JP2009080645A - 論文作成支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】実験の手順に従いながら実験を行って実験結果を記録し、その手順と結果をもとに学術論文の文章案を作成して、論文作成者を支援することを可能とする実験管理および論文作成支援システムを提供する。
【解決手段】生命科学分野において、実験に用いる材料、実験器具、実験手法を記録したファイルの参照を提供する実験フロー部と、実験の過程で用いられる解析プログラムを格納、実行する解析プログラム部と、得られた実験結果を格納し、それを参照するための実験結果格納部と、実験手順の編集および実験された結果を格納する実験フロー処理部と、実験の過程で用いられる解析プログラムを実行する解析プログラム処理部と、実験結果や実験に関するコメントを入れる処理を行う実験情報入力処理部と、実験手順や実験結果をもとにして、論文の文章案を作成する論文作成・表示処理部等を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は論文作成支援システムに関し、例えば、実験に必要な項目や実験結果などの情報を用いて論文作成を作成する場合に、ユーザを支援するためのシステムに関するものである。
例えば生命科学の分野(医学・農学・生物学・獣医学・薬学など)では、日々多くの論文が投稿・出版されている。論文に至る一般的な研究の流れとしては、生命科学における様々な課題(生物のメカニズム・疾病の原因・薬剤の反応など)に対してまず何らかの仮説を立て、それを実証するための実験計画を検討する。その後、サンプル(患者の血液など)や実験を行うための試薬(プライマー配列など)や実験機器(サーマルサイクラーやシーケンサーなど)を準備し、実験を行う。実験結果を観察し、必要とあれば実験結果に基づくデータ解析を行い、仮説が正しいかどうかを判別する。ここで仮説の正しさに対する論拠が弱い場合や、仮説の正しさが実験で証明されない場合、再度、仮説や実験計画を立て直し、実験を行う。仮説が正しい場合は、その結果をまとめて論文誌に投稿し、外部のレビューアーの審査を仰いだ後に、優良な論文のみがその論文誌に掲載されることとなる。
研究者にとっては、論文の形で書いてそれが公に認められて初めて成果とみなされる。しかし、論文を書くことは一般的には骨の折れる作業である。具体的には、研究者は、今までの作業を整理し、実験結果をまとめ、首尾一貫した論理によって読み手にわかりやすく、意図することを伝えなければならない。さらに、論文誌によっては書き方のフォーマットや傾向があるので、それに合った形になるよう意識しなければならない。
論文作成を支援する方法の1つとして、特許文献1に記載の技術がある。これは、コンピュータが入力された項目、執筆者、要旨、本文、謝辞、脚注、図、表、数式、参考文献といった内容から、個々の論文誌のフォーマットに従って論文の印刷イメージを作成するもので、論文作成者は、論文のフォーマットについて煩う必要が無くなり、論文の内容自体の作成に集中することを可能とするものである。
特開2002−269215号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、論文のフォーマットの大枠のみを規定するのみであり、具体的な論文の文章作成までサポートするものではない。
一般に、研究者は、研究内容を正確に伝え、レビューアーの審査を通りやすくするために、研究の内容自体や論文のフォーマットはもちろん、論文の「書き方」自体にも細心の注意を払うのである。このため、研究者は通常、論文誌の特徴を調べるため、近年出版された論文を収集し論文誌独自の「書き方」の傾向を調べたり、あるいは同じ研究分野の論文を調べて分野特有の「書き方」の傾向を調べる。そして、研究者は、既存の論文に記載された典型的な説明方法を通して、研究自体の論旨の正しさを確かめ、説明しすぎ・説明不足について調整を行う。また、典型的な文章を真似ることによって、レビューアーや読み手に対する理解の負担を軽減することも可能である。
また、特許文献1に記載の技術を用いても、実験で用いたデータが過不足なく正確に論文に反映されているかを確認することができなかった。例えば、表データなどは表計算ソフトで作成したものを直接論文に挿入するので転記ミスは少ないが、実験に要した時間・試薬の量・設定温度などは紙やノートなどにメモしたものを転記するので、間違えが生じやすい。学術論文では実験の再現性が求められているので、このような間違えが起こると、論文自体の信用を落とすばかりでなく、その研究者や研究機関までも信用を落とす可能性がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、実験の手順に従いながら実験を行って実験結果を記録し、その手順と結果をもとに学術論文の文章案を作成して、論文作成者を支援することを可能とする実験管理および論文作成支援システムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明による論文作成支援システムでは、実験に用いる材料と実験器具と実験手法の情報を含む所定の実験フロー情報に基づいて実行されて得られた実験結果データを解析して解析結果を取得する。また、所定の実験フロー情報を論文テンプレートに反映させて論文の文章案を作成する。そして、実験結果データと解析結果と文章案とを所定のフォーマットに従って、表示装置の画面に表示する。この表示が論文作成支援画面となる。
論文作成支援画面は、所定のフォーマットとして、関連論文を検索するための論文検索領域を有する。この場合、論文検索領域に入力された検索条件に従って関連論文を、複数の論文を格納する論文格納部から検索し、その検索結果が、論文作成支援画面に反映される。
