JP2009080973A - 接続構造体,配線板接続体,配線板モジュールおよび電子機器 - Google Patents

接続構造体,配線板接続体,配線板モジュールおよび電子機器 Download PDF

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雅之 平本
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Abstract

【課題】薄型化,小型化に対応しうる、挟ピッチ、低背の接続構造体等を提供する。
【解決手段】接続構造体Bのアクチュエータ40の保持枠45は、格子状に設けられており、縦横をつなぐ格子部45aと、格子部45aの間隙に存在する開口部45bと、FPC50の先端部と係合する係合部45cとを備えている。保持枠45の開口部45bに、第1押圧端子41aおよび第2押圧端子41bが千鳥状に配置されている。第1押圧端子41aは、格子部45a内に埋設された両端部から下方に曲線状に曲げられた中間部を有しており、その中間部でFPC50を押圧する。第2押圧端子41bは、FPC50の第2配線51bに接触する第1部分端子41b1と、ハウジング20の上面側第2電極21bに接触する第2部分端子41b2とを有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、配線同士を接続するための接続構造体,配線板接続体,配線板モジュールおよび電子機器に関する。
従来より、特に携帯電話等の小型軽量電気機器には、フィルム状配線体、いわゆるフレキシブル配線板が配置されることが多い。フレキシブル配線板は、携帯電話などの開閉機構や回転機構を有する機器中の電気的接続を行うために、極めて便利なものであることから、近年使用頻度が高まっている。フレキシブル配線板は、可撓性に富む反面、剛体構造の硬質配線板とは異なり、コネクタの挿入口に挿入する際の挿入力を大きくすることは困難である。そこで、フレキシブル配線板を他の配線板に接続する接続構造体(コネクタ)として、無挿入力コネクタ(ZIF:Zero Insetion Force)が汎用されている(特許文献1参照)。
図12は、特許文献1の図4に開示されるZIF構造のコネクタの構造を示す斜視図である。コネクタは、ハウジング100にアクチュエータ105および複数のコンタクトピン106−1,106−i,106−n,107−1,107−i,107−nを組み込んで構成されている。アクチュエータ105には、その両端側から延びて、補強金具108によって支持される回転軸105aが取り付けられている。補強金具108は、ハウジングベース部101に形成されている窪み孔部101aに突部が挿入されてハウジングベース部101aに固定されている。規制板102−1,102−2の側面には、前方に開口したほぼコ字状の同様の切り欠き102aが形成されており、補強金具108の側面にも、同様の切り欠きが形成されている。
そして、複数のコンタクトピン106−1,106−i,106−nは、板バネとして機能し、その先端が配線とのコンタクト部となり、後端部がハウジングベース部101の下側に延びている。また、複数のコンタクトピン107−1,107−i,107−nは、板バネとして機能し、その先端付近の突部が配線とのコンタクト部となり、後端部がハウジングベース部101の下側に延びている。そして、各コンタクトピン106−1,106−i,106−n,107−1,107−i,107−nの後端部は、コネクタ100が搭載される硬質プリント配線板上で、硬質プリント配線板の配線パターンに、はんだにより接続されている。
各コンタクトピン106−1,106−i,106−n,107−1,107−i,107−nのコンタクト部は千鳥状に配置されており、図示しないフレキシブルプリント配線板の先端部に千鳥状に配置された配線パッド部に対応するように設けられている。
そして、コネクタに硬質プリント配線板を接続する際には、フレキシブルプリント配線板の配線パターンが設けられた面を下側にして、フレキシブルプリント配線板を規制板102−1,102−2の間から挿入し、その係合部を規制板102−1,102−2の切り欠き102aに係止させてから、アクチュエータ105を回転させて、フレキシブルプリント配線板を押圧する。そして、各コンタクトピン106−1,106−i,106−n,107−1,107−i,107−nのコンタクト部と、フレキシブルプリント配線板の配線パッド部とが、バネ力によって互いに押圧され、その電気的接続が確保される。
特開2007−194017号公報
しかしながら、上記従来のZIFコネクタは、狭いピッチで配置される多数のコンタクトピン106−1,106−i,106−n,107−1,107−i,107−nをハウジング100の溝内に挿入する構造となっており、機械的強度を確保しようとすると、高さや厚み寸法の低減には限界がある。したがって、従来のZIFコネクタの構造では、配線の挟ピッチ化や搭載される機器の薄型化に対応した低背化が困難であった。
