この制限は一般に、このような無線機に関連する相対的に低い有効放射電力(ERP)に起因するものである。この相対的に低いERPは、主として、このような無線機で使用される無線周波数(RF)増幅器の相対的に低い電力出力とアンテナの効率不足とによる。例えば、これらの手持ち無線機の多くには、従来、時に「ラバーダック」アンテナまたは「ホイップ」アンテナと呼ばれる短い柔軟なアンテナが装備されてきた。これらのアンテナは、その全体的な物理的長さを低減するように電気装荷された、本質的に短縮された垂直モノポールアンテナである。このようなアンテナは便利であるが、その性能は、その小型サイズと効果的なカウンタポイズ(counterpoise)の不在とによってしばしば限定される。
パッカー(Packer)への米国特許第6940462号(以後「パッカー」)が、短縮され、電気装荷された垂直モノポール設計に関連する制限の多くを克服する身体着用型アンテナを開示する。特に、パッカーは、使用者の衣類に着脱自在に締結される広帯域のダイポールアンテナを教示する。このアンテナ組立体は、同様に使用者によって携行される携帯型の手持ち無線機に結合される。パッカーによって開示されたアンテナの身体着用型ダイポール設計は、従来型の垂直モノポール設計に比べて、より高い利得と向上した効率とを与える。これらの改良は、アンテナのダイポールとより大きな物理的サイズとを電気的にバランスさせた設計によるものである。
米国特許第6940462号明細書
依然として、性能の向上をもたらすアンテナシステムに対する要望が絶えず存在する。特に、より高い利得とより広い動作帯域とを提供するアンテナに対する要望が絶えず存在する。これらの能力は、小型の携帯型手持ち無線機が、従来では背嚢に入れて携行されるより大型の人員携行型無線機に比べて、同等かまたは優れた到達範囲性能を提供することを可能にする。
使用者によって着用されるべきアンテナ組立体は、ローバンド用ダイポールアンテナを具備する。ローバンド用ダイポールアンテナは、ローバンド用ダイポールフィードから構成され、このローバンド用ダイポールフィードは、そこから外向きに第1の方向へ延びる第1のローバンド用ダイポール要素に電気的に結合されている。またローバンド用ダイポールアンテナは、このローバンド用ダイポールフィードに接続され且つそこから外向きに、第1の方向とは反対の第2の方向へ延びる第2のローバンド用ダイポール要素を具備する。
またアンテナ組立体は、ハイバンド用ダイポールアンテナを具備する。ハイバンド用ダイポールアンテナは、第1のローバンド用ダイポール要素の長さに沿った場所間に置かれたハイバンド用ダイポールフィードから構成される。ハイバンド用ダイポールフィードは、第1のローバンド用ダイポール要素を、ハイバンド用ダイポールフィードから外向きに第1の方向へ延びる第1のハイバンド用ダイポール要素と、第2の方向へ延びる第2のハイバンド用ダイポール要素とに分割する。ハイバンド用ダイポールフィードは、第1および第2のハイバンド用ダイポール要素に電気的に結合される。
重要なことであるが、ハイバンド用ダイポール要素の少なくとも一方が、柔軟な導電スリーブとして形成される。例えば、柔軟な導電スリーブは、螺旋巻きの、連結する導電要素の対を備えることができる。柔軟な導電スリーブは、ローバンド用ダイポールフィードからハイバンド用ダイポールフィードに延びる伝送線を包囲する。
RF制御装置が、ハイバンド内のRFエネルギーをハイバンド用ダイポールフィードに選択的に向かわせるために、かつローバンド内のRFエネルギーをローバンド用ダイポールフィードに選択的に向かわせるために設けられる。この点に関して、ローバンドは、ハイバンドのRF範囲に比べて低いRF範囲を含むことを理解するべきである。例えば、ローバンドはVHF帯域でよく、ハイバンドはUHF帯域である。RF制御装置は、RFダイプレクサおよびRFスイッチからなる群から選択される。RF制御装置がRFスイッチであれば、それは、アンテナ組立体が接続される携帯型送受信器によって制御可能である。
ローバンド用インピーダンス整合ネットワークが、ローバンド用ダイポールアンテナに設けられる。同様に、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワークが、ハイバンド用ダイポールアンテナに設けられる。ローバンド用ダイポールフィードおよびRF制御装置は、有利なことに、第1および第2のローバンド用ダイポール要素を物理的に支持する誘電性の本体の内部に配置される。
ハイバンド用ダイポールフィードは、第1および第2のハイバンド用ダイポール要素とハイバンド用インピーダンス整合ネットワークとに電気的に結合された第1のインピーダンス変成器をさらに備える。第1のインピーダンス変成器は、第1および第2のハイバンド用ダイポール要素を支持する誘電性の本体の内部に配置される。ローバンド用ダイポールフィードは、第1および第2のローバンド用ダイポール要素とローバンド用インピーダンス整合ネットワークとに電気的に結合された第2のインピーダンス変成器をさらに含む。
