JP2009079884A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Kiwamu Takehisa
究 武久
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Abstract

【課題】 冷蔵庫の開閉時における従来の省エネ対策では、冷蔵庫内部の扉の内側に、余計なカーテンや垂直な板を設ける構造などが提案されていたが、これらカーテンや板を移動させる動作や時間が余計に掛かったり、また扉を開けただけでは、保存されている食品類が見えにくいなどの問題があった。
【解決手段】 扉の上部や下部に扇形の水平板を取り付けることで、内部の冷気が流出しにくくなり、また外気が上方から流入しにくくなる。しかも内部の食品類が見えにくくなることはなく、また、取り出す際に余計な時間が掛かることもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、省エネを目的とした冷蔵庫の構造に関する。
一般に冷蔵庫では、内部の空気を低温に維持するための冷却運転によって電力を消費している。しかし、図4に示した従来の一般的な冷蔵庫の扉を開けた状態で示したように、内部に冷蔵保存されている食品類を取り出すために扉を開く際に、内部で冷やされていた冷気が、それより暖かい外気よりも比重が大きいため下方に流出し、一方、外気は上方から内部に流入する。したがって内部の平均温度が上昇することから、扉を閉じた直後の冷却運転によって急激に消費電力が増加することになる。
そこで、従来、特に扉の開閉時における冷気の流出や、外気の流入による冷却効果の低減を抑制することで、冷蔵庫の省エネを図ることを目的とした構造も提案されている。例えば、空気の流れを遮蔽するカーテン等を冷蔵庫内部に設けたり(例えば、特許文献1、あるいは実用新案文献1参照。)、冷蔵庫内部に空気の流れを遮る板や扉を設ける構造(例えば、特許文献2、あるいは特許文献3参照。)などである。
特開2002−257462号 公報 特開2005−003333号 公報 特開2000−249462号 公報
実用新案文献1
実用新案第3048371号 公報
以上に述べた従来技術では、冷蔵庫の扉を開いて食品類を取り出そうとする際に、追加的に設けられたカーテンや板などを開けるという余計な行動が必要になっており、冷蔵庫から取り出す時間が余計に掛かることがあった。また、これらカーテンや板を設けたことで、扉を開けただけでは、取り出そうとする食品類が見えにくくなって、取り出したい食品類を見つけ出すまでの時間も長く掛かってしまうこともあった。
本発明は、冷蔵庫から食品類を取り出そうとして、扉を開けている間でも、内部の冷気が流出しにくく、しかも食品類を取り出す際に余計な時間を掛けず、従来一般の冷蔵庫と同等の迅速さで取り出せる構造を有する冷蔵庫を実現するものである。
本発明では、上記目的を達成するために、扉における上下方向の端部(すなわち上部あるいは下部)に、扉の開閉と供に出し入れされる水平板を取り付けたものである。これによると、例えば扉の下部に前記のような水平板を取り付けることで、扉が開いている間に、比重の大きい冷気が下方流れ出る量が低減される。
一方、扉の上部に前記のような水平板を取り付けることで、扉が開いている間に、冷蔵庫の上方から暖かい外気が流入しにくくなる。本発明では、前記のような水平板を扉の下部だけに取り付けても、あるいは下部と上部の両方に取り付けても良い。
また、本発明の水平板の形状としては、冷蔵庫の上方から見た際に、中心角が約90度の扇形にするのが好ましい。それによると、扉を閉じる際は、水平板を冷蔵庫本体に収納でき、かつ、水平板の中心角である約90度まで扉を開けることができるからである。一般に本体端部を回転軸とした回転によって開く扉を有する冷蔵庫では、内部の物品を取り出す時に、扉は90度近くまで開けられれば十分であり、それ以上開けると、内部の冷気が大量に流出することになるため、省エネの点で好ましくない。したがって、中心角が約90度の扇形の水平板を扉に固定して、扉が約90度までしか開かなくても、深刻な問題は生じない。逆に、本発明の水平板を扉に取り付けることで、90度以上、扉が開いてしまうのを防ぐこともできる。
また、特に扉の下部に設けた前記水平板として、周囲に縁を有する皿状の形状のものを用いることで、冷蔵庫内の液体状の物が流れ落ちてきても、受け止めることができる。
本発明の効果
以上のように本発明の冷蔵庫では、冷蔵庫の扉を開いた状態でも、外部に流出する冷気の量が低減される。しかも内部の食品類を取り出す際に、追加的に備えたカーテンや板などを開ける必要がないため、取り出そうとする食品が見えにくくなることもなく、従来一般の冷蔵庫と同様な迅速さで、それらを取り出すことができる。
なお、本発明では扉の上部あるいは下部の両方に水平板を取り付けても、あるいは片方だけに水平板を取り付けてもよいが、片方だけの場合は、下部に備える方が、上部だけに取り付ける場合より、冷気の流出を低減する効果は大きい。
以下、本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例である冷蔵庫1の斜視図である。冷蔵庫1は3ドア型の大型冷蔵庫であり、上扉2a、中扉2b、及び下扉2cから物品を出し入れするようになっている。上扉2aと中扉2bは、一般的な回転式ドアで、すなわち冷蔵庫1の右端を軸とした回転によって開くタイプの扉であり、下扉2cは引き出しタイプになっている。