本発明の目的は、薄型化,小型化への対応が可能な挟ピッチ化,低背化に有利な接続構造体およびこれを利用した配線板接続体等を提供することにある。
本発明の接続構造体は、被接続配線を押圧するための押圧部材に、樹脂によって構成される樹脂フレームと、一部が樹脂フレームに埋め込まれ、他の一部が被接続配線板と接触して被接続配線板を押圧する,弾性材料からなる複数の押圧端子とを設けたものである。
これにより、押圧のためのバネ機構である押圧端子と樹脂フレームとを高さ方向で異なる位置に設ける必要がなく、押圧端子を樹脂フレームの厚みの範囲内に収納することが可能になる。また、筐体にはバネ機構を設ける必要がないので、接続構造体全体の低背化を進めることができる。
上記接続構造体において、樹脂フレームに、複数の開口部を個別に囲む縦横複数の格子部を設けて、複数の押圧端子の上記一部を格子部に埋め込んで、上記他の一部を開口部に配置することにより、多数の押圧端子を狭い領域に高密度に配置しながら、樹脂フレームの強度を高く保持することができ、被接続配線の挟ピッチ化に対応することができる。たとえば、格子部に、押圧端子を千鳥配置して、大幅な挟ピッチ化を図ることも容易である。
上記接続構造体において、複数の押圧端子のうちの少なくとも一部を金属材料によって構成して、被接続配線板の配線に接触する信号接続端子として機能させることができ、これによって、別途信号接続用の部材を設ける必要がないことで、製造コストの低減と、さらなる小型化とを図ることができる。
その場合、複数の押圧端子のうちの少なくとも一部に、被接続配線板の配線に接触する第1の部分端子と、筐体の導電層に接触する第2の部分端子とを設けることにより、押圧端子を介した被接続配線板の配線と接続構造体の筐体の導電層との信号接続が容易となる。
また、樹脂フレームの格子部に、金属からなる芯体が埋め込まれていることで、樹脂フレームの強度がより高くなる。
芯体および押圧端子と、樹脂フレームとを一体成形により形成することにより、複雑な形状を有しながら高い強度を備えた押圧部材を容易に製造することができる。
、本発明の配線板接続体は、複数の配線が形成された母基板と、複数の配線が形成された被接続配線板と、本発明の接続構造体とを備えたもので、これにより、配線板接続体が組み込まれる機器の小型化・薄型化に適した配線板接続体を提供することができる。
本発明の配線板モジュールは、母基板および被接続配線板の少なくとも一方に、電子部品を実装したものであり、本発明の電子機器はこの配線板モジュールを備えている。これらにおいても、小型化・薄型化に適した配線板モジュールや電子機器を提供することができる。
本発明の接続構造体,配線板接続体,配線板モジュールまたは電子機器によると、接続構造体の挟ピッチ化,低背化を通じて、各部の小型化・薄型化を図ることができる。
−接続構造体の構造−
図1は、本実施の形態に係る配線板接続体Aを上面側から見た構造を示す斜視図である。図2は、接続構造体BおよびFPC50を下面側から見た構造を示す斜視図である。図3は、接続構造体Bのハウジング20を上面側から見た構造を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の配線板接続体Aは、母基板である硬質プリント配線板(以下、PCBと略称する)10と、被接続配線板であるフレキシブルプリント配線板(以下、FPCと略称する)50と、両者の接続を行うための配線板接続体Bとを備えている。
図1および図2に示すように、FPC50は、ベースフィルム52と、ベースフィルム52の下面側に設けられた第1配線51aと、第1配線51aを被覆する下面側カバーレイ54と、ベースフィルム52の上面側に設けられた第2配線51bと、第2配線51bを被覆する第2カバーレイ53とを備えている。ここで、第1配線51aと第2配線51bとは、平面的に見て約0.2mmピッチで交互に配置されており、先端面から見ると千鳥配置となっている。FPC50全体の厚さは、約0.12mmであり、FPC50全体の幅は、端子数とピッチによって変わるが、約3mm〜25mmである。図1および図2には、第1配線51aおよび第2配線51bは、見やすくするために10本ずつしか表示されていないが、本実施の形態では20本ずつ配置されている。
図1〜図3に示すように、接続構造体Bは、FPC50が挿入されるハウジング20(筐体)と、ハウジング20に挿入されたFPC50を押圧する押圧部材であるアクチュエータ40とを備えている。PCB10には、配線11が形成されており、接続構造体Bは、FPC50の第1配線51aおよび第2配線51bと、PCB10の配線11とを電気的に接続するための部材を配置して構成されている。