さらに、論文作成支援画面に表示された論文の文章案は、ユーザによって編集可能となっており、その編集された文章案が論文作成支援画面に反映される。
なお、ユーザの操作(指示入力)によって画面に表示された実験結果データと解析結果と文章案を含む論文ファイルが、新規の論文ファイルとして論文格納部に登録される。また、ユーザの操作(指示入力)に従って、所定の実験フロー及び/又は実験結果データに対するコメントや実験に関連する図及び/又は表を入力することができ、このコメントや図/表が論文作成支援画面表示に反映される。
論文記録部は、過去に書かれた論文、研究に関する論文、自分で書いた論文などを格納する。そして、関連論文の検索に関しては、研究に関連した論文を検索するようにしてもよい。また、実行された実験と同じ研究分野の論文を検索するようにしてもよく、特定の論文誌や過去に自分が書いた論文を検索の対象としてもよい。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明の論文作成支援システムによれば、実験フローに従って実験した結果に基づいて容易に実験に対応する論文の文章案や図案を作成することができる。また、関連論文を検索して表示することで、論文の編集・推敲に供することができるようになる。
生命科学において実験の手順および条件を記述したものは「実験プロトコール」とよばれる。これは殆どの場合は定型化されており、実験目的にあわせた実験プロトコール集が多数出版されている(例えば「分子生物学実験プロトコールI(丸善)」「新細胞工学実験プロトコール(秀潤社)」「最新プロテオミクス実験プロトコール(秀潤社)」など)。試薬メーカからはキット化されたものも販売されており、研究者はそれに沿って安定した実験を行うこともできる。しかしながら実際には研究室ごとに実験機器の条件が違っており、また対象とする実験サンプルも違うので、必ずしも定型化された手順をそのまま実行しても同じ結果を得るとは限らない。研究者はこれらの違いを考慮した上で実験条件を変更することもある。さらに、実験結果に対して(または実験の準備のために)バイオインフォマティクス解析を行うときに、実験結果の性質によって解析用パラメータを変更することや、データの前処理を加えることがある。
一方、生命科学の論文では、通常、実験手順や使った試薬などをまとめるセクションがある(「Materials and Methods」という名前のセクションであることが多い)。先にも述べた通り、実験手順の多くは定型化されているので、このセクションに書く内容も定型的であることが多い。
本発明では、論文の中でも特に、実験手順や試薬についての箇所について文章作成を支援するものである。つまり、ユーザに実験プロトコールを提示し、必要とあればプロトコールの実験条件を書き換えさせ、それに沿って実験した結果を記録し、最後にそれらの情報を用いて論文の文章案を作成する。文章案については、関連論文を検索し参照させることで、文章案の推敲を支援することとしている。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係る実験管理および論文作成支援システムについて説明する。尚、本発明の実施の形態において使用される機器、手法等は一例であり、本発明はこれらに限定されるものではないことは勿論である。
<実験から論文作成までの手順(概要)>
図1は、本発明による実施形態の論文作成支援システムを用いた場合の実験から論文作成に至る流れを示す概念図である。
図1において、まず、ユーザの選択指示に従って実験プロトコール10が提示(画面に表示等)される(ステップS101)。ここで提示される実験プロトコール10は、当該実験で使用される一般的な条件で構成されている。このため、当該ユーザとしては実験の条件を一部変更したい場合がある。そこで、ユーザの編集指示に従って、実験プロトコールが11のように変更される(ステップS102)。編集された実験プロトコール11では、処理温度が40度から35度に変更されている。
続いて、編集された実験プロトコール11に従って、ユーザが実験を行い、その実験結果がシステム(後述の実験結果格納部203)に記録される(ステップS103)。そして、ユーザが用いた実験プロトコール11から論文に載せる文章案12を作成し、システムに入力する(ステップS104)。なお、このとき、ユーザの指示に従って、関連論文を検索し、検索された論文の文章をユーザに参照させることができるようになっている(ステップS105)。
最後に、論文フォーマットの中で論文の実験手法などと記述する部分13に作成された文章12が自動的に埋め込まれる(ステップS106)。
<論文作成支援システムの構成>
図2は、本発明の実施形態による論文作成支援システム200の概略構成を示す図である。論文作成支援システム200は、実験材料や実験手順の情報を格納する実験フロー部201と、自分(当該ユーザ)が以前に書いた論文や代表的な論文・最近の論文・研究室内で採用した論文・最近読んだ論文など、論文執筆時に参考になる論文を格納する論文記録部202と、実験フローに従って得た実験結果を格納するための実験結果格納部203と、バイオインフォマティクスプログラムの入出力情報の格納および参照を提供する解析プログラム部204と、実験フローおよび実験結果、論文の文章などを表示するための表示装置205と、本システムの値の入力や選択の操作を行うためのキーボード206やマウス207(両者で入力部を構成)と、ネットワーク上の資源にアクセスし情報を得るための通信制御装置208と、ネットワーク上でバイオインフォマティクス解析や試薬等の購入サービスを公開している解析Webサービス提供サーバ209と、実験情報の管理、解析、表示、論文作成などを行う中央処理装置210と、を備えている。