第2のインピーダンス変成器の二次巻線が、第1および第2のローバンド用ダイポール要素に接続される。この二次巻線は、第2のローバンド用ダイポール要素が、ハイバンド内のRF周波数においてハイバンド用ダイポールアンテナから電気的に隔離されるように、ハイバンド内のすべての周波数における電流に対して高いインピーダンスを有する。第1のインピーダンス変成器は、ローバンド内のRF周波数において、電流を第2のハイバンド用ダイポール要素から第1のハイバンド用ダイポール要素に結合するための低いインピーダンス経路を形成する。
また第2のローバンド用ダイポール要素は、有利なことに、柔軟な導電スリーブとして構成される。この柔軟な導電スリーブは、ローバンド用ダイポールフィードから、第2のローバンド用ダイポール要素の長さに沿って配置された箇所にある、アンテナのRF入力ポートに延びる第2のRF伝送線を包囲する。1つまたは複数のフェライト本体が、RF入力ポートに隣接する箇所で第2のRF伝送線の一部の周りに配置される。
またアンテナ組立体の別法による実施形態では、第2のハイバンド用ダイポールアンテナを具備する。第2のハイバンド用ダイポールアンテナは、第2のローバンド用ダイポール要素の長さに沿った場所間に置かれた第2のハイバンド用ダイポールフィードを含む。第2のハイバンド用ダイポールフィードは、第2のローバンド用ダイポール要素を、第2のハイバンド用ダイポールフィードから外向きに第1の方向へ延びる第3のハイバンド用ダイポール要素と、第2の方向へ延びる第4のハイバンド用ダイポール要素とに分割する。第2のハイバンド用ダイポールフィードは、第3および第4のハイバンド用ダイポール要素に電気的に結合される。第2のローバンド用ダイポール要素を画定する柔軟な導電スリーブは、ローバンド用ダイポールフィードから第2のハイバンド用ダイポールフィードに延びる第3のRF伝送線を包囲する。RF制御装置は、ハイバンド内のRFエネルギーを同相で第1および第2のハイバンド用ダイポールフィードに向かわせる。第2のハイバンド用ダイポールフィードは、二次巻線を含むインピーダンス変成器を有することができる。この二次巻線は、第3および第4のハイバンド用ダイポール要素に接続され、かつローバンド内のRFのための低インピーダンス経路を形成する。
全図を通して、同様な数字が同様のアイテムを示す以下の図面を参照して実施形態を説明する。
ここで図1を参照すると、本発明の一実施形態にしたがう、使用者10の少なくとも1点の衣類15に着用された携帯型通信システム50の後方斜視図が示されている。携帯型通信システム50は、使用者10の少なくとも1点の衣類15に着用されるアンテナ組立体100を具備する。携帯型通信システム50が着用されうる少なくとも1点の衣類15には、シャツ、ベルト、ズボン、およびベスト、または当業者に知られた他の任意の衣類が含まれる。図1に示された実施形態では、衣類15はベストであり、そこに携帯型通信システム50が、使用者10によって携行されるように取り付けられる。ベスト15は、兵士の上半身を砲弾または同様物からの衝撃から保護するための身体装甲を内蔵する、兵士によって通常着用されるタイプでよい。
携帯型通信システム50は、同様に使用者10の衣類15に着用されうる携帯型無線機のような携帯型通信装置125を具備することができる。例えば、携帯型通信装置125は、米国ニューヨーク州ロチェスター市(Rochester)所在のハリスアールエフコミュニケーションズ事業部(Harris RF Communications Division)によって販売された小型軽量のVHF/UHF手持ち無線機である、ハリスコーポレーション社(Harris Corporation)製のモデルRF−5800M−HH無線機のような携帯型無線機でよい。モデルRF−5800M−HH無線機は、特殊作戦と分隊および個々の兵士に対する小隊レベルの通信とにおいて通常使用される30〜512MHzの広い周波数範囲にわたって動作する。しかし、本発明は、当業者に知られている他の携帯型通信装置が使用されてもよいので、この点に関して限定されるものではない。
携帯型通信装置125には、主アンテナとして小型の「ラバーダック」または「ホイップアンテナ」(図示せず)が従来通りに装備されうる。しかし、このようなアンテナは相対的に非効率的であることが知られている。以上に鑑みて、ラバーダックまたはホイップアンテナは、携帯型通信装置125から取り外され、かつアンテナ組立体100と置き換えられうる。ラバーダックまたはホイップアンテナの代わりに、アンテナ組立体100を携帯型通信装置125に結合すると、より長距離の通信能力を助長することができる。さらに、アンテナ組立体100は、より大型の携帯型通信装置125を背嚢に入れて、その扱い難い従来型のブレードアンテナと一緒に携行しなければならないという問題を排除するために、使用者10の衣類15に着用されうる。この配置はまた、操作がより便利である使用者10の衣類15の前部に携帯型通信装置125が着用されることを可能にする。