接続構造体Bのハウジング20は、アクチュエータ40が嵌め込まれる両枠部25の間の本体部26に、FPC50が搭載される上面20aと、上面20aに対向する下面20bとを有している。上面20aは、FPC50が載置される載置面20a1と、載置面20a1の先端側で載置面20a1から所定の段差をもって高く設けられた,FPC50を衝止するための衝止面20a2とを有している。そして、載置面20a1には、FPC50の第1配線51aに接続される上面側第1電極21aが設けられ、衝止面20a2には、FPC50の第2配線51bに接続される上面側第2電極21bが設けられている。上面側第1電極21aおよび上面側第2電極21bは、いずれも、印刷、塗布、吹きつけ、めっき(無電解めっきを含む)、CVDなどにより、導電性材料を堆積して設けられた上面側導電層である。上面側第1電極21aおよび上面側第2電極21bは、平面的に見て交互にピッチ0.2mmで、つまり単独では0.4mmピッチで、千鳥配置されている。
ハウジング20の上面20aと対向する下面20bには、上面側第1電極21aに対応する位置に設けられた下面側第1電極22aと、上面側第2電極21bに対応する位置に設けられた下面側第2電極22bとが、千鳥配置されている。下面側第1電極22aおよび下面側第2電極22bは、いずれも、印刷、塗布、吹きつけ、めっき(無電解めっきを含む)、CVDなどにより、導電性材料を堆積して設けられた下面側導電層である。そして、上面側第1電極21aと下面側第1電極22aとは図示されていないスルーホール導電層を介して接続され、上面側第2電極21bと下面側第2電極22bとは、側面導電層24を介して接続されている。
一方、接続構造体Bのアクチュエータ40は、保持枠45の開口部に千鳥配置された第1押圧端子41aおよび第2押圧端子41bを備えている。アクチュエータ40の保持枠45の先端側には、ハウジング20の先端に係合してアクチュエータ40を固定するための固定部46が設けられている。アクチュエータ40構造の詳細は後述する。
−ハウジングの製造方法および断面構造−
図4(a)〜(f)は、ハウジング20の製造工程を示す断面図である。ただし、図4(a)〜(f)は、上面側第1電極21aおよび上面側第2電極21bの双方を通る断面構造を表している。
図4(a)に示すように、ハウジング20の本体部26には、スルーホール27と、FPC50が挿入される挿入口28とが設けられている。
まず、図4(a)に示す工程で、合成樹脂からなる本体部26,両枠部25,スルーホール27および挿入口28の内面を含むハウジング20の全面に触媒層30を堆積する。その際、ハウジング20のコンディショニング、水洗、プレディップを経て、触媒の付与を施し、Pdを含む触媒液(たとえば塩化スズ−塩化パラジウムコロイド液)に浸して、ハウジング20の表面にPd化合物からなるコロイド粒子を付着させて、コロイド粒子が付着してなる触媒層30を形成する。
次に、図4(b)に示す工程で、本体部26,両枠部25,スルーホール27および挿入口28を含むハウジング20の全面に、レジスト層31を形成する。レジスト材料としては、たとえば、ポリアミドとポリアミドアミンとを溶融混合して、アミド交換反応させて得られた熱可塑性ポリアミドが用いられる。
次に、図4(c)に示す工程で、エッチングにより、レジスト層31のうち、各電極21a,21b,22a,22bと、スルーホール導電層および側面導電層とを形成しようとする領域を除去する。このとき、レジスト層31のうちスルーホール27の内側面を覆う部分や、先端面の一部を覆う部分も除去される。
次に、図4(d)に示す工程で、無電解めっきを行なって、硫酸銅などの銅イオンを含む溶液と、ホルムアルデヒドなどの還元剤とを用いた無電解Cuめっきにより、硫酸銅溶液などから触媒粒子の周囲にCuを析出させて、触媒層30のうちレジスト層31で覆われている領域を除く領域上に、Cu層を形成する。その後、硫酸ニッケル等のNiイオンを含む溶液と、ホスフィン酸イオンを含む還元剤とを用いた無電解Niめっきにより、Cu層上にNi合金層33を堆積する。その後、水洗を行う。
次に、図4(e)に示す工程で、置換金めっきにより、Au層34を形成する。その際、電気化学的に貴な金属(Au)のイオンを含む溶液に、電気化学的に卑な金属(Ni)を浸すと、卑な金属の溶解によって放出される電子により、貴な金属イオンが還元され、貴な金属(Au)の被膜が卑な金属(Ni)表面上に析出する。なお、置換めっきの後、自己触媒型の無電解めっきによりAu層34を形成してもよい。その後、水洗、アルコール置換を経て乾燥することにより、無電解めっき工程を終了する。
次に、図4(f)に示す工程で、Au層34で覆われている領域を除く、触媒層30およびレジスト層31を除去する。これにより、触媒層30,Ni合金層33およびAu層34からなる上面側第1電極21aおよび上面側第2電極21b(上面側導電層)と、下面側第1電極22aおよび下面側第2電極22b(下面側導電層)と、スルーホール導電層23および側面導電層24とが形成される。