また、中央処理装置210は、実験フローを表示し実験結果を記録する機能をもつ実験フロー処理部211と、実験フローの中でバイオインフォマティクスプログラムを利用する場面において、利用者からの指定によってバイオインフォマティクスプログラムを選択し、利用者のパラメータの設定をもとにそのバイオインフォマティクス解析を実行する解析プログラム処理部212と、実験フローの中で、テキストや図や表やグラフなどの作成、入力処理を行う実験情報入力処理部213と、実験手順や入力された結果をもとにして論文の文章案を作成し表示する処理を行う論文作成・表示処理部214と、論文を作成する際に類似した論文を検索し表示する類似論文作成処理部215と、を含んでいる。
解析プログラム処理部212は、ネットワーク上で公開している解析Webサービス提供サーバ209上の解析プログラムを、あたかもローカルなプログラムを実行するかのようにしてラッピングする形態も含んでいる。また、実験情報入力処理部213は、各実験ステップに対してコメントの入力・編集を行うコメント入力実行部216と、表やグラフのデータ入力・編集を行う表データ入力実行部217と、図や画像などの入力・編集を行う図データ入力実行部218と、有している。なお、以上述べたプログラム・処理部・データ部等は、CD−ROM、DVD−ROM、MO、フロッピーディスク、USBメモリ等の記録媒体に格納して提供することもできる。
<実験リストファイルの例>
図3は、実験フロー部201に格納されている実験リストファイルの一例を示す図である。この実験リストファイルには、論文作成支援システム200で使うことができる実験フローの一覧情報がXML形式で記述されている。
まずルートとなるタグ<experimentList>301には実験の目的・内容に相当するタグ<experiment>302が複数含まれている。<experiment>タグ302には実験の種類を一意に識別する属性experimentIdがあり、要素として実験内容の名称<name>303、及び、その実験を遂行するための手法<methodList>304が含まれる。通常、ある実験内容(DNA単離など)に対しては、複数の実験手法があるので、それぞれの実験手法を<method>タグ305で表している。<method>タグ305には属性として実験手法を一意に定めるmethodId、要素として実験手法名称を表す<name>がある。
以上のような実験リストファイルは、実験フロー処理部211で対応するタグ名に従って処理が行われる。
<実験フローファイルの例>
図4は、実験フロー部201に格納されている実験フローファイルの一例を示す図である。実験フローファイルは、図3で示した各実験手法に対して、1つ作成されるもので、ルートノード<experimentFlow>401の属性methodIdで対応づけられている。<experimentFlow>401は、実験手法の説明が記述されている<comment>402の要素、実験で用いる試薬の内容が記述されている<materials>403の要素、実験で用いる機器や道具が記述されている<equipments>404の要素、実験手法の流れが記述されている<methods>405の要素、そしてこの実験手法を用いたときに論文に書く文章としてのテンプレートを<template>407の要素で表されている。<materials>403では、1つ1つの試薬が<material>403の要素として表され、試薬の名前が属性nameで表されている。そして、試薬に必要な材料は<materials>403の要素を<ingredient>要素で表し、その材料の名前や量はnameおよびamount属性で表している。refId属性は、amountの情報を論文に用いるときの識別子である。<equipments>404の要素には、実験に用いる道具類・器具類を<equipment>要素で表し、その名前をname属性で表している。<methods>405の要素には、実験の単位(まとまり)を表す複数の<section>406の要素からなる。<section>406の要素には、実験のタイトルをname属性で表し、実験の内容やコメントをcomment属性で表すとする。実験の各実験ステップは<step>要素で表し、実験の順番をstepNo属性で表す。<step>要素の中身に実際の実験手順を記述する。ここで文中に現れる[val refId=“*” default=“○”]というのは、あとでこの情報を論文で用いるときの識別である。実験手順の初期表示では、defaultで示される値を表示し、研究者が実験条件に合わせて変更できるようにしている。
最後の<template>407の要素は、論文の項目のタイトルを表す<title>要素と、文章の素案を表す<sentence>要素からなるとする。<sentence>要素に、この実験手法を用いたときの論文の文章案が入るが、[refId=“*”]という記述が現れたときは、対応するrefIdの数値をここに入れて文章を作成する。
以上のような実験フローファイルは、実験フロー処理部211で対応するタグ名に従って処理が行われる。
<参照論文ファイルの例>
図5は、論文記録部202に格納されている参照論文ファイルの一例を示す図である。ルートタグである<reference>501は、どの実験に関連しているかを示すexperimentId属性、および、どの論文誌の論文かを示すpaperId属性を有している。また、<reference>501の要素には、論文のタイトルを表す<title>502、および、論文の文章内容を表す<sentence>503が含まれる。なお、自作の論文についてはpaperIdを特別な値(たとえば0)としておく。
以上のような参照論文ファイルは、論文作成・表示処理部214および類似論文検索処理部215で対応するタグ名に従って処理が行われる。