ここで図1および2を参照すると、アンテナ組立体100は本質的に垂直ダイポール配置である。本アンテナ組立体は成形部分106を含む。この成形部分106は、ローバンド用ダイポールフィード組立体202を収納する誘電性の筐体を備える。第1のローバンド用ダイポール要素105が、図示のようにローバンド用ダイポールフィード組立体202から離れて第1の方向へ延びる。第2のローバンド用ダイポール要素110が、図示のようにローバンド用ダイポールフィード組立体202から離れて、第1の方向と概ね反対の第2の方向へ延びる。
本発明の実施形態よれば、第2のローバンド用ダイポール要素110は、2つの部分、すなわち、上部分132および下部分134から構成されうる。上部分132および下部分134は、誘電材料から形成された成形部分によって物理的に接続されうる。上部分132および下部分134は、柔軟な本体部分または導電スリーブから形成される。上部分132および下部分134は、共に第2のローバンド用ダイポール要素としての役目をする。この点に関して、導電リンク133が、上部分132を下部分134に電気的に接続するために設けられうる。成形端部キャップ138が、水分および埃の粒子が下部分134の中に進入するのを防止するために下部分134の端部分上に設けられうる。成形端部キャップ138は、誘電材料または導電金属から形成可能である。
第1のローバンド用ダイポール要素105も、2つの部分を含む。これらには、上部分128および下部分130が含まれる。上部分128および下部分130は、誘電材料から形成されうる成形部分104によって物理的に接続される。下部分130は、柔軟な本体部分または導電スリーブから形成可能である。例えば、導電スリーブは、第2のローバンド用ダイポール要素110を形成するために使用されたものと同様の構造でありうる。第1のローバンド用ダイポール要素105の上部分128は、伸縮自在または入れ子型配置の一続きの累進的に長くなる紐形状の導体から形成可能である。このような配置は当業者によってよく知られている。したがって、上部分128は保管および輸送のために折り畳み可能であるが、解放されるとき、完全に延びきった位置に撥ね出す。なお、本発明はこの点に関して限定されるものではなく、他の任意適切な導体を使用して上部分128を形成することも可能である。
上述のVHF範囲では、第1のダイポール要素105の全長は約76センチメートル(約30インチ)でよい。同様に、第2のダイポール要素110の全長も約76センチメートル(約30インチ)でありうる。なお、本発明はこの点に関して限定されるものではないことを理解するべきである。例えば、ダイポール要素の実際の長さは、アンテナ組立体が動作するべき周波数帯域に依存しうる。
ハイバンド用ダイポールフィード102が、成形部分104の内部に配置される。この成形部分104は誘電材料から形成可能である。ハイバンド用ダイポールフィード102は、上部分128と、共に第1のローバンド用ダイポール要素105を備える下部分130とに電気的に接続される。重要なことであるが、上部分128および下部分130もそれぞれに、第1のハイバンド用ダイポール要素および第2のハイバンド用ダイポール要素を備える。以後、単純明快にするために、上部分128を第1のハイバンド用ダイポール要素と呼んでもよい。同様に、下部分130を第2のハイバンド用ダイポール要素と呼んでもよい。UHF範囲では、第1のハイバンド用ダイポール要素の全長は約38センチメートル(約15インチ)でありうる。第2のハイバンド用ダイポール要素も、約76センチメートル(約30インチ)のハイバンド用ダイポール合計長さに対して、約38センチメートル(約15インチ)の長さを有しうる。
第2のローバンド用ダイポール要素110を備える導電スリーブは、伝送線111を包囲する。本発明の一実施形態によれば、伝送線111は、同軸型ケーブルで通常使用されるような導体の同軸配置を含むように選択可能である。しかし、本発明はこの点に関して限定されるものではない。伝送線111はまた、成形部分115の内部に収納される雑音フィルタに結合されうる。雑音フィルタ204は、1つまたは複数のフェライト環状コイル204から構成可能である。雑音フィルタは、アンテナ組立体100から携帯型通信装置125の中の受信器に送達される干渉雑音を低減するのに有用でありうる。コネクタ115が、同軸ケーブル120の一端を第1のコネクタ121に結合するために成形部分108の上に配置可能である。第2のコネクタ122が、携帯型通信装置125のコネクタ(図示せず)に結合するために同軸ケーブル120の対向端に設けられうる。フェライトスリーブ136が、雑音と、同軸ケーブル120の遮蔽体上に存在する恐れがある不要な電流とを低減するために有利に設けられる。
ハイバンド用ダイポールの下部要素130を含む導電スリーブは、第2の伝送線113を包囲する。本発明の実施形態によれば、第2の伝送線113は、同軸ケーブルに通常見られる導体の同軸配置でありうる。しかし、本発明はこの点に関して限定されるものではない。伝送線113は、一方の端部がRF制御装置308にかつ第2の端部がハイバンド用ダイポールフィード102に結合されうる。これらの特徴は、図3に関連して以下でさらに詳細に論じられる。