本実施の形態では、無電解めっきを用いて、上面側導電層および下面側導電層と、スルーホール導電層23および側面導電層24とを形成したが、印刷、塗布、吹きつけ、CVDなどによって、各導電層を形成してもよい。ただし、無電解めっきで形成された導電層は、印刷、塗布、吹きつけ、CVDなどによって形成された導電層に比べ、下地との密着性がよく、しかも微細なパターンを形成するための精度を維持することもできる、という優れた特性を有している。すなわち、無電解めっきによって各導電層を形成することにより、挟ピッチ,低背化を大きく進めることができる。
後述するように、母基板であるPCB10の上に、ハウジング20を含む接続構造体Bを搭載すると、被接続配線板であるFPC50の各配線51a,51bと、PCB10上の配線11(図1参照)との電気的接続が可能になる。その際、本実施の形態のハウジング20には、ハウジング20の表面に導電性材料を堆積して形成された各電極21a,21b,22a,22bと、スルーホール導電層23および側面導電層24とが設けられているので、ハウジング20の本体部26の厚みを薄くしても、全体としての機械的強度を確保することができる。すなわち、特許文献1のごとく、個別のコネクタピンを介して母基板に接続する構造のように、コネクタピンによって分断されるハウジングの各部の強度を維持するために、ハウジングを厚くする必要はないからである。
特に、スルーホール導電層23を介して上面側第1電極21aと下面側第1電極22aとを接続することにより、接続用の導電層を本体部26の上で引き回すためのスペースを省略することができる。つまり、この構造を採用することにより、上面側第1電極21aと上面側第2電極21bとを千鳥配置した場合に、上面側第1電極21aの接続用の導電層(スルーホール導電層23)が上面側第2電極21bの間を通り抜ける必要がない。したがって、製造上の制約や信頼性確保のために決定される最小電極幅を保持しつつ、各電極21a,21b,22a,22bの挟ピッチ化が可能となる。
その結果、本実施の形態のハウジング20は、幅が約9.4mm、奥行きが約3.1mm、高さが0.55mmであり、挟ピッチ化と低背化とを併せて実現することができる。
上記実施の形態において、PCB10の基材となるリジッド基板としては、ガラスエポキシ板に限らず、紙フェノール板,紙エポキシ板,フッ素樹脂板,アルミナ板等が用いられる。配線11の材料としては、銅合金を用いるのが一般的であるが、これに限定されるものではない。FPC50のベースフィルムとしては、ポリイミドフィルムに限らず、ポリエステルフィルム(低温使用),ガラスエポキシ積層板(薄板)、液晶ポリマー,PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等が用いられる。FPC50のカバーレイ53,54を構成する材料としては、ポリイミドフィルム,ポリエステルフィルム,スクリーン印刷インク(エポキシなど)が用いられ、感光性カバーレイとしてポリイミド,アクリル,エポキシ樹脂が用いられる。各配線11,51a,51bの材料としては、銅合金を用いるのが一般的であるが、これに限定されるものではない。ハウジング20の両枠部25や本体部26は、エンジニアリングプラスチックなどによって構成されているが、これに限定されるものではなく、他の樹脂や無機材料などによって構成してもよい。
−変形例−
図5(a),(b)は、順に、上記実施の形態の変形例に係るハウジングを上面側から見た構造を示す斜視図、および下面側から見た構造を示す斜視図である。図5(a),(b)において、図2および図3に示す構造と共通の部分は、同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
本変形例においては、上面側第1電極21aと下面側第2電極22aとの間だけでなく、上面側第2電極21bと下面側第2電極22bとの間もスルーホール導電層23により、電気的に接続されている。これにより、電極間を接続するための導電層がハウジング20の表面に露出していないので、他の部材と接触して損傷したり、表面上で電極同士の間で電気的短絡を生じるおそれが少なくなり、信頼性が向上する。
また、拡大断面図に示すように、本体部26のうち上面側第1電極21aの下地に相当する部分に、凹凸パターンが形成されていてもよい。これにより、FPC50の第1配線51aと上面側第1電極21aとがより確実に接触することになる。
−アクチュエータの構造および製造方法−
図6(a),(b)は、順に、本実施の形態に係るアクチュエータ40を上面側から見た構造を示す斜視図、および下面側から見た構造を示す斜視図である。