<解析プログラムの例>
図6は、解析プログラム部204に格納されている解析プログラムファイルの一例を示す図である。ルートノードである<analysis>601には解析プログラムを一意に識別するanalysisId属性、解析プログラム名を示すname属性がある。<analysis>601の要素には、実際の解析プログラムが位置している場所を示す<location>602の要素と、解析プログラムに与えるパラメータを示す<parameters>603の要素が含まれる。<location>602の要素は、それがPC内に格納されたものか、Web上のアプリケーションなのかを表すisWebApp属性をもち、これがfalseのときはローカルのPC内に格納されたプログラムであるとする。<parameters>603の属性は、プログラムに与えるパラメータの一つ一つを表す<param>要素からなる。<param>要素には、属性として入力画面に表記する文字promptと、入力データのデータ型typeと、プログラムに与えるときの引数オプションargと、初期状態で入力される値defaultとが含まれる。
また、システムが決める値については、defaultに予約語を入れる。図6の例の中では、出力ファイルの名前として「OUTFILE」が予約語になっている。これは本システムが解析結果を保存し、ファイル名をもとに後でシステムが解析結果を表示するための情報であり、ユーザは出力ファイル名を意識する必要が無いためである。このような予約語としては、他にも、入力配列がDNA配列であるかアミノ酸であるかを識別するフラグ、入力配列のフォーマット名などがある(どの情報もユーザが意識する必要はなく、システムが解析実行時に分かっている情報である)。
以上のような解析プログラムファイルは、解析プログラム処理部212で対応するタグ名に従って処理が行われる。
<プログラム入力結果の例>
図7は、実際にシステムがプログラムを実行するときのコマンドの例を示す図である。具体的には、図6の解析プログラムファイルの情報(解析プログラムの位置、引数)を用いて、図7のように実行する。ここで「output.txt」というのは、出力ファイルの予約語「OUTFILE」が解析プログラムファイル内に記述されていたので、システムが実行時に付与した出力ファイル名である。
<WEBアプリケーションによる解析プログラムの例>
図8は、解析プログラムファイルのうち、解析Webサービス提供サーバ209のようなネットワーク上のプログラムを用いる場合を示したものである。
図6の解析プログラムファイルと異なる点は、<location>の要素においてisWebApp属性をtrueとし、内容をWebページのURLとしていることである。本システムでこの解析プログラムを実行するときは、このURLで指定されたWebページがそのまま表示され、解析結果は<param>で指定された場所に保存されるものとする。この解析プログラムファイルは、解析プログラム処理部212で対応するタグ名に従って処理が行われる。
<実験結果のファイルの例>
図9は、実験結果格納部203に格納されている実験結果ファイルの一例を示す図である。ルートノードである<result>901には解析結果を一意に示すresultId属性、および、どのような実験手法から得られた結果なのかを示すmethodId属性を持つ。同じ実験プロトコールを用いてもresultIdが異なるものであれば、違う実験から得られたものであるとする。
また、<result>901の要素として、<references>902、<comment>903、<analysis>903が含まれている。<references>902の要素は、実験フローにおいてrefIdに対応するデータを集めたもので、それらは<ref>タグとrefId属性によって管理される。
さらに、<comment>903の要素は、各実験ステップでコメントを残したときに、そのコメントデータを保存したファイルへのパスを記録するもので、<step>タグとstepNo属性によって管理される。
また、<analysis>904の要素は、各実験ステップで解析を実行したときに、解析結果を保存したファイルへのパスを記録するもので、これも<step>タグとstepNo属性によって管理される。
以上のような実験結果ファイルは、実験フロー処理部211で対応するタグ名に従って処理が行われる。
<論作成支援処理>
図10及び11は、実験フローに沿って実験を行い、実験手順や実験結果の情報を用いて論文作成支援をする処理を説明するためのフローチャートである。
まず、実験フロー処理部211は、実験フロー部201に格納されている図3で示した実験リストファイルを読み込み、実験フローの一覧(図12)を表示装置205に表示する(ステップS1001)。表示される項目としては、実験名を表す実験リストファイルの<experiment>要素の子要素の<name>や、実験手法名を表す<method>要素の子要素の<name>などである。この一覧の中から、ユーザの指示に従って、実験フロー処理部211は、これから実行する実験フローの1つを選択する(ステップS1002)。
次に、実験フロー処理部211は、ステップS1002で選択された実験フローのmethodIdに対して、それと同じmethodId属性を持つ図4の実験フローファイルを表示装置205に詳細に表示する(ステップS1003)。すなわち、<comment>要素の内容や、<materials>にある材料の内容、<equipments>にある実験器具、<methods>にある実験手順が表示される。ここで、実験フロー処理部211は、図13に示されるように、各実験ステップに対して、コメントを入力するための[コメント]ボタン1302、表やグラフなどを入力する[表]ボタン1308、図や画像を入力する[図]ボタン1309、解析を実行するための[解析]ボタン1303を配置する。また、実験フロー処理部211は、実験フローファイルのmaterials要素やmethods要素でrefIdがついた項目については、それをテキストボックスなど編集可能な形で表示し、そこにdefault属性の値を入れる(ステップS1003)。