ここで図4を参照すると、第1のローバンド用ダイポール要素105の下部分130を形成するために使用された柔軟な導電スリーブ400の一部が示されている。図4では、導電スリーブ400の内部に配置された伝送線113が示されている。同様の構造を使用して、第2のローバンド用ダイポール要素110を形成する。導電スリーブ400は、柔軟な構造として形成されることが好ましい。例えば、柔軟な導電スリーブ400は、中実の導体から形成されうる。しかし、図5に示されている別の好ましい実施形態では、柔軟なスリーブ400が、例えば、螺旋巻きの、連結する導電要素402、404の対を備えうる。内部誘電層406および外部誘電層が、柔軟な導電スリーブを完成しうる。当業者によって理解されるように、他の構成も企図される。
再び図1を参照すると、アンテナ組立体100は、少なくとも1つの使用者着用型アンテナ締結装置140を使用して衣類15に取り付けられる。図1に示した実施形態では、使用者10の左肩付近で衣類15に取り付けられた上部使用者着用型アンテナ締結装置140と、使用者10の腰の上方で衣類15の中心に取り付けられた下部使用者着用型アンテナ締結装置140とが存在する。しかし、任意の数の使用者着用型アンテナ締結装置140が使用可能であり、かつ使用者10の衣類15上の任意の箇所に取付け可能であるので、本発明は、この点に関して限定されるものではない。
さらに、本発明は、使用者10の衣服または衣類15の上で使用者着用型アンテナ締結装置140を使用することに限定されるものではない。本発明の別の実施形態(図示せず)では、アンテナ締結装置140が、アンテナ組立体100を車両の中に取り付けるための車両パネルのような表面上に取付け可能である。なお、当業者に知られているように、アンテナ締結装置140を使用してアンテナ組立体100を任意所望の箇所に取り付けることができるので、本発明は、この点に関して限定されるものではない。アンテナの他の使用状況も当業者には理解されよう。例えば、アンテナは、通信範囲を拡大するために、木の枝のような物体から吊り下げることも可能である。
ここで図3を参照すると、アンテナ組立体100の電気的特徴構造を理解するために有用なブロック図が与えられている。アンテナ組立体100は、RF制御装置308、ローバンド用ダイポールアンテナ310、およびハイバンド用ダイポールアンテナ312を含む。ローバンド用ダイポールアンテナ310は、ローバンド用ダイポールフィード組立体202、第1のローバンド用ダイポール要素105、および第2のローバンド用ダイポール要素110から形成される。ローバンド用ダイポールフィード組立体202は、ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304およびローバンド用インピーダンス変成器302を含む。上で留意したように、第2のローバンド用ダイポール要素110の上部分132および下部分134は、単一のローバンド用ダイポール要素を形成するように導電リンク133によって電気的に接続されうる。一実施形態によれば、RF制御装置308、ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304、およびインピーダンス変成器302は、すべてが成形部分106の内部に配置されうる。
依然として図3を参照すると、ハイバンド用ダイポールアンテナ312は、第1のローバンド用ダイポール要素105の一部として形成されることを観察することができる。特に、上部分128および下部分130は、それぞれが第1のハイバンド用ダイポール要素および第2のハイバンド用ダイポール要素を備える。ハイバンド用ダイポールフィード102は、図示のように上部分128および下部分130のそれぞれに電気的に接続される。ハイバンド用ダイポールフィード102は、有利なことに、インピーダンス変成器314を含むことができる。ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306が設けられる。一実施形態によれば、誘電子およびコンデンサのような別個の受動素子を使用して、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワークを実施することができる。別法の実施形態によれば、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワークは、伝送線113を備えることができる。換言すれば、別個の素子を使用する代わりに、伝送線113自体を使用してインピーダンス整合機能を実行することができる。このような場合では、その代わりに、別体のハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306の機能は、インピーダンス変成器314と組み合わせた伝送線113によって設けられうる。この様態で伝送線を使用するための技法が当業ではよく知られており、したがって、本明細書で詳細に説明されない。