図6(a),(b)に示すように、接続構造体Bのアクチュエータ40の保持枠45は、格子状に設けられており、縦横複数の格子部45aと、格子部45aの間隙に存在する開口部45bと、FPC50の先端部と係合する係合部45cとを備えている。そして、保持枠45の開口部45bに、第1押圧端子41aおよび第2押圧端子41bが千鳥状に配置されている。また、アクチュエータ40の保持枠45の先端側には、保持枠45からほぼ直角に下方に曲げられた固定部46が設けられている。固定部46は、ハウジング20の先端部に係合してアクチュエータ40を固定するための部材である。また、保持枠45の基端部には、後述するアクチュエータ40の金属フレームと、ハウジング20の中子部との接触を切り換えるための突出部47と、アクチュエータ40をハウジング20に対して回動させるための回転軸48とが設けられている。
第1押圧端子41aは、格子部45a内に埋設された両端部から下方に曲線状に曲げられた中間部を有しており(いわゆるベローズ形状)、後述するように、その中間部でFPC50の上面における第1配線51aに対向する部位を押圧するものである。一方、第2押圧端子41bは、両端部で格子部45aに埋設されているとともに、中間部で下方に曲線状に曲げられた第1部分端子41b1および第2部分端子41b2を有している(いわゆるベローズ形状)。後述するように、第2押圧端子41bの第1部分端子41b1がFPC50の第2配線51bに接触する一方、第2部分端子41b2がハウジング20の上面側第2電極21bに接触することにより、第2押圧端子41bによってFPC50の第2配線51bとハウジング20の上面側第2電極21bとが互いに電気的に接続されている。
図7(a),(b)は、アクチュエータ40の製造手順を概略的に示す斜視図である。
まず、図7(a)に示すように、CuまたはCu合金をプレスによって打ち抜き・曲げ加工することにより、芯体や押圧端子を含む金属フレームCを形成する。本実施の形態では、金属フレームCとして、CuまたはCu合金が用いられているが、これに限定されるものではない。
金属フレームCは、第1押圧端子41aとつながる基部フレームC1と、第2押圧端子41bとつながる先端フレームC2とを有している。基部フレームC1は、先端フレームC2は、さらにベローズ部C2−1と、芯体C2−2とを有している。金属フレームCにおいては、基部フレームC1と先端フレームC2とは、つながっている。
次に、金属フレームCを成形金型にセットして、樹脂により、金属フレームCと樹脂フレームJとを一体成形する。このとき、樹脂としては、PBT(ポリブチレンテレフタレート),LCP(液晶ポリマー)や、ポリアミドとポリアミドアミンとを溶融混合してアミド交換させることによって得られた熱可塑性ポリアミド樹脂を用いる
その後、金属フレームCの基部フレームC1と先端フレームC2との接続部分を切断して、第1押圧端子41aと第2押圧端子41bとを電気的に切断する。これにより、図6(a),(b)で説明した通りのアクチュエータ40が形成される。
−接続構造体の組立構造−
図8は、接続構造体Bの一部を破断して示す斜視図である。同図に示すように、ハウジング20の挿入口28の上方に位置する部位には、金属からなる補強用中子29が埋設されている。そして、図8に示すように、アクチュエータ40が閉じたとき(FPC50を押圧する状態)には、ハウジング20の中子29と、アクチュエータ40の樹脂フレームJの一部である突出部47とが、接触状態になり、全体として接地部として機能しうる。一方、アクチュエータ40が開いたとき(FPC50を開放する状態)には、ハウジング20の中子29と、アクチュエータ40の突出部47とが、離れた状態になり、両者が電気的に切断される。
このように補強用の中子29を接地としても機能しうるように構成することにより、FPC50が挿入されたときに、アクチュエータ40の第1押圧端子47を、FPC50の上面に接触させることにより、電気容量の大きい接地部を構成することができる。
図9は、上面側第1電極および下面側第1電極を通る断面を示す斜視図である。図10は、上面側第2電極および下面側第2電極を通る断面を示す斜視図である。図9および図10においては、PCB10の図示は省略されている。
FPC50がハウジングに挿入されると、アクチュエータ40を閉じるように回動させて、アクチュエータ40の固定部46をハウジング20先端部に係合させながら、アクチュエータ40を閉じる。そして、図9および図10に示すように、アクチュエータ40が完全に閉じた状態となる。
このとき、図9の拡大断面図に示すように、上面側第1電極21aおよび下面側第1電極22aを通る断面においては、アクチュエータ40の第1押圧端子41aがFPC50の上面側カバーレイ53における第1配線51aの背面側に位置する部位を押圧しているので、FPC50の第1配線51aとハウジング20の第1電極21aとの接触が確保される。また、ハウジング20の上面側第1電極21aと下面側第1電極22aとはスルーホール導電層23を介して電気的に接続され、下面側第1電極22aとPCB10の配線11とは互いに接触している。したがって、FPC50の第1配線51aとFPC10(母基板)の配線11とが、接続構造体Bを介して、電気的に接続された状態となる。