続いて、試薬類(実験フローファイルのmaterialsの内容)の材料を用いてユーザにより試薬が作成される。ここで、材料等に量の変更があれば、実験フロー処理部211は、その変更点を実験フローの内容に反映するために編集処理を実行する(ステップS1004)。
全ての試薬が作成されたところで、一番目の実験ステップに対する実験が開始される(ステップS1005)。ここで、実験手順のrefIdが入った箇所ではテキストボックスなど編集可能な形になっているが、量・時間など実験条件が変わった場合、実験フロー処理部211は、変更された条件を書き換える(ステップS1005)。
実験終了後、実験結果やメモをユーザが残したい場合、ユーザによって実験ステップのコメントボタン1302が押される。また、表やグラフを入力したい場合、ユーザによって表ボタン1308が押される。さらに、実験で得られた図や画像を挿入したい場合、ユーザによって図ボタン1309が押される。実験フロー処理部211は、これらのボタンのいずれかが押されたかを判断する(ステップS1006)。
押された場合、コメント入力実行部216、表データ入力実行部217及び図データ入力実行部218は、それぞれ対応する入力インタフェース(図14、18及び19)を表示装置205に表示する。そして、ユーザにより実験で得られた絵やグラフ、あるいは実験でのメモが入力・編集される。入力が終われば、実験フロー処理部は、それを実験ステップの傍に表示する。ステップS1006において、いずれのボタンも押下されなかった場合は、これらの処理(ステップS1006乃至S1008)はスキップされ、処理はステップS1009に移行する。
解析プログラムを用いてバイオインフォマティクス解析が行われる場合には、ユーザによって実験ステップの解析ボタン1303が押される。そこで、実験フロー処理部211は、解析ボタン1303が押されたか否か判断する(ステップS1009)。解析ボタンが押されると、解析プログラム処理部212は、解析インタフェース(図15)を表示装置205に表示する(ステップS1010)。そして、解析インタフェースから関連する解析プログラムがユーザにより選択される。解析プログラム処理部212は、選択された解析プログラムに対する解析プログラムファイル(図6参照)を読み込み、解析プログラムのパラメータ入力画面を解析インタフェースに表示する(ステップS1011)。ここで、解析プログラムファイルの<location>要素のisWebApp属性がtrueのときは解析プログラム処理部212は、locationにあるURLに対応するWebページを解析インタフェースに表示し、isWebApp属性がfalseのときはparam要素のprompt属性を用いて入力画面を作成する。解析プログラム処理部212がユーザによって解析パラメータが入力され、実行ボタンが押されたことを検知すると、解析を実行する(ステップS1012)。そして、実験フロー処理部211は、解析プログラム処理部212による解析結果を実験ステップの傍に表示する(ステップS1013)。なお、解析ボタンが押されなかった場合は、これらの処理(ステップS1009乃至S1013)はスキップされ、処理はステップS1101に移行する。
続いて、実験フロー処理部211は、今回の実験が最後の実験ステップか否か判断する(ステップS1101)。今回の実験が最後の実験ステップでは無い場合、次の実験ステップの実験が行われ、実験フロー処理部211は、ステップS1005と同様に、実験手順のrefIdが入った箇所で実験条件に変更があった場合は、この値を書き換える(ステップS1102)。そして、処理はステップS1006に戻る。
一方、ステップS1101において最後の実験ステップの実験が終了したと判断された場合には、実験フロー処理部211は、ユーザによる論文自動作成ボタン1307の押下を検知する(ステップS1103)。すると、論文作成・表示処理部214は、実験フローでの実験結果を保存するために、実験結果ファイルを新規作成し、refIdに対応する全てのデータを実験結果ファイル(実験結果格納部203)に登録する(ステップS1104)。次に、論文作成・表示処理部214は、実験フローファイルの<template>にrefIdで参照されるデータを埋め込んで論文の文章を作成し、表示装置205に表示しステップS1105)、さらに、コメントや解析結果も参考図として表示する(ステップS1106)。
次に、ユーザによって、一旦作成された論文に対する編集が行われる。編集の参考として、関連論文を表示するときは、論文作成・表示処理部214は、関連論文検索の指示を検知する(ステップS1107)。そして、ユーザによって、研究分野、論文誌、過去に書いた論文などが検索条件として指定され、類似論文検索処理部215が論文記録部202にある参照論文ファイルから、検索条件に合致する論文をexperimentId、paperId等により見つける。さらに、論文作成・表示処理部214は、検索された論文の内容を表示装置205に表示する(ステップS1108)。
論文作成・表示処理部214は、論文推敲のためのユーザによる入力及び編集を作成された論文に反映する(ステップS1109)。また、論文作成・表示処理部214は、ユーザによる「論文を保存」ボタンの押下に対応して、推敲した論文に関する参照論文ファイル(図5参照)を新規に作成し、論文記録部202に登録する(ステップS1110)。