ここでアンテナ組立体100の動作を説明する。RFエネルギーが、伝送線111を介してRF制御装置308に伝達される。RF制御装置308は、成形部分106の内部に配置されうる。RF制御装置308は、ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304またはハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306のどちらか一方に選択的に結合される。特に、第1の範囲内の周波数を有するローバンド型のRFエネルギーは、ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304に伝達されうる。例えば、ローバンド型RFエネルギーは、VHF周波数範囲内の信号を含むことができる。同様に、第1の範囲よりも高い第2の範囲内の周波数を有するハイバンド型のRFエネルギーは、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306に伝達されうる。例えば、ハイバンド型RFエネルギーは、UHF周波数範囲内の信号を含むことができる。
RF制御装置308は、限定されるものではないが、RFスイッチまたはRFダイプレクサの形態を取りうることが当業者によって理解されよう。RF制御装置308がRFスイッチであれば、それは、有利なことに、携帯型通信装置125によって生成された1つまたは複数の制御信号を使って制御可能である。これらの制御信号は、伝送線111または専用の制御線(図示せず)を介してRF制御装置308に伝達されうる。RF伝送線を使用してアンテナ制御信号を伝達する様々な手段が当業でよく知られており、したがって本明細書では詳細に説明されない。しかし、このような1つの方法には、切り換えられたDC制御信号と、この制御信号をアンテナ要素および敏感なRF回路から隔離するために1つまたは複数の遮断コンデンサとが含まれうることを理解するべきである。
携帯型通信装置125は、RFスイッチが、RF制御装置308によってRF信号がハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306に伝達されるかまたはローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304に伝達されるかを決定するために、必要な制御信号を生成することができる。例えば、携帯型通信装置125がVHF帯域内で動作していれば、制御信号は、RF制御装置308に、RF信号をローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304に送らせることができる。一方、携帯型通信装置がUHF帯域内で動作していれば、制御信号は、RF制御装置308に、RF信号をハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306に送らせることができる。
別法の実施形態によれば、RF制御装置308は、RFダイプレクサでありうる。その場合に、ローバンドRF信号は、RFダイプレクサに関連する受動回路によって自動的にローバンド用インピーダンス整合ネットワークに送られうる。同様に、ハイバンドRF信号は、このような受動回路を使用して自動的にハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306に送られうる。RFダイプレクサは当業でよく知られており、したがって詳細に説明されない。しかし、このようなRFダイプレクサを実施するために使用されうる多様な技法が存在することを理解するべきである。さらに、受動RFダイプレクサは、有利なことに、アンテナ制御信号の必要性を排除できることが理解されよう。なお、本発明は、この点に関して限定されるものではなく、他の任意適切な手段が、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306またはローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304に対するRFエネルギーの流れを制御するために使用可能である。
以上の説明から理解されるように、ローバンド型RF信号は、ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304に伝達されることになる。ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304は、広帯域のインピーダンス整合を行うために、インピーダンス変成器302と協働して動作する。本発明の一実施形態によれば、インピーダンス変成器302は、ローバンド用ダイポールアンテナの入力インピーダンスを、相対的により高いインピーダンス値に増大させることができる。次いで、ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304は、伝送線111のインピーダンスを、インピーダンス変成器302によって供給された相対的により高いインピーダンス値に整合させるように選択されうる。当業者によって理解されるように、この配置は、有利なことに、別様であればインピーダンス不整合によって引き起こされる恐れがある、ローバンド用ダイポールアンテナ310に伝達されるRF電力の損失を最小限にすることができる。
ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306は、入力伝送線111とハイバンド用ダイポールアンテナ312との間で広帯域のインピーダンス整合を行うために、インピーダンス変成器314と協働して動作する。本発明の一実施形態によれば、インピーダンス変成器314は、ハイバンド用ダイポールアンテナ312の入力インピーダンスを、相対的により高いインピーダンス値に増大させることができる。次いで、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306は、伝送線111のインピーダンスを、インピーダンス変成器314によって供給された相対的により高いインピーダンス値に整合させるように選択されうる。当業者によって理解されるように、この配置は、有利なことに、ハイバンド用ダイポールアンテナ312に伝達されるRF電力の損失を最小限にするが、この損失は、別様であればインピーダンス不整合によって引き起こされる恐れがある。図1〜3に示された配置では、伝送線113がハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306の一部を形成できることを理解するべきである。一方、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306の機能は、インピーダンス変成器314と組み合わさって動作する伝送線113によって実行されうる。換言すれば、ハイバンド用インピーダンス変成器は、伝送線113およびインピーダンス変成器314に組み込まれうる。伝送線は、このような整合目的に通常使用されており、したがって、これらの技法は本明細書で詳細に説明されない。
依然として図3を参照すると、ローバンド用ダイポールフィード組立体の構成は、好ましいことに、入力インピーダンスZ302が、ハイバンドに関連する周波数において相対的に値が高いようになっている。例えば、Z302にあるインピーダンスは、それがハイバンド内のすべての周波数に関して開回路として効果的に動作するように選択されうる。こうして、ローバンド用ダイポールフィード組立体202および第2のローバンド用ダイポールアンテナ要素110は、ハイバンド用ダイポールアンテナが、ハイバンド内に含まれる周波数で動作するとき、ハイバンド用ダイポールアンテナ312から効果的に減結合または隔離されうる。反対に、ハイバンドフィード102の出力で観察される入力インピーダンスZ314は、それが、効果的にローバンド内のすべての周波数に関して短絡回路であるように選択される。こうして、ハイバンド用ダイポールフィード102は、ローバンド周波数において、第1のローバンド用ダイポールアンテナ要素105の上部分128と下部分130との間のRFエネルギーを効果的に結合することができる。しかも、RF電流は、組合せでローバンド用ダイポールアンテナ要素105を設けるように、要素130から要素128に流れうる。
以上のインピーダンスZ314およびZ302は、インピーダンス変成器314および302の二次巻線318、316のインピーダンス、伝送線113のインピーダンス、ならびに整合ネットワーク306、304のインピーダンスを選択的に選ぶことによって与えられうる。インピーダンス値は、ハイバンドの周波数帯域内のRFエネルギーがハイバンド用ダイポールアンテナ312の中へ供給されるとき、二次巻線316に出現するインピーダンス値が極めて高いように選択される。例えば、このインピーダンス値は、1000オームより大きいことが好ましい。この高いインピーダンスは、ハイバンド内の周波数(例えば、UHF帯域内の周波数)におけるRFエネルギーに関連する電流に対して、開回路として効果的に機能する。同様に、インピーダンス変成器314の二次巻線318は、短絡回路が、ローバンドRFエネルギー(例えば、VHF帯域)に関連する電流に関して効果的に創出されるように、相対的に低いインピーダンス値を有する。例えば、そのインピーダンス値は、0から10オームの範囲内にありうる。したがって、二次巻線316は、ローバンド内の周波数において短絡回路として効果的に機能する。
図6および7を参照すると、本発明の別法の実施形態が示されている。図6および7では、図2および3に示されているものに対応する構造が、同様の参照符号を使用して識別される。図6および7は、図6および7における以外は、図2および3と同様であることが理解されよう。しかし、図6および7では、第2のローバンド用ダイポールアンテナ要素110の上部分132および下部分134が、第2のハイバンド用ダイポールアンテナ612の役目もする。
図6および7では、伝送線617を使用して、RFエネルギーをRF制御装置308から第2のハイバンド用ダイポールアンテナ612に結合する。図7に例示したように、伝送線617は、第2のローバンド用ダイポール要素110を形成するために使用された導電スリーブの上部分132の内部に収納されうる。一実施形態によれば、伝送線617は、伝送線113と同様の同軸導体の配置を備える。ハイバンド用ダイポールアンテナ312に供給するために使用された配置と同様に、伝送線617は、第2のハイバンド用ダイポールフィード602に結合される。第2のハイバンド用ダイポールフィード602は、図7に示した成形部分108の内部に収納されうる。