一方、図10に示すように、上面側第2電極21bおよび下面側第2電極22bを通る断面においては、第2押圧端子41bの第1部分端子41b1の下端部がFPC50の第2配線51bに接触し、第2部分端子41b2がハウジング20の上面側第2電極21bに接触している。また、上面側第2電極21bは、側面導電層24を介して下面側第2導電層22bに接続され、下面側第2導電層22bは、PCB10(母基板)の配線11に接触している。したがって、FPC50の第2配線51bとFPC10(母基板)の配線11とが、接続構造体Bを介して、電気的に接続された状態となる。
本実施の形態のアクチュエータ40によると、両端部(一部)が樹脂フレームJに埋め込まれ、中間部(他の一部)がFPC50(被接続配線板)と接触してFPC50を押圧するバネとなる第1押圧端子41aおよび第2押圧端子41bを備えているので、樹脂フレームJの厚さの範囲内に各押圧端子41a,41bが収まっている(図9および図10参照)。また、ハウジング20には押圧用のバネ機構を設ける必要はない。したがって、フレームと押圧用のバネ機構とが分離して設けられている構造に比べて、アクチュエータ40の厚さを低減することができ、接続構造体Bの低背化を進めることができる。
特に、本実施の形態のごとく、樹脂フレームJが、複数の開口部45bを個別に囲む格子部45aを有していて、各押圧端子41a,41bの両端部が格子部45aに埋め込まれ、中間部が開口部45bに配置されている構造を採ることにより、多数の押圧端子41a,41bを狭い領域に高密度に配置しながら、縦横につながった構造によって樹脂フレームJの強度を高く保持することができる。したがって、FPC50やPCB(母基板)上の配線(被接続配線)の挟ピッチ化に対応することができる。本実施の形態では、FPC50の両面に千鳥配置された第1,第2配線51a,51bや、ハウジング20の上面側に千鳥配置された上面側第1,第2電極21a,21bに対応して、第1,第2押圧端子41a,41bを千鳥配置して、挟ピッチ化に対応している。
また、接続構造体Bにおいて、第2押圧端子41bをFPC50(被接続配線板)の第2配線41bに接触する信号接続端子の機能を兼用させることにより、別途信号接続用の部材が不要となるので、製造コストの低減と、さらなる小型化とを図ることができる。
特に、第2押圧端子41bに、被接続配線板の配線に接触する第1部分端子41b1と、ハウジング20の上面側第2電極21bに接触する第2部分端子41b2とを設けることにより、第2押圧端子41bを介してFPC50(被接続配線板)の第2配線51bと接続構造体Bのハウジング20の上面側第2電極21bとの信号接続が容易となる。
また、樹脂フレームJの格子部45a内には、金属からなる芯体が埋め込まれていることで、樹脂フレームの強度がより高くなる。
さらに、芯体および各押圧端子41a,41bを含む金属フレームCと、樹脂フレームJとを一体成形により形成することにより、複雑な形状を有しながら高い強度を備えたアクチュエータ40を容易に製造することができる。
−配線板接続体の変形例−
図13は、上記実施の形態の変形例に係る配線構造体Eの被接続配線を接続する前の状態を示す斜視図である。図14は、配線構造体Eの被接続配線を接続した状態を示す斜視図である。
図13に示すように、本変形例の配線構造体Eは、被接続配線としてFPCではなく多心極細同軸線55を備えたものである。
図13および図14に示すように、本変形例に係る多心極細同軸線55は、複数本の極細同軸線56を並列に連結させたものである。各極細同軸線56は、断面がほぼ真円の中心導体56aと、中間絶縁体を介して中心導体56aの周囲に形成され、接地となる外側導体56bとを備えている。なお、これらの部材全体を被覆する外皮も設けられている。各中心導体56aの先端部56cは絶縁体枠59によって固定され、かつ、絶縁体枠59の開口部に露出されている。また、多心極細同軸線55の外側導体56bの各露出部分を共通に接続する接地部材57(グランドバー)が設けられている。なお、図13においては、見えやすくするために図示を省略されているが、接地部材57は極細同軸線56の上側にも設けられている。
また、本変形例における接続構造体Dは、上記実施の形態と同様に、ハウジング20とアクチュエータ40とを備えている。本変形例においても、ハウジング20は、両枠部25の間の本体部26に多心極細同軸線55が搭載されるように構成されており、本体部26において、図示されていないが、上面側には、多心極細同軸線55を載置する載置面と、多心極細同軸線を衝止する衝止面とが上記実施の形態と同様の段付き構造で設けられている。また、図示されていないが、ハウジング20の下面側には下面側導電層である下面側電極が設けられていて、下面側電極と上面側電極とは、上記実施の形態におけるスルーホール導電層23または側面導電層24と同様の導電層によってつながっている。