<論文作成支援システム初期画面の例>
図12は、論文作成支援システム200の初期画面の画面例を示す図である。この画面は、上述のように、ステップS1001において表示される。図12に示されるように、表示画面には実験内容(「プラスミドDNA単離」など)と実験手法(「アルカリSDS法」など)が表示され、実験手法がラジオボタンで選択可能なようになっている。そして、ユーザによって実験手法の1つが選択され、実験フロー表示ボタン1201が押下されることで実験フローの詳細(図13)が表示される。
<実験フロー表示画面例>
図13は、実験フローを表示している画面例を示す図である。この画面は、ステップS1003において表示される。実験フローの表示画面には、実験内容・試薬類(materialsに相当)・器具類(equipmentsに相当)・方法(methodsに相当)を表示する。また、テキストボックス1301に示すように、refIdがある箇所はテキストボックスなどで編集可能な形になっていて、ユーザにより実験条件を変更させることができるようになっている。
また、それぞれの実験ステップには、コメントボタン1302、表ボタン1308、図ボタン1309、解析ボタン1303を配置しており、これらのボタンが押下されるとコメントや表・図の入力や解析の実行を行う。入力されたコメントは、1304のように実験ステップの近くに表示される。同様に、入力された図や画像は1310のように、グラフは1311のように、実験ステップの近くに表示される。解析結果も1305のように実験ステップの近くに表示される。
さらに、この実験手法が、ユーザの望むものでなかった場合、「実験リストへ戻る」ボタン1306が押下されることにより、画面表示は図12の画面に戻るようになっている。全ての実験が終了した場合、論文自動作成ボタン1307がユーザにより押されると、画面表示は論文文章編集画面に移行する。
<コメント入力ダイアログの例>
図14は、図13のコメントボタン1302が押下されたときに現れるコメント入力ダイアログ(インターフェース)の例を示す図である。このダイアログは、ステップS1007において表示される。このダイアログを用いることにより、テキストの入力・編集・文字色やフォントの変更などが可能となる。
なお、「コメントの挿入」ボタン1401が押されると、ここに入力されたコメントが図13の1304のように実験ステップの近くに表示される。
<表入力ダイアログの例>
図18は、図13の表ボタン1308が押下されたときに現れる表入力ダイアログ(インターフェース)の例を示す図である。このダイアログも、ステップS1007において表示される。このダイアログを用いることにより、表データの入力・編集ができ、さらに表データをもとにして様々な形式のグラフを作成ができるようになる。
なお、「表・グラフの挿入」ボタン1801が押されると、ここに入力された表やグラフデータが図13の1311のように実験ステップの近くに表示される。
<図入力ダイアログの例>
図19は、図13の図ボタン1309が押下されたときに現れる図入力ダイアログ(インターフェース)の例を示す図である。このダイアログも、ステップS1007において表示される。このダイアログを用いることにより、描画オブジェクトを組み合わせた図の作成や、画像ファイルの挿入・編集ができるようになる。
なお、「図の挿入」ボタン1901が押されると、ここに入力された表やグラフデータが図13の1310のように実験ステップの近くに表示される。
<解析実行ダイアログの例>
図15は、図13の解析ボタン1303を押下したときに現れる解析実行ダイアログの例を示す図である。このダイアログは、ステップS1010において表示される。解析プログラムの選択メニュー1501が選択されると、解析プログラム部204に格納された解析プログラムの一覧が表示され、ユーザによる所望の解析プログラムの選択が可能になる。所望の解析プログラムが選択されると、選択に対応する解析プログラムファイルから表示画面領域へパラメータ入力インタフェースが作成される。なお、図15は、プログラム「Design Primer」の解析入力インタフェースの表示を行った状況を示している。
パラメータが入力されて実行ボタン1502が押されると、解析プログラムしたがった解析が実行され、図13の1305に示すとおり、結果が実験ステップの近くに表示される。
<論文文章編集画面の例>
図16は、図13の論文自動作成ボタン1307が押下されたときに表示する論文文章編集画面の例を示す図である。この画面は、ステップS1105及びS1106において表示される。
表示画面領域1601には、実験情報に従って作成した論文の文章案1606がテキストボックスの中に示されている。また、参考図として実験結果に対するコメント・表・図や解析結果が表示される(図16では画像1310および解析結果1305のみを表示)。
また、下の表示画面領域1602には、関連論文検索の検索画面が表示される。このペイン(枠)から、関連分野・論文誌・過去に書いた論文がユーザにより指定される(チェックボックスにチェックが入れられる)。分野または論文誌にチェックが入れられたときは、プルダウンメニューから検索対象の分野や論文誌が選択される。「分野から検索」横のプルダウンメニューでは実験手法の一覧がメニュー化されているが、今回用いた実験フローファイルのmethodIdを参照し、ここに同じ実験手法名を予め選択させておく利用形態もある。
検索条件が設定され検索ボタン1603が押下されると、論文検索が実行される。なお、「実験フロー表示に戻る」ボタン1604を押すことにより、図13の画面に戻ることも可能である。
そして、論文の推敲が終了し、「論文を保存」ボタン1605ボタンが押されると、推敲された論文が論文記録部202に保存される。