再び図6を参照すると、第2のハイバンド用ダイポールフィード602は、有利なことに、インピーダンス変成器314に関して上で説明したものと同様の設計および機能を有するインピーダンス変成器614を含む。例えば、インピーダンス変成器614の二次巻線618が、第2のハイバンド用ダイポールアンテナ612を備える上部分132および下部分134に電気的に接続される。好ましい実施形態によれば、ハイバンド用ダイポールアンテナ312およびハイバンド用ダイポールアンテナ612は、アンテナ組立体100の利得全体が、低い仰角におけるハイバンドRF放射に関して向上するように、ハイバンドRFエネルギーが同相で同時に供給される。この点に関して、二次巻線618に使用されるインピーダンスは、それが、好ましくは、上で説明のローバンド内の周波数を有するRF信号に対して低いインピーダンスを呈するように選択されることを理解するべきである。そのようにして、二次巻線618は、上部分132と下部分134との間を流れるRF電流のための相対的に低いインピーダンス経路として機能しうる。例えば、二次巻線は、ローバンド周波数(例えば、VHF)において短絡回路として効果的に機能しうる。
ここで図8を参照すると、本発明に使用するためのローバンド用インピーダンス整合ネットワーク304の模式図が示されている。図示の実施形態では、RF制御装置308が、携帯型通信装置125から伝達されたDCバイアス電圧に応答するRFスイッチである。DCバイアス電圧は、本実施形態では伝送線111を介して伝達される。DCバイアス回路が、C1、L1、およびC2から構成される。DCバイアス回路は、DCバイアス電圧を伝送線111から除去することになる。ハイバンド(例えば、UHF)動作時に、DCバイアス電圧は、RF制御装置308に、伝送線113を介してRF信号をハイバンド用ダイポールアンテナに向かわせる。図8に示した実施形態では、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306が図示されていないことに留意されたい。これは、ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク306の機能が、図示の実施形態では伝送線113およびインピーダンス変成器314と結びつけられているからである。
ローバンド動作(例えば、VHF)の動作時には、伝送線111を介して印加されたDCが存在しない。したがって、RF制御装置308は、その通常状態に戻り、RFエネルギーは、ローバンド整合ネットワーク304に伝達される。ローバンド用インピーダンス整合ネットワークは、受動素子(R1、C3、R2、L2)およびインピーダンス変成器302から構成される。この回路の目的は、それが、許容可能な電圧定在波比(VSWR)を携帯型通信装置に与えるように、ローバンド用ダイポールアンテナ310のインピーダンスを整合させることである。ハイバンド用インピーダンス整合ネットワークは、伝送線113およびインピーダンス変成器314から構成される。図8における様々な素子の値は、当業者によって理解されるように、対象となる周波数範囲による。なお、本発明は、本明細書で説明されたローバンド用およびハイバンド用インピーダンス整合ネットワークに限定されるものではないことを理解するべきである。他の任意適切な整合ネットワークも本発明の配置の範囲内で使用可能である。
本明細書で開示されかつ請求された装置および方法のすべてが、本開示に照らして不必要な実験を実施することなく作製および実行されうる。本発明は好ましい実施形態の観点で説明されたが、本発明の発想、趣旨、および範囲から逸脱することなく、様々な変更が、装置、方法、および一連の方法ステップに施されてもよいことが当業者には明白であろう。さらに詳細には、いくつかの構成要素が、本明細書に説明された構成要素に対して追加、組合せ、または代用されてよく、同じかまたは同様の結果が実現可能であることは明白であろう。当業者にとって明白なこのような同様の代用物および変型のすべてが、記載された本発明の趣旨、範囲、および発想の範囲内であると考える。
本発明の実施形態の理解に有用である、アンテナ組立体および携帯型通信装置を備える携帯型通信システムを着用する使用者の背面図である。 図1のアンテナ組立体の断面図である。 図1のアンテナ組立体の動作を理解するために有用な模式図である。 図1のアンテナ組立体を形成するダイポール要素の構造を理解するために有用な図である。 図1のアンテナ組立体のダイポール要素を形成するために使用可能な柔軟な導電スリーブの構造を理解するために有用である、線5−5に沿って取った断面図である。 図1のアンテナ組立体の別法による実施形態の動作を理解するために有用な模式図である。 図1および6のアンテナ組立体の別法による実施形態の断面図である。 図1のアンテナ組立体の内部配線を理解するために有用な模式図である。
符号の説明
10 使用者
15 衣類