アクチュエータ40において、保持枠45は、一列だけに配置された開口部45bおよび格子部45aを備え、押圧端子41も一列のみに配置されている。また、挿入口28の上方は、金属製の天井部材36によって囲まれている。
そして、多心極細同軸線55を接続構造体Dのハウジング20に搭載する際には、挿入口28から絶縁体枠59を挿入する。そして、絶縁体枠59の開口部に露出している中心導体56aの先端部56cを押圧端子41によって押圧する。これにより、中心導体56aの先端部56cがハウジング20の上面側電極(図示せず)と接触し、中心導体56aとPCB10の配線11とが電気的に接続される。また、接地部材57は、ハウジング20の天井部材36と接触して、天井部材36につながる接地線を介してPCB10上の接地部に接地される。
この変形例においても、上記実施例と同様の効果を、被接続配線板が多心極細同軸線55である場合について発揮することができる。
−配線板モジュールおよび電子機器の構造ー
図11は、携帯電話機として機能する電子機器に内蔵される各種配線板モジュールと、配線板モジュールの接続関係を示す斜視図である。
本実施の形態の電子機器に内蔵される配線板モジュールは、LED90を搭載した携帯電話機の画面を表示するメインディスプレイ61と、電子機器内の主要な制御を受け持つ第1サブPCB62およびメインPCB63と、携帯電話機の副次的な情報を表示するサブディスプレイ64と、第2サブPCB65と、インカメラ91を制御するためのインカメラ制御用PCB66と、付属回路用PCB67とを、FPCで接続した一体化モジュールである。上記第1サブPCB62およびメインPCB63には、内蔵メモリ,ベースバンドLSI,電源制御IC,音源IC,RF受信LSI,RF送信LSI,パワーアンプ,スイッチIC等が振り分けられて配置されている。
また、一体化モジュールには含まれていないが、アウトカメラ93およびアウトカメラ93を制御するための制御回路94も、電子機器内に配置されている。
第1サブPCB62とメインPCB63とは、極細同軸線83またはFPCにより接続されており、極細同軸線83と第1サブPCB62との接続部には極細同軸線用コネクタ73が設けられている。極細同軸線コネクタ73は、極細同軸線83とメインPCB63との接続部において分解して示すように、グランドバーや極細同軸線の中心導体を固定する絶縁体枠を含む極細同軸線ハーネス77aと、基板側の同軸線接続部77bとによって構成されている。このとき、同軸線接続部77bとして、図13および図14に示す接続構造体Dを用いることができる。
また、メインディスプレイ61と、第1サブPCB62とは、2つのFPC81a、81bによって電気接続されている。2つのFPC81a,81bは、メインディスプレイ61においては、液晶パネル側とLED90側とに分けられるが、第1サブPCB62上では、共通のコネクタ71に接続されている。コネクタ71には、本実施の形態の接続構造体が採用されている。
また、第1サブPCB62とサブディスプレイ64とは、FPC82により、本実施の形態の接続構造体Bと同じ構造を有するコネクタ72を介して接続されている。第1サブPCB62とインカメラ制御用PCB66とは、FPC84により、本実施の形態の接続構造体Bと同じ構成を有するコネクタ74を介して接続されている。第1サブPCB62と付属回路用PCB67とは、FPC85により、本実施の形態の接続構造体Bの構成を有するコネクタ75,76を介して接続されている。メインPCB63とアンテナ65とは、FPC86により、本実施の形態の接続構造体Bの構成を有するコネクタ78を介して接続されている。
以上のように、本実施の形態の接続構造体Bを、一体化モジュールである配線板モジュール、ひいては配線板モジュールを含む電子機器に組み込むことにより、小型化,薄型化のモジュールおよび電子機器を実現することができる。特に、電子機器として携帯電話機に用いることにより、小型化・薄型化を図ることができる。
電子機器としては、携帯電話機の他、デジタルカメラ,ビデオカメラ等のカメラ、ポータブルオーディオプレーヤ、ポータブルDVDプレーヤ、ポータブルノートパソコンなどがある。
本発明の接続構造体に搭載される被配線板としては、フレキシブルプリント配線板(FPC)や極細同軸線に限定されるものではなく、硬質プリント配線板(PCB)などであってもよい。また、フレキシブルプリント配線板を用いる場合、先端を折り曲げてハウジング上に搭載してもよい。
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明は、携帯電話機の他、デジタルカメラ,ビデオカメラ等のカメラ、ポータブルオーディオプレーヤ、ポータブルDVDプレーヤ、ポータブルノートパソコンなどの電子機器に利用することができる。