本実施例の冷蔵庫1では、上扉2aと中扉2bに本発明が適用されている。すなわち、上扉2aには、上部水平板3aと下部水平板4aとが取り付けられており、中扉2bには、上部水平板3bと下部水平板4bとが取り付けられている。これら上部水平板3a、下部水平板4a、上部水平板3b、及び下部水平板4b(以下、これらを示す際に、単に水平板と呼ぶ。)の形状としては、冷蔵庫1を上から見た際に、中心角が90度の扇形になっている。したがって、上扉2aや中扉2bを閉じることで、これらの水平板は冷蔵庫1内に収納されるようになっている。
本実施例では、これらの水平板は、冷蔵庫1内に設けられた専用の狭い隙間に収まるようになっている。つまり、例えば下部水平板4aや下部水平板4bが冷蔵庫1内に収められる際に、冷蔵庫1内に置かれている食品類にぶつかることはない。
上部水平板3aと下部水平板4aに対する上扉2aへの固定法としては、上部水平板3aと下部水平板4aが上扉2aと接触する部分で、それらの端部が直角に折れ曲がり、上扉2aに対してネジ留めしてある。ただし、ネジ留めでなくても、それらの折れ曲がる部分が上扉2aに引っかかるような構造にしてもよい。なお、同様に上部水平板3bと下部水平板4bとは、それらの端部を中扉2bに対してネジ留めしてある。
本実施例では、冷蔵庫1の中扉2bに取り付けられた下部水平板4bに、フレキシブルな材質から成る垂直板5が近接している。これは、中扉2bを開いた際に、内部の冷気が外部に流れ出る量をさらに低減する効果がある。
この垂直板5は、中扉2bが90度開いた場合は、下部水平板4bの形状と同様に扇形になるが、中扉2bが閉じられた際は、冷蔵庫1の左側ボディに接近した真っ直ぐな板として収められるようになっている。つまり垂直板5と下部水平板4bとは接合されているものではなく、中扉2bが開いた場合に、垂直板5が円弧状に曲がり、これらが近接しているだけである。
その理由としては、もしもこれら垂直板5と下部水平板4bが接合されているなら、中扉2bが閉じられた際に、垂直板5が冷蔵庫1の中段の下部に、垂直板5を収納するための大きなスペースが必要になってしまうからである。
ところで、下部水平板4aや下部水平板4bの形状の代案として、図2に示した下部水平板4cを用いてもよい。これは図示されたように、周囲に縁を有する皿状になっている。そのため、もしも扉を開いて、食品類を取り出す際に、例えば牛乳が入っているカップを倒してしまうなど、多少の液体類が流れ落ちても、床まで落ちずに、この下部水平板4cによって受け止める働きも合わせ持つようになっている。
なお、図2に示された下部水平板4cでは、周囲の淵が垂直に立ち上がって描かれているが、これは判りやすく描いただけである。実際は角部は丸みを有する形状の樹脂製にするのが好ましく、それによって一体成型で製作できるため、コスト低減が図れる。
あるいはまた、下部水平板4aや下部水平板4bの形状の代案として、図3に示したジャバラ形の下部水平板4dを用いてもよい。つまり扉が90度開いた際に、中心角が90度の水平板として機能するようになる。下部水平板4dの特徴としては、扉を閉じた際に、ジャバラを完全に折り畳むことができるため、冷蔵庫1の内部に下部水平板4dを納める専用のスペースが不要になる。
以上に説明したように、本実施例の冷蔵庫1では、上扉2aを開ける時は、上部水平板3aと下部水平板4aとによって、外気の流入や冷気の流出が低減され、中扉2bを開ける時は、上部水平板3bと下部水平板4bとによって、外気の流入や冷気の流出が低減されるようになる。したがって、扉を開けて、物品を取り出す際は、従来一般の冷蔵庫と操作的には全く変わらず、余計な動作が必要になることはない。
本発明の実施形態を示す冷蔵庫の斜視図 下部水平板の斜視図 下部水平板の斜視図 従来の冷蔵庫の斜視図
符号の説明
1 冷蔵庫
2a 上扉
2b 中扉
2c 下扉
3a 上部水平板
3b 上部水平板
4a 下部水平板
4b 下部水平板
4c 下部水平板
4d 下部水平板
5 垂直板

Claims (4)

  1. 本体端部を回転軸とした回転によって開閉する扉を有する冷蔵庫において、前記扉における上下方向の端部に、前記扉の開閉と供に出し入れされる水平板を取り付けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記扉の下側の端部に配置される前記水平板が、その周囲に縁を有する皿状になっていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫を上方から見た際の前記水平板の形状として、中心角が約90度の扇形であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉の下側の端部に配置される前記水平板において、前記水平板が冷蔵庫から取り出される際に、前記水平板の周辺における円周部にほぼ垂直に立てられたフレキシブルな垂直板が配置されることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110008933A (ko) * 2009-07-21 2011-01-27 엘지전자 주식회사 냉장고
JP2020135502A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 物品管理システム及び物品管理方法

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