50 携帯型通信システム
100 アンテナ組立体
102 ハイバンド用ダイポールフィード
104、106、108 成形部分
105 第1のローバンド用ダイポール要素
110 第2のローバンド用ダイポール要素
111 伝送線
113 第2の伝送線
115 成形部分
120 同軸ケーブル
121 第1のコネクタ
122 第2のコネクタ
125 携帯型通信装置
128、132 上部分
130、134 下部分
133 導電リンク
136 フェライトスリーブ
138 成形端部キャップ
140 使用者着用型アンテナ締結装置
202 ローバンド用ダイポールフィード組立体
204 雑音フィルタ
302 ローバンド用インピーダンス変成器
304 ローバンド用インピーダンス整合ネットワーク
306 ハイバンド用インピーダンス整合ネットワーク
308 RF制御装置
310 ローバンド用ダイポールアンテナ
312 ハイバンド用ダイポールアンテナ
314 インピーダンス変成器
400 導電スリーブ
402、404 導電要素
406 内部誘電層
602 第2のハイバンド用ダイポールフィード
612 第2のハイバンド用ダイポールアンテナ
614 インピーダンス変成器
617 伝送線
618 二次巻線

Claims (10)

  1. 使用者によって着用されるべきアンテナ組立体であって、
    ローバンド用ダイポールフィードであって、前記ローバンド用ダイポールフィードに接続されかつ前記フィードから外向きに第1の方向へ延びる第1のローバンド用ダイポール要素と、前記ローバンド用ダイポールフィードに接続されかつ前記フィードから外向きに、前記第1の方向とは反対の第2の方向へ延びる第2のローバンド用ダイポール要素とに電気的に結合されたローバンド用ダイポールフィードを含む、ローバンド用ダイポールアンテナと、
    ハイバンド用ダイポールフィードであって、前記第1のローバンド用ダイポール要素の長さに沿った場所間に置かれて、前記第1のローバンド用ダイポール要素を、前記ハイバンド用ダイポールフィードから外向きに前記第1の方向へ延びる第1のハイバンド用ダイポール要素と、前記第2の方向へ延びる第2のハイバンド用ダイポール要素とに分割して、前記第1および第2のハイバンド用ダイポール要素に電気的に結合されたハイバンド用ダイポールフィードを含む、ハイバンド用ダイポールアンテナとを備え、
    前記ハイバンド用ダイポール要素の少なくとも一方が、柔軟な導電スリーブとして形成され、前記柔軟な導電スリーブが、前記ローバンド用ダイポールフィードから前記ハイバンド用ダイポールフィードに延びる伝送線を包囲するアンテナ組立体。
  2. ハイバンド内のRFエネルギーを前記ハイバンド用ダイポールフィードに選択的に向かわせ、かつローバンド内のRFエネルギーを前記ローバンド用ダイポールフィードに選択的に向かわせるように構成されたRF制御手段をさらに備え、前記ローバンドは、前記ハイバンドのRF範囲に比べて低いRF範囲を含む、請求項1に記載のアンテナ組立体。
  3. 前記柔軟な導電スリーブは、螺旋巻きの、連結する導電要素の対を備える、請求項1に記載のアンテナ組立体。
  4. 前記第2のローバンド用ダイポール要素の少なくとも一部が、柔軟な導電スリーブである、請求項2に記載のアンテナ組立体。
  5. 前記第2のローバンド用ダイポール要素を画定する前記柔軟な導電スリーブは、前記ローバンド用ダイポールフィードから、前記第2のローバンド用ダイポール要素の長さに沿って配置された箇所にある、前記アンテナのRF入力ポートに延びる第2のRF伝送線を包囲する、請求項4に記載のアンテナ組立体。
  6. 前記RF入力ポートに隣接する箇所で前記第2のRF伝送線の一部の周りに配置された1つまたは複数のフェライト本体をさらに備える、請求項4に記載のアンテナ組立体。
  7. 前記第2のローバンド用ダイポール要素の長さに沿った場所間に置かれた第2のハイバンド用ダイポールフィードであって、前記第2のローバンド用ダイポール要素を、前記第2のハイバンド用ダイポールフィードから外向きに前記第1の方向へ延びる第3のハイバンド用ダイポール要素と、前記第2の方向へ延びる第4のハイバンド用ダイポール要素とに分割して、前記第3および第4のハイバンド用ダイポール要素に電気的に結合された前記第2のハイバンド用ダイポールフィードを含む、第2のハイバンド用ダイポールアンテナをさらに備える、請求項4に記載のアンテナ組立体。
  8. 前記第2のローバンド用ダイポール要素を形成する前記柔軟な導電スリーブは、前記ローバンド用ダイポールフィードから前記第2のハイバンド用ダイポールフィードに延びる第3のRF伝送線を包囲する、請求項7に記載のアンテナ組立体。
  9. 前記RF制御手段は、前記ハイバンド内のRFエネルギーを前記第1および第2のハイバンド用ダイポールフィードに向かわせる、請求項7に記載のアンテナ組立体。
  10. 前記ローバンドはVHF帯域であり、前記ハイバンドはUHF帯域である、請求項2に記載のアンテナ組立体。
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