実施の形態に係る配線板接続体を上面側から見た構造を示す斜視図である。 実施の形態に係る接続構造体およびFPCを下面側から見た構造を示す斜視図である。 実施の形態に係る接続構造体のハウジングを上面側から見た構造を示す斜視図である。 (a)〜(f)は、ハウジング20の製造工程を示す断面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態の変形例に係るハウジングを上面側から見た構造を示す斜視図、および下面側から見た構造を示す斜視図である。 (a),(b)は、順に、本実施の形態に係るアクチュエータを上面側から見た構造を示す斜視図、および下面側から見た構造を示す斜視図である。 (a),(b)は、アクチュエータの製造手順を概略的に示す斜視図である。 接続構造体の一部を破断して示す斜視図である。 上面側第1電極および下面側第1電極を通る断面を示す斜視図である。 上面側第2電極および下面側第2電極を通る断面を示す斜視図である。 携帯電話機として機能する電子機器に内蔵される各種配線板モジュールと、配線板モジュールの接続関係を示す斜視図である。 特許文献1に記載されているZIF構造のコネクタの構造を示す斜視図である。 実施の形態の変形例に係る配線構造体Eの被接続配線を接続する前の状態を示す斜視図である。 実施の形態の変形例に係る配線構造体Eの被接続配線を接続した状態を示す斜視図である。
符号の説明
A 配線板接続体
B 接続構造体
C 金属フレーム
C1 基部フレーム
C2 先端フレーム
C2−1 ベローズ部
c2−2 芯体
D 接続構造体
E 配線接続体
J 樹脂フレーム
10 硬質プリント基板(PCB)
11 配線
20 ハウジング(筐体)
20a 上面
20a1 載置面
20a2 衝止面
21a 上面側第1電極
21b 上面側第2電極
22a 下面側第1電極
22b 下面側第2電極
23 スルーホール導電層
24 側面導電層
25 両枠部
26 本体部
27 スルーホール
28 挿入口
29 中子
30 触媒層
31 レジスト層
33 Ni合金層
34 Au層
36 天井部材
40 アクチュエータ
41a 第1押圧端子
41b 第2押圧端子
41b1 第1部分端子
41b2 第2部分端子
45 保持枠
45a 格子部
45b 開口部
46 固定部
47 突出部
48 回転軸
50 フレキシブルプリント配線板(FPC)
51a 第1配線
51b 第2配線
52 ベースフィルム
53 上面側カバーレイ
54 下面側カバーレイ
55 多心極細同軸線
56 極細同軸線
56a 中心導体
56b 外側導体
56c 先端部
57 接地部材
59 絶縁体枠

Claims (9)

  1. 被接続配線板が搭載される筐体と、前記筐体に被接続配線板を押圧するための押圧部材とを備えた接続構造体であって、
    前記押圧部材は、
    樹脂によって構成される樹脂フレームと、
    一部が前記樹脂フレームに埋め込まれ、他の一部が前記被接続配線板と接触して被接続配線板を押圧する,弾性材料からなる複数の押圧端子と、
    を有している接続構造体。
  2. 請求項1記載の接続構造体において、
    前記樹脂フレームは、複数の開口部を個別に囲む縦横複数の格子部を有しており、
    前記複数の押圧端子の一部は、前記格子部に埋め込まれ、前記他の一部が前記開口部に配置されている、接続構造体。
  3. 請求項1または2記載の接続構造体において、
    前記複数の押圧端子のうちの少なくとも一部の押圧端子は、金属材料によって構成され、前記被接続配線板の配線に接触する信号接続端子として機能する、接続構造体。
  4. 請求項3記載の接続構造体において、
    前記複数の押圧端子のうちの少なくとも一部の押圧端子は、前記被接続配線板の配線に接触する第1の部分端子と、前記筐体の導電層に接触する第2の部分端子とを有している、接続構造体。
  5. 請求項4記載の接続構造体において、
    前記樹脂フレームの格子部には、金属からなる芯体が埋め込まれている、接続構造体。
  6. 請求項5記載の接続構造体において、
    前記芯体および押圧端子と、前記樹脂フレームとは一体成形により形成されている、接続構造体。
  7. 複数の配線が形成された母基板と、
    複数の配線が形成された被接続配線板と、
    前記母基板上に設けられた接続構造体とを備え、
    前記接続構造体は、請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の接続構造体である、配線板接続体。
  8. 請求項7記載の配線板接続体と、
    前記母基板および被接続配線板の少なくとも一方に実装された電子部品と、
    を備えている配線板モジュール。
  9. 請求項8記載の配線板モジュールを備えている電子機器。
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