図17は、図16の論文文章編集画面において、関連論文の検索ボタン1603が押下されたときの表示画面の例を示す図である。下の表示画面領域1700には、検索結果が表示されており、具体的にはヒットした論文の分野、論文誌および論文の内容が表示される。
なお、図17では検索に合致する論文が16報存在し、そのうちの1番目を表示している例が示されている。「前へ」ボタン1701および「次へ」ボタン1702によって、前のまたは次の検索結果の論文を表示することができる。ユーザは、表示される論文の内容をみて、論文誌の特徴や類似分野における書き方を参考にしながら、テキストボックス1704にある論文の文章案を編集することが出来る。
また、検索をやり直すボタン1703が押されると、画面表示は、図16の画面に戻り、ユーザにより検索条件を変更されて再度検索を行うことができるようになっている。
<まとめ>
本実施形態では、実験に用いる材料と実験器具と実験手法の情報を含む実験フローファイルが複数、実験フロー部に格納されている。実験は、複数の実験フローファイルのうち、選択された実験フローファイルに示される実験フローに従って実行される。そして、実験結果は実験結果格納部に格納される。また、ユーザが実験結果を解析したい場合には、解析指示を入力し、それに応答して、選択された解析プログラムに従って実験結果が解析され、解析結果が得られる。また、実験フローファイルに含まれる実験材料や器具や手法といった情報が論文テンプレートに反映され、論文の文章案が作成される。さらに、実験結果データと解析結果と文章案とを図16のようなフォーマットに従って、画面上に表示される。この表示が論文作成支援画面となり、ユーザの論文作成を補助するものとなる。このようにすることにより、実験フローに整合した論文の文章案を自動的に作成し、さらには実験結果やその解析結果が論文の所定のフォーマットに反映されうるので、ユーザとしては容易に論文を作成することができるようになる。
また、論文作成支援画面は、所定のフォーマットとして、関連論文を検索するための論文検索領域(図16の1602参照)を有する。この場合、論文検索領域に入力された検索条件に従って関連論文を、複数の論文を格納する論文記録部(論文格納部)から検索し、その検索結果が、論文作成支援画面に反映される。このようにすることにより、ユーザは、論文作成支援画面上で関連論文を検索することができ、その関連論文に含まれる文章を参照して、必要に応じて、一旦作成した論文の文章案を修正したり、文章や単語を追加することができるようになる。また、ユーザは同じ研究分野の論文を検索すれば、同じ研究分野の書き方を意識して論文の推敲を行うことができる。さらに、ユーザは特定の論文誌の論文を検索すれば、それを基に論文誌特有の書き方を意識して論文を推敲できる。また、過去に自分が書いた論文を検索すれば、過去に自分がどのような表現を用いたかを参照して論文を推敲できる。
そして、文章の編集や推敲がなされれば、最終的に、新規な論文ファイルとして登録することができるようになっている。また、ユーザの操作(指示入力)に従って、実験フロー及び/又は実験結果データに対するコメントや実験に関連する図及び/又は表を入力することができ、このコメントや図/表が論文作成支援画面表示に反映される。このように、論文作成に必要な工程を自動化することができるので、ユーザにとっては論文作成という実験や理論構成とは別に心理的に負担の大きい作業を簡略化することができる。
なお、実験の過程において、ユーザは例えばバイオインフォマティクス解析を行い、この解析結果を実験結果と共に格納しておき、論文作成に反映することもできる。
以上説明した本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ上のメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータのCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
また、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによって達成されるようにしてもよい。
生命科学関連のソフトウェアには、Web上のCGIで提供されているものと、バイナリもしくはソースプログラムとして配布されているものの2種類があるが、どちらへのアクセスもシームレスに扱えるようにWeb及びCGIと本システムとの連携をとることができる。
更に、各ソフトウェアによってそれぞれの動作環境が異なることがないよう、様々なオペレーティングシステム上で同一の操作感を得られるようなソフトウェアとして開発することができる。
本システムを使った実験から論文作成に至る流れを概説するための図である。 本発明の実施の形態に係る実験管理および論文作成支援システムの概略構成を示す図である。 実験リストファイルのデータ構造の一例を示す図である。 実験フローファイルのデータ構造の一例を示す図である。 参照論文ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 ローカルの解析プログラムを用いるときの解析プログラムファイルのデータ構造の一例を示す図である。 プログラムの入力結果の一例を示す図である。 Web上のプログラムを用いるときの解析プログラムファイルのデータ構造の一例を示す図である。 実験結果ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 実験を行い、論文を作成するときの処理を説明するためのフローチャート(前半)である。 実験を行い、論文を作成するときの処理を説明するためのフローチャート(後半)である。 本システムの初期画面を示す図である。 実験フロー表示の画面を示す図である。 コメント入力ダイアログの画面を示す図である。 解析実行ダイアログの画面を示す図である。 論文文章編集画面で、類似論文検索を実行するときの画面を示す図である。 論文文章編集画面で、類似論文の結果を表示している画面を示す図である。 表入力ダイアログの画面を示す図である。 図入力ダイアログの画面を示す図である。
符号の説明
200…論文作成支援システム
201…実験フロー部
202…論文記録部
203…実験結果格納部
204…解析プログラム部
205…表示装置
206…キーボード
207…マウス
208…通信制御装置
209…解析Webサービス提供サーバ
210…中央処理装置
211…実験フロー処理部
212…解析プログラム処理部
213…実験情報入力処理部
214…論文作成・表示処理部
215…類似論文検索処理部
216…コメント入力実行部
217…表データ入力実行部
218…図データ入力実行部
1201…選択した実験フローを詳細表示するボタン
1301…実験条件入力テキストボックス
1302…コメント入力ダイアログ起動ボタン
1303…解析ダイアログ起動ボタン
1304…入力された実験結果またはコメント
1305…解析結果
1306…実験リストに戻るボタン
1307…論文自動作成ボタン
1308…表入力ダイアログ起動ボタン
1309…図入力ダイアログ起動ボタン
1401…コメントの挿入ボタン
1501…解析プログラムの選択メニュー
1502…解析プログラムの実行ボタン
1601…論文の文章案表示の表示画面領域
1602…関連論文検索に関する表示画面領域
1603…関連論文検索実行ボタン
1604…実験フロー表示に戻るボタン
1605…論文を保存するボタン
1606…論文の文章案テキストボックス
1700…関連論文表示の表示画面領域
1701…前の検索結果の論文を表示するボタン
1702…次の検索結果の論文を表示するボタン
1703…類似論文検索をやり直すボタン
1704…論文の文章案テキストボックス
1801…表・グラフの挿入ボタン
1901…図の挿入ボタン

Claims (10)

  1. 実験結果からの論文作成を支援する論文作成支援システムであって、
    実験に用いる材料と実験器具と実験手法の情報を含む所定の実験フロー情報に基づいて実行されて得られた実験結果データを格納する実験結果格納部と、
    前記実験結果格納部から前記実験結果データを読み出して、前記実験結果データを解析して解析結果を生成する解析処理部と、
    前記所定の実験フロー情報を論文テンプレートに反映させて論文の文章案を作成する文章案作成部と、
    前記実験結果データと前記解析結果と前記文章案とを所定のフォーマットに従って、表示装置の画面に表示する論文作成支援画面表示処理部と、
    を備えることを特徴とする論文作成支援システム。
  2. 前記所定のフォーマットは関連論文を検索するための論文検索領域を有し、
    さらに、前記論文検索領域に入力された検索条件に従って関連論文を、複数の論文を格納する論文格納部から検索する関連論文検索処理部を備え、
    前記論文作成支援画面表示処理部は、前記論文検索領域に前記関連論文検索処理部による検索結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の論文作成支援システム。
  3. さらに、前記表示装置の画面に表示された前記文章案を、入力された指示に基づいて編集する編集処理部を備え、
    前記論文作成支援画面表示処理部は、前記編集処理部によって編集された文章案を前記所定フォーマット上に反映することを特徴とする請求項1又は2に記載の論文作成支援システム。
  4. さらに、入力された指示に従って、前記画面に表示された前記実験結果データと前記解析結果と前記文章案を含む論文ファイルを、新規の論文ファイルとして論文格納部に登録する作成論文登録部を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の論文作成支援システム。
  5. さらに、指示に従って、前記所定の実験フロー及び/又は前記実験結果データに対するコメントを入力するコメント入力処理部を備え、
    前記論文作成支援画面表示処理部は、前記入力されたコメントを前記所定のフォーマット上に反映することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の論文作成支援システム。
  6. さらに、指示に従って、前記実験に関連する図及び/又は表を入力する関連情報入力部を備え、
    前記論文作成支援画面表示部は、前記入力された図及び/又は表を前記所定のフォーマット上に反映することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の論文作成支援システム。
  7. 前記論文格納部は、過去に書かれた論文、研究に関する論文、自分で書いた論文などを格納し、
    前記関連論文検索処理部は、前記論文格納部の中の論文に対して、研究に関連した論文を検索することを特徴とする請求項2に記載の論文作成支援システム。
  8. 前記関連論文検索処理部は、前記実験と同じ研究分野の論文を検索することを特徴とする請求項2又は7に記載の論文作成支援システム。
  9. 前記関連論文検索処理部は、特定の論文誌を検索の対象とすることを特徴とする請求項2、7又は8に記載の論文作成支援システム。
  10. 前記関連論文検索処理部は、過去に自分が書いた論文を検索の対象とすることを特徴とする請求項2及び7乃至9の何れか1項に記載の論文作成支援システム。
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